JP2016206094A - 硬度測定器 - Google Patents
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Abstract
【課題】ゲル状の有機材料や生体物質等の柔らかい被試験体についても高精度に硬度を測定することを可能とする。【解決手段】被試験体Sを載置する第1ステージ2と、第1アクチュエータ3と、第2ステージ4と、第2アクチュエータ5と、圧子6と、荷重センサ7と、第1ステージ2及び第2ステージ4の位置を測定する位置センサ8と、被試験体Sの変位を測定する変位センサ9と、を備えた硬度測定器1。位置センサ8が第2ステージ4と第1ステージ2の位置が所定の範囲内にある場合に第1ステージの駆動を行い、圧子6に加わる所定の負荷及び被試験体Sの変位に基づき被試験体Sの硬度を算出する。【選択図】図1
Description
本発明は、ゲル状の有機材料や生体物質等の柔らかい被試験体についても高精度に硬度を測定することのできる硬度測定器に関するものである。
従来から、被試験体の硬度を測定する硬度測定器として種々の装置が用いられている。
例えば、特許文献1に記載されているように、バネに支持され磁力により進退可能な圧子を被試験体に当接させ、圧子を変異させている電磁コイルへの供給電流値と圧子の変位とを測定することで、硬度を測定する硬度測定器が知られている。
また、特許文献2に記載されているように、ピエゾアクチュエータを用いて圧子を被試験体に押し込みながら、荷重検出器と変位検出器とを用いて被試験体に加わる荷重と圧子の押し込み変位を測定することで被試験体の硬度を測定する硬度測定器が知られている。
ところで、特許文献1に記載されているような、バネにより圧子を支持するタイプの硬度測定器では、バネ定数よりも低い荷重では硬度の計測を行うことができないという問題があった。
そのため、ゲル状の有機材料や生体物質等の柔らかい被試験体については、低荷重で試験を行う必要があるため、こうした被試験体についての硬度の測定を行うことはできなかった。
また、特許文献1及び2に記載されている硬度測定器は、何れも被試験体に対して上方から圧子を降下させて荷重を加えるタイプの硬度測定器である。こうした圧子を降下させる硬度測定器では、被試験体に加わる荷重に、圧子の質量に応じた慣性力まで含まれてしまう。そのため、被試験体に加わる荷重を正確に測定することができず、被試験体の硬度測定に誤差を生じる原因となっていた。
そこで、本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、ゲル状の有機材料や生体物質等の柔らかい被試験体についても高精度に硬度を測定することのできる硬度測定器を提供することを目的とする。
第1発明に係る硬度測定器は、被試験体を載置する第1ステージと、前記第1ステージを垂直方向に移動する第1アクチュエータと、前記第1アクチュエータの駆動を制御する第1駆動制御部と、前記第1ステージ及び前記第1アクチュエータを載置する第2ステージと、前記第2ステージを垂直方向及び水平方向に移動する第2アクチュエータと、前記第2アクチュエータの駆動を制御する第2駆動制御部と、前記第1ステージの上方から前記第1ステージに向けて伸展して設けられた圧子と、前記圧子に加わる荷重を測定する荷重センサと、前記第1ステージ及び前記第2ステージの位置を測定する位置センサと、前記被試験体の変位を測定する変位センサと、前記荷重センサ及び前記変位センサによる測定結果に基づき被試験体の硬度を算出する算出部と、を備え、被試験体の硬度測定は、前記位置センサが前記第2ステージの位置を測定した結果が所定の範囲内になるまで前記第2駆動制御部が前記第2アクチュエータの1次駆動制御を行い、前記位置センサによる測定結果が前記所定の範囲内である場合に、前記位置センサが前記第1ステージの位置を測定した結果が第2の所定の範囲内になるまで前記第2アクチュエータの前記1次駆動制御よりも細かな駆動制御である2次駆動制御を行い、前記2次駆動制御後、前記荷重センサが前記圧子に所定の負荷が加わっていることを測定するまで前記第1駆動制御部が前記第1アクチュエータを駆動し前記第1ステージを上昇し、前記変位センサが、前記圧子に前記所定の負荷が加わっている状態における前記被試験体の変位を測定し、前記算出部が、前記所定の負荷及び前記被試験体の変位に基づき被試験体の硬度を算出することを特徴とする。
第2発明に係る硬度測定器は、第1発明において、前記第1アクチュエータがピエゾアクチュエータであることを特徴とする。
第3発明に係る硬度測定器は、第1又は第2発明において、前記第2アクチュエータがステップモータであることを特徴とする。
第4発明に係る硬度測定器は、第1又は第2発明において、前記第2アクチュエータがサーボモータであることを特徴とする。
第5発明に係る硬度測定器は、第1又は第2発明において、前記第2アクチュエータが動力シリンダであることを特徴とする。
第6発明に係る硬度測定器は、第1乃至第5発明の何れか1つにおいて、前記変位センサが分光干渉レーザ変位計であることを特徴とする。
第7発明に係る硬度測定器は、第1乃至第5発明の何れか1つにおいて、前記変位センサが静電容量変位計であることを特徴とする。
第8発明に係る硬度測定器は、第1乃至第7発明の何れか1つにおいて、前記位置センサが静電容量変位計であることを特徴とする。
第9発明に係る硬度測定器は、第1乃至第7発明の何れか1つにおいて、前記位置センサがレーザ変位計であることを特徴とする。
第10発明に係る硬度測定器は、第1乃至第7発明の何れか1つにおいて、前記位置センサが撮像手段及び画像解析手段により構成されていることを特徴とする。
上述した構成からなる本発明によれば、ゲル状の有機材料や生体物質等の柔らかい被試験体についても高精度に硬度を測定することが可能となる。
以下、本発明の実施形態に係る硬度測定器について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る硬度測定器1を示す模式図である。
本実施形態に係る硬度測定器1は、被試験体Sを載置する第1ステージ2と、第1ステージ2を垂直方向に移動する第1アクチュエータ3と、第1ステージ2及び第1アクチュエータ3を載置する第2ステージ4と、第2ステージ4を垂直方向及び水平方向に移動する第2アクチュエータ5と、第1ステージ2の上方から第1ステージ2に向けて伸展して設けられた圧子6と、圧子6に加わる荷重を測定する荷重センサ7と、第1ステージ2及び第2ステージ4の位置を測定する位置センサ8と、被試験体Sの変位を測定する変位センサ9と、硬度測定器1の構成全体の制御を行う制御部10と、操作者が硬度測定器1の各種設定や試験結果の閲覧等を行う操作・表示部11と、を備えて構成されている。
第1ステージ2は、第1アクチュエータ3により鉛直方向(図1のZ方向すなわち紙面の上下方向)に移動可能となっているステージである。
第1アクチュエータ3はピエゾアクチュエータであり、数μm〜数百μmの幅で第1ステージ2の駆動を行うことができる。第1アクチュエータ3は、第2アクチュエータ5よりも細かい動作を行うことができる。
第2ステージ4は第1ステージ2及び第1アクチュエータ3を載置した、第1ステージ2よりも大きなステージであり、第2アクチュエータ5により鉛直方向(Z方向)、左右方向(図1のX方向すなわち紙面の左右方向)及び前後方向(図1の紙面手前及び奥方向)に移動可能となっているステージである。
第2アクチュエータ5は、本実施形態においてはステップモータを使用している。しかし、本発明においてはこれに限らず、サーボモータやエアシリンダ等の動力シリンダ等、第1アクチュエータ3よりも大きな動作範囲で第2ステージ4を駆動するものであれば種々のアクチュエータを用いることができる。
圧子6は荷重センサ7に対して着脱可能に取り付けられていて、ダイヤモンド圧子等、被試験体Sの種類や試験の状況に応じて最適なものを選択して用いることができる。
荷重センサ7は、圧子6に加わる荷重を計測するセンサであり、電子天秤が用いられている。
位置センサ8は、第1ステージ2及び第2ステージ4の位置を測定するセンサである。本実施形態においては、位置センサ8は圧子6と被試験体Sとの間に電気回路を形成するように配線で繋がれ、静電容量変位計として構成されている。しかし、本発明においてはこれに限らず、撮像手段及び画像解析手段を用いて位置測定を行う他、レーザ変位計等、第1ステージ2及び第2ステージ4の位置を測定できるセンサであれば種々のセンサを採用することができる。
変位センサ9は、被試験体Sの変位を測定するセンサであり、本実施形態においては分光干渉レーザ変位計が用いられているが、本発明においてはこれに限らず、静電容量変位計等、被試験体Sの変位を計測できるセンサであれば種々のセンサを採用することができる。変位センサ9による被試験体Sの変位の測定は、被試験体Sの表面又は第1ステージ2の表面を参照面として、被試験体Sと圧子6との当接開始点からの当該参照面の位置の変化を測定することで行われる。
制御部10は、硬度測定器1全体の制御を行う構成であり、例えばパーソナルコンピュータ等の機器により構成されている。制御部11は、第1アクチュエータ3、第2アクチュエータ5、荷重センサ7、位置センサ8、変位センサ9及び操作・表示部11に接続され、これらの構成と各種情報の送受信を行う。
操作・表示部11は、操作者が硬度測定器1の各種設定や試験結果の閲覧等を行うためのキーボードやテンキー、ディスプレイ等により構成されている。なお、操作・表示部11としてパーソナルコンピュータを用いる場合には、制御部10と操作・表示部11とを同一のパーソナルコンピュータを用いて構成することができる。もちろん別個のパーソナルコンピュータを用いて制御部10と操作・表示部11とを構成してもよい。
図2は、本発明の実施形態に係る硬度測定器1の制御部10の機能ブロック図である。制御部10は、図示しないCPU(Central Processing Unit)がROM(Read-only Memory)に格納されている制御プログラムをRAM(Random Access Memory)に展開して実行することにより、後述する図3に示す情報処理手順を実行するための、受信部101、第1駆動制御部102、第2駆動制御部103、位置判定部104、算出部105及び表示部106として機能する。
送受信部101は、第1アクチュエータ3、第2アクチュエータ5、荷重センサ7、位置センサ8、変位センサ9及び操作・表示部11と情報の送受信を行う際のインターフェースとして機能する。
第1駆動制御部102は、第1アクチュエータ3の駆動制御を行う構成である。第1アクチュエータ3はピエゾアクチュエータであることから、第1駆動制御部102は、第1アクチュエータ3に図示しない電源から印加される電圧を調整することで第1アクチュエータ3の駆動制御を行う。
第2駆動制御部103は、第2アクチュエータ5の駆動制御を行う構成である。第2駆動制御部103は、第2アクチュエータ5の種類に応じて異なる駆動制御を実施する。本実施形態においては第2アクチュエータ5はステップモータであるため、第2駆動制御部103は、第2アクチュエータ5に加える電流のパルスの数や方向(時計回り、反時計回り)を調節することで第2アクチュエータ5の駆動制御を行う。
位置判定部104は、位置センサ8により測定される第1ステージ2及び第2ステージ4の位置がそれぞれ所定の範囲内にあるか否かの判定を行う。
算出部105は、送受信部101を介して受信した荷重センサ7が計測した負荷と、変位センサ9が計測した被試験体Sの変位に基づいて被試験体Sの硬度を算出する。
表示部106は、荷重センサ7、位置センサ8、変位センサ9等による計測結果や、算出部105が算出した被試験体Sの硬度等の各種情報を操作・表示部11に送信しこれに表示する。
なお、表示部106により表示される情報も含めた各種情報は、図示しない記憶部に記憶される態様であってもよい。当該記憶部は、硬度測定器1に内蔵されているものであってもよく、また外部に接続されるハードディスク等の記憶装置であってもよい。
次に、上述した構成を備えた硬度測定器1による被試験体Sの硬度測定の具体的な手順について説明する。図3は、本発明の実施形態に係る硬度測定器1による被試験体Sの硬度測定の手順を示すフローチャートである。
硬度測定の対象となる被試験体Sが第1ステージ2上に載置され、図示しない電源から電源供給を受けた状態で硬度測定器1が起動され試験が開始される。
まず、位置センサ8により第2ステージ4の位置が検出され、当該検出結果が制御部10に送信されると、位置判定部104により、第2ステージ4が所定の範囲内に位置しているか否かの判定が行われる(ステップS1)。
ステップS1において第2ステージ4について設定されている所定の範囲は、第2ステージ4について大まかな位置合わせをするために設定される範囲である。
第2ステージ4が所定の範囲内にない場合(ステップS1:No)、第2駆動制御部103が第2アクチュエータ5を駆動させ、第2ステージ4を移動させ、位置補正が行われる(ステップS2)。この第2アクチュエータ5による位置補正は、第1アクチュエータ3の駆動と比較し大きな距離の移動であって、かつ迅速な移動により行われる。そして、再度ステップS1へと移行する。
一方、第2ステージ4が所定の範囲内にある場合(ステップS1:Yes)、次に位置センサ8により第1ステージ2の位置が検出され、当該検出結果が制御部10に送信されると、位置判定部104により、第1ステージ2が所定の範囲内にあるか否かの判定が行われる(ステップS3)。
第1ステージ2が所定の範囲にない場合(ステップS3:No)、第2駆動制御部103が第2アクチュエータ5を駆動させ、第2ステージ4を移動させ、位置補正が行われる(ステップS4)。この位置補正も、第1アクチュエータ3の駆動と比較し大きな距離の移動であって、かつ迅速な移動により行われる。そして、再度ステップS3へと移行する。
一方、第1ステージ2が所定の範囲内にある場合(ステップS3:Yes)、次に第1駆動制御部102が第1アクチュエータ3を駆動させ、第1ステージ2を上方に移動させる(ステップS5)。
この第1アクチュエータ3の駆動による第1ステージ2の上昇は、荷重センサ7により負荷が検出されるまで行われる(ステップS6)。負荷が検出されない場合には、ステップS5に戻り、第1ステージ2の上昇が継続される。
荷重センサ7により負荷が検出された場合(ステップS6:Yes)、圧子6が被試験体Sに接触したということであり、この負荷を検出した際の圧子6の位置を被試験体Sの硬度測定のゼロ点として被試験体Sの変位の測定が変位センサ9により行われる(ステップS7)。
次に、算出部105が被試験体Sの硬度を算出する(ステップS8)。被試験体Sの硬度の算出は、具体的には変位センサ9による被試験体Sの変位と、当該変位を生じている状態において荷重センサ7により計測された圧子6の荷重とに基づいて行われる。
こうして硬度の測定が行われると、第1駆動制御部102が第1アクチュエータ3を駆動し第1ステージ2を降下させ、被試験体Sを取り出し可能な状態とする等の動作が行われ、被試験体Sの硬度測定が終了する。
図4(A)は本発明の実施形態に係る硬度測定器1を用いて被試験体Sの硬度測定を行った結果を示す荷重−変位曲線であり、(B)は従来の圧子を降下させるタイプの硬度測定器を用いて被試験体Sの硬度測定を行った結果を示す荷重−変位曲線である。
従来の圧子を降下させるタイプの硬度測定器では、上述したように被試験体Sに加わる荷重に、圧子の質量に応じた慣性力まで含まれてしまうため、圧子が本来静止すべき位置を通り越し、降下しすぎてしまうオーバーシュートが発生していた。
そのため、従来の硬度測定器では、オーバーシュートによる影響を抑えるべく、オーバーシュートに相当すると見込まれる部分を情報処理により測定結果から減算処理することが行われていた。
この減算処理により、従来の硬度測定器により得られる荷重−変位曲線は、図4(B)に示すL1’〜L2’〜L3’となっていた。L2’の部分がオーバーシュートに相当すると見込まれる部分の減算処理が反映された部分である。こうした減算処理を経た荷重−変位曲線はあくまで近似的なものであり、荷重と変位の正確な関係を示したものではないため、正確な硬度測定を行うことはできなかった。
一方、本実施形態に係る硬度測定器1による硬度測定では、圧子6を動作させず、被試験体Sを載置した第1ステージ2を圧子6の下方から上昇させることで被試験体Sを圧子6に当接させる態様であるため、圧子6の慣性力によるオーバーシュートが発生しない。
更に、被試験体Sを載置した第1ステージ2は、下方から圧子6に向けて上昇する態様であるため、第1ステージ2が上昇する際に第1ステージ2に働く上方に向けた慣性力は、第1ステージ2に作用する重力により相殺される。そのため、第1ステージ2の動作に起因するオーバーシュートの発生も効果的に防止することができる。
そして、本実施形態に係る硬度測定器1では圧子6のオーバーシュートが発生せず、目標の位置において圧子6を静止させることができるため、得られる荷重−変位曲線は、図4(A)に示すL1〜L2となる。L1とL2により構成される曲線の先端部分が、圧子6が静止した状態を示している。
このL1とL2よりなる荷重−変位曲線は、測定されたデータをそのまま反映したものであるため、荷重と変位の正確な関係を示したものとなっているため、正確な硬度測定を行うことができる。
また、本実施形態に係る硬度測定器1では、第2ステージ4が第2アクチュエータ5により大きな移動範囲を迅速に移動し大まかな位置決めを素早く行った後、被試験体Sの第1ステージ2が第1アクチュエータ3により短時間、第2ステージ4よりも狭い範囲で微細に動作され、硬度測定が行われる。
そのため、本実施形態に係る硬度測定器1は、硬度測定の際の被試験体Sの位置決めを迅速に行うことができる。
また、圧子6への被試験体Sの当接は、第1アクチュエータ3による第1ステージ2の繊細な駆動により実現され、圧子6への荷重の測定は微細な荷重を検出可能な電子天秤である荷重センサ7を用いて行われる。
そのため、ゲル状の有機材料や生体物質等の柔らかい被試験体についても高精度に硬度を測定することが可能となる。
1 硬度測定器
2 第1ステージ
3 第1アクチュエータ
4 第2ステージ
5 第2アクチュエータ
6 圧子
7 荷重センサ
8 位置センサ
9 変位センサ
10 制御部
11 操作・表示部
101 送受信部
102 第1駆動制御部
103 第2駆動制御部
104 位置判定部
105 算出部
106 表示部
2 第1ステージ
3 第1アクチュエータ
4 第2ステージ
5 第2アクチュエータ
6 圧子
7 荷重センサ
8 位置センサ
9 変位センサ
10 制御部
11 操作・表示部
101 送受信部
102 第1駆動制御部
103 第2駆動制御部
104 位置判定部
105 算出部
106 表示部
Claims (10)
- 被試験体を載置する第1ステージと、
前記第1ステージを垂直方向に移動する第1アクチュエータと、
前記第1アクチュエータの駆動を制御する第1駆動制御部と、
前記第1ステージ及び前記第1アクチュエータを載置する第2ステージと、
前記第2ステージを垂直方向及び水平方向に移動する第2アクチュエータと、
前記第2アクチュエータの駆動を制御する第2駆動制御部と、
前記第1ステージの上方から前記第1ステージに向けて伸展して設けられた圧子と、
前記圧子に加わる荷重を測定する荷重センサと、
前記第1ステージ及び前記第2ステージの位置を測定する位置センサと、
前記被試験体の変位を測定する変位センサと、
前記荷重センサ及び前記変位センサによる測定結果に基づき被試験体の硬度を算出する算出部と、
を備え、
被試験体の硬度測定は、
前記位置センサが前記第2ステージの位置を測定した結果が所定の範囲内になるまで前記第2駆動制御部が前記第2アクチュエータの1次駆動制御を行い、
前記位置センサによる測定結果が前記所定の範囲内である場合に、前記位置センサが前記第1ステージの位置を測定した結果が第2の所定の範囲内になるまで前記第2アクチュエータの前記1次駆動制御よりも細かな駆動制御である2次駆動制御を行い、
前記2次駆動制御後、前記荷重センサが前記圧子に所定の負荷が加わっていることを測定するまで前記第1駆動制御部が前記第1アクチュエータを駆動し前記第1ステージを上昇し、
前記変位センサが、前記圧子に前記所定の負荷が加わっている状態における前記被試験体の変位を測定し、
前記算出部が、前記所定の負荷及び前記被試験体の変位に基づき被試験体の硬度を算出する、
ことを特徴とする硬度測定器。 - 前記第1アクチュエータがピエゾアクチュエータであることを特徴とする請求項1記載の硬度測定器。
- 前記第2アクチュエータがステップモータであることを特徴とする請求項1又は2記載の硬度測定器。
- 前記第2アクチュエータがサーボモータであることを特徴とする請求項1又は2記載の硬度測定器。
- 前記第2アクチュエータが動力シリンダであることを特徴とする請求項1又は2記載の硬度測定器。
- 前記変位センサが分光干渉レーザ変位計であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項記載の硬度測定器。
- 前記変位センサが静電容量変位計であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項記載の硬度測定器。
- 前記位置センサが静電容量変位計であることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項記載の硬度測定器。
- 前記位置センサがレーザ変位計であることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項記載の硬度測定器。
- 前記位置センサが撮像手段及び画像解析手段により構成されていることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項記載の硬度測定器。
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