JP5455357B2 - タイヤ作用力検出装置 - Google Patents
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上述の主要な課題は、本発明によれば、請求項1の構成、即ち回転軸線に垂直な円板部を有するホイールと前記ホイールの外周部に保持されるタイヤとを有する車輪と、車体により前記回転軸線の周りに回転可能に支持され前記回転軸線に垂直なホイール支持部にて前記ホイールを前記回転軸線の周りに回転可能に支持するホイール支持部材と、前記回転軸線に沿って延在し前記ホイールの前記円板部と前記ホイール支持部材の前記ホイール支持部とを連結する連結手段とを備えた車両に於いて、前記タイヤの接地点に作用するタイヤ作用力を検出するタイヤ作用力検出装置にして、前記連結手段が挿通され且つ前記連結手段により前記円板部と前記ホイール支持部との間に弾性圧縮された筒状の中間体と、前記中間体の筒状の外面の歪を検出することにより中間体に作用する応力を検出する応力検出手段と、検出された応力に基づいてタイヤ作用力を演算する演算手段とを有し、前記中間体の両端の少なくとも一方はそれを受ける前記円板部及び前記ホイール支持部の少なくとも一方に設けられた窪みに嵌入していることを特徴とするタイヤ作用力検出装置によって達成される。
特に、上記請求項1の構成によれば、中間体の両端の少なくとも一方はそれを受ける円板部及びホイール支持部の少なくとも一方に設けられた窪みに嵌入している。従って窪みが設けられた円板部若しくはホイール支持部に対し中間体を所定の位置に容易に且つ正確に位置決めすることができ、また中間体の軸線と連結手段の軸線とを容易に且つ正確に整合させることができる。また、中間体の両端がただ単に円板部及びホイール支持部に当接している場合に比して、円板部及びホイール支持部の間に応力が作用しそれらが相対変位する際に、中間体を効果的に弾性変形させることができる。
また、上述の主要な課題は、本発明によれば、請求項2の構成、即ち回転軸線に垂直な円板部を有するホイールと前記ホイールの外周部に保持されるタイヤとを有する車輪と、車体により前記回転軸線の周りに回転可能に支持され前記回転軸線に垂直なホイール支持部にて前記ホイールを前記回転軸線の周りに回転可能に支持するホイール支持部材と、前記回転軸線に沿って延在し前記ホイールの前記円板部と前記ホイール支持部材の前記ホイール支持部とを連結する連結手段とを備えた車両に於いて、前記タイヤの接地点に作用するタイヤ作用力を検出するタイヤ作用力検出装置にして、前記連結手段が挿通され且つ前記連結手段により前記円板部と前記ホイール支持部との間に弾性圧縮された筒状の中間体と、前記中間体の筒状の外面の歪を検出することにより中間体に作用する応力を検出する応力検出手段と、検出された応力に基づいてタイヤ作用力を演算する演算手段とを有し、前記中間体は両端の少なくとも一方に中間体の延在方向に垂直に延在する支持板を一体に有し、前記支持板は前記円板部に当接する状態にて前記ホイール支持部材に嵌合していることを特徴とするタイヤ作用力検出装置によって達成される。
特に、上記請求項2の構成によれば、中間体は両端の少なくとも一方に中間体の延在方向に垂直に延在する支持板を一体に有し、支持板は円板部に当接する状態にてホイール支持部材に嵌合している。よって円板部及びホイール支持部に対し中間体を所定の径方向位置に容易に位置決めすることができる。また中間体の端部がただ単に円板部に当接している場合に比して、円板部及びホイール支持部の間に応力が作用しそれらが相対変位する際に、中間体を効果的に弾性変形させることができる。
本発明の一つの好ましい態様によれば、上記請求項1乃至6の何れか一つの構成に於いて、応力検出手段は中間体の延在方向について中間体の筒状の外面の歪を検出することにより、中間体の延在方向に沿って中間体の筒状の外面に作用する応力を検出するよう構成される(好ましい態様1)。
[第一の実施例]
fx*1=fix*1−fio−fi*(T*) ……(1)
fx*2=fix*2−fio−fi*(T*) ……(2)
fz*1=fiz*1−fio−fi*(T*) ……(3)
fz*2=fiz*2−fio−fi*(T*) ……(4)
=kx(fix11−fix12) ……(5)
Fx2=kx(fx21−fx22)
=kx(fix21−fix22) ……(6)
Fx3=kx(fx31−fx32)
=kx(fix31−fix32) ……(7)
Fx4=kx(fx41−fx42)
=kx(fix41−fix42) ……(8)
Fxt=Ax(Fx1+Fx2+Fx3+Fx4) ……(9)
=ky{fix11+fix12+fiz11+fiz12−4(fio+fi1(T1))} ……(10)
Fy2=ky(fx21+fx22+fz21+fz22)
=ky{fix21+fix22+fiz21+fiz22−4(fio+fi2(T2))} ……(11)
Fy3=ky(fx31+fx32+fz31+fz32)
=ky{fix31+fix32+fiz31+fiz32−4(fio+fi3(T3))} ……(12)
Fy4=ky(fx41+fx42+fz41+fz42)
=ky{fix41+fix42+fiz41+fiz42−4(fio+fi4(T4))} ……(13)
Fyt=Ay(Fy1+Fy2+Fy3+Fy4) ……(14)
={(Fx1−Fxt/4Ax)2+kz2(fiz11−fiz12)2}1/2 ……(15)
Fz2={(Fx2−Fxt/4Ax)2+kz2(fz21−fz22)2}1/2
={(Fx2−Fxt/4Ax)2+kz2(fiz21−fiz22)2}1/2 ……(16)
Fz3={(Fx3−Fxt/4Ax)2+kz2(fz31−fz32)2}1/2
={(Fx3−Fxt/4Ax)2+kz2(fiz31−fiz32)2}1/2 ……(17)
Fz4={(Fx4−Fxt/4Ax)2+kz2(fz41−fz42)2}1/2
={(Fx4−Fxt/4Ax)2+kz2(fiz41−fiz42)2}1/2 ……(18)
Fzt=Az(Fz1+Fz2+Fz3+Fz4) ……(19)
[第二の実施例]
[第三の実施例]
Claims (6)
- 回転軸線に垂直な円板部を有するホイールと前記ホイールの外周部に保持されるタイヤとを有する車輪と、車体により前記回転軸線の周りに回転可能に支持され前記回転軸線に垂直なホイール支持部にて前記ホイールを前記回転軸線の周りに回転可能に支持するホイール支持部材と、前記回転軸線に沿って延在し前記ホイールの前記円板部と前記ホイール支持部材の前記ホイール支持部とを連結する連結手段とを備えた車両に於いて、前記タイヤの接地点に作用するタイヤ作用力を検出するタイヤ作用力検出装置にして、前記連結手段が挿通され且つ前記連結手段により前記円板部と前記ホイール支持部との間に弾性圧縮された筒状の中間体と、前記中間体の筒状の外面の歪を検出することにより中間体に作用する応力を検出する応力検出手段と、検出された応力に基づいてタイヤ作用力を演算する演算手段とを有し、前記中間体の両端の少なくとも一方はそれを受ける前記円板部及び前記ホイール支持部の少なくとも一方に設けられた窪みに嵌入していることを特徴とするタイヤ作用力検出装置。
- 回転軸線に垂直な円板部を有するホイールと前記ホイールの外周部に保持されるタイヤとを有する車輪と、車体により前記回転軸線の周りに回転可能に支持され前記回転軸線に垂直なホイール支持部にて前記ホイールを前記回転軸線の周りに回転可能に支持するホイール支持部材と、前記回転軸線に沿って延在し前記ホイールの前記円板部と前記ホイール支持部材の前記ホイール支持部とを連結する連結手段とを備えた車両に於いて、前記タイヤの接地点に作用するタイヤ作用力を検出するタイヤ作用力検出装置にして、前記連結手段が挿通され且つ前記連結手段により前記円板部と前記ホイール支持部との間に弾性圧縮された筒状の中間体と、前記中間体の筒状の外面の歪を検出することにより中間体に作用する応力を検出する応力検出手段と、検出された応力に基づいてタイヤ作用力を演算する演算手段とを有し、前記中間体は両端の少なくとも一方に中間体の延在方向に垂直に延在する支持板を一体に有し、前記支持板は前記円板部に当接する状態にて前記ホイール支持部材に嵌合していることを特徴とするタイヤ作用力検出装置。
- 前記タイヤ作用力検出装置は前記回転軸線の周りに互いに隔置された複数の中間体を有し、前記支持板は前記回転軸線の周りの周方向に延在し、前記複数の中間体は前記支持板により互いに一体に接続されていることを特徴とする請求項2に記載のタイヤ作用力検出装置。
- 前記中間体は円筒状をなすことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載のタイヤ作用力検出装置。
- 回転軸線に垂直な円板部を有するホイールと前記ホイールの外周部に保持されるタイヤとを有する車輪と、車体により前記回転軸線の周りに回転可能に支持され前記回転軸線に垂直なホイール支持部にて前記ホイールを前記回転軸線の周りに回転可能に支持するホイール支持部材と、前記回転軸線に沿って延在し前記ホイールの前記円板部と前記ホイール支持部材の前記ホイール支持部とを連結する連結手段とを備えた車両に於いて、前記タイヤの接地点に作用するタイヤ作用力を検出するタイヤ作用力検出装置にして、前記連結手段が挿通され且つ前記連結手段により前記円板部と前記ホイール支持部との間に弾性圧縮された筒状の中間体と、前記中間体の筒状の外面の歪を検出することにより中間体に作用する応力を検出する応力検出手段と、検出された応力に基づいてタイヤ作用力を演算する演算手段とを有し、前記中間体は前記車輪の径方向に長い長円の外形を有する筒状をなすことを特徴とするタイヤ作用力検出装置。
- 前記演算手段は前記筒状の外面に作用する応力に基づいて前記連結手段の位置に於いて前記車輪の回転方向に作用する応力、前記車輪の横方向に作用する応力、前記車輪の上下方向に作用する応力の少なくとも何れかの応力を演算し、前記何れかの応力に基づいて前記タイヤの接地点に於いてタイヤの前後方向に作用する応力、タイヤの横方向に作用する応力、タイヤの上下方向に作用する応力の少なくとも何れかの応力を演算することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一つに記載のタイヤ作用力検出装置。
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