JP3934232B2 - ステータコアへのコイル巻線方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インナーロータ型のモータに用いられるステータコアに導線を直接巻付けてコイルを形成するためのステータコアへのコイル巻線方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のモータのステータコアは、一般に、円環状の薄い電磁鋼板を必要な枚数だけ重ね、これら電磁鋼板の1枚1枚をカシメ、溶接等によって固定した鉄芯構造をなしている。そして、ステータコアの内周には、複数の内歯が突設されており、これら各内歯に導線を直接巻き付け、モータの励磁方式や出力特性に合った必要数のコイルを形成している。
【0003】
図8には、上記従来のステータコア100に巻線を施す状態が示されている。すなわち、ステータコア100は、内周に複数の内歯122を有し、これらの内歯122の間にスロット111が形成されている。そして、ステータコア100の中心には、内部に導線を通されたガイド筒142が配置され、このガイド筒142の上端にはヘッド143が取付けられ、ヘッド143の外周にはノズル141が半径方向外方に突設されている。
【0004】
導線は、ガイド筒142の下端から導入され、ガイド筒142内を通り、ノズル141の先端から導出されるようになっている。そして、ガイド筒142は、図示しない駆動機構により、軸方向に往復移動すると共に所定の周期で往復回動し、それによってノズル141を対応する内歯122の外周に周回させ、ノズル141の先端から導出される導線を内歯122の外周に巻付けてコイル140を形成する。
【0005】
なお、図示を省略したが、ノズル141は実際にはヘッド143から複数個突設されており、各ノズル141から導線を繰り出して、複数個の内歯122に対して同時に巻線を行うことができる。
【0006】
しかしながら、上記従来のステータコア100では、隣接しあう内歯122に巻線されるコイル140どうしの間に、ノズル141が通れる隙間を残さなければならず、スロット111内のコイル占有率を高めることに限界があった。
【0007】
このため、近年、図5〜7に示すような新しいタイプのステータコアが開発された(特開平9−191588号参照)。図5はこのステーコアの部分拡大図、図6は組み上がったステータコアの平面図、図7は各コア片への巻線方法の一例を示す説明図である。
【0008】
このステータコ110は、スロット111の中心線Cから前記スロット111に隣り合うスロット111の中心線Cまでを単位として各コア片120…120に分割された構造を有している。各コア片120の周方向端部は、薄肉のヒンジ部121を介して隣接するコア片120と折曲可能に連結されている。
【0009】
そして、上記コア片120が、複数個連結されてユニットコア130が構成されている。そして、各コア片120にそれぞれ巻線を施した後、このユニットコア130を円環状に連結することにより、ステータコア110が形成されるようになっている。例えば、図5,6に示す場合では、各3個のコア片120,120,120からなる3個のユニットコア130,130,130(各矢示線の位置で別れる)によって1つのステータコア110が構成されている。
【0010】
このステーコア110の各コア片120に巻線する方法としては、例えば図7に示すように、各コア片120を連結した状態で互いに隣接する2つのコア片120,120の間が十分に開くように支持し、導線を繰り出すノズル141を内歯122の回りに周回させ、内歯122に導線を巻付けてコイル140を形成するようにしている。こうして、コイル140を形成した後、図6に示すようにユニットコア130を環状に連結してステータコア110を形成する。
【0011】
このステータコア110によれば、内歯120に巻線を施してからステーコア110を組み立てるため、巻線ノズル等を挿入するためのスペースを残しておく必要がなく、スロット111内におけるコイル140の占有率を高めてモータの性能を向上させることができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図7に示すような巻線方法では、内歯122の1個ずつに巻線をしなければならず、巻線の作業効率が悪く、生産性を高められないという問題点があった。また、図6に示すように環状に連結した状態では、内歯111どうしの間隙が狭くてノズルを挿入できないため、図8に示すような巻線方法を採用することはできなかった。
【0013】
したがって、本発明の目的は、複数のコア片を連結して構成されるステータコアの複数の内歯に対して同時に巻線を行えるようにし、巻線作業性を向上させるようにしたステータコアへの巻線方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明のステータコアへの巻線方法は、ステータコアの軸心に配置され、軸方向に往復移動すると共に、所定の周期で往復回動しながら、導線を一端から導入し、他端から繰り出すガイド筒と、このガイド筒の他端に取付けられたヘッドを介して、前記ガイド筒と直角にかつ放射状に取付けられ、前記導線を前記ガイド筒に対してほぼ直交する方向に繰り出す複数のノズルとを備えた巻線装置を用いて、ステータコアの内歯に巻線する方法において、
前記ステータコアとして、1つのスロットの中心線から前記スロットに隣り合うスロットの中心線までを単位として分割された複数個のコア片を有し、これらのコア片の周方向端部どうしを連結して構成されるものを用い、これらのコア片を鎖状に連結してコア片連続体を構成し、
このコア片連続体を円弧状経路を有する搬送手段で間欠的に搬送しつつ、前記円弧状経路の中心に前記ガイド筒を配置し、前記コア片とコア片との間に形成されたスロットに前記ノズルを挿入して、前記ガイド筒を作動させることにより、前記コア片連続体の複数の内歯に対して同時に巻線を行い、
その後に前記コア片連続体を1個のステータコアに必要な数毎に分離し、1個のステータコアに必要な数で連結されたコア片を環状に連結してステータコアとすることを特徴とする。
【0015】
本発明によれば、コア片を鎖状に連結してコア片連続体とし、このコア片連続体を円弧状経路を有する搬送手段で間欠的に搬送するようにしたので、円弧状経路の半径を大きくとることにより、隣接するコア片の内歯どうしの間隙(スロット開口部)を広くして巻線ノズルを挿入することが可能となると共に、内歯一杯に線を巻いてもノズルが当らないような形状になる。したがって、円弧状経路の中心に巻線装置のガイド筒を配置し、円弧状経路に配置されたコア片連続体の複数の内歯に対して同時に巻線を行うことが可能となると共に、コア片連続体を間欠的に搬送しながら連続的に巻線操作を行うことができるので、作業性を飛躍的に高めることができる。
【0016】
また、各コア片の内歯に巻線を施した後、コア片連続体を1個のステータコアに必要な数毎に分離し、1個のステータコアに必要な数で連結されたコア片を環状に連結することにより、図6に示すように、スロット開口部が狭く、スロット内のコイル占有率の高いステータコアを製造することができる。
【0017】
本発明の好ましい態様においては、前記コア片連続体として、前記コア片の一側端辺に形成した突条と、前記コア片の他側端辺に形成した溝とを嵌合して、屈曲可能に連結したものが用いられる。これによれば、コア片を必要な数だけ自由に連結することができ、各コア片がスムーズに屈曲でき、また、作業中に繰り返し屈曲させても連結部分の強度を十分に保つことができる。
【0018】
また、本発明の別の好ましい態様においては、前記コア片連続体として、前記コア片の端部どうしを薄片状のヒンジ部によって屈曲可能に連結したものが用いられる。これによれば、簡単な構造で各コア片を屈曲でき、より安価な製品とすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1〜4には本発明の1実施形態によるステータコアへの巻線方法が示されている。図1(a)はコア片連続体に巻線を行う状態を示す平面図、図1(b)は1個のステータコアに必要なコア片を環状に連結した状態を示す平面図、図2は巻線装置の縦断面図、図3は図2のII−II’矢示線に沿った断面図である。
【0020】
図1(b)に示すように、この巻線方法が適用されるステータコア110は、複数個のコア片120を有している。各コア片120には、内歯122と、周方向の一方の端部に形成された突条123と、他方の端部に形成された上記突条123が嵌合する溝124とが設けられている。そして、コア片120の突条123を隣接するコア片120の溝124に嵌合することにより、1個のステータコアに必要な数、この例では12個のコア片120を環状に連結することにより、上記ステータコア110が構成されている。しかしながら、1個のステータコアに必要な数のコア片120を環状に連結した状態では、内歯122どうしの間隙が極めて狭くなっているので、巻線ノズルを挿入することができない。
【0021】
このため、本発明では、図1(a)に示すように、コア片120を鎖状に連結してコア片連続体150を構成する。そして、このコア片連続体150を図示しない搬送手段によって円弧状経路を有する搬送ガイド144に沿って間欠的に搬送する。搬送ガイド144の円弧状経路は、その部分を通るコア片連続体150の各内歯122どうしの間隙が、巻線ノズル141を挿入できる程度に開くような半径の円弧とされている。
【0022】
本発明で用いる巻線装置は、従来の巻線装置と同じであるが、念のためその駆動機構について簡単に説明する。
この巻線装置本体Aは、内部にオイルが充填された箱形のフレーム11を有している。このフレーム11の底面と上面に固設した軸受13,14を介して、ガイド筒12が上下方向に貫通して、軸方向に移動可能かつ回動可能に支持されている。このガイド筒12の下端には、導線を引き入れる導入口12aが開口し、また、ガイド筒12の上端には、ヘッド15が装着されて、このヘッド15の外周から半径方向外方に3本のノズル141が放射状に延出しており、前記導入口12aから引き入れられた3本の導線が、ガイド筒12内を通って各ノズル141先端部の開口から導出されるようになっている。
【0023】
また、前記フレーム11の内部には、前記ガイド筒12を図2の上下方向へ往復動作させる往復動作部16を内装する往復動作室11aと、この往復動作室11aの上部に設けられてガイド筒12を軸周方向へ揺動させる揺動部17を内装する揺動室11bとが形成されている。
【0024】
前記往復動作部16の回転軸18が、図2の紙面の奥の方へ延出されて、図示しないタイミングベルトを介して、図示しない駆動装置に連動して回転するように構成されており、また、この回転軸18の先端部にクランク盤19が軸着されている。一方、ガイド筒12の両側には、平行なガイド棒20,20が併設され、これらのガイド棒20にスライダ21がスライド自在に装着されている。このスライダ21の中央にガイド筒12が貫通し、スライダ21に対する軸方向移動を規制されて支持され、更にこのスライダ21と前記クランク盤19とがクランクアーム22を介して連設されている。
【0025】
また、ガイド筒12の前記揺動室11bに位置する部分には、揺動スリーブ23がスプライン嵌合して装着されている。この揺動スリーブ23は、揺動室11bの底壁から立設されたブラケット11cに回転可能に保持されている。また、前記揺動室11bには、前記ガイド筒12に直交する方向(図2では、紙面の手前から奥の方向)へカム軸24が配置され、このカム軸24が図示しないタイミングベルトを介して前記回転軸18に連動するようになっている。
【0026】
図3に示すように、前記カム軸24にはカムスリーブ25が軸着され、このカムスリーブ25にカム26が形成されている。このカム26は、前記カムスリーブ25の外周に周回状に形成されており、カム曲線部26aとカム直線部26bとが交互に連続されている。このカム26には、前記揺動スリーブ23に二股に取付けられた一対のカムフォロワ27,27が摺接されている。
【0027】
一対の前記カムフォロワ27は、前記カム26のテーパリブ26cを、常に当接した状態、すなわちバックラッシがない状態で挟持しており、このカム26に対して常に拘束された状態にある。そして、カム軸24が回転すると、カムフォロワ27がカム曲線部26a上にあるときガイド筒12が回動し、カム直線部26b上にあるとき回動を停止する。
【0028】
したがって、ガイド筒24は、クランク盤19が回転してクランクアーム22を介してスライダ21が上下移動することにより軸方向に往復動作し、また、カム軸24が回転してカム26に沿ってカムフォロワ27、27が揺動することにより回動動作する。その結果、図1(a)に示すように、ガイド筒12のヘッド15に設けられたノズル141がコア片連続体150の内歯122を周回し、内歯122に導線142を巻付けてコイル140を形成する。
【0029】
この場合、ヘッド15には、3本のノズル141が放射状に突設されており、各ノズル141によって隣接する3つのコア片120の内歯122に対して同時に巻線がなされる。そして、コア片連続体150を図示しない搬送手段によって間欠的に搬送しながら巻線操作を繰り返すことにより、搬送されてくるコア片120の内歯122に対して連続的に巻線を施すことができる。
【0030】
こうしてコア片連続体150の各コア片120の各内歯122に巻線を施した後、コア片連続体150を1個のステータコアに必要な数ずつ、すなわち12個ずつのコア片120からなるユニットに分割し、各ユニットを環状に連結することにより、図1(b)に示したステータコア110にコイルが形成されたものを製造することができる。
【0031】
本発明の巻線方法は、図4に示すようなステータコアへの巻線にも適用することができる。すなわち、図4(a)はコア片連続体に巻線を行う状態を示す平面図、図4(b)は1個のステータコアに必要なコア片を環状に連結した状態を示す平面図である。
【0032】
図4(b)に示すように、このステータコア110aは、内歯122を有する複数個のコア片120を薄片状のヒンジ部121…121によって屈曲可能に連結して構成されている。そして、1個のステータコアに必要な数、この例では12個のコア片120を環状に連結することにより、ステータコア110aが構成されているが、この状態では、前記実施形態と同様に内歯122どうしの間隙が狭くて巻線ノズル141を挿入できない。
【0033】
そこで、図4(a)に示すように、コア片120を薄片状のヒンジ部121…121によって鎖状に連結し、コア片連続体150を構成する。そして、このコア片連続体150を図示しない搬送手段によって円弧状経路を有する搬送ガイド144に沿って間欠的に搬送する。搬送ガイド144の円弧状経路は、その部分を通るコア片連続体150の各内歯122どうしの間隙が、巻線ノズル141を挿入できる程度に開くような半径の円弧とされている。したがって、円弧状経路の中心に巻線装置のガイド筒12を配置し、前記実施形態と同様な方法で複数の内歯122に対して同時に巻線を行うことができる。
【0034】
巻線終了後、図4(a)の矢印bで示すように、コア片連続体150を1個のステータコアに必要な数ずつ、すなわち12個ずつのコア片120からなるユニットに分割し、各ユニットを環状に連結することにより、図4(b)に示したステータコア110にコイルが形成されたものを製造することができる。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、コア片を鎖状に連結してコア片連続体とし、このコア片連続体を円弧状経路を有する搬送手段で間欠的に搬送するようにしたので、円弧状経路の半径を大きくとることにより、隣接するコア片の内歯どうしの間隙を広くして巻線ノズルを挿入することが可能となる。したがって、円弧状経路の中心に巻線装置のガイド筒を配置し、円弧状経路に配置されたコア片連続体の複数の内歯に対して同時に巻線を行うことが可能となると共に、コア片連続体を間欠的に搬送しながら連続的に巻線操作を行うことができるので、作業性を飛躍的に高めることができる。そして、各コア片の内歯に巻線を施した後、コア片連続体を1個のステータコアに必要な数毎に分割し、分割したコア片連結体を環状に連結することにより、スロット内のコイル占有率の高いステータコアを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態によるステータコアへの巻線方法を示し、(a)はコア片連続体に巻線を行う状態を示す平面図、(b)は1個のステータコアに必要なコア片を環状に連結した状態を示す平面図である。
【図2】本発明に用いられる巻線装置本体の縦断面図である。
【図3】図1のII-II ’断面図である。
【図4】本発明の巻線方法を適用できるステータコアの他の例を示し、(a)はコア片連続体に巻線を行う状態を示す平面図、(b)は1個のステータコアに必要なコア片を環状に連結した状態を示す平面図である。
【図5】従来のステータコアの一例を示す部分拡大図である。
【図6】同ステータコアにおいてコイルを装着した状態を示す平面図である。
【図7】同ステータコアに巻線を行う従来方法の一例を示す説明図である。
【図8】一般的な従来のステータコアに巻線する方法を示す説明図である。
【符号の説明】
A 巻線装置本体
12 ガイド筒
13,14 軸受
15 ヘッド
16 往復動作部
17 揺動部
18 回転軸
19 クランク盤
20 ガイドレール
21 スライダ
22 クランクアーム
23 揺動スリーブ
24 カム軸
25 カムスリーブ
26 カム
26a カム曲線部
26b カム直線部
27 カムフォロワ
110 ステータコア
111 スロット
120 コア片
121 ヒンジ部
122 内歯
123 突条
124 溝
140 コイル
141 ノズル
142 導線
150 コア片連続体

Claims (3)

  1. ステータコアの軸心に配置され、軸方向に往復移動すると共に、所定の周期で往復回動しながら、導線を一端から導入し、他端から繰り出すガイド筒と、このガイド筒の他端に取付けられたヘッドを介して、前記ガイド筒と直角にかつ放射状に取付けられ、前記導線を前記ガイド筒に対してほぼ直交する方向に繰り出す複数のノズルとを備えた巻線装置を用いて、ステータコアの内歯に巻線する方法において、
    前記ステータコアとして、1つのスロットの中心線から前記スロットに隣り合うスロットの中心線までを単位として分割された複数個のコア片を有し、これらのコア片の周方向端部どうしを連結して構成されるものを用い、これらのコア片を鎖状に連結してコア片連続体を構成し、
    このコア片連続体を円弧状経路を有する搬送手段で間欠的に搬送しつつ、前記円弧状経路の中心に前記ガイド筒を配置し、前記コア片とコア片との間に形成されたスロットに前記ノズルを挿入して、前記ガイド筒を作動させることにより、前記コア片連続体の複数の内歯に対して同時に巻線を行い、
    その後に前記コア片連続体を1個のステータコアに必要な数毎に分離し、1個のステータコアに必要な数で連結されたコア片を環状に連結してステータコアとすることを特徴とするステータコアへの巻線方法。
  2. 前記コア片連続体は、前記コア片の一側端辺に形成した突条と、前記コア片の他側端辺に形成した溝とを嵌合して、屈曲可能に連結したものである請求項1記載のステータコアへの巻線方法。
  3. 前記コア片連続体は、前記コア片の端部どうしを薄片状のヒンジ部によって屈曲可能に連結したものである請求項1記載のステータコアへの巻線方法。
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