JPH11186649A - 半導体レーザユニットおよびその製造方法 - Google Patents

半導体レーザユニットおよびその製造方法

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JPH11186649A
JPH11186649A JP34976397A JP34976397A JPH11186649A JP H11186649 A JPH11186649 A JP H11186649A JP 34976397 A JP34976397 A JP 34976397A JP 34976397 A JP34976397 A JP 34976397A JP H11186649 A JPH11186649 A JP H11186649A
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semiconductor laser
layer
laser unit
block
stem
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Takehiro Shiomoto
武弘 塩本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体レーザの動作寿命を長くすると共に製
造コストの低廉価を図る。 【解決手段】 一対の鉄層8a、8bで銅層9を挟んだ
3層構造のクラッド材をプレスして本体部1とブロック
部7とを一体成形する。ブロック部7の少なくともレー
ザチップ2と接する部分の鉄層8aを除去するか、又は
ブロック部の少なくともレーザチップと接する部分を銅
メッキで覆う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば光ディスク
の光源および受光部として用いられる半導体レーザユニ
ット及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の半導体レーザユニット
においては駆動電流が大きく、高温となって動作寿命が
短くなるため、放熱性に優れたパッケージ用ステムが用
いられる。
【0003】例えば、米国特許第4,394,679号
には、図11に示すようなパッケージ用ステムが開示さ
れている。このパッケージ用ステムは、レーザチップ1
2をマウントするブロック部19が熱伝導率に優れた銅
からなり、このブロック部19が鉄からなる基台部18
と共に銅メッキ層19aで覆われている。
【0004】また、特開平6−291224号公報には
図12に示すようなパッケージ用ステムが開示されてい
る。このパッケージ用ステムは、3層構造の本体部2
1、及び銅層29と鉄層28aとからなるブロック部2
7を備えており、ブロック部27にレーザチップ2がマ
ウントされている。このステムは、図13に示すように
一対の鉄層28a、28bで銅層29を挟んだ3層クラ
ッド材をプレスすることによりブロック部27と本体部
21とを一体成形したものである。
【0005】いずれの従来技術も、銅の熱伝導率が大き
いことを利用してステムの放熱性を向上させたものであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記米
国特許第4,394,679号に開示のステムにおいて
は、銅からなるブロック部19を鉄からなる基台部18
に1つずつろう付けする必要がある。このため、半導体
レーザユニットの製造に時間がかかり、製造コストが高
くなるという問題がある。
【0007】また、特開平6−291224号に開示の
ステムを用いて半導体レーザユニットを作製した場合、
図14に示すように、ブロック部27においてレーザチ
ップ22をマウントする部分に鉄層28aが存在してい
る。このように銅よりも熱伝導率が低い鉄がレーザチッ
プ22と接しているために、ステムの放熱特性が劣化す
るという問題がある。
【0008】本発明はこのような従来技術の課題を解決
すべくなされたものであり、ステムの放熱特性を向上さ
せて動作寿命を長くすることができ、かつ、製造コスト
の低廉価を図ることができる半導体レーザユニット及び
その製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体レーザユ
ニットは、一対の鉄層で銅層を挟んだ3層構造のクラッ
ド材をプレスして少なくとも該銅層部分が層厚方向に膨
出形成されたブロック部と3層構造の本体部とが一体成
形されたステム、及び該ブロック部にマウントされたレ
ーザチップを備えた半導体レーザユニットであって、該
ブロック部の少なくとも該レーザチップと接する部分の
鉄層が除去されており、そのことにより上記目的が達成
される。
【0010】本発明の半導体レーザユニットは、一対の
鉄層で銅層を挟んだ3層構造のクラッド材をプレスして
少なくとも該銅層部分が層厚方向に膨出形成されたブロ
ック部と3層構造の本体部とが一体成形されたステム、
及び該ブロック部にマウントされたレーザチップを備え
た半導体レーザユニットであって、該ブロック部の少な
くとも該レーザチップと接する部分が銅メッキで覆われ
ており、そのことにより上記目的が達成される。
【0011】前記銅メッキの厚みが3μm〜20μmで
あるのが望ましい。
【0012】本発明の半導体レーザユニットの製造方法
は、本発明の半導体レーザユニットを製造する方法であ
って、前記ブロック部の少なくとも前記レーザチップと
接する部分の鉄層を予め除去する工程と、前記クラッド
材のプレスを行う工程とを含み、そのことにより上記目
的が達成される。
【0013】本発明の半導体レーザユニットの製造方法
は、本発明の半導体レーザユニットを製造する方法であ
って、前記クラッド材のプレスを行う工程と、前記ブロ
ック部の少なくとも前記レーザチップと接する部分の鉄
層を研磨又はエッチングにより除去する工程とを含み、
そのことにより上記目的が達成される。
【0014】本発明の半導体レーザユニットの製造方法
は、本発明の半導体レーザユニットを製造する方法であ
って、前記クラッド材のプレスを行う工程と、前記ステ
ム全体を覆うように銅メッキを施す工程とを含み、その
ことにより上記目的が達成される。
【0015】本発明の半導体レーザユニットの製造方法
は、本発明の半導体レーザユニットを製造する方法であ
って、前記クラッド材のプレスを行う工程と、前記ブロ
ック部の少なくとも前記レーザチップと接する部分を覆
うように銅メッキを施す工程とを含み、そのことにより
上記目的が達成される。
【0016】以下に、本発明の作用について説明する。
【0017】本発明にあっては、3層クラッド材をプレ
スすることにより本体部とブロック部とを一体成形して
いるので、従来技術のように銅のブロック部を鉄の基台
にろう付けする必要がなく、製造時間を短縮することが
可能である。また、ブロック部の少なくともレーザチッ
プと接する部分の鉄層を除去してあるので、レーザチッ
プは優れた熱伝導性を有する銅層と接する。その結果、
ステムの放熱特性を向上させて半導体レーザユニットの
動作寿命を長くすることができる。ここで、鉄層を除去
する部分は、レーザチップと接する部分のみでもよく、
ブロック部全体でもよい。
【0018】また、本発明の他の構成にあっては、ブロ
ック部の少なくともレーザチップと接する部分を銅メッ
キで覆っているので、レーザチップは優れた熱伝導性を
有する銅層と接する。その結果、ステムの放熱特性を向
上させて半導体レーザユニットの動作寿命を長くするこ
とができる。ここで、銅メッキで覆う部分はレーザチッ
プと接する部分のみでもよく、ブロック部全体でもよ
く、ステム全体を銅メッキで覆ってもよい。
【0019】また、本発明にあっては、銅メッキの厚み
を3μm〜20μmとすることにより、銅の優れた熱伝
導性を利用して放熱特性を確保すると共に、その下の鉄
層の抵抗溶接性も損なわずに利用することが可能であ
る。
【0020】本発明にあっては、ブロック部の少なくと
もレーザチップと接する部分の鉄層を予め除去してから
クラッド材のプレスを行ってもよく、クラッド材のプレ
スを行ってからブロック部の少なくともレーザチップと
接する部分の鉄層を研磨又はエッチングにより除去して
もよい。
【0021】また、本発明にあっては、クラッド材のプ
レスを行ってからステム全体を覆うように銅メッキを施
してもよく、クラッド材のプレスを行ってからブロック
部の少なくともレーザチップと接する部分を覆うように
銅メッキを施してもよい。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0023】(実施形態1)図1は本発明の実施形態に
係る半導体レーザユニットの斜視図であり、図2は実施
形態1の半導体レーザユニットの断面図であり、図3は
図2の部分拡大図である。
【0024】図1に示すように、この半導体レーザユニ
ットは本体部1及び本体部1から膨出形成されたブロッ
ク部7からなるステムSを備えている。本体部1にはブ
ロック部7の近傍にレーザ端子4およびフォトダイオー
ド端子5が設けられている。また、ブロック部7には側
面の上端部にレーザチップ2がマウントされ、ブロック
部7の近傍にはフォトダイオード3が配置されている。
そして、レーザ端子4はレーザチップ2と金線6aで接
続され、フォトダイオード端子5はフォトダイオード3
と金線6bで接続されている。
【0025】図2に示すように、本体部1は一対の鉄層
8a、8bで銅層9を挟んだ3層からなり、ブロック部
7は銅層9部分が本体部1から層厚方向に膨出形成され
ている。
【0026】また、図3に示すように、ブロック部7で
は銅層9上の鉄層8a部分が除去されており、レーザチ
ップ2には銅層9のみが接して鉄層8aは接していな
い。
【0027】この半導体レーザユニットは、例えば以下
のようにして作製することができる。
【0028】まず、図4に示すような一対の鉄層8a、
8bで銅層9を挟んだ3層クラッド材Bにおいて、ブロ
ック部となる部分の鉄層8aを予めエッチングにより除
去しておく。このとき、少なくともレーザチップ2と接
する部分の鉄層8aを除去すればブロック部全体の鉄層
8aを除去しなくてもよい。
【0029】次に、この3層クラッド材Bをプレスする
ことにより、図2に示したような本体部1とブロック部
7とが一体成形されたステムSを形成する。
【0030】続いて、ステムSのブロック部7の側面上
端部にレーザチップ2をマウントして金線6aでレーザ
端子4と接続する。また、ブロック部7の近傍にフォト
ダイオード3を配置して金線6bでフォトダイオード端
子5と接続する。
【0031】その後、ステムS全体にキャップシールを
行うことにより図1に示したような半導体レーザユニッ
トが完成する。
【0032】このようにして得られる本実施形態1の半
導体レーザユニットは、レーザチップ2と接する部分に
鉄層8aが存在せず、レーザチップ2が銅層9のみと接
しているので、銅の優れた熱伝導性によりステムの放熱
特性を向上させて半導体レーザの動作寿命を長くするこ
とが可能である。
【0033】また、本体部1とブロック部7とは3層ク
ラッド材をプレスすることにより一体成形されているの
で、低コストで半導体レーザユニットを作製することが
できる。
【0034】さらに、本体部1(レーザチップ2と接す
る部分のみ鉄層8aを除去した場合にはそれ以外のブロ
ック部7)に鉄層8aが残されているので、キャップと
ステムとの抵抗溶接が可能である。
【0035】(実施形態2)この実施形態では、実施形
態1と同様の半導体レーザユニットを以下のような製造
工程を経て作製した。
【0036】まず、図5に示すように一対の鉄層8a、
8bで銅層9を挟んだ3層クラッド材Bをプレスして、
図6に示すような本体部1とブロック部7とが一体成形
されたステムSを形成する。
【0037】次に、ブロック部7の鉄層8aをエッチン
グ又は研磨することにより、図2に示したようなブロッ
ク部7の鉄層8aが除去されたステムSを形成する。こ
のとき、少なくともレーザチップ2と接する部分の鉄層
8aを除去すればブロック部全体の鉄層8aを除去しな
くてもよい。
【0038】その後の工程は、実施形態1と同様にして
図1に示したような半導体レーザユニットを作製する。
【0039】このようにして得られる本実施形態2の半
導体レーザユニットは、実施形態1と同様に、レーザチ
ップ2と接する部分に鉄層8aが存在せず、レーザチッ
プ2が銅層9のみと接しているので、銅の優れた熱伝導
性によりステムの放熱特性を向上させて半導体レーザの
動作寿命を長くすることが可能である。
【0040】また、本体部1とブロック部7とは3層ク
ラッド材をプレスすることにより一体成形されているの
で、低コストで半導体レーザユニットを作製することが
できる。
【0041】さらに、本体部1に(レーザチップ2と接
する部分のみ鉄層8aを除去した場合にはそれ以外のブ
ロック部7にも)鉄層8aが残されているので、キャッ
プとステムとの抵抗溶接が可能である。
【0042】(実施形態3)図7は実施形態3の半導体
レーザユニットの断面図であり、図8は図7の部分拡大
図である。
【0043】この実施形態3の半導体レーザユニット
は、ブロック部7にも鉄層8aが残され、ステムS全体
が銅メッキ層9aで覆われている。このため、レーザチ
ップ2には銅メッキ9aが接して鉄層8aは接していな
い。その他の構造は実施形態1と同様のものとすること
ができる。
【0044】この半導体レーザユニットは、例えば以下
のようにして作製することができる。
【0045】まず、実施形態2と同様にして、図6に示
したような本体部1とブロック部7とが一体成形された
ステムSを形成する。
【0046】次に、銅メッキを行うことにより、図7に
示したようにステムS全体を覆う銅メッキ層9aを形成
する。このときの銅メッキ層9aの厚みは3μm〜20
μmとするのが好ましい。銅メッキ層の厚みを3μm以
上にすることによりステムの放熱特性を充分確保するこ
とができからである。また、銅メッキ層の厚みを20μ
m以下にすることによりその下の鉄層8aを用いた抵抗
溶接が可能となるからである。
【0047】続いて、実施形態1と同様にして、ステム
Sのブロック部7の側面上端部にレーザチップ2をマウ
ントして金線6aでレーザ端子4と接続し、かつ、ブロ
ック部7の近傍にフォトダイオード3を配置して金線6
bでフォトダイオード端子5と接続する。その後、ステ
ムS全体にキャップシールを行うことにより図1に示し
たような半導体レーザユニットが完成する。
【0048】このようにして得られる本実施形態3の半
導体レーザユニットは、レーザチップ2と接する部分が
銅メッキ層9aで覆われているので、銅の優れた熱伝導
性によりステムの放熱特性を向上させて半導体レーザの
動作寿命を長くすることが可能である。
【0049】また、実施形態1と同様に、本体部1とブ
ロック部7とは3層クラッド材をプレスすることにより
一体成形されているので、低コストで半導体レーザユニ
ットを作製することができる。
【0050】さらに、本体部1及びブロック部7に鉄層
8aが設けられているので、キャップとステムとの抵抗
溶接が可能である。
【0051】(実施形態4)図9は実施形態4の半導体
レーザユニットの断面図であり、図10は図9の部分拡
大図である。
【0052】この実施形態4の半導体レーザユニット
は、ブロック部7が銅メッキ層9aで覆われている。こ
のため、レーザチップ2には銅メッキ9aが接して鉄層
8aは接していない。その他の構造は実施形態3と同様
のものとすることができる。
【0053】この半導体レーザユニットは、例えば以下
のようにして作製することができる。
【0054】まず、実施形態3と同様にして、図6に示
したような本体部1とブロック部7とが一体成形された
ステムSを形成する。
【0055】次に、選択的に銅メッキを行うことによ
り、図9に示したようにブロック部7を覆う銅メッキ層
9aを形成する。このとき、少なくともレーザチップ2
と接する部分を覆うように銅メッキ層9aを形成すれば
ブロック部全体を覆うように形成しなくてもよい。ま
た、このときの銅メッキ層9aの厚みは3μm〜20μ
mとするのが好ましい。その理由は実施形態3と同様で
ある。
【0056】その後の工程は、実施形態3と同様にして
図1に示したような半導体レーザユニットを作製する。
【0057】このようにして得られる本実施形態4の半
導体レーザユニットは、実施形態3と同様に、レーザチ
ップ2と接する部分が銅メッキ層9aで覆われているの
で、銅の優れた熱伝導性によりステムの放熱特性を向上
させて半導体レーザの動作寿命を長くすることが可能で
ある。
【0058】また、実施形態1と同様に、本体部1とブ
ロック部7とは3層クラッド材をプレスすることにより
一体成形されているので、低コストで半導体レーザユニ
ットを作製することができる。
【0059】さらに、本体部1及びブロック部7に鉄層
8aが設けられているので、キャップとステムとの抵抗
溶接が可能である。
【0060】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
ブロック部の少なくともレーザチップと接する部分の鉄
層を除去してあり、レーザチップが銅層のみと接してい
るので、銅の優れた熱伝導性を利用して半導体レーザの
動作寿命を向上させることができる。
【0061】また、3層クラッド材をプレスして本体部
とブロック部とを一体成形しているので、半導体レーザ
ユニットの低価格化を図ることができる。
【0062】さらに、レーザキャップとステムとの抵抗
溶接も可能であるので、製造コストの低廉価を図ること
ができる。
【0063】また、請求項2に記載の本発明によれば、
ブロック部の少なくともレーザチップと接する部分が銅
メッキで覆われており、レーザチップが銅メッキのみと
接しているので、銅の優れた熱伝導性を利用して半導体
レーザの動作寿命を向上させることができる。
【0064】また、3層クラッド材をプレスして本体部
とブロック部とを一体成形しているので、半導体レーザ
ユニットの低価格化を図ることができる。
【0065】さらに、レーザキャップとステムとの抵抗
溶接も可能であるので、製造コストの低廉価を図ること
ができる。
【0066】また、請求項3に記載の本発明によれば、
銅メッキの厚みを3μm〜20μmとしてあるので、銅
の優れた熱伝導性を利用した放熱特性を確保することが
でき、加えて、銅メッキ層下の鉄層による抵抗溶接も可
能である。
【0067】また、請求項4に記載の本発明によれば、
ブロック部の少なくともレーザチップと接する部分の鉄
層を予め除去してからクラッド材のプレスを行っている
ので、容易に本発明の半導体レーザユニットを製造する
ことができる。
【0068】また、請求項5に記載の本発明によれば、
クラッド材のプレスを行ってからブロック部の少なくと
もレーザチップと接する部分の鉄層を研磨又はエッチン
グにより除去しているので、本発明の半導体レーザユニ
ットを容易に製造することができる。
【0069】また、請求項6に記載の本発明によれば、
クラッド材のプレスを行ってからステム全体を覆うよう
に銅メッキを施しているので、本発明の半導体レーザユ
ニットを容易に製造することができる。
【0070】また、請求項7に記載の本発明によれば、
クラッド材のプレスを行ってからブロック部の少なくと
もレーザチップと接する部分を覆うように銅メッキを施
しているので、本発明の半導体レーザユニットを容易に
製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る半導体レーザユニット
の斜視図である。
【図2】実施形態1の半導体レーザユニットの断面図で
ある。
【図3】図2の部分拡大図である。
【図4】実施形態1の半導体レーザユニットの製造に用
いる3層クラッド材を示す断面図である。
【図5】実施形態2の半導体レーザユニットの製造に用
いる3層クラッド材を示す断面図である。
【図6】実施形態2の半導体レーザユニットの製造工程
を示す断面図である。
【図7】実施形態3の半導体レーザユニットの断面図で
ある。
【図8】図7の部分拡大図である。
【図9】実施形4の半導体レーザユニットの断面図であ
る。
【図10】図9の部分拡大図である。
【図11】従来のステムを示す断面図である。
【図12】従来のステムを示す断面図である。
【図13】従来のステムの製造に用いる3層クラッド材
を示す断面図である。
【図14】従来の半導体レーザユニットにおけるブロッ
ク部の拡大図である。
【符号の説明】
1 本体部1 2 レーザチップ 3 フォトダイオード 4 レーザ端子 5 フォトダイオード端子 6a、6b 金線 7 ブロック部 8a、8b 鉄層 9 銅層 9a 銅メッキ層

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の鉄層で銅層を挟んだ3層構造のク
    ラッド材をプレスして少なくとも該銅層部分が層厚方向
    に膨出形成されたブロック部と3層構造の本体部とが一
    体成形されたステム、及び該ブロック部にマウントされ
    たレーザチップを備えた半導体レーザユニットであっ
    て、 該ブロック部の少なくとも該レーザチップと接する部分
    の鉄層が除去されている半導体レーザユニット。
  2. 【請求項2】 一対の鉄層で銅層を挟んだ3層構造のク
    ラッド材をプレスして少なくとも該銅層部分が層厚方向
    に膨出形成されたブロック部と3層構造の本体部とが一
    体成形されたステム、及び該ブロック部にマウントされ
    たレーザチップを備えた半導体レーザユニットであっ
    て、 該ブロック部の少なくとも該レーザチップと接する部分
    が銅メッキで覆われている半導体レーザユニット。
  3. 【請求項3】 前記銅メッキの厚みが3μm〜20μm
    である請求項2に記載の半導体レーザユニット。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の半導体レーザユニット
    を製造する方法であって、 前記ブロック部の少なくとも前記レーザチップと接する
    部分の鉄層を予め除去する工程と、 前記クラッド材のプレスを行う工程とを含む半導体レー
    ザユニットの製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の半導体レーザユニット
    を製造する方法であって、 前記クラッド材のプレスを行う工程と、 前記ブロック部の少なくとも前記レーザチップと接する
    部分の鉄層を研磨又はエッチングにより除去する工程と
    を含む半導体レーザユニットの製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項2又は請求項3に記載の半導体レ
    ーザユニットを製造する方法であって、 前記クラッド材のプレスを行う工程と、 前記ステム全体を覆うように銅メッキを施す工程とを含
    む半導体レーザユニットの製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項2又は請求項3に記載の半導体レ
    ーザユニットを製造する方法であって、 前記クラッド材のプレスを行う工程と、 前記ブロック部の少なくとも前記レーザチップと接する
    部分を覆うように銅メッキを施す工程とを含む半導体レ
    ーザユニットの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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