JPH11180440A - 液体紙容器 - Google Patents
液体紙容器Info
- Publication number
- JPH11180440A JPH11180440A JP9363863A JP36386397A JPH11180440A JP H11180440 A JPH11180440 A JP H11180440A JP 9363863 A JP9363863 A JP 9363863A JP 36386397 A JP36386397 A JP 36386397A JP H11180440 A JPH11180440 A JP H11180440A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spout
- paper container
- flange
- liquid
- liquid paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D5/00—Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper
- B65D5/42—Details of containers or of foldable or erectable container blanks
- B65D5/72—Contents-dispensing means
- B65D5/74—Spouts
- B65D5/746—Spouts formed separately from the container
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Cartons (AREA)
- Making Paper Articles (AREA)
Abstract
めることができる液体紙容器を提供する。 【解決手段】 注出口が、該注出口のフランジの表面と
カートンブランクに設けられた注出用打ち抜き孔の周辺
におけるカートンブランクの裏面との間で熱接着される
液体紙容器において、ハーフカットを前記打ち抜き孔周
辺における熱接着領域の外周に沿って前記カートンブラ
ンクの裏面側から設ける。
Description
たって一層の減容化を可能とし、また紙とプラスチック
の分別を容易にする液体紙容器に関する。
ブランクから液体紙容器が成形充填機によって成形、充
填される時に、カートンブランクの頭部パネルの打ち抜
き孔の周辺にそのフランジを介して強固に熱接着によっ
て取り付けられている。注出口の取り付けはカートンブ
ランクの注出用打ち抜き孔の外側から取り付ける外付け
方式と内側から取り付ける内付け方式とがあり、外付け
方式の場合には、カートンブランクの打ち抜き孔周辺の
最表面のポリエチレン樹脂層と熱可塑性樹脂からなる注
出口のフランジ底面との間で、また内付け方式の場合に
は、カートンブランクの打ち抜き孔周辺の最裏面のポリ
エチレン樹脂層と熱可塑性樹脂からなる注出口のフラン
ジ上面との間の熱接着によって、取り付けられている。
ッケージとしての物理的な内容物の保護機能、注出機能
を果たすため強固に液体紙容器の頭部パネルに熱接着さ
れており、簡単には取り外すことはできない。従って、
液体紙容器使用後の廃棄にあたって、紙容器の胴部は折
り畳んで減容化できても、頭部パネルに関しては、注出
口が付いたままではフラットに折り畳むことはできず、
液体紙容器全体をフラットに折り畳んで減容化をさらに
促進することができないと言う問題がある。本発明は、
このような問題点に鑑みてなされたもので、液体紙容器
の使用後の廃棄にあたって容易に注出口の取り外しがで
き減容化率の高い液体紙容器の提供を目的とする。
に本発明では、注出口が、該注出口のフランジの表面と
カートンブランクに設けられた注出用打ち抜き孔の周辺
におけるカートンブランクの裏面との間で熱接着される
液体紙容器において、ハーフカットを前記打ち抜き孔周
辺における熱接着領域の外周に沿って前記カートンブラ
ンクの裏面側から設ける。
に詳しく説明する。注出口なる用語は、以下、筒状体と
フランジからなる注出口本体にスクリューキャップを組
み合わせた注出口組合せ体の意味で使用する。図1は、
本発明による液体紙容器の一態様であるゲーブルトップ
カートンのブランク展開図である。ゲーブルトップカー
トンのカートンブランク1は、図1に示すように胴部
D,底部B,頭部Tからなり、頭部Tはそれぞれトップ
リブの付いた2枚の屋根パネルと2枚の折り込み屋根パ
ネルからなる頭部パネルから構成されていて、その中の
一つの頭部パネルPに注出用打ち抜き孔2が設けられて
いる。他の態様の液体紙容器においても、頭部パネルの
いずれかに注出用打ち抜き孔2が設けられている。そし
て、本発明による液体紙容器においては、打ち抜き孔2
の周辺には裏面からハーフカット3、3’が設けられ、
その深さはブランク厚みの1/2〜2/3の範囲にあっ
て、ハーフカットの先端は板紙層に達している。ハーフ
カット3、3’を形成するのはカートンブランク1の打
ち抜き時あるいは打ち抜き後であって、その加工法はカ
ートンブランク1の積層構成によって異なる。カートン
ブランク1の積層構成が、ミルクカートンにみられるよ
うなポリエチレン/板紙/ポリエチレンのような単純な
場合は、カートン打ち抜きと同時に裏面からハーフカッ
トを設けることができるが、積層構成が例えば、ポリエ
チレン/板紙/ポリエチレン/アルミ箔/ポリエチレン
テレフタレートフィルム/ポリエチレンのようにアルミ
箔からなるバリアー層を有し、しかもそれよりも内側に
近くポリエチレンテレフタレートフィルムにような強度
層を有する場合には、炭酸ガスレーザービームによるハ
ーフカット法が好適に使用できる。なお、この場合、レ
ーザービームを打ち抜き孔2の周辺において所定の円を
描くように走行させてもよいし、あるいは円形のスリッ
トを有する遮蔽板を用いて全面にレーザー光を当てても
よい。
が取り付けられた頭部パネルの説明図である。図2
(a)は、頭部パネルの平面図、図2(b)は、図2
(a)におけるx−x’断面図である。図2に示すよう
に、注出口10は、頭部パネルPの打ち抜き孔2の周辺
の熱接着領域6において中空円盤状のフランジ4を介し
て頭部パネルPに強固に熱接着されている。その手段
は、一般に、注出口10のフランジ4の表面と頭部パネ
ルPの裏面とを圧着させた状態で熱接着領域6に対して
超音波を作用させ内部発熱を起こさせて熱融着させるこ
とによる。この熱融着を効果的に行うために、熱接着領
域のパターンに応じた発振用のホーンが使用される。以
上の手段で取り付けられる注出口10のフランジ4の熱
接着領域6の周辺には頭部パネルPの裏面からのハーフ
カット3、3’が設けられている。その位置は、フラン
ジ4の外周(図2(a)において実線で示す)より外側
であっても、また熱接着領域がフランジ4の外周にまで
およばない場合は、フランジ4の外周より内側であって
もよい。内側に設けられたハーフカット3’の方が、フ
ランジ4によって被覆されるので外観的には優れてい
る。フランジ4の外周まで熱接着領域6が設けられる場
合には外側のハーフカット3にせざるを得ない。いずれ
の場合も、ハーフカット3、3’が熱接着領域6に僅か
に入り込むことは許される。
である。本発明による液体紙容器20は、図3(a)に
示すゲーブルトップカートン、図3(b)に示すフラッ
トトップカートン、さらに図3(c)に示すゲーブルト
ップカートンを変形したスラントトップカートン等の形
状を持たせることができる。また、これ以外にも頭部に
注出口10を取り付け可能な頭部パネルを有するもので
あればその形態は問わない。
出口10を指で容器内部に押し込むようにするとハーフ
カット3、3’のまず一部が破壊して、そこから板紙の
層間剥離が起こり、これがハーフカット3、3 ’の円
周内全域に伝播したところで注出口10を落としこむこ
とができる。次いで頭部のヒートシール部を手で剥離し
て成形前の筒状の状態にすれば、落ち込んだ注出口10
を取り出すことができる。また、注出口10の取り外し
手順は、液体紙容器20の頭部のヒートシール部を手で
剥離して筒状とし、その後に頭部パネルPから取り外す
ようにしてもよい。注出口10の取り外しに必要な力が
弱くてもよいようにするには、ハーフカットを深くすれ
ばよい。しかし、あまり深すぎると液体紙容器としての
保護機能を弱める結果となるので積層材の厚み(板紙が
大半の厚みを占める)の2/3程度に止めておくことが
必要である。
畳みによる減容化は、注出口の残っているものに較べて
優れており、殆どフラットな形状に折り畳むことが可能
になる。この場合、液体紙容器20の対向する胴部側壁
に、例えば図2で示すようなY字状罫線とその交点を水
平に結ぶ水平な罫線等からなる折り畳み用罫線Kを設け
ておけば、さらに折り畳みは容易なものとなる。
塑性樹脂層には一般に低密度ポリエチレンが使用される
が、上記のような熱接着手段を配慮して、注出口10に
使用する熱可塑性樹脂にも低密度ポリエチレンを使用す
ることが望ましい。但し、スクリューキャップに関して
はポリプロピレン樹脂等他の樹脂を使用することができ
る。なお、スクリューキャップ2の内側には、一般にパ
ッキン材7が予め内装されており、注出口10の筒状体
の口頚部最先端のコンタクトリングとスクリューキャッ
プ2の天板裏面の周辺によって押圧されて液漏れが防止
されている。このパッキン材には、軟質のポリオレフィ
ン系樹脂、低発泡のプラスチックシート等が使用され
る。
ブルトップカートンのカートンブランク1を作成し、注
出用打ち抜き孔2の周辺に、注出口10のフランジ4の
外周直径と略同一な直径を有する円形のハーフカット3
をブランクの裏面から略1/2の深度で設けた。次に、
このカートンブランク1を使用して従来の注出口内付け
方式の超音波ヒートシール装置のついた成形充填機によ
って、ゲーブルトップカートン型の実施例サンプルを試
作した。尚、カートンブランク1には、図2に示すよう
な折り畳み用罫線Kを施した。また一方においてハーフ
カット3を施さない比較例サンプルを合わせて用意し
た。なお、カートンブランクの積層構成並びに注出口を
それぞれを次の仕様とした。 (カートンブランクの積層構成) 印刷インキ層/ポリエチレン30μm/晒クラフト紙
(285〜400g/m2 )/ポリエチレン20μm/
酸化珪素蒸着ポリエチレンテレフタレート フィルム12μm/低密度ポリエチレン60μm (注出口の仕様) 高さ 18.5mm フランジの外周径 31.5mmφ フランジ厚み 0.5mm 以上の実施例サンプルの注出口10を指で内側に押し込
むと、ハーフカット部から破壊をおこし、注出口10は
容器内部に落ち込み、頭部パネルPから容易に取り除く
ことができた。次いで実施例サンプルのトップシール部
を総て手で剥離して、頭部を筒状に開封して、落ち込ん
だ注出口10を取り出し、注出口10なしの液体紙容器
20の折り畳みを行ったところ、注出口10を付けたま
まの比較例サンプルの場合の減容化率が最初の液体紙容
器の容積に対して70〜80%であるに対して85〜9
0%の減容化率に達した。
0のフランジ4の熱接着領域に沿ってカートンブランク
の裏面からハーフカットを設けることによって、注出口
10を容易に液体紙容器20から取り外すことができる
ので、液体紙容器20全体の減容化率をさらに高めるこ
とができ、廃棄し易くなるばかりか、プラスチックと紙
の分別が行われるので焼却処理あるいはリサイクルを容
易にすることができる。
ルトップカートンのブランク展開図
れた頭部パネルの説明図
ルトップカートンのブランク展開図
れた頭部パネルの説明図
Claims (1)
- 【請求項1】 注出口が、該注出口のフランジの表面と
カートンブランクに設けられた注出用打ち抜き孔の周辺
におけるカートンブランクの裏面との間で熱接着される
液体紙容器であって、ハーフカットが前記打ち抜き孔周
辺における熱接着領域の外周に沿って前記カートンブラ
ンクの裏面側から設けられていることを特徴とする液体
紙容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9363863A JPH11180440A (ja) | 1997-12-18 | 1997-12-18 | 液体紙容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9363863A JPH11180440A (ja) | 1997-12-18 | 1997-12-18 | 液体紙容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11180440A true JPH11180440A (ja) | 1999-07-06 |
Family
ID=18480381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9363863A Pending JPH11180440A (ja) | 1997-12-18 | 1997-12-18 | 液体紙容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11180440A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002086593A (ja) * | 2000-09-14 | 2002-03-26 | Toppan Printing Co Ltd | 液体用紙容器の製造方法 |
KR101967762B1 (ko) * | 2018-01-15 | 2019-04-10 | 한세훈 | 재활용이 용이한 음료팩 |
CN110803366A (zh) * | 2018-08-06 | 2020-02-18 | 利乐拉瓦尔集团及财务有限公司 | 用于液体消耗品的纸盒包装和用于纸盒包装的坯材 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06312738A (ja) * | 1993-04-27 | 1994-11-08 | Toppan Printing Co Ltd | 液体用紙容器 |
JPH09221128A (ja) * | 1996-02-14 | 1997-08-26 | Toppan Printing Co Ltd | 口栓付き液体紙容器 |
JPH09290826A (ja) * | 1996-02-28 | 1997-11-11 | Toppan Printing Co Ltd | 口栓付き液体紙容器 |
-
1997
- 1997-12-18 JP JP9363863A patent/JPH11180440A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041210 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061016 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061026 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061225 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070221 |