JP2006300879A - 物体を測定する装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 磁性体の内部構造を正確に測定する。
【解決手段】 本発明の磁性体の内部構造を測定する装置は、以下のような構成を有する。すなわち、この装置は、被測定物である鉄鋼板IP1,IP2に静磁場を印加し遮断して、鉄鋼板の複数位置における微分磁束密度の過渡変化を測定する測定部16と、鉄鋼板から比較的遠い第1の位置から被測定物に比較的近い第2の位置に測定部16が移動することができるように、測定部16をガイドするガイド部17と、を備える。そして、ガイド部17は、測定部が第1の位置にある状態において、測定部16が第2の位置にあるときに測定部16に覆われる溶接部分が外部から視認できる窓18a〜18dを有する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、物体の構造を測定する装置に関し、さらに詳しくは、物体の構造を測定する際に測定誤差を少なくする技術に関する。
従来より、磁性体の溶接部の内部構造を測定する方法として、微分磁束密度の過渡変化を利用するものがあった。この方法においては、まず、溶接部分に静磁場を印加し、その後、静磁場を遮断して、溶接部の各位置における磁束密度の過渡変化を測定する。そして、微分磁束密度の変化の時定数から溶接部の内部構造を特定する(特許文献1参照)。
特許3098193号公報
しかし、上記の方法を実現する装置においては、被測定物の複数位置における磁束密度を測定するために、センサ部は比較的大きな面積を有していた。このため、磁束密度を測定できる領域の中央に溶接部がくるように被測定物に対してセンサ部を配しようとしても、センサ部を溶接部に近づけると溶接部がセンサ部の陰になってしまい、センサ部を好ましい位置に正確に配することができない場合があった。その結果、正確に溶接部の内部構造を測定できない場合があった。
この発明は従来技術における上述した課題を解決するためになされたものであり、物体の構造を正確に測定することを目的とする。
上述の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明では、物体を測定する装置において以下のような構成を採用した。この測定装置は、被測定物に静磁場を印加し遮断して、被測定物の複数位置における微分磁束密度の過渡変化を測定する測定部と、被測定物から比較的遠い第1の位置から、被測定物に比較的近く測定部が静磁場の印加および遮断を行う第2の位置に、測定部が移動することができるように、測定部をガイドするガイド部と、を備える。
そのような測定装置において、ガイド部は、被測定物の表面の少なくとも一部であって測定部が第2の位置にあるときに測定部に覆われる部分である対象部が、測定部が第1の位置にある状態で外部から観察できる窓部を有する。このような態様とすれば、使用者は、窓部を通じて対象部を目視して位置を確認しつつ、被測定物の好ましい位置に測定部を配することができる。その結果、物体の構造を正確に測定することができる。
なお、この測定装置は、さらに、複数位置における微分磁束密度の過渡変化の時定数を求める時定数決定部と、複数位置に対する時定数の分布から被測定物の内部構造に関する所定の特性値を求める構造特性決定部と、を備えることが好ましい。そのような態様とすれば、微分磁束密度の過渡変化に基づいて、磁性体の内部構造を測定することができる。
また、本発明の測定装置は、以下のような構成とすることもできる。すなわち、被測定物を測定する測定部と、被測定物から比較的遠い第1の位置から、被測定物に比較的近く測定部が被測定物を測定する第2の位置に、測定部が移動することができるように、測定部をガイドするガイド部と、を備える測定装置である。
そのような測定装置において、ガイド部は、被測定物の表面の少なくとも一部であって測定部が第2の位置にあるときに測定部に覆われる部分である対象部が、測定部が第1の位置にある状態で外部から観察できる窓部を有することが好ましい。そして、測定部は、被測定物に接触して被測定物を測定する接触部と、接触部を直接または間接に保持し、ガイド部に沿ってスライドすることができるスライド部と、を有することが好ましい。さらに、接触部は、少なくとも一つの方向を軸として回転可能なように、スライド部に保持されていることが好ましい。
このような態様においては、接触部は、被測定物の形状に合わせて姿勢を変えることができる。よって、このような態様とすれば、被測定物が平板ではない場合にも、正確に被測定須部を測定することができる。
また、接触部は、弾性体を介してスライド部に取り付けられていることが好ましい。このような態様とすれば、簡単な構造によって、任意の姿勢を取ることができるように接触部を設けることができる。
さらに、ガイド部は、さらに、測定部が第2の位置にあるときに測定部の中心が位置する場所を示す指示部を備えることが好ましい。そして、指示部と窓とは、測定部が第1の位置にある状態で、窓から指示部が見えるように構成されることが好ましい。このような態様とすれば、使用者は容易に、測定部を被測定物の好ましい位置に配することができる。その結果、物体の構造を正確に測定することができる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能であり、たとえば、測定装置、測定装置に用いるガイド、または物体の測定方法等の態様で実現することができる。
本発明の作用・効果をより明確に説明するために、次の順序に従って、本発明の実施例について説明する。
A.第1実施例:
A−1.測定装置の構成:
A−2.測定装置の動作:
B.第2実施例:
C.変形例:
A.第1実施例:
A−1.測定装置の構成:
図1は、本発明の実施例である測定装置の構成を示す説明図である。この測定装置は、センサ部10と、制御部20と、データ処理部30と、を備える。センサ部10は、ユーザが保持して、その先端部を被測定物である鉄鋼板IP1,IP2に押しあて、溶接部分Wpの内部構造を測定する機器である。制御部20は、パーソナルコンピュータであるデータ処理部30に装着される制御基板である。この制御部20は、センサ部10を制御し、かつ、センサ部10から受け取った信号を処理する。データ処理部30は、CPU31、ディスプレイ32およびキーボード33を備えたパーソナルコンピュータである。データ処理部30は、制御部20が処理した信号に基づいて鉄鋼板IP1,IP2の溶接部分Wpの内部構造を推定し、画像をディスプレイ32に表示する。
図2および図3は、センサ部10の構成および動作を示す断面図である。センサ部10は、測定部16とガイド部17とを備える。測定部16は、被測定物である鉄鋼板IP1,IP2に静磁場を印加し、複数位置における微分磁束密度を測定する。ガイド部17は、被測定物から比較的遠い第1の位置から被測定物に比較的近い第2の位置に測定部16が移動することができるように、測定部16をガイドする。図2は、測定部16が第1の位置にある状態を表しており、図3は、測定部16が第2の位置にある状態を表している。
測定部16は、ほぼ四角柱形状である先端部16aと、先端部16aよりも太いほぼ四角柱の形状である胴部16bと、先端部16aおよび胴部16bの側面を覆うカバー16cとを有する。先端部16aには、励磁部11とアレーセンサ12と、が設けられている(図2および図3において図示せず)。
励磁部11は、静磁場の印加および遮断を行うための鉄心入りの励磁コイルである。励磁部11は、測定部16の移動方向(図2において矢印A1、A2で示す)に垂直な平面内において、コイルの中心と先端部16aの中心Cとが一致する位置に設けられている。なお、先端部16aの中心軸Cは、測定部16全体の中心軸と等しい。
アレーセンサ12は、16個の磁気センサSR0〜SR15を一列にならべて実装したものである。このアレーセンサ12は、先端部16aの四角断面の中心Cを中心とする所定の領域に、均等な間隔で配されている。また、アレーセンサ12は、測定部16の移動方向については、励磁部11よりも測定部16の先端側(被測定物の側)の位置に配置されている。そして、アレーセンサ12は、静磁場印加中および遮断後における被測定物近傍の磁気変化を検知して電圧として出力する。
ガイド部17は、それぞれがほぼ平板状である4枚の側壁部17a〜17dから構成されている(図1参照)。それぞれの側壁部17a〜17dはそれぞれ四角形の窓18a〜18dを有している。このガイド部17は、測定部16に対してスライド可能に設けられている。第1の状態において、ガイド部17は測定部16の前端から突出している。図2に示す状態が第1の状態である。
第1の状態から測定部16に対してスライドされた第2の状態において、ガイド部17は測定部16のカバー16c内に収納される。図3に示す状態が第2の状態である。ガイド部17が最も後退した状態において、測定部16の先端部16aは、ガイド部17の4枚の側壁部17a〜17dで囲われた空間17s内にあり、先端部16aの先端は4枚の側壁部17a〜17dよりもわずかに突出する。
図4は、測定部の中心軸Cに垂直な平面x−x(図2参照)におけるガイド部17の断面図である。ガイド部17の側壁部17a〜17dにおいて各窓18a〜18dの一辺を構成する面であって先端側(被測定物の側)の面には、それぞれ照準マーク18tが設けられている。この照準マーク18tは、それぞれ側壁部17a〜17dで囲われた空間17sの中心位置Csを指している三角形の模様である。そして、ユーザは、測定部16が第1の位置にある状態で、各窓18a〜18dのいずれかから各照準マーク18tを見ることができる。
測定部16とガイド部17とは、測定部16の中心Cと、側壁部17a〜17dで囲われた空間17sの中心Csとが一致するように設けられている。ガイド部17を測定部16のカバー16c内に後退させると、相対的に先端部16aは空間17s内に進出する。その際、先端部16aは、その中心Cが照準マーク18tによって示されている空間17sの中心Csと一致するようにして進出する。すなわち、照準マーク18tは、測定部16が第2の位置にあるときに、測定部16の中心Cが位置する場所を示している。
測定部16の先端部16aの周りには、先端部16aを囲むような形状のコイルバネ19が設けられている。このコイルバネ19は、ガイド部17の後端と、胴部16bの前端とを押している。このため、外力がかかっていない状態において、ガイド部17は、図2に示すように、測定部16の前端から突出している。これが第1の状態である。そして、ガイド部17を測定部16に向かって押し込む外力、または、測定部16をガイド部17に向かって押し出す外力がかかったときに、図3に示すように、ガイド部17は測定部16のカバー16c内にほぼ収納される。これが、第2の状態である。
A−2.測定装置の動作:
次に、測定装置の動作について説明する。鉄鋼板IP1,IP2の溶接部分Wpの内部構造を測定する際には、センサ部10は、カバー16cをユーザに保持され、図1に示すように、突出しているガイド部17を先にして、鉄鋼板IP1,IP2の溶接部分Wpに押しつけられる。その際、ユーザは、図2に示すように、ガイド部17の窓18a〜18dを通じて、鉄鋼板IP1の表面のうち、測定部16が押し出されたときに測定部16の先端が押しつけられる部分を外部から視認することができる。なお、図2において、ユーザの目をEyで表し、ユーザの視線を目Eyからインデテーション部Wp1に向かって伸びる一点鎖線で表す。
溶接部分Wpの表面は、溶接装置による加圧によって他の表面部分に比べ凹んでいる。この部分を「インデテーション部」Wp1という。そして、インデテーション部Wp1の内部には、溶接の際に金属がいったん融解して、その後、固化した部分である「ナゲット部」Wp2が存在する。さらに、ナゲット部Wp2の周囲には、金属が融解はしなかったものの、鉄鋼板IP1とIP2の表面同士が圧着している「圧着部」Wp3が存在する。ナゲット部Wp2の金属組成は、他の部分の金属組成とは異なっている。また、圧着部Wp3の外周端は、鉄鋼板IP1とIP2の空隙部分IPbの縁IPbeである。
鉄鋼板IP1,IP2の溶接部分Wpの内部構造を測定する際には、インデテーション部Wp1の中心Cpと、測定部16の中心Cとが一致するように、センサ部10を鉄鋼板IP1の表面に押しつけることが好ましい。このため、ユーザは、ガイド部17の窓18a〜18dを通じて位置を確認しつつ、ガイド部17の側壁部17a〜17dで囲まれた空間17sの中心Csにインデテーション部Wp1の中心Cpが位置するように、センサ部10を鉄鋼板IP1の表面に押しつける。その際、ユーザは、照準マーク18t(図4参照)を参考にして、センサ部10を鉄鋼板IP1の表面に押しつける位置を決定することができる。
図5は、第1実施例の測定装置の動作状態を示す説明図である。図5では、簡略化のために、アレーセンサ12の磁気センサの数を8個としている。測定部16の先端部16aが鉄鋼板IP1の表面に押しつけられると、制御部20のセンサ制御部20a(図1参照)はセンサ部10に駆動信号を送信する。すると、先端部16aに設けられた励磁部11は、鉄鋼板IP1,IP2に静磁場を印加する。図5において、磁束線をBで示す。図5の例では測定部16の中心Cと凹部であるインデテーション部Wp1の中心Cpとはほぼ一致しているため、磁束線Bはインデテーション部Wp1の中心Cpを中心としてほぼ均等に鉄鋼板IP1,IP2を通過している。
その後、励磁部11は、センサ制御部20aからの信号に基づいて鉄鋼板IP1,IP2への静磁場の印加を遮断する。すると、鉄鋼板IP1,IP2周辺の磁束の磁束密度i1は、徐々に減少する。このとき、インデテーション部Wp1の中心Cp近傍の各位置の磁束密度i1は、アレーセンサ12によって測定される。
アレーセンサ12は、静磁場の遮断後の磁束密度i1を検出して、検出信号SRSを制御部20に送信する。制御部20の信号処理部20bは、検出信号SRSをデジタルデータに変換して、データ処理部30のCPU31に渡す。
各時刻における磁束密度i1を時間tで微分した(di1/dt)は、以下の式(1)で表される形状に近い形状となる。
Figure 2006300879
ここで、I0は、静磁場の印加を遮断した時刻であるt=0における磁束密度i1である。τ1は、磁気エネルギー減衰特性の時定数に相当する。そして、τ2は、磁束密度の変化によって生じる渦電流の損失の減衰特性の時定数に相当する。
τ1の値は、磁束が通過する部分の金属の組成によって異なる。このため、以下のようにして、ナゲット部Wp2の端の位置を推定することができる。すなわち、アレーセンサ12によって測定された各位置における微分磁束密度(di1/dt)の式(1)同士を比較し、隣同士の位置でτ1が大きく異なる位置を特定する。そして、その位置をナゲット部Wp2の端が存在する位置と推定する。τ1が大きく異なる位置を、溶接部Wp周辺において2次元的に特定すれば、ナゲット部Wp2の輪郭を特定することができる。すなわち、ナゲット部Wp2の形状や寸法を求めることができる。
τ2の値は、磁束の経路の長さ、すなわち、磁路長によって異なる。一方、磁束の経路は、図5の磁束線Bxで示すように、鉄鋼板IP1,IP2の空隙部分IPbを避けて分布する。このため、空隙部分IPbの上側(鉄鋼板IP1)を通る磁束Bx2と下側(鉄鋼板IP2)を通る磁束Bx1とでは、磁路長が大きく異なる。このことを利用して、以下のように圧着部Wp3の端の位置を推定することができる。すなわち、アレーセンサ12によって測定された各位置における微分磁束密度(di1/dt)の式(1)同士を比較し、隣同士の位置でτ2が大きく異なる位置を特定する。そして、その位置を空隙部分IPbの端、すなわち、圧着部Wp3の端が存在する位置と推定する。τ2が大きく異なる位置を、溶接部Wp周辺において2次元的に特定すれば、圧着部Wp3の輪郭を特定することができる。すなわち、圧着部Wp3の形状や寸法を求めることができる。
データ処理部30のCPU31は、制御部20の信号処理部20bからデジタルデータを受け取って、鉄鋼板IP1,IP2の各位置について、上記時定数τ1、τ2を計算する。そして、時定数τ1、τ2の分布から、溶接部Wpの内部構造、すなわちナゲット部Wp2および圧着部Wp3の形状を決定する。その後、決定した溶接部の内部構造をディスプレイ32に表示する。時定数τ1,τ2を求めるCPU31の機能部を、図1において、「時定数決定部31a」として示す。そして、時定数の分布から、溶接部Wpの内部構造を決定し、ナゲット部Wp2および圧着部Wp3の形状や寸法を求めるCPU31の機能部を、図1において、「構造決定部31b」として示す。
第1実施例の測定装置によれば、測定部16の中心位置C、すなわち、励磁部11とアレーセンサ12の中心位置が、インデテーション部Wp1の中心Cpと一致するように、センサ部10を鉄鋼板IP1,IP2の溶接部分Wpに押しつけることができる。このため、励磁部11によって印加される静磁場の磁束は、溶接部分Wpの中心Cpに対して偏りなく分布する。その結果、各磁気センサSR0〜SR15が測定する磁束密度は、溶接部分Wp近傍の各位置を偏りなく通過している磁束の密度となる。よって、第1実施例の測定装置においては、正確に溶接部分Wpの内部構造を測定することができる。
図6は、比較例のセンサ部10pの動作を示す説明図である。この比較例のセンサ部10pは、ほぼ四角柱形状の測定部16pを有しており、ガイド部17を有していない。他の構成は第1実施例のセンサ部10と同様である。
比較例のセンサ部10pを溶接部分Wpに押し当てるために溶接部分Wpに近づけると、ユーザは、センサ部10pのために溶接部分Wpを目視することができなくなる。すなわち、ユーザは、図6に示すように、測定部16pの外周の位置を目視することによってセンサ部10pを押しつける位置を決定しなければならない。このため、インデテーション部Wp1の中心Cpと測定部16pの中心Cとを正確に一致させることができない。
インデテーション部Wp1の中心Cpと測定部16pの中心Cとがずれた状態で、励磁部11が静磁場を鉄鋼板IP1,IP2に印加すると、磁束線の分布に偏りが生じる。すなわち、鉄鋼板IP1の表面のうち、へこんでおり励磁部11から比較的遠いインデテーション部Wp1に向かう磁束は少なくなり、励磁部11から比較的近い図6の右側部分の表面部に向かう磁束が多くなる。つまり、溶接部分Wpに対して右側の部分については、比較的密な間隔で内部構造の情報が得られるが、溶接部分Wpに対して左側の部分については、比較的疎な間隔でしか内部構造の情報が得られない。よって、比較例の測定装置においては、正確に溶接部分Wpの内部構造を測定しにくい。
B.第2実施例:
第2実施例の測定装置は、センサ部100の測定部16の構成が第1実施例とは異なる。他の点は第1実施例と同じである。
図7は、第2実施例のセンサ部10pの構成および動作を示す断面図である。第2実施例の測定部16は、スライド部16dを有している。このスライド部16dは、ほぼ平板状であってそれぞれ胴部16bに固定されている4枚の側壁部から構成される。そして、被測定物に接触して被測定物に静磁場を印加する先端部16aは、スライド部16dの4枚の側壁部に囲まれた空間内において、コイルバネ19bを介して胴部16bに接続されている。
先端部16aは、スライド部16dの側壁と向かい合う側面に突起16eを有している。また、スライド部16dは、先端部16aの突起16eの位置を制限する規制板16fを、先端部16aと向かい合う側の面に有している。突起16eの位置が規制板16fによって制限されることによって、スライド部16dに対する先端部16aの相対位置も制限される。外力がかかっていない状態において、先端部16aはバネ19bによって先端側に押され、突起16eが先端側の規制板16fに押しつけられている。このとき、先端部16aの一部は、スライド部16dから突出している。
第2実施例では、ガイド部16d、規制板16f、突起16e、コイルバネ19bによって、先端部16aの位置は所定の範囲内に保たれる。そして、先端部16aは、バネ19bに抗して外力を加えられることによって、所定の範囲内で図7の矢印A3の方向に動くことができる。そして、同様にバネ19bに抗して外力を加えられることによって、先端部16aは、矢印A4,A5のように回転することができる。先端部16aが回転したときの位置を図7において破線で示す。
カバー16cをユーザに保持され、突出しているガイド部17を先にして、センサ部100が鉄鋼板IP3,IP4の溶接部分Wpに押しつけられると、先端部16a、胴部16b、カバー16c、スライド部16dは一体となって矢印A2の方向に沿って鉄鋼板IP3,IP4に近づく。その際、ユーザは、第1実施例と同様に、ガイド部17の窓18a〜18dを介してインデテーション部Wp4を目視して、インデテーション部Wp4の中心Cp(図示せず)と測定部16の中心Cとが一致するように、センサ部10を鉄鋼板IP3の表面に押しつける。
溶接部分Wpを含む鉄鋼板IP3の表面部分がいびつな形状をしている場合には、鉄鋼板IP3の一部がまず先端部16aの先端に一点で接触する。そして、その後も胴部16b、カバー16cおよびスライド部16dが鉄鋼板IP3,IP4に向かって押しつけられると、先端部16aは、スライド部16d内において姿勢を変えて鉄鋼板IP3に対して二点以上で接触する。図7の例では、先端部16aは、時計回りに傾いた姿勢で、鉄鋼板IP3に対して二点以上で接触する。
図8は、第2実施例の測定装置の動作状態を示す説明図である。図8においても、簡略化のために、アレーセンサ12の磁気センサの数を8個として表している。測定部16の先端部16aが鉄鋼板IP3の表面に押しつけられると、先端部16aに設けられた励磁部11は、鉄鋼板IP3,IP4に静磁場を印加する。第2実施例では、測定部16の中心Cとインデテーション部Wp4の中心Cpとはほぼ一致しており、先端部16aはいびつな形状をしている鉄鋼板IP3の表面部分に沿って傾いている。このため、磁束線Bはインデテーション部Wp4の中心を中心としてほぼ均等に鉄鋼板IP3,IP4を通過している。
第2実施例の測定装置によれば、励磁部11によって印加される静磁場の磁束線は、溶接部分Wpに対して偏りなく分布する。よって、第2実施例の測定装置においては、鉄鋼板の表面が曲面であったり、溶接部分がいびつな形状をしている場合にも、各位置について比較的均等に内部構造の情報を得ることができる。その結果、正確に溶接部分Wpの内部構造を測定することができる。
そして、第2実施例の測定装置は、特に、ロボットや自動装置を利用して溶接部分Wpの内部構造を測定する際に特に有効である。すなわち、溶接部Wpの形状に応じてセンサ部10を押し当てる向きを変えるのではなく、溶接部Wpの形状によらず常に固定された一方向から押し当てる場合に、特に有効である。そのような場合にも、コイルバネ19bを介して固定されている先端部16aが溶接部の形状に合わせて姿勢を変え、静磁場が比較的均等に溶接部に印加されるためである。
なお、ロボットを使用して自動的に溶接部分Wpの内部構造を測定する場合に、まず最初に、ロボットがセンサ部10を鉄鋼板IP3に押しつける位置を人間が設定する場合がある。第2実施例の測定装置によれば、設定者は、窓18a〜18dをとおしてインデテーション部Wp4の中心があると思われる位置を確認しつつ、ロボットがセンサ部10を鉄鋼板IP3に押しつける位置を設置することができる。よって、第2実施例の測定装置によれば、ロボットがセンサ部10を鉄鋼板IP3に押しつけて溶接部の検査を行う場合にも、正確に溶接部分Wpの内部構造を測定することができる。
図9は、比較例のセンサ部10pの動作を示す説明図である。この比較例のセンサ部10pの構成は、第1実施例との比較の際に説明したとおりである。
比較例のセンサ部10pは、バネを介して接続された先端部16aを有していない。このため、例えばロボットがセンサ部10pを一定の方向から溶接部分Wpに押し当てると、測定部16pは、いびつな形状をしている鉄鋼板IP3に対して一点で接触して止まる。
測定部16pが鉄鋼板IP3に対して一点で接触している状態で、励磁部11が静磁場を鉄鋼板IP3,IP4に印加すると、磁束線Bの分布に偏りが生じる。すなわち、鉄鋼板IP3の表面のうち、測定部16pに向かって突出しており、かつ測定部16pの先端と接触している部分IPp近傍に磁束が集中する。つまり、溶接部分Wpに対して左側の部分については、比較的密な間隔で内部構造の情報が得られるが、溶接部分Wpに対して右側の部分については、比較的疎な間隔でしか内部構造の情報が得られない。よって、比較例の測定装置においては、正確に溶接部分Wpの内部構造を測定しにくい。
C.変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
(1)上記実施例においては、ガイド部17に設けられた窓18a〜18dは、図1および図2に示すように、側壁部17a〜17dに設けられた四角形の穴であった。しかし、ガイド部に設けられる窓は、このような態様に限られず、他の態様とすることもできる。たとえば、ガイド部に設けられる窓は、ガイド部の側壁部に設けられる透明な部分であってもよい。さらに、ガイド部全体を透明な素材で設けて、ガイド部全体を窓としてもよい。すなわち、ガイド部は、測定部が被測定物から離れた位置にある状態において、被測定物の表面であって測定部が被測定物に近い位置にあるときに測定部に覆われる部分が見えるような、窓を有していればよい。
(2)上記第2実施例では、先端部16aは、図7に示すように、スライド部16d内においてコイルバネ19bを介して胴部16bに接続されていた。しかし、測定部は、他の態様とすることもできる。たとえば、先端部がスポンジや風船等の他の弾性体を介して胴部に接続されているように、測定部を設けてもよい。また、先端部が軸および軸受けを介して胴部に接続され、その軸を中心に回転可能なように、測定部を設けてもよい。なお、そのような態様においては、測定部は、平行ではない2軸で回転可能なように設けられることが好ましい。さらに、測定部は、先端部がボールジョイントを介して胴部に接続されるように設けてもよい。すなわち、被測定物に接触する先端部は、少なくとも一つの方向を軸として回転可能なように、直接または間接に胴部またはスライド部に接続されていればよい。
(3)上記第2実施例では、先端部16aは、突起16eを挟んで配される一対の規制板16fによって動きを制限されていた。しかし、先端部16aの位置を規制する構造はこのような態様には限られない。すなわち、規制板16fを測定部の先端側にのみ配し、定常状態において、バネ19bが先端部16aを先端側に向かって押しつけるような態様としてもよい。そのような態様においては、先端部16aは、規制板16fが突起16eを規制することで、先端側に向かう動きを制限される。そして、先端部16aは、バネ19bおよび胴部16bによって後端側に向かう動きを制限される。
(4)第1実施例においては、測定部16の中心が位置する場所を示す照準マーク18tは、窓18a〜18dの一辺を構成する面に設けられた模様であった。しかし、測定部16が第2の位置にあるときに、測定部16の中心が位置する場所を示す指示部は、他の態様とすることもできる。
図10は、測定部16の中心軸Cに垂直な平面における変形例のガイド部17cの断面図である。たとえば、指示部は、図10に示すように、側壁部17a〜17dに設けられた突起18u、18vとして設けることができる。突起18uは、側壁部17a〜17dにおいて内側、すなわち側壁部17a〜17dで囲まれた空間17s側に設けられた突起である。そして、突起18vは、側壁部17a〜17dの外側に設けられた突起である。4個の突起18uは、測定部16が第2の位置にあるときに測定部16の中心が位置する場所を示している。突起18vは、それぞれ側壁部17a〜17dを挟んで突起18uの反対側に設けられている。その結果、突起18vも、測定部16が第2の位置にあるときに測定部16の中心が位置する場所を示している。
このような態様とすれば、ユーザは、たとえば、側壁部17aに設けられた突起18uを視認している状態において、同時に、側壁部17bに設けられた突起18v、および側壁部17dに設けられた突起18vを視認することができる。すなわち、ユーザは、側壁部17aに設けられた突起18uに基づいて前後方向の位置を調整しつつ、同時に、側壁部17b、17dに設けられた突起18vに基づいて、左右方向の位置調整も行うことができる。よって、ユーザは、容易に溶接部Wpのインデテーション部Wp1の中心を測定部16の中心に合わせることができる。
このように、ガイド部は、測定部が第2の位置にあるときに、測定部の中心が位置する場所のを推定する手がかりとなる構成を備えていればよい。
(5)上記実施例では、ガイド部17は、測定部16のカバー16c内に収納された(図3参照)。しかし、ガイド部17と測定部16との構成はこのような態様に限られない。すなわち、第1の状態からガイド部17が測定部16に対してスライドされた第2の状態において、ガイド部17が測定部16の外側に位置するような対応としてもよい。
また、上記実施例では、測定部16は、ガイド部17に沿って、被測定物と接触する先端部16aの先端の面に対して垂直な方向にスライドした。しかし、ガイド部17と測定部16との構成はこのような態様に限られない。たとえば、測定部16が、被測定物と接触する先端部16aの先端の面に対して斜めにスライドするような態様とすることもできる。また、測定部16が、まず、先端部16aの先端の面と平行にスライドし、その後、先端部16aの先端の面に対して垂直な方向にスライドするような態様としてもよい。
すなわち、ガイド部は、被測定物から比較的遠い第1の位置から、被測定物に比較的近い第2の位置に、測定部が移動することができるように、測定部をガイドする構成であればよい。
(6)上記実施例では、はセンサ部10を駆動するセンサ制御部20aと、アレーセンサ12の検出信号SRSを処理する信号処理部20bは、制御部20に設けられていた(図1参照)。そして、時定数τ1,τ2を求める機能と、時定数の分布から溶接部Wpの内部構造を決定する機能とは、コンピュータ30のCPU31が果たしていた。しかし、これらの各機能は、ハードウェア回路によって実現してもよいし、ソフトウェアを実行することによってコンピュータのCPUが実現することとしてもよい。
(7)上記実施例では、磁性体の内部構造を測定する測定装置について説明した。しかし、本発明は磁性体の内部構造を測定する測定装置かぎらず、他の測定装置に適用することも可能である。たとえば、磁気を利用する測定装置のほかに、音波を測定することによって物体の構造を測定する装置や、物体の各部の電位を測定する装置に適用することも可能である。
本発明の実施例である測定装置の構成を示す説明図。 センサ部10の構成および動作を示す断面図。 センサ部10の構成および動作を示す断面図。 測定部16の中心軸Cに垂直な平面x−xにおけるガイド部17の断面図。 第1実施例の測定装置の動作状態を示す説明図。 比較例のセンサ部10pの動作を示す説明図。 第2実施例のセンサ部10pの構成および動作を示す断面図。 第2実施例の測定装置の動作状態を示す説明図。 比較例のセンサ部10pの動作を示す説明図。 測定部16の中心軸Cに垂直な平面における変形例のガイド部17cの断面図。
符号の説明
10,10p,100…センサ部
11,11p…励磁部
12,12p…アレーセンサ
16,16p…測定部
16a…先端部
16b…胴部
16c…カバー
16d…スライド部
16e…突起
16f…規制板
17…ガイド部
17a〜17d…側壁部
18a〜18d…窓
18t…照準マーク
18u…測定部の中心の位置を示す突起
18v…測定部の中心の位置を示す突起
19…コイルバネ
19b…コイルバネ
20…制御部
20a…センサ制御部
20b…信号処理部
30…データ処理部
31…CPU
31a…時定数決定部
31b…構造決定部
32…ディスプレイ
A1…測定部16の動作を示す矢印
A2…測定部16の先端部16aの動作を示す矢印
A3…測定部16の動作を示す矢印
A4,A5…測定部16の先端部16aの動作を示す矢印
B…磁束線
C…測定部16の中心軸
Cp…インデテーション部Wp1の中心を通る軸
Cs…側壁部17a〜17dによって囲まれる空間17sの中心軸
IP1,IP2,IP3,IP4…鉄鋼板
IPb…空隙部分
IPbe…鉄鋼板IP1とIP2の空隙部分IPbの縁
IPp…鉄鋼板IP3の表面のうち測定部16pの先端と接触している部分
SR0〜SR7…磁気センサ
Wp…溶接部分
Wp1,Wp4…インデテーション部
Wp2,Wp5…ナゲット部
Wp3,Wp6…圧着部
i1…磁束密度
t…時刻

Claims (5)

  1. 物体を測定する測定装置であって、
    被測定物に静磁場を印加し遮断して、前記被測定物の複数位置における微分磁束密度の過渡変化を測定する測定部と、
    前記被測定物から比較的遠い第1の位置から、前記被測定物に比較的近く前記測定部が前記静磁場の印加および遮断を行う第2の位置に、前記測定部が移動することができるように、前記測定部をガイドするガイド部と、を備え、
    前記ガイド部は、前記被測定物の表面の少なくとも一部であって前記測定部が前記第2の位置にあるときに前記測定部に覆われる部分である対象部が、前記測定部が前記第1の位置にある状態で外部から観察できる窓部を有する、測定装置。
  2. 請求項1記載の測定装置であって、さらに、
    前記複数位置における前記微分磁束密度の過渡変化の時定数を求める時定数決定部と、
    前記複数位置に対する前記時定数の分布から前記被測定物の内部構造に関する所定の特性値を求める構造特性決定部と、を備える装置。
  3. 物体を測定する測定装置であって、
    被測定物を測定する測定部と、
    前記被測定物から比較的遠い第1の位置から、前記被測定物に比較的近く前記測定部が前記被測定物を測定する第2の位置に、前記測定部が移動することができるように、前記測定部をガイドするガイド部と、を備え、
    前記ガイド部は、
    前記被測定物の表面の少なくとも一部であって前記測定部が前記第2の位置にあるときに前記測定部に覆われる部分である対象部が、前記測定部が前記第1の位置にある状態で外部から観察できる窓部を有し、
    前記測定部は、
    前記被測定物に接触して前記被測定物を測定する接触部と、
    前記接触部を直接または間接に保持し、前記ガイド部に沿ってスライドすることができるスライド部と、を有し、
    前記接触部は、少なくとも一つの方向を軸として回転可能なように、前記スライド部に保持されている、測定装置。
  4. 請求項3記載の測定装置であって、
    前記接触部は、弾性体を介して前記スライド部に取り付けられている、測定装置。
  5. 請求項1または3に記載の測定装置であって、
    前記ガイド部は、さらに、前記測定部が前記第2の位置にあるときに前記測定部の中心が位置する場所を示す指示部を備え、
    前記指示部と、前記窓とは、前記測定部が前記第1の位置にある状態で、前記窓から前記指示部が見えるように構成される、測定装置。
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