JPH11187630A - ステータコアへのコイル巻線方法 - Google Patents
ステータコアへのコイル巻線方法Info
- Publication number
- JPH11187630A JPH11187630A JP9364581A JP36458197A JPH11187630A JP H11187630 A JPH11187630 A JP H11187630A JP 9364581 A JP9364581 A JP 9364581A JP 36458197 A JP36458197 A JP 36458197A JP H11187630 A JPH11187630 A JP H11187630A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- winding
- stator core
- core piece
- stator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数のコア片を連結して構成されるステータ
コアの内歯に作業性よく巻線できるステータコアへの巻
線方法を提供する。 【解決手段】 隣接するスロットの中心線から中心線ま
でを単位として分割された複数個のコア片120を鎖状
に連結してコア片連続体150を構成し、このコア片連
続体150を円弧状経路を有する搬送ガイド144に沿
って間欠的に搬送しつつ、円弧状経路の中心に巻線装置
のガイド筒12を配置し、ガイド筒12の先端に装着さ
れたノズル141をコア片とコア片との間に形成された
スロット111に挿入して、ガイド筒12を作動させる
ことにより、コア片連続体150の複数の内歯122に
対して同時に巻線を行う。
コアの内歯に作業性よく巻線できるステータコアへの巻
線方法を提供する。 【解決手段】 隣接するスロットの中心線から中心線ま
でを単位として分割された複数個のコア片120を鎖状
に連結してコア片連続体150を構成し、このコア片連
続体150を円弧状経路を有する搬送ガイド144に沿
って間欠的に搬送しつつ、円弧状経路の中心に巻線装置
のガイド筒12を配置し、ガイド筒12の先端に装着さ
れたノズル141をコア片とコア片との間に形成された
スロット111に挿入して、ガイド筒12を作動させる
ことにより、コア片連続体150の複数の内歯122に
対して同時に巻線を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インナーロータ型
のモータに用いられるステータコアに導線を直接巻付け
てコイルを形成するためのステータコアへのコイル巻線
方法に関する。
のモータに用いられるステータコアに導線を直接巻付け
てコイルを形成するためのステータコアへのコイル巻線
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のモータのステータコアは、一般
に、円環状の薄い電磁鋼板を必要な枚数だけ重ね、これ
ら電磁鋼板の1枚1枚をカシメ、溶接等によって固定し
た鉄芯構造をなしている。そして、ステータコアの内周
には、複数の内歯が突設されており、これら各内歯に導
線を直接巻き付け、モータの励磁方式や出力特性に合っ
た必要数のコイルを形成している。
に、円環状の薄い電磁鋼板を必要な枚数だけ重ね、これ
ら電磁鋼板の1枚1枚をカシメ、溶接等によって固定し
た鉄芯構造をなしている。そして、ステータコアの内周
には、複数の内歯が突設されており、これら各内歯に導
線を直接巻き付け、モータの励磁方式や出力特性に合っ
た必要数のコイルを形成している。
【0003】図8には、上記従来のステータコア100
に巻線を施す状態が示されている。すなわち、ステータ
コア100は、内周に複数の内歯122を有し、これら
の内歯122の間にスロット111が形成されている。
そして、ステータコア100の中心には、内部に導線を
通されたガイド筒142が配置され、このガイド筒14
2の上端にはヘッド143が取付けられ、ヘッド143
の外周にはノズル141が半径方向外方に突設されてい
る。
に巻線を施す状態が示されている。すなわち、ステータ
コア100は、内周に複数の内歯122を有し、これら
の内歯122の間にスロット111が形成されている。
そして、ステータコア100の中心には、内部に導線を
通されたガイド筒142が配置され、このガイド筒14
2の上端にはヘッド143が取付けられ、ヘッド143
の外周にはノズル141が半径方向外方に突設されてい
る。
【0004】導線は、ガイド筒142の下端から導入さ
れ、ガイド筒142内を通り、ノズル141の先端から
導出されるようになっている。そして、ガイド筒142
は、図示しない駆動機構により、軸方向に往復移動する
と共に所定の周期で往復回動し、それによってノズル1
41を対応する内歯122の外周に周回させ、ノズル1
41の先端から導出される導線を内歯122の外周に巻
付けてコイル140を形成する。
れ、ガイド筒142内を通り、ノズル141の先端から
導出されるようになっている。そして、ガイド筒142
は、図示しない駆動機構により、軸方向に往復移動する
と共に所定の周期で往復回動し、それによってノズル1
41を対応する内歯122の外周に周回させ、ノズル1
41の先端から導出される導線を内歯122の外周に巻
付けてコイル140を形成する。
【0005】なお、図示を省略したが、ノズル141は
実際にはヘッド143から複数個突設されており、各ノ
ズル141から導線を繰り出して、複数個の内歯122
に対して同時に巻線を行うことができる。
実際にはヘッド143から複数個突設されており、各ノ
ズル141から導線を繰り出して、複数個の内歯122
に対して同時に巻線を行うことができる。
【0006】しかしながら、上記従来のステータコア1
00では、隣接しあう内歯122に巻線されるコイル1
40どうしの間に、ノズル141が通れる隙間を残さな
ければならず、スロット111内のコイル占有率を高め
ることに限界があった。
00では、隣接しあう内歯122に巻線されるコイル1
40どうしの間に、ノズル141が通れる隙間を残さな
ければならず、スロット111内のコイル占有率を高め
ることに限界があった。
【0007】このため、近年、図5〜7に示すような新
しいタイプのステータコアが開発された(特開平9−1
91588号参照)。図5はこのステーコアの部分拡大
図、図6は組み上がったステータコアの平面図、図7は
各コア片への巻線方法の一例を示す説明図である。
しいタイプのステータコアが開発された(特開平9−1
91588号参照)。図5はこのステーコアの部分拡大
図、図6は組み上がったステータコアの平面図、図7は
各コア片への巻線方法の一例を示す説明図である。
【0008】このステータコ110は、スロット111
の中心線Cから前記スロット111に隣り合うスロット
111の中心線Cまでを単位として各コア片120…1
20に分割された構造を有している。各コア片120の
周方向端部は、薄肉のヒンジ部121を介して隣接する
コア片120と折曲可能に連結されている。
の中心線Cから前記スロット111に隣り合うスロット
111の中心線Cまでを単位として各コア片120…1
20に分割された構造を有している。各コア片120の
周方向端部は、薄肉のヒンジ部121を介して隣接する
コア片120と折曲可能に連結されている。
【0009】そして、上記コア片120が、複数個連結
されてユニットコア130が構成されている。そして、
各コア片120にそれぞれ巻線を施した後、このユニッ
トコア130を円環状に連結することにより、ステータ
コア110が形成されるようになっている。例えば、図
5,6に示す場合では、各3個のコア片120,12
0,120からなる3個のユニットコア130,13
0,130(各矢示線の位置で別れる)によって1つの
ステータコア110が構成されている。
されてユニットコア130が構成されている。そして、
各コア片120にそれぞれ巻線を施した後、このユニッ
トコア130を円環状に連結することにより、ステータ
コア110が形成されるようになっている。例えば、図
5,6に示す場合では、各3個のコア片120,12
0,120からなる3個のユニットコア130,13
0,130(各矢示線の位置で別れる)によって1つの
ステータコア110が構成されている。
【0010】このステーコア110の各コア片120に
巻線する方法としては、例えば図7に示すように、各コ
ア片120を連結した状態で互いに隣接する2つのコア
片120,120の間が十分に開くように支持し、導線
を繰り出すノズル141を内歯122の回りに周回さ
せ、内歯122に導線を巻付けてコイル140を形成す
るようにしている。こうして、コイル140を形成した
後、図6に示すようにユニットコア130を環状に連結
してステータコア110を形成する。
巻線する方法としては、例えば図7に示すように、各コ
ア片120を連結した状態で互いに隣接する2つのコア
片120,120の間が十分に開くように支持し、導線
を繰り出すノズル141を内歯122の回りに周回さ
せ、内歯122に導線を巻付けてコイル140を形成す
るようにしている。こうして、コイル140を形成した
後、図6に示すようにユニットコア130を環状に連結
してステータコア110を形成する。
【0011】このステータコア110によれば、内歯1
20に巻線を施してからステーコア110を組み立てる
ため、巻線ノズル等を挿入するためのスペースを残して
おく必要がなく、スロット111内におけるコイル14
0の占有率を高めてモータの性能を向上させることがで
きる。
20に巻線を施してからステーコア110を組み立てる
ため、巻線ノズル等を挿入するためのスペースを残して
おく必要がなく、スロット111内におけるコイル14
0の占有率を高めてモータの性能を向上させることがで
きる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
示すような巻線方法では、内歯122の1個ずつに巻線
をしなければならず、巻線の作業効率が悪く、生産性を
高められないという問題点があった。また、図6に示す
ように環状に連結した状態では、内歯111どうしの間
隙が狭くてノズルを挿入できないため、図8に示すよう
な巻線方法を採用することはできなかった。
示すような巻線方法では、内歯122の1個ずつに巻線
をしなければならず、巻線の作業効率が悪く、生産性を
高められないという問題点があった。また、図6に示す
ように環状に連結した状態では、内歯111どうしの間
隙が狭くてノズルを挿入できないため、図8に示すよう
な巻線方法を採用することはできなかった。
【0013】したがって、本発明の目的は、複数のコア
片を連結して構成されるステータコアの複数の内歯に対
して同時に巻線を行えるようにし、巻線作業性を向上さ
せるようにしたステータコアへの巻線方法を提供するこ
とにある。
片を連結して構成されるステータコアの複数の内歯に対
して同時に巻線を行えるようにし、巻線作業性を向上さ
せるようにしたステータコアへの巻線方法を提供するこ
とにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のステータコアへの巻線方法は、ステータコ
アの軸心に配置され、軸方向に往復移動すると共に、所
定の周期で往復回動しながら、導線を一端から導入し、
他端から繰り出すガイド筒と、このガイド筒の他端に取
付けられたヘッドを介して、前記ガイド筒と直角にかつ
放射状に取付けられ、前記導線を前記ガイド筒に対して
ほぼ直交する方向に繰り出す複数のノズルとを備えた巻
線装置を用いて、ステータコアの内歯に巻線する方法に
おいて、前記ステータコアとして、1つのスロットの中
心線から前記スロットに隣り合うスロットの中心線まで
を単位として分割された複数個のコア片を有し、これら
のコア片の周方向端部どうしを連結して構成されるもの
を用い、これらのコア片を鎖状に連結してコア片連続体
を構成し、このコア片連続体を円弧状経路を有する搬送
手段で間欠的に搬送しつつ、前記円弧状経路の中心に前
記ガイド筒を配置し、前記コア片とコア片との間に形成
されたスロットに前記ノズルを挿入して、前記ガイド筒
を作動させることにより、前記コア片連続体の複数の内
歯に対して同時に巻線を行い、その後に前記コア片連続
体を1個のステータコアに必要な数毎に分離し、1個の
ステータコアに必要な数で連結されたコア片を環状に連
結してステータコアとすることを特徴とする。
め、本発明のステータコアへの巻線方法は、ステータコ
アの軸心に配置され、軸方向に往復移動すると共に、所
定の周期で往復回動しながら、導線を一端から導入し、
他端から繰り出すガイド筒と、このガイド筒の他端に取
付けられたヘッドを介して、前記ガイド筒と直角にかつ
放射状に取付けられ、前記導線を前記ガイド筒に対して
ほぼ直交する方向に繰り出す複数のノズルとを備えた巻
線装置を用いて、ステータコアの内歯に巻線する方法に
おいて、前記ステータコアとして、1つのスロットの中
心線から前記スロットに隣り合うスロットの中心線まで
を単位として分割された複数個のコア片を有し、これら
のコア片の周方向端部どうしを連結して構成されるもの
を用い、これらのコア片を鎖状に連結してコア片連続体
を構成し、このコア片連続体を円弧状経路を有する搬送
手段で間欠的に搬送しつつ、前記円弧状経路の中心に前
記ガイド筒を配置し、前記コア片とコア片との間に形成
されたスロットに前記ノズルを挿入して、前記ガイド筒
を作動させることにより、前記コア片連続体の複数の内
歯に対して同時に巻線を行い、その後に前記コア片連続
体を1個のステータコアに必要な数毎に分離し、1個の
ステータコアに必要な数で連結されたコア片を環状に連
結してステータコアとすることを特徴とする。
【0015】本発明によれば、コア片を鎖状に連結して
コア片連続体とし、このコア片連続体を円弧状経路を有
する搬送手段で間欠的に搬送するようにしたので、円弧
状経路の半径を大きくとることにより、隣接するコア片
の内歯どうしの間隙(スロット開口部)を広くして巻線
ノズルを挿入することが可能となると共に、内歯一杯に
線を巻いてもノズルが当らないような形状になる。した
がって、円弧状経路の中心に巻線装置のガイド筒を配置
し、円弧状経路に配置されたコア片連続体の複数の内歯
に対して同時に巻線を行うことが可能となると共に、コ
ア片連続体を間欠的に搬送しながら連続的に巻線操作を
行うことができるので、作業性を飛躍的に高めることが
できる。
コア片連続体とし、このコア片連続体を円弧状経路を有
する搬送手段で間欠的に搬送するようにしたので、円弧
状経路の半径を大きくとることにより、隣接するコア片
の内歯どうしの間隙(スロット開口部)を広くして巻線
ノズルを挿入することが可能となると共に、内歯一杯に
線を巻いてもノズルが当らないような形状になる。した
がって、円弧状経路の中心に巻線装置のガイド筒を配置
し、円弧状経路に配置されたコア片連続体の複数の内歯
に対して同時に巻線を行うことが可能となると共に、コ
ア片連続体を間欠的に搬送しながら連続的に巻線操作を
行うことができるので、作業性を飛躍的に高めることが
できる。
【0016】また、各コア片の内歯に巻線を施した後、
コア片連続体を1個のステータコアに必要な数毎に分離
し、1個のステータコアに必要な数で連結されたコア片
を環状に連結することにより、図6に示すように、スロ
ット開口部が狭く、スロット内のコイル占有率の高いス
テータコアを製造することができる。
コア片連続体を1個のステータコアに必要な数毎に分離
し、1個のステータコアに必要な数で連結されたコア片
を環状に連結することにより、図6に示すように、スロ
ット開口部が狭く、スロット内のコイル占有率の高いス
テータコアを製造することができる。
【0017】本発明の好ましい態様においては、前記コ
ア片連続体として、前記コア片の一側端辺に形成した突
条と、前記コア片の他側端辺に形成した溝とを嵌合し
て、屈曲可能に連結したものが用いられる。これによれ
ば、コア片を必要な数だけ自由に連結することができ、
各コア片がスムーズに屈曲でき、また、作業中に繰り返
し屈曲させても連結部分の強度を十分に保つことができ
る。
ア片連続体として、前記コア片の一側端辺に形成した突
条と、前記コア片の他側端辺に形成した溝とを嵌合し
て、屈曲可能に連結したものが用いられる。これによれ
ば、コア片を必要な数だけ自由に連結することができ、
各コア片がスムーズに屈曲でき、また、作業中に繰り返
し屈曲させても連結部分の強度を十分に保つことができ
る。
【0018】また、本発明の別の好ましい態様において
は、前記コア片連続体として、前記コア片の端部どうし
を薄片状のヒンジ部によって屈曲可能に連結したものが
用いられる。これによれば、簡単な構造で各コア片を屈
曲でき、より安価な製品とすることができる。
は、前記コア片連続体として、前記コア片の端部どうし
を薄片状のヒンジ部によって屈曲可能に連結したものが
用いられる。これによれば、簡単な構造で各コア片を屈
曲でき、より安価な製品とすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1〜4には本発明の1実施形態
によるステータコアへの巻線方法が示されている。図1
(a)はコア片連続体に巻線を行う状態を示す平面図、
図1(b)は1個のステータコアに必要なコア片を環状
に連結した状態を示す平面図、図2は巻線装置の縦断面
図、図3は図2のII−II’矢示線に沿った断面図であ
る。
によるステータコアへの巻線方法が示されている。図1
(a)はコア片連続体に巻線を行う状態を示す平面図、
図1(b)は1個のステータコアに必要なコア片を環状
に連結した状態を示す平面図、図2は巻線装置の縦断面
図、図3は図2のII−II’矢示線に沿った断面図であ
る。
【0020】図1(b)に示すように、この巻線方法が
適用されるステータコア110は、複数個のコア片12
0を有している。各コア片120には、内歯122と、
周方向の一方の端部に形成された突条123と、他方の
端部に形成された上記突条123が嵌合する溝124と
が設けられている。そして、コア片120の突条123
を隣接するコア片120の溝124に嵌合することによ
り、1個のステータコアに必要な数、この例では12個
のコア片120を環状に連結することにより、上記ステ
ータコア110が構成されている。しかしながら、1個
のステータコアに必要な数のコア片120を環状に連結
した状態では、内歯122どうしの間隙が極めて狭くな
っているので、巻線ノズルを挿入することができない。
適用されるステータコア110は、複数個のコア片12
0を有している。各コア片120には、内歯122と、
周方向の一方の端部に形成された突条123と、他方の
端部に形成された上記突条123が嵌合する溝124と
が設けられている。そして、コア片120の突条123
を隣接するコア片120の溝124に嵌合することによ
り、1個のステータコアに必要な数、この例では12個
のコア片120を環状に連結することにより、上記ステ
ータコア110が構成されている。しかしながら、1個
のステータコアに必要な数のコア片120を環状に連結
した状態では、内歯122どうしの間隙が極めて狭くな
っているので、巻線ノズルを挿入することができない。
【0021】このため、本発明では、図1(a)に示す
ように、コア片120を鎖状に連結してコア片連続体1
50を構成する。そして、このコア片連続体150を図
示しない搬送手段によって円弧状経路を有する搬送ガイ
ド144に沿って間欠的に搬送する。搬送ガイド144
の円弧状経路は、その部分を通るコア片連続体150の
各内歯122どうしの間隙が、巻線ノズル141を挿入
できる程度に開くような半径の円弧とされている。
ように、コア片120を鎖状に連結してコア片連続体1
50を構成する。そして、このコア片連続体150を図
示しない搬送手段によって円弧状経路を有する搬送ガイ
ド144に沿って間欠的に搬送する。搬送ガイド144
の円弧状経路は、その部分を通るコア片連続体150の
各内歯122どうしの間隙が、巻線ノズル141を挿入
できる程度に開くような半径の円弧とされている。
【0022】本発明で用いる巻線装置は、従来の巻線装
置と同じであるが、念のためその駆動機構について簡単
に説明する。この巻線装置本体Aは、内部にオイルが充
填された箱形のフレーム11を有している。このフレー
ム11の底面と上面に固設した軸受13,14を介し
て、ガイド筒12が上下方向に貫通して、軸方向に移動
可能かつ回動可能に支持されている。このガイド筒12
の下端には、導線を引き入れる導入口12aが開口し、
また、ガイド筒12の上端には、ヘッド15が装着され
て、このヘッド15の外周から半径方向外方に3本のノ
ズル141が放射状に延出しており、前記導入口12a
から引き入れられた3本の導線が、ガイド筒12内を通
って各ノズル141先端部の開口から導出されるように
なっている。
置と同じであるが、念のためその駆動機構について簡単
に説明する。この巻線装置本体Aは、内部にオイルが充
填された箱形のフレーム11を有している。このフレー
ム11の底面と上面に固設した軸受13,14を介し
て、ガイド筒12が上下方向に貫通して、軸方向に移動
可能かつ回動可能に支持されている。このガイド筒12
の下端には、導線を引き入れる導入口12aが開口し、
また、ガイド筒12の上端には、ヘッド15が装着され
て、このヘッド15の外周から半径方向外方に3本のノ
ズル141が放射状に延出しており、前記導入口12a
から引き入れられた3本の導線が、ガイド筒12内を通
って各ノズル141先端部の開口から導出されるように
なっている。
【0023】また、前記フレーム11の内部には、前記
ガイド筒12を図2の上下方向へ往復動作させる往復動
作部16を内装する往復動作室11aと、この往復動作
室11aの上部に設けられてガイド筒12を軸周方向へ
揺動させる揺動部17を内装する揺動室11bとが形成
されている。
ガイド筒12を図2の上下方向へ往復動作させる往復動
作部16を内装する往復動作室11aと、この往復動作
室11aの上部に設けられてガイド筒12を軸周方向へ
揺動させる揺動部17を内装する揺動室11bとが形成
されている。
【0024】前記往復動作部16の回転軸18が、図2
の紙面の奥の方へ延出されて、図示しないタイミングベ
ルトを介して、図示しない駆動装置に連動して回転する
ように構成されており、また、この回転軸18の先端部
にクランク盤19が軸着されている。一方、ガイド筒1
2の両側には、平行なガイド棒20,20が併設され、
これらのガイド棒20にスライダ21がスライド自在に
装着されている。このスライダ21の中央にガイド筒1
2が貫通し、スライダ21に対する軸方向移動を規制さ
れて支持され、更にこのスライダ21と前記クランク盤
19とがクランクアーム22を介して連設されている。
の紙面の奥の方へ延出されて、図示しないタイミングベ
ルトを介して、図示しない駆動装置に連動して回転する
ように構成されており、また、この回転軸18の先端部
にクランク盤19が軸着されている。一方、ガイド筒1
2の両側には、平行なガイド棒20,20が併設され、
これらのガイド棒20にスライダ21がスライド自在に
装着されている。このスライダ21の中央にガイド筒1
2が貫通し、スライダ21に対する軸方向移動を規制さ
れて支持され、更にこのスライダ21と前記クランク盤
19とがクランクアーム22を介して連設されている。
【0025】また、ガイド筒12の前記揺動室11bに
位置する部分には、揺動スリーブ23がスプライン嵌合
して装着されている。この揺動スリーブ23は、揺動室
11bの底壁から立設されたブラケット11cに回転可
能に保持されている。また、前記揺動室11bには、前
記ガイド筒12に直交する方向(図2では、紙面の手前
から奥の方向)へカム軸24が配置され、このカム軸2
4が図示しないタイミングベルトを介して前記回転軸1
8に連動するようになっている。
位置する部分には、揺動スリーブ23がスプライン嵌合
して装着されている。この揺動スリーブ23は、揺動室
11bの底壁から立設されたブラケット11cに回転可
能に保持されている。また、前記揺動室11bには、前
記ガイド筒12に直交する方向(図2では、紙面の手前
から奥の方向)へカム軸24が配置され、このカム軸2
4が図示しないタイミングベルトを介して前記回転軸1
8に連動するようになっている。
【0026】図3に示すように、前記カム軸24にはカ
ムスリーブ25が軸着され、このカムスリーブ25にカ
ム26が形成されている。このカム26は、前記カムス
リーブ25の外周に周回状に形成されており、カム曲線
部26aとカム直線部26bとが交互に連続されてい
る。このカム26には、前記揺動スリーブ23に二股に
取付けられた一対のカムフォロワ27,27が摺接され
ている。
ムスリーブ25が軸着され、このカムスリーブ25にカ
ム26が形成されている。このカム26は、前記カムス
リーブ25の外周に周回状に形成されており、カム曲線
部26aとカム直線部26bとが交互に連続されてい
る。このカム26には、前記揺動スリーブ23に二股に
取付けられた一対のカムフォロワ27,27が摺接され
ている。
【0027】一対の前記カムフォロワ27は、前記カム
26のテーパリブ26cを、常に当接した状態、すなわ
ちバックラッシがない状態で挟持しており、このカム2
6に対して常に拘束された状態にある。そして、カム軸
24が回転すると、カムフォロワ27がカム曲線部26
a上にあるときガイド筒12が回動し、カム直線部26
b上にあるとき回動を停止する。
26のテーパリブ26cを、常に当接した状態、すなわ
ちバックラッシがない状態で挟持しており、このカム2
6に対して常に拘束された状態にある。そして、カム軸
24が回転すると、カムフォロワ27がカム曲線部26
a上にあるときガイド筒12が回動し、カム直線部26
b上にあるとき回動を停止する。
【0028】したがって、ガイド筒24は、クランク盤
19が回転してクランクアーム22を介してスライダ2
1が上下移動することにより軸方向に往復動作し、ま
た、カム軸24が回転してカム26に沿ってカムフォロ
ワ27、27が揺動することにより回動動作する。その
結果、図1(a)に示すように、ガイド筒12のヘッド
15に設けられたノズル141がコア片連続体150の
内歯122を周回し、内歯122に導線142を巻付け
てコイル140を形成する。
19が回転してクランクアーム22を介してスライダ2
1が上下移動することにより軸方向に往復動作し、ま
た、カム軸24が回転してカム26に沿ってカムフォロ
ワ27、27が揺動することにより回動動作する。その
結果、図1(a)に示すように、ガイド筒12のヘッド
15に設けられたノズル141がコア片連続体150の
内歯122を周回し、内歯122に導線142を巻付け
てコイル140を形成する。
【0029】この場合、ヘッド15には、3本のノズル
141が放射状に突設されており、各ノズル141によ
って隣接する3つのコア片120の内歯122に対して
同時に巻線がなされる。そして、コア片連続体150を
図示しない搬送手段によって間欠的に搬送しながら巻線
操作を繰り返すことにより、搬送されてくるコア片12
0の内歯122に対して連続的に巻線を施すことができ
る。
141が放射状に突設されており、各ノズル141によ
って隣接する3つのコア片120の内歯122に対して
同時に巻線がなされる。そして、コア片連続体150を
図示しない搬送手段によって間欠的に搬送しながら巻線
操作を繰り返すことにより、搬送されてくるコア片12
0の内歯122に対して連続的に巻線を施すことができ
る。
【0030】こうしてコア片連続体150の各コア片1
20の各内歯122に巻線を施した後、コア片連続体1
50を1個のステータコアに必要な数ずつ、すなわち1
2個ずつのコア片120からなるユニットに分割し、各
ユニットを環状に連結することにより、図1(b)に示
したステータコア110にコイルが形成されたものを製
造することができる。
20の各内歯122に巻線を施した後、コア片連続体1
50を1個のステータコアに必要な数ずつ、すなわち1
2個ずつのコア片120からなるユニットに分割し、各
ユニットを環状に連結することにより、図1(b)に示
したステータコア110にコイルが形成されたものを製
造することができる。
【0031】本発明の巻線方法は、図4に示すようなス
テータコアへの巻線にも適用することができる。すなわ
ち、図4(a)はコア片連続体に巻線を行う状態を示す
平面図、図4(b)は1個のステータコアに必要なコア
片を環状に連結した状態を示す平面図である。
テータコアへの巻線にも適用することができる。すなわ
ち、図4(a)はコア片連続体に巻線を行う状態を示す
平面図、図4(b)は1個のステータコアに必要なコア
片を環状に連結した状態を示す平面図である。
【0032】図4(b)に示すように、このステータコ
ア110aは、内歯122を有する複数個のコア片12
0を薄片状のヒンジ部121…121によって屈曲可能
に連結して構成されている。そして、1個のステータコ
アに必要な数、この例では12個のコア片120を環状
に連結することにより、ステータコア110aが構成さ
れているが、この状態では、前記実施形態と同様に内歯
122どうしの間隙が狭くて巻線ノズル141を挿入で
きない。
ア110aは、内歯122を有する複数個のコア片12
0を薄片状のヒンジ部121…121によって屈曲可能
に連結して構成されている。そして、1個のステータコ
アに必要な数、この例では12個のコア片120を環状
に連結することにより、ステータコア110aが構成さ
れているが、この状態では、前記実施形態と同様に内歯
122どうしの間隙が狭くて巻線ノズル141を挿入で
きない。
【0033】そこで、図4(a)に示すように、コア片
120を薄片状のヒンジ部121…121によって鎖状
に連結し、コア片連続体150を構成する。そして、こ
のコア片連続体150を図示しない搬送手段によって円
弧状経路を有する搬送ガイド144に沿って間欠的に搬
送する。搬送ガイド144の円弧状経路は、その部分を
通るコア片連続体150の各内歯122どうしの間隙
が、巻線ノズル141を挿入できる程度に開くような半
径の円弧とされている。したがって、円弧状経路の中心
に巻線装置のガイド筒12を配置し、前記実施形態と同
様な方法で複数の内歯122に対して同時に巻線を行う
ことができる。
120を薄片状のヒンジ部121…121によって鎖状
に連結し、コア片連続体150を構成する。そして、こ
のコア片連続体150を図示しない搬送手段によって円
弧状経路を有する搬送ガイド144に沿って間欠的に搬
送する。搬送ガイド144の円弧状経路は、その部分を
通るコア片連続体150の各内歯122どうしの間隙
が、巻線ノズル141を挿入できる程度に開くような半
径の円弧とされている。したがって、円弧状経路の中心
に巻線装置のガイド筒12を配置し、前記実施形態と同
様な方法で複数の内歯122に対して同時に巻線を行う
ことができる。
【0034】巻線終了後、図4(a)の矢印bで示すよ
うに、コア片連続体150を1個のステータコアに必要
な数ずつ、すなわち12個ずつのコア片120からなる
ユニットに分割し、各ユニットを環状に連結することに
より、図4(b)に示したステータコア110にコイル
が形成されたものを製造することができる。
うに、コア片連続体150を1個のステータコアに必要
な数ずつ、すなわち12個ずつのコア片120からなる
ユニットに分割し、各ユニットを環状に連結することに
より、図4(b)に示したステータコア110にコイル
が形成されたものを製造することができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コア片を鎖状に連結してコア片連続体とし、このコア片
連続体を円弧状経路を有する搬送手段で間欠的に搬送す
るようにしたので、円弧状経路の半径を大きくとること
により、隣接するコア片の内歯どうしの間隙を広くして
巻線ノズルを挿入することが可能となる。したがって、
円弧状経路の中心に巻線装置のガイド筒を配置し、円弧
状経路に配置されたコア片連続体の複数の内歯に対して
同時に巻線を行うことが可能となると共に、コア片連続
体を間欠的に搬送しながら連続的に巻線操作を行うこと
ができるので、作業性を飛躍的に高めることができる。
そして、各コア片の内歯に巻線を施した後、コア片連続
体を1個のステータコアに必要な数毎に分割し、分割し
たコア片連結体を環状に連結することにより、スロット
内のコイル占有率の高いステータコアを製造することが
できる。
コア片を鎖状に連結してコア片連続体とし、このコア片
連続体を円弧状経路を有する搬送手段で間欠的に搬送す
るようにしたので、円弧状経路の半径を大きくとること
により、隣接するコア片の内歯どうしの間隙を広くして
巻線ノズルを挿入することが可能となる。したがって、
円弧状経路の中心に巻線装置のガイド筒を配置し、円弧
状経路に配置されたコア片連続体の複数の内歯に対して
同時に巻線を行うことが可能となると共に、コア片連続
体を間欠的に搬送しながら連続的に巻線操作を行うこと
ができるので、作業性を飛躍的に高めることができる。
そして、各コア片の内歯に巻線を施した後、コア片連続
体を1個のステータコアに必要な数毎に分割し、分割し
たコア片連結体を環状に連結することにより、スロット
内のコイル占有率の高いステータコアを製造することが
できる。
【図1】本発明の1実施形態によるステータコアへの巻
線方法を示し、(a)はコア片連続体に巻線を行う状態
を示す平面図、(b)は1個のステータコアに必要なコ
ア片を環状に連結した状態を示す平面図である。
線方法を示し、(a)はコア片連続体に巻線を行う状態
を示す平面図、(b)は1個のステータコアに必要なコ
ア片を環状に連結した状態を示す平面図である。
【図2】本発明に用いられる巻線装置本体の縦断面図で
ある。
ある。
【図3】図1のII-II ’断面図である。
【図4】本発明の巻線方法を適用できるステータコアの
他の例を示し、(a)はコア片連続体に巻線を行う状態
を示す平面図、(b)は1個のステータコアに必要なコ
ア片を環状に連結した状態を示す平面図である。
他の例を示し、(a)はコア片連続体に巻線を行う状態
を示す平面図、(b)は1個のステータコアに必要なコ
ア片を環状に連結した状態を示す平面図である。
【図5】従来のステータコアの一例を示す部分拡大図で
ある。
ある。
【図6】同ステータコアにおいてコイルを装着した状態
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図7】同ステータコアに巻線を行う従来方法の一例を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図8】一般的な従来のステータコアに巻線する方法を
示す説明図である。
示す説明図である。
A 巻線装置本体 12 ガイド筒 13,14 軸受 15 ヘッド 16 往復動作部 17 揺動部 18 回転軸 19 クランク盤 20 ガイドレール 21 スライダ 22 クランクアーム 23 揺動スリーブ 24 カム軸 25 カムスリーブ 26 カム 26a カム曲線部 26b カム直線部 27 カムフォロワ 110 ステータコア 111 スロット 120 コア片 121 ヒンジ部 122 内歯 123 突条 124 溝 140 コイル 141 ノズル 142 導線 150 コア片連続体
Claims (3)
- 【請求項1】 ステータコアの軸心に配置され、軸方向
に往復移動すると共に、所定の周期で往復回動しなが
ら、導線を一端から導入し、他端から繰り出すガイド筒
と、このガイド筒の他端に取付けられたヘッドを介し
て、前記ガイド筒と直角にかつ放射状に取付けられ、前
記導線を前記ガイド筒に対してほぼ直交する方向に繰り
出す複数のノズルとを備えた巻線装置を用いて、ステー
タコアの内歯に巻線する方法において、 前記ステータコアとして、1つのスロットの中心線から
前記スロットに隣り合うスロットの中心線までを単位と
して分割された複数個のコア片を有し、これらのコア片
の周方向端部どうしを連結して構成されるものを用い、
これらのコア片を鎖状に連結してコア片連続体を構成
し、 このコア片連続体を円弧状経路を有する搬送手段で間欠
的に搬送しつつ、前記円弧状経路の中心に前記ガイド筒
を配置し、前記コア片とコア片との間に形成されたスロ
ットに前記ノズルを挿入して、前記ガイド筒を作動させ
ることにより、前記コア片連続体の複数の内歯に対して
同時に巻線を行い、 その後に前記コア片連続体を1個のステータコアに必要
な数毎に分離し、1個のステータコアに必要な数で連結
されたコア片を環状に連結してステータコアとすること
を特徴とするステータコアへの巻線方法。 - 【請求項2】 前記コア片連続体は、前記コア片の一側
端辺に形成した突条と、前記コア片の他側端辺に形成し
た溝とを嵌合して、屈曲可能に連結したものである請求
項1記載のステータコアへの巻線方法。 - 【請求項3】 前記コア片連続体は、前記コア片の端部
どうしを薄片状のヒンジ部によって屈曲可能に連結した
ものである請求項1記載のステータコアへの巻線方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36458197A JP3934232B2 (ja) | 1997-12-18 | 1997-12-18 | ステータコアへのコイル巻線方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36458197A JP3934232B2 (ja) | 1997-12-18 | 1997-12-18 | ステータコアへのコイル巻線方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11187630A true JPH11187630A (ja) | 1999-07-09 |
JP3934232B2 JP3934232B2 (ja) | 2007-06-20 |
Family
ID=18482165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36458197A Expired - Fee Related JP3934232B2 (ja) | 1997-12-18 | 1997-12-18 | ステータコアへのコイル巻線方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3934232B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1098425A2 (en) * | 1999-11-03 | 2001-05-09 | AXIS SpA | Wire winding apparatus for components of a dynamo-electric machine |
EP1246343A2 (en) * | 2001-03-29 | 2002-10-02 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Connections of salient pole windings |
JP2003324878A (ja) * | 2002-05-08 | 2003-11-14 | Daikin Ind Ltd | 直流モータ、その巻線方法及び圧縮機 |
JP2011135734A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Toyota Motor Corp | 固定子コア製造装置 |
JP2016192831A (ja) * | 2015-03-30 | 2016-11-10 | 株式会社ミツバ | 巻線方法、巻線装置、および巻線対象物 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH077875A (ja) * | 1993-06-14 | 1995-01-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 回転電機の固定子 |
JPH08251880A (ja) * | 1995-03-14 | 1996-09-27 | Sanko Kiki Kk | ステータコアへの巻線装置 |
JPH09191588A (ja) * | 1995-11-02 | 1997-07-22 | Mitsubishi Electric Corp | 回転電機及びその製造方法 |
-
1997
- 1997-12-18 JP JP36458197A patent/JP3934232B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH077875A (ja) * | 1993-06-14 | 1995-01-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 回転電機の固定子 |
JPH08251880A (ja) * | 1995-03-14 | 1996-09-27 | Sanko Kiki Kk | ステータコアへの巻線装置 |
JPH09191588A (ja) * | 1995-11-02 | 1997-07-22 | Mitsubishi Electric Corp | 回転電機及びその製造方法 |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1098425A2 (en) * | 1999-11-03 | 2001-05-09 | AXIS SpA | Wire winding apparatus for components of a dynamo-electric machine |
EP1098425A3 (en) * | 1999-11-03 | 2001-12-05 | AXIS SpA | Wire winding apparatus for components of a dynamo-electric machine |
US6532645B1 (en) | 1999-11-03 | 2003-03-18 | Axis Usa, Inc. | Wire winding apparatus for dynamo-electric components |
US6902132B2 (en) | 1999-11-03 | 2005-06-07 | Axis Usa, Inc. | Wire winding apparatus for dynamo-electric components |
EP1246343A2 (en) * | 2001-03-29 | 2002-10-02 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Connections of salient pole windings |
EP1246343A3 (en) * | 2001-03-29 | 2005-09-28 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Connections of salient pole windings |
JP2003324878A (ja) * | 2002-05-08 | 2003-11-14 | Daikin Ind Ltd | 直流モータ、その巻線方法及び圧縮機 |
JP2011135734A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Toyota Motor Corp | 固定子コア製造装置 |
JP2016192831A (ja) * | 2015-03-30 | 2016-11-10 | 株式会社ミツバ | 巻線方法、巻線装置、および巻線対象物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3934232B2 (ja) | 2007-06-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN1097334C (zh) | 电机的定子 | |
KR100542329B1 (ko) | 회전전기장치의 고정자권선 제조방법 | |
CN100550576C (zh) | 电动机及其制造方法 | |
US6708915B2 (en) | Winding cores with stratification motion | |
JP5348505B2 (ja) | ステータコイルの製造方法及びそのステータコイルを用いたモータ | |
JP3904613B2 (ja) | 電気機械のための波巻線を作製するための方法および装置 | |
JP5348506B2 (ja) | ステータコイルの製造方法及びそのステータコイルを用いたモータ並びにそのステータコイルの製造装置 | |
KR101715991B1 (ko) | 자동 권선기, 공심 코일 및 그 권선 방법 | |
JPH11187630A (ja) | ステータコアへのコイル巻線方法 | |
CN101627525A (zh) | 定子的卷线方法及永磁电动机 | |
JPH0145312B2 (ja) | ||
JP2011239649A (ja) | ステータコイルの製造方法及びそのステータコイルを用いたモータ並びそのステータコイルの製造装置 | |
JP2001008418A (ja) | ステータコアへの巻線装置 | |
JP2003134751A (ja) | コイルの形成方法およびコイルの形成に用いられる治具 | |
JP2003244906A (ja) | 回転電機製造方法及び回転電機 | |
JPH11187629A (ja) | ステータコアへのコイル巻線方法 | |
JP2000014095A (ja) | 歯形状固定子,そのコイル組付方法及びコイル組付装置 | |
US6991194B2 (en) | Needle solution for coil stratification | |
US7467648B2 (en) | Coil forming and inserting device and coil forming and inserting method | |
JP2000245121A (ja) | ステータコアへの巻線装置 | |
US3716199A (en) | Stator winding machine | |
EP1251628A2 (en) | Stator pole winding method and apparatus | |
JP2000175415A (ja) | ステータコアへの巻線装置 | |
JP4336700B2 (ja) | 回転電機の巻線組立の製造方法 | |
JP4804642B2 (ja) | ステータコアへの巻線装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041207 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070216 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070227 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070315 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |