JP6077393B2 - 駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、線状体を駆動力の伝達媒体として用いる駆動装置に関し、特に、線状体に対してその長手方向に駆動力を付加するための機構に関する。
ワイヤや紐などの線状体を駆動力の伝達媒体として用いる装置は、生産ラインにおけるワークの昇降やスライド搬送など広範な用途に用いられている。線状体を伝達媒体として用いる装置では、線状体に駆動力を付加するための機構が種々検討されている。線状体に駆動力を付加するための機構として、特許文献3に開示された従来技術について、図10を用い説明する。
図10に示すように、従来技術に係る駆動力付加機構は、コの字状をしたフレーム535と、モータ531および減速ギア538と、円柱状の外観形状を有するドラム532と、ドラム532の断面方向中心をY軸方向に挿通する送りねじ539と、ドラム532をY軸方向に挿通するスライド軸540,541とを有し構成されている。ワイヤ520は、ドラム532の外周面532aに複数周巻回され、ドラム532の回転により、矢印K,Lのように巻取りおよび繰り出される。
以上のような機構では、スライド軸540,541が、減速ギア538を介したモータ531からの回転駆動力を受けて送りねじ539周りに公転する。これより、ドラム532が送りねじ539周りに回転する。また、ドラム532の回転により、その回転数と送りねじ539のねじピッチとに応じて、ドラム532が矢印JのようにY軸方向にスライド移動する。これより、この従来技術に係る機構を用いれば、ドラム532の外周面532aに対して、重ならないようにワイヤ520を巻き取ることができ、ワイヤ520に接続されたヘッドを高精度に駆動することができる。
特開2007−127138号公報 特開2009−204134号公報 特開2012−107700号公報
しかしながら、ヘッドの移動量が大きくなると、ドラム532のスライド量を大きくすることが必要となり、これに伴ってドラム532の長さを長くすることが必要となる。具体的には、ヘッドの移動量をLHとし、ドラム532の外径をDD、ドラム532のY軸方向へのスライド量をLD、ワイヤ520の線径(横断面における仮想外接円の径)をDWとするとき、次の関係を満たす必要がある。
[数1]LH≦π×DD×LD/DW
このように、ヘッドの移動量が大きくなるのに従って、ドラム532のスライド量を大きくして行く必要がある。即ち、スライド量LD以上の長さのワイヤ520の巻取り領域を確保しておく必要があり、ヘッドの移動量LHの長さに応じた長さのドラム532を具備する必要がある。よって、装置の大型化を招いてしまい、スライド量LDによっては現実的ではない場合も生じ得る。
なお、ドラム532の外周面532a上において、ワイヤ520を多層に重ねることも考えられるが、その場合には、ワイヤ520の巻崩れや層レベルによるワイヤ520の巻取り・繰り出し速度の変化などに起因して、高い精度での駆動を確保することが困難となる。
本発明は、以上のような問題の解決を図ろうとなされたものであって、高い精度を以って線状体をその長手方向に移動させることができるとともに、線状体の移動量が小さい場合のみならず、大きい場合においても、ドラムの長さが長くなるのを抑制することができ、装置サイズの大型化が抑制された駆動装置を提供することを目的とする。
本発明に係る駆動装置は、ループをなして張設された線状体と、線状体に対し、その長手方向への可動のための駆動力を付加する駆動源ユニットとを備える。ここで、駆動源ユニットは、フレームと、それぞれが軸芯周りに回転自在の状態で、且つ、互いの軸芯同士が並んだ状態で、フレームに対して軸支された複数のドラムと、複数のドラムの内の1のドラムに対して軸芯周りでの回転駆動力を付加する駆動源とを有する。そして、線状体は、複数のドラムの内の1のドラムに対し、その外周面に軸芯周りに一周未満の当接を以って、隣接する他のドラムに掛け渡されることを繰り返すことで、複数のドラムに掛け渡され、複数のドラムの内の少なくとも1のドラムの外周面との摩擦力を以って駆動力の付加を受けることを特徴とする。
なお、上記において、「互いの軸芯同士が並んだ状態」とは、互いの軸芯同士が平行状態である場合に限らず、若干の角度を以って並設された状態も含むものである。軸芯同士の角度については、例えば、30[°]以下とすることができ、望ましくは10[°]以下、さらに望ましくは5[°]以下である。ただし、軸芯同士の角度の許容値については、ドラムの材質やドラム表面の材質、さらには、ドラム径、ドラム同士の距離、溝形状、線状体の断面サイズなど種々の要素を考慮して規定される。
また、本発明に係る駆動装置は、上記構成において、複数のドラムは、互いの外周面の周速が等しくなるように、駆動源からの回転駆動力の付加を受けることを特徴とする。
また、本発明に係る駆動装置は、上記構成において、線状体は、モノフィラメントタイプ(単線タイプ)あるいはマルチフィラメントタイプ(撚り線タイプ)のワイヤであって、複数のドラムには、第1ドラムと第2ドラムとが含まれており、第1ドラムおよび第2ドラムの各外周面には、各々が周方向に刻設され、軸芯に沿った方向に並設された複数条の溝が形成されており、複数条の溝のピッチは、線状体の横断面における仮想外接円の径以上であることを特徴とする。
また、本発明に係る駆動装置は、上記構成において、第1ドラムと第2ドラムとは隣接配置されており、第1ドラムの外周面に刻設された複数条の溝と、第2ドラムの外周面に刻設された複数条の溝とは、軸芯方向において、互いに前記ピッチの1/2ずれた状態で設けられていることを特徴とする。
また、本発明に係る駆動装置は、上記構成において、複数条の溝の各々は、その底面の少なくとも一部が円弧状になっており、各底面を構成する円弧状部分の曲率半径は、上記仮想外接円の径の1/2と略同等であることを特徴とする。
また、本発明に係る駆動装置は、上記構成において、複数のドラムの各々は、フレームに対して軸芯方向に位置固定されていることを特徴とする。
本発明に係る駆動装置では、線状体が、複数のドラムの内の1のドラムに対し、その外周面に軸芯周りに一周未満の当接を以って、隣接する他のドラムに掛け渡されることを繰り返すことで、複数のドラムに掛け渡されている。これより、上記従来技術のように、ドラムをその軸芯方向にスライド移動させなくても、線状体の重なりを生じることなく、線状体をその長手方向に移動させることができる。
従って、本発明では、高い精度を以って線状体をその長手方向に移動させることができるとともに、線状体の移動量が小さい場合のみならず、大きい場合であっても、ドラムの長さを長くする必要がなく、装置サイズの大型化を抑制することができる。
さらに、本発明に係る駆動装置では、駆動源ユニットにおいて、ドラムをその軸芯方向にスライドさせる必要がないので、図10に示す従来技術のような送りねじ539やスライド軸540,541を設ける必要がなく、ドラム径を小さくすることができ、また、装置コストの低減を図ることもできる。
本発明の実施の形態1に係る駆動装置1の構成を示す模式図である。 駆動装置1における駆動源ユニット30の構成を示す模式斜視図である。 駆動源ユニット30における主要構成を示す模式正面図である。 (a)および(b)は、張設されたワイヤ20の、ドラム32とドラム33との間での動きを説明するための模式側面図である。 (a)は、本発明の実施の形態2に係る駆動装置の駆動源ユニットにおけるドラム42とドラム43との配置形態、およびワイヤ20の掛け渡し形態を示す模式側面図であり、(b)は、本発明の実施の形態3に係る駆動装置の駆動源ユニットにおけるドラム52とドラム53とドラム57との配置形態、およびワイヤ20の掛け渡し形態を示す模式側面図である。 (a)は、本発明の実施の形態4に係る駆動装置の駆動源ユニットにおけるドラム62とドラム63との配置形態、およびワイヤ20の掛け渡し形態を示す模式側面図であり、(b)は、本発明の実施の形態5に係る駆動装置の駆動源ユニットにおけるドラム72とドラム73とドラム77との配置形態、およびワイヤ20の掛け渡し形態を示す模式側面図である。 本発明の実施の形態6に係る駆動装置の駆動源ユニットにおけるドラム82とドラム83との配置形態、およびワイヤ20の掛け渡し形態を示す模式側面図である。 本発明の実施の形態7に係る駆動源ユニット90における主要構成を示す模式正面図である。 (a)は、変形例1に係るドラム102における周面の一部形状を示す模式正面図であり、(b)は、変形例2に係るドラム112の形態を示す模式分解正面図である。 従来技術に係る駆動装置の駆動源ユニットの構成を示す模式斜視図である。
以下では、本発明を実施するための形態について、図面を参酌しながら説明する。
なお、以下の説明に係る実施の形態は、本発明の構成上の特徴および当該構成上の特徴から奏される作用効果を分かりやすく説明するための例として用いるものであって、本発明は、その本質的な特徴部分を除き、以下の形態に何ら限定を受けるものではない。
[実施の形態1]
1.駆動装置1の構成
本実施の形態に係る駆動装置1の構成について、図1を用い説明する。
図1に示すように、駆動装置1は、ガイドレール11と、当該ガイドレール11上を往復移動(矢印A)が可能なヘッド10とを有している。ヘッド10は、ガイドレール11に対し、ガイドブロック12,13により摺動自在に取り付けられている。
ガイドレール11上におけるヘッド10の移動は、ワイヤ20から伝達された力によりなされ、ワイヤ20は、ヘッド10のワイヤ取付部10aに対して両端20a,20bが固定されている。
ワイヤ20は、プーリ21〜27を介して駆動源ユニット30に接続されており、プーリ21〜27と駆動源ユニット30との間で1のループを形成し、駆動源ユニット30からの駆動力を受けて矢印B,Cのように長手方向に移動する。
駆動源ユニット30は、ステッピングモータ31と、ドラム31,32とを主な要素として構成されている。ワイヤ20は、ドラム32とドラム33との間で掛け渡されている。
なお、ワイヤ20は、駆動源ユニット30の入出力部分に設けられたプーリ24〜27により、一定の位置関係を以って駆動源ユニット30に対して入出力されるようになっている。
2.駆動源ユニット30の構成
駆動源ユニット30の構成について、図2および図3を用い説明する。
先ず、図2に示すように、駆動源ユニット30において、2つのドラム32,33は、Z軸方向からの平面視においてコの字状をしたフレーム35に対し、互いに軸芯同士が並んだ状態で軸支されている。Z軸方向の下側に配されたドラム32の軸芯は、フレーム35に対してY軸方向右上側に挿通されており、ステッピングモータ31が接続されている。ステッピングモータ31とドラム32との間には、減速ギアは介挿されていない。
また、ドラム32およびドラム33の各軸芯は、フレーム35におけるY軸方向に対向する側壁の間で回転自在に軸支されている。ここでドラム33に対しては、ステッピングモータ31からの回転駆動力を直接伝達する伝達機構は設けられていない。ワイヤ20が両ドラム32,33間に掛け渡されることで、ワイヤ20を介して、ドラム32からドラム33へとステッピングモータ31の回転駆動力が伝達され、互いに外周における周速が同一となるように、同期した状態で回転する。
ワイヤ20は、ドラム32とドラム33とを交互に掛け渡され、矢印D,Eのように入出力される。上述のように、駆動源ユニット30に対するワイヤ20の入出力に係る場所は、各々一定の箇所である。
次に、図3に示すように、ドラム32からはY軸方向両側に向けてシャフト322,323が延設され、同様に、ドラム33からはY軸方向両側に向けてシャフト332,333が延設されている。上述のように、ドラム32の軸芯Ax32とドラム33の軸芯Ax33とは、並んだ状態であって、ピッチPAXを以って配されている。ここで、前記における「軸芯Ax32と軸芯Ax33とが並んだ状態」とは、互いの軸芯同士が平行状態である場合に限らず、若干の角度を以って並設された状態も含むものである。軸芯同士の角度については、例えば、30[°]以下とすることができ、望ましくは10[°]以下、さらに望ましくは5[°]以下である。ただし、軸芯Ax32,Ax33同士の角度の許容値については、ドラム32,33の材質やドラム32,33表面の材質、さらには、ドラム32,33の各々の径、ドラム32,33同士の距離、ワイヤ20の断面サイズなど種々の要素を考慮して規定され、ドラム32とドラム33との間でワイヤ20の掛け渡し状態が維持される値であればよい。
ドラム32は、Y軸方向右側に延設されたシャフト322に対し、カップラ36を介してステッピングモータ31が接続されている。ドラム32,33のY軸方向左側に延設されたシャフト323,333は、フレーム35(図2を参照。)に対して回転自在の状態で軸支されている。
図3に示すように、ドラム32,33の外周面には、ピッチPg1を以って複数の溝が刻設されている。図3の二点鎖線で囲む部分に示すように、各溝の溝底面33aは、ワイヤ20の断面形状(ワイヤ20の横断面における仮想外接円の外周形状)に合わせて曲率半径Rg1を以って形成されている。
また、ドラム32とドラム33とは、互いの溝がピッチPg1の1/2だけずれるように、Y軸方向における位置が規定されている。即ち、ドラム32の溝とドラム33の溝とは、1/2×Pg1であるピッチPg2だけずれた状態にある。
ここで、図3に示す各値の好適な範囲について、一例を示す。なお、ワイヤ20の横断面における仮想外接円の径をD20と仮定し、ドラム32,33の最大外周径(溝上外周径)をD32,D33と仮定する。
[数2]D20/2≦Rg1≦D20/2+k1mm
[数3]D20≦Pg1≦D20+k2mm
[数4](D32+D33)/2<PAX
上記[数2]においては、k1は、例えば、略1.0[mm]である。また、上記[数3]においては、k2は、例えば、略1.0[mm]である。
なお、本実施の形態では、軸芯Ax32と軸芯Ax33とが略平行(並んだ状態)になるように、ドラム32とドラム33とをフレーム35に軸支しているが、製造上において軸芯Ax32と軸芯Ax33とが互いに角度を有し配されていてもよい。その程度は、ドラム32,33の材質など種々の要素を考慮して規定される。例えば、軸芯Ax32と軸芯Ax33とが30[°]以下の角度、望ましくは10[°]以下、さらに望ましくは5[°]以下の角度を有することとすることもできる。
また、上記[数4]では、ピッチPAXの下限だけを規定しているが、ピッチPAXについては、装置の大型化を抑制するという観点から、出来るだけ小さくすることが望ましい。ただし、隣接して掛け渡されたワイヤ20のキッシングを抑制することができる隙間を確保しておくことが望ましい。
3.ドラム32,33でのワイヤ20の掛け渡し形態
駆動源ユニット30におけるドラム32,33でのワイヤ20の掛け渡し形態について、図4を用い説明する。図4では、ドラム32,33とワイヤ20の一部を模式的に示している。
図4(a)に示すように、駆動源ユニット30では、ドラム32とドラム33との間でワイヤ20が架け渡されている。ワイヤ20は、各ドラム32,33の溝底面32a,33aの少なくとも一部に当接し、ドラム32との当接領域から回転駆動力の付加を受ける。ドラム33は、ワイヤ20を介してドラム32からの回転駆動力を受けて従動する。なお、少なくともドラム32の溝底面32aとワイヤ20の外周面との間での滑りは殆どなく、ワイヤ20の移動量は、ドラム32の周速と同じである。
ここで、図4(a)のように、ワイヤ20の一点を仮に点P1とする。図4(a)に示す状態では、点P1は、ドラム33の溝底面33aに当接した状態にある。
次に、ドラム32が回転すると、点P1は、ドラム33の溝底面33aから離間し、ドラム32の溝底面32aに当接することになる。
このように、本実施の形態に係る駆動装置1では、ワイヤ20が、ドラム32に対し、その溝底面32aに対し外周周りに半周の当接を以って、もう一方のドラム33に掛け渡されることを繰り返す。
4.効果
以上のように、本実施の形態に係る駆動装置1では、駆動源ユニット30において、2つのドラム32,33を順に掛け渡され、図10に示す従来技術のように、ドラムをその軸芯方向にスライド移動させなくても、ワイヤ20の重なりを生じることなく、ワイヤ20をその長手方向に移動させることができる。よって、本実施の形態に係る駆動装置1では、高い精度を以ってワイヤ20をその長手方向に移動させることができるとともに、ワイヤ20の移動量(ヘッド10のスライド量)が小さい場合のみならず、大きい場合であっても、ドラム32,33の長さを長くする必要がなく、装置サイズの大型化を抑制することができる。
[実施の形態2]
本発明の実施の形態2に係る駆動装置の構成について、図5(a)を用い説明する。なお、図5(a)では、駆動源ユニット以外の構成の図示を省略し、また、駆動装置における駆動源ユニットの構成の内、ドラム42,43とワイヤ20だけを抜き出して模式的に示している。
図5(a)に示すように、本実施の形態に係る駆動装置では、駆動源ユニットにおけるドラム42が左回りに回転し、ドラム43が右回りに回転する。ワイヤ20は、側面視において、8の字状を描くように、ドラム42とドラム43との間で掛け渡されており、各ドラム42,43の溝底面42a,43aに対し、各一部で当接している。
ここで、本実施の形態においても、ドラム42に対してステッピングモータが接続されることで回転駆動力が伝達され、ドラム43は、ワイヤ20を介して従動する。ただし、ドラム43についても、ドラム42とは逆回転であって、周速度が等しくなるように同期回転するようにしてもよい。同期回転するための構成としては、例えば、複数の歯車の組み合わせを有する機構などを採用することができる。
本実施の形態に係る駆動装置においても、ワイヤ20が、ドラム42に対し、その溝底面42aに対し外周周りに一周未満の当接を以って、もう一方のドラム43に掛け渡されることを繰り返す。
以上より、本実施の形態においても、ドラムをその軸芯方向にスライド移動させなくても、ワイヤ20の重なりを生じることなく、ワイヤ20をその長手方向に移動させることができる。よって、本実施の形態に係る駆動装置においても、高い精度を以ってワイヤ20をその長手方向に移動させることができるとともに、ワイヤ20の移動量(ヘッド10のスライド量)が小さい場合のみならず、大きい場合であっても、ドラム42,43の長さを長くする必要がなく、装置サイズの大型化を抑制することができる。
さらに、本実施の形態では、ドラム42,43の各溝底42a,43aに対するワイヤ20の接触長さを長くすることができるので、大きな力を伝達することができ、また、滑りがより少ないことから高速での駆動にも対応し易い。
[実施の形態3]
本発明の実施の形態3に係る駆動装置の構成について、図5(b)を用い説明する。なお、図5(b)でも、駆動源ユニット以外の構成の図示を省略し、また、駆動装置における駆動源ユニットの構成の内、ドラム52,53,57とワイヤ20だけを抜き出して模式的に示している。
図5(b)に示すように、本実施の形態に係る駆動装置では、駆動源ユニットに3つのドラム52,53,57が設けられており、ワイヤ20は、各ドラム52,53,57間を順に掛け渡されている。ドラム52,53,57は、ともに同じ方向に同期状態で回転するようになっており、ドラム52の溝底面52aに対し1/3周当接した後に、ドラム53の溝底面53aに対しても1/3周当接し、ドラム57の溝底面57aに対しても1/3周当接して順にドラム52,53,57間を掛け渡されている。
以上より、本実施の形態においても、ドラムをその軸芯方向にスライド移動させなくても、ワイヤ20の重なりを生じることなく、ワイヤ20をその長手方向に移動させることができる。よって、本実施の形態に係る駆動装置においても、高い精度を以ってワイヤ20をその長手方向に移動させることができるとともに、ワイヤ20の移動量(ヘッド10のスライド量)が小さい場合のみならず、大きい場合であっても、ドラム52,53,57の長さを長くする必要がなく、装置サイズの大型化を抑制することができる。
[実施の形態4]
本発明の実施の形態4に係る駆動装置の構成について、図6(a)を用い説明する。なお、図6(a)でも、駆動源ユニット以外の構成の図示を省略し、また、駆動装置における駆動源ユニットの構成の内、ドラム62,63とワイヤ20だけを抜き出して模式的に示している。
図6(a)に示すように、本実施の形態に係る駆動装置では、駆動源ユニットにおけるドラム62とドラム63との外周径が互いに異なっている。具体的には、ドラム62の外周径は、ドラム63の外周径よりも大きくなっている。そして、ワイヤ20は、上記実施の形態2と同様に、側面視において、8の字状を描くように、ドラム62とドラム63との間で掛け渡されており、各ドラム62,63の溝底面62a,63aに対し、各一部で当接している。
なお、ドラム62とドラム63との回転方向は、互いに逆であり、上記実施の形態2と同様に、ドラム62にステッピングモータからの回転駆動力を付加し、ドラム63については、ワイヤ20を介して従動することとしている。ただし、ドラム63にも回転駆動力を付加することもできる。このようにドラム63にも回転駆動力を付加する場合には、ドラム62の溝底面62aの外周径D62とドラム63の溝底面63aの外周径D63とが異なるため、ドラム62の軸芯とドラム63との軸芯との間を連結するギアのギア比を調整することにより、ドラム62,63の溝底面62a,63aの周速が等しくなるように設定されている。
以上より、本実施の形態においても、ドラムをその軸芯方向にスライド移動させなくても、ワイヤ20の重なりを生じることなく、ワイヤ20をその長手方向に移動させることができる。よって、本実施の形態に係る駆動装置においても、高い精度を以ってワイヤ20をその長手方向に移動させることができるとともに、ワイヤ20の移動量(ヘッド10のスライド量)が小さい場合のみならず、大きい場合であっても、ドラム62,63の長さを長くする必要がなく、装置サイズの大型化を抑制することができる。
また、本実施の形態では、ドラム62,63の各溝底62a,63aに対するワイヤ20の接触長さを長くすることができるので、大きな力を伝達することができ、また、滑りがより少ないことから高速での駆動にも対応し易い。
さらに、本実施の形態では、一方のドラム63の外周径を小さくしているので、駆動源ユニットの小型化を図ることができる。
[実施の形態5]
本発明の実施の形態5に係る駆動装置の構成について、図6(b)を用い説明する。なお、図6(b)でも、駆動源ユニット以外の構成の図示を省略し、また、駆動装置における駆動源ユニットの構成の内、ドラム72,73,77とワイヤ20だけを抜き出して模式的に示している。
図6(b)に示すように、本実施の形態に係る駆動装置では、駆動源ユニットに3つのドラム72,73,77を有し、その間でワイヤ20が掛け渡されている。具体的には、ワイヤ20は、ドラム72の溝底面72aとドラム73の溝底面73aとの間でループをなして架けられ、ドラム77は、その溝底面77aが上記ループに対して矢印Fに示すように外接されている。換言すれば、ドラム77は、ワイヤ20に対しテンションを付加するためのドラムとして設置されており、これによりワイヤ20は、設定範囲内でのテンションを以ってドラム72とドラム73との間で掛け渡される。
なお、本実施の形態では、ドラム72にはステッピングモータからの回転駆動力を付加し、ドラム73はワイヤ20を介して従動する構成とすることもできるし、ドラム72とドラム73とをタイミングベルトなどで連結して同期駆動するようにしてもよい。さらに、ドラム77についても、ワイヤ20を介して従動することとしてもよいし、タイミングベルトなどを介してドラム72,73と同期駆動することとしてもよい。
さらに、ドラム77については、矢印Fの方向に弾性支持されている。
以上より、本実施の形態においても、ドラムをその軸芯方向にスライド移動させなくても、ワイヤ20の重なりを生じることなく、ワイヤ20をその長手方向に移動させることができる。よって、本実施の形態に係る駆動装置においても、高い精度を以ってワイヤ20をその長手方向に移動させることができるとともに、ワイヤ20の移動量(ヘッド10のスライド量)が小さい場合のみならず、大きい場合であっても、ドラム72,73,77の長さを長くする必要がなく、装置サイズの大型化を抑制することができる。
さらに、本実施の形態では、ワイヤ20に対してドラム77を外接させており、テンション付与をしているので、装置の駆動時間が長期に及び、ワイヤ20が伸びた場合にも、ドラム72,73の溝底面72a,73aとワイヤ20との間での滑りを効果的に抑制することができ、高い信頼性での駆動が可能となる。
[実施の形態6]
本発明の実施の形態6に係る駆動装置の構成について、図7を用い説明する。なお、図7でも、駆動源ユニット以外の構成の図示を省略し、また、駆動装置における駆動源ユニットの構成の内、ドラム82,83とワイヤ20だけを抜き出して模式的に示している。
図7に示すように、本実施の形態に係る駆動装置では、ドラム82とドラム83とが互いの軸芯同士がX軸方向に並行するように配置されている。ワイヤ20は、各ドラム82,83に対してZ軸方向上方から入出力され(矢印G,H)、各ドラム82,83の溝底面82a,83aに当接して掛け渡されている。
本実施の形態のようなドラム82,83の配置形態を採用する場合には、ワイヤ20の入出力部分20c,20dにおいて、ドラム82,83との干渉を避けることができ、ワイヤ20の劣化を抑制するという観点から望ましい。
その他については、上記実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
なお、本実施の形態に対し、上記実施の形態2〜5の形態を組み合わせることも可能である。
[実施の形態7]
本発明の実施の形態7に係る駆動装置の構成について、図8を用い説明する。なお、図8では、駆動源ユニット以外の構成の図示を省略し、また、駆動源ユニットにおけるフレームの図示を省略している。
図8に示すように、本実施の形態に係る駆動装置の駆動源ユニット90では、2つのドラム92,93を備え、互いの軸芯Ax92,Ax93同士が並んだ状態になるように配されている。Z軸方向下側に配されたドラム92の両側から延設されたシャフト922,923のうち、Y軸方向右側に延設されたシャフト922は、カップラ36を介してステッピングモータ31に連結されている。
また、ドラム93とドラム94の各々には、Y軸方向左側に延設されたシャフト932,933の先端部分にドラムプーリ921,931が接合されている。そして、ドラムプーリ921とドラムプーリ931との間には、タイミングベルト94が張設されている。これにより、ドラム92とドラム93とは、ステッピングモータ31からの回転駆動力により、互いの外周における周速度が同一となるように、同期した状態で回転する。
なお、ドラム93のY軸方向両側に延設されているシャフト932,933は、ともに図示を省略するフレームに軸支されている。
本実施の形態においても、ワイヤ20が、ドラム32に対し、その溝底面32aに対し外周周りに半周の当接を以って、もう一方のドラム33に掛け渡されることを繰り返す。本実施の形態が上記実施の形態1と異なる点は、ドラム93がドラム92に対してタイミングベルト94で連結され、互いに同期回転する点である。このような構成は、ワイヤ20に対してより大きな駆動力を付加しようとする場合に有効である。
その他については、上記実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
なお、本実施の形態に対し、上記実施の形態2〜6の形態を組み合わせることも可能である。
[変形例1]
変形例1に係るドラム102の形態について、図9(a)を用い説明する。図9(a)は、ドラム102の表面の一部を模式的に示す模式側面図である。
図9(a)に示すように、本変形例に係るドラム102では、溝底面102aの曲率半径Rg2の溝がドラム102の長手方向に沿って複数刻設されている。溝底面102aの曲率半径Rg2については、上記実施の形態1と同様の範囲とすることができる。
また、本変形例に係るドラム102では、隣接する溝間の仕切り部102bの頂部分が側面視で直線ではなく、図9(a)に示すように側面視で曲線となっている。そして、この仕切り部102bの頂部分の曲率半径Rf2は、例えば、0.5[mm]〜2.0[mm]となっている。
本変形例に係るドラム102では、図9(a)に示すように隣接する溝間の仕切り部102bの頂部分に曲率を付けているので、ワイヤの掛け渡しの際の、ワイヤへの機械的なダメージを低減することができる。
なお、図9(a)に示すような形態だけでなく、仕切り部102bの上角部分にテーパーカットを設けることとすることも可能である。
[変形例2]
変形例1に係るドラム112の形態について、図9(b)を用い説明する。図9(b)は、ドラム112の構成の一部を模式的に示す模式分解正面図である。
図9(b)に示すように、本変形例に係るドラム112は、円筒状の胴部1121と、エンド部1122と、複数のカラー部1123および複数のフランジ部1124との組み合わせを以って構成されている。具体的に、胴部1121の一端にエンド部1122が固定され、他端側からカラー部1123とフランジ部1124とが矢印Iの方向に向けて交互に嵌挿され、最後に、他端に一端側と同様のエンド部(図示を省略)が固定され、これによりドラム112が構成されている。
本変形例に係る構成のドラム112では、円筒表面に一つ一つ溝を刻設する場合に比べて、ドラムの形成に係る製造コストの低減を図ることができ、装置全体のコスト低減を図ることもできる。
[その他の事項]
上記実施の形態1〜7および変形例1,2では、線状体の一例としてワイヤ20を採用することとしたが、本発明での線状体としては、ワイヤ以外にロープや紐やベルトなどを採用することができる。また、ワイヤについても、モノフィラメントタイプ(単線)のものやマルチフィラメントタイプ(撚り線)のものを用いることができる。ワイヤにおける横断面については、円形であっても、それ以外であってもよい。例えば、横断面が楕円や長円の包絡線を有するような形態のものを採用することもできる。
また、図1に示したように、上記実施の形態1〜7および変形例1,2では、ガイドレール11に対して摺動可能に載置されたヘッド10を駆動する駆動装置1を一例としたが、本発明の駆動対象はこれに限定されない。例えば、ループをなして張設された線状体の一部箇所にフックなどを取付け、当該フックに掛けたワークを運搬する装置などにも本発明に係る駆動装置を適用することができる。
また、上記実施の形態1〜7および変形例1,2では、円形断面のドラム32,33,42,43,52,53,57,62,63,72,73,77,82,83,92,102,112を採用したが、多角形断面のドラムを採用することもできる。この場合、ドラムとワイヤの滑りを抑制するという観点からは望ましい。ただし、線状体としてワイヤを採用する場合には、ワイヤへのダメージについて考慮する必要がある。
また、ドラムを構成する材料については、上記実施の形態1〜7および変形例1,2では特に言及していないが、ステンレス鋼やメッキ鋼鈑、さらにはゴムや樹脂などを用いることも可能である。
また、駆動源ユニットにおける駆動源として、上記実施の形態1〜7および変形例1,2では、ステッピングモータを採用したが、これに限らず、一般的なモータやロータリーアクチュエータ、さらにはガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどの内燃機関などを用いることもできる。
また、上記実施の形態1〜7では、駆動源ユニットに含まれる全てのドラム外周面に溝を刻設することとしたが、一部のドラムに溝を刻設し、残りのドラムについては溝の刻設をしないというような構成を採用することもできる。また、全てのドラム外周面に溝を刻設しないこととすることも可能である。また、溝底の断面形状については、必ずしも曲率を有した形態とする必要はなく、図9(b)に示した変形例2のように、断面において溝底が直線である形態とすることもできる。
さらに、上記実施の形態1〜7などでは、1つのステッピングモータ31を備えた駆動源ユニット30を採用したが、1つのドラムに対して1つのステッピングモータを連結し、互いのステッピングモータ同士を同期駆動することとしてもよい。
本発明は、生産ラインなどにおいて、線状体を用いて移動対象であるヘッドの移動を実行する駆動装置について、コンパクトな装置サイズの駆動装置を実現するのに有用である。
1.駆動装置
10.ヘッド
11.ガイドレール
12,13.ガイドブロック
20.ワイヤ
21〜27,921,931.プーリ
30,90.駆動源ユニット
31.ステッピングモータ
32,33,42,43,52,53,57,62,63,72,73,77,82,83,92,93,102,112.ドラム
35.フレーム
36.カップラ
94.タイミングベルト
321,331.ドラムプーリ
322,323,332,333,922,923,932,933.シャフト
1121.胴部
1122.エンド部
1123.カラー部
1124.フランジ部

Claims (6)

  1. ループをなして張設された線状体と、
    前記線状体に対し、その長手方向への可動のための駆動力を付加する駆動源ユニットと、
    を備え、
    前記駆動源ユニットは、
    フレームと、
    それぞれが軸芯周りに回転自在の状態で、且つ、互いの軸芯同士が並んだ状態で、前記フレームに対して軸支された複数のドラムと、
    前記複数のドラムの内の1のドラムに対して前記軸芯周りでの回転駆動力を付加する駆動源と、
    を有し、
    前記線状体は、前記複数のドラムの内の1のドラムに対し、その外周面に前記軸芯周りに一周未満の当接を以って、隣接する他のドラムに掛け渡されることを繰り返すことで、前記複数のドラムに掛け渡され、前記複数のドラムの内の少なくとも1のドラムの外周面との摩擦力を以って駆動力の付加を受ける
    ことを特徴とする駆動装置。
  2. 前記複数のドラムは、互いの外周面の周速が等しくなるように、前記駆動源からの回転駆動力の付加を受ける
    ことを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
  3. 前記線状体は、モノフィラメントタイプあるいはマルチフィラメントタイプのワイヤであって、
    前記複数のドラムには、第1ドラムと第2ドラムとが含まれており、
    前記第1ドラムおよび前記第2ドラムの各外周面には、各々が周方向に刻設され、前記軸芯に沿った方向に並設された複数条の溝が形成されており、
    前記複数条の溝のピッチは、前記線状体の横断面における仮想外接円の径以上である
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の駆動装置。
  4. 前記第1ドラムと前記第2ドラムとは隣接配置されており、
    前記第1ドラムの外周面に刻設された前記複数条の溝と、前記第2ドラムの外周面に刻設された前記複数条の溝とは、前記軸芯方向において、互いに前記ピッチの1/2ずれた状態で設けられている
    ことを特徴とする請求項3に記載の駆動装置。
  5. 前記複数条の溝の各々は、その底面の少なくとも一部が円弧状になっており、
    前記各底面を構成する円弧状部分の曲率半径は、前記仮想外接円の径の1/2と略同等である
    ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の駆動装置。
  6. 前記複数のドラムの各々は、前記フレームに対して前記軸芯方向に位置固定されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載の駆動装置。
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