JPH10225070A - ノズル直巻き高速巻線機 - Google Patents
ノズル直巻き高速巻線機Info
- Publication number
- JPH10225070A JPH10225070A JP9021798A JP2179897A JPH10225070A JP H10225070 A JPH10225070 A JP H10225070A JP 9021798 A JP9021798 A JP 9021798A JP 2179897 A JP2179897 A JP 2179897A JP H10225070 A JPH10225070 A JP H10225070A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spindle shaft
- shaft
- unit
- cam unit
- nozzle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
ト10内のクランク機構部Aを介して上下に移動可能で
回転方向に自由なスピンドルシャフト12を、カムユニ
ット17の搖動回転する出力軸18の軸心部に挿通さ
せ、出力軸18と一体の出力ギヤ31の回転を、一対の
アイドルギヤ32a,32bからなるアイドルギヤユニ
ット32を介して連動ギヤ33に伝え、この連動ギヤ3
3をスピンドルシャフト12にスプライン結合させ、ノ
ズル13から供給するワイヤWをステータコアSに巻線
する。これにより、カムユニット17を変更することな
くその出力軸18とスピンドルシャフト12の搖動角度
を増減可能としながら巻線速度を高速化させることが可
能となる。
Description
回転電機のステータコアの内歯にノズルから供給される
ワイヤを直接巻き付けて界磁コイルを形成するノズル直
巻き高速巻線機に関する。
は、ワイヤを挿通したスピンドルシャフトを軸線方向に
往復移動させてその先端部に設けたワイヤ供給用ノズル
をステータコアのスロット内に挿通させ、その各行程端
においてスピンドルシャフトをその軸線の回りに所定角
度搖動回転させることにより、ステータコアの内歯部に
直接巻線するようになっている。
を示す縦断面図である。これは、駆動モータ1の回転を
タイミングベルト2を介してタイミングプーリ3に伝
え、それと一体の回転軸4を介して回転板5を所定方向
に回転駆動し、回転板5の偏心位置に植設したクランク
ピン6がクランクアーム7及び連結ピン8を介して、連
結ピン8と一体のスライダ9を駆動するようにしてクラ
ンク機構部Aを構成している。
ユニット10のガイドシャフト11に案内されて上下に
移動し、このスライダ9の移動方向に同動し、回転方向
に自由にスピンドルシャフト12を設ける。スピンドル
シャフト12は軸心部にワイヤWを挿通し、上端部にワ
イヤW供給用のノズル13を備え、スピンドルシャフト
12の往復移動によりノズル13がステータコアS内を
挿通する。
ベルト14を介してタイミングプーリ15に伝え、それ
と一体の入力軸16の回転を、クランクケース10に隣
接して設けたカム機構や遊星歯車機構等からなる周知の
カムユニット17を介して出力軸18の間欠的な搖動回
転に変換する。この出力軸18の搖動回転をタイロッド
19を介して、クランクユニット10に回転自在に設け
た連結軸20に伝え連結軸20と一体の駆動ギヤ21,
連動ギヤ22を介して、連動ギヤ22にスプライン結合
する前述のスピンドルシャフト12を所定角度搖動させ
る。そして、スピンドルシャフト12の直進往復運動
と、その両行程端における搖動運動とにより、ステータ
コアSの巻線を行うことができる。
うな従来のノズル直巻き巻線機にあっては、スピンドル
シャフト12がカムユニット17を外れた位置に設けて
あるので、カムユニット17の出力軸18の搖動回転を
スピンドルシャフト12に伝えるために、タイロッド1
9(あるいは大径の連動ギヤ)が必要となり、スピンド
ルシャフト12を高速で搖動させることは困難であっ
た。
ットの出力軸とスピンドルシャフトとを直接回転方向に
連結するようにしたステータコアへの巻線装置も提案さ
れている(例えば、特開平8−251880号公報参
照)。しかし、スピンドルシャフトがカムユニットに直
結されているので、カムユニットの出力角によりスピン
ドルシャフトの搖動角が決定され、搖動角を変更するに
はカムユニットの変更を必要とし、且つ、ノズルの振り
角が大きい場合スピンドルシャフトを高速で搖動させる
にはカムユニットの出力軸を、大きな角度高速で搖動さ
せなければならず、振動や騒音が増大するという問題点
もあった。この発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、低振動,低騒音で高速巻線を可能なノズル直巻き
高速線機を提供することを目的とする。
達成するため、ワイヤ供給用ノズルを設けたスピンドル
シャフトを、ステータコアを挿通して軸線方向に往復移
動させるクランクユニットと、軸線の回りに往復搖動さ
せるカムユニットとを備えたノズル直巻き高速巻線機に
おいて、上記スピンドルシャフトを上記カムユニットの
出力軸の軸心に挿通させるとともに、上記カムユニット
の出力軸と上記スピンドルシャフトとをアイドルギヤユ
ニットを介してギヤ連結したノズル直巻き高速巻線機を
提供するものである。
に基づいて具体的に説明する。図1は、この発明の一実
施形態を示す縦断面図、図2はそのカムユニットの一部
を切り欠いて示す斜視図であり、図5に対応する部分に
は同一の符号を付して示し、その詳細な説明は省略す
る。
転をタイミングベルト2及びタイミングプーリ3を介し
て回転軸4に伝え、これと一体の回転板5を所定方向に
回転駆動し、回転板5に植設したクランクピン6がクラ
ンクアーム7,連結ピン8を介して、クランクユニット
10のガイドシャフト11に案内されるスライダ9を図
で上下方向に駆動するようにしてクランク機構部Aを構
成する。スライダ9は、その上下の移動方向に同動し、
回転方向に自由にスピンドルシャフト12を設ける。ま
た、駆動モータ1の回転を、タイミングベルト14,タ
イミングプーリ15を介してカムユニット17の入力軸
16に伝える。なお、ここまでの構成は図5に示した従
来例とほぼ同様である。
ランクユニット10の上部に設け、その出力軸18の軸
心部にスピンドルシャフト12を摺動並びに回転自在に
挿通している。そして、カムユニット17の出力軸18
の下端部に設けた出力ギヤ31を、クランクユニット1
0内に回転自在に装着した一対のアイドルギヤ32a,
32bからなるアイドルギヤユニット32を介して連動
ギヤ33に歯合させ、この連動ギヤ33をスピンドルシ
ャフト12にスプライン結合させている。このような構
成により、アイドルギヤユニット32を交換するだけで
カムユニット17の変更なしにスピンドルシャフト12
の搖動角度を自由に変更することが可能になる。
略を示すものであり、入力軸16と一体にローラギヤカ
ム171を固設してこのカム面171aに、出力軸18
の側面に設けたカムフォロア172を係合させ、入力軸
16を所定方向に回転させることにより、出力軸18を
例えば+15°から−15°まで搖動させている。この
とき、ローラギヤカム171に整数回例えば2往復の軌
跡を持たせることにより、カムユニット17の入力軸1
6の1回転に対し出力軸18をその倍数例えば2倍搖動
させることが可能になる。図3は、その場合のカムユニ
ット17の入力軸16の回転角と出力軸18の搖動角と
の関係を示す線図である。
ル13を有するスピンドルシャフトヘッダ34が一体に
設けてある。このスピンドルシャフトヘッダ34の軸心
部にはノズル13に連通するワイヤW挿通用の中心孔3
4aを形成し、この中心孔34aの下端側はほぼ直角に
折れ曲がった開口部34bとなってスピンドルシャフト
ヘッダ34の側面に開口している。
れ、ガイドローラ36によってほぼ水平に向きを変え、
磁粉式電磁クラッチ等からなる周知のテンション装置3
7によって所定のテンションを与えられた後、ガイドロ
ーラ対38を介してスピンドルシャフトヘッダ34の側
面の開口部34bから中心孔34aに導入され、ノズル
13の先端から引き出される。
フトヘッダ34の上方には、コアネスト39によりステ
ータコアSが水平に保持されており、この状態でスピン
ドルシャフト12を所定距離往復移動させてノズル13
をステータコアS内を挿通させるとともに、その両行程
端で軸線の回りに所定角度搖動させることによりステー
タコアSに巻線することができる。
き高速巻線機の作用を説明する。ノズル13から供給さ
れるワイヤWの先端部を図示しないグリッパに把持させ
た状態で駆動モータ1を始動させると、クランク機構部
に駆動されてスピンドルシャフト12及びそれと一体の
スピンドルシャフトヘッダ34が所定距離上下動し、ノ
ズル13がステータコアSのスロットを挿通する。
置でカムユニット17によりスピンドルシャフト12が
所定角度搖動回転した後、スピンドルシャフト12の上
下動を繰り返すことにより、図4に示すように、ステー
タコアSのスロットSa,Sa間の内歯SbにワイヤW
を巻線することができる。このとき、アイドルギヤユニ
ット32を交換するだけで、カムユニット17の変更な
しにスピンドルシャフト12の搖動角度を変更できる。
また、カムユニット17に例えば2往復の軌跡をもた
せ、出力軸18の回転数と入力軸16の往復搖動数を
2:1とすると、入力軸16の回転数を巻線速度の1/
2に抑えることが可能となる。この場合も、カムユニッ
ト17の出力角をアイドルギヤユニット32で増速する
ことにより、その出力角自体は小さく抑えることができ
るので、カムユニット17の大きさを小さくすることが
可能になる。
ル直巻き高速巻線機は、スピンドルシャフトをカムユニ
ットの出力軸の軸心に挿通させるとともに、上記カムユ
ニットの出力軸とスピンドルシャフトとをアイドルギヤ
ユニットを介してギヤ連結したので、スピンドルシャフ
トをカムユニットから離間して設けた従来の巻線機のよ
うに連結機構が大形化することなく、低振動,低騒音の
高速巻線が可能になる。
ことにより、カムユニットの変更なしにスピンドルシャ
フトの搖動角を変更することができ、各種のステータコ
アに対応させることが可能となる。また、カムユニット
のカムに複数往復の軌跡をもたせることにより、カムユ
ニットの入力軸の1回転に対して出力軸を複数回搖動さ
せることができるので、カムユニットの入力軸の回転数
を巻線速度の複数分の一に抑えることが可能になる。
す斜視図である。
例を示す線図である。
明図である。
図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 ワイヤ供給用ノズルを設けたスピンドル
シャフトを、ステータコアを挿通して軸線方向に往復移
動させるクランクユニットと、軸線の回りに往復搖動さ
せるカムユニットとを備えたノズル直巻き高速巻線機に
おいて、 前記スピンドルシャフトを前記カムユニットの出力軸の
軸心に挿通させるとともに、前記カムユニットの出力軸
と前記スピンドルシャフトとをアイドルギヤユニットを
介してギヤ連結したことを特徴とするノズル直巻き高速
巻線機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9021798A JPH10225070A (ja) | 1997-02-04 | 1997-02-04 | ノズル直巻き高速巻線機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9021798A JPH10225070A (ja) | 1997-02-04 | 1997-02-04 | ノズル直巻き高速巻線機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10225070A true JPH10225070A (ja) | 1998-08-21 |
Family
ID=12065082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9021798A Pending JPH10225070A (ja) | 1997-02-04 | 1997-02-04 | ノズル直巻き高速巻線機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10225070A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20000056034A (ko) * | 1999-02-12 | 2000-09-15 | 에릭 발리베 | 스테이터코일의 와인딩장치 |
KR20030073214A (ko) * | 2002-03-09 | 2003-09-19 | 주식회사 야호텍 | 권선기의 노즐궤적조절장치 |
KR20030073213A (ko) * | 2002-03-09 | 2003-09-19 | 주식회사 야호텍 | 권선기의 노즐궤적조절장치 |
KR100766535B1 (ko) | 2006-01-04 | 2007-10-17 | 장석연 | 캠 구동방식을 이용한 비엘디씨 모터의 회전자 권선장치 |
CN102185431A (zh) * | 2011-05-31 | 2011-09-14 | 陈伟禧 | 一种电机定子入线机 |
CN102270907A (zh) * | 2010-06-02 | 2011-12-07 | 日特机械工程株式会社 | 绕线装置 |
CN105129536A (zh) * | 2015-08-19 | 2015-12-09 | 苏州市圣玛特电机设备制造有限公司 | 一种电动控制的线包放松张紧装置 |
-
1997
- 1997-02-04 JP JP9021798A patent/JPH10225070A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20000056034A (ko) * | 1999-02-12 | 2000-09-15 | 에릭 발리베 | 스테이터코일의 와인딩장치 |
KR20030073214A (ko) * | 2002-03-09 | 2003-09-19 | 주식회사 야호텍 | 권선기의 노즐궤적조절장치 |
KR20030073213A (ko) * | 2002-03-09 | 2003-09-19 | 주식회사 야호텍 | 권선기의 노즐궤적조절장치 |
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CN105129536A (zh) * | 2015-08-19 | 2015-12-09 | 苏州市圣玛特电机设备制造有限公司 | 一种电动控制的线包放松张紧装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20050314 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20060726 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060801 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060927 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20061031 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |