JPH11170881A - 車両の走行アシスト装置 - Google Patents

車両の走行アシスト装置

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JPH11170881A JP33979497A JP33979497A JPH11170881A JP H11170881 A JPH11170881 A JP H11170881A JP 33979497 A JP33979497 A JP 33979497A JP 33979497 A JP33979497 A JP 33979497A JP H11170881 A JPH11170881 A JP H11170881A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 左右の車輪を電動機により駆動する車両の走
行アシスト装置において、コンパクト化をはかるととも
に、制御系の簡素化をはかる。 【解決手段】 ダブルピニオン式遊星歯車で構成される
差動装置20と、差動装置20のリングギア21に出力
軸7sが連結される駆動モータ7と、差動装置20のサ
ンギア22に出力軸8sが連結されるジェネレータ/モ
ータ8とを備え、左の4Lをジェネレータ/モータ8の
出力軸8sに連結し、右の車輪4Rを駆動モータ7のの
出力軸7sを貫通する軸22sを介して差動装置20の
キャリア23に連結するものとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の発進時等に
左右の車輪を電動機で駆動する走行アシスト装置の改良
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車両の走行アシスト装置として、
例えば特開平9−79348号公報に開示されたもの
は、第一、第二、第三の3個の回転要素を有する一対の
差動装置をそれぞれ左右の車輪に配置し、両差動装置の
第一の回転要素にそれぞれ連結される一対の電動機を設
け、両差動装置の第二の回転要素をそれぞれ左右の車輪
に連結すると共に両差動装置の第三の回転要素どうしを
連結し、第三の回転要素の回転を拘束するブレーキを設
けた構造が開示されている。
【0003】車両の運転状態に応じて各電動機とブレー
キの作動を制御することにより、発進アシスト制御、左
右の車輪間に積極的に回転差を与えて旋回性能を向上す
る旋回制御、左右の車輪間の回転数差を規制する差動制
限制御が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の車両の走行アシスト装置にあっては、各差動
装置を左右の車輪にそれぞれ設置し、さらに各差動装置
の軸と平行に電動機を設けているため、装置の大型化を
招くという問題があった。
【0005】また、車両の発進時や旋回時に、2つの電
動機を同期して制御する必要があり、制御系が複雑化す
るという問題があった。
【0006】本発明は上記の問題点を鑑みてなされたも
のであり、車両の走行アシスト装置において、コンパク
ト化をはかるとともに、制御系の簡素化をはかることを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、左右の車輪を電動機により駆動する車両の走行アシ
スト装置に適用する。
【0008】そして、第一、第二、第三の回転要素を有
する差動装置と、差動装置の第一の回転要素に出力軸が
連結される第一の電動機と、差動装置の第二の回転要素
に出力軸が連結される第二の電動機とを備え、左右の車
輪のうち一方を第二の電動機の出力軸に連結し、左右の
車輪のうち他方を第一の電動機の出力軸を貫通する軸を
介して差動装置の第三の回転要素に連結するものとし
た。
【0009】請求項2に記載の車両の走行アシスト装置
は、請求項1に記載の発明において、差動装置を環状を
したリングギアと、リングギアの中心に配置されるサン
ギヤと、サンギアに噛合う内側プラネタリピニオンと、
内側プラネタリピニオンおよびリングギアに噛合う外側
プラネタリピニオンと、複数組で設けられる両プラネタ
リピニオンを支持するキャリアとからなるダブルピニオ
ン式遊星歯車で構成するものとした。
【0010】請求項3に記載の車両の走行アシスト装置
は、請求項2に記載の発明において、ダブルピニオン式
遊星歯車のリングギアに対するサンギヤの歯数比λを
0.5に設定するものとした。
【0011】請求項4に記載の車両の走行アシスト装置
は、請求項1から3のいずれか一つに記載の発明におい
て、差動装置の3つの回転要素のうちいずれか2つを連
結するクラッチを設けるものとした。
【0012】請求項5に記載の車両の走行アシスト装置
は、請求項1から4のいずれか一つに記載の発明におい
て、電動機の回転を差動装置の回転要素に減速して伝達
する遊星歯車減速機を備えるものとした。
【0013】請求項6に記載の車両の走行アシスト装置
は、請求項1から5のいずれか一つに記載の発明におい
て、差動装置の出力を減速して左右の車輪に伝達する平
行軸歯車を備えるものとした。
【0014】
【発明の作用および効果】請求項1に記載の車両の走行
アシスト装置において、車両の発進時や加速時に、第一
の電動機を動力源として作動させることにより、第一の
電動機の出力は差動装置の第一の回転要素に入力され、
第一の回転要素から第二、第三の回転要素を介して左右
の車輪に伝達され、前進または後進のアシストが行われ
る。
【0015】車両の旋回時に、第二の電動機側の車輪が
外輪となる場合、第二の電動機を動力源として作動させ
ることにより外輪を増速する一方、第二の電動機側の車
輪が内輪となる場合、第二の電動機を発電機として作動
させることにより内輪を減速し、車両の旋回性能の向上
がはかれる。
【0016】第二の電動機に連結された車輪がスリップ
し易いぬかるみや低μ路にある場合、第一の電動機を動
力源として駆動し、第二の電動機を発電機として作動さ
せることにより、差動装置の第二の電動機と連結された
回転要素が反力要素として作用し、第一の電動機からの
出力は第二の電動機に連結されていない他方の車輪に伝
達される。一方、第二の電動機に連結されていない車輪
がぬかるみや低μ路にある場合、第二の電動機を動力源
として作動させることにより、第二の電動機側の車輪を
直接駆動する。
【0017】車両の減速時に、第一の電動機を発電機と
して作動させ、減速エネルギを回生することもできる。
【0018】差動装置と第一の電動機と第二の電動機を
同軸上に配置することにより、走行アシスト装置を車両
の前後方向および上下方向にコンパクト化することがで
きる。
【0019】請求項2に記載の車両の走行アシスト装置
において、差動装置をダブルピニオン式遊星歯車で構成
し、リングギヤを第一の回転要素とし、サンギヤを第二
の回転要素とし、キャリアを第三の回転要素としてを用
いることにより、走行アシスト装置を差動装置の軸方向
にコンパクト化することができる。
【0020】請求項3に記載の車両の走行アシスト装置
において、ダブルピニオン式遊星歯車の歯数比λを0.
5に設定することにより、直進時に第一の電動機からの
出力は、差動装置を介して均等に分配されて左右の車輪
に伝達され、直進性が高められる。旋回時には、外輪の
増速量と内輪の減速量が等しくなり、内外輪の平均速度
を一定にすることができるので、第一の電動機の回転数
を制御するだけで、前後輪間の回転速度差を抑制するこ
とができる。したがって、従来装置のように2つの電動
機を同期して駆動する必要がなく、制御系の簡素化がは
かれる。
【0021】請求項4に記載の車両の走行アシスト装置
において、車両の発進時等にクラッチを接続することに
より、差動装置の2つの回転要素が一体となって回転
し、第一の電動機と第二の電動機の駆動力を合わせた発
進アシストが可能となり、発進性を高められる。また、
直進定常走行時にクラッチを接続して左右車輪間の回転
差をなくすことにより、直進安定性を高められる。
【0022】請求項5に記載の車両の走行アシスト装置
において、遊星歯車減速機は第一の電動機あるいは第二
の電動機の出力を減速して差動装置に伝達することによ
り、第一の電動機あるいは第二の電動機の小型化がはか
れる。
【0023】請求項6に記載の車両の走行アシスト装置
において、平行軸歯車減速機は差動装置の出力を減速し
て各車輪に伝達することにより、第一の電動機、第二の
電動機あるいは差動装置の小型化がはかれる。また、走
行アシスト装置は平行軸歯車減速機を介して各車輪に対
して上方にオフセットして設置することが可能となり、
車両の地上高を大きく確保することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0025】図1に示すように、エンジン1により変速
機2およびドライブシャフト6L,6Rを介して左右の
車輪3L,3Rを駆動する前輪駆動車の例で、左右の後
輪4L,4R間に本発明の走行アシスト装置5が設置さ
れている。
【0026】図2に示すように、走行アシスト装置5
は、差動装置20と駆動モータ(第一の電動機)とジェ
ネレータ/モータ(第二の電動機)8を備えている。
【0027】差動装置20は、環状をしたリングギア
(第一の回転要素)21と、このリングギア21の中心
に配置されるサンギヤ(第二の回転要素)22と、この
サンギア22に噛合う内側プラネタリピニオン24と、
この内側プラネタリピニオン24とリングギア21に噛
合う外側プラネタリピニオン25と、複数組で設けられ
る両プラネタリピニオン24,25を支持するキャリア
(第三の回転要素)23とからなるダブルピニオン式遊
星歯車で構成されている。
【0028】ダブルピニオン式遊星歯車のリングギア2
1に対するサンギヤ22の歯数比λは0.5に設定す
る。これにより、Nrをリングギヤ21の回転数、Ns
をサンギヤ22の回転数、Ncをキャリア23の回転数
とした場合、ダブルピニオン式遊星歯車の各回転要素の
回転速度の関係は、次式で与えられる。
【0029】Nr=(Ns+Nc)/2 …(1) 駆動モータ7の出力軸7sは、リングギア21に連結さ
れる。差動装置20のキャリア23は、駆動モータ7の
出力軸7sを貫通する軸22sと、ドライブシャフト9
Rを介して車輪4Rと連結される。
【0030】ジェネレータ/モータ8の出力軸8sは、
その一端にサンギヤ22が連結され、その他端に車輪4
Lがドライブシャフト9Lを介して連結されている。
【0031】駆動モータ7およびジェネレータ/モータ
8の作動は、図示しないコントローラにより各ドライバ
回路を介して制御される。コントローラには、車速、前
後輪回転数、スロットル開度、シフト位置、バックライ
ト、転舵角、転舵方向を検出する信号が入力される。
【0032】車両の発進時に、コントローラは、シフト
位置、バックライト信号から前後進方向を判断し、その
方向に駆動モータ7を作動させ、ジェネレータ/モータ
8をフリーとする。駆動モータ7の出力は、差動装置2
0を介して等配されて、サンギヤ22およびキャリア2
3を介して左右の車輪4L,4Rに伝達される。また、
加速時にも、車速、アクセル開度信号から判断して必要
な駆動力を駆動モータ7よりアシストすることもでき
る。このとき、ジェネレータ/モータ8は駆動せず、車
輪4Lと一緒に回転する。差動装置20を構成するダブ
ルピニオン式遊星歯車の歯数比λを0.5と設定してい
るため、前記式(1)より、直進時には駆動モータ7か
らの出力は左右の車輪4L,4Rに均等に分配され、直
進性を高められる。
【0033】車両の旋回時に、コントローラは、車速、
転舵角、転舵方向信号から判断して、旋回制御を行う。
右旋回時には、ジェネレータ/モータ8を動力源として
作動させ、外輪4Lをリングギヤ21の回転数に対して
ΔNだけ増速させる。このとき、ダブルピニオン式遊星
歯車を用いた差動装置20により、内輪4Rは、前記式
(1)より、ΔN減速されることになる。その結果、左
右の後輪4L,4R間に回転差が生じ、外輪4Lに駆動
力、内輪4Rに制動力が加わって、右旋回方向へのヨー
モーメントが発生し、右旋回性能が向上する。一方、左
旋回時には、ジェネレータ/モータ8を発電機として作
動させ、内輪4Lをリングギヤ21の回転数に対してΔ
Nだけ減速させる。このとき、前記式(1)より外輪4
Rは、ΔNだけ増速されることになる。よって、同様の
作用により、左旋回性能が向上する。
【0034】ジェネレータ/モータ8側の車輪4Lがス
リップを起こし易いぬかるみや低μ路にあって、車輪4
Lの回転数と車輪4Rの回転数の差が所定値より大きく
なったとき、コントローラは駆動モータ7を動力源とし
て作動させ、ジェネレータ/モータ8を発電機として作
動させる。これにより、ジェネレータ/モータ8と連結
されたサンギヤ6aが反力要素として作用し、駆動モー
タ7からの出力はキャリア23と連結された車輪4Rに
伝達される。一方、ジェネレータ/モータ8と反対側の
車輪4Rがぬかるみや低μ路にある場合、コントローラ
は駆動モータ7を作動させず、ジェネレータ/モータ8
を動力源として作動させ、ジェネレータ/モータ8の出
力は車輪4Lに直接伝達され、差動制限制御が行われ
る。
【0035】車両の減速時に、コントローラは駆動モー
タ8を発電機として作動させ、減速エネルギを回生す
る。
【0036】以上のように発進アシスト制御と旋回制御
と差動制限制御を行うのに、コントローラは駆動モータ
7とジェネレータ/モータ8を同期して駆動する必要が
なく、制御系の簡素化がはかれる。
【0037】差動装置20としてダブルピニオン式遊星
歯車を用いることにより、走行アシスト装置5を軸方向
にコンパクト化することができる。また、差動装置20
の同軸上に駆動モータ7とジェネレータ/モータ8を配
置することにより、走行アシスト装置5を差動装置20
の径方向すなわち車両の前後方向および上下方向にもコ
ンパクト化することができる。
【0038】他の実施の形態として、キャリア23をジ
ェネレータ/モータ8の出力軸8sを介して車輪4L側
に連結し、サンギヤ22を駆動モータ7の出力軸7sを
貫通する軸22sを介して車輪4R側に連結してもよ
い。
【0039】次に、図3に示す実施の形態について説明
する。なお、図2との対応部分には同一符号を付す。
【0040】ダブルピニオン式遊星歯車を用いた差動装
置20の3つの回転要素のうちのリングギヤ21とサン
ギヤ22を連結可能とするクラッチ10が設けられる。
【0041】車両の発進時あるいは加速時に、コントロ
ーラはクラッチ10を接続するとともに、ジェネレータ
/モータ8と駆動モータ7の両方を動力源として作動さ
せる。
【0042】この場合、発進時や加速時にクラッチ10
が接続されることにより、差動装置20はリングギヤ2
1とサンギヤ22が一体となって回転し、左右の車輪4
L,4R間の回転差がなくなるため、発進性や加速性が
向上する。また、ジェネレータ/モータ8と駆動モータ
7の両方を動力源として作動させることにより、駆動ア
シスト力が増大する。さらに、直進定常走行時にもクラ
ッチ10を接続して直進安定性を高めることが可能であ
る。
【0043】次に、図4に示す実施の形態について説明
する。なお、図2との対応部分には同一符号を付す。
【0044】駆動モータ7と差動装置20の間に遊星歯
車減速機30が設けられる。遊星歯車減速機30は、環
状をしたリングギア31と、リングギア31の中心に配
置されるサンギヤ32と、サンギア32とリングギア3
1に噛合う複数のプラネタリピニオン34と、各プラネ
タリピニオン34を支持するキャリア33とから構成さ
れている。駆動モータ7の出力軸7sと遊星歯車減速機
30のサンギヤ32が連結される。キャリア33は差動
装置20のリングギヤ21が連結される。リングギヤ3
1はケースに固定されている。
【0045】この場合、駆動モータ7の出力は遊星歯車
減速機30を介して減速して差動装置20に伝達される
ため、駆動モータ7の小型化がはかれる。
【0046】また、減速機30を遊星歯車て構成するこ
とにより、走行アシスト装置5を軸方向にコンパクト化
することができる。
【0047】他の実施の形態として、ジェネレータ/モ
ータ8の出力軸8sと差動装置20の間に遊星歯車減速
機を設けて、ジェネレータ/モータ8の小型化をはかる
ことも可能である。
【0048】次に、図5に示す実施の形態について説明
する。なお、図2との対応部分には同一符号を付す。
【0049】走行アシスト装置5の出力を減速して左右
の車輪4L,4Rに伝達する平行軸歯車減速機40L,
40Rが設けられる。
【0050】左の平行軸歯車減速機40Lは、ジェネレ
ータ/モータ8の出力軸8sに連結される小ギア41
と、ドライブシャフト9L側に連結される大ギア42と
により構成される。
【0051】右の平行軸歯車減速機40Rは、差動装置
20の軸22sに連結される小ギア41と、ドライブシ
ャフト9R側に連結される大ギア42とにより構成され
る。
【0052】平行軸歯車減速機40L,40Rにより、
走行アシスト装置5は、各車輪4L,4Rに対して上方
にオフセットして設置される。
【0053】この場合、走行アシスト装置5は各車輪4
L,4Rに対して上方にオフセットして設置される分だ
け車両の最低地上高Hを大きくすることができる。
【0054】また、走行アシスト装置5からの出力は、
平行軸歯車減速機40L,40Rにより減速されて左右
の車輪4L,4Rに伝達されるので、駆動モータ7、ジ
ェネレータ/モータ8あるいは差動装置20の小型化が
はかれる。
【0055】以上、前輪駆動車の後輪の間に設置した走
行アシストに本発明を適用した実施の形態について説明
したが、後輪駆動車の前輪の間に設置したアシスト装置
にも同様に本発明を適用することができる。
【0056】なお、前記各実施の形態を相互に組み合わ
せて実施することも考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す車両の構成図。
【図2】同じく走行アシスト装置の構成図。
【図3】他の実施の形態を示す走行アシスト装置の構成
図。
【図4】さらに他の実施の形態を示す走行アシスト装置
の構成図。
【図5】さらに他の実施の形態を示す走行アシスト装置
の構成図。
【符号の説明】
1 エンジン 2 変速機 3L 左の前輪 3R 右の前輪 4L 左の後輪 4R 右の後輪 5 走行アシスト装置 7 駆動モータ(第一の電動機) 8 ジェネレータ/モータ(第二の電動機) 9L 左のドライブシャフト 9R 右のドライブシャフト 10 クラッチ 20 差動装置 21 ダブルピニオン式遊星歯車のリングギヤ(第一
の回転要素) 22 ダブルピニオン式遊星歯車のサンギヤ(第二の
回転要素) 23 ダブルピニオン式遊星歯車のキャリア(第三の
回転要素) 24 内側プラネタリピニオン 25 外側プラネタリピニオン 30 遊星歯車式減速機 31 遊星歯車式減速機のリングギヤ 32 遊星歯車式減速機のサンギヤ 33 遊星歯車式減速機のキャリア 40L 左の平行軸歯車減速機 40R 右の平行軸歯車減速機

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右の車輪を電動機により駆動する車両の
    走行アシスト装置において、 第一、第二、第三の回転要素を有する差動装置と、 差動装置の第一の回転要素に出力軸が連結される第一の
    電動機と、 差動装置の第二の回転要素に出力軸が連結される第二の
    電動機とを備え、 左右の車輪のうち一方を第二の電動機の出力軸に連結
    し、 左右の車輪のうち他方を第一の電動機の出力軸を貫通す
    る軸を介して差動装置の第三の回転要素に連結したこと
    を特徴とする車両の走行アシスト装置。
  2. 【請求項2】前記差動装置を環状をしたリングギアと、 リングギアの中心に配置されるサンギヤと、 サンギアに噛合う内側プラネタリピニオンと、 内側プラネタリピニオンおよびリングギアに噛合う外側
    プラネタリピニオンと、 複数組で設けられる両プラネタリピニオンを支持するキ
    ャリアとからなるダブルピニオン式遊星歯車で構成した
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両の走行アシスト
    装置。
  3. 【請求項3】前記ダブルピニオン式遊星歯車のリングギ
    アに対するサンギヤの歯数比λを0.5に設定したこと
    を特徴とする請求項2に記載の車両の走行アシスト装
    置。
  4. 【請求項4】前記差動装置の3つの回転要素のうちいず
    れか2つを連結するクラッチを設けたことを特徴とする
    請求項1から3のいずれか一つに記載の車両の走行アシ
    スト装置。
  5. 【請求項5】前記電動機の回転を前記差動装置の回転要
    素に減速して伝達する遊星歯車減速機を備えたことを特
    徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の車両の
    走行アシスト装置。
  6. 【請求項6】前記差動装置の出力を減速して左右の車輪
    に伝達する平行軸歯車を備えたことを特徴とする請求項
    1から5のいずれか一つに記載の車両の走行アシスト装
    置。
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