JPH07136705A - 粗圧延兼仕上げ圧延スタンドのばね特性曲線の検知 - Google Patents

粗圧延兼仕上げ圧延スタンドのばね特性曲線の検知

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JPH07136705A
JPH07136705A JP2405045A JP40504590A JPH07136705A JP H07136705 A JPH07136705 A JP H07136705A JP 2405045 A JP2405045 A JP 2405045A JP 40504590 A JP40504590 A JP 40504590A JP H07136705 A JPH07136705 A JP H07136705A
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roll
stand
rolling
spring characteristic
characteristic curve
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JP2405045A
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Alexander Svagr
アレクサンダー・スバグル
Georg Engel
ゲオルク・エンゲル
Hugo Feldmann
フーゴー・フエルトマン
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Original Assignee
SMS Schloemann Siemag AG
Schloemann Siemag AG
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B37/00Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
    • B21B37/58Roll-force control; Roll-gap control
    • B21B37/64Mill spring or roll spring compensation systems, e.g. control of prestressed mill stands
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B38/00Methods or devices for measuring, detecting or monitoring specially adapted for metal-rolling mills, e.g. position detection, inspection of the product
    • B21B38/10Methods or devices for measuring, detecting or monitoring specially adapted for metal-rolling mills, e.g. position detection, inspection of the product for measuring roll-gap, e.g. pass indicators
    • B21B38/105Calibrating or presetting roll-gap
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B31/00Rolling stand structures; Mounting, adjusting, or interchanging rolls, roll mountings, or stand frames
    • B21B31/02Rolling stand frames or housings; Roll mountings ; Roll chocks
    • B21B31/04Rolling stand frames or housings; Roll mountings ; Roll chocks with tie rods in frameless stands, e.g. prestressed tie rods
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B31/00Rolling stand structures; Mounting, adjusting, or interchanging rolls, roll mountings, or stand frames
    • B21B31/08Interchanging rolls, roll mountings, or stand frames, e.g. using C-hooks; Replacing roll chocks on roll shafts
    • B21B31/14Interchanging rolls, roll mountings, or stand frames, e.g. using C-hooks; Replacing roll chocks on roll shafts by pivotally displacing

Abstract

(57)【要約】 【目的】 予め負荷可能なキャップスタンドの場合に、
スタンドのフレームばねを、寸法通りの圧延のときに全
く異なる負荷状態の下でも全く正しく考慮できるように
およびロールスタンドを圧延前に正確に調整できるよう
にスタンドのばね特性曲線を再現可能に検知できる方法
を提案する。 【構成】 粗圧延兼仕上げ圧延スタンドのばね特性曲線
を検知する方法および圧延前にそのロール間隙を調整す
る方法、特に狭い公差で軽量形材を圧延する方法におい
て、取り外し可能なスタンドキャップ6を有するロール
スタンドの場合に、上方のロール12をロールの電子機
械的調整部16により移動させ、ロール表面の間の測定
すべき圧延力を油圧クランプ装置10により加え、電子
機械的調整部16は無負荷状態でかつロール接触を維持
しながら決定可能な調整行程だけ調整できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粗圧延兼仕上げ圧延ス
タンドのばね特性曲線を検知する方法ならびに圧延前に
そのロール間隙を調整する方法、特に狭い公差で軽量形
材を圧延する方法であって、スタンドの少なくとも一つ
の水平ロールが主として電子機械的に調整可能である方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】分割された構造形式のロールハウジング
は、ドイツ公開公報 20 57 960から知られており、しか
も取り外し可能なハウジングキャップおよびハウジング
とハウジングキャップの間のタイロッド結合を有するも
のが知られており、その際タイロッドは、油圧で作用す
るピストン−シリンダユニットにより、下方のハウジン
グ部分に配置された回転軸を中心としてロールスタンド
から側方に旋回可能である。その他、タイロッドはロー
ルスタンドの作動状態の間、それらのヘッド端部に配置
された油圧クランプ装置により荷重を加えるかまたは予
荷重を加えることができ、その際予荷重圧は圧延作動中
タイロッドヘッドを閉鎖したままである。このタイロッ
ド結合では、油圧クランプ装置は、タイロッドの伸び長
さを達成するシリンダ部材に存在し、かつその次に伸び
長さだけ後から回転されるねじナットに存在する。シリ
ンダ部材はロールスタンドの作動状態の間再び圧力媒体
から無負荷にされる。さらに発展を続けるドイツ明細書
26 06 842によれば、予荷重を発生する圧力媒体が一つ
または複数のロールスタンドのクランプ装置を中心的に
かつ一緒に接続したりまたは切ったりすることができ、
かつ圧力媒体の予荷重圧を無負荷にすることに依存し
て、一つまたは複数のロールスタンドのタイロッドが、
油圧で作用するピストン−シリンダユニットを用いて中
心的にかつ一緒に外方へ旋回可能である。タイロッドが
ロールハウジングから外方へ旋回されると、そのとき上
方のハウジングキャップを上に向かって持ち上げること
ができる。ロール交換のために、両方の水平ロールを受
け入れるカセットがスタンドからクレーン装置を用いて
上に向かって持ち上げられる。この処置で、ロール交換
の際の時間的浪費が減少されかつ広く機械化されなけれ
ばならない。
【0003】ドイツ明細書 1 291 715から、キャップハ
ウジングを有する圧延機スタンドが知られており、この
圧延機スタンドからキャップを除去後ロールの装着部片
を上に向かって持ち上げて外すことができる。キャップ
は、ハウジング支柱の間に突出する部材に配置された突
起で窓側面の凹部の上方区画面を下から捕らえ、かつそ
れらとハウジング支柱の間で調整スピンドルの方向に作
用するクランプ手段により支柱に固定可能である。キャ
ップは側方に移動可能である。このために、キャップハ
ウジングはレール配置を有しかつキャップは走行ロール
を有する。キャップを側方に移動させると、スタンドが
上に向かって開放されるので、ロール交換が上に開放し
たスタンドにより行うことができる。この処置の狙い
は、ロール交換を単純化しかつ速めることである。
【0004】ドイツ公開公報 30 39 203から、共通の垂
直な軸平面に水平ロールと垂直ロールを有するユニバー
サルスタンドが知られており、その場合ラーメンが垂直
ロールのために力的に閉鎖されたラーメンとして形成さ
れ、そのヨークに垂直ロールのための調整スピンドルが
着座している。水平ロールの装着部片は対になって上方
および下方の横方向ヨークに支持され、その際横方向ヨ
ークは、ラーメンに軸方向に変位できないように配置さ
れた引張スピンドルにより保持されかつ圧延ラインに対
し中心で調整可能である。両方の上部横方向ヨークは、
旋回軸線にあるその横方向ヨークが、延長された付加的
ブシュを介して、旋回軸線を形成する引張スピンドルに
支持されることにより、それぞれ圧延ラインに対し対称
に外方へ旋回可能である。横方向ヨークを持ち上げて外
すための昇降手段例えばクレーン配置をやめるために、
横方向ヨークの外方旋回が行われた。これにより、さら
にロール交換時間が短縮されなければならない。
【0005】分割された構造形式のロールハウジングを
有する上記のロールスタンドについて、ロールハウジン
グを結合する横方向ヨークまたはキャップのいろいろな
形成によりスタンドが上に向かって迅速に開放され、そ
れと共にロール交換またはロールカセットの交換をでき
るだけ迅速に行うことができることは共通である。上記
の刊行物のどれにも、予荷重が加えられたキャップスタ
ンドで、狭い公差と高い寸法精度で被圧延材料を圧延す
ることは、ロールを含む全スタンドの伸び挙動が各任意
の負荷状況で正確に知られかつロールスタンドが圧延前
に正確に調整できるときにしか実施できないことについ
て論じられていない。ロール交換の迅速性は、ハウジン
グキャップを有する分割された構造形式でのスタンド構
造の品質の良さのためのそれだけが決定的な判断基準で
はない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、予め
負荷可能なキャップスタンドの場合にまたはユニバーサ
ルスタンドにより予め負荷可能な複合スタンドに改造さ
れたロールスタンドの場合に、ロールとスタンドのフレ
ームばねを、寸法通りの圧延のときに全く異なる負荷状
態の下でも全く正しく考慮できるようにかつロールスタ
ンドを圧延前に相応して正確に調整できるようにスタン
ドのばね特性曲線を再現可能に検知できる方法を提案す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題は、特許請求の
範囲の請求項1または2の処置により解決される。ロー
ルスタンドのばね特性曲線を検知するためにまたはロー
ルスタンドを調整するために特別な形成が請求項3から
7までに記載されている。
【0008】請求項1によれば、課題にふさわしい解決
のために、次のように提案する。すなわち、スタンドハ
ウジングのハウジング横架材を連結する取り外し可能な
または旋回可能なスタンドキャップを有するロールスタ
ンドであって、スタンドキャップが油圧クランプ装置に
より予荷重が加えられるタイロッドを用いてハウジング
横架材と連結されるロールスタンドの場合に、少なくと
も水平ロールのうちの上方のロールをロールの電子機械
的調整部により他方のロールに対して移動させ、ロール
表面の間の測定すべき圧延力を油圧クランプ装置により
加え、電子機械的調整部は無負荷状態でかつロール接触
を維持しながら決定可能な調整行程だけ調整可能である
ことを提案する。キャップスタンドにおけるばね特性曲
線を検知するためのこの本発明による方法は、請求項2
により、ユニバーサルスタンドによりタイロッド構造形
式の複合スタンドに変えられたロールスタンドの場合に
も提案される。キャップスタンドまたは複合スタンドに
改造されたユニバーサルスタンドのばね特性曲線のここ
に明示された決定と共に、形材圧延機では、形材から形
材まで常に異なる圧延力およびスタンドのその都度のフ
レームばねを、非常に高い寸法安定性を有する形材を圧
延できるように有利な仕方で考慮することができる。他
の穴型を有する新しいロールをスタンドに装入しなけれ
ばならない限りでは、新しいロールの、場合によっては
新しいばね特性曲線およびスタンドハウジングのばね特
性曲線が同様に簡単にかつ迅速に検知される。特別な利
点は、電子機械的な調整が、力の軽減された状態でのみ
調整され、これにより機械技術的に著しく単純化される
ことになる。また、本発明により検知されたスタンド特
性曲線により、最高の品質と狭い公差を有する圧延形材
を予荷重の加えられたロールで圧延することが可能にな
り、スタンドは圧延前にこのために必要な予荷重にきわ
めて正確に調整できる。
【0009】請求項1または2による本発明のさらに続
く発展では、上方の水平ロールを電子機械的な調整部に
より減少する速度で下方の水平ロールに対して移動さ
せ、その際調整速度がロールの付着の瞬間にゼロになる
ようにすることを提案する。従って、ロールは、ロール
表面またはロール穴型の損傷を避けるために、付着モー
メントまで、すなわちいわゆる「ロールキッシング」ま
でプログラムされて互いに移動される。ロールキッシン
グの瞬間は、例えば圧力上昇を記録する圧力センサを用
いて追跡することができ、それによりロールの調整運動
が停止される。
【0010】本発明の好都合な形成では、クランプ装置
としてのクランプナットの場合に次の処置を上記の順序
でかつ繰り返し可能なサイクルnで実施することを提案
する。各タイロッドに付設された油圧クランプナット、
すなわちスタンドハウジングについて二つのクランプナ
ットが無負荷にされ、引き続き電子機械的な調整部が、
スタンドキャップとハウジング横架材がゆるく隔置され
る割合で所定の調整道程Ln だけ近づけられる。それか
ら、スタンドの全てのクランプナットに再び予荷重が加
えられ、その際これにより加えられた力が圧延力Fn
してロール表面の間で測定される。電子機械的な調整部
の調整行程Ln およびロールの間で測定された圧延力F
n は、所属のフレームばね固有値Kn を決定するために
およびこれと共にスタンドのばね特性曲線を決定するた
めにコンピュータユニットに入れられる。この場合、n
=1からn=Xは、選択により実施できるサイクルの数
を表し、従って個々に算出されるフレームばね固有値K
1,K2,K3...Kxによりできるだけ代表的なば
ね特性曲線が置き換えられる。クランプ装置を用いてキ
ャップスタンドに力を導入することにより、キャップが
横架材に密接するため、導入された力の機械的同期が生
ずる。そのような大きな力が従来技術により油圧ロール
調整部を用いてスタンドに導入されたとすると、新しい
形材へのスタンドの不正確な調整しか行うことができな
いだろう。さらに、ロールとロール調整部が機械的に動
かなくなりかつ著しい費用をかけないと再び自由に移動
するようにならないだろう。この技術的問題が、提案さ
れた方法ではなくなる。
【0011】上記の観点の下では、第一のフレームばね
固有値K0 が、予荷重を越えて調整された油圧クランプ
ナットでの圧力上昇により、ロール表面および対応する
調整行程の間の相応する圧延力を同時に測定しながら検
知され、かつ少なくとも一つの別の固有値Kn が、油圧
クランプナットが無負荷にされそして電子機械的調整部
が所定の調整行程Ln だけ近づけられることにより決定
され、その結果スタンドキャップとハウジング横架材が
ゆるく隔置されることにより本発明の別の形成が可能に
なる。引き続き、油圧クランプナットに再び予荷重が加
えられ、その際これにより加えられた力がロール表面の
間の圧延力Fn として測定される。前述したように、調
整行程L1、L2等およびコンピュータユニットの測定
された圧延力F1、F2等が、所属のフレームばね固有
値K1、K2等を決定するために、従ってスタンドのば
ね特性曲線を決定するためにコンピュータユニットに入
れられる。この算出操作の結果を、場合によっては、コ
ンピュータに付設さたデスプレイにグラフの形に示すこ
とができる。
【0012】キャップスタンドのタイロッドは、圧延作
動中油圧力が、例えば挿入可能な圧力部片を用いて無負
荷にされるクランプ装置により予荷重が与えられる場合
には、そこから出発して次の手段が提案される。全ての
タイロッドの油圧クランプ装置が、予荷重を越えて調整
される圧力で作用され、その結果電子機械的な調整部が
力的に軽減される。引き続き、電子機械的な調整部がロ
ール接触を維持しながら調整行程Ln だけ調整される。
それから、油圧クランプ装置が再び無負荷にされ、これ
によりロール表面に加えられた圧延力Fn が測定され
る。最後に、調整行程Ln と測定された圧延力Fn が所
属のフレームばね固有値Kn を決定するために、従って
スタンドのばね特性曲線を決定するためにコンピュータ
ユニットに入れられる。いっそう多くのフレームばね固
有値K1、K2等を決定するために、これらの手段を前
述したサイクルで幾重にも繰り返して、典型的なばね特
性曲線を保つことができる。
【0013】別の提案によれば、上記の手段で検知され
たキャップスタンドのばね特性曲線を、重なり合って移
動されかつ予荷重下にあるロールで形材を圧延する際に
利用することができ、その際予荷重は常に圧延力よりい
っそう大きい。従って、この形材圧延に必要な圧延力
は、いずれにせよ存在するクランプ装置を用いて加えら
れるので、付加的な油圧シリンダをなくすことができ
る。
【0014】
【実施例】図1には、ロールスタンド1が部分的に断面
して示されており、このロールスタンドは基礎2と基礎
板3に支持されている。支持足4が基礎板3に適合され
かつねじまたは同様なもののような慣用の連結手段のた
めの貫通孔を有する。ロールスタンドは、分割されたス
タンドである。ロールハウジング5が、スタンドキャッ
プ6により互いに連結されている。スタンドキャップは
各ロールハウジングのハウジング横架材7に重なってい
る。各ハウジング横架材にタイロッド8が配置され、こ
のタイロッドは、タイロッドの機械的に制御される外方
への旋回が可能であるように各ハウジング横架材の下方
範囲に枢着されている。タイロッドの外方へ旋回された
位置に参照数字9が付けられている。詳細に示されてな
い慣用の構造の油圧クランプナット10は、タイロッド
ヘッドに配置されている。油圧クランプナット10を用
いておよびタイロッド8を用いてスタンドキャップ6お
よびロールスタンド5が高いクランプ力で互いに連結さ
れるので、閉鎖されたロールハウジングの特性を有する
ロールスタンドが生ずる。ロールスタンドには、組込み
片に支承された水平な穴型ロール12、13が配置され
ている。さらに、圧延製品のための案内アーマチュア1
4を見ることができる。
【0015】図2によるキャップスタンド1の平面図
は、ロールハウジング5とその支持足4を示す。ハウジ
ング横架材7にはタイロッド8が配置され、そのタイロ
ッドヘッドは参照数字10を有するクランプナットで示
されている。スタンドキャップ6の旋回可能性は一点鎖
線の矢印15で示されている。スタンドキャップ6の外
方旋回位置は点線で示されている。スタンドキャップ6
の旋回可能性は、タイロッド8とスタンドキャップ6の
間に配置された軸受スリーブ11により支持される(図
1)。ハウジングキャップ6を外方に旋回させる場合に
は、そのために油圧クランプナット10が弛められて、
タイロッド8がスタンドハウジング5の一方の側で位置
9(図1)に旋回されるが、スタンドは上に向かって開
放されるので、水平な穴型ロール12、13を有するロ
ールカセットをクレーン設備によりスタンドから上方に
持ち上げることができる。短時間でかつわずかな組立費
用で新しい穴型ロールをスタンドに装入することができ
る。
【0016】二つの水平な穴型ロールを有する前述した
キャップスタンドは、粗圧延兼仕上げ圧延スタンドとし
て、例えば高い表面品質および狭い公差を有する軽量形
材の製造のために使用される。このために、スタンドの
フレームばねを形材の圧延の際に考慮することができる
ために、圧延機技術者はスタンドのばね特性曲線をその
都度の作動状態のためにおよび穴型ロールが異なるとき
に知ることが必要である。
【0017】少なくとも上方の水平なロール12が調整
可能である水平な穴型ロールを有する前述したキャップ
スタンドのばね特性曲線を検知するために、この水平な
ロールがロールの電子機械的な調整部16により減少す
る速度で下方の水平な穴型ロール13に対して移動さ
れ、その際両方のロールが付着した瞬間に調整速度がゼ
ロになる。それから、全ての油圧クランプナット10が
無負荷にされ、それと共に電子機械的調整部が無負荷状
態でかつロール接触を維持しながら調整可能である。電
子機械的な調整部16が選択された調整行程Lだけ近づ
けられ、その結果スタンドキャップとハウジング横架材
がゆるく隔置される。それから、全ての油圧クランプナ
ット10に例えば100 トンの力で予荷重が加えられ、そ
の際キャップ6がハウジング横架材7の上に載り、これ
によって全ての力の機械的な同期が必然的に行われる。
クランプナットを用いてスタンドに導入された力は、ロ
ール表面の間で圧延力Fとして慣用の仕方で測定され
る。調整行程L1および測定された圧延力F1は、コン
ピュータ入力およびコンピュータによる計算と無関係に
図3による力−行程−ダイアグラムに記入され、それに
より第一のフレームばね固有値K1が得られる。第二の
フレームばね固有値K2を決定するために、上記の処置
が第二のサイクルで繰り返される。すなわち、全ての油
圧クランプナットが二度目に無負荷にされ、電子機械的
な調整部が別の所定の制御値L2だけ近づけられ、その
結果スタンドキャップ6とハウジング横架材7が再びゆ
るく隔置される。それから、クランプナットに二度目に
例えば500 トンの力で予荷重が加えられ、その際これに
より加えられえた力が圧延力F2としてロール表面の間
で測定される。それから、調整行程L2および測定され
た圧延力F2が図3による力−行程−ダイアグラムに記
入され、それによりフレームばね固有値K2が生ずる。
場合によっては必要な第三のフレームばね固有値K3を
検知するために、三回目が繰り返される。固有値K1、
K2および場合によってはK3が互いに結合されてキャ
ップスタンドのばね特性曲線の決定に役立つ。図3に示
されたダイアグラムは、個々のフレームばね固有値Kn
を決定するためにコンピュータユニットと接続されてい
るデスプレイに再生できるのは明らかである。圧延力F
と電子機械的調整部の調整行程Lは、慣用の圧力センサ
または慣用の行程信号発生器または同様なもので測定さ
れる。
【0018】キャップスタンドのばね特性曲線FKが提
案された仕方で検知されると、スタンドの対応するフレ
ームばねを圧延力に正確に割り当て、かつロール穴型計
画のときに、決められた寸法精度の圧延形材を製造する
ために相応して考慮できる。検知されたばね特性曲線
は、特に重なり合って移動されかつ予荷重下にあるロー
ルで形材を圧延するときに用いることができ、その際予
荷重例えばF3は常に例えば圧延力F2より大きくかつ
図3による力−行程−ダイアグラムから標準的な調整行
程L3を読み取ることができる。
【0019】前述した構造形式のキャップスタンドの場
合のばね特性曲線を検知するための上記の方法は、ユニ
バーサルスタンドによりクランプナットを有するタイロ
ッド構造形式の複合スタンドに変えられたロールスタン
ドの場合にも同じ利点で用いることができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明の方法によれ
ば、予め負荷可能なキャップスタンドの場合にまたはユ
ニバーサルスタンドにより予め負荷可能な複合スタンド
に改造されたロールスタンドの場合に、ロールとスタン
ドのフレームばねを、寸法通りの圧延のときに全く異な
る負荷状態の下でも全く正しく考慮できるようにかつロ
ールスタンドを圧延前に相応して正確に調整できるよう
にスタンドのばね特性曲線を再生可能に検知できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】タイロッドに予荷重が与えられるキャップ構造
形式の二つの水平な穴型ロールを有するロールスタンド
である。
【図2】図1によるロールスタンドの平面図である。
【図3】図1と図2によるロールスタンドのばね特性曲
線を示すダイアグラムである。
【符号の説明】
5 スタンドハウジング 6 スタンドキャップ 7 ハウジング横架材 8 タイロッド 10 油圧クランプ 12 水平ロール 13 水平ロール 16 電子機械的調整部 L 調整行程
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B21C 51/00 N (72)発明者 フーゴー・フエルトマン ドイツ連邦共和国、アルスドルフ、トイト ネンストラーセ、11

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粗圧延兼仕上げ圧延スタンドのばね特性
    曲線を検知する方法ならびに圧延前にそのロール間隙を
    調整する方法、特に狭い公差で軽量形材を圧延する方法
    であって、スタンドの少なくとも一つの水平ロールが主
    として電子機械的に調整可能である方法において、スタ
    ンドハウジング(5)のハウジング横架材(7)を連結
    する取り外し可能なまたは旋回可能なスタンドキャップ
    (6)を有するロールスタンドであって、スタンドキャ
    ップが油圧クランプ装置(10)により予荷重が加えら
    れるタイロッド(8)を用いてハウジング横架材(7)
    と連結されるロールスタンドの場合に、少なくとも水平
    ロールのうちの上方のロール(12)をロールの電子機
    械的調整部(16)により他方のロール(13)に対し
    て移動させ、ロール表面の間の測定すべき圧延力(F)
    を油圧クランプ装置(10)により加え、電子機械的調
    整部(16)は無負荷状態でかつロール接触を維持しな
    がら決定可能な調整行程(L)だけ調整可能であること
    を特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 粗圧延兼仕上げ圧延スタンドのばね特性
    曲線を検知する方法ならびに圧延前にそのロール間隙を
    調整する方法、特に狭い公差で軽量形材を圧延する方法
    であって、スタンドの少なくとも一つの水平ロールが主
    として電子機械的に調整可能である方法において、ユニ
    バーサルスタンドによりクランプ装置を有するタイロッ
    ド構造形式の複合スタンドに変えられたロールスタンド
    の場合に、少なくとも水平ロールのうちの上方のロール
    (12)をロールの電子機械的調整部(16)により他
    方のロール(13)に対して移動させ、ロール表面の間
    の測定すべき圧延力(F)を油圧クランプ装置(10)
    により加え、電子機械的調整部(16)が無負荷状態で
    かつロール接触を維持しながら決定可能な調整行程
    (L)だけ調整可能であることを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 上方の水平ロール(12)を電子機械的
    調整部(16)により減少する速度で下方の水平ロール
    (13)に対して移動させ、その際調整速度がロールの
    付着の瞬間にゼロになることを特徴とする請求項1また
    は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 クランプ装置(10)は作動中油圧力を
    受けている装置、好ましくはクランプナットであり、次
    の処置を次の順序で繰り返し可能なサイクル(n)にお
    いてn=1,2...で実施する、すなわち−油圧クラ
    ンプナット(10)を無負荷にし、−電子機械的調整部
    (16)を、スタンドキャップ(6)およびハウジング
    横架材(7)がゆるく隔置されるような割合で所定の調
    整行程(Ln ) だけ近づけ、−油圧クランプナット(1
    0)に予荷重を加え、その際これにより加えられた力
    を、好ましくはロール表面の間の圧延力(Fn )として
    測定し、−調整行程(Ln ) と測定された圧延力
    (Fn )を、所属のフレームばね固有値(Kn ) を決定
    するためにおよびそれと共にスタンドのばね特性曲線を
    決定するためにコンピュータユニットに入れることを特
    徴とする請求項1から3までのうちのいずれか一つに記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 第一のフレームばね固有値(Ko) が、
    予荷重圧を越えて調整された油圧クランプナットの圧力
    上昇により、ロール表面の間の相応する圧延力(FO )
    および対応する調整行程(L0)を同時に測定しながら検
    知し、少なくとも一つの別の固有値(Kn ) をn=1,
    2...で次のように決定する、すなわち−油圧クラン
    プナット(10)を無負荷にし、−電子機械的調整部
    (16)を、クランプキャップ(6)およびハウジング
    横架材(7)がゆるく隔置されるような割合で所定の調
    整行程(Ln ) だけ近づけ、−油圧クランプナット(1
    0)に予荷重を加え、その際これにより加えられた力
    を、好ましくはロール表面の間の圧延力(Fn )として
    測定し、−調整行程(Ln ) と測定された圧延力
    (Fn )を、所属のフレームばね固有値(Kn ) を決定
    するためにおよびスタンドのばね特性曲線を決定するた
    めにコンピュータユニットで入れることを特徴とする請
    求項1から3までのうちのいずれか一つに記載の方法。
  6. 【請求項6】 クランプ装置(10)が、作動中油圧力
    により無負荷にされる装置、例えば挿入可能な圧力片を
    有する装置であり、次の処置を繰り返し可能なサイクル
    (n)においてn=1、2...で実施する、すなわち
    −油圧クランプ装置(10)を、予荷重圧を越えて調整
    される圧力で作用させ、−電子機械的調整部(16)
    を、ロール接触を維持しながら調整行程(Ln ) だけ調
    整し、−油圧クランプ装置(10)を無負荷にし、その
    際これによりロール表面に加えられる圧延力(Fn ) を
    測定し、−調整行程(Ln ) および測定された圧延力
    (Fn ) を、所属のフレームばね固有値(Kn ) を決定
    するためにおよびそれと共にスタンドのばね特性曲線を
    決定するためにコンピュータユニットに入れることを特
    徴とする、請求項1から3までのうちのいずれか一つに
    記載の方法。
  7. 【請求項7】 重なり合って移動されかつ予荷重を受け
    ているロールで形材を圧延する際に、請求項1から請求
    項6までによる方法で検知される粗兼仕上げスタンドの
    ばね特性曲線の使用であって、予荷重が常に圧延力より
    大きいばね特性曲線の使用。
JP2405045A 1989-12-22 1990-12-21 粗圧延兼仕上げ圧延スタンドのばね特性曲線の検知 Withdrawn JPH07136705A (ja)

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DE59008640D1 (de) 1995-04-13
EP0433819B1 (de) 1995-03-08
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