JPH11185855A - インサート樹脂成形品 - Google Patents
インサート樹脂成形品Info
- Publication number
- JPH11185855A JPH11185855A JP34802097A JP34802097A JPH11185855A JP H11185855 A JPH11185855 A JP H11185855A JP 34802097 A JP34802097 A JP 34802097A JP 34802097 A JP34802097 A JP 34802097A JP H11185855 A JPH11185855 A JP H11185855A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminals
- insert
- resin
- rib
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Abandoned
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 成形時の射出圧による端子の変形を防止でき
るインサート樹脂成形品を提供する。 【解決手段】 コネクタ10は、略帯状の端子11,12を厚
み方向に沿って所定間隔で配列した状態で金型内に配置
し、金型内に樹脂を射出することにより形成される。端
子11,12は、その面方向に沿ってリブ13が設けられてい
る。
るインサート樹脂成形品を提供する。 【解決手段】 コネクタ10は、略帯状の端子11,12を厚
み方向に沿って所定間隔で配列した状態で金型内に配置
し、金型内に樹脂を射出することにより形成される。端
子11,12は、その面方向に沿ってリブ13が設けられてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインサート樹脂成形
品に係り、成形時の射出圧による端子の変形を防止でき
るインサート樹脂成形品に関する。
品に係り、成形時の射出圧による端子の変形を防止でき
るインサート樹脂成形品に関する。
【0002】
【従来の技術】図2に示すコネクタ20は、一対の端子2
1,22と、これらの端子21,22をインサート成形した樹
脂性の本体23と、本体23の周部に設けられたフランジ24
とを含んで構成されている。端子21,22は、略帯状に形
成されているとともに所定位置が略直角に折り曲げられ
ている。これらの端子21,22は、互いに厚み方向に沿っ
て所定間隔を空けた状態で樹脂成形用の金型内に配列さ
れ、インサート成形される。
1,22と、これらの端子21,22をインサート成形した樹
脂性の本体23と、本体23の周部に設けられたフランジ24
とを含んで構成されている。端子21,22は、略帯状に形
成されているとともに所定位置が略直角に折り曲げられ
ている。これらの端子21,22は、互いに厚み方向に沿っ
て所定間隔を空けた状態で樹脂成形用の金型内に配列さ
れ、インサート成形される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したコ
ネクタ20において、端子21,22は、互いに厚み方向に沿
って配列されているため、本体23を成形するための樹脂
を金型内に射出すると、溶融樹脂の射出圧により厚み方
向に変形し、互いに接触する虞れがある(図中鎖線参
照)。本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は成形時の射出圧による端子の変形を
防止できるインサート樹脂成形品を提供することにあ
る。
ネクタ20において、端子21,22は、互いに厚み方向に沿
って配列されているため、本体23を成形するための樹脂
を金型内に射出すると、溶融樹脂の射出圧により厚み方
向に変形し、互いに接触する虞れがある(図中鎖線参
照)。本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は成形時の射出圧による端子の変形を
防止できるインサート樹脂成形品を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、略帯状に形成された複数の端子を厚
み方向に沿って所定間隔で配列した状態で金型内に配置
し、前記金型内に樹脂を射出することにより形成される
インサート樹脂成形品であって、前記各端子の面方向に
沿ってリブが設けられていることを特徴としている。
ために、本発明は、略帯状に形成された複数の端子を厚
み方向に沿って所定間隔で配列した状態で金型内に配置
し、前記金型内に樹脂を射出することにより形成される
インサート樹脂成形品であって、前記各端子の面方向に
沿ってリブが設けられていることを特徴としている。
【0005】ここで、端子の断面形状としては、略コ字
状,略L字状,略T字状,略H字状,略Z字状,略C字
状,略多角形状,略E字状等を例示できる。また、これ
らの端子は、断面形状が対向するように配置する必要
や、断面形状が同一である必要はない。そして、これら
の端子は、引抜成形,プレス成形等により全域にリブを
設けてもよく、あるいはインサート成形される特定部分
にのみ設けてもよい。
状,略L字状,略T字状,略H字状,略Z字状,略C字
状,略多角形状,略E字状等を例示できる。また、これ
らの端子は、断面形状が対向するように配置する必要
や、断面形状が同一である必要はない。そして、これら
の端子は、引抜成形,プレス成形等により全域にリブを
設けてもよく、あるいはインサート成形される特定部分
にのみ設けてもよい。
【0006】このように構成されたインサート樹脂成形
品においては、各端子の面方向に沿ってリブが設けられ
ているため、インサート成形時に溶融樹脂の射出圧によ
る変形が生じにくく、これにより前述した目的が達成さ
れる。
品においては、各端子の面方向に沿ってリブが設けられ
ているため、インサート成形時に溶融樹脂の射出圧によ
る変形が生じにくく、これにより前述した目的が達成さ
れる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態を
図1に基づいて詳細に説明し、既に図2において説明し
た部材等については、図中に同一符号あるいは相当符号
を付すことにより説明を簡略化あるいは省略する。
図1に基づいて詳細に説明し、既に図2において説明し
た部材等については、図中に同一符号あるいは相当符号
を付すことにより説明を簡略化あるいは省略する。
【0008】図1(A)に示すように、インサート樹脂
成形品であるコネクタ10は、一対の端子11,12と、これ
らの端子11,12をインサート成形した樹脂性の本体23
と、本体23の周部に設けられたフランジ24とを含んで構
成されている。端子11,12は、略帯状に形成されている
とともに、所定位置が略直角に折り曲げられている。こ
れらの端子11,12は、それぞれ本体23内に位置する所定
位置にリブ13が設けられている。
成形品であるコネクタ10は、一対の端子11,12と、これ
らの端子11,12をインサート成形した樹脂性の本体23
と、本体23の周部に設けられたフランジ24とを含んで構
成されている。端子11,12は、略帯状に形成されている
とともに、所定位置が略直角に折り曲げられている。こ
れらの端子11,12は、それぞれ本体23内に位置する所定
位置にリブ13が設けられている。
【0009】すなわち、図1(B)に示すように、端子
11,12の断面形状は、その幅方向両端部から同一厚み方
向にリブ13が設けられた略コ字形状とされ、例えばプレ
ス成形等により加工されている。そして、これらの端子
11,12は、互いに断面開口が対向するようにリブ13が設
けられている。
11,12の断面形状は、その幅方向両端部から同一厚み方
向にリブ13が設けられた略コ字形状とされ、例えばプレ
ス成形等により加工されている。そして、これらの端子
11,12は、互いに断面開口が対向するようにリブ13が設
けられている。
【0010】以上のようなコネクタ10によれば、端子1
1,12の面方向に沿ってリブ13が設けられているため、
インサート成形時に溶融樹脂の射出圧による変形が端子
11,12に生じにくいという効果が得られる。なお、本発
明のインサート樹脂成形品は、前述した実施の形態に限
定されるものでなく、端子の断面形状を略L字状,略T
字状,略H字状,略Z字状,略C字状,略多角形状,略
E字状等に設定してもよく、その配置形態も任意であ
る。また、前述した実施の形態では、一対の端子が例示
されていたが、本発明は2以上の複数の端子をインサー
ト成形する場合にも適用可能である。
1,12の面方向に沿ってリブ13が設けられているため、
インサート成形時に溶融樹脂の射出圧による変形が端子
11,12に生じにくいという効果が得られる。なお、本発
明のインサート樹脂成形品は、前述した実施の形態に限
定されるものでなく、端子の断面形状を略L字状,略T
字状,略H字状,略Z字状,略C字状,略多角形状,略
E字状等に設定してもよく、その配置形態も任意であ
る。また、前述した実施の形態では、一対の端子が例示
されていたが、本発明は2以上の複数の端子をインサー
ト成形する場合にも適用可能である。
【0011】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、厚み方向に配列した略帯状の端子にリブが設けられ
ているため、インサート成形時に溶融樹脂の射出圧によ
る変形が生じにくい。
ば、厚み方向に配列した略帯状の端子にリブが設けられ
ているため、インサート成形時に溶融樹脂の射出圧によ
る変形が生じにくい。
【図1】本発明に係る実施の形態を示す断面図である。
【図2】従来例を示す断面図である。
10 コネクタ(インサート樹脂成形品) 11,12 端子 13 リブ
Claims (1)
- 【請求項1】 略帯状に形成された複数の端子を厚み方
向に沿って所定間隔で配列した状態で金型内に配置し、
前記金型内に樹脂を射出することにより形成されるイン
サート樹脂成形品であって、 前記各端子の面方向に沿ってリブが設けられていること
を特徴とするインサート樹脂成形品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34802097A JPH11185855A (ja) | 1997-12-17 | 1997-12-17 | インサート樹脂成形品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34802097A JPH11185855A (ja) | 1997-12-17 | 1997-12-17 | インサート樹脂成形品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11185855A true JPH11185855A (ja) | 1999-07-09 |
Family
ID=18394201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34802097A Abandoned JPH11185855A (ja) | 1997-12-17 | 1997-12-17 | インサート樹脂成形品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11185855A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007280698A (ja) * | 2006-04-04 | 2007-10-25 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 端子取出構造 |
US7690262B2 (en) | 2007-04-13 | 2010-04-06 | Denso Corporation | Pressure sensor device including temperature sensor contained in common housing |
JP2012146419A (ja) * | 2011-01-07 | 2012-08-02 | Hosiden Corp | レセプタクルコネクタ |
KR101333264B1 (ko) * | 2012-11-08 | 2013-11-27 | 엘지이노텍 주식회사 | 전원공급 커넥터 및 이를 이용한 동력 발생 장치 |
JP2014007115A (ja) * | 2012-06-27 | 2014-01-16 | Yazaki Corp | コネクタ |
-
1997
- 1997-12-17 JP JP34802097A patent/JPH11185855A/ja not_active Abandoned
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007280698A (ja) * | 2006-04-04 | 2007-10-25 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 端子取出構造 |
JP4596429B2 (ja) * | 2006-04-04 | 2010-12-08 | 日本特殊陶業株式会社 | 端子取出構造 |
US7690262B2 (en) | 2007-04-13 | 2010-04-06 | Denso Corporation | Pressure sensor device including temperature sensor contained in common housing |
JP2012146419A (ja) * | 2011-01-07 | 2012-08-02 | Hosiden Corp | レセプタクルコネクタ |
JP2014007115A (ja) * | 2012-06-27 | 2014-01-16 | Yazaki Corp | コネクタ |
KR101333264B1 (ko) * | 2012-11-08 | 2013-11-27 | 엘지이노텍 주식회사 | 전원공급 커넥터 및 이를 이용한 동력 발생 장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040114 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040121 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Effective date: 20040227 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 |