JPH11186885A - クロック信号制御回路 - Google Patents

クロック信号制御回路

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JPH11186885A
JPH11186885A JP9364078A JP36407897A JPH11186885A JP H11186885 A JPH11186885 A JP H11186885A JP 9364078 A JP9364078 A JP 9364078A JP 36407897 A JP36407897 A JP 36407897A JP H11186885 A JPH11186885 A JP H11186885A
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    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/04Generating or distributing clock signals or signals derived directly therefrom
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K5/19Monitoring patterns of pulse trains

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯端末のような電子機器で電源立ち上げ時
の不安定な動作クロック信号によるシステムの誤動作を
防止すること。 【解決手段】 発振器が安定して発振していることを検
出する回路であるパルス・レート検出回路102を設
け、この検出回路の出力を元に回路にクロック信号を供
給するか、それとも供給しないかを決定する回路である
クロック供給選択回路103を用いることで、パルス・
レート検出回路102によりクロックの供給が許可され
たときのみにクロック動作回路104に対しクロック信
号が供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クロック信号によ
る動作の制御に関し、特に、例えば携帯端末のような電
子機器で電源立ち上げ時の不安定な動作クロック信号に
よるシステムの誤動作を防止することができるクロック
信号発生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来では、デスクトップのパーソナルコ
ンピューターなどのようにAC電源で動作する情報機器
では、アプリケーションなどで必要とされるデータは、
ハードディスクなどの格納装置に保存されていた。この
ため、たとえその情報機器への電源の供給が止められた
としてもデータの消失は起きなかった。しかしながら、
電池等で駆動される携帯情報機器では、消費電力の大き
いハードディスクなどを使用することはできない。
【0003】そのため、代わりに、EEPROMやフラッシュ
メモリ(Flash Memory)などの不揮発性のメモリデバ
イスがデータ保持用のデバイスとして使用されている。
データが保存された後電力の供給を止めて、装置の電源
を切断する方法が取られた装置も存在している。
【0004】しかしながら、これらの不揮発性メモリデ
バイスは一般的にメモリの容量に比較し高価である。従
って、一般的には揮発性のメモリであるDRAMのようなセ
ルフリフレッシュタイプのデバイスが一般的に使用され
ている。この種のデバイスを使用する機器では、電力が
供給されたまま、クロック信号が停止され、装置の信号
の変化が止められる。これにより、電源OFFの状態を
作り出すという方法が採用されている。
【0005】また、メモリの内容の保持が必要では無い
ような装置でも、装置の各回路の信号の状態を保持した
まま、装置の電源を落としたいというような状況が生じ
る場合がある。このため、そのようなときに、装置に供
給されるクロック信号が停止され、装置の動作を停止
し、装置の電源OFF状態を作り出す方法が取られてい
る。
【0006】いずれにしても、電源OFFの状態を作り
出すために、発振源である発振器への電力供給が停止さ
れて、クロック信号が停止される。
【0007】ところが、クロック信号を停止すると、再
び動作を開始するときにクロック信号が不安定になり、
場合によっては誤動作を生じ、装置の動作に破綻を来す
場合がある。そこで、装置のクロック信号による誤動作
を避け、装置を安定して再起動することが必要になる。
【0008】特開昭62−86419号公報と特開平4
−25958号公報(第1、第2の従来例)にはクロッ
ク信号に同期して動作する中央演算処理装置を使用する
システムが述べられている。このシステムでは、電源立
ち上げ後遅延バッファにより動作の開始を遅延させて、
クロック信号が安定してからシステムの動作が開始され
る。これにより、電源立ち上げ時のシステムの誤動作を
避けている。
【0009】特開平6−101452号公報(第3の従
来例)では、電源投入時の不安定なクロック信号による
誤動作を避けるために、発振器の発振が、クロック信号
が安定するまでカウントされる。このカウンタが所定値
になるまでシステムを停止状態にしておくことで電源投
入時の不安定なクロック信号による誤動作を避けてい
る。
【0010】また、特開平8−316832号公報(第
4の従来例)では、半導体の集積回路に供給されるクロ
ック信号生成を行うPLL回路のロック状態の検出のた
めにキャパシタではなくDフリップ・フロップを用いる
という方法を採用している。
【0011】特開平3−165617号公報(第5の従
来例)では、電源投入時などの発振器が不安定な状態で
の動作クロック信号を確保するために初期段階のときの
み、CR発振器で擬似的にクロック信号が発生されると
いう方法を採用している。
【0012】特開平3−165619号公報(第6の従
来例)では、電源投入時などの初期状態においてクロッ
ク信号の不安定な動作によるシステムの誤動作を解決す
るために、真のシステムクロック信号である水晶発振器
の発振が開始されるまでは、水晶発振器と比較し発振開
始のタイミングの早いCR発振器などの出力を使用して
回路を動作させ、水晶発振器が発振をはじめたらそれを
検出して、システムに供給するクロック信号を水晶発振
器の出力に切り替えるという方法を使用している。
【0013】特開平9−134593号公報(第7の従
来例)では、複数のフリップ・フロップが配列され、複
数のクロックパルスが入力されたとき、初期化信号を出
力する方法が採用されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】第1と第2の従来例で
は、システム動作を開始するタイミングをクロック信号
の数カウント分カウンタにより遅延させるという方法を
採用している。従って、クロック信号は遅延量を数える
カウンタにも供給されるため、電源立ち上げ時やクロッ
ク信号停止状態から再び動作を開始する時にはタイミン
グを取るべきカウンタも動作状態の不安定なクロック信
号に影響され、誤動作を生じてしまう可能性がある。
【0015】また、第3の従来例では、第1と第2の従
来例と同様に、カウンタを使用してシステムに入力され
るリセット信号を生成し、このリセット信号で回路の動
作を一定期間遅らせている。こうして電源投入時などの
発振器が不安定な期間回路を停止させておくことで誤動
作を避けている。しかしながら、この方式も遅延を作り
出すカウンタに発振器のクロック信号を使用しているた
めに、電源投入時などのクロック信号の不安定な期間で
はこのカウンタが誤動作を起こす可能性がある。
【0016】第4の従来例では、PLLのロックを検出
するのに基準周波数回路が使用されている。PLLの周
波数のロックに必要な基準周波数回路は、クロック信号
を供給するための発振器が発振を開始する前に発振が安
定している必要がある。このため、基準周波数回路は常
に発振したままにしておくか、クロック信号を供給する
発振器が発振するよりも前に発振を開始させ、クロック
信号を供給する発振器が発振を開始し出すときには、既
に安定して発振を行っている必要がある。また、位相比
較をして、周波数のロックを確認すると位相比較回路や
VCOなどの回路が必要になるため全体的に回路が複雑化
してしまうという問題がある。
【0017】第5、第6の従来例では、初期動作時には
実際に使用される発振器よりも早いタイミングで安定し
た発振を行う発振器を使用し、実際に使用する発振器が
安定したとき、その発振器に切り替えて回路を動作させ
ている。このため、たとえ発振開始のタイミングが水晶
発振器よりも短くても、電源投入時は発振器は不安定で
ある。結局、この回路だけでは電源投入時の回路の誤動
作が生じてしまうという問題が残る。
【0018】本発明は上記問題を解決するためになされ
たものである。従って、本発明の目的は、システムが再
起動されるとき、システムが確実に安定して動作させら
れるクロック信号発生回路を提供することにある。
【0019】本発明の他の目的は、システムの再起動時
の安定性に加えて、回路構成が簡略化され、高集積化に
適したクロック信号発生回路を提供することにある。
【0020】本発明の更に他の目的は、簡単な回路構成
により、電源投入時のクロック信号の不安定な動作によ
る回路の誤動作を避けることにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明のクロック信号制
御装置は、クロック信号を発生する発振器と、前記発振
器からの前記クロック信号の周波数またはディューティ
を検出し、検出結果に基づいて制御信号を出力するパル
ス検出回路と、及び前記パルス検出回路からの前記制御
信号に応答して、前記発振回路からの前記クロック信号
から供給クロック信号を生成するクロック信号供給選択
回路とを具備する。
【0022】前記パルス検出回路は、前記クロック信号
の前記ディューティに対応する出力電圧を出力するパル
ス電圧変換器と、及び前記パルス電圧変換器からの前記
出力電圧が予め決められたレベルより高いとき前記制御
信号を出力する電圧検出器とを具備する。このとき、前
記電圧検出器は、ヒステリシス特性を有することが望ま
しい。
【0023】前記パルス電圧変換器は、前記発振器から
の前記クロック信号に応答してキャパシタを充電するポ
ンプ回路と、及び前記キャパシタの電圧に対応するアナ
ログ電圧を出力する平均化回路とを具備している。また
は、前記パルス電圧変換器は、前記発振器からの前記ク
ロック信号に応答してアナログ電圧を出力する平均化回
路を具備していてもよい。
【0024】前記パルス検出回路は、前記クロック信号
の周波数に対応する出力電圧を出力する周波数カウンタ
と、及び前記周波数カウンタからの前記出力電圧が予め
決められたレベルより高いとき前記制御信号を出力する
周波数変動検出器とを具備する。
【0025】この場合、前記周波数カウンタは、前記ク
ロック信号のパルスに応答してパルスを生成するワンシ
ョット・マルチバイブレーターと、及び前記ワンショッ
ト・マルチバイブレーターにより生成されるパルス数に
対応する出力電圧を発生する平均化回路とを具備する。
【0026】前記周波数変動検出器は、前記周波数カウ
ンタからの前記出力電圧を微分するための微分回路と、
前記微分回路からの出力をゲート素子レベルに変換する
ための変換器と、前記周波数カウンタからの前記出力電
圧が予め決められたレベルより高いとき前記制御信号を
出力する電圧検出器とを具備する。この場合、前記電圧
検出器は、ヒステリシス特性を有することが望ましい。
【0027】前記クロック信号供給選択回路は、前記パ
ルス検出回路からの前記制御信号と前記発振器からのク
ロック信号との論理和を計算し、その計算結果を前記供
給クロック信号として出力するANDゲート回路を具備
する。
【0028】前記クロック信号供給選択回路は、前記パ
ルス検出回路からの前記制御信号から前記発振器からの
クロック信号に同期する同期制御信号を生成する同期回
路を更に具備し、前記ANDゲート回路は前記パルス検
出回路からの前記制御信号に代えて、前記同期制御信号
と前記発振器からの前記クロック信号との論理和を計算
し、その計算結果を前記供給クロック信号として出力す
る記同期クロック信号として出力することがのぞまし
い。
【0029】前記同期回路は、リセット信号によりリセ
ットされて動作可能となり、前記クロック信号供給選択
回路は、前記リセット信号に応答して動作可能となり、
前記発振器からの前記クロック信号を遅延させて供給リ
セット信号として出力するリセット回路を更に具備す
る。これにより、CPU等のクロック動作回路が供給リ
セット信号に応答してリセットされる。
【0030】前記発振器は、電気的な発振を行う発振回
路と、及び前記発振回路の前記発振の周波数を逓倍する
周波数逓倍回路とを具備していてもよい。
【0031】上記のいずれかのクロック信号制御回路は
携帯電話内に設けられることができる。
【0032】電子回路装置が、上記のいずれかのクロッ
ク信号制御回路を複数具備し、前記発振器は、電気的な
発振を行う発振回路と、及び前記発振回路の前記発振の
周波数を逓倍する周波数逓倍回路とを具備してもよい。
このとき、 前記複数のクロック信号制御回路のうちの
少なくとも1つは、前記発振器からの前記クロック信号
を分周し、分周されたクロック信号を前記パルス検出回
路に出力する分周回路を更に具備してもよい。
【0033】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、携帯
電話等の電子回路装置に適用して好適な本発明のクロッ
ク信号制御装置を詳細に説明する。
【0034】最初に、本発明の第1の実施形態によるク
ロック信号制御装置を説明する。図1は、本発明の第1
の実施形態によるクロック信号制御装置の構成を示す。
図1を参照すると、第1の実施形態のクロック信号制御
装置は、発振器101、パルス・レート検出回路(パル
ス検出回路)102、クロック信号供給選択回路10
3、クロック信号動作回路104からなる。
【0035】クロック信号動作回路104は、クロック
信号に応答して動作を確定する回路のことであり、CP
U(Central Processing Uni
t)などのようにクロック信号の供給を受けて動作する
ユニットを指す。
【0036】発振器101は、一定周期で発振を行う回
路からなり、水晶発振子、CR発振器、SAW(Sur
face Acoustic Wave、弾性表面波)
発振子などから構成される。しかしながら、電気的な発
振を行う回路であればどのような回路でもよい。
【0037】パルス・レート検出回路102は、上記発
振器の発振のローレベルの時間幅とハイレベルの時間幅
の比、すなわちディューティを検出する。
【0038】クロック信号供給選択回路103は、パル
ス・レート検出回路102の出力結果に基づいてクロッ
ク信号動作回路104に対し発振器101の出力である
クロック信号を供給するかどうかを決定する。
【0039】パルス・レート検出回路102は、図2に
示されるように、レート−電圧変換器1021と電圧検
出器1022からなる。レート−電圧変換器1021
は、発振器101の出力であるクロック信号のハイレベ
ルとローレベルの割合を検出する回路である。レート−
電圧変換器1021は、ハイレベルの割合が多い程出力
電圧が高くなる。電圧検出器1022はレート−電圧変
換器の出力電圧が予め決められたレベルより高いときに
有効であることを示す制御信号を出力する。
【0040】多少のレベル変動に堪えられるように、電
圧検出器1022にはヒステリシス特性を持つコンパレ
ーターが使用されることが望ましい。レート−電圧変換
器1021は、発振器101の出力の平均値を取るのだ
が、この電圧は常に変動しているので、通常の、ヒステ
リヒス特性を持たないコンパレーターがレート−電圧変
換器1021として使用されると、電圧の検出値付近に
おいて誤動作を起こす可能性がある。
【0041】次に、図1のブロック図と図3のタイミン
グチャートを参照して、本発明の第1の実施形態による
クロック信号制御装置の動作を説明する。図3におい
て、(a)は発振器出力を示し、(b)はレート−電圧
変換器の出力を示し、(c)はパルス・レート検出信号
を示し、(d)はクロック供給選択回路内の内部信号A
を示し、(e)はクロック供給選択回路内の内部信号B
を示し、(f)は供給クロック信号を示し、(g)はク
ロック動作回路の状態を示す。
【0042】発振器101は、外部電源が供給される
と、図3(a)に示されるように、発振を始める。この
部分の電源の供給の制御は、どのような形式が用いられ
てもよい。例えば、手動のスイッチで電源が制御されて
もよいし、あるいはクロック信号制御装置が電池などで
駆動されているときは、電池残量検出器が電池の残量に
合わせて電源を制御してもよい。
【0043】パルス・レート検出回路102は、図3
(b)に示されるように、発振器101の発振周波数に
応じて、その出力を変化させていく。パルス・レート検
出回路102は、発振器101の発振周波数が高ければ
その出力値が高くなり、周波数が低くなれば出力値が低
くなる。電源投入直後は発振器101の出力は安定して
おらず、発振器101は周波数の低い状態で発振を行
う。その後、動作が安定してくると発振器101に固有
の周波数で発振を始める。パルス・レート検出回路10
2内部のレート−電圧変換器1021は、電源投入直後
は発振器101の周波数が低いため、低い出力値を示
す。やがて発振器101の周波数が高くなるに従い徐々
に高い出力値を示す。
【0044】パルス・レート検出回路102内の電圧検
出器1022は、図3(c)に示されるように、レート
−電圧変換器1021の出力が予め決められたレベルを
超えると発振器101が安定して発振していることを示
す制御信号を出力する。クロック信号供給選択回路10
3は、図3(d),(e)、(f)に示されるように、
制御信号に応答して、クロック信号動作回路104に対
しクロック信号供給を開始する。
【0045】クロック信号動作回路104は、クロック
信号供給選択回路103からクロック信号が供給される
と、図3(g)に示されるように、動作休止状態から動
作状態へ状態を移行する。
【0046】クロック信号供給選択回路103は、パル
スレート検出回路102の出力信号をただ単に選択のた
めの制御信号として使うだけではなく、制御信号に応答
して発振器101の出力と同期して、クロック信号動作
回路104にクロック信号を供給する。
【0047】次に、図4、図5、図6、図7を参照し
て、本発明のクロック信号制御装置の構成を詳細に説明
する。
【0048】図4は、本発明の第1の実施形態によるパ
ルス・レート検出回路102の一部であるレート−電圧
変換器 1021の回路の例を示す。レート−電圧変換
器1021は、ポンプ回路と、平均化回路と、反転回路
からなる。
【0049】ポンプ回路は、キャパシタC1 1021
1、ダイオードD1 10212、D2 10213か
ら構成される。平均化回路は、抵抗R1 10214、
キャパシタC2 10215、オペアンプA1 102
16から構成される。反転回路は、抵抗R2 1021
7、R3 10218、オペアンプA2 10219か
ら構成される。
【0050】ダイオードD2 10213とダイオード
D1 10212が直列に接続され。ダイオードD2
10213のアノードはオペアンプA1 10216の
反転入力に接続されている。ダイオードD2 1021
3とダイオードD1 10212の接続ノードにはキャ
パシタC1 10211の一端が接続されている。キャ
パシタC1 10211の他端には電圧Viが供給され
る。オペアンプA110216の非反転入力は接地され
ている。オペアンプA1 10216の反転入力と出力
の間には抵抗R1 10214とキャパシタC2 10
215の並列回路が接続されている。オペアンプA1
10216の出力は、抵抗R2 10217を介してオ
ペアンプA2 10219の反転入力に接続されてい
る。オペアンプA2 10219の反転入力と出力の間
には抵抗R3 10218が接続されている。オペアン
プA2 10219の非反転入力は接地されている。
【0051】ポンプ回路は、キャパシタC2 1021
5に電荷を蓄積するための回路であり、キャパシタC1
に波高値Viの電圧がかかるとVi*C1分の電荷がキ
ャパシタC2に流れ込む。抵抗R1 10214により
キャパシタC2 10215の電荷を放電することで一
定時間内のパルスの個数がアナログの電圧値に変換され
る。
【0052】この回路の時定数は抵抗R1 10214
とキャパシタC2 10215によって決まり、発振器
の固有周波数に合わせて設定される。本発明では、周期
の1/2の時間の間に90%まで電圧が落ちる程度の時
定数τが設定される。CRによる積分の電圧変化で特に
放電時の電圧は次の式によって表される。 Vo=V*exp(−t/τ) ここで、Vは放電直前の平均値電圧で、τはC2*R1
で表される値、expは自然対数変換である。例えば、
発振器の周波数が1MHzの時は、 τ=C2*R1=−1/(2*106*Ln(90/1
00))
【0053】=4.7*10−6 になるように抵抗R1とキャパシタC1の値を設定す
る。抵抗R1については数百KΩ以上の値が望ましいの
で、それに合わせてキャパシタC1の値を決定する。ま
たここで示されるLnとはexpの逆変換である。
【0054】また、反転出力回路はオペアンプA1 1
0216の反転された出力を正出力に戻すための回路で
ある。
【0055】図5はレート−電圧変換器1021の他の
例の構成を示す。この場合、図4に示されるポンプ回路
は使用されていない。単なる平均化回路のみで構成され
ている。
【0056】図5を参照して、抵抗R11 10211
1の一端はオペアンプA11 102114の反転入力
に接続されている。オペアンプA11 102114の
非反転入力は接地されている。抵抗R11 10211
1の他端には電圧Viが供給される。オペアンプA11
102114の反転入力と出力の間には抵抗R12
102124とキャパシタC11 102113の並列
回路が接続されている。オペアンプA11 10211
4の出力は、抵抗R13 102115を介してオペア
ンプA12 102117の反転入力に接続されてい
る。オペアンプA12 102117の反転入力と出力
の間には抵抗R14 102116が接続されている。
オペアンプA12 102117の非反転入力は接地さ
れている。
【0057】この回路ではパルスの幅が一定でないパル
スについては正確に周波数を測ることは出来ないが、本
発明では正確な周波数を測る必要性はなく、特に必要と
なるのは発振器の固有周波数に達して安定して発振して
いるかどうかである。従って、固有周波数で安定して発
振しているときは発振器のパルス幅が一定であるという
前提の下に成り立っている。
【0058】この図4に示されるレート−電圧変換器1
021により変換された電圧が予め決められた電圧以上
になったことが電圧検出器1022内部のコンパレータ
ーにより検出されると、クロック信号が安定したことを
示す制御信号を有効にする。
【0059】図6は、このような動作を行う電圧検出器
1022の構成を示す。図6を参照して、電圧検出器1
022は、直流電源Vr 10221、抵抗1022
2、オペアンプ10224からなる比較回路を有する。
しかしながら、この比較回路だけだと次に接続されるべ
き論理回路の電圧とそぐわない可能性がある。そこで、
P−ch MOSFET 10225とN−ch MO
SFET 10226からなる電圧変換回路により論理
回路で使用される電圧に変換する。
【0060】オペアンプ101224 の反転入力には
電圧Viが供給される。抵抗R11102111の一端
はオペアンプA11 102114の反転入力に接続さ
れている。オペアンプA11 102114の非反転入
力は接地されている。抵抗R11 102111の他端
には電圧Viが供給される。オペアンプ10224の非
反転入力と出力の間には抵抗10223が接続されてい
る。また、オペアンプ10224の非反転入力は、可変
抵抗10222に接続され、可変抵抗10222と直流
電源Vr10221との並列回路はグランドに接続され
ている。P−ch MOSFET 10225とN−c
h MOSFET 10226が電源Vddとグランド
の間に直列に接続されている。オペアンプ10224の
出力は、P−ch MOSFET 10225とN−c
h MOSFET 10226のゲートに接続されてい
る。P−ch MOSFET 10225とN−chM
OSFET 10226の中間ノードから出力Voが得
られる。
【0061】図6の抵抗10223で示されるフィード
バック回路はコンパレータ回路にヒステリシスを持たせ
るための抵抗である。この場合、レート−電圧変換器1
021の出力電圧Viがローレベルからハイレベルに向
かうときのコンパレータ回路の検出電圧とハイレベルか
らローレベルに向かうときのコンパレータ回路の検出電
圧は異なっており、前者の方が低い電圧に設定されてい
る。
【0062】その様子を図7に示す。ここで、電圧Vr
はレート−電圧変換器1021の出力電圧Viの最大値
以上に設定されていて、可変抵抗器10222によりコ
ンパレーター回路の感度が調整される。感度について
は、発振器が安定して発振している状態の時のレート−
電圧変換器1021の出力電圧Viの最低電圧以下の電
圧でコンパレーター回路がオンになるように調節が行わ
れている。
【0063】図8はクロック信号供給選択回路103の
回路の一例の構成を示す。図8を参照して、D−フリッ
プフロップ1032のD入力にはパルス・レート検出回
路102の出力が供給されている。D−フリップフロッ
プ1032のQ出力がD−フリップフロップ1033の
D入力に接続されている。発振器101からのクロック
信号が直接D−フリップフロップ1032のクロック端
子に、またインバーター1031を介してD−フリップ
フロップ1033のクロック端子に供給されている。D
−フリップフロップ1032と1033のリセット端子
にはリセット信号れせTが供給されている。D−フリッ
プフロップ1033の出力と発振器101からのクロッ
ク信号はANDゲート1034に供給される。ANDゲ
ート1034の出力が同期クロック信号としてクロック
動作回路104に供給される。
【0064】クロック信号供給選択回路103はパルス
・レート検出回路102の出力が有効のときは、クロッ
ク信号動作回路104に対しクロック信号を供給し、有
効でないときはクロック信号の供給を停止する。
【0065】図8において、D−フリップフロップ10
32は発振器101からのクロック信号をクロック信号
とし、そのクロック信号の立ち上がりでD端子に入力さ
れるパルス・レート検出器102からの制御信号を保持
し、発振器101からのクロック信号に同期した信号に
変換し、Q端子から同期した信号を出力する。D−フリ
ップフロップ1033は発振器101からのクロック信
号の反転信号をクロック信号とし、つまり発振器出力の
立ち下がりでD−フリップフロップ1032の出力を保
持する。
【0066】これらの回路により、発振器101からの
クロック信号と非同期であったパルス・レート検出回路
102の出力が発振器101からのクロック信号と同期
した信号に変換される。その上で、D−フリップフロッ
プ1033と発振器101からのクロック信号とのAN
D(論理和)を取ることで、パルス・レート検出信号が
有効になった後にクロック信号がクロック信号動作回路
104に供給される。
【0067】また、両方のD−フリップフロップ103
2と1033のRESET端子は電源投入直後はD−フ
リップフロップ1032と1033の出力が不安定にな
り、Q出力がハイレベルになるかローレベルになるかわ
からない。このためRESET入力がローレベルに設定
されて、Q出力をリセットする。この時のQ出力の値は
ローレベルである。またこのD−フリップフロップはダ
イレクト・リセットタイプであり、クロック信号が供給
されているか、いないかに関わらずリセット端子を有効
にすることで初期状態に設定されることができる。
【0068】次に図9は、上記の回路を使用して本発明
の第1の実施形態によるクロック信号制御装置の全体を
構成した場合の回路例を示す。
【0069】この回路では、発振器101は、キャパシ
タ10111と10112、水晶振動子10113、抵
抗10114、NOT(反転)回路 10115、10
116からなる。パルス・レート検出回路102は、発
振器101の出力からのクロック信号のパルス・レート
を電圧に変換するための回路で、キャパシタ1021
1、ダイオード10212と10213、抵抗1021
4、キャパシタ10215、オペアンプ10216から
構成されるパルス・レート−電圧変換器1021、及び
基準電圧10221、可変抵抗器10222、オペアン
プ10224からなるヒステリシス・コンパレータ、及
びP−chMOSFET10225、N−chMOSF
ET10226からなる電圧変換回路からなる。クロッ
ク信号供給選択回路103は、発振器101のクロック
信号とパルス・レート検出回路102の出力から、クロ
ック信号動作回路104に対し、発振器101のクロッ
ク信号を供給するかどうかを決定するための回路であ
り、インバーター回路1031、D−フリップフロップ
1032と1033、AND回路1034からなる。ク
ロック信号動作回路104は、このクロック信号供給選
択回路103の出力を回路を動作させるためのクロック
信号として使用するCPU1041、シリアル通信10
42などのクロック信号を要求する回路からなる。リセ
ット信号RESETはD−フリップフロップ1032と
1033とともに、CPU1041とシリアル通信10
42に供給されている。
【0070】次に、図9の構成例の各回路の動作を図3
を参照して説明する。
【0071】まず、電源が切断されている状態のときは
各回路とも停止状態にある。次に電源が投入され、各回
路に電力が供給されるとまず最初にRESET信号を有
効にしてクロック信号供給選択回路103、及びクロッ
ク信号動作回路104を初期状態に設定する。
【0072】リセットを終了するタイミングについて
は、クロック信号動作回路104の各回路がクロック信
号を入力しなくてもリセットをかけることが出来るタイ
プのダイレクト・リセットタイプのものであれば、クロ
ック信号供給選択回路103からのクロック信号が供給
される前にリセットを解除してもよい。あるいは、クロ
ック信号が供給された後にリセットを解除してもよい。
しかしながら、クロック信号動作回路104の中にリセ
ットをかけるときにクロック信号を必要とするタイプの
同期リセットタイプのフリップフロップが含まれている
ときは、クロック信号供給選択回路103からのクロッ
ク信号が供給された後にリセットを解除する様な機構が
必要になる。その場合の回路構成を図10に示す。
【0073】図10を参照して、クロック動作回路用リ
セット回路105は、D−フリップフロップ1051の
D入力は、D−フリップフロップ1033のQ出力に接
続されている。D−フリップフロップ1052のD入力
はD−フリップフロップ1051のQ出力に接続されて
いる。D−フリップフロップ1051と1052のクロ
ック端子には発振器101からのクロック信号が供給さ
れている。また、D−フリップフロップ1051と10
52のリセット端子にはリセット信号RESETが供給
されている。D−フリップフロップ1052のQ出力は
CPU1041とシリアル通信1042に供給されてい
る。
【0074】図3(a)に示されるように、電源の投入
と同時に発振器101が動作を開始する。発振器101
のクロック信号は、電源投入直後の初期状態において、
周波数とディューティがばらついて不安定な状態にあ
る。そのうちに発振が安定していき、クロック信号のハ
イレベルの時間幅とローレベルの時間幅がほぼ1:1位
で発振を始める。
【0075】一方パルス・レート検出回路102のレー
ト−電圧変換器1021は発振器101からのクロック
信号の平均化を開始する。発振器101が安定していな
いときはパルスの幅や個数が少ないので、図3(b)に
示されるように、レート−電圧変換器1021の出力は
低い電圧を示す。発振器101が安定して発振するよう
になると、クロック信号のディューティ(Duty)が
50%に達する。このため、レート−電圧変換器102
1の出力電圧が徐々に上がってくる。
【0076】次に、電圧検出器1022は、レート−電
圧変換器1021の出力が基準電圧10221と可変抵
抗器10222で設定された電圧を超えるとローレベル
を出力し、発振器101の発振が安定したことを示す。
図3(c)に示されるように、電圧変換回路1021は
電圧検出器1022の出力がローレベルのときに、P−
ch MOSFET10225がオンになりクロック信
号供給選択回路103に対し電源電圧Vddのレベルを
出力する。逆に設定された電圧に達していないときは電
圧検出器1022の出力はハイレベルを示す。図3
(c)に示されるように、この時はN−ch MOSF
ET10226がオンになり、クロック信号供給選択回
路103には、GNDのレベルが出力される。
【0077】また、この回路で示されるコンパレータに
よる電圧検出器1022は、図7に示されるヒステリシ
スを持っており、レート−電圧変換器1021の変動を
Vr=VH−VLの分だけ吸収して変化点で誤動作が起
こらないようにする。
【0078】クロック信号供給選択回路103は、パル
ス・レート検出回路102の出力がハイレベルになる
と、AND回路1034で発振器101からのクロック
信号とパルス・レート検出回路102とのANDを取っ
た出力をクロック信号動作回路104に出力する。
【0079】この時、パルス・レート検出回路102の
出力は発振器101からのクロック信号と必ずしも同期
していない。そこで、供給されるクロック信号によるC
PU1041等の誤動作を避けるために、クロック信号
を用いて、パルス・レート検出回路102の出力はD−
フリップフロップ1032と1033でクロック信号と
同期させられる。これにより、幅の短いクロック信号が
供給されることが防止される。
【0080】図3(d)に示されるクロック信号供給選
択回路の内部信号AはD−フリップフロップ1032の
出力を示し、図3(e)示されるクロック信号供給選択
回路の内部信号BはD−フリップフロップ1033の出
力を示す。その結果と発振器101の出力とでANDを
取ることで、図3(f)に示される供給クロック信号5
06が得られる。
【0081】クロック信号動作回路104のCPU10
41、シリアル通信1042などのクロック信号を必要
とする回路は、図3(f)に示される供給クロック信号
を使用して動作する。
【0082】図10示されるクロック信号動作回路用リ
セット回路105については、クロック信号供給選択回
路103のD−フリップフロップ1033の出力を更に
遅らせることでクロック信号動作回路104にクロック
信号が供給された後までリセット信号を伸ばすことが出
来る。ここでは、1クロック信号分しかクロック信号が
遅らされていないが、クロック信号動作回路の種類によ
って更に遅らされる必要のある時は更にD−フリップフ
ロップを追加するか、カウンターなどを用いたタイマー
回路を使用してリセット期間を長くする必要がある。
【0083】図11は、クロック信号動作回路用リセッ
ト回路105の信号を含んだタイミングを示す。図11
において、(a)は発振器出力を示し、(b)はパルス
・レート変換器の出力を示し、(c)はパルス・レート
検出信号を示し、(d)はクロック供給選択回路内の内
部信号Aを示し、(e)はクロック供給選択回路内の内
部信号Bを示し、(f)は供給クロック信号を示し、
(g)はクロック動作回路のリセット出力Aを示し、
(h)はクロック動作回路のリセット出力Bを示し、
(i)はクロック動作回路の状態を示す。図10のD−
フリップフロップ1051により遅らされた信号が図1
1(g)に示されるクロック信号動作回路リセット出力
Aであり、D−フリップフロップ1052により遅らさ
れた信号が図11(h)に示されるクロック信号動作回
路リセット出力Bとなる。この2つのD−フリップフロ
ップより供給クロック信号506が供給されてから1ク
ロック信号分リセット期間を得ることが出来る。クロッ
ク信号動作回路104は、供給クロック信号506の最
初の1クロック信号、及び2クロック信号目の立ち上が
り信号で回路のリセットを行う事が出来る。
【0084】次に、本発明の第2の実施形態によるクロ
ック信号制御装置について説明する。
【0085】図1は、実際に装置を構成したときに回路
として構成される形態について示している。それぞれ発
振器1 101、発振器2 111、発振器n 121
を含むユニットから構成される回路の動作は図3を参照
して説明した。
【0086】しかしながら、実際の回路ではある装置が
構成されたときに一つのクロック信号動作回路のみとい
うことは少なく、数種類のクロック信号動作回路から構
成されることがほとんどである。その場合のブロックの
構成例の一つが図12に示されている。
【0087】図12を参照すると、第2の実施形態のク
ロック信号制御装置は、n個のユニットからなる。各ユ
ニットは、図1に示されるクロック信号制御装置と同様
に構成されている。すなわち、第1のユニットは、発振
器1 201、パルス・レート検出回路1 202、ク
ロック信号供給選択回路1 203、クロック信号動作
回路1 204からなる。第2のユニットは、発振器2
211、パルス・レート検出回路2 212、クロッ
ク信号供給選択回路2 213、クロック信号動作回路
2 214からなる。第nのユニットは、発振器n 2
21、パルス・レート検出回路n 222、クロック信
号供給選択回路n 223、クロック信号動作回路n
224からなる。
【0088】このように、第2の実施形態のクロック信
号制御装置は、各ユニット毎にクロック信号動作回路を
有している。また、必要とされる発振周波数毎に発振器
を有している。
【0089】クロック信号動作回路204、214、2
24は、クロック信号に応答して動作を確定する回路の
ことであり、CPU(Central Process
ing Unit)などのようにクロック信号を供給し
てもらうことで動作するようなユニットのことを指す。
【0090】発振器201、211、221は、一定周
期で発振を行う回路から構成されたユニットであり、水
晶発振子、CR発振器、SAW(Surface Ac
oustic Wave、弾性表面波)発振子などから
構成される。しかしながら、電気的な発振を行う回路で
あればどのような回路でもよい。
【0091】パルス・レート検出回路202、212、
222は上記発振器の発振のローレベルの時間幅とハイ
レベルの時間幅の比を検出する。
【0092】クロック信号供給選択回路203、21
3、223は、パルス・レート検出回路202、21
2、222の出力結果に基づいてクロック信号動作回路
204、214、224に対し発振器201、211、
221の出力であるクロック信号を供給するかどうかを
決定する。
【0093】発振器1 201はクロック信号動作回路
1 204にクロック信号を供給し、発振器2 211
はクロック信号動作回路2 214にクロック信号を供
給する。
【0094】この場合、発振器1 201、発振器2
211、発振器n 221はそれぞれ独立して動作す
る。システム全体としてクロック信号動作回路1 20
4が動作すべき場合に発振器1 201が動作させられ
る。このとき、パルス・レート検出回路1 202は内
部のレート−電圧変換器1021により発振器1 20
1の発振周波数に合致する出力を出力する。
【0095】更に電圧検出部1022のコンパレータに
より出力レベルがある一定のレベルに達したら、発振器
1 201のクロック信号がクロック信号動作回路1
204に供給可能であることを示す、有効信号をクロッ
ク信号供給選択回路1 203に対し出力する。クロッ
ク信号供給選択回路1 203は、クロック信号動作回
路1 204に供給するクロック信号を発振器1 10
1のクロック信号に同期を取った後、クロック信号動作
回路1 104に対して供給する。
【0096】同様な動作が発振器2 211、パルス・
レート検出回路2 212、クロック信号供給選択回路
1 213、クロック信号動作回路2 214で構成さ
れるユニットや、発振器n 121、パルス・レート検
出回路n 122、クロック信号供給選択回路n 12
3、クロック信号動作回路n 124で構成されるユニ
ットについても行われる。
【0097】次に本発明の第3の実施形態によるクロッ
ク信号制御回路を説明する。
【0098】図13は、本発明の第3の実施形態による
クロック信号制御回路の構成を示す。図13における構
成例は、複数の種類のクロック信号動作回路に対して一
つの発振器301を使用して回路を動作させる場合の回
路構成例である。ここでいうクロック信号動作回路はク
ロック信号動作回路1 309、クロック信号動作回路
2 310、クロック信号動作回路n 311から構成
される。
【0099】この実施形態では、発振器の周波数はクロ
ック信号動作回路で使用される周波数よりも低い値であ
る。このため、クロック信号は、クロック信号逓倍器で
一度高い周波数にあげられてから分周器で分周されて、
各ユニットに供給される。もちろん最初から発振周波数
の高い発振器を使用してこのクロック信号を分周して、
各クロック信号動作回路に供給してもよい。しかしなが
ら、発振器に使用している発振子による発振回路は周波
数が高いと一般的に消費電力が大きくなってしまうの
で、PLL(Phase Locked Loop)な
どの逓倍回路を使用してクロック信号の周波数を高く
し、逓倍後のクロック信号を分周して使用することが多
い。また、分周器を用いずにクロック信号動作回路ごと
に逓倍器を用いてもよい。
【0100】ここでは一般的に用いられるクロック信号
動作回路のそれぞれのクロック信号の最小公倍数の値に
なる周波数に発振器のクロック信号を逓倍し、それ以外
の周波数についてはクロック信号を分周して作り出すと
いう方法で説明する。
【0101】発振器301は、水晶発振子やSAW発振
子などの発振子を用いた発振器でもクロック信号モジュ
ールでも良い。クロック信号逓倍器303は発振器30
1からのクロック信号からその周波数より高い周波数を
作り出す回路で構成されている。パルス・レート検出回
路302は図1のパルス・レート検出回路102と同じ
回路である。またこの回路については、周波数カウンタ
と周波数変動率検出の組み合わせによる構成にすること
も出来る。クロック信号供給選択回路1 306はパル
ス・レート検出回路302の出力が有効になったとき、
クロック信号逓倍器303のクロック信号出力をクロッ
ク信号動作回路1 309に供給し、この回路を動作可
能状態にする。同様にクロック信号供給選択回路2 3
07はパルス・レート検出回路302の出力が有効にな
ったら分周器1 304のクロック信号出力をクロック
信号動作回路1 310に供給し、この回路を動作可能
状態にする。クロック信号供給選択回路2 308も同
様にパルス・レート検出回路302の出力が有効になっ
たら分周器n 305のクロック信号出力をクロック信
号動作回路1 311に供給し、この回路を動作可能状
態にする。
【0102】次に、本発明の第4の実施形態によるクロ
ック信号制御回路を説明する。
【0103】図14は、本発明の第4の実施形態による
クロック信号制御回路の構成を示す。図14を参照し
て、第4の実施形態によるクロック信号制御回路は、発
振器401、周波数カウンタ402、周波数変動率検出
器403、クロック信号供給選択回路404、クロック
信号動作回路405からなる。
【0104】発振器401は第1乃至第3の実施の形態
と同じように水晶発振器、SAW発振器などから構成さ
れる。
【0105】周波数カウンタ402はワンショット・マ
ルチバイブレータ4021と平均化回路4022からな
る。ワンショット・マルチバイブレータ4022は標準
ロジックICである4538Bなどを使用してもよい
し、オペアンプやトランジスタなどを用いてワンショッ
ト・マルチバイブレータの回路を構成してもよい。
【0106】平均化回路4022は、図4や図5に示さ
れる回路で構成される。
【0107】周波数変動率検出器403は、微分回路4
031、電圧変換回路4032、電圧検出器4033、
AND回路4034から構成される。微分回路4031
は図15に示されるような微分回路を用いて構成され
る。この時、完全な微分回路を用いると高周波ノイズに
反応してしまうので、高周波のノイズには反応しない形
の微分回路が用いられる。
【0108】すなわち、電圧Viが抵抗701とキャパ
シタ702の直列回路を介してオペアンプ704の反転
入力に供給される。オペアンプ704の非反転入力は接
地されている。オペアンプ704の出力Voは抵抗70
3を介して反転入力にフィードバックされている。
【0109】更に、微分回路4031は周波数の変化が
ないときは安定した状態を示す信号が出力されてしまう
ので、発振器401が発振していない状態でも発振器4
01が安定して発振しているときと同じ出力結果を返し
てしまう。その影響を避けるために図2の電圧検出器1
022と同じ回路を用いた電圧検出器4033を使用し
て周波数カウンタ402の出力がある一定の周波数に達
していないときは周波数変動検出器403の出力を有効
にしないようにする。つまり微分回路4031の入力信
号に変化がなく、かつ電圧検出器がある一定の電圧以上
にある事を示す信号が有効になっているときに周波数変
動検出器403は、発振器が安定して発振していること
を示す信号を出力する。
【0110】この信号は微分回路4031の出力結果と
電圧検出器4033の出力結果をAND回路4034を
用い論理和を取って実現する。
【0111】また、微分回路4031の出力はそのまま
使用するとロジック回路であるAND回路4034の電
圧レベルに合わないので、図6に示されるP−ch M
OSFET10225とN−ch MOSFET102
26からなる電圧変換回路4032は電圧変換を行う。
【0112】このように、図1のパルス・レート検出回
路102が、図14に示されるように、周波数カウンタ
402と周波数変動率検出器403から構成される回路
に置き換えることで同じような効果を得る回路を得られ
る。
【0113】
【発明の効果】以上のように、本発明のクロック信号制
御装置では、発振器が安定して発振していることを検出
する回路を設け、この検出回路の出力を元に回路にクロ
ック信号を供給するか、それとも供給しないかを決定
し、クロック信号の供給が許可されたときのみに回路に
対しクロック信号が供給される。
【0114】このようにすることで、発振器が安定して
発振しているかどうかを検出する回路を設けることによ
り、電源投入直後などの安定していない発振器の出力に
よるシステムの誤動作を避けることが出来る。
【0115】また、発振器が安定して発振しているかど
うかを調べるために、周波数カウンタを用い、周波数の
変動率を検出し、この変動率がある一定の範囲内に入っ
ているときに、クロック信号の供給を許可することで安
定したクロック信号を供給し、不安定なクロック信号に
よる誤動作を避けている。
【0116】他に、発振器が安定して発振しているかど
うかを調べるために、発振器のクロック信号のパルス・
レートを調べ、このパルスのディューティが50%近辺に
収まっているときに、回路に対してクロック信号の供給
を許可するようにして、クロック信号が安定したらシス
テムに対しクロック信号を供給するようにする。
【0117】これらの手段により本発明では、電源投入
時やクロック信号停止後クロック信号供給再開時に生じ
る不安定なクロック信号によるシステムの誤動作を避け
ることが出来る。
【0118】また、発振器が安定して発振しているかど
うかを調べるために、周波数カウンタを用い、周波数の
変動率を検出し、この変動率がある一定の範囲内に入っ
ているときに、クロック信号の供給を許可することで安
定したクロック信号を供給し、不安定なクロック信号に
よる誤動作を避ける。
【0119】このように発振器のクロック信号のディュ
ーティを基にクロック信号供給の許可・不許可を決定す
ることで、回路の安定動作がクロック信号のパルス・レ
ートに依存するような回路において電源投入直後などの
安定していない発振器の出力によるシステムの誤動作を
避けることが出来る。
【0120】また、電池で駆動する携帯端末などで、装
置の電源オンからすぐにシステムを立ち上げる様な装置
で、発振器の動作を止め、クロック信号動作回路へのク
ロック信号供給を止めることで装置の消費電力を落とす
回路において、安定したクロック信号のみを供給するこ
とで、装置の電源オン時にリセットを実行せずに直ちに
立ち上がるシステムを構築出来る。
【0121】これは、装置の電源の供給を切断しないで
クロック信号の供給を止めることにより、装置の電源オ
フ状態を作り出せるので、レジスタなどの保持結果を消
去してしまうこと無しに、再立ち上げが可能になるため
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態によるクロック信号制
御装置の構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施形態におけるパルス・レート検出回
路の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施形態によるクロック信号制
御装置の動作を示すタイミングチャートである。
【図4】第1の実施形態におけるレート−電圧変換器の
具体的な構成を示すブロック図である。
【図5】第1の実施形態におけるレート−電圧変換器の
他の具体的な構成を示すブロック図である。
【図6】第1の実施形態における電圧検出器の具体的な
構成を示すブロック図である。
【図7】第1の実施形態におけるレート−電圧変換器の
ヒステリシス特性を示す図である。
【図8】第1の実施形態におけるクロック信号供給選択
回路の具体的な構成を示す回路図である。
【図9】本発明の第1の実施形態によるクロック信号制
御装置の具体的な全体構成を示す回路図である。
【図10】本発明の第1の実施形態によるクロック信号
制御装置の他の具体的な全体構成を示す回路図である。
【図11】本発明の第1の実施形態によるクロック信号
制御装置の他の具体的な全体構成の動作を示すタイミン
グチャートである。
【図12】本発明の第2の実施形態によるクロック信号
制御装置の構成を示すブロック図である。
【図13】本発明の第3の実施形態によるクロック信号
制御装置の構成を示すブロック図である。
【図14】本発明の第4の実施形態によるクロック信号
制御装置の構成を示すブロック図である。
【図15】本発明の第4の実施形態によるクロック信号
制御装置で使用される、高周波ノイズの対策を考慮した
微分回路を示す回路図である。
【符号の説明】
101:発振器 102:パルス・レート検出回路 103:クロック(信号)供給選択回路 104:クロック(信号)動作回路 1021:レート−電圧変換器 1022:電圧検出器 10211:キャパシタC1 10212:ダイオードD1 10213:ダイオードD2 10214:抵抗R1 10215:キャパシタC2 10216:オペアンプ(オペレーションアムプリファ
イア)A1 10217:抵抗R2 10218:抵抗R3 10219:オペアンプ(オペレーションアムプリファ
イア)A2 102111:抵抗R11 102112:抵抗R12 102113:キャパシタ(Condenser)C1
1 102114:オペアンプ(オペレーションアムプリフ
ァイアr)A11 102115:抵抗R13 102116:抵抗R14 102117:オペアンプ(オペレーションアムプリフ
ァイア)A12 10221:基準電圧Vr 10222:抵抗 10223:オペアンプ(オペレーションアムプリファ
イア) 10224:抵抗 10225:P−ch MOSFET 10226:N−ch MOSFET 1031:インバーター回路 1032:D−フリップフロップ 1033:D−フリップフロップ 1034:AND回路 1041:CPU 1042:シリアル通信回路 105:クロック(信号)動作回路用リセット回路 1051:D−フリップフロップ 1052:D−フリップフロップ 201:発振器1 202:パルス・レート検出回路1 203:クロック(信号)供給選択回路1 204:クロック(信号)動作回路1 211:発振器2 212:パルス・レート検出回路2 213:クロック(信号)供給選択回路2 214:クロック(信号)動作回路2 221:発振器3 222:パルス・レート検出回路n 223:クロック(信号)供給選択回路n 224:クロック(信号)動作回路n 301:発振器 302:パルス・レート検出回路 303:クロック信号逓倍帰 304:分周器1 305:分周器n 306:クロック(信号)供給選択回路1 307:クロック(信号)供給選択回路2 308:クロック(信号)供給選択回路n 309:クロック(信号)動作回路1 310:クロック(信号)動作回路2 311:クロック(信号)動作回路n 401:発振器 402:周波数カウンタ 403:周波数変動率検出器 404:クロック(信号)供給選択回路 405:クロック(信号)動作回路 701:抵抗R1 702:キャパシタC1 703:抵抗R2 704:オペアンプ(オペレーションアムプリファイ
ア)A1

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クロック信号を発生する発振器と、 前記発振器からの前記クロック信号の周波数またはディ
    ューティを検出し、検出結果に基づいて制御信号を出力
    するパルス検出回路と、及び前記パルス検出回路からの
    前記制御信号に応答して、前記発振回路からの前記クロ
    ック信号から供給クロック信号を生成するクロック信号
    供給選択回路とを具備するクロック信号制御装置。
  2. 【請求項2】前記パルス検出回路は、 前記クロック信号の前記ディューティに対応する出力電
    圧を出力するパルス電圧変換器と、及び前記パルス電圧
    変換器からの前記出力電圧が予め決められたレベルより
    高いとき前記制御信号を出力する電圧検出器とを具備す
    る請求項1に記載のクロック信号制御装置。
  3. 【請求項3】前記電圧検出器は、ヒステリシス特性を有
    することを特徴とする請求項2に記載のクロック信号制
    御回路。
  4. 【請求項4】前記パルス電圧変換器は、 前記発振器からの前記クロック信号に応答してキャパシ
    タを充電するポンプ回路と、及び前記キャパシタの電圧
    に対応するアナログ電圧を出力する平均化回路とを具備
    することを特徴とする請求項2または3に記載クロック
    信号制御回路。
  5. 【請求項5】前記パルス電圧変換器は、前記発振器から
    の前記クロック信号に応答してアナログ電圧を出力する
    平均化回路を具備することを特徴とする請求項2または
    3に記載クロック信号制御回路。
  6. 【請求項6】前記パルス検出回路は、 前記クロック信号の周波数に対応する出力電圧を出力す
    る周波数カウンタと、及び前記周波数カウンタからの前
    記出力電圧が予め決められたレベルより高いとき前記制
    御信号を出力する周波数変動検出器とを具備する請求項
    1に記載のクロック信号制御装置。
  7. 【請求項7】前記周波数カウンタは、 前記クロック信号のパルスに応答してパルスを生成する
    ワンショット・マルチバイブレーターと、及び前記ワン
    ショット・マルチバイブレーターにより生成されるパル
    ス数に対応する出力電圧を発生する平均化回路とを具備
    する請求項6に記載のクロック信号制御装置。
  8. 【請求項8】前記周波数変動検出器は、 前記周波数カウンタからの前記出力電圧を微分するため
    の微分回路と、 前記微分回路からの出力をゲート素子レベルに変換する
    ための変換器と、 前記周波数カウンタからの前記出力電圧が予め決められ
    たレベルより高いとき前記制御信号を出力する電圧検出
    器とを具備する請求項6に記載のクロック信号制御装
    置。
  9. 【請求項9】前記電圧検出器は、ヒステリシス特性を有
    することを特徴とする請求項8に記載のクロック信号制
    御回路。
  10. 【請求項10】前記クロック信号供給選択回路は、前記
    パルス検出回路からの前記制御信号と前記発振器からの
    クロック信号との論理和を計算し、その計算結果を前記
    供給クロック信号として出力するANDゲート回路を具
    備することを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記
    載のクロック信号制御回路。
  11. 【請求項11】前記クロック信号供給選択回路は、 前記パルス検出回路からの前記制御信号から前記発振器
    からのクロック信号に同期する同期制御信号を生成する
    同期回路を更に具備し、 前記ANDゲート回路は前記パルス検出回路からの前記
    制御信号に代えて、前記同期制御信号と前記発振器から
    の前記クロック信号との論理和を計算し、その計算結果
    を前記供給クロック信号として出力する記同期クロック
    信号として出力することを特徴とする請求項10に記載
    のクロック信号制御回路。
  12. 【請求項12】前記同期回路は、リセット信号によりリ
    セットされて動作可能となることを特徴とする請求項1
    1に記載のクロック信号制御回路。
  13. 【請求項13】前記クロック信号供給選択回路は、前記
    リセット信号に応答して動作可能となり、前記発振器か
    らの前記クロック信号を遅延させて供給リセット信号と
    して出力するリセット回路を更に具備する請求項12に
    記載のクロック信号制御回路。
  14. 【請求項14】前記発振器は、 電気的な発振を行う発振回路と、及び前記発振回路の前
    記発振の周波数を逓倍する周波数逓倍回路とを具備する
    請求項1乃至13のいずれかに記載のクロック信号制御
    回路。
  15. 【請求項15】請求項1乃至14のいずれかに記載のク
    ロック信号制御回路を具備する携帯電話。
  16. 【請求項16】請求項1乃至13のいずれかに記載のク
    ロック信号制御回路を複数具備する装置。
  17. 【請求項17】前記発振器は、 電気的な発振を行う発振回路と、及び前記発振回路の前
    記発振の周波数を逓倍する周波数逓倍回路とを具備する
    請求項16に記載の装置。
  18. 【請求項18】前記複数のクロック信号制御回路のうち
    の少なくとも1つは、前記発振器からの前記クロック信
    号を分周し、分周されたクロック信号を前記パルス検出
    回路に出力する分周回路を更に具備する請求項16また
    は17に記載の装置。
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