JP2000124280A - ウエハバーンインに対応する半導体装置 - Google Patents

ウエハバーンインに対応する半導体装置

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JP2000124280A
JP2000124280A JP10296521A JP29652198A JP2000124280A JP 2000124280 A JP2000124280 A JP 2000124280A JP 10296521 A JP10296521 A JP 10296521A JP 29652198 A JP29652198 A JP 29652198A JP 2000124280 A JP2000124280 A JP 2000124280A
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test
burn
semiconductor device
wafer
power supply
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JP10296521A
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English (en)
Inventor
Yasumasa Kasuya
泰正 糟谷
Kiyokazu Nakada
清和 仲田
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のウエハ状態でバーンイン試験を実施する
半導体装置(ICチップ)には、不良となった際に短絡
による問題を防止するために入力側にゲート回路を設け
動作させて遮断したが、ゲート回路自体が動作不良であ
った場合、試験中に半導体装置に不良が発生しても電源
供給や入出力信号の停止は困難であった。 【解決手段】本発明は、半導体装置1の入力側のボンデ
ィングパッド7と試験用の電源線4に接続するプロービ
ング用パッド2とを電源遮断部5を有する配線6で接続
し、バーンイン試験前に消費電流の測定を行い、ウエハ
バーンイン試験中に短絡等の不良となる可能性のある半
導体装置1の電源遮断部5にレーザ光を照射して溶解
し、配線6を電気的に遮断することにより、試験時に電
源や試験用信号が印加されないようにして、バーンイン
試験を中止させるような不具合の発生を抑制するウエハ
バーンインに対応する半導体装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
工程で行われるスクリーニング試験のうちのバーンイン
試験において、ウエハ状態で試験実施が可能な機能を有
する半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に半導体装置を製造する最終工程に
おいて、製造した製品の良否をチェックするための種々
の試験が行われる。
【0003】そのうち、半導体装置の潜在的な欠陥や固
有の欠陥を見い出す試験として、スクリーニング試験の
一種であるバーンイン試験が実施されている。このバー
ンイン試験は、高温雰囲気の中で行われるエージング試
験であり、定格電圧若しくは、それ以上の電源電圧を印
加して、各デバイスに一定電流若しくは、実動作に近い
入力信号を流すことにより、温度及び電圧のストレスを
与えて、潜在的な欠陥を意図的に発生させて選別する試
験である。
【0004】従来は、ウエハをダイシングして個々にチ
ップ化した後、それぞれに試験を実施していたが、近年
では、ウエハ上の各半導体装置(ICチップ)内のボン
ディングパッドに接続する試験用電源線を通常の製造工
程の中で形成する。そして電源電圧を印加した後、ボン
ディングパッドに試験装置のプローブを当てて、テスト
する事により良否を選別して、ウエハ単位でバーンイン
試験が実施できるようになった。 また、試験用配線を
形成せず、ボンディングによる配線にて行われる場合も
ある。
【0005】しかし、共にウエハ上の各ICチップにバ
ーンイン用電源線を直接形成した構成であるため、バー
ンイン試験中にICチップの不良が発生した場合、その
不良のICチップには、過電流が流れる恐れがある。そ
して過電流が流れ、バーンイン試験装置の出力許容範囲
を超えて過負荷となると、装置自体が停止してしまい、
バーンイン試験が途中で中断されてしまう。
【0006】そこで、ICチップが不良であった場合に
過電流を防止する対策として、例えば、特開平10−1
25747号公報には、図3に示すようにウエハ上に設
けられた複数のICチップに接続するバーンイン用電源
線をそれぞれ形成する際に、電源線11とICチップ1
2の入力側との間にゲート回路13を設ける手法が開示
されている。
【0007】このゲート回路13は、各ICチップ12
の入力側に設けられており、バーンイン試験中にICチ
ップ12が不良となった場合に、イネーブル信号が付与
されて、電源供給や入出力信号が電気的に遮断され、過
電流を防止する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平10−
125747号公報によるゲート回路13により、バー
ンイン試験中に発生した不良のICチップ12を電気的
に切り離す手法は、あくまでもゲート回路13が確実に
動作することを前提にして考えられている。
【0009】従って、製造工程でゲート回路13に構造
的欠陥が発生しており、元々動作しなかった場合、バー
ンイン試験中に動作不良となった場合、若しくはゲート
を駆動させる信号がうまく印加されなかった場合には、
バーンイン試験前若しくは試験中にICチップに不良が
発生しても電源供給や入出力信号の電気的な分離は困難
である。
【0010】そのため、このゲート回路を用いた手法
は、信頼性が高いとはいえない。
【0011】そこで本発明は、電気的に動作するスイッ
チ手段を用いず、ウエハ上に形成された状態の半導体装
置(ICチップ)にバーンイン試験を実施する前に不良
チップを選別し、電源供給や試験用信号を遮断するため
の電源遮断部を有するウエハバーンインに対応する半導
体装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、複数の回路素子で構成され、それぞれの間
にスクライブラインが設けられて半導体基板上に多数配
置されて形成された半導体装置において、前記スクライ
ブライン上に形成された試験用の電源線と、前記電源線
と接続して前記半導体装置内の入力側に形成され、ウエ
ハテスト時に試験装置の試験用端子が押し当てられるプ
ロービング用パッドと、前記半導体装置内に設けられ、
前記回路素子に通じるボンディングパッドと前記プロー
ビング用パッドとを接続する配線途中に設けられ、レー
ザ光の照射で溶解して、導通を遮断する電源遮断部とを
備え、バーンイン試験前に、前記半導体装置に対して、
それぞれ消費電流を計測し、入力端−GND(アースラ
イン)間が短絡若しくは内部抵抗が規定値以下の半導体
装置の前記電源遮断部を切断してバーンイン試験時に試
験用電源及び試験用信号が印加しないようにするウエハ
バーンインに対応する半導体装置を提供する。
【0013】以上のような構成のウエハバーンインに対
応する半導体装置は、半導体装置の入力側のボンディン
グパッドと試験用の電源線に接続するプロービング用パ
ッドとを電源遮断部を有する配線で接続し、バーンイン
試験前に消費電流の測定を行い、ウエハバーンイン試験
中に短絡等の不良となる可能性のある半導体装置の電源
遮断部にレーザ光を照射して溶解し、配線を電気的に遮
断することにより、試験時に電源や試験用信号が印加さ
れないようにする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について詳細に説明する。
【0015】図1には、本発明による実施形態に係るウ
エハ状態でバーンイン試験を実施可能な半導体装置の構
成を示し説明する。
【0016】この半導体装置1は、複数の回路素子から
なり、シリコン等の半導体基板(ウエハ)上にマトリッ
クス状に多数配置されて形成されており、ダイシングに
より個々にチップ化される。
【0017】これらの半導体装置(ICチップ)1内に
は、入力側にプロービング用パッド2が形成され、スク
ライブライン3上に配線された試験用の電源線4に接続
して、電源供給されるように構成される。このプロービ
ング用パッド2は、ウエハテスト時に試験装置のプロー
ブ等が押し当てられるパッドである。
【0018】そして、プロービング用パッド2は、レー
ザ光等の照射により溶断される多結晶シリコンや、アル
ミニウムなどの金属からなる電源遮断部5を有する配線
6を介して、内部回路素子に通じるボンディングパッド
7に接続される。
【0019】図2に示すフローチャートを参照して、こ
のような電源遮断部5を有する半導体装置によるバーン
イン試験に対する作用について説明する。
【0020】ウエハ上に通常の製造工程にて、多数の半
導体装置1を例えば、スクライブライン3を挟んでマト
リックス状に配置するように形成する(ステップS
1)。この際に、プロービング用パッド2、電源遮断部
5及び配線6を形成しておく。
【0021】まず、これまでの製造工程時に発生した欠
陥による不良となっている半導体装置1をスクリーニン
グ試験により選別する(ステップS2)。その試験方法
としては、ウエハ上に配置されるそれぞれの半導体装置
1のプロービング用パッド2に試験装置のプローブを押
しあて、所定電源を印加して、その半導体装置1の消費
電流を検出する。この消費電流の試験により、消費電流
が多い即ち、入力端−出力端が短絡している若しくは、
内部抵抗が規定値を下回る不良な半導体装置1を選別す
る。また入力端−GND端は、例えば、ボンディングパ
ット−回路素子−GND間である。
【0022】その後、リペア工程に移行させて、不良と
して判定された半導体装置1の電源遮断部5にレーザ光
を照射して溶解させて、配線6の導通状態を遮断する
(ステップS3)。
【0023】次に、メタル配線工程に移行させて、スク
ライブライン3上に電源線4と、この電源線4とプロー
ビング用パッド2を接続するための配線8とを形成する
(ステップS4)。
【0024】そして、このようなウエハを所定の熱雰囲
気内に入れ、形成された電源線4に所定電源及び所定試
験用信号を印加して、バーンイン試験を実施する(ステ
ップS5)。
【0025】バーンイン試験終了後に、ウエハテストを
行い、不良品となった半導体装置を判定し(ステップS
6)、ダイシングによりチップ化を行い(ステップS
7)、良品のみを以降のパッケージ工程に移行する(ス
テップS8)。
【0026】以上説明したように本実施形態によれば、
バーンイン試験前に消費電流の測定を行い、ウエハバー
ンイン試験中に短絡等の不良となる可能性のある半導体
装置に対して、電源遮断部5にレーザ光を照射して溶解
し、配線6を電気的に遮断することにより、試験時に電
源や試験用信号が印加されないようにする。
【0027】従って、ウエハバーンイン試験時に過電流
を発生させる不良の半導体装置を試験前に排除でき、従
来に比べてバーンイン試験を中止させるような不具合の
発生を抑制することができる。
【0028】本実施形態における電源遮断部を含む配線
や電源線の形成は、従来からのスクリーニング試験時に
配線を形成する工程と同時に行えば、工数的に低減する
ことができる。
【0029】また、半導体装置がリペア機能有する半導
体装置の場合、電源遮断部の切断をリペア工程において
実施すれば、工程が増加せず、手間やコストに影響せず
に実現することができる。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ウ
エハ上に形成された状態の半導体装置(ICチップ)に
対して、バーンイン試験を実施する前に不良チップを選
別し、電気的に動作するゲート回路等のスイッチを用い
ず、配線を切断して電源供給や試験用信号の印加を遮断
する電源遮断部を有するウエハバーンインに対応する半
導体装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施形態に係るウエハ状態でバー
ンイン試験を実施可能な半導体装置の構成を示す図であ
る。
【図2】実施形態の半導体装置によるバーンイン試験に
対する作用について説明するためのフローチャートであ
る。
【図3】従来技術によるゲート回路を設けて電源の印加
を遮断する半導体装置の構成例を示す図である。
【符号の説明】
1…半導体装置 2…プロービング用パッド 3…スクライブライン 4…電源線 5…電源遮断部 6…配線 7…ボンディングパッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G003 AA10 AB02 AC01 AF06 AH00 AH07 4M106 AA01 AA02 AA08 AC02 AC05 AD13 AD22 BA14 CA56 DJ38

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の回路素子で構成され、それぞれの
    間にスクライブラインが設けられて半導体基板上に多数
    配置されて形成された半導体装置において、 前記スクライブライン上に形成された試験用の電源線
    と、 前記電源線と接続して前記半導体装置内の入力側に形成
    され、ウエハテスト時に試験装置の試験用端子が押し当
    てられるプロービング用パッドと、 前記半導体装置内に設けられ、前記回路素子に通じるボ
    ンディングパッドと前記プロービング用パッドとを接続
    する配線途中に設けられ、レーザ光の照射で溶解して、
    導通を遮断する電源遮断部と、を具備し、 バーンイン試験前に、前記半導体装置の入力端−GND
    (アースライン)間が短絡若しくは内部抵抗が規定値以
    下の半導体装置の前記電源遮断部を切断してバーンイン
    試験時に試験用電源及び試験用信号が印加しないように
    することを特徴とするウエハバーンインに対応する半導
    体装置。
  2. 【請求項2】 前記半導体装置の電源遮断部は、 多結晶シリコン若しくは金属からなることを特徴とする
    請求項1に記載のウエハバーンインに対応する半導体装
    置。
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