JPH11177747A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

Info

Publication number
JPH11177747A
JPH11177747A JP9352385A JP35238597A JPH11177747A JP H11177747 A JPH11177747 A JP H11177747A JP 9352385 A JP9352385 A JP 9352385A JP 35238597 A JP35238597 A JP 35238597A JP H11177747 A JPH11177747 A JP H11177747A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
reading
double
front side
length
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9352385A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3323794B2 (ja
Inventor
Takehiro Yoshida
武弘 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP35238597A priority Critical patent/JP3323794B2/ja
Publication of JPH11177747A publication Critical patent/JPH11177747A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3323794B2 publication Critical patent/JP3323794B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 長尺原稿を両面送信しようとした場合、ユー
ザに大きな負担をかけることなく、適切に対応すること
ができるファクシミリ装置を提供する。 【解決手段】 両面読取りが選択された場合に、表面の
情報の読取りを実行中に原稿長が所定長以上になったと
検出されると、表面のみの情報の読取り、メモリへの格
納を行い、表面の読取り動作が終了する。この後に、長
尺原稿であったので表面のみの読取りをした旨をユーザ
に通知する。そして、この通知に対するユーザからの応
答に応じて、その後の処理を制御する。その後の処理と
しては、表面のみ送信する第1の処理モードと、裏面を
セットして、裏面の読取り、メモリへ格納後に先頭ペー
ジから表面、裏面の順に送信する第2の処理モードと、
送信を中断する第3の処理モードを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に、両面読取り
可能なファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の両面読取り可能なファクシミリ装
置は、表面を読取り、次に裏面を読取り、先頭ページの
表面、裏面の順に送信して、手順信号により相手受信機
に、この情報は何ページ目の表面である、あるいは、何
ページ目の裏面である旨を通知していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、読取原
稿には長尺原稿があり、この場合、機械的制約、あるい
は、メモリ的制約から両面読取りができなくなってしま
う。そして、送信する原稿が長尺であるか判定して、両
面読取りを禁止するという作業をユーザが行うことは、
極めて煩わしいものとなる。
【0004】そこで本発明は、長尺原稿を両面送信しよ
うとした場合、ユーザに大きな負担をかけることなく、
適切に対応することができるファクシミリ装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本出願の第1の発明は、
両面読取り機能を有するファクシミリ装置において、原
稿長を検出する原稿長検出手段と、両面読取りを選択す
る両面読取り選択手段と、読取り情報を格納するメモリ
と、両面読取りが選択された場合に、表面の情報の読取
りを実行中に原稿長が所定長以上になったと検出される
と、表面のみの情報の読取り、メモリへの格納を行い、
表面の読取り動作が終了した後に、長尺原稿であったの
で表面のみの読取りをした旨をユーザに通知する通知手
段と、前記通知に対するユーザの応答に応じて、その後
の処理を制御する制御手段とを有することを特徴とす
る。
【0006】また本出願の第2の発明は、第1の発明に
おいて、前記通知は、表示部によるメッセージ表示によ
り行うことを特徴とする。
【0007】また本出願の第3の発明は、第1または第
2の発明において、前記表面の読取り動作を終了した
後、表面のみ送信する第1の処理モードと、裏面をセッ
トして、裏面の読取り、メモリへ格納後に先頭ページか
ら表面、裏面の順に送信する第2の処理モードと、送信
を中断する第3の処理モードを選択する処理モード選択
手段を有することを特徴とする。
【0008】また本出願の第4の発明は、第1、第2、
第3の発明において、長尺と判断する原稿長は、原稿の
幅により、それぞれ異なることを特徴とする。
【0009】また本出願の第5の発明は、両面読取り機
能を有するファクシミリ装置において、原稿長を検出す
る原稿長検出手段と、両面読取りを選択する両面読取り
選択手段と、両面読取りが選択された場合に、表面の情
報の読取りを実行中に原稿長が所定長以上になったと検
出されると、長尺原稿であるため、自動的に両面読取り
ができない旨をユーザに通知する通知手段と、前記通知
に対するユーザの応答に応じて、その後の処理を制御す
る制御手段とを有することを特徴とする。
【0010】また本出願の第6の発明は、第5の発明に
おいて、前記通知は、表示部によるメッセージ表示によ
り行うことを特徴とする。
【0011】また本出願の第7の発明は、第5または第
6の発明において、上記通知後、そのまま片面のみの読
取りを続行する第1の処理モードか、原稿情報の読取り
送信を中断する第2の処理モードかを選択する処理モー
ド選択手段を有することを特徴とする。
【0012】また本出願の第8の発明は、両面読取り機
能を有するファクシミリ装置の制御方法において、原稿
長を検出する原稿長検出工程と、両面読取りを選択する
両面読取り選択工程と、読取り情報をメモリに格納する
メモリ格納工程と、両面読取りが選択された場合に、表
面の情報の読取りを実行中に原稿長が所定長以上になっ
たと検出されると、表面のみの情報の読取り、メモリへ
の格納を行い、表面の読取り動作が終了した後に、長尺
原稿であったので表面のみの読取りをした旨をユーザに
通知する通知工程と、前記通知に対するユーザの応答に
応じて、その後の処理を制御する制御工程とを有するこ
とを特徴とする。
【0013】また本出願の第9の発明は、両面読取り機
能を有するファクシミリ装置の制御方法において、原稿
長を検出する原稿長検出工程と、両面読取りを選択する
両面読取り選択工程と、両面読取りが選択された場合
に、表面の情報の読取りを実行中に原稿長が所定長以上
になったと検出されると、長尺原稿であるため、自動的
に両面読取りができない旨をユーザに通知する通知工程
と、前記通知に対するユーザの応答に応じて、その後の
処理を制御する制御工程とを有することを特徴とする。
【0014】また本出願の第10の発明は、両面読取り
機能を有するファクシミリ装置を制御するためのプログ
ラムを格納したコンピュータ読取り可能な記憶媒体にお
いて、原稿長を検出する原稿長検出工程と、両面読取り
を選択する両面読取り選択工程と、読取り情報をメモリ
に格納するメモリ格納工程と、両面読取りが選択された
場合に、表面の情報の読取りを実行中に原稿長が所定長
以上になったと検出されると、表面のみの情報の読取
り、メモリへの格納を行い、表面の読取り動作が終了し
た後に、長尺原稿であったので表面のみの読取りをした
旨をユーザに通知する通知工程と、前記通知に対するユ
ーザの応答に応じて、その後の処理を制御する制御工程
とを実行させるためのプログラムを格納したこと特徴と
する。
【0015】また本出願の第11の発明は、両面読取り
機能を有するファクシミリ装置を制御するためのプログ
ラムを格納したコンピュータ読取り可能な記憶媒体にお
いて、原稿長を検出する原稿長検出工程と、両面読取り
を選択する両面読取り選択工程と、両面読取りが選択さ
れた場合に、表面の情報の読取りを実行中に原稿長が所
定長以上になったと検出されると、長尺原稿であるた
め、自動的に両面読取りができない旨をユーザに通知す
る通知工程と、前記通知に対するユーザの応答に応じ
て、その後の処理を制御する制御工程とを実行させるた
めのプログラムを格納したこと特徴とする。
【0016】上述した本出願の第1〜第3、第8、第1
0の発明では、両面読取りの送信が選択時、自動的に長
尺原稿であるか否かを判定し、長尺原稿の場合は、ユー
ザの選択により、裏面にセットし、読取りを行えば、両
面送信が可能になり、かつ、ユーザが、この原稿は長尺
であるか否かを判定する必要もなくなる。また、また、
本出願の第4の発明によれば、原稿長に基づいた適切な
制御の実現が可能になった。
【0017】また、本出願の第5〜第7、第9、第11
の発明では、オペレータが長尺原稿の両面読取りはしな
い場合に、早いタイミングで、かつ、自動的に長尺の認
識が可能になる。
【0018】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の一
実施例によるファクシミリ装置の構成を示すブロック図
である。
【0019】NCU(網制御装置)2は、電話網をデー
タ通信等に使用するために、その回線の端末に接続し、
電話交換網の接続制御を行なったり、データ通信路への
切換えを行なったり、ループの保持を行なうものであ
る。また、NCU2は、制御回路20からの信号レベル
(信号線20a)が「0」であれば、電話回線2aを電
話機4側に接続し、信号レベルが「1」であれば、電話
回線2aをファクシミリ装置側に接続するものである。
なお、通常状態では、電話回線2aは、電話機4側に接
続されている。
【0020】ハイブリッド回路6は、送信系の信号と受
信系の信号とを分離し、加算回路12からの送信信号を
NCU2経由で、電話回線2aに送出し、相手側からの
信号をNCU2経由で受取り、信号線6a経由で、変復
調器8に送るものである。
【0021】変復調器8は、ITU−T勧告V.8、
V.21、V.27ter、V.29、V.17、V.
34に基づいた変調、および復調を行なうものであり、
信号線20cにより、各伝送モードが指定される。この
変復調器8は、信号線20bに出力されている信号を入
力し、変調データを信号線8aに出力し、信号線6aに
出力されている受信信号を入力し、復調データを信号線
8bに出力する。
【0022】ANSam送出回路10は、ANSam信
号を送出する回路であり、信号線20dに信号レベル
「1」の信号が出力されている時には、信号線10aに
ANSam信号を送出し、信号線20dに信号レベル
「0」の信号が出力されている時には、信号線10aに
何も信号を出力しない。
【0023】加算回路12は、信号線8aの情報と信号
線10aの情報とを入力し、加算した結果を信号線12
aに出力するものである。読取回路14は、原稿の画像
を読取り、この読取り画像データを信号線14aに出力
するものである。記録回路16は、信号線20eに出力
されている情報を順次1ライン毎に記録するものであ
る。
【0024】メモリ回路18は、読取りデータの生情
報、あるいは、符号化した情報を格納したり、また、受
信情報、あるいは、復号化した情報等を格納するために
使用する。
【0025】操作部22は、ワンタッチダイヤル、短縮
ダイヤル、テンキー、*・#キー、スタートキー、セッ
トキー、その他のファンクションキー等よりなり、押下
されたキー情報は、信号線22aに出力される。
【0026】両面読取り選択ボタン24は、両面読取り
の選択を指示するボタンであり、該ボタン24が押下さ
れると、信号線24aに押下パルスが発生する。
【0027】両面読取り選択ランプ26は、両面読取り
が選択されたことを表示するランプであり、信号線20
fにクリアパルスが発生すると「消灯」し、以後、信号
線24aに押下パルスが発生する毎に「点灯」→「消
灯」→「点灯」を繰り返す。また、この両面読取り選択
ランプ26は、「点灯」している時には信号線26aに
信号線26aに信号レベル「1」の信号を出力し、「消
灯」している時には信号線20aに信号レベル「0」の
信号を出力する。
【0028】原稿長検出回路28は、原稿長を検出する
回路であり、、信号線20hに検出開始パルスが発生す
ると、信号線20gに出力されている解像度(標準モー
ドなら主走査方向8pel/mm×副走査方向3.85
line/mm、ファインモードなら主走査方向8pe
l/mm×副走査方向7.7line/mm、スーパー
ファインモードなら8pel/mm×15.4line
/mm9)を入力し、さらに、信号線14aに出力され
る読情報を入力し、順次、信号線28aに原稿の副走査
長を出力する。
【0029】表示回路30は、メッセージを表示可能な
LCD等であり、信号線20iの情報を入力して、例え
ば、「長尺原稿であったので、表面のみ読取りまし
た。」「今後、表面のみ送信、裏面を読取り、メモ
リ内での合成、送信を中断するの中から選択して下さ
い。」「長尺原稿であり、自動的に両面読取りができま
せん」、「今後、片面のみの読取りを続行する、原
稿情報の読取り送信を中断するの中から選択して下さ
い」等のメッセージを表示する。
【0030】制御手段20は、本実施例のファクシミリ
装置において、両面読取りが選択された場合に、表面の
情報の読取りを実行中に原稿長が所定長以上になった
時、表面のみの読取りを完了して、その読取り情報を符
号化し、メモリ回路18に格納する動作を制御するとと
もに、表面の読取り動作が終了後、長尺原稿であったの
で、表面のみの読取りした旨を表示回路30に表示する
よう制御する。
【0031】そして、表面の読取りのみ終了後、表面
のみ送信する。裏面をセットして裏面の読取り、メモ
リ回路18へ格納後、先頭ページから表面、裏面の順に
送信する。送信を中断する、の各処理モードをユーザ
に選択させ、この選択に応じて、その後の処理を実行す
るよう制御する。ここで、長尺と判断する原稿長は、長
稿の幅によりそれぞれ異なるものとする。
【0032】図2〜図9は、本発明の第1実施例におけ
る制御回路20の制御の流れを示すフローチャートであ
る。
【0033】図2において、S0で動作を開始し、S2
では、信号線20fにクリアパルスを発生し、両面読取
り選択ランプ26を消灯する。S4では、信号線20i
を介して表示回路30に何も表示しない。S6では、信
号線20aに信号レベル「0」の信号を出力し、CML
をオフする。S8では、信号線20dに信号レベル
「0」の信号を出力し、ANSam信号を送信しない。
【0034】次にS10では、信号線22a、26aの
情報を入力し、両面読取りが選択されたか否かを判断
し、選択されるとS14に進み、選択されていないとS
12に進み、その他の処理を実行してS6に進む。
【0035】S14では、読取りモード(解像度)を信
号線20gに出力する。S16では、読取りページカウ
ンタに1をセットする。S18では、信号線20hに測
定介しパルスを発生し、原稿の長さの測定を開始する。
【0036】S20では、長尺フラグに0をセットす
る。S22では、読取りページカウンタの表面の読取り
を実行し、K=8のMR符号化を行い、メモリ回路18
に格納する。
【0037】次にS24では、原稿サイズの幅が判定さ
れ、A4であるとS26に進み、B4であるとS28に
進む。
【0038】S26では、信号線28aの情報を入力
し、原稿長は305mm以上であるか否かを判断し、3
05mm以上であるとS30に進み、長尺フラグに1を
セットしてS32に進む。また、305mm未満である
と、そのままS32に進む。
【0039】S28では、信号線28aの情報を入力
し、原稿長は380mm以上であるか否かを判断し、3
80mm以上であるとS30に進み、長尺フラグに1を
セットしてS32に進む。また、380mm未満である
と、そのままS32に進む。
【0040】S32では、読取りが終了したか否かを判
断し、終了するとS34に進み、終了していないとS2
2に進む。また、S34では、長尺フラグが1であるか
否かを判断し、1であるとS36に進み、0であるとS
82に進む。
【0041】S36では、次原稿があるか否かを判断
し、次原稿があるとS38に進み、読取りページカウン
タの値を1つインクリメントしてS40に進む。また、
次原稿がないとS44に進む。
【0042】S40では、読取りページカウンタの表面
の読取りを実行し、K=8のMR符号化して、メモリ回
路18に格納する。S42では、読取りが終了したか否
かを判断し、終了するとS36に進み、終了していない
とS40に進む。
【0043】また、S44では、信号線20iを介して
表示回路30に「長尺原稿であったので、表面のみ読取
りをしました」と表示し、さらに「今後、表面のみの
送信、裏面を読取り、メモリ内での合成、送信を中
断するの中から選択して下さい」と表示する。
【0044】S46では、信号線22aの情報を入力
し、オペレータの選択をチェックし、表面のみの送信の
処理モードを選択した場合はS50に進み、送信中断す
る処理モードを選択した場合はS48に進み、裏面の読
取りを実行し、メモリ回路18内で合成後、送信する処
理モードを選択した場合は、S60に進む。
【0045】S48は、信号線20iを介して表示回路
30に「送信を中断します」と表示する。S50では、
信号線20aに信号レベル「1」の信号を出力し、CM
Lをオンする。
【0046】次にS52では、指定された宛先へ発呼す
る。S54では前手順を行い、S56では読取ページカ
ウンタに従い、表面の情報のみを送信する。そして、S
58では、後手順を行い、S2に進む。
【0047】また、S60では、信号線20iを介して
表示回路30に「原稿を裏面にセットし、スタートボタ
ンを押下して下さい」と表示する。S62では、信号線
22aの情報を入力し、スタートボタンが押下されたか
否かを判断し、スタートボタンが押下されるとS64に
進み、読取りページカウンタに1をセットする。
【0048】次にS66では、読取りページカウンタの
裏面の読取りを実行し、K=8のMR符号化して、メモ
リ回路18に格納する。
【0049】S68では、次原稿があるか否かを判断
し、次原稿があるとS80に進み、読取りページカウン
タの値を1つインクリメントしてS66に進む。また、
次原稿がないとS70に進む。
【0050】S70では、信号線20aに信号レベル
「1」の信号を出力し、CMLをオンする。S72で
は、指定された宛先へ発呼する。S74では、前手順を
行い、S76は、読取りページカウンタに従い、表面、
裏面の順に送信する。S78では、後手順を行い、S2
に進む。
【0051】S82では、読取りページカウンタの裏面
を読み取り、K=8のMR符号化をしてメモリ回路18
に格納する。S84では、読取りが終了したか否かを判
断し、終了していないとS82に進み、終了するとS8
6に進む。
【0052】S86では、次原稿があるか否かを判断
し、次原稿がないとS108に進む。また、次原稿があ
るとS88に進み、読取りページカウンタの値を1つイ
ンクリメントする。S90では、読取りモード(解像
度)を信号線20gに出力する。S92では、信号線2
0hに測定開始パルスを発生し、原稿長の測定を開始す
る。そしてS94では、読取りページカウンタの表面の
読取りを実行し、K=8のMR符号化して、メモリ回路
18に格納する。
【0053】次にS96では、原稿サイズの幅はA4で
あるか否かを判断し、A4であるとS98に進み、B4
であるとS100に進む。
【0054】S98では、信号線28aの情報を入力
し、原稿長は305mm以上であるか否かを判断し、3
05mm以上であるとS104に進み、原稿長が305
mm未満であるとS102に進む。
【0055】S100では、信号線28aの情報を入力
し、原稿長は380mm以上であるか否かを判断し、3
80mm以上であるとS104に進み、原稿長が380
mm未満であるとS102に進む。
【0056】S102では、読取りが終了したか否かを
判断し、終了するとS82に進み、終了していないとS
94に進む。
【0057】S104は、信号線20iを介して表示回
路30に2ページ目以降が長尺であったので送信を中断
する旨を表示する。そして、S106では、信号線22
aの情報を入力し、何らかのキー操作があったかを判断
し、何らかのキー操作があるとS2に進む。
【0058】また、S108では、信号線20aに信号
レベル「1」の信号を出力し、CMLをオンする。そし
て、S110では、指定された宛先へ発呼する。次にS
112で前手順を行い、S114では、読取りページカ
ウンタに従って表面、裏面の順に送信する。この後、S
116で後手順を行い、S2に進む。
【0059】次に本発明の第2実施例について説明す
る。
【0060】この第2実施例において、制御回路20
は、両面読取りが選択されて、表面の情報の読取りを実
行中に、原稿長が所定長以上になった時、原尺原稿であ
り、自動的に両面読みができない旨を表示し、その後、
このまま片面のみの読取りを続行する、あるいは、原稿
情報の読取り、送信を中断するかをユーザに選択させ、
この選択によって、その後の処理を実行するよう制御す
る。
【0061】図10は、本発明の第2実施例による制御
回路の動作のうち、上述した第1実施例(図2〜図9)
と異なる部分を示すフローチャートである。
【0062】図10において、S120はS30を表わ
している。そしてS122では、信号線20iを介して
表示回路30に「長尺原稿であり、自動的に両面読取り
ができません」、「今後、片面のみの読取りを続行、
原稿情報の読取り送信を中断するから選択して下さ
い」と表示する。
【0063】S124では、信号線22aの情報を入力
し、オペレータの選択をチェックし、片面のみの読取り
を続行することが選択されているとS128に進み、原
稿情報の読取り送信の中断が選択されているとS126
(S48)に進む。
【0064】S128では、読取りページカウンタの表
面の読取りを実行し、K=8のMR符号化してメモリ回
路18に格納する。S130では、読取りが終了したか
否かを判断し、読取りが終了するとS132(S34)
に進み、読取りが終了していないとS128に進む。
【0065】なお、以上のような制御回路の動作は、制
御回路内のCPUが制御回路内のROMやRAM等に記
憶したプログラムに基づいて行うが、本発明は、このよ
うなプログラムをフロッピディスクやハードディスク、
あるいは光ディスクや光磁気ディスク、あるいはCD−
ROMやメモリカード等の各種外部記憶媒体に格納し、
これを専用の読取装置によって制御回路内に取り込み、
これを制御回路内のCPUで実行するようにしてもよ
い。
【0066】また、以上の実施例では、スタンドアロー
ンタイプのファクシミリ装置を例に説明したが、本発明
はこれに限らず、例えばコピー機能や電子ファイル機
能、さらにはデータ処理機能を通信機能と複合させた総
合的なデータ処理システムにおけるデータ通信制御に適
用し得るものである。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように本出願の第1〜第
3、第8、第10の発明によれば、両面読取りの送信が
選択時、自動的に長尺原稿であるか否かを判定し、長尺
原稿の場合は、ユーザの選択により、裏面にセットし、
読取りを行えば、両面送信が可能になり、かつ、ユーザ
が、この原稿は長尺であるか否かを判定する必要もなく
なり、便利なファクシミリ装置を提供できる。
【0068】また、本出願の第4の発明によれば、原稿
長に基づいた適切な制御の実現が可能になった。
【0069】また、本出願の第5〜第7、第9、第11
の発明によれば、オペレータが長尺原稿の両面読取りは
しない場合に、早いタイミングで、かつ、自動的に長尺
の認識が可能になり、便利なファクシミリ装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例による動作を示すフローチ
ャートである。
【図3】上記第1実施例による動作を示すフローチャー
トである。
【図4】上記第1実施例による動作を示すフローチャー
トである。
【図5】上記第1実施例による動作を示すフローチャー
トである。
【図6】上記第1実施例による動作を示すフローチャー
トである。
【図7】上記第1実施例による動作を示すフローチャー
トである。
【図8】上記第1実施例による動作を示すフローチャー
トである。
【図9】上記第1実施例による動作を示すフローチャー
トである。
【図10】本発明の第2実施例による動作を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
2…NCU、 4…電話機、 6…ハイブリッド回路、 8…変復調器、 10…ANSam送出回路、 12…加算回路、 14…読取回路、 16…記録回路、 18…メモリ回路、 20…制御回路、 22…操作部、 24…両面読取り選択ボタン、 26…両面読取り選択ランプ、 28…原稿長検出回路、 30…表示回路。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両面読取り機能を有するファクシミリ装
    置において、 原稿長を検出する原稿長検出手段と、両面読取りを選択
    する両面読取り選択手段と、読取り情報を格納するメモ
    リと、両面読取りが選択された場合に、表面の情報の読
    取りを実行中に原稿長が所定長以上になったと検出され
    ると、表面のみの情報の読取り、メモリへの格納を行
    い、表面の読取り動作が終了した後に、長尺原稿であっ
    たので表面のみの読取りをした旨をユーザに通知する通
    知手段と、前記通知に対するユーザの応答に応じて、そ
    の後の処理を制御する制御手段とを有することを特徴と
    するファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記通知は、表示部によるメッセージ表示により行うこ
    とを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記表面の読取り動作を終了した後、表面のみ送信する
    第1の処理モードと、裏面をセットして、裏面の読取
    り、メモリへ格納後に先頭ページから表面、裏面の順に
    送信する第2の処理モードと、送信を中断する第3の処
    理モードを選択する処理モード選択手段を有することを
    特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項において、 長尺と判断する原稿長は、原稿の幅により、それぞれ異
    なることを特徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 両面読取り機能を有するファクシミリ装
    置において、 原稿長を検出する原稿長検出手段と、両面読取りを選択
    する両面読取り選択手段と、両面読取りが選択された場
    合に、表面の情報の読取りを実行中に原稿長が所定長以
    上になったと検出されると、長尺原稿であるため、自動
    的に両面読取りができない旨をユーザに通知する通知手
    段と、前記通知に対するユーザの応答に応じて、その後
    の処理を制御する制御手段とを有することを特徴とする
    ファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記通知は、表示部によるメッセージ表示により行うこ
    とを特徴とするファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または6において、 上記通知後、そのまま片面のみの読取りを続行する第1
    の処理モードか、原稿情報の読取り送信を中断する第2
    の処理モードかを選択する処理モード選択手段を有する
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
  8. 【請求項8】 両面読取り機能を有するファクシミリ装
    置の制御方法において、 原稿長を検出する原稿長検出工程と、両面読取りを選択
    する両面読取り選択工程と、読取り情報をメモリに格納
    するメモリ格納工程と、両面読取りが選択された場合
    に、表面の情報の読取りを実行中に原稿長が所定長以上
    になったと検出されると、表面のみの情報の読取り、メ
    モリへの格納を行い、表面の読取り動作が終了した後
    に、長尺原稿であったので表面のみの読取りをした旨を
    ユーザに通知する通知工程と、前記通知に対するユーザ
    の応答に応じて、その後の処理を制御する制御工程とを
    有することを特徴とするファクシミリ装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 両面読取り機能を有するファクシミリ装
    置の制御方法において、 原稿長を検出する原稿長検出工程と、両面読取りを選択
    する両面読取り選択工程と、両面読取りが選択された場
    合に、表面の情報の読取りを実行中に原稿長が所定長以
    上になったと検出されると、長尺原稿であるため、自動
    的に両面読取りができない旨をユーザに通知する通知工
    程と、前記通知に対するユーザの応答に応じて、その後
    の処理を制御する制御工程とを有することを特徴とする
    ファクシミリ装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 両面読取り機能を有するファクシミリ
    装置を制御するためのプログラムを格納したコンピュー
    タ読取り可能な記憶媒体において、 原稿長を検出する原稿長検出工程と、両面読取りを選択
    する両面読取り選択工程と、読取り情報をメモリに格納
    するメモリ格納工程と、両面読取りが選択された場合
    に、表面の情報の読取りを実行中に原稿長が所定長以上
    になったと検出されると、表面のみの情報の読取り、メ
    モリへの格納を行い、表面の読取り動作が終了した後
    に、長尺原稿であったので表面のみの読取りをした旨を
    ユーザに通知する通知工程と、前記通知に対するユーザ
    の応答に応じて、その後の処理を制御する制御工程とを
    実行させるためのプログラムを格納したこと特徴とする
    コンピュータ読取り可能な記憶媒体。
  11. 【請求項11】 両面読取り機能を有するファクシミリ
    装置を制御するためのプログラムを格納したコンピュー
    タ読取り可能な記憶媒体において、 原稿長を検出する原稿長検出工程と、両面読取りを選択
    する両面読取り選択工程と、両面読取りが選択された場
    合に、表面の情報の読取りを実行中に原稿長が所定長以
    上になったと検出されると、長尺原稿であるため、自動
    的に両面読取りができない旨をユーザに通知する通知工
    程と、前記通知に対するユーザの応答に応じて、その後
    の処理を制御する制御工程とを実行させるためのプログ
    ラムを格納したこと特徴とするコンピュータ読取り可能
    な記憶媒体。
JP35238597A 1997-12-05 1997-12-05 ファクシミリ装置 Expired - Fee Related JP3323794B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35238597A JP3323794B2 (ja) 1997-12-05 1997-12-05 ファクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35238597A JP3323794B2 (ja) 1997-12-05 1997-12-05 ファクシミリ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11177747A true JPH11177747A (ja) 1999-07-02
JP3323794B2 JP3323794B2 (ja) 2002-09-09

Family

ID=18423720

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35238597A Expired - Fee Related JP3323794B2 (ja) 1997-12-05 1997-12-05 ファクシミリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3323794B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009223691A (ja) * 2008-03-17 2009-10-01 Ricoh Co Ltd 画像読み取り装置
US7924475B2 (en) 2006-04-27 2011-04-12 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image reading apparatus

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7924475B2 (en) 2006-04-27 2011-04-12 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image reading apparatus
JP2009223691A (ja) * 2008-03-17 2009-10-01 Ricoh Co Ltd 画像読み取り装置
US8363287B2 (en) 2008-03-17 2013-01-29 Ricoh Company, Ltd. Image reading apparatus and image reading method

Also Published As

Publication number Publication date
JP3323794B2 (ja) 2002-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3323794B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH11122403A (ja) 通信装置
JP2000151830A (ja) データ通信装置
JP3478742B2 (ja) ファクシミリ装置
JP2000151981A (ja) ファクシミリ装置
JP3428888B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH11331474A (ja) ファクシミリ通信装置
JP2000151926A (ja) ファクシミリ装置
JP2001127927A (ja) ファクシミリ装置、ファクシミリ装置の制御方法、およびファクシミリ装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体
JP2001160877A (ja) ファクシミリ装置、ファクシミリ装置の制御方法、およびファクシミリ装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体
JP2001217979A (ja) 画像通信装置
JPH0837568A (ja) ファクシミリ装置
JP2001203867A (ja) ファクシミリ装置
JPH08163285A (ja) ファクシミリ装置
JP2000261641A (ja) ファクシミリ装置、その制御方法、その制御プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JPH1118037A (ja) 映像信号処理装置
JP2001103205A (ja) ファクシミリ装置、その制御方法、及びその制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体
JP2000156748A (ja) ファクシミリ装置
JPH11177809A (ja) 通信装置
JPH11308416A (ja) 画像処理装置
JP2002204362A (ja) 画像通信装置、画像通信方法および記憶媒体
JP2001218068A (ja) 画像通信装置
JPH053535A (ja) フアクシミリ装置
JP2002077643A (ja) 画像通信装置、画像通信方法およびプログラム
JP2001211293A (ja) ファクシミリ装置、ファクシミリ装置の制御方法、およびファクシミリ装置の制御プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080628

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090628

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees