JPH11186344A - デバイスホール内ダミーパターンの改善 - Google Patents
デバイスホール内ダミーパターンの改善Info
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- JPH11186344A JPH11186344A JP35069797A JP35069797A JPH11186344A JP H11186344 A JPH11186344 A JP H11186344A JP 35069797 A JP35069797 A JP 35069797A JP 35069797 A JP35069797 A JP 35069797A JP H11186344 A JPH11186344 A JP H11186344A
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Abstract
ABテープのアウターリード間に挟まることによりショ
ートすることを防止することにある。 【解決手段】 金属箔をエッチングして配線パターンを
製造する工程において、インナーリードの前方に凸形状
のダミーパターンを残すこととしている。
Description
Automated Bonding)テープすなわ
ちテープキャリアに関し、特にTABテープにおけるリ
ードの製造方法に関する。
構成を図3に示す。この図に示すように、両辺にパーフ
ォレーション50が形成された光透過性フィルム52の
中央部には、矩形のデバイスホール54が設けられ、こ
のデバイスホール54の四辺の位置に多数本のリード5
6が配置されている。これらのリードはデバイスホール
54内にリードの先端部が突出し、デバイスホール54
内に配置される半導体素子(不図示)の電極パッドにボ
ンディングにより電気接続される。以下、リード56の
先端のデバイスホール54内に突出した部分をインナー
リード58と称する。また、デバイスホール54の周囲
に矩形の窓60を設け、その上をリード56が横切るよ
うにしている。以下、このデバイスホール54内のリー
ドをアウターリード62と称し、インナーリード58と
アウターリード62の間にあってフィルム52に接着さ
れている部分をパターンリード64と称する。
性等の観点から、その形状が均一であることが望まし
い。しかし、インナーリードはエッチングによって形成
するため、その先端部は中心部よりもエッチングが進み
やすく、このため先細りになりやすい。
防止のために、インナーリード形成時にインナーリード
の先端に角状部分を設けていた。さらに、バックコート
層の欠落による先端部分の細りを防止するため、ダミー
パターンを設けていた。
図、図5に従来例のインナーリード形成用のレジストパ
ターンの上面図を示す。図4および図5において、TA
Bテープ48の光透過性フィルム52中央部のデバイス
ホール54上に、インナーリード58を形成する銅68
をコーティングしてあり、銅のコーティング層68の下
側には樹脂によるバックコート層66が設けられてい
る。また、銅のコーティング層68の上には、インナー
リード58の所望の形状に合わせてレジスト70を塗布
してある。さらに、この例においては、銅のコーティン
グ層68の平面上において、インナーリード58形成用
のレジストパターン70の先端部のデバイスホール54
中央側部分に長方形形状のパターン(ダミーパターン)
72を設けてある。
るため、エッチング後においては、バックコーティング
層66はダミーパターン72の下方まで連続しており、
バックコート層の欠落によるインナーリード58先端部
の先細りは発生しづらい。
68のエッチング後に、レジスト70が剥離される。剥
離は剥離液にTABテープ48を浸漬することによって
行う。この剥離工程により銅のインナーリード58が形
成される。
たダミーパターン72が剥離液中に浮遊し、アウターリ
ード62の間に挟まってしまうことがある。このような
場合には、アウターリード62間で電気的に短絡(ショ
ート)が発生しやすくなってしまい、TABテープの品
質低下につながる。
ナーリード形成用のダミーパターンが、TABテープの
アウターリード間に挟まることによりショートすること
を防止することにある。
箔をエッチングして配線パターンを製造する工程におい
て、インナーリードの前方に凸形状のダミーパターンを
残すこととしている。
ナーリード形成用のレジストパターンの上面図を示す。
本実施例においては、銅のコーティング層の平面上にお
いてインナーリードのレジストパターン2の先端部のデ
バイスホール中央側部分に凸形状のパターン(ダミーパ
ターン)4を設けてある。ここで、ダミーパターン4の
突起部分5の長さは、200μmとしている。
を示す。図2において、TABテープ6の光透過性フィ
ルム7の中央部のデバイスホール8上にインナーリード
を形成する銅12をコーティングしてあり、銅のコーテ
ィング層12の下側には樹脂によるバックコート層10
が設けられている。また、銅のコーティング層12の上
には、インナーリードの所望の形状に合わせてレジスト
2を塗布してある。さらに、本実施例においては、銅の
コーティング層12の平面上において、インナーリード
のレジストパターン2の先端部のデバイスホール中央側
部分に凸形状のパターン(ダミーパターン)4を設けて
ある。
ため、エッチング後においては、バックコーティング層
10はダミーパターン4の下方まで連続することとな
り、銅のコーティング層12がレジストパターン2のダ
ミーパターン4側付近で、所望のインナーリードのパタ
ーン形状よりもエッチングにより侵食されてしまうこと
は少なくなる。すなわち、インナーリード先端部の先細
りは発生しづらい。
ジストを剥離される。剥離は剥離液にTABテープを浸
漬することによって行い、この剥離工程により銅のリー
ドが形成される。
ッチは250μm(リード間は130μm)となってお
り、ダミーパターンの方が十分大きいため、剥離工程に
おいて剥離液中に浮遊したダミーパターン4がアウター
リードの間に挟まってしまうことはなく、アウターリー
ド間でショートを起こすことはない。
リードの形状に合わせて変更することが可能である。一
方、一般的なアウターリードのピッチは広くても250
μmであるため、ダミーパターンの突起部分の長さは1
00μm以上であれば本願の効果を得ることができる。
ぞれに突起を付けることによってアウターリードの間に
ダミーパターンが挟まってショートが発生することがな
くなる。これにより、より高品質なTABテープを提供
することが可能となる。
ある。
ある。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 金属箔をエッチングして配線パターンを
製造する工程において、インナーリードの前方に凸形状
のダミーパターンを残すことを特徴とするTABテープ
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35069797A JP3519256B2 (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | デバイスホール内ダミーパターンの改善 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35069797A JP3519256B2 (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | デバイスホール内ダミーパターンの改善 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11186344A true JPH11186344A (ja) | 1999-07-09 |
JP3519256B2 JP3519256B2 (ja) | 2004-04-12 |
Family
ID=18412239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35069797A Expired - Fee Related JP3519256B2 (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | デバイスホール内ダミーパターンの改善 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3519256B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003086638A (ja) * | 2001-09-13 | 2003-03-20 | Hitachi Cable Ltd | 半導体装置用テープキャリアの製造方法 |
KR100624951B1 (ko) * | 2000-12-21 | 2006-09-14 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체 소자의 미세 패턴 형성방법 |
JP2008091706A (ja) * | 2006-10-03 | 2008-04-17 | Hitachi Cable Ltd | Tabテープの製造方法 |
JP2014146710A (ja) * | 2013-01-29 | 2014-08-14 | Canon Components Inc | レジスト剥離装置及びフレキシブルプリント配線板の製造方法 |
-
1997
- 1997-12-19 JP JP35069797A patent/JP3519256B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100624951B1 (ko) * | 2000-12-21 | 2006-09-14 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체 소자의 미세 패턴 형성방법 |
JP2003086638A (ja) * | 2001-09-13 | 2003-03-20 | Hitachi Cable Ltd | 半導体装置用テープキャリアの製造方法 |
JP2008091706A (ja) * | 2006-10-03 | 2008-04-17 | Hitachi Cable Ltd | Tabテープの製造方法 |
JP2014146710A (ja) * | 2013-01-29 | 2014-08-14 | Canon Components Inc | レジスト剥離装置及びフレキシブルプリント配線板の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3519256B2 (ja) | 2004-04-12 |
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