JPH11173910A - 熱線センサ - Google Patents

熱線センサ

Info

Publication number
JPH11173910A
JPH11173910A JP9344825A JP34482597A JPH11173910A JP H11173910 A JPH11173910 A JP H11173910A JP 9344825 A JP9344825 A JP 9344825A JP 34482597 A JP34482597 A JP 34482597A JP H11173910 A JPH11173910 A JP H11173910A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reflecting mirror
sensor
rotating plate
plate
mounting plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9344825A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Hagiwara
洋 萩原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Atsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Atsumi Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Atsumi Electric Co Ltd filed Critical Atsumi Electric Co Ltd
Priority to JP9344825A priority Critical patent/JPH11173910A/ja
Publication of JPH11173910A publication Critical patent/JPH11173910A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】反射鏡の縦方向の視野範囲の調整と調整後の反
射鏡の保持を容易に行う。 【解決手段】反射鏡Mおよび該反射鏡の焦点位置に配置
された検出素子Pからなるセンサ部Sと、前記反射鏡が
縦方向に回動可能に取り付けられたセンサ取付板5と、
該センサ取付板に形成された長孔8と、前記センサ取付
板に回動自在に装着された回転板10と、該回転板の円
周方向に且つ回転板の軸心からの距離が次第に変化する
ように形成されたスリット11と、前記反射鏡に立設さ
れ、上端が前記長孔およびスリットを貫通する調整ロッ
ド12とを備え、回転板10の回動をスリット11を介
して調整ロッド12に伝達させ、調整ロッド12を長孔
8内で移動させることにより、反射鏡Mの縦方向の角度
を調整可能にした構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、侵入者の検知を行う警
報システムにおいて用いられる熱線センサに関する。
【0002】
【従来の技術】熱線センサは、遠赤外線を輻射する移動
物体を検知するもので、移動物体を検知するエリアを定
めるための反射鏡またはレンズ等の光学系と、その光学
系の略焦点位置に配置された焦電素子と、信号処理回路
とを備え、信号処理回路は焦電素子の出力レベルが閾値
以上である場合に移動物体を検知したことを示すアラー
ム信号を出力するようにしている。
【0003】この熱線センサは、部屋の天井面に設置す
る関係上、図3に示すように、天井高さが例えば2.5
m、3.5m、5mと高くなるほど、センサ部の角度を
9゜、15゜、23゜と下向きに調整し、天井高さに応
じて警戒ゾーンを設定する必要がある。そのために、従
来の熱線センサにおいては、反射鏡を支持ステーに回動
自在に支持し、反射鏡の角度調整を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
角度調整の方式においては、反射鏡を支持ステーに対し
て僅かに動かしただけで視野範囲が大きくずれてしま
い、反射鏡の角度を微妙に調整することが困難であると
いう問題を有し、また、角度調整した後の反射鏡の保持
が困難であり、振動等により反射鏡が動いてしまうとい
う問題を有している。
【0005】本発明は、上記の課題を解決するものであ
って、反射鏡の縦方向の視野範囲の微調整を行うことが
できるとともに、調整後の反射鏡の保持を確実に行うこ
とができる熱線センサを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の請求項1記載の熱線センサは、反射鏡M
および該反射鏡の焦点位置に配置された検出素子Pから
なるセンサ部Sと、前記反射鏡が縦方向に回動可能に取
り付けられたセンサ取付板5と、該センサ取付板に形成
された長孔8と、前記センサ取付板に回動自在に装着さ
れた回転板10と、該回転板の円周方向に且つ回転板の
軸心からの距離が次第に変化するように形成されたスリ
ット11と、前記反射鏡に立設され、上端が前記長孔お
よびスリットを貫通する調整ロッド12とを備え、前記
回転板10の回動をスリット11を介して前記調整ロッ
ド12に伝達させ、調整ロッド12を前記長孔8内で移
動させることにより、反射鏡Mの縦方向の角度を調整可
能にしたことを特徴とし、請求項2記載の発明は、請求
項1において、前記センサ取付板5および回転板10の
一方に、回転板10の円周方向に複数の係合用凹部5a
を形成し、前記センサ取付板および回転板の他方に前記
係合用凹部に係合する係合用突起10aを形成したこと
を特徴とし、請求項3記載の発明は、請求項1におい
て、前記回転板10の外周には指示突起13が設けら
れ、前記センサ取付板5には、前記指示突起に対向して
角度設定文字14が表示されていることを特徴とする。
なお、上記構成に付加した番号は本発明の理解を容易に
するために図面と対比させるもので、これにより本発明
の構成が何等限定されるものではない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について説明する。図1および図2は、本発
明の熱線センサの1実施形態を示し、図1(A)は断面
図、図1(B)は図1(A)においてベース部材を取り
外した状態を示す平面図、図1(C)は図1(B)のC
部の断面図、図2(A)は図1の回転板の斜視図、図2
(B)は図1のセンサ取付板の斜視図、図2(C)は図
1のセンサ部の斜視図である。
【0008】熱線センサ1は、天井面に取り付けられる
有底円筒状のベース部材2と、ベース部材2に螺合され
る筒状のケース部材3と、ケース部材3の上部を覆うよ
うに固定されたセンサ取付板5と、ケース部材3の下面
を覆うように着脱自在に取り付けられたカバー部材6と
を備えている。
【0009】センサ取付板5には支持ステー7が設けら
れ、センサ部Sは支持ステー7に設けられた軸穴7aに
回動自在に支持され、縦方向の角度調整が可能となって
いる。センサ部Sは、反射鏡Mと焦電素子Pを有し、反
射鏡Mには複数の部分ミラーが形成されている。一つ一
つの部分ミラーはそれぞれ一つの警戒ゾーンを形成する
ものである。そして、各部分ミラーの焦点は同じ位置に
あり、この焦点位置には焦電素子Pが配置されている。
なお、4は焦電素子Pを装着する素子基板である。
【0010】センサ取付板5の中央部には支持ステー7
と平行に長孔8が形成され、また、センサ取付板5の周
辺部には、固定軸9が止め具9aにより固定され、この
固定軸9に円弧状の回転板10が回動自在に装着されて
いる。回転板10には、センサ部Sの角度調整を行うた
めのスリット11が形成されており、このスリット11
は、回転板10の円周方向に且つ回転板10の軸心から
の距離Rが次第に変化するように形成されている。
【0011】反射鏡Mの上部には、調整ロッド12が立
設され、調整ロッド12の上端は、センサ取付板5の長
孔8および回転板10のスリット11を貫通して回転板
10の上面から突出されている。回転板10の外周には
指示突起13が設けられ、センサ取付板5には、指示突
起13に対向して角度設定文字(A〜F)14が表示さ
れている。15は、天井高さと最長警戒距離に応じた角
度設定表を示し、例えば、天井の高さが3mで、最長8
mの距離まで警戒したい場合には、指示突起13を
「D」の位置に合わせればよい。
【0012】センサ取付板5には、回転板10の軸9を
中心にして円周方向に複数の係合用凹部5aが形成さ
れ、また、回転板10には係合用凹部に係合する係合用
突起10aが形成されている。この係合用凹部5aは角
度設定文字(A〜F)14に対応して形成されており、
回転板10を回動し、係合用突起10aがある位置の係
合用凹部5aに嵌合したとき、指示突起13が角度設定
文字(A〜F)14の特定位置を示すようにされてい
る。
【0013】上記構成からなる本発明の熱線センサの角
度調整について説明する。回転板10を回動させると、
調整ロッド12はスリット11に沿って移動し、そのた
め調整ロッド12はスリットの作用によって長孔8内を
移動し、その結果、反射鏡Mは軸穴7aを中心に矢印Y
方向に回動する。本発明においては、スリット11は、
回転板10の円周方向に且つ回転板10の軸心からの距
離Rが次第に変化するように形成されているため、調整
ロッド12により反射鏡Mを微小な角度で回動させるこ
とができる。また、スペース的に余裕のあるセンサ取付
板5に係合用凹部5aを形成することができるため、隣
接する係合用凹部5a間の距離を保つことができる。
【0014】従って、反射鏡の縦方向の視野範囲の微調
整を行うことができるとともに、調整後の反射鏡の保持
を確実に行うことができる。また、センサ取付板5側に
角度調整機構を設けたので、センサ取付板に角度設定文
字や角度設定表を表示させることができ、調整作業を簡
単に行うことができる。
【0015】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく種々の変
更が可能である。例えば、上記実施形態においては、セ
ンサ取付板5に係合用凹部5aを形成し、回転板10に
係合用突起10aを形成しているが、センサ取付板5に
係合用突起を形成し、回転板10に係合用凹部を形成し
てもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱線センサの1実施形態を示し、図1
(A)は断面図、図1(B)は図1(A)においてベー
ス部材を取り外した状態を示す平面図、図1(C)は図
1(B)のC部の断面図である。
【図2】図2(A)は図1の回転板の斜視図、図2
(B)は図1のセンサ取付板の斜視図、図2(C)は図
1のセンサ部の斜視図である。
【図3】天井高さとセンサ部の角度調整を説明するため
の図である。
【符号の説明】
M…反射鏡 P…焦電素子 S…センサ部 5…センサ取付板、5a…係合用凹部 8…長孔 10…回転板、10a…係合用突起 11…スリット 12…調整ロッド 13…指示突起 14…角度設定文字

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】反射鏡および該反射鏡の焦点位置に配置さ
    れた検出素子からなるセンサ部と、 前記反射鏡が縦方向に回動可能に取り付けられたセンサ
    取付板と、 該センサ取付板に形成された長孔と、 前記センサ取付板に回動自在に装着された回転板と、 該回転板の円周方向に且つ回転板の軸心からの距離が次
    第に変化するように形成されたスリットと、 前記反射鏡に立設され、上端が前記長孔およびスリット
    を貫通する調整ロッドとを備え、 前記回転板の回動をスリットを介して前記調整ロッドに
    伝達させ、調整ロッドを前記長孔内で移動させることに
    より、反射鏡の縦方向の角度を調整可能にしたことを特
    徴とする熱線センサ。
  2. 【請求項2】前記センサ取付板および回転板の一方に、
    回転板の円周方向に複数の係合用凹部を形成し、前記セ
    ンサ取付板および回転板の他方に前記係合用凹部に係合
    する係合用突起を形成したことを特徴とする請求項1記
    載の熱線センサ。
  3. 【請求項3】前記回転板の外周には指示突起が設けら
    れ、前記センサ取付板には、前記指示突起に対向して角
    度設定文字が表示されていることを特徴とする請求項1
    記載の熱線センサ。
JP9344825A 1997-12-15 1997-12-15 熱線センサ Pending JPH11173910A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9344825A JPH11173910A (ja) 1997-12-15 1997-12-15 熱線センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9344825A JPH11173910A (ja) 1997-12-15 1997-12-15 熱線センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11173910A true JPH11173910A (ja) 1999-07-02

Family

ID=18372271

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9344825A Pending JPH11173910A (ja) 1997-12-15 1997-12-15 熱線センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11173910A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014235669A (ja) * 2013-06-04 2014-12-15 旭光電機株式会社 見守り装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014235669A (ja) * 2013-06-04 2014-12-15 旭光電機株式会社 見守り装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3695096B2 (ja) 熱線センサ
EP0113069B1 (en) Optical system for ceiling mounted passive infrared sensor
US4709151A (en) Steerable mirror assembly and cooperative housing for a passive infrared intrusion detection system
JPH11173910A (ja) 熱線センサ
KR20170032657A (ko) 도어벨 장치
JPS6012527A (ja) 赤外ビ−ム走査装置
JPH07114308A (ja) 画像形成装置の予熱解除センサ
JPH0650741Y2 (ja) 受動型赤外線検出装置
JP2858785B2 (ja) 感熱センサ
JPS626295B2 (ja)
JPH081507Y2 (ja) 赤外線侵入者検知器
JP2503408Y2 (ja) 孔壁定方位全周撮影装置
JPH039026Y2 (ja)
JPH11203566A (ja) 熱線センサ
JP2605026Y2 (ja) 天井・壁面兼用取付具
US2652748A (en) Optical image focusing apparatus
JP2597466Y2 (ja) パッシブセンサ
JPS62135116U (ja)
JPH09304168A (ja) 振動センサ−及び傾斜センサ−
SU379906A1 (ru) Библноуена
KR200424752Y1 (ko) 돔형 열선감지기
JPS646069B2 (ja)
JPH1090177A (ja) 油膜検知器
JP2870752B2 (ja) 熱線式検知器
JP2589657Y2 (ja) 検知装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051221

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060510