JPH11203566A - 熱線センサ - Google Patents
熱線センサInfo
- Publication number
- JPH11203566A JPH11203566A JP10004800A JP480098A JPH11203566A JP H11203566 A JPH11203566 A JP H11203566A JP 10004800 A JP10004800 A JP 10004800A JP 480098 A JP480098 A JP 480098A JP H11203566 A JPH11203566 A JP H11203566A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensor
- mirror housing
- main body
- heat ray
- ray sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
- Burglar Alarm Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】センサ本体の構造を改善することにより小型化
を図る。 【解決手段】センサ取付板に回動可能に配設されたセン
サ本体７と、該センサ本体を覆うカバー部材とを有する
熱線センサにおいて、センサ本体７は、上壁９ｃ、側壁
９ｄ及び底壁９ｅを有するミラーハウジング９と、該ミ
ラーハウジングの側壁９ｄの内側と所定の距離Ｌだけ離
して上壁９ｃに設けられた一対のアーム部材１３と、該
アーム部材に取り付けられた素子基板１１とを備えた構
成。
を図る。 【解決手段】センサ取付板に回動可能に配設されたセン
サ本体７と、該センサ本体を覆うカバー部材とを有する
熱線センサにおいて、センサ本体７は、上壁９ｃ、側壁
９ｄ及び底壁９ｅを有するミラーハウジング９と、該ミ
ラーハウジングの側壁９ｄの内側と所定の距離Ｌだけ離
して上壁９ｃに設けられた一対のアーム部材１３と、該
アーム部材に取り付けられた素子基板１１とを備えた構
成。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、侵入者の検知を行
う警報システムにおいて用いられる熱線センサに関す
る。
う警報システムにおいて用いられる熱線センサに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】熱線センサは、遠赤外線を輻射する移動
物体を検知するもので、移動物体を検知するエリアを定
めるための反射鏡またはレンズ等の光学系と、その光学
系の略焦点位置に配置された焦電素子と、信号処理回路
とを備え、信号処理回路は焦電素子の出力レベルが閾値
以上である場合に移動物体を検知したことを示すアラー
ム信号を出力するようにしている。
物体を検知するもので、移動物体を検知するエリアを定
めるための反射鏡またはレンズ等の光学系と、その光学
系の略焦点位置に配置された焦電素子と、信号処理回路
とを備え、信号処理回路は焦電素子の出力レベルが閾値
以上である場合に移動物体を検知したことを示すアラー
ム信号を出力するようにしている。
【０００３】図２は従来の熱線センサを示し、図２
（Ａ）は全体斜視図、図２（Ｂ）はミラーハウジングの
平面図、図２（Ｃ）は図２（Ｂ）のＣ方向から見た図、
図２（Ｄ）はセンサ本体の断面図である。
（Ａ）は全体斜視図、図２（Ｂ）はミラーハウジングの
平面図、図２（Ｃ）は図２（Ｂ）のＣ方向から見た図、
図２（Ｄ）はセンサ本体の断面図である。
【０００４】熱線センサ１は、天井面に取り付けられる
有底円筒状のベース部材２と、ベース部材２に螺合され
る筒状のケース部材３と、ケース部材３に固定されたセ
ンサ取付板４とを備えている。センサ取付板４の中央部
には一対の支持ステー６が設けられ、支持ステー６に設
けられた軸穴６ａにセンサ本体７が回動可能に支持さ
れ、縦方向の角度調整が可能となっている。そして、セ
ンサ本体７を覆うように略半球状のカバー部材５がケー
ス部材３に着脱自在に取り付けられている。
有底円筒状のベース部材２と、ベース部材２に螺合され
る筒状のケース部材３と、ケース部材３に固定されたセ
ンサ取付板４とを備えている。センサ取付板４の中央部
には一対の支持ステー６が設けられ、支持ステー６に設
けられた軸穴６ａにセンサ本体７が回動可能に支持さ
れ、縦方向の角度調整が可能となっている。そして、セ
ンサ本体７を覆うように略半球状のカバー部材５がケー
ス部材３に着脱自在に取り付けられている。
【０００５】センサ本体７は、容器状に形成されたミラ
ーハウジング９と、ミラーハウジング９の両側壁から水
平方向に延びて一体に形成されたアーム部材１０と、ア
ーム部材１０に取り付けられた素子基板１１と、素子基
板１１に装着された焦電素子１２とから構成されてい
る。ミラーハウジング９の内面には反射鏡として複数の
部分ミラー９ａが形成され、両側には前記軸穴６ａに係
合される係合突起９ｂが形成されている。一つ一つの部
分ミラー９ａはそれぞれ一つの警戒ゾーンを形成するも
のである。そして、各部分ミラー９ａの焦点Ｐは同じ位
置にあり、この焦点位置Ｐに焦電素子１２が配置されて
いる。
ーハウジング９と、ミラーハウジング９の両側壁から水
平方向に延びて一体に形成されたアーム部材１０と、ア
ーム部材１０に取り付けられた素子基板１１と、素子基
板１１に装着された焦電素子１２とから構成されてい
る。ミラーハウジング９の内面には反射鏡として複数の
部分ミラー９ａが形成され、両側には前記軸穴６ａに係
合される係合突起９ｂが形成されている。一つ一つの部
分ミラー９ａはそれぞれ一つの警戒ゾーンを形成するも
のである。そして、各部分ミラー９ａの焦点Ｐは同じ位
置にあり、この焦点位置Ｐに焦電素子１２が配置されて
いる。
【０００６】この熱線センサは、部屋の天井面に設置す
る関係上、図３に示すように、天井高さが、例えば２．
５ｍ、３．５ｍ、５ｍと高くなるほど、センサ本体の角
度を９゜、１５゜、２３゜と下向きに調整し、天井高さ
に応じて警戒ゾーンを設定する必要があり、そのため
に、ミラーハウジング９を支持ステー６に回動自在に支
持し、反射鏡の角度調整を行っている。
る関係上、図３に示すように、天井高さが、例えば２．
５ｍ、３．５ｍ、５ｍと高くなるほど、センサ本体の角
度を９゜、１５゜、２３゜と下向きに調整し、天井高さ
に応じて警戒ゾーンを設定する必要があり、そのため
に、ミラーハウジング９を支持ステー６に回動自在に支
持し、反射鏡の角度調整を行っている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の熱線センサにおいては、ミラーハウジング９の両側
壁から水平方向に延びるアーム部材１０を設け、このア
ーム部材１０に素子基板１１を取り付ける関係上、角度
調整のためにミラーハウジング９を回動させたときに、
アーム部材１０の先端部１０ａが略半球状のカバー部材
５に衝突しないように、所定のクリアランスＣを確保し
てカバー部材５の大きさ、ひいてはベース部材２、ケー
ス部材３等の大きさを設計する必要がある。そのため、
その分だけ熱線センサ１が大型化してしまうという問題
を有している。
来の熱線センサにおいては、ミラーハウジング９の両側
壁から水平方向に延びるアーム部材１０を設け、このア
ーム部材１０に素子基板１１を取り付ける関係上、角度
調整のためにミラーハウジング９を回動させたときに、
アーム部材１０の先端部１０ａが略半球状のカバー部材
５に衝突しないように、所定のクリアランスＣを確保し
てカバー部材５の大きさ、ひいてはベース部材２、ケー
ス部材３等の大きさを設計する必要がある。そのため、
その分だけ熱線センサ１が大型化してしまうという問題
を有している。
【０００８】本発明は、上記の課題を解決するものであ
って、センサ本体の構造を改善することにより小型化を
図ることができる熱線センサを提供することを目的とす
る。
って、センサ本体の構造を改善することにより小型化を
図ることができる熱線センサを提供することを目的とす
る。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の請求項１記載の熱線センサは、センサ取
付板４に回動可能に配設されたセンサ本体７と、該セン
サ本体を覆うカバー部材５とを有する熱線センサにおい
て、センサ本体７は、上壁９ｃ、側壁９ｄ及び底壁９ｅ
を有するミラーハウジング９と、該ミラーハウジングの
側壁９ｄの内側と所定の距離Ｌだけ離して上壁９ｃに設
けられた一対のアーム部材１３と、該アーム部材に取り
付けられた素子基板１１とを備えたことを特徴とし、請
求項２記載の発明は、請求項１において、前記アーム部
材１３の高さはミラーハウジング９の底壁９ｅと所定の
高さＨだけ離したことを特徴とする。なお、上記構成に
付加した番号は本発明の理解を容易にするために図面と
対比させるもので、これにより本発明の構成が何ら限定
されるものではない。
めに、本発明の請求項１記載の熱線センサは、センサ取
付板４に回動可能に配設されたセンサ本体７と、該セン
サ本体を覆うカバー部材５とを有する熱線センサにおい
て、センサ本体７は、上壁９ｃ、側壁９ｄ及び底壁９ｅ
を有するミラーハウジング９と、該ミラーハウジングの
側壁９ｄの内側と所定の距離Ｌだけ離して上壁９ｃに設
けられた一対のアーム部材１３と、該アーム部材に取り
付けられた素子基板１１とを備えたことを特徴とし、請
求項２記載の発明は、請求項１において、前記アーム部
材１３の高さはミラーハウジング９の底壁９ｅと所定の
高さＨだけ離したことを特徴とする。なお、上記構成に
付加した番号は本発明の理解を容易にするために図面と
対比させるもので、これにより本発明の構成が何ら限定
されるものではない。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について説明する。図１は、本発明の熱線セ
ンサの１実施形態を示し、図１（Ａ）はセンサ本体の斜
視図、図１（Ｂ）は図１（Ａ）の平面図、図１（Ｃ）は
図１（Ｂ）のＣ方向から見た図、図１（Ｄ）はセンサ本
体の断面図である。本発明は、図２で説明したアーム部
材１０の構造を改善するもので、その他の構成について
は図２と同様であるので説明を省略する。
実施の形態について説明する。図１は、本発明の熱線セ
ンサの１実施形態を示し、図１（Ａ）はセンサ本体の斜
視図、図１（Ｂ）は図１（Ａ）の平面図、図１（Ｃ）は
図１（Ｂ）のＣ方向から見た図、図１（Ｄ）はセンサ本
体の断面図である。本発明は、図２で説明したアーム部
材１０の構造を改善するもので、その他の構成について
は図２と同様であるので説明を省略する。
【００１１】センサ本体７は、容器状に形成されたミラ
ーハウジング９と、ミラーハウジング９に形成された一
対のアーム部材１３と、アーム部材１３に取り付けられ
た素子基板１１と、素子基板１１に装着された焦電素子
１２とから構成されている。ミラーハウジング９の内面
には反射鏡として複数の部分ミラー９ａが形成され、両
側には前記軸穴６ａに係合される係合突起９ｂが形成さ
れている。一つ一つの部分ミラー９ａはそれぞれ一つの
警戒ゾーンを形成するものである。そして、各部分ミラ
ー９ａの焦点Ｐは同じ位置にあり、この焦点位置Ｐに焦
電素子１２が配置されている。
ーハウジング９と、ミラーハウジング９に形成された一
対のアーム部材１３と、アーム部材１３に取り付けられ
た素子基板１１と、素子基板１１に装着された焦電素子
１２とから構成されている。ミラーハウジング９の内面
には反射鏡として複数の部分ミラー９ａが形成され、両
側には前記軸穴６ａに係合される係合突起９ｂが形成さ
れている。一つ一つの部分ミラー９ａはそれぞれ一つの
警戒ゾーンを形成するものである。そして、各部分ミラ
ー９ａの焦点Ｐは同じ位置にあり、この焦点位置Ｐに焦
電素子１２が配置されている。
【００１２】ミラーハウジング９は、上壁９ｃ、側壁９
ｄ及び底壁９ｅを有し、一対のアーム部材１３は、側壁
９ｄの内側と所定の距離Ｌだけ離して上壁９ｃに設けら
れている。また、アーム部材１３の高さは底壁９ｅと所
定の高さＨだけ離しすように設けられ、これにより部分
ミラー９ａに入射する赤外線を遮蔽しないようにしてい
る。なお、アーム部材１３は上壁９ｃに一体に設けても
よいし、別体に設けてもよい。
ｄ及び底壁９ｅを有し、一対のアーム部材１３は、側壁
９ｄの内側と所定の距離Ｌだけ離して上壁９ｃに設けら
れている。また、アーム部材１３の高さは底壁９ｅと所
定の高さＨだけ離しすように設けられ、これにより部分
ミラー９ａに入射する赤外線を遮蔽しないようにしてい
る。なお、アーム部材１３は上壁９ｃに一体に設けても
よいし、別体に設けてもよい。
【００１３】本発明によれば、アーム部材１３の先端部
が、図２で説明した従来のものと比較して、カバー部材
５の内側に移動し、且つセンサ取付板４側に移動するた
め、その分だけカバー部材５を小型化することができ、
その結果、ベース部材２、ケース部材３等を小型化する
ことができる。
が、図２で説明した従来のものと比較して、カバー部材
５の内側に移動し、且つセンサ取付板４側に移動するた
め、その分だけカバー部材５を小型化することができ、
その結果、ベース部材２、ケース部材３等を小型化する
ことができる。
【図１】本発明の熱線センサの１実施形態を示し、図１
（Ａ）はセンサ本体の斜視図、図１（Ｂ）は図１（Ａ）
の平面図、図１（Ｃ）は図１（Ｂ）のＣ方向から見た
図、図１（Ｄ）はセンサ本体の断面図である。
（Ａ）はセンサ本体の斜視図、図１（Ｂ）は図１（Ａ）
の平面図、図１（Ｃ）は図１（Ｂ）のＣ方向から見た
図、図１（Ｄ）はセンサ本体の断面図である。
【図２】従来の熱線センサを示し、図２（Ａ）は全体斜
視図、図２（Ｂ）はミラーハウジングの平面図、図２
（Ｃ）は図２（Ｂ）のＣ方向から見た図、図２（Ｄ）は
センサ本体の断面図である。
視図、図２（Ｂ）はミラーハウジングの平面図、図２
（Ｃ）は図２（Ｂ）のＣ方向から見た図、図２（Ｄ）は
センサ本体の断面図である。
【図３】熱線センサの角度調整を説明するための図であ
る。
る。
４…センサ取付板 ５…カバー部材 ７…センサ本体 ９…ミラーハウジング、９ｃ…上壁、９ｄ…側壁、９ｅ
…底壁 １１…素子基板 １３…アーム部材
…底壁 １１…素子基板 １３…アーム部材
Claims (2)
- 【請求項１】センサ取付板に回動可能に配設されたセン
サ本体と、該センサ本体を覆うカバー部材とを有する熱
線センサにおいて、センサ本体は、上壁、側壁及び底壁
を有するミラーハウジングと、該ミラーハウジングの側
壁の内側と所定の距離だけ離して上壁に設けられた一対
のアーム部材と、該アーム部材に取り付けられた素子基
板とを備えたことを特徴とする熱線センサ。 - 【請求項２】前記アーム部材の高さはミラーハウジング
の底壁と所定の高さだけ離したことを特徴とする請求項
１記載の熱線センサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10004800A JPH11203566A (ja) | 1998-01-13 | 1998-01-13 | 熱線センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10004800A JPH11203566A (ja) | 1998-01-13 | 1998-01-13 | 熱線センサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11203566A true JPH11203566A (ja) | 1999-07-30 |
Family
ID=11593854
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10004800A Pending JPH11203566A (ja) | 1998-01-13 | 1998-01-13 | 熱線センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11203566A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010071761A (ja) * | 2008-09-17 | 2010-04-02 | Atsumi Electric Co Ltd | 受動型赤外線センサ |
-
1998
- 1998-01-13 JP JP10004800A patent/JPH11203566A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010071761A (ja) * | 2008-09-17 | 2010-04-02 | Atsumi Electric Co Ltd | 受動型赤外線センサ |
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