JPH11183442A - 圧延ロールのクラック探傷方法およびその装置 - Google Patents
圧延ロールのクラック探傷方法およびその装置Info
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- JPH11183442A JPH11183442A JP9352842A JP35284297A JPH11183442A JP H11183442 A JPH11183442 A JP H11183442A JP 9352842 A JP9352842 A JP 9352842A JP 35284297 A JP35284297 A JP 35284297A JP H11183442 A JPH11183442 A JP H11183442A
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- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B2267/00—Roll parameters
- B21B2267/24—Roll wear
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ハイス等のスリーブ式圧延ロールのクラックを
探傷する装置の耐久性を向上させ、設備も簡便で安価な
ものとし、クラックの探傷精度を高める。 【解決手段】圧延機内に組み込まれたスリーブ式圧延ロ
ールの表面におけるクラックを探傷するに際し、探傷時
にエアシリンダ16で渦流式探傷センサー11を退避位
置から進出させてスリーブ式圧延ロール3Lの表面に接
近させ、間隔保持ローラー18で渦流式探傷センサーと
ロール表面の間隔を一定に保持した状態で探傷を行い、
探傷終了後、渦流式探傷センサー11をエアシリンダ1
6で探傷位置から後退させる。探傷位置は、スリーブ式
圧延ロールの表面のS/N比の高く探傷・判定を確実に
行える未圧延部とする。
探傷する装置の耐久性を向上させ、設備も簡便で安価な
ものとし、クラックの探傷精度を高める。 【解決手段】圧延機内に組み込まれたスリーブ式圧延ロ
ールの表面におけるクラックを探傷するに際し、探傷時
にエアシリンダ16で渦流式探傷センサー11を退避位
置から進出させてスリーブ式圧延ロール3Lの表面に接
近させ、間隔保持ローラー18で渦流式探傷センサーと
ロール表面の間隔を一定に保持した状態で探傷を行い、
探傷終了後、渦流式探傷センサー11をエアシリンダ1
6で探傷位置から後退させる。探傷位置は、スリーブ式
圧延ロールの表面のS/N比の高く探傷・判定を確実に
行える未圧延部とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧延機内のスリー
ブ式圧延ロールの表面に発生するクラック、特にロール
軸方向に発生するクラックを探傷する探傷方法および探
傷装置に関するものである。
ブ式圧延ロールの表面に発生するクラック、特にロール
軸方向に発生するクラックを探傷する探傷方法および探
傷装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】鋼板等の
圧延機においては、圧延ロールのコスト削減および胴部
の材質の高合金化による耐摩耗性・耐クラック性の向上
を図るため、スリーブ式圧延ロールが使用されている。
圧延機においては、圧延ロールのコスト削減および胴部
の材質の高合金化による耐摩耗性・耐クラック性の向上
を図るため、スリーブ式圧延ロールが使用されている。
【0003】このスリーブ式圧延ロールの問題点とし
て、圧延中、絞り込み等の圧延トラブルやロール製造時
のロール品質不備により、クラックが発生進展してスリ
ーブ全体が軸方向に割れることがある。クラックの進展
速度は急速で胴全長のスリーブ全体に一気に発生する。
割れた当初はクラックの開口が少なく、ロール軸にスリ
ーブが固定されたままの状態のため、知らずに圧延が続
行されることがあり、製品にロール疵が転写され、大量
に製品不良を生ずる危険性がある。
て、圧延中、絞り込み等の圧延トラブルやロール製造時
のロール品質不備により、クラックが発生進展してスリ
ーブ全体が軸方向に割れることがある。クラックの進展
速度は急速で胴全長のスリーブ全体に一気に発生する。
割れた当初はクラックの開口が少なく、ロール軸にスリ
ーブが固定されたままの状態のため、知らずに圧延が続
行されることがあり、製品にロール疵が転写され、大量
に製品不良を生ずる危険性がある。
【0004】また、4重式圧延機等におけるスリーブ式
ワークロールの場合のスリーブ材質としては、高クロム
鋳鋼が使用されるが、耐摩耗性向上を狙いCr、V、W
等の高合金を添加したハイス(高速度鋼)が使用される
こともあり、特にこのハイスの場合、ロール表面の圧縮
残留応力が高いため、クラックの開口がより少なく、ス
リーブ割れの発見がより困難である。
ワークロールの場合のスリーブ材質としては、高クロム
鋳鋼が使用されるが、耐摩耗性向上を狙いCr、V、W
等の高合金を添加したハイス(高速度鋼)が使用される
こともあり、特にこのハイスの場合、ロール表面の圧縮
残留応力が高いため、クラックの開口がより少なく、ス
リーブ割れの発見がより困難である。
【0005】このようなスリーブ割れ対策として、特開
昭60−252255号公報には、磁気センサーによる
クラック検出方法が提案されている。これは、スリーブ
ロールの表面端部に磁気センサーを取付け、磁気センサ
ーに 1.5〜2.5 KHzの周波数を印加し、磁気センサー
からの出力信号を処理して圧延中にロール軸方向のクラ
ックを検出するものであるが、検出感度を得るためセン
サーをロール表面に接触させているため、センサーの寿
命が短いという問題があった。
昭60−252255号公報には、磁気センサーによる
クラック検出方法が提案されている。これは、スリーブ
ロールの表面端部に磁気センサーを取付け、磁気センサ
ーに 1.5〜2.5 KHzの周波数を印加し、磁気センサー
からの出力信号を処理して圧延中にロール軸方向のクラ
ックを検出するものであるが、検出感度を得るためセン
サーをロール表面に接触させているため、センサーの寿
命が短いという問題があった。
【0006】また、圧延ロールのスポーリング防止技術
として、特開昭55−128304号公報に渦流式探傷
法を用いた装置が提案されている。これは、渦流式探傷
センサーをロール表面に沿ってロール軸方向にスキャン
ニングさせ、圧延中または圧延の間隙を利用してロール
全面を探傷するものであるが、この方法では、設備が複
雑で高価となり、設備保守も大変であり、コストがかか
る問題がある。
として、特開昭55−128304号公報に渦流式探傷
法を用いた装置が提案されている。これは、渦流式探傷
センサーをロール表面に沿ってロール軸方向にスキャン
ニングさせ、圧延中または圧延の間隙を利用してロール
全面を探傷するものであるが、この方法では、設備が複
雑で高価となり、設備保守も大変であり、コストがかか
る問題がある。
【0007】本発明は、前述のような問題点を解消する
ためになされたもので、その目的は、スリーブ式圧延ロ
ールのクラックを探傷する装置の耐久性を向上させるこ
とができ、設備も簡便で安価なものとすることができる
と共に、クラックの探傷精度を高めることのできる圧延
ロールのクラック探傷方法およびその装置を提供するこ
とにある。
ためになされたもので、その目的は、スリーブ式圧延ロ
ールのクラックを探傷する装置の耐久性を向上させるこ
とができ、設備も簡便で安価なものとすることができる
と共に、クラックの探傷精度を高めることのできる圧延
ロールのクラック探傷方法およびその装置を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の圧延ロールのクラック探傷方法は、圧延機
内に組み込まれたスリーブ式圧延ロールの表面における
クラックを探傷する方法において、図1、図2に示すよ
うに、探傷時に渦流式探傷センサーを退避位置から進出
させてスリーブ式圧延ロールの表面に接近させ、渦流式
探傷センサーとロール表面の間隔を一定に保持した状態
で探傷を行い、探傷終了後、渦流式探傷センサーを探傷
位置から後退させることを特徴とする(請求項1)。
め、本発明の圧延ロールのクラック探傷方法は、圧延機
内に組み込まれたスリーブ式圧延ロールの表面における
クラックを探傷する方法において、図1、図2に示すよ
うに、探傷時に渦流式探傷センサーを退避位置から進出
させてスリーブ式圧延ロールの表面に接近させ、渦流式
探傷センサーとロール表面の間隔を一定に保持した状態
で探傷を行い、探傷終了後、渦流式探傷センサーを探傷
位置から後退させることを特徴とする(請求項1)。
【0009】また、前記クラック探傷方法において、図
2に示すように、渦流式探傷センサーによりスリーブ式
圧延ロールの表面の少なくとも未圧延部(未通板部)を
探傷する(請求項2)。
2に示すように、渦流式探傷センサーによりスリーブ式
圧延ロールの表面の少なくとも未圧延部(未通板部)を
探傷する(請求項2)。
【0010】また、本発明のクラック探傷装置は、圧延
機内に組み込まれたスリーブ式圧延ロールの表面におけ
るクラックを探傷する装置において、図1〜図4に示す
ように、渦流式探傷センサーを圧延ロールの表面に対し
て進退移動させる機構と、渦流式探傷センサーを圧延ロ
ールの表面に対して所定の距離をおいてセットする機構
と、渦流式探傷センサーの圧延ロールの表面に対する位
置を調整して保持する機構と、クラック探傷の開始およ
び停止を行う機能と、探傷信号を判定して設定値を超え
ると警報を発生させる機能を備えていることを特徴とす
る(請求項3)。
機内に組み込まれたスリーブ式圧延ロールの表面におけ
るクラックを探傷する装置において、図1〜図4に示す
ように、渦流式探傷センサーを圧延ロールの表面に対し
て進退移動させる機構と、渦流式探傷センサーを圧延ロ
ールの表面に対して所定の距離をおいてセットする機構
と、渦流式探傷センサーの圧延ロールの表面に対する位
置を調整して保持する機構と、クラック探傷の開始およ
び停止を行う機能と、探傷信号を判定して設定値を超え
ると警報を発生させる機能を備えていることを特徴とす
る(請求項3)。
【0011】以上のような構成において、渦流式探傷セ
ンサーを測定時のみ接近させ、かつ間隔保持ローラーに
より渦流式探傷センサーと圧延ロール表面との距離を一
定に保持して非接触式で探傷を行うことにより、装置の
耐久性を向上させることができる。また、圧延ロールの
未通板部(未圧延部)を探傷することにより、センサー
スキャンニングが不要となり、設備も簡便で安価なもの
とすることができると共に、割れ時のS/N比を高くと
ることができ、ハイス等の残留応力が高く、クラックの
開口が小さい場合でも、精度良くクラックを探傷するこ
とが可能となる。
ンサーを測定時のみ接近させ、かつ間隔保持ローラーに
より渦流式探傷センサーと圧延ロール表面との距離を一
定に保持して非接触式で探傷を行うことにより、装置の
耐久性を向上させることができる。また、圧延ロールの
未通板部(未圧延部)を探傷することにより、センサー
スキャンニングが不要となり、設備も簡便で安価なもの
とすることができると共に、割れ時のS/N比を高くと
ることができ、ハイス等の残留応力が高く、クラックの
開口が小さい場合でも、精度良くクラックを探傷するこ
とが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示する実施の形
態に基づいて詳細に説明する。これは、4重式圧延機の
スリーブ式のワークロールのクラック探傷に適用した例
である。図1、図2は、本発明のクラック探傷装置の圧
延機への設置状況を示したものである。図3、図4は、
本発明のクラック探傷装置の先端のセンサー部分を示し
たものである。図5は本発明の探傷警報フローを示す。
態に基づいて詳細に説明する。これは、4重式圧延機の
スリーブ式のワークロールのクラック探傷に適用した例
である。図1、図2は、本発明のクラック探傷装置の圧
延機への設置状況を示したものである。図3、図4は、
本発明のクラック探傷装置の先端のセンサー部分を示し
たものである。図5は本発明の探傷警報フローを示す。
【0013】図1、図2において、4重式圧延機1は、
ミルハウジング2内に上下一対のワークロール3と、こ
のワークロールをバックアップする上下一対のバックア
ップロール4を配設して構成されており、このような圧
延機1の入側または出側における未通板部の位置に、本
発明のクラック探傷装置10が設置される。
ミルハウジング2内に上下一対のワークロール3と、こ
のワークロールをバックアップする上下一対のバックア
ップロール4を配設して構成されており、このような圧
延機1の入側または出側における未通板部の位置に、本
発明のクラック探傷装置10が設置される。
【0014】本発明のクラック探傷装置10は、大別し
て、渦流式探傷センサー11を下ワークロール3Lの表
面に対して進退移動させる駆動機構Aと、渦流式探傷セ
ンサー11を下ワークロール3Lの表面に対して所定の
距離をおいてセットするセンサー間隔保持機構Bと、渦
流式探傷センサー11の下ワークロール3Lの表面に対
する位置を調整して保持するセンサー位置調整固定機構
Cと、クラック探傷の開始および停止を行う探傷開始・
停止機能Dと、探傷信号を判定して設定値を超えると警
報を発生させる欠陥判定機能Eを備えている。
て、渦流式探傷センサー11を下ワークロール3Lの表
面に対して進退移動させる駆動機構Aと、渦流式探傷セ
ンサー11を下ワークロール3Lの表面に対して所定の
距離をおいてセットするセンサー間隔保持機構Bと、渦
流式探傷センサー11の下ワークロール3Lの表面に対
する位置を調整して保持するセンサー位置調整固定機構
Cと、クラック探傷の開始および停止を行う探傷開始・
停止機能Dと、探傷信号を判定して設定値を超えると警
報を発生させる欠陥判定機能Eを備えている。
【0015】なお、渦流式探傷センサーは、測定対象
(金属体)が検出コイルに接近したときに起きるコイル
のインピーダンス変化を利用して微小変位を非接触で測
定するセンサーであり、精度の良い測定が可能で耐環境
性が良いなどから、本発明では、この渦流式探傷センサ
ーを用いる。
(金属体)が検出コイルに接近したときに起きるコイル
のインピーダンス変化を利用して微小変位を非接触で測
定するセンサーであり、精度の良い測定が可能で耐環境
性が良いなどから、本発明では、この渦流式探傷センサ
ーを用いる。
【0016】駆動機構Aは、図1に示すように、センサ
ーヘッド12が先端に取付けられるガイド13と、この
ガイド13を下ワークロール3Lの表面に対して進退移
動自在に案内支持する案内コロ14と、この案内コロ1
4が内部に取付けられる支持筒体15と、ガイド13を
進退させるアクチュエータとしてのエアシリンダ16を
有している。
ーヘッド12が先端に取付けられるガイド13と、この
ガイド13を下ワークロール3Lの表面に対して進退移
動自在に案内支持する案内コロ14と、この案内コロ1
4が内部に取付けられる支持筒体15と、ガイド13を
進退させるアクチュエータとしてのエアシリンダ16を
有している。
【0017】案内コロ14は、支持筒体15の内部の上
面および下面に長手方向に間隔をおいて複数取付けられ
ており、ガイド13を支持筒体15内に収納可能で、か
つ支持筒体15から先端部が突出可能とされている。ガ
イド13も筒体であり、支持筒体15の下部内面にエア
シリンダ16のシリンダ基部がピン着され、ピストンロ
ッド先端がガイド13の上部内面にピン着される。支持
筒体15は、センサーヘッド12が下ワークロール3L
の表面に斜め下から接近・離隔するように、支持架台1
7に斜めに取付けられている。
面および下面に長手方向に間隔をおいて複数取付けられ
ており、ガイド13を支持筒体15内に収納可能で、か
つ支持筒体15から先端部が突出可能とされている。ガ
イド13も筒体であり、支持筒体15の下部内面にエア
シリンダ16のシリンダ基部がピン着され、ピストンロ
ッド先端がガイド13の上部内面にピン着される。支持
筒体15は、センサーヘッド12が下ワークロール3L
の表面に斜め下から接近・離隔するように、支持架台1
7に斜めに取付けられている。
【0018】従って、エアシリンダ16のピストンロッ
ドを伸出させることにより、渦流式探傷センサー11
が、下バックアップロール4Lの側方に退避している状
態から斜め上方に進出し、下ワークロール3Lの表面に
接近して後述するような探傷可能な位置にセットされ
る。探傷終了後、エアシリンダ16のピストンロッドを
収縮させることにより、渦流式探傷センサー11が斜め
下方に後退して元の退避状態に戻る。
ドを伸出させることにより、渦流式探傷センサー11
が、下バックアップロール4Lの側方に退避している状
態から斜め上方に進出し、下ワークロール3Lの表面に
接近して後述するような探傷可能な位置にセットされ
る。探傷終了後、エアシリンダ16のピストンロッドを
収縮させることにより、渦流式探傷センサー11が斜め
下方に後退して元の退避状態に戻る。
【0019】センサー間隔保持機構Bは、図3、図4に
示すように、下ワークロール3Lの円周方向に間隔をお
いて一対で配設され、下ワークロール3Lの表面を転動
する一対の間隔保持ローラー18と、この間隔保持ロー
ラー18を回転自在に支持する左右一対の支持ブラケッ
ト19とからなる。一対の支持ブラケット19は、その
中央部でセンサーヘッド12を挟持するようにセンサー
ヘッド12に取り付けられ、その両端部に間隔保持ロー
ラー18が取り付けられる。
示すように、下ワークロール3Lの円周方向に間隔をお
いて一対で配設され、下ワークロール3Lの表面を転動
する一対の間隔保持ローラー18と、この間隔保持ロー
ラー18を回転自在に支持する左右一対の支持ブラケッ
ト19とからなる。一対の支持ブラケット19は、その
中央部でセンサーヘッド12を挟持するようにセンサー
ヘッド12に取り付けられ、その両端部に間隔保持ロー
ラー18が取り付けられる。
【0020】また、このセンサー間隔保持機構Bは、一
対の間隔保持ローラー18を下ワークロール3Lの表面
に均一に接触させるための機構を備えている。即ち、セ
ンサーヘッド12および支持ブラケット19をセンサー
ヘッドピン20により支持部材21に回転自在に支持さ
せている。エアシリンダ16が所定圧で作動し続けてお
り、センサーヘッド12が下ワークロール3Lに接近
し、間隔保持ローラー18の片方が先に下ワークロール
3Lに接した場合、センサーヘッドピン20を支点とし
てセンサーヘッド12・支持ブラケット19が傾動する
ことにより、他方の間隔保持ローラー18が下ワークロ
ール3Lに接触させることができる。また、センサーヘ
ッド12と支持部材21との間には、コイルばね22が
配設されており、センサーヘッド12等が可動し過ぎな
いように制御している。
対の間隔保持ローラー18を下ワークロール3Lの表面
に均一に接触させるための機構を備えている。即ち、セ
ンサーヘッド12および支持ブラケット19をセンサー
ヘッドピン20により支持部材21に回転自在に支持さ
せている。エアシリンダ16が所定圧で作動し続けてお
り、センサーヘッド12が下ワークロール3Lに接近
し、間隔保持ローラー18の片方が先に下ワークロール
3Lに接した場合、センサーヘッドピン20を支点とし
てセンサーヘッド12・支持ブラケット19が傾動する
ことにより、他方の間隔保持ローラー18が下ワークロ
ール3Lに接触させることができる。また、センサーヘ
ッド12と支持部材21との間には、コイルばね22が
配設されており、センサーヘッド12等が可動し過ぎな
いように制御している。
【0021】センサー位置調整固定機構Cは、渦流式探
傷センサー11をセンサーヘッド12に固定するボルト
23と固定用ナット24であり、渦流式探傷センサー1
1をセンサーヘッド12内で上下移動させてボルト23
の先端で固定することにより、クリアランスdを任意に
調整することができる。
傷センサー11をセンサーヘッド12に固定するボルト
23と固定用ナット24であり、渦流式探傷センサー1
1をセンサーヘッド12内で上下移動させてボルト23
の先端で固定することにより、クリアランスdを任意に
調整することができる。
【0022】探傷開始・停止機能Dは、コントローラ3
0に設けられており(図1参照)、次のような機能を有
している。即ち、圧延機から材料が抜けたことを例えば
圧延荷重0信号で検知し、この圧延荷重0信号によりエ
アシリンダ16を作動させ、センサーヘッド12を退避
位置から下ワークロール3Lへ接近させ、間隔保持ロー
ラー18を下ワークロール3Lの表面に接触させる。な
お、エアシリンダ16の作動時間ピッチは任意に選択で
きる。
0に設けられており(図1参照)、次のような機能を有
している。即ち、圧延機から材料が抜けたことを例えば
圧延荷重0信号で検知し、この圧延荷重0信号によりエ
アシリンダ16を作動させ、センサーヘッド12を退避
位置から下ワークロール3Lへ接近させ、間隔保持ロー
ラー18を下ワークロール3Lの表面に接触させる。な
お、エアシリンダ16の作動時間ピッチは任意に選択で
きる。
【0023】さらに、渦流式探傷センサー11には、測
定可能な距離があるため、センサーヘッド部分に、距離
計25を渦流式探傷センサー11と並設し(図4参
照)、この距離計25の計測値が設定値に達すると、渦
流式探傷を開始する。所定時間探傷後、エアシリンダ1
6を作動させ、センサーヘッド12を退避位置に後退さ
せ、停止させる。なお、以上は圧延後に探傷を行う間欠
運転の場合であり、連続圧延中等の場合も所定時間ピッ
チで渦流式探傷センサー11の接近・退避が可能であ
る。
定可能な距離があるため、センサーヘッド部分に、距離
計25を渦流式探傷センサー11と並設し(図4参
照)、この距離計25の計測値が設定値に達すると、渦
流式探傷を開始する。所定時間探傷後、エアシリンダ1
6を作動させ、センサーヘッド12を退避位置に後退さ
せ、停止させる。なお、以上は圧延後に探傷を行う間欠
運転の場合であり、連続圧延中等の場合も所定時間ピッ
チで渦流式探傷センサー11の接近・退避が可能であ
る。
【0024】欠陥判定機能Eは、警報装置32を備えた
演算処理装置31に設けられており(図1参照)、探傷
信号がレベル設定値以上か否かを判定し、レベル設定値
以上の場合に、警報を発生させる機能である。図5に示
すように、探傷信号を取り込み、この信号がレベル設定
値以上になれば、クラックと判定し、警報装置により警
報を発生させる。
演算処理装置31に設けられており(図1参照)、探傷
信号がレベル設定値以上か否かを判定し、レベル設定値
以上の場合に、警報を発生させる機能である。図5に示
すように、探傷信号を取り込み、この信号がレベル設定
値以上になれば、クラックと判定し、警報装置により警
報を発生させる。
【0025】以上のようなクラック探傷装置のロール軸
方向の設置位置に関しては、次の通りである。従来の渦
流式探傷技術を単に応用したのでは、目的達成が不十分
であることが下記の実験により確認することができた。
この実験内容は、試験圧延機においてワークロール表面
の軸方向に数カ所人口疵を入れ(図6(a) 参照)、試験
材を圧延し、経時的に渦探傷による人口疵の検出S/N
比を調査した(図6(b) 参照、S:人口疵信号、N:人
口欠陥以外の雑エコー)。
方向の設置位置に関しては、次の通りである。従来の渦
流式探傷技術を単に応用したのでは、目的達成が不十分
であることが下記の実験により確認することができた。
この実験内容は、試験圧延機においてワークロール表面
の軸方向に数カ所人口疵を入れ(図6(a) 参照)、試験
材を圧延し、経時的に渦探傷による人口疵の検出S/N
比を調査した(図6(b) 参照、S:人口疵信号、N:人
口欠陥以外の雑エコー)。
【0026】a)試験条件 ロール寸法:直径200mm×長さ300mm ロール材質:高クロム鋳鋼(1C−13Cr) 人口欠陥寸法:長さ30mm×幅0.5mm×深さ0.
6mm 試験材寸法:厚3mm×幅150mm×長さ500mコ
イル 渦流センサー径:直径10mm 渦流センサー周波数:64KHz 渦流センサークリアランス:10mm
6mm 試験材寸法:厚3mm×幅150mm×長さ500mコ
イル 渦流センサー径:直径10mm 渦流センサー周波数:64KHz 渦流センサークリアランス:10mm
【0027】
【表1】
【0028】b)試験結果S/N比 以上の試験結果より次のことが明らかとなった。圧延す
ると、ロール表面に黒皮(酸化スケール)のむらができ
たり、肌荒れ(ロール表面に微細ヒートクラック、表面
欠け落ちによる凹凸発生)が生じる。このように圧延に
より圧延材の通るロール表面は時々刻々と種々変化して
おり、雑エコーも変動しており、ロールの圧延端部・圧
延部中央ではS/N比が圧延前より低下する。これに対
して、ロール表面の未圧延部は、圧延が経過してもS/
N比が維持される。従って、ロール表面の未圧延部を探
傷することにより、クラック(スリーブ割れ)の検出・
判定を確実に行うことができる。
ると、ロール表面に黒皮(酸化スケール)のむらができ
たり、肌荒れ(ロール表面に微細ヒートクラック、表面
欠け落ちによる凹凸発生)が生じる。このように圧延に
より圧延材の通るロール表面は時々刻々と種々変化して
おり、雑エコーも変動しており、ロールの圧延端部・圧
延部中央ではS/N比が圧延前より低下する。これに対
して、ロール表面の未圧延部は、圧延が経過してもS/
N比が維持される。従って、ロール表面の未圧延部を探
傷することにより、クラック(スリーブ割れ)の検出・
判定を確実に行うことができる。
【0029】
【実施例】次に示す圧延機において、次に示すクラック
探傷装置を用いてワークロールのスリーブ割れの検出を
行った。
探傷装置を用いてワークロールのスリーブ割れの検出を
行った。
【0030】a)適用スタンド 熱間圧延粗4Hiスタンドワークロール ワークロール径:直径1000mm×長さ1780mm ワークロール回転数:130mpm スリーブ材質:ハイス(1.5 C−Cr、V、W) 圧延材料:厚50mm×幅1600mm×長さ10m b)クラック探傷装置 図1〜図4の装置を使用し、走査側ロール胴端から70
mmに渦流式センサーがくるように設置(ロール表面未
圧延部) センサー径:直径10mm センサー周波数:64KHz センサークリアランス:10mm レベル設定値(探傷出力電圧4V)以上で警報発生 ワークロール3の荷重0(材料圧延通過後)をキャッチ
し、エアシリンダ16を作動させ、回転しているワーク
ロール3の表面に間隔保持ローラー18を接触させる。
距離計25の計測値が10mmになると、渦流式探傷セ
ンサー11を作動させ、探傷を開始する。10秒間探傷
後、渦流式探傷センサー11を後退させた。探傷ピッチ
は、1コイル通過毎に設定して探傷を行った。ワークロ
ールの使用期間10日間探傷を継続し、その間、レベル
設定値を超えるものはなく、ワークロールを交換した。
交換ワークロールを表面点検した結果、スリーブ割れの
無いことを再確認した。
mmに渦流式センサーがくるように設置(ロール表面未
圧延部) センサー径:直径10mm センサー周波数:64KHz センサークリアランス:10mm レベル設定値(探傷出力電圧4V)以上で警報発生 ワークロール3の荷重0(材料圧延通過後)をキャッチ
し、エアシリンダ16を作動させ、回転しているワーク
ロール3の表面に間隔保持ローラー18を接触させる。
距離計25の計測値が10mmになると、渦流式探傷セ
ンサー11を作動させ、探傷を開始する。10秒間探傷
後、渦流式探傷センサー11を後退させた。探傷ピッチ
は、1コイル通過毎に設定して探傷を行った。ワークロ
ールの使用期間10日間探傷を継続し、その間、レベル
設定値を超えるものはなく、ワークロールを交換した。
交換ワークロールを表面点検した結果、スリーブ割れの
無いことを再確認した。
【0031】
【発明の効果】前述の通り、本発明は、探傷時に渦流式
探傷センサーを退避位置から進出させてスリーブ式圧延
ロールの表面に接近させ、渦流式探傷センサーとロール
表面の間隔を一定に保持した状態で探傷を行い、探傷終
了後、渦流式探傷センサーを探傷位置から後退させ、さ
らにスリーブ式圧延ロールの表面の少なくとも未圧延部
を探傷するようにしたため、次のような効果を得ること
ができる。
探傷センサーを退避位置から進出させてスリーブ式圧延
ロールの表面に接近させ、渦流式探傷センサーとロール
表面の間隔を一定に保持した状態で探傷を行い、探傷終
了後、渦流式探傷センサーを探傷位置から後退させ、さ
らにスリーブ式圧延ロールの表面の少なくとも未圧延部
を探傷するようにしたため、次のような効果を得ること
ができる。
【0032】(1) 渦流式探傷センサーを測定時のみ接近
させ、かつ間隔保持ローラーにより渦流式探傷センサー
と圧延ロール表面との距離を一定に保持して非接触式で
探傷を行うことにより、装置の耐久性を向上させること
ができる。
させ、かつ間隔保持ローラーにより渦流式探傷センサー
と圧延ロール表面との距離を一定に保持して非接触式で
探傷を行うことにより、装置の耐久性を向上させること
ができる。
【0033】(2) 圧延ロールの未通板部(未圧延部)を
探傷することにより、従来のセンサースキャンニングが
不要となり、設備も簡便で安価なものとすることができ
る。以上から、安価で故障が少なく、高信頼性のクラッ
ク探傷装置を提供することが可能となる。
探傷することにより、従来のセンサースキャンニングが
不要となり、設備も簡便で安価なものとすることができ
る。以上から、安価で故障が少なく、高信頼性のクラッ
ク探傷装置を提供することが可能となる。
【0034】(3) 圧延ロールの未通板部(未圧延部)を
探傷することにより、割れ時のS/N比を高くとること
ができ、ハイス等の残留応力が高く、クラックの開口が
小さい場合でも、精度良くクラックを探傷することが可
能となる。ハイス等のスリーブ式圧延ロールでスリーブ
割れを早期発見できることにより、製品のロール疵防
止、生産性の向上を図ることができる。
探傷することにより、割れ時のS/N比を高くとること
ができ、ハイス等の残留応力が高く、クラックの開口が
小さい場合でも、精度良くクラックを探傷することが可
能となる。ハイス等のスリーブ式圧延ロールでスリーブ
割れを早期発見できることにより、製品のロール疵防
止、生産性の向上を図ることができる。
【図1】本発明のクラック探傷装置の圧延機への設置状
況を示した側面図である。
況を示した側面図である。
【図2】図1におけるII−II線視図である。
【図3】本発明のクラック探傷装置の先端のセンサー部
分を示す側面図である。
分を示す側面図である。
【図4】図3におけるIV−IV線視図である。
【図5】本発明の探傷警報フローチャートである。
【図6】(a) は探傷試験を行ったロールの人口疵を示す
概略図、(b) は人口疵の検出信号を示すグラフである。
概略図、(b) は人口疵の検出信号を示すグラフである。
1…4重式圧延機 2…ミルハウジング 3…ワークロール 4…バックアップロール A…駆動機構 B…センサー間隔保持機構 C…センサー位置調整固定機構 D…探傷開始・停止機能 E…欠陥判定機能 10…クラック探傷装置 11…渦流式探傷センサー 12…センサーヘッド 13…ガイド 14…案内コロ 15…支持筒体 16…エアシリンダ 17…支持架台 18…間隔保持ローラ 19…支持ブラケット 20…センサーヘッドピン 21…支持部材 22…コイルばね 23…ボルト 24…固定用ナット 25…距離計 30…コントローラ 31…演算処理装置 32…警報装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷口 寿朗 茨城県鹿嶋市大字光3番地 住友金属工業 株式会社鹿島製鉄所内
Claims (3)
- 【請求項1】 圧延機内に組み込まれたスリーブ式圧延
ロールの表面におけるクラックを探傷する方法におい
て、探傷時に渦流式探傷センサーを退避位置から進出さ
せてスリーブ式圧延ロールの表面に接近させ、渦流式探
傷センサーとロール表面の間隔を一定に保持した状態で
探傷を行い、探傷終了後、渦流式探傷センサーを探傷位
置から後退させることを特徴とする圧延ロールのクラッ
ク探傷方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の圧延ロールのクラック
探傷方法において、渦流式探傷センサーによりスリーブ
式圧延ロールの表面の少なくとも未圧延部を探傷するこ
とを特徴とする圧延ロールのクラック探傷方法。 - 【請求項3】 圧延機内に組み込まれたスリーブ式圧延
ロールの表面におけるクラックを探傷する装置におい
て、渦流式探傷センサーを圧延ロールの表面に対して進
退移動させる機構と、渦流式探傷センサーを圧延ロール
の表面に対して所定の距離をおいてセットする機構と、
渦流式探傷センサーの圧延ロールの表面に対する位置を
調整して保持する機構と、クラック探傷の開始および停
止を行う機能と、探傷信号を判定して設定値を超えると
警報を発生させる機能を備えていることを特徴とするク
ラック探傷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35284297A JP3551739B2 (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | 圧延ロールのクラック探傷方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
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JPH11183442A true JPH11183442A (ja) | 1999-07-09 |
JP3551739B2 JP3551739B2 (ja) | 2004-08-11 |
Family
ID=18426821
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP35284297A Expired - Fee Related JP3551739B2 (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | 圧延ロールのクラック探傷方法 |
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JP (1) | JP3551739B2 (ja) |
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-
1997
- 1997-12-22 JP JP35284297A patent/JP3551739B2/ja not_active Expired - Fee Related
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