JPH0641898B2 - 多成分測定円板車 - Google Patents

多成分測定円板車

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JPH0641898B2
JPH0641898B2 JP4309170A JP30917092A JPH0641898B2 JP H0641898 B2 JPH0641898 B2 JP H0641898B2 JP 4309170 A JP4309170 A JP 4309170A JP 30917092 A JP30917092 A JP 30917092A JP H0641898 B2 JPH0641898 B2 JP H0641898B2
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L5/00Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes
    • G01L5/16Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring several components of force
    • G01L5/161Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring several components of force using variations in ohmic resistance
    • G01L5/1627Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring several components of force using variations in ohmic resistance of strain gauges

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,車両のタイヤを保持す
るリム環と,このリム環内に普通の車輪円板の代りに取
付けられかつ軸線に対して直角な補助フランジを持つ角
形環とを有し,この補助フランジがリム環の車両から遠
い側にあるリムフランジの軸線方向位置の近くにあり,
この補助フランジの内縁が車輪取付けねじの周りの包絡
円より大きい直径を持ち,軸線に対して平行で円形断面
を持つ複数の控えボルトにより補助フランジから離れて
多成分測定円板車の車両から遠い側に保持される環状測
定円板を有し,この測定円板の内縁が補助フランジの内
縁より小さい直径ただし車輪取付けねじの周りの包絡円
より大きい直径を持ち,非常に小さい公差を別として互
いに同じに構成されて軸線方向測定断面として役立ちか
つ歪み計を備えた控えボルトが,共通なピツチ円上に均
一に分布して設けられ,測定円板及び補助フランジに取
付けられ,かつかみ合いにより回転を防止され,測定円
板が,スポーク状に半径方向に延びかつ4で割り切れる
数の測定ウエブを持ち,これらの測定ウエブが,閉じた
外環と閉じた内環との間に延び,非常に小さい公差を別
として互いに同じに構成されて同様に歪み計を備えてお
り,多成分測定円板車が更に測定円板の内縁に軸線力向
にねじ止めされる壷状の車輪アダプタを持ち,この車輪
アダプタが測定円板と普通の車輪の車輪円板のねじ止め
フランジの軸線方向標準位置との間の軸線方向間隔を補
償し,かつねじ止め範囲において普通の車輪の車輪円板
のねじ止めフランジと一致し,更に少なくとも一部を壷
状車輪アダプタの内部に設けられるか又はこの車輪アダ
プタに設けられかつ車輪アダプタに回転可能に支持され
て回転部分から固定部分へ信号を伝送する装置と,多成
分測定円板車用回転位置センサとを有し,信号伝送装置
及び回転位置センサの固定部分が,多成分測定円板車の
上下運動又は転向運動を補償するリンク機構により,多
成分測定円板車の回転方向に位置を規定されて車体に固
定され,次の成分即ち垂直に向きかつ車輪中心を通る車
輪荷重,水平に向きかつ同様に車輪中心を通る縦方向
力,車輪面に対して直角に偏心して車輪接地面に作用す
る側方力,及び車輪の転動方向に対して平行に偏心して
即ち車輪接地面に接線方向に作用する制動力に関して別
々の電気信号が得られるように,軸線方向控えボルト及
び半径方向測定ウエブに設けられる歪み計が,それぞれ
位置及び向きを定められて取付けられ,かつ付属する電
気測定ブリツジ回路に接続されている,多成分測定円板
車に関する。
【0002】
【従来の技術】このような多成分測定円板車は,199
0年ドイツ連邦共和国エツセンの技術会館において″多
成分測定円板車″の演題で行われたウー・シエーフエル
氏の公開講演から公知であり,その際図を含む講演原稿
の写しが,持ち帰りのため聴衆に渡された。この講演
は,″実験車両による測定″という一般演題について全
部で9つの講演を含む終日の講演行事の範囲内で行われ
た。
【0003】この講演は,多成分測定円板車のほかに,
同じ目的の以前の測定装置にも立入つた。しかも以前に
は,特別な構成の前輪軸又は車輪保持体が測定のために
組込まれた。測定に先立つ複雑な改造手段やただ1つの
車両に限られる可能性を別として,この測定前輪軸は,
それにより制動力が測定されず,そのため別個の測定装
置を設けねばならないという欠点を持つている。他の古
い形式の測定装置は,複数の異なる構造形式で公知の多
成分測定ボスにより代表され(例えばドイツ連邦共和国
特許出願公開第2104003号明細書参照),この測
定ボスは車輪と共に回転せず,測定前輪軸と同様に測定
車両の車軸構造内の特殊部品を必要とする。従つて多成
分測定ボスを使用する場合にも,測定前に車両を複雑に
改造せねばならない。
【0004】この目的のため車輪に一体化されて一緒に
回転する測定装置いわゆる多成分測定円板車は,車両の
全車軸構造に手をつけずにすみ,従つて大した改造手段
なしに異なる車両に使用可能である。この基本的な利点
のため,種々の面から多成分測定円板車が提案された。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第2302540号明細
書に示す多成分測定円板車の測定部分は,軸線方向に離
れた2つの環を持ち,これらの環の同じ周方向位置にあ
つて半径方向に延びるそれぞれ4つの測定ウエブを通つ
て,タイヤから車輪ボスへ力が伝達され,これらの測定
ウエブにそれぞれ歪み計が取付けられている。ドイツ連
邦共和国特許出願公開第2828538号明細書に示す
類似の多成分測定円板車では,それぞれの測定ウエブ環
にそれぞれ8つの測定ウエブが設けられている。個々の
力成分を測定技術的にどのように分離するかについて,
この刊行物から何もわからない。なおこの多成分測定円
板車は非常にかさばつて重く,このため要求の高い測定
には適していない。なぜならば,付加的な質量により,
多成分測定円板車なしの同じ車両に比較して,測定すべ
き力は無視できないほど変化するからである。
【0005】ドイツ連邦共和国特許出願公開第3213
319号明細書から公知の多成分測定円板車の測定部分
は,原理的な測定技術的考慮から,測定部分の周囲に4
つの半径方向に軟らかい個所を持つている。この測定部
分を介して多成分測定円板車が保持され,全部の力がこ
の部分を通るので,多成分測定円板車の強度が標準の車
両に比較して低下し,その結果標準車輪での走行に比較
して力の状態,従つてこのような走行運転に比較して測
定の表示に誤差が生ずる。
【0006】欧州特許出願公開第352788号明細書
は別の多成分測定円板車を示しているが,この多成分測
定円板車は構成に非常に費用を要し,多くのねじ止め個
所のため非常に重いので,測定に誤差を伴う付加質量を
考慮せねばならない。ここでは個々の成分に対する測定
信号の測定技術的相互分離は,継手又は可撓性を適当に
配置することにより,考慮される荷重に対して軟らかい
複数の異なる力伝達路を設けることによつて,行われ
る。従つて重量のことを別としても,この多成分測定円
板車は強度に関しても普通の車輪とは異なつている。
【0007】最初にあげた文献による多成分測定円板車
は,構造が非常に簡単で,従つて強固に軽く構成されて
いるので,高力軽量材料を使用しかつ少なくとも軽量手
段を適当に使用し,僅かな荷重を受ける個所に質量減少
切欠きを設けると,標準車輪に相当する質量及び強度
が,加速度及び荷重に関して得られる。この文献は,多
成分測定円板車により個々の成分の僅かな混合の際良好
な測定信号分解が可能であることを述べているが,これ
がどのように行われるか示してない。しかし最初に検出
される測定信号から実際に作用する力の計算に関して,
実際に作用する力を求めるために,4つの未知数を持つ
4つの方程式を連続的に実時間で解かねばならない。更
にめんどうな修正を行い,これを計算の際考慮せねばな
らない。その結論として,最初にあげた種類の多成分測
定円板車は,測定信号の評価に関してめんどうかつ高価
であり,これが公知の多成分測定円板車の容易な使用を
妨げる。
【0008】ドイツ連邦共和国の特許第2708484
号明細書又は特許出願公開第2856453号明細書
は,駆動トルクを別々に測定し,従つて車輪に作用する
他の力又はトルクを抑制する車輪組込みトルク測定円板
を示している。これに対し多成分測定円板車では,複数
の成分を同時に別々に求めるようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は,多く
の点で有利な最初にあげた多成分測定円板車を,その利
点を維持しながら改良して,一次的に得られる測定信号
を僅かな計算で実際の力に換算できるようにすることで
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
本発明によれば,測定円板の半径方向に延びる測定ウエ
ブが,偏心して多成分測定円板車の車輪接地面に作用す
る成分即ち制動力及び側方力を求めるために使用され,
この目的のため及び測定的な相互消去のため,2種類の
異なるやり方で歪み計を持ち,車輪面に対して平行に向
く制動力を単独に求めるため,測定ウエブの周方向曲げ
応力が求められ,そのため測定ウエブの少なくとも一部
の周方向において反対側にある両方の面側に,最大曲げ
の半径方向位置で歪み計がそれぞれ取付けられ,これら
の歪み計の測定感度が側縁に対して平行に方向づけら
れ,このために選ばれる測定ウエブが測定円板の周囲に
わたつて均一に分布され,車輪面に対して直角に向く側
方力を単独に求めるため,測定ウエブの軸線方向せん断
応力が求められ,そのためすべての測定ウエブの周方向
において反対側にある両方の面側に,交差してせん断歪
み計がそれぞれ取付けられ,その測定感度が測定ウエブ
の側線に対して45゜をなして方向づけられ,軸線方向
控えボルトが,車輪面に対して平行に向く成分即ち垂直
な車輪荷重,水平な縦方向力及び制動力の全合力を求め
るために使用され,全合力が,車輪荷重に相当する垂直
成分と,縦方向力と既知の制動力との和に相当する水平
成分とに分解可能であり,従つて車輪荷重及び縦方向力
を求めることができ,側方力の影響及び側方力のトルク
の影響を測定技術的に消去するため,すべての控えボル
トが,非回転対称に,回転位置センサを介して連続的に
検出可能な多成分測定円板車の周方向位置に関して,直
角座標系で同じ位置にある4つの周範囲に,それぞれせ
ん断歪み計を持ち,これらのせん断歪み計により,前記
の全合力をその大きさと選ばれた周方向位置に関して半
径方向とを求めることができる。
【0011】制動力により多成分測定円板車へ作用する
トルクは,測定ウエブの周方向曲げの簡単な測定によつ
て,確実にかつ単独に求められる。車輪面に対して平行
で車輪荷重,縦方向力及び制動力から合成される全成分
を控えボルトのせん断応力を介して測定するため軸線方
向に向く控えボルトを使用することによつて,すべての
控えボルトの同時測定に関連して,側方力の影響を確実
に消去することができる。せん断歪み計が非回転対称に
取付けられるため,選ばれる周方向に対する全合力の方
向も容易に求めることができる。この全合力は,車輪荷
重に相当する垂直成分と,制動力と縦方向力とのスカラ
ー和に相当する水平成分とに,計算で問題なく簡単にベ
クトル分解されるので,信号伝送装置内に統合可能な少
数の手段で,これら両方の力成分の信号を生ずることが
できる。このように伝送される水平成分のうち,引続く
処理の際既知の側方力を差し引きさえすればよい。軸線
方向における測定ウエブのせん断応力を求めることによ
り,側方力を確実にかつ他の力による干渉なしに求める
ことができ,すべての測定ウエブの同時使用は,特に別
の起源のこれに関する非回転対称荷重の消去のために重
要である。
【0012】
【実施態様】本発明の有利な構成は従属請求項からわか
る。
【0013】
【実施例】図面に示されている実施例により,本発明を
以下に説明する。
【0014】図1は,鎖線で示す車両1の前左側の様式
化した多成分測定円板車2を示している。多成分測定円
板車により求めるべき力がそこに記入されている。垂直
に車輪中心を通る車輪荷重RLと,同様に車輪中心を通
るが水平な縦方向力LKとが求められ,更に車輪中心に
対して偏心して車輪接地面に作用する制動力BKと,車
輪面に対して直角に向く側方力SKも求められる。縦方
向力LK及び制動力BKは,走行方向24とは逆の方向
において正と仮定される。車輪荷重RLは,上向きの作
用方向において正と仮定され,側方力SKは,車両中央
の方へ作用する時正と仮定される。車輪軸線に対して同
心的で車輪面に対して平行に向く直角座標系も示されて
いる。
【0015】図2及び3には多成分測定円板車2が詳細
に示されている。この多成分測定円板車は車両タイヤ3
を保持するリム環4を持ち,このリム環4の断面は普通
の車輪の断面と同じである。しかし多成分測定円板車2
は普通の車輪円板を含まず,その代りに補助フランジ8
を持つ角形環7が取付けられている。この補助フランジ
8は,車両から遠い側にあるリムフラシジ5の軸線方向
位置の近くにあり,従つて内側のリムフランジ6とは反
対の側にある。リム環4への角形環7の取付けは,図示
した実施例では溶接により行われているが,特に角形環
及びリム環の材料が互いに溶接不可能であるか溶接困難
である時には,多数の小さいねじによるねじ止めも行う
ことができる。補助フランジ8の内縁は,車輪取付けね
じ9の周りに描かれる包絡円の直径より著しく大きい。
多成分測定円板車2の本来のセンサ部分は,軸線に対し
て平行に環状に配置される複数の控えボルト10と環状
測定円板11とから成つている。測定円板11は,円形
断面の控えボルト10を介して,補助フランジ8から離
れて,多成分測定円板車2の車両から遠い方の側に保持
されている。環状測定円板11の内縁は,補助フランジ
の内縁より小さいが車輪取付けねじ9の周りの包絡円よ
り大きい直径を持つている。控えボルト10は,非常に
小さい公差を別として,高い精度で互いに同じに構成さ
れ,よい表面品質を持つている。控えボルト10は軸線
方向測定断面として役立ち,後述する歪み計を備えてい
る。控えボルト10は,その互いに一致する構成を別と
して,共通なピツチ円上に均一に設けられ,測定円板1
1及び補助フランジ8にねじれないように固定され,更
にかみ合いにより回転しないように測定円板11に拘束
されている。控えボルト10をねじれないように固定で
きるようにするため,控えボルト10は,補助フランジ
8用差込みはぞ15及び測定円板11用差込みほぞ16
のみならず,適当に大きい面積のカラー14を持つてい
る。差込みほぞ15及び16は,補助フランジ8及び測
定円板11にある穴へきつく圧入されている。更に差込
みほぞは精密ねじ付き突起を持ち,これらの突起により
控えボルト10を両側でねじれないようにねじ止めする
ことができる。荷重を受けても控えボルト10を回転し
ないように所定の周方向位置に固定できるようにするた
め,差込みほぞ16及び測定円板11の対応する穴は,
非円形に例えば星形に断面の正弦輪郭を持つように構成
されている。図示した実施例では,8つの控えボルト1
0が,測定円板11の後述する測定ウエブと同じ周方向
位置に設けられているが,偶数又は4で割り切れる数の
控えボルト10でなくても,また控えボルト10が周方
向に測定ウエブと一致していなくてもよい。例えば7つ
又は9つ又は5つの控えボルト10も有効な結果を生ず
る。
【0016】測定円板11は高い幾何学的寸法精度及び
表面品質を持つ精密部品として構成され,控えボルト1
0をねじ止めされる外環12と,後述する車輪アダプタ
18に軸線方向にねじ止めされる内環13とを含んでい
る。外環12と内環13との間に複数の測定ウエブ17
が半径方向にスポーク状に延び,同様に歪み計を備えて
いる。しかしここでは,後述する理由から,余りなしに
4で割り切れる数の測定ウエブが使用される。個々の測
定ウエブの位置を後で区別するか又は数字符号により確
認できるようにするため,8つの測定ウエブに応じて,
個々の数字符号に1ないし8の異なる添え字が付けられ
ている。
【0017】構造的に多成分測定円板車2を補足する前
述した壷状の車輪アダプタ18は,軸線方向に測定円板
11の内環13にねじ止めされている。車輪アダプタ1
8は,測定円板11と普通の車輪のねじ止めフランジの
軸線方向標準位置との間の軸線方向間隔を補償する役割
を持つている。更に車輪アダプタ18は非常に高価な多
成分測定円板車を異なる構造の車軸に対して使用可能に
するので,車輪のねじ止め範囲の構成に応じて車輪アダ
プタ18は車両に対して個々に構成されているが,測定
円仮11の内環13へのねじ止め範囲ではこの測定円板
11に応じて構成されている。従つて車輪アダプタ18
のねじ止めフランジ19に関しては,車両にとつて普通
の車輪の車輪円板に一致するように構成されている。
【0018】壷状車輪アダプタ18の内部には信号伝送
装置20が設けられて,回転する車輪から到来する測定
信号を,車両と一緒に動かされる固定場所へ伝送する。
従つて信号伝送装置20は周方向に固定しており,回転
する車輪に対して回転可能に支持されていなければなら
ない。更に多成分測定円板車2のそれぞれの周方向位置
についての測定情報を得るために,信号伝送装置は更に
回転位置センサ21と組合わされている。回転位置セン
サ21の固定部分はリンク機構22により回転方向位置
を規定されて車体に固定され,このリンク機構は多成分
測定円板車の上下運動又は転向運動を補償でき,従つて
可動的に構成されている。
【0019】軸線方向控えボルト10及び半径方向測定
ウエブ17に設けられる歪み計は,求めるべき力即ち車
輪荷重RL,縦方向力LK,側方力SK及び制動力BK
に関する別々の電気信号が得られるように,そこに取付
けられかつ付属の電気測定ブリツジ回路において接続さ
れている。
【0020】本発明は,特に少ない計算及び修正で測定
結果を迅速に得るため,歪み計の有利な取付け及び電気
接続に関する。
【0021】この目的のため測定円板11の半径方向に
延びる測定ウエブ17が制動力BK及び側方力SKを求
めるのに使用され,それに適したやり方で2種類の異な
る歪み計を持つている。車輪面に対して平行に向く制動
力BKを単独に求めるため,測定ウエブの周方向曲げ応
力が求められ,このため周方向において互いに反対側に
ある両方の面側に,それぞれ引張力−圧縮力歪み計が取
付けられ,その測定感度が側縁に対して平行に向けられ
ている。実験の結果,制動力BKを求めるのに8つの歪
み計17全部は必要でなく,4つの測定ウエブでも充分
一定な信号が得られることがわかつたので,測定ウエブ
17,17,17及び17のみが引張力−圧縮
力歪み計E,E,E,E,F,F,F
びFを持つている。選ばれた測定ウエブはもちろん測
定円板11の周囲にわたつて均一に分布されている。車
輪面に対して直角に向く側方力SKを単独に求めるた
め,測定ウエブ17しかも8つの測定ウエブすべてのせ
ん断応力が求められる。このためすべての測定ウエブ1
7の周方向において互いに反対側の両方の面側に,交差
して設けられかつ測定ウエブの側線に対して45゜に向
けられる測定感度を持つせん断歪み計が取付けられてい
る。歪み計の取付け及び電気接続については後述する。
【0022】実際に生じかつここで求めるべき力のう
ち,側方力SKは車輪面に対して直角に向くただ1つの
力であり,他の3つの力は車輪面に対して平行に向いて
いる。車輪面に対して平行なこれら3つの力は,軸線方
向控えボルト10を介して全合力として求められ,ここ
では軸線方向控えボルト10の半径方向曲げの大きさ及
び方向が求めれ,全合力の尺度として評価される。軸線
方向控えボルト10は多成分測定円板車2の全周にわた
つて変形測定に取入れられるので,これに関する歪み計
の適切な電気接続により,側方力SKがその影響を相殺
し合うため,この側方力SKの影響は考慮しなくてよ
い。車輪面に対して平行に作用する力のこうして求めら
れる全合力は,車輪荷重RLに相当する垂直成分と,単
独に求められるため既知の制動力BKとまだ未知の縦方
向力LKとのスカラー和に相当する水平成分とに,簡単
に分解することができる。従つて全合力の水平成分のう
ち,縦方向力LKを得るために,制動力BKを差引きさ
えすればよい。
【0023】車輪面に対して平行な全合力を求めるため
に,すべての控えボルト10は,非回転対称に,直角座
標で同じ所にある4つの周範囲に,それぞれ形式a,
b,c,d,e,f,g及びh従つてそれぞれ1つの控
えボルト10に対して全部で8つの異なる形式のせん断
歪み計を持つている。控えボルト10の直角座標で同じ
所にある周範囲は,図4から明らかなように,多成分測
定円板車の選ばれた周方向位置23に関係している。し
かも形式a,b,c,d,e,f,g及びhのせん断歪
み計の取付けは次の規定に従つて行われる。即ち選ばれ
た多成分測定円板車2の選ばれた周方向位置23に関し
て,すべての控えボルト10は,左側及び右側で対向す
る両方の垂直な周面範囲及びこれに対して90゜ずれた
両方の水平な周面範囲に,交差して設けられかつ感度が
控えボルト10の母線に対して45゜に向くせん断歪み
計,従つて全部で8つのせん断歪み計をそれぞれ持つて
いる。個々のせん断歪み計は,対をなして構造的にたた
1つの取付け可能な測定部分にまとめられ,異なる周方
向位置にある4つの周範囲に取付けられる歪み計も,構
造的に同じである。しかし符号a,b,c,d,e,
f,g及びhによる形式が,次の規定により生ずる。即
ち選ばれた周方向位置23にある多成分測定円板車2が
垂直上方へ向く車輪荷重RLを受けると,8つの控えボ
ルト10すべてが半径方向に上方へ曲げられ,従つて左
側に設けられる垂直な形式bのせん断歪み計は,図5に
おいて圧縮され,これに交差して設けられるせん断歪み
計aが伸ばされる。同じ荷重により,右側に設けられる
垂直なせん断dが同様に圧縮され,これに交差して設け
られるせん断歪み計cが伸ばされる。上側に設けられる
両方のせん断歪み計g及びhは車輪荷重RLにより圧縮
され,両方の下側せん断歪み計e及びfは車輪荷重RL
により伸ばされる。個々のせん断歪み計を更に詳しく特
徴づけるため,車輪に水平後方へ作用する縦方向力LK
による多成分測定円板車2の控えボルト10の荷重につ
いて更に説明する。この荷重により,控えボルト10の
上側に設けられる水平なせん断歪み計hが圧縮され,交
差して設けられる上側せん断歪み計gが伸ばされる。同
様に縦方向力LKにより,下側に設けられる水平なせん
断歪み計eが圧縮され,これに交差するせん断歪み計f
が伸ばされる。片側に設けられる両方の垂直なせん断歪
み計c及びdは,縦方向力LKにより圧縮され,反対側
にある両方のせん断歪み計a及びbは伸ばされる。
【0024】控えボルト10の個々のせん断歪み計は車
輪荷重RL及び縦方向力LKによりその荷重の種類を詳
細に特徴づけられているので,その電気接続を詳細に考
えることができる。まず形式a,b,c,d,e,f,
g及びhの全部で64個のせん断歪み計は,図6により
4つの測定ブリツジ辺I,II,III及びIVにおい
て接続される。選ばれた周方向位置23において控えボ
ルト10の左側に設けられて引張力を受ける形式aのす
べてのせん断歪み計は,第1の測定ブリツジ辺Iにおい
て直列接続されている。選ばれた周方向位置23におい
て同様に控えボルト10の左側に設けられるが圧縮力を
受ける形式bのすべてのせん断歪み計は,第2の測定ブ
リツジ辺IIにおいて直列接続されている。控えボルト
10の右側に設けられて引張力を受ける形式cのすべて
のせん断歪み計は,第3の測定ブリツジ辺IIIにおい
て直列接続され,控えボルト10の右側に設けられて圧
縮力を受ける形式dのすべてのせん断歪み計は,第4の
測定ブリツジ辺IVにおいて直列接続されている。この
場合注意すべきことは,控えボルト10の左側及び右側
にあつて引張力を受ける形式a及びcのせん断歪み計
が,測定ブリツジ回路において互いに対向して設けられ
ていることである。更に注意すべきことは,控えボルト
10の左側及び右側にあつて圧縮力を受ける形式b及び
dのせん断歪み計が,測定ブリツジ回路において同様に
互いに対向して設けられ,引張力を受ける歪み計の測定
ブリツジ辺の間にあることである。
【0025】選ばれた周方向位置23において水平で縦
方向力LKを受ける形式e,f,g及びhのせん断歪み
計の電気的接続については,これまで何も述べなかつ
た。これらの水平なせん断歪み計も,垂直なせん断歪み
計と全く同じように接続されている。控えボルト10の
下側に設けられて引張力を受ける形式fのすべてのせん
断歪み計は互いに直列接続され,全体として第1の測定
ブリツジ辺Iに並列接続され,この並列接続は特に以下
に述べるように解すべきである。原理的には歪み計eな
いしhを持つ別個の測定ブリツジ回路が存在するが,こ
れらの歪み計により形成される測定ブリツジ辺は,相互
にまた歪み計aないしdにより形成される測定ブリツジ
辺に対して,所定の相対位置になければならない。この
事情は,完全に正しくなくても,ここでは仮りに簡単
に″並列接続され″と称される。控えボルト10の下側
に設けられるが圧縮力を受ける形式eの他のせん断歪み
計も同様に互いに直列接続され,全体として第2の測定
ブリツジ辺IIに前述したように並列接続されている。
更に控えボルト10の上側に設けられて引張力を受ける
形式gのすべてのせん断歪み計も互いに直列接続され,
全体として第3の測定ブリツジ辺IIIに並列接続され
ている。最後に控えボルト10の上側に設けられて圧縮
力を受ける形式hのすべてのせん断歪み計も互いに直列
接続され,全体として第4の測定ブリツジ辺IVに並列
接続されている。しかしこの場合多成分測定円板車内及
び測定ブリツジ回路内におけるせん断歪み計の周方向位
置も考慮せねばならない。まず下側及び上側の引張力を
受ける形式f及びgのせん断歪み計は,第1及び第3の
測定ブリツジ辺I及びIIIにおいて互いに対向して設
けねばならず,下側及び上側の圧縮力を受ける形式e及
びhのせん断歪み計は,第2及び第4の測定ブリツジ辺
II及びIVにおいて同様に互いに対向して設けねばな
らない。測定ブリツジ辺における歪み計列の上述した並
列接続は,前述したように,ここでは厳密な意味で並列
接続と解すべきではなく,部分的並列接続と解すべきで
ある。しかも並列に接続すべき2つの歪み計列aとf又
はbとe又はcとg又はdとhが個々の測定ブリツジ辺
の一次電圧供給に関してのみ並列になつており,これに
反し歪み計列の他端から測定信号がそれぞれ別々に2つ
の異なるチヤネルで取出されて処理されるものと,歪み
計の並列接続を解すべきである。ここで一方の測定信号
は,多成分測定円板車2の選ばれた周方向位置23に関
する正弦成分を含み,他方の測定信号は余弦成分を表わ
す。多成分測定円板車の回転位置センサ21に関連し
て,これら両方の成分から,全合力の値及び方向が連続
的に求められ,これらの量から水平成分及び垂直成分が
連続的にかつ大した装置及び計算の費用なしに求められ
る。
【0026】制動力BKを別個に求めるため,半径方向
に延びる測定ウエブ17のうち,測定円板11の周囲に
わたつて均一に分市して設けられる4つの17,17
,17及び17が,図7の(B)に示すように周
方向において前面側と,図7の(A)に示すように周方
向において後面側とに,引張り力−圧縮力歪み計を取付
けられ,その測定感度は測定ウエブの側線に対して平行
に向けられている。これらの歪み計は,測定ウエブの中
央にない最大曲げ応力の半径方向位置に取付けられる。
図に示す歪み計E及びF(i=1,2・・・)の配
置では,これらの歪み計は測定ウエブ中央の半径方向外
側に設けられているので,前面側に設けられる歪み計F
は伸ばされ,後面側に設けられる歪み計Eは圧縮さ
れる。測定ウエブ17は,制動力BKによるだけでな
く,車輪荷重RL及び縦方向力LKにより曲げ応力を受
けるが,歪み計E及びFの適切な電気接続により,
縦方向力LK及び車輪荷重RLの影響を消去することが
できる。前面側及び後面側に対して平行に取付けられる
歪み計E及びFを電気接続する際,制動力BKの作
用で引張力を受けるすべての歪み計Eは,互いに対向
する2つの測定ブリツジ辺XXI及びXXIII(以下
引張力測定ブリツジ辺と称する)に均等に分布され,制
動力BKの発生の際圧縮力を受けるすべての歪み計F
は,引張力測定ブリツジ辺の間にある他の2つの圧縮力
測定ブリツジ辺XXII及びXXIVに均等に分布され
ている。しかし両方の引張力測定ブリツジ辺及び両方の
圧縮力測定ブリツジ辺へ歪み計を分布する際注意すべき
ことは,測定円板11において隣接するそれぞれ2つの
歪み計EとE又はFとF又はEとE又はF
とFがそれぞれ同じ測定ブリツジ辺に設けられてい
ることである。更に歪み計を個々の測定ブリツジ辺へ分
布する際注意すべきことは,測定円板11の一方の半円
弧の歪み計E,E,F及びFが,2つの隣接す
る測定ブリツジ辺XXI及びXXIIへ来ると共に,測
定円板11の他方の半円弧の歪み計E,E,F
びFが他の隣接する2つの測定ブリツジ辺XXIII
及びXXIVへ来ることである。このような電気接続に
より,制動力BKの測定の際関係のない力成分を消去
し,制動力BKのみを表示することができる。
【0027】請求項5には,制動力BKを求めるため面
側に対して平行に取付けられる歪み計の電気接続の別の
例も示されているが,ここではこれ以上説明しない。
【0028】測定ウエブ17の軸線に対して平行に向く
面側即ち図7の(A)及び(B)に示す面側における測
定ウエブのせん断応力は,側方力SKのみによつて純粋
な形で生ずるが,そこに取付けられるせん断歪み計A,
B,C及びDは,車輪面に対して平行に作用する車輪荷
重RL,制動力BK及び縦方向力LKのような力によつ
ても変形する。これらの力を側方力SKの測定の際消去
できるようにするため,比較的多くのせん断歪み計を取
付け,これらの歪み計を同様に測定ブリツジ回路におい
て適切に接続せねばならない。まずせん断歪み計A,
B,C及びDの取付け位置及び側方力SKの加わり方に
ついて説明する。すべての測定ウエブ17は,図7の
(B)による周方向前面側及び図7の(A)による周方
向後面側にそれぞれ2つ,従つて全部でそれぞれ4つの
せん断歪み計(形式A,B,C及びD)を持つている。
多成分測定円板車2が車両中央へ向く側方力SKを受け
ると,これらの歪み計のうち,各前面側にある1つのせ
ん断歪み計即ちせん断歪み計Bが圧縮され,同じ前面側
にある他のせん断歪み計即ちせん断歪み計Dが伸ばされ
る。同じように,各後面側にあるせん断歪み計Aがそれ
ぞれ圧縮され,同じ後面側にある他のせん断歪み計Cが
伸ばされる。形式の異なるこれら4つのせん断歪み計の
電気接続の際,それぞれ1つの形式のせん断歪み計が,
図8に示す測定ブリツジ回路のそれぞれ他の測定ブリツ
ジ辺に設けられている。即ち前面側にあつて引張力を受
けるすべてのせん断歪み計Dは,第1の測定ブリツジ辺
XIにおいて直列接続され,前面側にあつて圧縮力を受
けるすべてのせん断歪み計Bは,第2の測定ブリツジ辺
XIIにおいて直列接続され,後面側にあつて引張力を
受けるすべてのせん断歪み計Cは,第3の測定ブリツジ
辺XIIIにおいて直列接続され,後面側にあつて圧縮
力を受けるすべてのせん断歪み計Aは,第4の測定ブリ
ツジ辺XIVにおいて直列接続されている。完全な測定
ブリツジ回路内にこれら4つの異なる測定ブリツジ辺を
設ける際注意すべきことは,前述した力が加わる際引張
力を受ける前面側のせん断歪み計即ち測定ブリツジ辺X
Iの歪み計Dが同様に引張力を受ける後面側のせん断歪
み計Cを含む測定ブリツジ辺XIIIに対向して設けら
れることである。更に電気接続の際注意すべきことは,
前面側の圧縮力を受けるせん断歪み計即ち第2の測定ブ
リツジ辺XIIの歪み計Bと,後面側の圧縮力を受ける
せん断歪み計即ち第4の測定ブリツジ辺XIVの歪み計
Aとが,同様に測定ブリツジ回路において互いに対向し
て設けられることである。全部で32個のせん断歪み計
を測定ブリツジ回路にこのように設けると,車輪面に対
して平行な力の影響がそれぞれちようど測定技術的に相
殺するので,側方力SKの影響のみを求めることができ
る。
【0029】本発明により構成される多成分測定円板車
による出願人の実際の経験から,非常に少ない計算及び
修正の費用で良好な測定が可能なことがわかつた。この
多成分測定円板車についての当業者の反響は非常に好ま
しいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】多成分測定円板車に作用する力を記入した車両
の概略斜視図である。
【図2】多成分測定円板車の断面図である。
【図3】図2による多成分測定円板車の一部の拡大図で
ある。
【図4】歪み計を持つ軸線方向控えボルトの非回転対称
取付けを示す概略図である。
【図5】控えボルトの4つの周囲個所への歪み計の取付
けを示す図である。
【図6】制動力と縦方向力と車輪荷重との全合力を求め
るため控えボルトに取付けられる歪み計の測定ブリツジ
回路における接続図である。
【図7】側方力及び制動力の測定のため歪み計を取付け
られる多成分測定円板車の正面図とその測定ウエブの前
面側及び後面側を示す図である。
【図8】側方力を求めるため多成分測定円板車の測定ウ
エブに取付けられるせん断歪み計のブリツジ回路におけ
る接続図である。
【図9】制動力を求めるため多成分測定円板車の測定ウ
エブに取付けられる引張力−圧縮力歪み計のブリツジ回
路における接続図である。
【符号の説明】
1 車両 2 多成分測定円板車 3 タイヤ 4 リム環 5 リムフランジ 7 角形環 8 補助フランジ 9 車輪取付けねじ 10 控えボルト 11 測定円板 12 外環 13 内環 17 測定ウエブ 18 車輪アダプタ 20 信号伝送装置 21 回転位置センサ 23 周方向位置 A〜D せん断歪み計 a〜d 歪み計 BK 制動力 E,F 歪み計 LK 縦方向力 RL 車輪荷重 SK 側方力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウルリヒ・シエーフエル ドイツ連邦共和国フエルバツハ・カーロリ ンゲルシユトラーセ51 (72)発明者 ゲールハルト・シユヴアルツ ドイツ連邦共和国ダイツイザウ・デルケル ヴエーク6 (56)参考文献 特公 昭63−61609(JP,B2) 特公 昭60−13453(JP,B2) 米国特許4186596(US,A) 米国特許4297877(US,A)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のタイヤを保持するリム環と,この
    リム環内に普通の車輪円板の代りに取付けられかつ軸線
    に対して直角な補助フランジを持つ角形環とを有し,こ
    の補助フランジがリム環の車両から遠い側にあるリムフ
    ランジの軸線方向位置の近くにあり,この補助フランジ
    の内縁が車輪取付けねじの周りの包絡円より大きい直径
    を持ち,軸線に対して平行で円形断面を持つ複数の控え
    ボルトにより補助フランジから離れて多成分測定円板車
    の車両から遠い側に保持される環状測定円板を有し,こ
    の測定円板の内縁が補助フランジの内縁より小さい直径
    ただし車輪取付けねじの周りの包絡円より大きい直径を
    持ち,非常に小さい公差を別として互いに同じに構成さ
    れて軸線方向測定断面として役立ちかつ歪み計を備えた
    控えボルトが,共通なピツチ円上に均一に分市して設け
    られ,測定円板及び補助フランジに取付けられ,かつか
    み合いにより回転を防止され,測定円板が,スポーク状
    に半径方向に延びかつ4で割り切れる数の測定ウエブを
    持ち,これらの測定ウエブが,閉じた外環と閉じた内環
    との間に延び,非常に小さい公差を別として互いに同じ
    に構成されて同様に歪み計を備えており,多成分測定円
    板車が更に測定円板の内縁に軸線方向にねじ止めされる
    壷状の車輪アダプタを持ち,この車輪アダプタが測定円
    板と普通の車輪の車輪円板のねじ止めフランジの軸線方
    向標準位置との間の軸線方向間隔を補償し,かつねじ止
    め範囲において普通の車輪の車輪円板のねじ止めフラン
    ジと一致し,更に少なくとも一部を壷状車輪アダプタの
    内部に設けられるか又はこの車輪アダプタに設けられか
    つ車輪アダプタに回転可能に支持されて回転部分から固
    定部分へ信号を伝送する装置と,多成分測定円板車用回
    転位置センサとを有し,信号伝送装置及び回転位置セン
    サの固定部分が,多成分測定円板車の上下運動又は転向
    運動を補償するリンク機構により,多成分測定円板車の
    回転方向に位置を規定されて車体に固定され,次の成分
    即ち垂直に向きかつ車輪中心を通る車輪荷重,水平に向
    きかつ同様に車輪中心を通る縦方向力,車輪面に対して
    直角に偏心して車輪接地面に作用する側方力,及び車輪
    の転動方向に対して平行に偏心して即ち車輪接地面に接
    線方向に作用する制動力に関して別々の電気信号が得ら
    れるように,軸線方向控えボルト及び半径方向測定ウエ
    ブに設けられる歪み計が,それぞれ位置及び向きを定め
    られて取付けられ,かつ付属する電気測定ブリツジ回路
    に接続されているものにおいて,測定円板(11)の半
    径方向に延びる測定ウエブ(17)が,偏心して多成分
    測定円板車(2)の車輪接地面に作用する成分即ち制動
    力(BK)及び側方力(SK)を求めるために使用さ
    れ,この目的のため及び測定的な相互消去のため,2種
    類の異なるやり方で歪み計(各測定ウエブ上の形式A,
    B,C,D及びE,E,E,E,F,F
    ,F)を持ち,車輪面に対して平行に向く制動力
    (BK)を単独に求めるため,測定ウエブ(17,1
    ,17,17)の周方向曲げ応力が求められ,
    そのため測定ウエブ(17,17,17,1
    )の少なくとも一部の周方向において反対側にある
    両方の面側に,最大曲げの半径方向位置で歪み計
    (E,E,E,E,F,F,F,F
    がそれぞれ取付けられ,これらの歪み計の測定感度が側
    縁に対して平行に方向づけられ,このために選ばれる測
    定ウエブ(17,17,17,17)が測定円
    板(11)の周囲にわたつて均一に分布され,車輪面に
    対して直角に向く側方力(SK)を単独に求めるため,
    測定ウエブ(17)の軸線方向せん断応力が求められ,
    そのためすべての測定ウエブ(17)の周方向において
    反対側にある両方の面側に,交差してせん断歪み計(形
    式A,B,C,D)がそれぞれ取付けられ,その測定感
    度が測定ウエブの側線に対して45゜をなして方向づけ
    られ,軸線方向控えボルト(10)が,車輪面に対して
    平行に向く成分即ち垂直な車輪荷重(RL),水平な縦
    方向力(LK)及び制動力(BK)の全合力を求めるた
    めに使用され,全合力が,車輪荷重(RL)に相当する
    垂直成分と,縦方向力(LK)と既知の制動力(BK)
    との和に相当する水平成分とに分解可能であり,従つて
    車輪荷重(RL)及び縦方向力(LK)を求めることが
    でき,側方力(SK)の影響及び側方力(BK)のトル
    クの影響を測定技術的に消去するため,すべての控えボ
    ルト(10)が,非回転対称に,回転位置センサ(2
    1)を介して連続的に検出可能な多成分測定円板車
    (2)の周方向位置に関して,直角座標系で同じ位置に
    ある4つの周範囲に,それぞれせん断歪み計(すべての
    控えボルトに対して形式aないしh)を持ち,これらの
    せん断歪み計により,前記の全合力をその大きさと選ば
    れた周方向位置(23)に関して半径方向とを求めるこ
    とができることを特徴とする,車両用多成分測定円板
    車。
  2. 【請求項2】 せん断歪み計(形式aないしh)が次の
    特徴aに従つて控えボルト(10)に取付けられ,これ
    らの歪み計が特徴b及びbに従つて電気接続され
    る, 特徴a:多成分測定円板車(2)の選ばれた周方向位置
    に関して,すべての控えボルト(10)が,控えボルト
    (10)の垂直に互いに反対側にある2つの周面範囲及
    びこれに対して90゜ずれて水平に互いに反対側にある
    2つの周面範囲に,交差して設けられかつ中心線に対し
    て45゜をなす測定感度を持つそれぞれ2つのせん断歪
    み計を持ち,従つて全部で8つのせん断歪み計(形式a
    ないしh)を持ち,選ばれた周方向位置(23)にある
    多成分測定円板車(2)が,垂直に上方へ向く車輪荷重
    (RL)により荷重をかけられると,各控えボルト(1
    0)において,左側に設けられる1つの垂直なせん断歪
    み計(h)が圧縮され,他のせん断歪み計(a)が伸ば
    され,右側に設けられる1つの垂直なせん断歪み計
    (d)が圧縮され,他のせん断歪み計(c)が伸ばさ
    れ,上側に設けられる2つの水平なせん断歪み計(g及
    びh)が圧縮され,下側に設けられる2つのせん断歪み
    計(e及びf)が伸ばされ,選ばれた周方向位置(2
    3)にある多成分測定円板車(2)が,水平に後方へ向
    く縦方向力(LK)により荷重をかけられると,各控え
    ボルト(10)において,上側に設けられる1つの水平
    なせん断歪み計(h)が圧縮され,他のせん断歪み計
    (g)が伸ばされ,下側に設けられる1つの水平なせん
    断歪み計(e)が圧縮され,他のせん断歪み計(f)が
    伸ばされ,一方の側に設けられる2つの垂直なせん断歪
    み計(c及びd)が圧縮され,反対側に設けられる2つ
    のせん断歪み計(a及びb)が伸ばされ, 特徴b:選ばれた周方向位置(23)にあつて車輪荷
    重(RL)を受ける垂直なせん断歪み計(形式a,b,
    c及びd)のうち,控えボルト(10)の左側に取付け
    られて控えボルト(10)の引張力を受けるすべてのせ
    ん断歪み計(形式a)が第1の測定ブリツジ辺(I)に
    おいて直列接続され,控えボルト(10)の左側に取付
    けられて控えボルト(10)の圧縮力を受けるすべての
    せん断歪み計(形式b)が第2の測定ブリツジ辺(I
    I)において直列接続され,控えボルト(10)の右側
    に取付けられて控えボルト(10)の引張力を受けるす
    べてのせん断歪み計(形式c)が第3の測定ブリツジ辺
    (III)において直列接続され,控えボルト(10)
    の右側に取付けられて控えボルト(10)の圧縮力を受
    けるすべてのせん断歪み計(形式d)が第4の測定ブリ
    ツジ辺(IV)において直列接続され,左側及び右側従
    つて第1及び第3の測定ブリツジ辺(I及びIII)の
    引張力を受けるせん断歪み計(形式a及びc)が,測定
    ブリツジ回路において互いに対向して設けられ,左側及
    び右側従つて第2及び第4の測定ブリツジ辺(形式b及
    びd)の圧縮力を受けるせん断歪み計(形式b及びd)
    が,測定ブリツジ回路において互いに対向して設けら
    れ, 特徴b:選ばれた周方向位置(23)にあつて縦方向
    力(LK)を受ける水平なせん断歪み計(形式e,f,
    g及びh)のうち,控えボルト(10)の下側に取付け
    られて控えボルト(10)の引張力を受けるすべてのせ
    ん断歪み計(形式f)が,互いに直列接続され,かつ全
    体として第1の測定ブリツジ辺(I)に並列接続され,
    控えボルト(10)の下側に取付けられて控えボルト
    (10)の圧縮力を受けるすべてのせん断歪み計(形式
    e)が互いに直列接続され,かつ全体として第2の測定
    ブリツジ辺(II)に並列接続され,控えボルト(1
    0)の上側に取付けられて控えボルト(10)の引張力
    を受けるすべてのせん断歪み計(形式g)が互いに直列
    接続され,かつ全体として第3の測定ブリツジ辺(II
    I)に並列接続され,控えボルト(10)の上側に取付
    けられて控えボルト(10)の圧縮力を受けるすべての
    せん断歪み計(形式h)が,互いに直列接続され,かつ
    全体として第4の測定ブリツジ辺(IV)に並列接続さ
    れ,下側及び上側の引張力を受けるせん断歪み計(形式
    f及びg)が,測定ブリツジ回路の第1及び第3の測定
    ブリツジ辺(I及びIII)において互いに対向して設
    けられ,下側及び上側の圧縮力を受けるせん断歪み計
    (形式e及びh)が,測定ブリツジ回路の第2及び第4
    の測定ブリツジ辺(II及びIV)において互いに対向
    して設けられ,ここで測定ブリツジ辺(I,II,II
    I,IV)における歪み計列の並列接続は次のことを意
    味し,即ち並列接続される歪み計列(aとf,bとe,
    cとg,dとh)が個々の測定ブリツジ辺(IとIV,
    IIとIII)の一次電圧供給に関してのみ並列になつ
    ており,これに反し歪み計列の他端における測定信号
    は,選ばれた周方向位置において垂直なせん断歪み計
    (形式a,b,c及びd)について,また水平なせん断
    歪み計(形式e,f,g及びh)について,別々に取出
    されかつ2つの別個のチヤネルで処理され,一方の測定
    信号が,車輪に対して平行な全合力のうち多成分測定円
    板車(2)の選ばれた周方向位置に関する正弦成分を表
    わし,他方の測定信号がその余弦成分を表わしているこ
    とを特徴とする,請求項1に記載の多成分測定円板車。
  3. 【請求項3】半径方向に延びるすべての測定ウエブ(1
    ないし17)が,周方向に前面側及び周方向にお
    いて後面側にそれぞれ2つ,従つて全部で4つのせん断
    歪み計(A,B,C,D)をそれぞれ持ち,車両中央の
    方へ向く側方力(SK)により多成分測定円板車(2)
    が荷重を受けると,各前面側の1つのせん断歪み計(形
    式B)が圧縮され,他のせん断歪み計(形式D)が伸ば
    され,各後面側の1つのせん断歪み計(形式A)が圧縮
    され,他のせん断歪み計(形式C)が伸ばされ,半径方
    向に延びる測定ウエブ(17ないし17)に取付け
    られるせん断歪み計(形式A,B,C,D)のうち,測
    定ウエブ(17ないし17)の前面側に取付けられ
    て引張力を受けるすべてのせん断歪み計(形式D)が,
    第1の測定ブリツジ辺(XI)において直列接続され,
    測定ウエブ(17ないし17)の前面側に取付けら
    れて圧縮力を受けるすべてのせん断歪み計(形式B)
    が,第2の測定ブリツジ辺(XII)において直列接続
    され,測定ウエブ(17ないし17)の後面側に取
    付けられて引張力を受けるすべてのせん断歪み計(形式
    C)が,第3の測定ブリツジ辺(XIII)において直
    列接続され,測定ウエブ(17ないし17)の後面
    側に取付けられて圧縮力を受けるすべてのせん断歪み計
    (形式A)が,第4の測定ブリツジ辺(XIV)におい
    て直列接続され,測定ウエブ(17ないし17)の
    前面側及び後面側従つて第1及び第3の測定ブリツジ辺
    (XI及びXIII)にあつて引張力を受けるせん断歪
    み計(形式D及びC)が,測定ブリツジ回路において互
    いに対向して設けられ,測定ウエブ(17ないし17
    )の前面側及び後面側従つて第2及び 第4の測定
    ブリツジ辺(XII及びXIV)にあつて圧縮力を受け
    るせん断歪み計(形式B及びA)が,測定ブリツジ回路
    において同様に互いに対向して設けられていることを特
    徴とする,請求項1に記載の多成分測定円板車。
  4. 【請求項4】半径方向に延びる測定ウエブ(17ない
    し17)のうち,測定円板(11)の周囲にわたつて
    均一に分布して設けられる4つの測定ウエブ(17
    17,1717)が,周方向前面側及び周方向後
    面側において,測定円板(11)の外環(12)に対し
    て内環(13)にトルクが加わる際最も大きい曲げ応力
    を受ける測定ウエブ(17,17,17,1
    )の半径方向位置に,測定ウエブ(17,1
    ,17,17)の側線に対して平行な測定感度
    を持つて延びる歪み計(E,E,E,E
    ,F,F,F)を持ち,多成分測定円板車
    (2)が制動力(BK)を受けると,一方の面側の歪み
    計(F,F,F,F)が圧縮され,他方の面側
    の歪み計(E,E,E,E)が伸ばされ,面側
    に対して平行に取付けられる歪み計(E,E
    ,E,F,F,F,F)の電気接続のた
    め,制動力(BK)の作用で伸ばされるすべての歪み計
    (E,E,E,E)か,2つの互いに対向する
    測定ブリツジ辺即ち引張力測定ブリツジ辺(XXI及び
    XXIII)に均等に分布され,制動力(BK)の作用
    で圧縮力を受ける歪み計(F,F,F,F
    が,引張力測定ブリツジ辺(XXI及びXXIII)の
    間にある他の2つの測定ブリツジ辺即ち圧縮力測定ブリ
    ツジ辺(XXII及びXXIV)に均等に分布され,測
    定円板(11)において隣接しているそれぞれ2つの歪
    み計(E,E又はF,F又はE,E又はF
    ,F)が同じ測定ブリツジ辺(XXI又はXXII
    又はXXIII又はXXIV)に設けられように,両方
    の引張力測定ブリツジ辺(XXI及びXXIII)の一
    方又は他方へ,引張力を受ける歪み計(E,E,E
    ,E)が分布され,両方の圧縮力測定ブリツジ辺
    (XXII及びXXIV)の一方又は他方へ,圧縮力を
    受ける歪み計(F,F,F,F)が分布され,
    測定円板(11)の一方の半円弧の歪み計(E
    ,F,F)が2つの隣接する測定ブリツジ辺
    (XXI及びXXII)にあり,測定円板(11)の他
    方の半弧の歪み計(E,E,F,F)が他の2
    つの隣接する測定ブリツジ辺(XXIII及びXXI
    V)にあるように,引張力を受けるすべての歪み計(E
    ,E,E,E)及び圧縮力を受けるすべての歪
    み計(F,F,F,F)が,4つの測定ブリツ
    ジ辺(XXIないしXXIV)に分布されていることを
    特徴とする,請求項1に記載の多成分測定円板車。
  5. 【請求項5】半径方向に延びる測定ウエブの少なくとも
    一部,即ち測定円板の周囲にわたつて均一に設けられて
    いる測定ウエブのうち4で割り切れる数の測定ウエブ
    が,周方向における前面側及び後面側で,測定円板の外
    環に対して内環がトルクを受ける際最大曲げ応力を受け
    る測定ウエブの半径方向位置に,測定ウエブの側線に対
    して平行な感度を持つ歪み計をそれぞれ持ち,制動力に
    より多成分測定円板車が荷重をかけられると,各前面側
    の歪み計がそれぞれ圧縮され,他の歪み計が伸ばされ,
    面側に対して平行に取付けられる歪み計を電気接続する
    ために,制動力の作用で引張力を受ける歪み計が,互い
    に対向する2つの測定ブリツジ辺即ち引張力測定ブリツ
    ジ辺に均等に分布され,制動力の作用で圧縮力を受ける
    歪み計が,引張力測定ブリツジ辺の間にある他の2つの
    測定ブリツジ辺即ち圧縮力測定ブリツジ辺に均等に分布
    され,測定円板において直径上で対向する2つの歪み計
    は常に同じ測定ブリツジ辺に設けられているが,各引張
    力測定ブリツシ辺の引張力を受ける歪み計は測定円板の
    周囲に均一に分布されているように,引張力を受ける歪
    み計が両方の引張力測定ブリツジ辺の一方又は他方の測
    定ブリツジ辺に分布され,測定円板において直径上で対
    向する2つの歪み計は常に同じ測定ブリツジ辺に設けら
    れているが,各圧縮力測定ブリツジ辺の圧縮力を受ける
    歪み計は測定円板の周囲に均一に分布されているよう
    に,圧縮力を受ける歪み計が両方の圧縮力測定ブリツジ
    辺の一方又は他力の測定ブリツジ辺に分布されているこ
    とを特徴とする,請求項1に記載の多成分測定円板車。
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