JPH11187629A - ステータコアへのコイル巻線方法 - Google Patents

ステータコアへのコイル巻線方法

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JPH11187629A
JPH11187629A JP9364580A JP36458097A JPH11187629A JP H11187629 A JPH11187629 A JP H11187629A JP 9364580 A JP9364580 A JP 9364580A JP 36458097 A JP36458097 A JP 36458097A JP H11187629 A JPH11187629 A JP H11187629A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のコア片を連結して構成されるステータ
コアの内歯に作業性よく巻線できるステータコアへの巻
線方法を提供する。 【解決手段】 隣接するスロットの中心線から中心線ま
でを単位として分割された複数個のコア片120を、2
個以上のステータコアに必要な数だけ連結して環状の1
つのコア片連結体150を構成する。このコア片連結体
150を巻線装置のホルダで保持して位置決めし、この
コア片連結体150の中心に巻線装置のガイド筒12を
配置し、ガイド筒12の先端に装着されたノズル141
を前記コア片とコア片との間に形成されたスロット11
1に挿入して、ガイド筒12を作動させることにより、
コア片連結体150の複数の内歯122に対して同時に
巻線を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インナーロータ型
のモータに用いられるステータコアに導線を直接巻付け
てコイルを形成するためのステータコアへのコイル巻線
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のモータのステータコアは、一般
に、円環状の薄い電磁鋼板を必要な枚数だけ重ね、これ
ら電磁鋼板の1枚1枚をカシメ、溶接等によって固定し
た鉄芯構造をなしている。そして、ステータコアの内周
には、複数の内歯が突設されており、これら各内歯に導
線を直接巻き付け、モータの励磁方式や出力特性に合っ
た必要数のコイルを形成している。
【0003】図8には、上記従来のステータコア100
に巻線を施す状態が示されている。すなわち、ステータ
コア100は、内周に複数の内歯122を有し、これら
の内歯122の間にスロット111が形成されている。
そして、ステータコア100の中心には、内部に導線を
通されたガイド筒142が配置され、このガイド筒14
2の上端にはヘッド143が取付けられ、ヘッド143
の外周にはノズル141が半径方向外方に突設されてい
る。
【0004】導線は、ガイド筒142の下端から導入さ
れ、ガイド筒142内を通り、ノズル141の先端から
導出されるようになっている。そして、ガイド筒142
は、図示しない駆動機構により、軸方向に往復移動する
と共に所定の周期で往復回動し、それによってノズル1
41を対応する内歯122の外周に周回させ、ノズル1
41の先端から導出される導線を内歯122の外周に巻
付けてコイル140を形成する。
【0005】なお、図示を省略したが、ノズル141は
実際にはヘッド143から複数個突設されており、各ノ
ズル141から導線を繰り出して、複数個の内歯122
に対して同時に巻線を行うことができる。
【0006】しかしながら、上記従来のステータコア1
00では、隣接しあう内歯122に巻線されるコイル1
40どうしの間に、ノズル141が通れる隙間を残さな
ければならず、スロット111内のコイル占有率を高め
ることに限界があった。
【0007】このため、近年、図5〜7に示すような新
しいタイプのステータコアが開発された(特開平9−1
91588号参照)。図5はこのステーコアの部分拡大
図、図6は組み上がったステータコアの平面図、図7は
各コア片への巻線方法の一例を示す説明図である。
【0008】このステータコ110は、スロット111
の中心線Cから前記スロット111に隣り合うスロット
111の中心線Cまでを単位として各コア片120…1
20に分割された構造を有している。各コア片120の
周方向端部は、薄肉のヒンジ部121を介して隣接する
コア片120と折曲可能に連結されている。
【0009】そして、上記コア片120が、複数個連結
されてユニットコア130が構成されている。そして、
各コア片120にそれぞれ巻線を施した後、このユニッ
トコア130を円環状に連結することにより、ステータ
コア110が形成されるようになっている。例えば、図
5,6に示す場合では、各3個のコア片120,12
0,120からなる3個のユニットコア130,13
0,130(各矢示線の位置で別れる)によって1つの
ステータコア110が構成されている。
【0010】このステーコア110の各コア片120に
巻線する方法としては、例えば図7に示すように、各コ
ア片120を連結した状態で互いに隣接する2つのコア
片120,120の間が十分に開くように支持し、導線
を繰り出すノズル141を内歯122の回りに周回さ
せ、内歯122に導線を巻付けてコイル140を形成す
るようにしている。こうして、コイル140を形成した
後、図6に示すようにユニットコア130を環状に連結
してステータコア110を形成する。
【0011】このステータコア110によれば、内歯1
20に巻線を施してからステーコア110を組み立てる
ため、巻線ノズル等を挿入するためのスペースを残して
おく必要がなく、スロット111内におけるコイル14
0の占有率を高めてモータの性能を向上させることがで
きる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
示すような巻線方法では、内歯122の1個ずつに巻線
をしなければならず、巻線の作業効率が悪く、生産性を
高められないという問題点があった。また、図6に示す
ように環状に連結した状態では、内歯111どうしの間
隙が狭くてノズルを挿入できないため、図8に示すよう
な巻線方法を採用することはできなかった。
【0013】したがって、本発明の目的は、複数のコア
片を連結して構成されるステータコアの複数の内歯に対
して同時に巻線を行えるようにし、巻線作業性を向上さ
せるようにしたステータコアへの巻線方法を提供するこ
とにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によるステータコアへの巻線方法は、ステー
タコアの軸心に配置され、軸方向に往復移動すると共
に、所定の周期で往復回動しながら、導線を一端から導
入し、他端から繰り出すガイド筒と、このガイド筒の他
端に取付けられたヘッドを介して、前記ガイド筒と直角
にかつ放射状に取付けられ、前記導線を前記ガイド筒に
対してほぼ直交する方向に繰り出す複数のノズルと、ス
テータコアを回転可能に保持して、前記ノズルによる巻
線が所定の内歯に対してなされるように、ステータコア
を位置決めするホルダとを備えた巻線装置を用いて、ス
テータコアの内歯に巻線する方法において、前記ステー
タコアとして、1つのスロットの中心線から前記スロッ
トに隣り合うスロットの中心線までを単位として分割さ
れた複数個のコア片を有し、これらのコア片の周方向端
部どうしを連結して構成されるものを用い、前記コア片
を2個以上のステータコアに必要な数だけ連結して環状
の1つのコア片連結体を構成し、このコア片連結体を前
記巻線装置の前記ホルダで保持して位置決めし、このコ
ア片連結体の中心に前記ガイド筒を配置し、前記コア片
とコア片との間に形成されたスロットに前記ノズルを挿
入して、前記ガイド筒を作動させることにより、前記コ
ア片連結体の複数の内歯に対して同時に巻線を行い、こ
の巻線操作を前記コア片連結体を所定角度ずつ回転させ
て必要回数繰り返すことにより各内歯に対する巻線を終
了し、その後に前記コア片連結体を1個のステータコア
に必要な数毎に分離し、1個のステータコアに必要な数
で連結されたコア片を環状に連結してステータコアとす
ることを特徴とする。
【0015】本発明によれば、コア片を2個以上のステ
ータコアに必要な数だけ連結して環状の1つのコア片連
結体としたので、ステータコア1個分のコア片を環状に
連結した場合よりもコア片の内歯どうしの間隙(スロッ
ト開口部)が広くなり、巻線ノズルを挿入することが可
能となると共に、内歯一杯に線を巻いてもノズルが当ら
ないような形状になる。したがって、このコア片連結体
を従来のステータコアと同様に巻線装置のホルダに保持
し、図8に示すような態様で巻線を行うことにより、複
数の内歯に同時に巻線を施すことが可能となり、作業性
を飛躍的に高めることができる。
【0016】また、各コア片の内歯に巻線を施した後、
コア片連結体を1個のステータコアに必要な数毎に分離
し、1個のステータコアに必要な数で連結されたコア片
を環状に連結することにより、図6に示すように、スロ
ット開口部が狭く、スロット内のコイル占有率の高いス
テータコアを製造することができる。
【0017】本発明の好ましい態様においては、前記コ
ア片連結体として、前記コア片の一側端辺に形成した突
条と、前記コア片の他側端辺に形成した溝とを嵌合し
て、屈曲可能に連結したものが用いられる。これによれ
ば、コア片を必要な数だけ自由に連結することができ、
各コア片がスムーズに屈曲でき、また、作業中に繰り返
し屈曲させても連結部分の強度を十分に保つことができ
る。
【0018】また、本発明の別の好ましい態様において
は、前記コア片連結体として、前記コア片の端部どうし
を薄片状のヒンジ部によって屈曲可能に連結したものが
用いられる。これによれば、簡単な構造で各コア片を屈
曲でき、より安価な製品とすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1〜4には、本発明の1実施形
態によるステータコアへの巻線方法が示されている。図
1(a)はコア片連結体に巻線を行う状態を示す平面
図、図1(b)は1個のステータコアに必要なコア片を
環状に連結した状態を示す平面図、図2は巻線装置の縦
断面図、図3は図2のII−II’矢示線に沿った断面図で
ある。
【0020】図1(b)に示すように、この巻線方法が
適用されるステータコア110は、複数個のコア片12
0を有している。各コア片120には、内歯122と、
周方向の一方の端部に形成された突条123と、他方の
端部に形成された上記突条123が嵌合する溝124と
が設けられている。そして、コア片120の突条123
を隣接するコア片120の溝124に嵌合することによ
り、1個のステータコアに必要な数、この例では12個
のコア片120を環状に連結することにより、上記ステ
ータコア110が構成されている。しかしながら、1個
のステータコアに必要な数のコア片120を環状に連結
した状態では、内歯122どうしの間隙が極めて狭くな
っているので、巻線ノズルを挿入することができない。
【0021】このため、この実施形態では、図1(a)
に示すように、2個のステータコアに必要な数、この例
では24個のコア片120を上記と同様に環状に連結し
てコア片連結体150とし、その状態で巻線を行うよう
にしている。このように、ステータコア2個分のコア片
120を環状に連結すると、各コア片120の内歯12
2どうしの間隙が広がるため、巻線ノズル141をスロ
ット111内に挿入することが可能となる。この場合、
必要に応じて各コア片120の外周に帯状部材を周設す
る等して、固定子100の形状や連結部分の構造を補強
してもよい。
【0022】本発明で用いる巻線装置は、従来の巻線装
置と同じであるが、念のためその駆動機構について簡単
に説明する。この巻線装置本体Aは、内部にオイルが充
填された箱形のフレーム11を有している。このフレー
ム11の底面と上面に固設した軸受13,14を介し
て、ガイド筒12が上下方向に貫通して、軸方向に移動
可能かつ回動可能に支持されている。このガイド筒12
の下端には、導線を引き入れる導入口12aが開口し、
また、ガイド筒12の上端には、ヘッド15が装着され
て、このヘッド15の外周から半径方向外方に3本のノ
ズル141が放射状に延出しており、前記導入口12a
から引き入れられた3本の導線が、ガイド筒12内を通
って各ノズル141先端部の開口から導出されるように
なっている。
【0023】また、前記フレーム11の内部には、前記
ガイド筒12を図2の上下方向へ往復動作させる往復動
作部16を内装する往復動作室11aと、この往復動作
室11aの上部に設けられてガイド筒12を軸周方向へ
揺動させる揺動部17を内装する揺動室11bとが形成
されている。
【0024】前記往復動作部16の回転軸18が、図2
の紙面の奥の方へ延出されて、図示しないタイミングベ
ルトを介して、図示しない駆動装置に連動して回転する
ように構成されており、また、この回転軸18の先端部
にクランク盤19が軸着されている。一方、ガイド筒1
2の両側には、平行なガイド棒20,20が併設され、
これらのガイド棒20にスライダ21がスライド自在に
装着されている。このスライダ21の中央にガイド筒1
2が貫通し、スライダ21に対する軸方向移動を規制さ
れて支持され、更にこのスライダ21と前記クランク盤
19とがクランクアーム22を介して連設されている。
【0025】また、ガイド筒12の前記揺動室11bに
位置する部分には、揺動スリーブ23がスプライン嵌合
して装着されている。この揺動スリーブ23は、揺動室
11bの底壁から立設されたブラケット11cに回転可
能に保持されている。また、前記揺動室11bには、前
記ガイド筒12に直交する方向(図2では、紙面の手前
から奥の方向)へカム軸24が配置され、このカム軸2
4が図示しないタイミングベルトを介して前記回転軸1
8に連動するようになっている。
【0026】図3に示すように、前記カム軸24にはカ
ムスリーブ25が軸着され、このカムスリーブ25にカ
ム26が形成されている。このカム26は、前記カムス
リーブ25の外周に周回状に形成されており、カム曲線
部26aとカム直線部26bとが交互に連続されてい
る。このカム26には、前記揺動スリーブ23に二股に
取付けられた一対のカムフォロワ27,27が摺接され
ている。
【0027】一対の前記カムフォロワ27は、前記カム
26のテーパリブ26cを、常に当接した状態、すなわ
ちバックラッシがない状態で挟持しており、このカム2
6に対して常に拘束された状態にある。そして、カム軸
24が回転すると、カムフォロワ27がカム曲線部26
a上にあるときガイド筒12が回動し、カム直線部26
b上にあるとき回動を停止する。
【0028】したがって、ガイド筒24は、クランク盤
19が回転してクランクアーム22を介してスライダ2
1が上下移動することにより軸方向に往復動作し、ま
た、カム軸24が回転してカム26に沿ってカムフォロ
ワ27、27が揺動することにより回動動作する。その
結果、図1(a)に示すように、ガイド筒12のヘッド
15に設けられたノズル141がコア片連結体150の
内歯122を周回し、内歯122に導線142を巻付け
てコイル140を形成する。
【0029】この場合、ヘッド15には、3本のノズル
141が放射状に突設されており、各ノズル141によ
って3つの内歯122に対して同時に巻線がなされる。
そして、コア片連結体150を保持する図示しないホル
ダによって、コア片連結体150を所定角度ずつ回転
(インデックス)させつつ、上記巻線操作を繰り返すこ
とにより、全ての内歯122に対して巻線を行うことが
できる。
【0030】こうして巻線が終了した後、図1(a)の
矢印bで示すように、コア片連結体150を1個のステ
ータコアに必要な数ずつ、すなわち12個ずつのコア片
120からなるユニット160、160aに分割し、各
ユニット160を環状に連結することにより、図1
(b)に示したステータコア110にコイルが形成され
たものを製造することができる。
【0031】本発明の巻線方法は、図4に示すようなス
テータコアへの巻線にも適用することができる。すなわ
ち、図4(a)はコア片連結体に巻線を行う状態を示す
平面図、図4(b)は1個のステータコアに必要なコア
片を環状に連結した状態を示す平面図である。
【0032】図4(b)に示すように、このステータコ
ア110aは、内歯122を有する複数個のコア片12
0を薄片状のヒンジ部121…121によって屈曲可能
に連結して構成されている。そして、1個のステータコ
アに必要な数、この例では12個のコア片120を環状
に連結した状態では、前記実施形態と同様に内歯122
どうしの間隙が狭くて巻線ノズル141を挿入できな
い。
【0033】そこで、図4(a)に示すように、2個の
ステータコアに必要な数、この例では24個のコア片1
20を環状に連結してコア片連結体150aとし、その
状態で巻線を行うようにしている。このように、ステー
タコア2個分のコア片120を環状に連結すると、各コ
ア片120の内歯122どうしの間隙が広がるため、巻
線ノズル141をスロット111内に挿入することが可
能となり、前記実施形態と同様な方法で複数の内歯12
2に対して同時に巻線を行うことができる。
【0034】巻線終了後、図4(a)の矢印bで示すよ
うに、コア片連結体150を1個のステータコアに必要
な数ずつ、すなわち12個ずつのコア片120からなる
ユニット160、160aに分割し、各ユニット160
を環状に連結することにより、図4(b)に示したステ
ータコア110aにコイルが形成されたものを製造する
ことができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コア片を2個以上のステータコアに必要な数だけ連結し
て環状の1つのコア片連結体としたので、ステータコア
1個分のコア片を環状に連結した場合よりもコア片の内
歯どうしの間隙が広くなり、巻線ノズルを挿入すること
が可能となる。したがって、このコア片連結体を従来の
ステータコアと同様に巻線装置のホルダに保持し、複数
の内歯に同時に巻線を施すことが可能となり、作業性を
飛躍的に高めることができる。そして、各コア片の内歯
に巻線を施した後、コア片連結体を1個のステータコア
に必要な数毎に分割し、分割したコア片連結体を環状に
連結することにより、スロット内のコイル占有率の高い
ステータコアを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態によるステータコアへの巻
線方法を示し、(a)はコア片連結体に巻線を行う状態
を示す平面図、(b)は1個のステータコアに必要なコ
ア片を環状に連結した状態を示す平面図である。
【図2】本発明に用いられる巻線装置本体の縦断面図で
ある。
【図3】図1のII-II ’矢示線に沿った断面図である。
【図4】本発明の巻線方法を適用できるステータコアの
他の例を示し、(a)はコア片連結体に巻線を行う状態
を示す平面図、(b)は1個のステータコアに必要なコ
ア片を環状に連結した状態を示す平面図である。
【図5】従来のステータコアの一例を示す部分拡大図で
ある。
【図6】同ステータコアにおいてコイルを装着した状態
を示す平面図である。
【図7】同ステータコアに巻線を行う従来方法の一例を
示す説明図である。
【図8】一般的な従来のステータコアに巻線する方法を
示す説明図である。
【符号の説明】
A 巻線装置本体 12 ガイド筒 13,14 軸受 15 ヘッド 16 往復動作部 17 揺動部 18 回転軸 19 クランク盤 20 ガイド棒 21 スライダ 22 クランクアーム 23 揺動スリーブ 24 カム軸 25 カムスリーブ 26 カム 26a カム曲線部 26b カム直線部 27 カムフォロワ 110 ステータコア 111 スロット 120 コア片 121 ヒンジ部 122 内歯 123 突条 124 溝 140 コイル 141 ノズル 142 導線 150 コア片連結体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータコアの軸心に配置され、軸方向
    に往復移動すると共に、所定の周期で往復回動しなが
    ら、導線を一端から導入し、他端から繰り出すガイド筒
    と、このガイド筒の他端に取付けられたヘッドを介し
    て、前記ガイド筒と直角にかつ放射状に取付けられ、前
    記導線を前記ガイド筒に対してほぼ直交する方向に繰り
    出す複数のノズルと、ステータコアを回転可能に保持し
    て、前記ノズルによる巻線が所定の内歯に対してなされ
    るように、ステータコアを位置決めするホルダとを備え
    た巻線装置を用いて、ステータコアの内歯に巻線する方
    法において、 前記ステータコアとして、1つのスロットの中心線から
    前記スロットに隣り合うスロットの中心線までを単位と
    して分割された複数個のコア片を有し、これらのコア片
    の周方向端部どうしを連結して構成されるものを用い、
    前記コア片を2個以上のステータコアに必要な数だけ連
    結して環状の1つのコア片連結体を構成し、 このコア片連結体を前記巻線装置の前記ホルダで保持し
    て位置決めし、このコア片連結体の中心に前記ガイド筒
    を配置し、前記コア片とコア片との間に形成されたスロ
    ットに前記ノズルを挿入して、前記ガイド筒を作動させ
    ることにより、前記コア片連結体の複数の内歯に対して
    同時に巻線を行い、この巻線操作を前記コア片連結体を
    所定角度ずつ回転させて必要回数繰り返すことにより各
    内歯に対する巻線を終了し、 その後に前記コア片連結体を1個のステータコアに必要
    な数毎に分離し、1個のステータコアに必要な数で連結
    されたコア片を環状に連結してステータコアとすること
    を特徴とするステータコアへの巻線方法。
  2. 【請求項2】 前記コア片連結体は、前記コア片の一側
    端辺に形成した突条と、前記コア片の他側端辺に形成し
    た溝とを嵌合して、屈曲可能に連結したものである請求
    項1記載のステータコアへの巻線方法。
  3. 【請求項3】 前記コア片連結体は、前記コア片の端部
    どうしを薄片状のヒンジ部によって屈曲可能に連結した
    ものである請求項1記載のステーコアへの巻線方法。
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