JPH1117010A - 半導体装置およびそのレーザーヒューズトリミング方法 - Google Patents
半導体装置およびそのレーザーヒューズトリミング方法Info
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- JPH1117010A JPH1117010A JP16921897A JP16921897A JPH1117010A JP H1117010 A JPH1117010 A JP H1117010A JP 16921897 A JP16921897 A JP 16921897A JP 16921897 A JP16921897 A JP 16921897A JP H1117010 A JPH1117010 A JP H1117010A
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- fuse element
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- semiconductor device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 半導体装置の冗長回路の活性化のために切断
されるヒューズ素子のヒューズ上の保護膜の膜厚がロッ
ト間で不可避的にばらつくため、ヒューズ素子のレーザ
ーヒューズトリミングが適切に行われないなどの課題が
あった。 【解決手段】 冗長回路5,6の活性化のために切断さ
れる第1ヒューズ素子7,8の切断前に、前記第1ヒュ
ーズ素子7,8と異なる位置に配置されたチェック用の
第2ヒューズ素子1をレーザーヒューズトリミングによ
り切断して切断状況を電気的に確認することにより前記
第1ヒューズ素子7,8の切断条件の最適化を行う。
されるヒューズ素子のヒューズ上の保護膜の膜厚がロッ
ト間で不可避的にばらつくため、ヒューズ素子のレーザ
ーヒューズトリミングが適切に行われないなどの課題が
あった。 【解決手段】 冗長回路5,6の活性化のために切断さ
れる第1ヒューズ素子7,8の切断前に、前記第1ヒュ
ーズ素子7,8と異なる位置に配置されたチェック用の
第2ヒューズ素子1をレーザーヒューズトリミングによ
り切断して切断状況を電気的に確認することにより前記
第1ヒューズ素子7,8の切断条件の最適化を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置に関し、
特に冗長回路を活性化するためにヒューズ素子に対して
レーザーヒューズトリミングが行われる半導体装置、お
よびそのレーザーヒューズトリミング方法に関する。
特に冗長回路を活性化するためにヒューズ素子に対して
レーザーヒューズトリミングが行われる半導体装置、お
よびそのレーザーヒューズトリミング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のレーザーヒューズトリミ
ング方法が実施される半導体メモリ装置の構成図であ
り、図において、2はこの半導体メモリ装置の正規回路
領域、3はこの半導体メモリ装置の正規回路領域に関わ
らない領域、4は正規メモリセル群、5は冗長ビット
線、6は冗長ワード線、7は冗長ビット線活性回路、8
は冗長ワード線活性回路である。
ング方法が実施される半導体メモリ装置の構成図であ
り、図において、2はこの半導体メモリ装置の正規回路
領域、3はこの半導体メモリ装置の正規回路領域に関わ
らない領域、4は正規メモリセル群、5は冗長ビット
線、6は冗長ワード線、7は冗長ビット線活性回路、8
は冗長ワード線活性回路である。
【0003】一般に半導体メモリ装置のメモリセル領域
には、第5図に示すように、正規メモリセル群4内の不
良メモリセルを含むビット線を救済するための冗長ビッ
ト線5、または正規メモリセル群4内の不良メモリセル
を含むワード線を救済するための冗長ワード線6が用意
されている。
には、第5図に示すように、正規メモリセル群4内の不
良メモリセルを含むビット線を救済するための冗長ビッ
ト線5、または正規メモリセル群4内の不良メモリセル
を含むワード線を救済するための冗長ワード線6が用意
されている。
【0004】この冗長ビット線5または冗長ワード線6
を使用する際には、正規ビット線選択回路または正規ワ
ード線選択回路とは別に設けられている冗長ビット線活
性回路7または冗長ワード線活性回路8の活性化信号を
生成する必要がある。この活性化信号生成のために一般
に用いられている方法として、ヒューズ素子を用いた方
法がある。このヒューズ素子のヒューズ部を切断するこ
とにより前記冗長ビット線活性回路7または前記冗長ワ
ード線活性回路8が活性化される。そして、その際にヒ
ューズ部を切断する方法として、レーザーを用いた方法
が一般によく知られている。(以下、この切断工程をレ
ーザーヒューズトリミングと称する。)
を使用する際には、正規ビット線選択回路または正規ワ
ード線選択回路とは別に設けられている冗長ビット線活
性回路7または冗長ワード線活性回路8の活性化信号を
生成する必要がある。この活性化信号生成のために一般
に用いられている方法として、ヒューズ素子を用いた方
法がある。このヒューズ素子のヒューズ部を切断するこ
とにより前記冗長ビット線活性回路7または前記冗長ワ
ード線活性回路8が活性化される。そして、その際にヒ
ューズ部を切断する方法として、レーザーを用いた方法
が一般によく知られている。(以下、この切断工程をレ
ーザーヒューズトリミングと称する。)
【0005】次に、従来のレーザーヒューズトリミング
の方法を第6図のフローチャートを用いて説明する。は
じめに、前記冗長ビット線活性回路7または前記冗長ワ
ード線活性回路8と前記不良ビットを含む正規ビット線
または前記不良ビットを含む正規ワード線とを置換する
ため、前記冗長ビット線活性回路7または前記冗長ワー
ド線活性回路8内の所望のヒューズに対してレーザーヒ
ューズトリミングを行う(ステップS61)。
の方法を第6図のフローチャートを用いて説明する。は
じめに、前記冗長ビット線活性回路7または前記冗長ワ
ード線活性回路8と前記不良ビットを含む正規ビット線
または前記不良ビットを含む正規ワード線とを置換する
ため、前記冗長ビット線活性回路7または前記冗長ワー
ド線活性回路8内の所望のヒューズに対してレーザーヒ
ューズトリミングを行う(ステップS61)。
【0006】次に、外観検査工程において正常にヒュー
ズ切断ができているかどうかの判定を行う(ステップS
62)。外観検査工程において正常にヒューズ切断がで
きていなかったと判定された場合には、再度レーザーヒ
ューズトリミングを実施することが可能かの判定を行う
(ステップS63)。ここで、実施可能と判定された場
合にはステップS61に戻って再度レーザーヒューズト
リミングを行う。また、実施不可能と判定された場合は
不良品となる。
ズ切断ができているかどうかの判定を行う(ステップS
62)。外観検査工程において正常にヒューズ切断がで
きていなかったと判定された場合には、再度レーザーヒ
ューズトリミングを実施することが可能かの判定を行う
(ステップS63)。ここで、実施可能と判定された場
合にはステップS61に戻って再度レーザーヒューズト
リミングを行う。また、実施不可能と判定された場合は
不良品となる。
【0007】ステップS62の外観検査工程において正
常にヒューズ切断ができていると判定された場合には、
次工程である半導体装置のウェハー上での電気的動作確
認工程(以下、ウェハーテスト工程と称する。)におい
て、所望の前記不良ビットを含む正規ビット線または前
記不良ビットを含む正規ワード線が前記の冗長ビット線
5または冗長ワード線6と置換され正常に動作している
かを確認することにより、ヒューズ切断が正常に実行さ
れたかを最終確認する(ステップS64)。
常にヒューズ切断ができていると判定された場合には、
次工程である半導体装置のウェハー上での電気的動作確
認工程(以下、ウェハーテスト工程と称する。)におい
て、所望の前記不良ビットを含む正規ビット線または前
記不良ビットを含む正規ワード線が前記の冗長ビット線
5または冗長ワード線6と置換され正常に動作している
かを確認することにより、ヒューズ切断が正常に実行さ
れたかを最終確認する(ステップS64)。
【0008】なお、もちろん前記のヒューズ素子切断確
認工程は、前記の冗長ビット線活性回路または冗長ワー
ド線活性回路のレーザーヒューズトリミングのみに限定
されることではなく、さまざまな半導体装置の冗長回路
内のヒューズトリミングにおいて同様の確認工程が用い
られている。
認工程は、前記の冗長ビット線活性回路または冗長ワー
ド線活性回路のレーザーヒューズトリミングのみに限定
されることではなく、さまざまな半導体装置の冗長回路
内のヒューズトリミングにおいて同様の確認工程が用い
られている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体装置のレ
ーザーヒューズトリミング方法におけるヒューズ切断状
態の判定は、上述のように、実際のヒューズ切断後に外
観検査工程により行っており、直接これを電気的に確認
する方法はなかった。そして、この外観検査工程は外観
のみの検査であるため、実際にはヒューズ切断が正常に
できていないものに対してヒューズ切断ができていると
誤判定してしまう可能性があり、このように誤判定をし
た場合には、正常にヒューズ切断ができていなかった半
導体装置が再レーザーヒューズトリミングされずに次工
程のウェハーテスト工程に進み、ここでヒューズ切断起
因による不良品と判定されてしまうという課題があっ
た。
ーザーヒューズトリミング方法におけるヒューズ切断状
態の判定は、上述のように、実際のヒューズ切断後に外
観検査工程により行っており、直接これを電気的に確認
する方法はなかった。そして、この外観検査工程は外観
のみの検査であるため、実際にはヒューズ切断が正常に
できていないものに対してヒューズ切断ができていると
誤判定してしまう可能性があり、このように誤判定をし
た場合には、正常にヒューズ切断ができていなかった半
導体装置が再レーザーヒューズトリミングされずに次工
程のウェハーテスト工程に進み、ここでヒューズ切断起
因による不良品と判定されてしまうという課題があっ
た。
【0010】このようなヒューズ切断不良の主な原因
は、半導体装置のヒューズ上の保護膜の膜厚がロット間
でばらつくためにレーザーヒューズトリミング装置のレ
ーザーパワーが前記保護膜の膜厚に対して時として不十
分となることがあるためであるが、この保護膜の膜厚の
ばらつきは製造上避けられないものである。
は、半導体装置のヒューズ上の保護膜の膜厚がロット間
でばらつくためにレーザーヒューズトリミング装置のレ
ーザーパワーが前記保護膜の膜厚に対して時として不十
分となることがあるためであるが、この保護膜の膜厚の
ばらつきは製造上避けられないものである。
【0011】また反対に、不十分なレーザーヒューズト
リミングを避けるために過度のレーザーパワーを与える
と、レーザーヒューズトリミングは確実に行えるもの
の、周辺回路や基板に対してダメージを与えてしまう可
能性があり、レーザーパワーの適正な設定が困難である
などの課題があった。
リミングを避けるために過度のレーザーパワーを与える
と、レーザーヒューズトリミングは確実に行えるもの
の、周辺回路や基板に対してダメージを与えてしまう可
能性があり、レーザーパワーの適正な設定が困難である
などの課題があった。
【0012】この発明は上記課題を解決するためのもの
であり、冗長回路の活性化用のヒューズ素子のヒューズ
およびその保護膜の膜厚にロット間のばらつきが存在し
ても、適正なレーザーパワーにより確実かつ適切に前記
ヒューズ素子のヒューズ切断を行うことが可能な半導体
装置およびそのレーザーヒューズトリミング方法を提供
することを目的とする。
であり、冗長回路の活性化用のヒューズ素子のヒューズ
およびその保護膜の膜厚にロット間のばらつきが存在し
ても、適正なレーザーパワーにより確実かつ適切に前記
ヒューズ素子のヒューズ切断を行うことが可能な半導体
装置およびそのレーザーヒューズトリミング方法を提供
することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のレーザー
ヒューズトリミング方法は、冗長回路の活性化用の第1
ヒューズ素子の切断前に、前記第1ヒューズ素子と異な
る位置に配置されたチェック用の第2ヒューズ素子をレ
ーザーヒューズトリミングにより切断して切断状況を電
気的に確認することにより前記第1ヒューズ素子の切断
条件の最適化を行うものである。
ヒューズトリミング方法は、冗長回路の活性化用の第1
ヒューズ素子の切断前に、前記第1ヒューズ素子と異な
る位置に配置されたチェック用の第2ヒューズ素子をレ
ーザーヒューズトリミングにより切断して切断状況を電
気的に確認することにより前記第1ヒューズ素子の切断
条件の最適化を行うものである。
【0014】請求項2記載のレーザーヒューズトリミン
グ方法は、半導体装置が備える冗長回路の活性化のため
に切断される第1ヒューズ素子の切断条件チェック用の
第2ヒューズ素子をレーザーヒューズトリミングにより
切断する第2ヒューズ素子切断工程と、前記第2ヒュー
ズ素子の切断状況を電気的に確認する第2ヒューズ素子
切断確認工程と、前記第2ヒューズ素子切断確認工程の
結果に従って前記第1ヒューズ素子に対するレーザーヒ
ューズトリミングの条件を設定する条件設定工程と、前
記条件設定工程において設定された条件により前記第1
ヒューズ素子をレーザーヒューズトリミングにより切断
する第1ヒューズ素子切断工程とを備えたものである。
グ方法は、半導体装置が備える冗長回路の活性化のため
に切断される第1ヒューズ素子の切断条件チェック用の
第2ヒューズ素子をレーザーヒューズトリミングにより
切断する第2ヒューズ素子切断工程と、前記第2ヒュー
ズ素子の切断状況を電気的に確認する第2ヒューズ素子
切断確認工程と、前記第2ヒューズ素子切断確認工程の
結果に従って前記第1ヒューズ素子に対するレーザーヒ
ューズトリミングの条件を設定する条件設定工程と、前
記条件設定工程において設定された条件により前記第1
ヒューズ素子をレーザーヒューズトリミングにより切断
する第1ヒューズ素子切断工程とを備えたものである。
【0015】請求項3記載の半導体装置は、半導体装置
中の不良を有した回路を救済するための冗長回路と、前
記冗長回路の活性化のために切断される第1ヒューズ素
子と、前記第1ヒューズ素子と異なる位置に配置された
前記第1ヒューズ素子の切断条件チェック用の第2ヒュ
ーズ素子とを備えたものである。
中の不良を有した回路を救済するための冗長回路と、前
記冗長回路の活性化のために切断される第1ヒューズ素
子と、前記第1ヒューズ素子と異なる位置に配置された
前記第1ヒューズ素子の切断条件チェック用の第2ヒュ
ーズ素子とを備えたものである。
【0016】請求項4記載の半導体装置は、前記第2ヒ
ューズ素子が、前記第1ヒューズ素子のヒューズ部と同
様の構成のヒューズ部と、このヒューズ部の両側にこれ
と電気的に接続された電極パッドとを有するようにした
ものである。
ューズ素子が、前記第1ヒューズ素子のヒューズ部と同
様の構成のヒューズ部と、このヒューズ部の両側にこれ
と電気的に接続された電極パッドとを有するようにした
ものである。
【0017】請求項5記載の半導体装置は、前記第2ヒ
ューズ素子を複数備えたものである。
ューズ素子を複数備えたものである。
【0018】請求項6記載の半導体装置は、前記第2ヒ
ューズ素子を前記第1ヒューズ素子の近傍に設けたもの
である。
ューズ素子を前記第1ヒューズ素子の近傍に設けたもの
である。
【0019】請求項7記載の半導体装置は、前記第2ヒ
ューズ素子を半導体装置の特性チェック用パターンの電
極パッド間に亘って設けたものである。
ューズ素子を半導体装置の特性チェック用パターンの電
極パッド間に亘って設けたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。 実施の形態1.図1はこの発明によるレーザーヒューズ
トリミング方法が実施される半導体装置の一例としての
半導体メモリ装置を示す構成図であり、図において、1
はレーザーヒューズトリミングチェックパターン(第2
ヒューズ素子)、2はこの半導体メモリ装置の正規回路
領域、3はこの半導体メモリ装置の正規回路領域に関わ
らない領域、4は正規メモリセル群、5は冗長ビット線
(冗長回路)、6は冗長ワード線(冗長回路)、7は冗
長ビット線活性回路(第1ヒューズ素子)、8は冗長ワ
ード線活性回路(第1ヒューズ素子)である。本実施の
形態1の半導体メモリ装置には、装置内の正規回路領域
に関わらない領域3内にレーザーヒューズトリミングチ
ェックパターン1が設けられている。
て図面を参照して詳細に説明する。 実施の形態1.図1はこの発明によるレーザーヒューズ
トリミング方法が実施される半導体装置の一例としての
半導体メモリ装置を示す構成図であり、図において、1
はレーザーヒューズトリミングチェックパターン(第2
ヒューズ素子)、2はこの半導体メモリ装置の正規回路
領域、3はこの半導体メモリ装置の正規回路領域に関わ
らない領域、4は正規メモリセル群、5は冗長ビット線
(冗長回路)、6は冗長ワード線(冗長回路)、7は冗
長ビット線活性回路(第1ヒューズ素子)、8は冗長ワ
ード線活性回路(第1ヒューズ素子)である。本実施の
形態1の半導体メモリ装置には、装置内の正規回路領域
に関わらない領域3内にレーザーヒューズトリミングチ
ェックパターン1が設けられている。
【0021】図2は図1に示したレーザーヒューズトリ
ミングチェックパターン1の構成図であり、冗長ビット
線活性回路7および冗長ワード線活性回路8内のヒュー
ズと同様の構成のヒューズ9(ヒューズ部)の両端に電
極パッド10が設けられ、ヒューズ9と電極パッド10
とが電気的に接続されている。
ミングチェックパターン1の構成図であり、冗長ビット
線活性回路7および冗長ワード線活性回路8内のヒュー
ズと同様の構成のヒューズ9(ヒューズ部)の両端に電
極パッド10が設けられ、ヒューズ9と電極パッド10
とが電気的に接続されている。
【0022】なお、このレーザーヒューズトリミングチ
ェックパターン1は、図1に示したように同一ウェハー
内に形成される複数の半導体メモリ装置に対してそれぞ
れ1個ずつ設けても、また各半導体メモリ装置毎に複数
ずつ設けてもよい。
ェックパターン1は、図1に示したように同一ウェハー
内に形成される複数の半導体メモリ装置に対してそれぞ
れ1個ずつ設けても、また各半導体メモリ装置毎に複数
ずつ設けてもよい。
【0023】図1においては、レーザーヒューズトリミ
ングチェックパターン1を冗長ビット線活性回路7およ
び冗長ワード線活性回路8の近傍に設け、1ロット中に
おいて成膜される冗長ビット線活性回路7,冗長ワード
線活性回路8,およびレーザーヒューズトリミングチェ
ックパターン1の各々のヒューズおよびその保護膜の形
成条件をさらに近くして膜厚等が同等のものとなるよう
にしている。
ングチェックパターン1を冗長ビット線活性回路7およ
び冗長ワード線活性回路8の近傍に設け、1ロット中に
おいて成膜される冗長ビット線活性回路7,冗長ワード
線活性回路8,およびレーザーヒューズトリミングチェ
ックパターン1の各々のヒューズおよびその保護膜の形
成条件をさらに近くして膜厚等が同等のものとなるよう
にしている。
【0024】次に、実施の形態1の動作について説明す
る。図3はこの実施の形態1によるレーザーヒューズト
リミング方法を示すフローチャートである。
る。図3はこの実施の形態1によるレーザーヒューズト
リミング方法を示すフローチャートである。
【0025】この実施の形態1においては、冗長ビット
線5または冗長ワード線6の活性化のために切断を行う
べき冗長ビット線活性回路7または冗長ワード線活性回
路8内のヒューズに対してレーザーヒューズトリミング
を行う前に、まず、レーザーヒューズトリミングチェッ
クパターン1に対してレーザーヒューズトリミングを行
う(ステップS31)。次に、このレーザーヒューズト
リミングチェックパターン1の両端に設けた電極パッド
10に針を当ててテスター等により電気的チェックを行
いヒューズ9の切断が正常にできているかを確認する
(ステップS32)。その結果、ヒューズ9の切断が正
常にできていた場合は、前記冗長ビット線活性回路7ま
たは前記冗長ワード線活性回路8内の所望のヒューズに
対してレーザーヒューズトリミングを行う(ステップS
33)。
線5または冗長ワード線6の活性化のために切断を行う
べき冗長ビット線活性回路7または冗長ワード線活性回
路8内のヒューズに対してレーザーヒューズトリミング
を行う前に、まず、レーザーヒューズトリミングチェッ
クパターン1に対してレーザーヒューズトリミングを行
う(ステップS31)。次に、このレーザーヒューズト
リミングチェックパターン1の両端に設けた電極パッド
10に針を当ててテスター等により電気的チェックを行
いヒューズ9の切断が正常にできているかを確認する
(ステップS32)。その結果、ヒューズ9の切断が正
常にできていた場合は、前記冗長ビット線活性回路7ま
たは前記冗長ワード線活性回路8内の所望のヒューズに
対してレーザーヒューズトリミングを行う(ステップS
33)。
【0026】一方、前記レーザーヒューズトリミングチ
ェックパターン1において前記ヒューズ9が正常に切断
できていなかった場合は、レーザーヒューズトリミング
装置のレーザーパワーを見直し変更して(ステップS3
4)、再度、先に使用したものとは別のレーザーヒュー
ズトリミングチェックパターン1においてレーザーヒュ
ーズトリミング(ステップS35)及び電気的チェック
(ステップS36)を行う。最終的にレーザーヒューズ
トリミングチェックパターン1においてヒューズが正常
に切断されることが確認されるまでステップS34から
ステップS36までが繰り返される。以上のような工程
によりレーザーヒューズトリミング装置のレーザーパワ
ー等の条件の最適化を行うことができる。
ェックパターン1において前記ヒューズ9が正常に切断
できていなかった場合は、レーザーヒューズトリミング
装置のレーザーパワーを見直し変更して(ステップS3
4)、再度、先に使用したものとは別のレーザーヒュー
ズトリミングチェックパターン1においてレーザーヒュ
ーズトリミング(ステップS35)及び電気的チェック
(ステップS36)を行う。最終的にレーザーヒューズ
トリミングチェックパターン1においてヒューズが正常
に切断されることが確認されるまでステップS34から
ステップS36までが繰り返される。以上のような工程
によりレーザーヒューズトリミング装置のレーザーパワ
ー等の条件の最適化を行うことができる。
【0027】それから、上記の最適化条件により、冗長
ビット線活性回路7または冗長ワード線活性回路8内の
所望のヒューズに対してレーザーヒューズトリミングを
行う(ステップS33)。
ビット線活性回路7または冗長ワード線活性回路8内の
所望のヒューズに対してレーザーヒューズトリミングを
行う(ステップS33)。
【0028】以後、外観検査工程において正常にヒュー
ズ切断ができているかどうかの判定を行い(ステップS
37)、正常にヒューズ切断ができていなかったと判定
された場合には、再度レーザーヒューズトリミングを実
施することが可能か判定し(ステップS38)、ここ
で、実施可能と判定された場合にはステップS33に戻
って再度レーザーヒューズトリミングを行う。この時の
レーザーパワーは外観検査工程の観察結果等に応じて適
宜低いものとされる。また、ステップS38において実
施不可能と判定された場合は不良品となる。
ズ切断ができているかどうかの判定を行い(ステップS
37)、正常にヒューズ切断ができていなかったと判定
された場合には、再度レーザーヒューズトリミングを実
施することが可能か判定し(ステップS38)、ここ
で、実施可能と判定された場合にはステップS33に戻
って再度レーザーヒューズトリミングを行う。この時の
レーザーパワーは外観検査工程の観察結果等に応じて適
宜低いものとされる。また、ステップS38において実
施不可能と判定された場合は不良品となる。
【0029】ステップS37の外観検査工程において正
常にヒューズ切断ができていると判定された場合には、
ウェハーテスト工程において動作確認を行うことにより
ヒューズ切断が正常に実行されたかの最終確認を行う
(ステップS39)。
常にヒューズ切断ができていると判定された場合には、
ウェハーテスト工程において動作確認を行うことにより
ヒューズ切断が正常に実行されたかの最終確認を行う
(ステップS39)。
【0030】なお、上記のようにレーザーヒューズトリ
ミングチェックパターン1に対して再度レーザーヒュー
ズトリミングを行う際には、各半導体メモリ装置毎に1
個ずつレーザーヒューズトリミングチェックパターン1
が設けられている場合には先にレーザーヒューズトリミ
ングを行ったレーザーヒューズトリミングチェックパタ
ーン1と同じパターンを持つ同一ウェハー内の別の半導
体メモリ装置のレーザーヒューズトリミングチェックパ
ターン1に対してヒューズ切断および確認を行い、ま
た、各半導体メモリ装置毎に複数ずつレーザーヒューズ
トリミングチェックパターン1が設けられている場合に
は同一半導体メモリ装置の他のレーザーヒューズトリミ
ングチェックパターン1に対してヒューズ切断および確
認を行うこととなる。
ミングチェックパターン1に対して再度レーザーヒュー
ズトリミングを行う際には、各半導体メモリ装置毎に1
個ずつレーザーヒューズトリミングチェックパターン1
が設けられている場合には先にレーザーヒューズトリミ
ングを行ったレーザーヒューズトリミングチェックパタ
ーン1と同じパターンを持つ同一ウェハー内の別の半導
体メモリ装置のレーザーヒューズトリミングチェックパ
ターン1に対してヒューズ切断および確認を行い、ま
た、各半導体メモリ装置毎に複数ずつレーザーヒューズ
トリミングチェックパターン1が設けられている場合に
は同一半導体メモリ装置の他のレーザーヒューズトリミ
ングチェックパターン1に対してヒューズ切断および確
認を行うこととなる。
【0031】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、冗長ビット線活性回路7および冗長ワード線活性回
路8に対してレーザーヒューズトリミングを行う前に、
レーザーヒューズトリミングチェックパターン1を用い
たレーザーヒューズトリミング条件の最適化を行うよう
にしたため、冗長ビット線活性回路7または冗長ワード
線活性回路8のヒューズおよびその保護膜の膜厚にロッ
ト間のばらつきが存在しても、ロットに適合した適正な
レーザーパワーにより確実かつ適切にヒューズ切断を行
い冗長ビット線5および冗長ワード線6の活性化を行う
ことが可能となる。
ば、冗長ビット線活性回路7および冗長ワード線活性回
路8に対してレーザーヒューズトリミングを行う前に、
レーザーヒューズトリミングチェックパターン1を用い
たレーザーヒューズトリミング条件の最適化を行うよう
にしたため、冗長ビット線活性回路7または冗長ワード
線活性回路8のヒューズおよびその保護膜の膜厚にロッ
ト間のばらつきが存在しても、ロットに適合した適正な
レーザーパワーにより確実かつ適切にヒューズ切断を行
い冗長ビット線5および冗長ワード線6の活性化を行う
ことが可能となる。
【0032】また、レーザーヒューズトリミングチェッ
クパターン1を複数設けるようにしたため、レーザーヒ
ューズトリミング条件のチェックを複数回繰り返して詳
細に実施することが可能となる。
クパターン1を複数設けるようにしたため、レーザーヒ
ューズトリミング条件のチェックを複数回繰り返して詳
細に実施することが可能となる。
【0033】さらに、ヒューズ9を冗長ビット線活性回
路7および冗長ワード線活性回路8内のヒューズと同様
の構成とし、レーザーヒューズトリミングチェックパタ
ーン1を冗長ビット線活性回路7および冗長ワード線活
性回路8の近傍に設けたため、各々のヒューズおよびそ
の保護膜を同等のものとしてレーザーヒューズトリミン
グチェックパターン1による条件の最適化を確実なもの
とすることができる。
路7および冗長ワード線活性回路8内のヒューズと同様
の構成とし、レーザーヒューズトリミングチェックパタ
ーン1を冗長ビット線活性回路7および冗長ワード線活
性回路8の近傍に設けたため、各々のヒューズおよびそ
の保護膜を同等のものとしてレーザーヒューズトリミン
グチェックパターン1による条件の最適化を確実なもの
とすることができる。
【0034】なお、ここで説明したレーザーヒューズト
リミングチェックパターン1およびこれを用いたヒュー
ズ素子切断確認工程は、前記の冗長ビット線活性回路7
または冗長ワード線活性回路8のレーザーヒューズトリ
ミングのみに限定されるものではなく、さまざまな半導
体装置の冗長回路内のヒューズトリミングにおいて同様
に利用することが可能であることはいうまでもない。
リミングチェックパターン1およびこれを用いたヒュー
ズ素子切断確認工程は、前記の冗長ビット線活性回路7
または冗長ワード線活性回路8のレーザーヒューズトリ
ミングのみに限定されるものではなく、さまざまな半導
体装置の冗長回路内のヒューズトリミングにおいて同様
に利用することが可能であることはいうまでもない。
【0035】実施の形態2.図4はこの発明によるレー
ザーヒューズトリミング方法が実施される半導体装置の
他の例を示す構成図であり、図において、11はこの半
導体装置の特性チェックのために半導体装置に対して従
来設けられている既存の特性チェック用パターン、12
はこの特性チェック用パターン11の電極パッド、13
は電極パッド12間に電気的に接続して設けられたヒュ
ーズ(ヒューズ部)である。
ザーヒューズトリミング方法が実施される半導体装置の
他の例を示す構成図であり、図において、11はこの半
導体装置の特性チェックのために半導体装置に対して従
来設けられている既存の特性チェック用パターン、12
はこの特性チェック用パターン11の電極パッド、13
は電極パッド12間に電気的に接続して設けられたヒュ
ーズ(ヒューズ部)である。
【0036】この実施の形態2のヒューズ13は前記実
施の形態1のヒューズ9と異なり、レーザーヒューズト
リミングチェックパターン1を特に設けることなく、既
存の特性チェック用パターン11の電極パッドの間に設
けられている。
施の形態1のヒューズ9と異なり、レーザーヒューズト
リミングチェックパターン1を特に設けることなく、既
存の特性チェック用パターン11の電極パッドの間に設
けられている。
【0037】レーザーヒューズトリミングの方法は、図
3に示した実施の形態1の方法と同様である。なお、半
導体装置の特性チェックが電極パッド12を用いて行わ
れる前に、ヒューズ13は完全に切断される。
3に示した実施の形態1の方法と同様である。なお、半
導体装置の特性チェックが電極パッド12を用いて行わ
れる前に、ヒューズ13は完全に切断される。
【0038】この実施の形態2においては、電極パッド
12が特性チェック用とレーザーヒューズトリミングチ
ェック用とに共用されており、新たにレーザーヒューズ
トリミングチェックパターン用に場所を設ける必要がな
いため、コンパクトな構成とレーザーヒューズトリミン
グ条件最適化を両立することが可能な半導体装置とする
ことができる。
12が特性チェック用とレーザーヒューズトリミングチ
ェック用とに共用されており、新たにレーザーヒューズ
トリミングチェックパターン用に場所を設ける必要がな
いため、コンパクトな構成とレーザーヒューズトリミン
グ条件最適化を両立することが可能な半導体装置とする
ことができる。
【0039】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載のレーザー
ヒューズトリミング方法によれば、冗長回路の活性化用
の第1ヒューズ素子の切断前に、前記第1ヒューズ素子
と異なる位置に配置されたチェック用の第2ヒューズ素
子をレーザーヒューズトリミングにより切断して切断状
況を電気的に確認することにより前記第1ヒューズ素子
の切断条件の最適化を行うようにしたため、半導体装置
の冗長回路の活性化用の第1ヒューズ素子のヒューズお
よびその保護膜の膜厚にロット間のばらつきが存在して
もロットに適合した適正なレーザーパワーにより確実か
つ適切にヒューズ切断を行い冗長回路の活性化を行うこ
とが可能となる効果がある。
ヒューズトリミング方法によれば、冗長回路の活性化用
の第1ヒューズ素子の切断前に、前記第1ヒューズ素子
と異なる位置に配置されたチェック用の第2ヒューズ素
子をレーザーヒューズトリミングにより切断して切断状
況を電気的に確認することにより前記第1ヒューズ素子
の切断条件の最適化を行うようにしたため、半導体装置
の冗長回路の活性化用の第1ヒューズ素子のヒューズお
よびその保護膜の膜厚にロット間のばらつきが存在して
もロットに適合した適正なレーザーパワーにより確実か
つ適切にヒューズ切断を行い冗長回路の活性化を行うこ
とが可能となる効果がある。
【0040】請求項2記載のレーザーヒューズトリミン
グ方法によれば、半導体装置が備える冗長回路の活性化
のために切断される第1ヒューズ素子の切断条件チェッ
ク用の第2ヒューズ素子をレーザーヒューズトリミング
により切断する第2ヒューズ素子切断工程と、前記第2
ヒューズ素子の切断状況を電気的に確認する第2ヒュー
ズ素子切断確認工程と、前記第2ヒューズ素子切断確認
工程の結果に従って前記第1ヒューズ素子に対するレー
ザーヒューズトリミングの条件を設定する条件設定工程
と、前記条件設定工程において設定された条件により前
記第1ヒューズ素子をレーザーヒューズトリミングによ
り切断する第1ヒューズ素子切断工程とを備えるように
したため、第2ヒューズ素子切断工程,第2ヒューズ素
子切断確認工程,および条件設定工程を第1ヒューズ素
子切断工程以前に行うことにより、半導体装置の冗長回
路の活性化用の第1ヒューズ素子のヒューズおよびその
保護膜の膜厚にロット間のばらつきが存在してもロット
に適合した適正なレーザーパワーにより確実かつ適切に
ヒューズ切断を行い冗長回路の活性化を行うことが可能
となる効果がある。
グ方法によれば、半導体装置が備える冗長回路の活性化
のために切断される第1ヒューズ素子の切断条件チェッ
ク用の第2ヒューズ素子をレーザーヒューズトリミング
により切断する第2ヒューズ素子切断工程と、前記第2
ヒューズ素子の切断状況を電気的に確認する第2ヒュー
ズ素子切断確認工程と、前記第2ヒューズ素子切断確認
工程の結果に従って前記第1ヒューズ素子に対するレー
ザーヒューズトリミングの条件を設定する条件設定工程
と、前記条件設定工程において設定された条件により前
記第1ヒューズ素子をレーザーヒューズトリミングによ
り切断する第1ヒューズ素子切断工程とを備えるように
したため、第2ヒューズ素子切断工程,第2ヒューズ素
子切断確認工程,および条件設定工程を第1ヒューズ素
子切断工程以前に行うことにより、半導体装置の冗長回
路の活性化用の第1ヒューズ素子のヒューズおよびその
保護膜の膜厚にロット間のばらつきが存在してもロット
に適合した適正なレーザーパワーにより確実かつ適切に
ヒューズ切断を行い冗長回路の活性化を行うことが可能
となる効果がある。
【0041】請求項3記載の半導体装置によれば、半導
体装置中の不良を有した回路を救済するための冗長回路
と、前記冗長回路の活性化のために切断される第1ヒュ
ーズ素子と、前記第1ヒューズ素子と異なる位置に配置
された前記第1ヒューズ素子の切断条件チェック用の第
2ヒューズ素子とを備えるようにしたため、前記第2ヒ
ューズ素子を用いて切断条件チェックを行うことによ
り、半導体装置の冗長回路の活性化用の第1ヒューズ素
子のヒューズおよびその保護膜の膜厚にロット間のばら
つきが存在してもロットに適合した適正なレーザーパワ
ーにより確実かつ適切にヒューズ切断を行い冗長回路の
活性化を行うことが可能となる効果がある。
体装置中の不良を有した回路を救済するための冗長回路
と、前記冗長回路の活性化のために切断される第1ヒュ
ーズ素子と、前記第1ヒューズ素子と異なる位置に配置
された前記第1ヒューズ素子の切断条件チェック用の第
2ヒューズ素子とを備えるようにしたため、前記第2ヒ
ューズ素子を用いて切断条件チェックを行うことによ
り、半導体装置の冗長回路の活性化用の第1ヒューズ素
子のヒューズおよびその保護膜の膜厚にロット間のばら
つきが存在してもロットに適合した適正なレーザーパワ
ーにより確実かつ適切にヒューズ切断を行い冗長回路の
活性化を行うことが可能となる効果がある。
【0042】請求項4記載の半導体装置によれば、第2
ヒューズ素子が、第1ヒューズ素子のヒューズ部と同様
の構成のヒューズ部と、このヒューズ部の両側にこれと
電気的に接続された電極パッドとを有するようにしたた
め、第2ヒューズ素子と第1ヒューズ素子のヒューズ部
の切断条件を近くして、第2ヒューズ素子を用いた第1
ヒューズ素子の切断条件チェックを正確に、前記電極パ
ッドを介した電気的チェックにより行うことが可能とな
る効果がある。
ヒューズ素子が、第1ヒューズ素子のヒューズ部と同様
の構成のヒューズ部と、このヒューズ部の両側にこれと
電気的に接続された電極パッドとを有するようにしたた
め、第2ヒューズ素子と第1ヒューズ素子のヒューズ部
の切断条件を近くして、第2ヒューズ素子を用いた第1
ヒューズ素子の切断条件チェックを正確に、前記電極パ
ッドを介した電気的チェックにより行うことが可能とな
る効果がある。
【0043】請求項5記載の半導体装置によれば、第2
ヒューズ素子を複数備えるようにしたため、切断条件チ
ェックを複数回繰り返して詳細に実施することが可能と
なる効果がある。
ヒューズ素子を複数備えるようにしたため、切断条件チ
ェックを複数回繰り返して詳細に実施することが可能と
なる効果がある。
【0044】請求項6記載の半導体装置によれば、第2
ヒューズ素子を第1ヒューズ素子の近傍に設けるように
したため、第2ヒューズ素子と第1ヒューズ素子におけ
るヒューズおよびその保護膜の形成条件をさらに近くし
て膜厚等を同等のものとすることができ、切断条件チェ
ックをより正確に行うことが可能となる効果がある。
ヒューズ素子を第1ヒューズ素子の近傍に設けるように
したため、第2ヒューズ素子と第1ヒューズ素子におけ
るヒューズおよびその保護膜の形成条件をさらに近くし
て膜厚等を同等のものとすることができ、切断条件チェ
ックをより正確に行うことが可能となる効果がある。
【0045】請求項7記載の半導体装置によれば、第2
ヒューズ素子を半導体装置の特性チェック用パターンの
電極パッド間に亘って設けるようにしたため、新たに第
2ヒューズ素子用に場所を設ける必要なく、コンパクト
な構成においてレーザーヒューズトリミング条件のチェ
ックが可能な半導体装置とすることができる効果があ
る。
ヒューズ素子を半導体装置の特性チェック用パターンの
電極パッド間に亘って設けるようにしたため、新たに第
2ヒューズ素子用に場所を設ける必要なく、コンパクト
な構成においてレーザーヒューズトリミング条件のチェ
ックが可能な半導体装置とすることができる効果があ
る。
【図1】この発明によるレーザーヒューズトリミング方
法が実施される半導体装置の一例としての実施の形態1
の半導体メモリ装置を示す構成図である。
法が実施される半導体装置の一例としての実施の形態1
の半導体メモリ装置を示す構成図である。
【図2】図1のレーザーヒューズトリミングチェックパ
ターンの構成図である。
ターンの構成図である。
【図3】実施の形態1によるレーザーヒューズトリミン
グ方法を示すフローチャートである。
グ方法を示すフローチャートである。
【図4】この発明の実施の形態2による半導体装置を示
す構成図である。
す構成図である。
【図5】従来のレーザーヒューズトリミング方法が実施
される半導体メモリ装置の構成図である。
される半導体メモリ装置の構成図である。
【図6】従来のレーザーヒューズトリミング方法を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
1 レーザーヒューズトリミングチェックパターン(第
2ヒューズ素子) 5 冗長ビット線(冗長回路) 6 冗長ワード線(冗長回路) 7 冗長ビット線活性回路(第1ヒューズ素子) 8 冗長ワード線活性回路(第1ヒューズ素子) 9,13 ヒューズ(ヒューズ部) 10,12 電極パッド 11 特性チェック用パターン
2ヒューズ素子) 5 冗長ビット線(冗長回路) 6 冗長ワード線(冗長回路) 7 冗長ビット線活性回路(第1ヒューズ素子) 8 冗長ワード線活性回路(第1ヒューズ素子) 9,13 ヒューズ(ヒューズ部) 10,12 電極パッド 11 特性チェック用パターン
Claims (7)
- 【請求項1】 半導体装置が備える冗長回路の活性化の
ために切断される第1ヒューズ素子に対するレーザーヒ
ューズトリミング方法において、前記第1ヒューズ素子
の切断前に、前記第1ヒューズ素子と異なる位置に配置
されたチェック用の第2ヒューズ素子をレーザーヒュー
ズトリミングにより切断して切断状況を電気的に確認す
ることにより前記第1ヒューズ素子の切断条件の最適化
を行うことを特徴とする半導体装置のレーザーヒューズ
トリミング方法。 - 【請求項2】 半導体装置が備える冗長回路の活性化の
ために切断される第1ヒューズ素子の切断条件チェック
用の第2ヒューズ素子をレーザーヒューズトリミングに
より切断する第2ヒューズ素子切断工程と、 前記第2ヒューズ素子の切断状況を電気的に確認する第
2ヒューズ素子切断確認工程と、 前記第2ヒューズ素子切断確認工程の結果に従って前記
第1ヒューズ素子に対するレーザーヒューズトリミング
の条件を設定する条件設定工程と、 前記条件設定工程において設定された条件により前記第
1ヒューズ素子をレーザーヒューズトリミングにより切
断する第1ヒューズ素子切断工程とを備えた半導体装置
のレーザーヒューズトリミング方法。 - 【請求項3】 半導体装置中の不良を有した回路を救済
するための冗長回路と、前記冗長回路の活性化のために
切断される第1ヒューズ素子と、前記第1ヒューズ素子
と異なる位置に配置された前記第1ヒューズ素子の切断
条件チェック用の第2ヒューズ素子とを備えた半導体装
置。 - 【請求項4】 前記第2ヒューズ素子は、前記第1ヒュ
ーズ素子のヒューズ部と同様の構成のヒューズ部と、こ
のヒューズ部の両側にこれと電気的に接続された電極パ
ッドとを有することを特徴とする請求項3記載の半導体
装置。 - 【請求項5】前記第2ヒューズ素子を複数備えたことを
特徴とする請求項3または4記載の半導体装置。 - 【請求項6】前記第2ヒューズ素子を前記第1ヒューズ
素子の近傍に設けたことを特徴とする請求項3から5の
何れか1項記載の半導体装置。 - 【請求項7】前記第2ヒューズ素子を半導体装置の特性
チェック用パターンの電極パッド間に亘って設けたこと
を特徴とする請求項3から6の何れか1項記載の半導体
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16921897A JPH1117010A (ja) | 1997-06-25 | 1997-06-25 | 半導体装置およびそのレーザーヒューズトリミング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16921897A JPH1117010A (ja) | 1997-06-25 | 1997-06-25 | 半導体装置およびそのレーザーヒューズトリミング方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1117010A true JPH1117010A (ja) | 1999-01-22 |
Family
ID=15882411
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16921897A Pending JPH1117010A (ja) | 1997-06-25 | 1997-06-25 | 半導体装置およびそのレーザーヒューズトリミング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1117010A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6320802B1 (en) | 2000-08-31 | 2001-11-20 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Program circuit suppressing stand-by current and permitting highly reliable operation, and semiconductor memory device using the program circuit |
US6949971B2 (en) | 2003-07-29 | 2005-09-27 | Hynix Semiconductor Inc. | Reference voltage generating circuit for outputting multi-level reference voltage using fuse trimming |
KR100752662B1 (ko) | 2006-06-12 | 2007-08-29 | 삼성전자주식회사 | 퓨즈를 포함하는 반도체소자 및 그 퓨즈의 절단 확인방법 |
KR100761399B1 (ko) * | 2000-12-30 | 2007-09-27 | 주식회사 하이닉스반도체 | 리던던시 회로 |
US7551488B2 (en) | 2006-08-15 | 2009-06-23 | Oki Semiconductor Co., Ltd. | Semiconductor nonvolatile memory trimming technique for output characteristic control and redundancy repair |
US8565028B2 (en) | 2010-04-27 | 2013-10-22 | Lapis Semiconductor Co., Ltd. | Semiconductor nonvolatile memory device |
-
1997
- 1997-06-25 JP JP16921897A patent/JPH1117010A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6320802B1 (en) | 2000-08-31 | 2001-11-20 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Program circuit suppressing stand-by current and permitting highly reliable operation, and semiconductor memory device using the program circuit |
KR100761399B1 (ko) * | 2000-12-30 | 2007-09-27 | 주식회사 하이닉스반도체 | 리던던시 회로 |
US6949971B2 (en) | 2003-07-29 | 2005-09-27 | Hynix Semiconductor Inc. | Reference voltage generating circuit for outputting multi-level reference voltage using fuse trimming |
KR100752662B1 (ko) | 2006-06-12 | 2007-08-29 | 삼성전자주식회사 | 퓨즈를 포함하는 반도체소자 및 그 퓨즈의 절단 확인방법 |
US7551488B2 (en) | 2006-08-15 | 2009-06-23 | Oki Semiconductor Co., Ltd. | Semiconductor nonvolatile memory trimming technique for output characteristic control and redundancy repair |
US8565028B2 (en) | 2010-04-27 | 2013-10-22 | Lapis Semiconductor Co., Ltd. | Semiconductor nonvolatile memory device |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19991109 |