JPH11173929A - 車輪作用力測定装置 - Google Patents
車輪作用力測定装置Info
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- JPH11173929A JPH11173929A JP9340259A JP34025997A JPH11173929A JP H11173929 A JPH11173929 A JP H11173929A JP 9340259 A JP9340259 A JP 9340259A JP 34025997 A JP34025997 A JP 34025997A JP H11173929 A JPH11173929 A JP H11173929A
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- Japan
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- force
- front wheel
- wheel
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01L—MEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
- G01L5/00—Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes
- G01L5/16—Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring several components of force
- G01L5/161—Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring several components of force using variations in ohmic resistance
- G01L5/162—Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring several components of force using variations in ohmic resistance of piezoresistors
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
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- G01L5/1627—Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring several components of force using variations in ohmic resistance of strain gauges
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- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】車輪の接地部への作用力を測定するための車輪
作用力測定装置において、自動二輪車にも適用可能と
し、しかも簡単な構成で車輪の接地部への作用力が得ら
れるようにする。 【解決手段】車輪ＷF を回転自在に支承して懸架装置１
で固定的に支持される車軸３F が、多分力ロードセルと
して構成される。
作用力測定装置において、自動二輪車にも適用可能と
し、しかも簡単な構成で車輪の接地部への作用力が得ら
れるようにする。 【解決手段】車輪ＷF を回転自在に支承して懸架装置１
で固定的に支持される車軸３F が、多分力ロードセルと
して構成される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輪の接地部への
作用力を測定するための車輪作用力測定装置に関する。
作用力を測定するための車輪作用力測定装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、かかる車輪作用力測定装置は、た
とえば特開平７−２８６９１９号公報等により既に知ら
れており、このものでは、車輪のホィールハブおよびホ
ィール間に６分力計が設けられている。
とえば特開平７−２８６９１９号公報等により既に知ら
れており、このものでは、車輪のホィールハブおよびホ
ィール間に６分力計が設けられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ものは、乗用車両等の四輪車両に適合したものであり、
自動二輪車には不向きであり、しかも６分力計が車輪と
ともに回転するので、６分力計からの測定信号を取出す
ためにスリップリング等が必要となり、構成が複雑とな
る。
ものは、乗用車両等の四輪車両に適合したものであり、
自動二輪車には不向きであり、しかも６分力計が車輪と
ともに回転するので、６分力計からの測定信号を取出す
ためにスリップリング等が必要となり、構成が複雑とな
る。
【０００４】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、自動二輪車にも適用可能であり、しかも簡単
な構成で車輪の接地部への作用力が得られるようにした
車輪作用力測定装置を提供することを目的とする。
のであり、自動二輪車にも適用可能であり、しかも簡単
な構成で車輪の接地部への作用力が得られるようにした
車輪作用力測定装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、車輪の接地部への作用力を測定するため
の車輪作用力測定装置であって、車輪を回転自在に支承
して懸架装置で固定的に支持される車軸が、多分力ロー
ドセルとして構成されることを特徴とする。
に、本発明は、車輪の接地部への作用力を測定するため
の車輪作用力測定装置であって、車輪を回転自在に支承
して懸架装置で固定的に支持される車軸が、多分力ロー
ドセルとして構成されることを特徴とする。
【０００６】このような構成によれば、車輪の接地部に
作用する作用力は、該車輪を支承する車軸にも作用する
が、非回転部材である車軸が多分力ロードセルとして構
成されるので、多分力ロードセルで得られた多分力に基
づいて車輪の接地部の作用力を演算することができ、し
かも多分力を取出すのにスリップリング等を用いた複雑
な構成が不要であり、また自動二輪車にも容易に適用可
能である。
作用する作用力は、該車輪を支承する車軸にも作用する
が、非回転部材である車軸が多分力ロードセルとして構
成されるので、多分力ロードセルで得られた多分力に基
づいて車輪の接地部の作用力を演算することができ、し
かも多分力を取出すのにスリップリング等を用いた複雑
な構成が不要であり、また自動二輪車にも容易に適用可
能である。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
付図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
【０００８】図１ないし図３は本発明を自動二輪車の前
輪に適用したときの第１実施例を示すものであり、図１
は自動二輪車の前輪付近の縦断正面図、図２は車軸の拡
大縦断正面図、図３は図２の３−３線で切断した状態で
の車軸の斜視図である。
輪に適用したときの第１実施例を示すものであり、図１
は自動二輪車の前輪付近の縦断正面図、図２は車軸の拡
大縦断正面図、図３は図２の３−３線で切断した状態で
の車軸の斜視図である。
【０００９】先ず図１において、自動二輪車における前
輪懸架装置１が備える左、右一対のクッションユニット
２，２の下端には、車軸３F の両端が固定的に支持され
ており、両クッションユニット２，２間に配置される前
輪ＷF は、前記車軸３F で回転自在に支承される。
輪懸架装置１が備える左、右一対のクッションユニット
２，２の下端には、車軸３F の両端が固定的に支持され
ており、両クッションユニット２，２間に配置される前
輪ＷF は、前記車軸３F で回転自在に支承される。
【００１０】前輪ＷF は、車軸３F を同軸に囲繞する円
筒状のハブ４F と、該ハブ４F を同軸に囲繞してリング
状に形成されるリム５F と、ハブ４F およびリム５F 間
に設けられる複数のスポーク６F ，６F …と、リム５F
に装着されるタイヤ７F とで構成されるものであり、ハ
ブ４F の両端には、ディスクブレーキを構成する要素で
あるブレーキディスク８F ，８F がそれぞれ固着され
る。
筒状のハブ４F と、該ハブ４F を同軸に囲繞してリング
状に形成されるリム５F と、ハブ４F およびリム５F 間
に設けられる複数のスポーク６F ，６F …と、リム５F
に装着されるタイヤ７F とで構成されるものであり、ハ
ブ４F の両端には、ディスクブレーキを構成する要素で
あるブレーキディスク８F ，８F がそれぞれ固着され
る。
【００１１】図２および図３を併せて参照して、車軸３
F は、前輪ＷF の回転軸線方向であるＺ軸方向に延びる
とともに剛性の高い円柱状に形成される基部９と、該基
部９の中心部に交点を有するようにしてＺ軸に直交する
Ｘ軸およびＹ軸方向に沿って前記基部９から外方に十字
状に延びる４本のアーム部１０，１０…と、各アーム部
１０，１０…の先端からさらに外方にそれぞれ延びる第
１伝達部１１，１１…と、Ｘ軸およびＹ軸を含む平面内
で各第１伝達部１１，１１…とＴ字状をなすようにして
各第１伝達部１１，１１…の先端部に連設される第２伝
達部１２，１２…と、第２伝達部１２，１２…が共通に
連設される剛性の高い枠部１３と、基部９の軸方向両端
に同軸に連なる剛性の高い軸部１４，１４とで構成さ
れ、軸部１４，１４は、左、右一対のクッションユニッ
ト２，２の下端に固定的に支持される。
F は、前輪ＷF の回転軸線方向であるＺ軸方向に延びる
とともに剛性の高い円柱状に形成される基部９と、該基
部９の中心部に交点を有するようにしてＺ軸に直交する
Ｘ軸およびＹ軸方向に沿って前記基部９から外方に十字
状に延びる４本のアーム部１０，１０…と、各アーム部
１０，１０…の先端からさらに外方にそれぞれ延びる第
１伝達部１１，１１…と、Ｘ軸およびＹ軸を含む平面内
で各第１伝達部１１，１１…とＴ字状をなすようにして
各第１伝達部１１，１１…の先端部に連設される第２伝
達部１２，１２…と、第２伝達部１２，１２…が共通に
連設される剛性の高い枠部１３と、基部９の軸方向両端
に同軸に連なる剛性の高い軸部１４，１４とで構成さ
れ、軸部１４，１４は、左、右一対のクッションユニッ
ト２，２の下端に固定的に支持される。
【００１２】枠部１３は、Ｚ軸方向に沿って各第２伝達
部１２，１２…の両側でＺ軸を中心とするリング状に形
成される一対のリング部分１３ａ，１３ａと、周方向に
等間隔をあけた４箇所で両リング部分１３ａ，１３ａ間
を連結するようにしてＺ軸方向に延びる４つの連結部分
１３ｂ，１３ｂ…とから成るものであり、各第２伝達部
１２，１２…の両端が連結部分１３ｂ，１３ｂ…にそれ
ぞれ連設され、各第２伝達部１２，１２…と枠部１３と
の間には、各第２伝達部１２，１２…の両側に位置する
ようにしてスリット１５，１５…が形成される。
部１２，１２…の両側でＺ軸を中心とするリング状に形
成される一対のリング部分１３ａ，１３ａと、周方向に
等間隔をあけた４箇所で両リング部分１３ａ，１３ａ間
を連結するようにしてＺ軸方向に延びる４つの連結部分
１３ｂ，１３ｂ…とから成るものであり、各第２伝達部
１２，１２…の両端が連結部分１３ｂ，１３ｂ…にそれ
ぞれ連設され、各第２伝達部１２，１２…と枠部１３と
の間には、各第２伝達部１２，１２…の両側に位置する
ようにしてスリット１５，１５…が形成される。
【００１３】この枠部１３のリング部分１３ａ，１３ａ
においてＺ軸方向に沿う外端部外周には、前輪ＷF のハ
ブ４F および枠部１３間に介装される軸受１６F ，１６
F の内輪を受けるための凹部１７，１７が設けられてお
り、前輪ＷF は、軸受１６F，１６F を介して車軸３F
で回転自在に支承されることになる。
においてＺ軸方向に沿う外端部外周には、前輪ＷF のハ
ブ４F および枠部１３間に介装される軸受１６F ，１６
F の内輪を受けるための凹部１７，１７が設けられてお
り、前輪ＷF は、軸受１６F，１６F を介して車軸３F
で回転自在に支承されることになる。
【００１４】各アーム部１０，１０…は、Ｘ−Ｙ平面、
Ｘ−Ｚ平面およびＹ−Ｚ平面のいずれかに４つの側面が
平行となるようにして四角柱状に形成される。また第１
伝達部１１，１１…は、第１伝達部１１，１１…自体に
捩りが生じることを許容するように形成されるものであ
り、Ｘ軸方向に延びる第１伝達部１１，１１は、Ｚ軸方
向の肉厚がアーム部１０の幅寸法と同一に設定される
が、Ｙ軸方向の肉厚がアーム部１０の幅寸法よりも小さ
く設定され、Ｙ軸方向に延びる第２伝達部１１，１１
は、Ｚ軸方向の肉厚がアーム部１０の幅寸法と同一に設
定されるが、Ｘ軸方向の肉厚がアーム部１０の幅寸法よ
りも小さく設定される。
Ｘ−Ｚ平面およびＹ−Ｚ平面のいずれかに４つの側面が
平行となるようにして四角柱状に形成される。また第１
伝達部１１，１１…は、第１伝達部１１，１１…自体に
捩りが生じることを許容するように形成されるものであ
り、Ｘ軸方向に延びる第１伝達部１１，１１は、Ｚ軸方
向の肉厚がアーム部１０の幅寸法と同一に設定される
が、Ｙ軸方向の肉厚がアーム部１０の幅寸法よりも小さ
く設定され、Ｙ軸方向に延びる第２伝達部１１，１１
は、Ｚ軸方向の肉厚がアーム部１０の幅寸法と同一に設
定されるが、Ｘ軸方向の肉厚がアーム部１０の幅寸法よ
りも小さく設定される。
【００１５】第２伝達部１２，１２…は、それらの第２
伝達部１２，１２…自体の捩り、ならびに各第１伝達部
１１，１１…が延伸する方向の撓みを許容するように形
成されるものであり、Ｘ軸方向に延びる第２伝達部１
２，１２は、Ｚ軸方向の肉厚が第１伝達部１１，１１の
Ｚ軸方向の肉厚と同一に設定されるが、Ｙ軸方向の肉厚
が前記Ｚ軸方向の肉厚よりも薄く設定され、Ｙ軸方向に
延びる第２伝達部１２，１２は、Ｚ軸方向の肉厚が第１
伝達部１１，１１のＺ軸方向の肉厚と同一に設定される
が、Ｘ軸方向の肉厚が前記Ｚ軸方向の肉厚よりも薄く設
定される。
伝達部１２，１２…自体の捩り、ならびに各第１伝達部
１１，１１…が延伸する方向の撓みを許容するように形
成されるものであり、Ｘ軸方向に延びる第２伝達部１
２，１２は、Ｚ軸方向の肉厚が第１伝達部１１，１１の
Ｚ軸方向の肉厚と同一に設定されるが、Ｙ軸方向の肉厚
が前記Ｚ軸方向の肉厚よりも薄く設定され、Ｙ軸方向に
延びる第２伝達部１２，１２は、Ｚ軸方向の肉厚が第１
伝達部１１，１１のＺ軸方向の肉厚と同一に設定される
が、Ｘ軸方向の肉厚が前記Ｚ軸方向の肉厚よりも薄く設
定される。
【００１６】このような車軸３F の構成によれば、前輪
ＷF の接地部に作用する力が軸受１６F ，１６F を介し
て枠部１３に作用することになり、この枠部１３に作用
する力は、Ｘ，Ｙ，Ｚ各軸方向の分力および各軸まわり
の偶力に分解されて各アーム部１０，１０…の曲げ歪と
して表われる。すなわちＸ軸方向の力ＦX は、Ｙ軸方向
に沿う２つのアーム部１０，１０の曲げ歪として表わ
れ、Ｙ軸方向の力ＦY は、Ｘ軸方向に沿う２つのアーム
部１０，１０の曲げ歪として表われ、Ｚ軸方向の力ＦZ
は、４本のアーム部１０，１０…の曲げ歪として表われ
る。またＸ軸まわりの偶力ＭX は、Ｙ軸方向に沿う２つ
のアーム部１０，１０の曲げ歪として表われ、Ｙ軸まわ
りの偶力ＭY は、Ｘ軸方向に沿う２つのアーム部１０，
１０の曲げ歪として表われ、Ｚ軸まわりの偶力ＭZ は、
４本のアーム部１０，１０…の曲げ歪として表われる。
ＷF の接地部に作用する力が軸受１６F ，１６F を介し
て枠部１３に作用することになり、この枠部１３に作用
する力は、Ｘ，Ｙ，Ｚ各軸方向の分力および各軸まわり
の偶力に分解されて各アーム部１０，１０…の曲げ歪と
して表われる。すなわちＸ軸方向の力ＦX は、Ｙ軸方向
に沿う２つのアーム部１０，１０の曲げ歪として表わ
れ、Ｙ軸方向の力ＦY は、Ｘ軸方向に沿う２つのアーム
部１０，１０の曲げ歪として表われ、Ｚ軸方向の力ＦZ
は、４本のアーム部１０，１０…の曲げ歪として表われ
る。またＸ軸まわりの偶力ＭX は、Ｙ軸方向に沿う２つ
のアーム部１０，１０の曲げ歪として表われ、Ｙ軸まわ
りの偶力ＭY は、Ｘ軸方向に沿う２つのアーム部１０，
１０の曲げ歪として表われ、Ｚ軸まわりの偶力ＭZ は、
４本のアーム部１０，１０…の曲げ歪として表われる。
【００１７】各アーム部１０，１０…の４つの側面に
は、たとえば一対ずつのストレインゲージ１８，１８…
がそれぞれ貼着される。該ストレインゲージ１８として
は、たとえば抵抗線ストレインゲージや、半導体ストレ
インゲージ等従来既知のものを全て採用することが可能
である。
は、たとえば一対ずつのストレインゲージ１８，１８…
がそれぞれ貼着される。該ストレインゲージ１８として
は、たとえば抵抗線ストレインゲージや、半導体ストレ
インゲージ等従来既知のものを全て採用することが可能
である。
【００１８】而して各ストレーンゲージ１８，１８…に
よる歪検出値に基づいて、Ｘ，Ｙ，Ｚ各軸方向の分力Ｆ
X ，ＦY ，ＦZ および各軸まわりの偶力ＭX ，ＭY ，Ｍ
Z 、すなわち６分力を測定することが可能であり、車軸
３F は、６分力ロードセルとして構成されることにな
る。
よる歪検出値に基づいて、Ｘ，Ｙ，Ｚ各軸方向の分力Ｆ
X ，ＦY ，ＦZ および各軸まわりの偶力ＭX ，ＭY ，Ｍ
Z 、すなわち６分力を測定することが可能であり、車軸
３F は、６分力ロードセルとして構成されることにな
る。
【００１９】次にこの第１実施例の作用について説明す
ると、前輪ＷF の接地部に作用する作用力は、前輪ＷF
を回転自在に支持して前輪懸架装置１に固定的に支持さ
れている車軸３F にも作用するのであるが、車軸３F が
６分力ロードセルとして構成されており、前輪ＷF に作
用する６分力を６分力ロードセルである車軸３F が備え
る複数のストレインゲージ１８，１８…の検出値に基づ
いて得ることができ、得られた６分力を基づいて前輪Ｗ
F の接地部での作用力を演算することができる。
ると、前輪ＷF の接地部に作用する作用力は、前輪ＷF
を回転自在に支持して前輪懸架装置１に固定的に支持さ
れている車軸３F にも作用するのであるが、車軸３F が
６分力ロードセルとして構成されており、前輪ＷF に作
用する６分力を６分力ロードセルである車軸３F が備え
る複数のストレインゲージ１８，１８…の検出値に基づ
いて得ることができ、得られた６分力を基づいて前輪Ｗ
F の接地部での作用力を演算することができる。
【００２０】しかも車軸３F は前輪懸架装置１で固定的
に支持されているので、６分力を取出すのにスリップリ
ング等を用いた複雑な構成が不要であり、また自動二輪
車にも容易に適用可能である。
に支持されているので、６分力を取出すのにスリップリ
ング等を用いた複雑な構成が不要であり、また自動二輪
車にも容易に適用可能である。
【００２１】図４は本発明を自動二輪車の後輪に適用し
たときの第２実施例を示すものであり、自動二輪車にお
いて左、右の後輪懸架装置１９，１９の後端には、車軸
３Rの両端が固定的に支持されており、両後輪懸架装置
１９，１９間に配置される後輪ＷR は、前記車軸３R で
回転自在に支承される。
たときの第２実施例を示すものであり、自動二輪車にお
いて左、右の後輪懸架装置１９，１９の後端には、車軸
３Rの両端が固定的に支持されており、両後輪懸架装置
１９，１９間に配置される後輪ＷR は、前記車軸３R で
回転自在に支承される。
【００２２】後輪ＷR は、車軸３R を同軸に囲繞する円
筒状のハブ４R と、該ハブ４R を同軸に囲繞してリング
状に形成されるリム５R と、ハブ４R およびリム５R 間
に設けられる複数のスポーク６R ，６R …と、リム５R
に装着されるタイヤ７R とで構成されるものであり、ハ
ブ４R の一端には、ディスクブレーキを構成する要素で
あるブレーキディスク８R が、またハブ４R の他端に
は、図示しないパワーユニットからの動力を後輪ＷR に
伝達するためのチェーン（図示せず）が巻きかけられる
スプロケット２０が固着される。
筒状のハブ４R と、該ハブ４R を同軸に囲繞してリング
状に形成されるリム５R と、ハブ４R およびリム５R 間
に設けられる複数のスポーク６R ，６R …と、リム５R
に装着されるタイヤ７R とで構成されるものであり、ハ
ブ４R の一端には、ディスクブレーキを構成する要素で
あるブレーキディスク８R が、またハブ４R の他端に
は、図示しないパワーユニットからの動力を後輪ＷR に
伝達するためのチェーン（図示せず）が巻きかけられる
スプロケット２０が固着される。
【００２３】車軸３R は、上記第１実施例の車軸３F と
基本的に同一の構造を有し、６分力ロードセルとして構
成されるものであり、車軸３R が備える軸部１４，１４
が、左、右の後輪懸架装置１９，１９の後端に固定的に
支持され、車軸３R の枠部１３およびハブ４R 間に一対
の軸受１６R ，１６R が設けられる。
基本的に同一の構造を有し、６分力ロードセルとして構
成されるものであり、車軸３R が備える軸部１４，１４
が、左、右の後輪懸架装置１９，１９の後端に固定的に
支持され、車軸３R の枠部１３およびハブ４R 間に一対
の軸受１６R ，１６R が設けられる。
【００２４】この第２実施例によっても、上記第１実施
例と同様の効果を奏することができる。
例と同様の効果を奏することができる。
【００２５】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【００２６】たとえば、上記実施例では、自動二輪車の
前輪ＷF および後輪ＷR に適用した場合について説明し
たが、本発明は四輪車両にも適用可能であり、また本発
明は、６分力に限定されず多分力を測定するものとして
広く適用可能である。
前輪ＷF および後輪ＷR に適用した場合について説明し
たが、本発明は四輪車両にも適用可能であり、また本発
明は、６分力に限定されず多分力を測定するものとして
広く適用可能である。
【００２７】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、非回転部
材である車軸を多分力ロードセルとして構成することに
より、その車軸で得られた多分力に基づいて車輪の接地
部の作用力を演算することを可能とするとともに、多分
力を取出すのにスリップリング等を用いた複雑な構成を
不要とし、自動二輪車にも容易に適用可能である。
材である車軸を多分力ロードセルとして構成することに
より、その車軸で得られた多分力に基づいて車輪の接地
部の作用力を演算することを可能とするとともに、多分
力を取出すのにスリップリング等を用いた複雑な構成を
不要とし、自動二輪車にも容易に適用可能である。
【図１】第１実施例における自動二輪車の前輪付近の縦
断正面図である。
断正面図である。
【図２】車軸の拡大縦断正面図である。
【図３】図２の３−３線で切断した状態での車軸の斜視
図である。
図である。
【図４】第２実施例における自動二輪車の後輪付近の縦
断正面図である。
断正面図である。
【符号の説明】 １，１９・・・懸架装置 ３F ，３R ・・・車軸 ＷF ・・・前輪 ＷR ・・・後輪
Claims (1)
- 【請求項１】 車輪（ＷF ，ＷR ）の接地部への作用力
を測定するための車輪作用力測定装置であって、車輪
（ＷF ，ＷR ）を回転自在に支承して懸架装置（１，１
９）で固定的に支持される車軸（３F ，３R ）が、多分
力ロードセルとして構成されることを特徴とする車輪作
用力測定装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34025997A JP3901317B2 (ja) | 1997-12-10 | 1997-12-10 | 車輪作用力測定装置および車輪作用力測定方法 |
| DE19857025A DE19857025C2 (de) | 1997-12-10 | 1998-12-10 | Radbetriebskraftmesseinrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34025997A JP3901317B2 (ja) | 1997-12-10 | 1997-12-10 | 車輪作用力測定装置および車輪作用力測定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11173929A true JPH11173929A (ja) | 1999-07-02 |
| JP3901317B2 JP3901317B2 (ja) | 2007-04-04 |
Family
ID=18335235
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34025997A Expired - Fee Related JP3901317B2 (ja) | 1997-12-10 | 1997-12-10 | 車輪作用力測定装置および車輪作用力測定方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
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