JPH11167944A - 基板間接続用の半田ダム付きi/oピン - Google Patents

基板間接続用の半田ダム付きi/oピン

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JPH11167944A
JPH11167944A JP10193280A JP19328098A JPH11167944A JP H11167944 A JPH11167944 A JP H11167944A JP 10193280 A JP10193280 A JP 10193280A JP 19328098 A JP19328098 A JP 19328098A JP H11167944 A JPH11167944 A JP H11167944A
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pin
solder
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dam
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JP10193280A
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Mitsuo Suehiro
光男 末廣
Takumi Osawa
巧 大澤
Shunichi Kikuchi
俊一 菊池
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 MCMの実装時のI/Oピンの半田付け時等
において、I/Oピンの先端部から根元側に半田が伝わ
って流れてMCMを破壊するのを確実に阻止し得るI/
Oピンを提供する。 【解決手段】 一端がMCMに立設・固定され、他端
が、マザーボードの所定箇所に半田付けされる電気的接
続用のI/Oピンであって、I/Oピンの中間部には、
I/Oピン他端側から一端側に半田が流動するのを阻止
し得るように、半田濡れ性の低いNiメッキ層や高耐熱
性の樹脂の層あるいは高温半田の層から成る半田ダムが
形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一端が小型プリン
ト基板に立設・固定され、他端が、大型プリント基板に
対する小型プリント基板の実装時に、大型プリント基板
の所定箇所に半田付けされる電気的接続用のI/Oピン
に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子(ペアチップ)を搭載した小
型のプリント基板から成るマルチチップモジュール(以
下、MCM)は、多数のI/Oピン(直径0.2 程
度、長さ3mm程度)を介して、大型のプリント基板
(マザーボード)に対して実装される。図11は、その
ような実装構造の一例の要部を示す。
【0003】同図を参照すると、マザーボードMBの表
面には、円板状の複数(図示例では1つ)のパッドPd
がエッチング加工等により形成され、パッドPdの上に
は、半田Sの層、フラックス層(図示せず)がこの順序
で積層形成される。他方、MCMは、層間に配線箔を介
装した通常6層(図示例では3層)のポリイミド層Pi
が形成されたセラミック基板CBと、その上に搭載され
る複数(図示例では1つ)のベアチップ(半導体素子)
BTと、マザーボードMBとの接続のための数百〜数千
(図示例では1つ)のI/Oピン51a、とを含んで成
る。
【0004】マザーボードMBに対するMCMの実装時
にあっては、I/Oピン51aは、対応するパッドPd
に突き当てられて、フラックス層によって仮止め状態と
なる。そして、I/Oピン51aは、リフロー処理等に
よって溶融する半田Sによって対応パッドPdに半田付
け(固定)される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記MCMの実装時の
半田付け時に、半田SがI/Oピン51aをはい上がっ
て、すなわち、I/Oピン先端側から根元側に半田Sが
流動して、MCMのポリイミド層Piに到る場合があ
る。そのとき、半田SがMCMのポリイミド層間に侵入
し、MCMは修復不能なダメージを受けてしまう。
【0006】また、MCMをマザーボードMBから取り
外す場合に、その加熱作業により前述の半田Sの流動
(半田はい上がり)という問題が起きる虞れがある。更
に、MCMを取り外した後で、べアチップBTを取り外
す場合に、その加熱作業によりI/Oピン先端側に付着
している半田Sが根元側に流動(半田はい上がり)し
て、上記同様の問題が起きる虞れがある。
【0007】尚、本願発明に関連すると思われる公報の
技術について、以下に簡単に紹介する。特開昭63−7
4657号公報は、ドライブ用ICと基板との半田付け
構造を開示しており、基板のパッド部の周辺部には、半
田拡散防止用の層(ダム)が設けられる。
【0008】特開昭62−165960号公報は、PL
CC(P1astic Leaded Chip Ca
rrier)等の表面実装型のJベンドタイプICと基
板との半田付け構造を開示しており、J形に曲げられた
多数のリードの根元部分には、半田のはい上がりを防止
するために、樹脂製の被膜(ダム)が形成される。特開
昭52−51569号公報は、ポリイミド系の基板の製
造方法を開示しており、基板の銅箔パターンの上には、
フォトレジスト法により、半田拡散防止用の層(ダム)
が形成される。
【0009】特開平2−187045号公報は、ICチ
ップが表面実装される基板のパッド構造を開示してお
り、パッド部の周縁には、熱処理により、半田濡れ性の
悪い酸化膜(ダム)が形成される。特開平2−4789
0号公報は、電子部品のピンが突き当てられる基板上の
円形のパッド構造を開示しており、パッド中央には、ピ
ンをアライメントし得るように、半田が付着されない材
質の小円状の層(ダム)が形成される。
【0010】特開昭58−35996号公報は、ピン挿
入実装型のICが挿入されるスルーホールを具えた基板
構造を開示しており、IC実装側と反対の側の基板面に
は、半田拡散防止用の昇華性のソルダーレジスト(ポリ
ウレタン)が被覆形成される。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の主たる目的は、
先端側から根元側に半田が伝わって流れるのを安全且つ
確実に阻止し得るI/Oピンを提供することにある。斯
かる目的を達成するために、本発明は、基板間接続用の
I/Oピンであって、I/Oピンの長手方向中間部に
は、I/Oピンの長手方向一方側から他方側に半田が流
動するのを阻止し得る半田ダムが形成されることを構成
上の特徴とする。
【0012】好ましくは、I/Oピンの一端が小型プリ
ント基板に立設・固定され、I/Oピンの他端が、大型
プリント基板に対する小型プリント基板の実装時に、大
型プリント基板の所定箇所に半田付けされる。好ましく
は、前記小型プリント基板は、少なくとも1つのべアチ
ップを搭載したマルチチップモジュールであり、前記大
型プリント基板は、マザーボードであり、I/Oピン
は、丸棒形状を有する。また、好ましくは、前記半田ダ
ムは、I/Oピンの中間部の外周に形成される半田濡れ
性の低い材料の層から成る。好ましくは、前記半田濡れ
性の低い材料の層は、Niメッキ層である。また、前記
半田ダムは、I/Oピンの中間部の外周に形成される高
耐熱性の樹脂の層から成る。好ましくは、前記半田ダム
は、I/Oピンの中間部の外周に形成される高温半田の
層から成る。また、好ましくは、I/Oピンは、導電性
の本体と、本体外周の半田濡れ性の低い材料の第1被覆
層と、更にその外周の半田濡れ性の高い材料の第2被覆
層、とを含んで成り、I/Oピン中間部の第2被覆層を
除去することによって露出する第1被覆層部分が、前記
半田ダムを構成する。好ましくは、I/Oピンは、導電
性の本体と、本体外周の半田濡れ性の低い材料の第1被
覆層と、更にその外周の半田濡れ性の高い材料の第2被
覆層、とを含んで成り、第2被覆層の形成時に、I/O
ピン中間部に第2被覆層が形成されないようにして、そ
れによって露出する第1被覆層部分が、前記半田ダムを
構成する。
【0013】本発明にあっては、大型プリント基板に対
する小型プリント基板の実装時に、I/Oピンが大型プ
リント基板の所定箇所に半田付けされる際に、該半田が
はい上がるようなことがあっても、I/Oピンの中間部
に形成した半田ダムによって、その流動が確実に阻まれ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の複数の実施態様を
図面を参照して説明する。本実施態様に係るI/Oピン
は、少なくとも1つのべアチップを搭載し、薄膜回路形
成技術によって回路を形成した小型のプリント基板から
構成されるマルチチップモジュール(MCM)に一端が
立設・固定されるものであって、大型のプリント基板
(マザーボード)に対するMCMの実装時に、I/Oピ
ン他端がマザーボード上の対応パッドに突き当てられて
半田付け(固定)される、例えば、直径0.2mm 程
度、長さ3mm 程度の丸棒形状の、電気的な接続要素で
ある。
【0015】I/Oピン中間部には、I/Oピン先端側
から根元側に半田が流動して行くこと(半田のはい上が
り)を阻止し得るように、以下に説明するような複数の
製造法によって様々な半田ダムが形成される。 《第1の半田ダム製造法》I/Oピンの本体(母材)を
構成する銅製の細長い丸棒状のピン材の外表面に、先ず
ニッケルメッキNiを施し、次いで金メッキAuを掩
し、更に、その上に昇華性樹脂(例えば、ポリウレタ
ン)Reを(例えば、被覆ワイヤ製造法によって)被覆
するこのピン材を所定長さ(例えば、3mm)にカット
し、カットしたピン材1aの一端に(例えば、ヘッダー
加工によって)大径の台座1dを形成する(図1
(a))。
【0016】このピン材1aの(台座とは反対側の)他
端から所定寸法(例えば、1mm)の位置から所定長さ
(例えば、1mm)だけ昇華性樹脂被覆Reを(例えばレ
ーザー光線によって)除去して、金メッキAu部分を露
出させる(図1(b))。この金メッキAu部分の外周
面上に、半田の濡れにくい(半田濡れ性の低い)金属か
ら成る層、例えば、ニッケルメッキ層Niを形成する
(図1(c))。
【0017】最後に、完成品のI/Oピンを完成させる
べく、台座1d側のピン材端面に、Au−Sn等のロウ
材Wをロウ付けする。この際、熱的な影響を受けて昇華
性樹脂Reが昇華・消失すると共に、I/Oピン中間部
分の外周に被覆されて露出しているニッケルメッキNi
は酸化して、酸化皮膜となる(図1(d))。この酸化
皮膜は、半田濡れ性が相当低い(悪い)ので、半田ダム
の機能としては非常に優れたものになる。実際、これを
確認するべく、このI/Oピンを具えたMCMの取り外
し作業と同じMCMの再取付け作業とを行い、このI/
Oピンの半田ダム(酸化被膜)が半田のはい上がり(半
田の流動)を完全に阻止すること、すなわち、このI/
Oピンの半田ダムの効果が非常に優れていることが実験
的に認められた。
【0018】尚、上記昇華性樹脂Reの除去後におい
て、露出している金メッキ層Auも除去し、下地である
ニッケルメッキ層Niを露出させ、この下地のニッケル
メッキ層Niを半田ダムとして機能させることもでき
る。尚また、上記昇華性樹脂Reの除去後において、露
出している金メッキ層Auの上に、あるいは更にこの金
メッキ層Auを除去することによって露出するニッケル
メッキ層Niの上に、高耐熱性の紺脂(例えば、ポリイ
ミド、ナイロン66等)を被覆して、この被覆層を半田
ダムとして機能させることもできる。
【0019】《第2の半田ダム製造法》I/Oピンの本
体(母材)を構成する銅製の細長い丸棒状のピン材の外
表面に、先ずニッケルメッキNiを施し、次いで、その
上に昇華性樹脂(例えば、ポリウレタン)Reを(例え
ば、被覆ワイヤ製造法によって)被覆する。このピン材
を所定長さ(例えば、3 )にカットし、カットしたピ
ン材21aの一端に(例えば、ヘッダー加工によって)
大径の台座21dを形成する(図2(a))。
【0020】このピン材21aの他端から所定寸法(例
えば、1mm)の位置から所定長さ(例えば、1mm)だけ
昇華性樹脂Reを残して、他の部分の昇華性樹脂Reを
(例えばレーザー光線によって)除去する(図2
(b))。この除去部の外周面に、半田の濡れ易い金属
から成る層、例えば、金メッキ層Auを形成する(図2
(c))。
【0021】最後に、完成品のI/Oピンを完成させる
べく、台座側のピン材端面に、Au−Sn等のロウ材W
をロウ付けする。この際、熱的な影響を受けてポリウレ
タン被覆が昇華・消失し、半田ダムの機能を奏するニッ
ケルメッキ層Niが露出する(図2(d))。このI/
Oピンについて上記同様の実験を行い、このI/Oピン
の半田ダムの効果が優れていることが認められた。
【0022】《第3の半田ダム製造法》I/Oピンの本
体(母材)を構成する銅製の細長い丸棒状のピン材の外
表面に、先ずニッケルメッキNiを掩し、次いで金メッ
キAuを施し、更に、その上に高耐熱性の樹脂(例え
ば、ポリイミド、ナイロン66等)Rhrを被覆する。
このピン材を所定長さ(例えば、3mm)にカットし、カ
ットしたピン材31aの一端に(例えば、ヘッダー加工
によって)大径の台座31dを形成する(図3
(a))。
【0023】このピン材31aの他端から所定長さ(例
えば、1.5mm)だけ高耐熱性樹脂被覆Rhrを(例え
ばレーザー光線によって)除去して、金メッキ層Auを
露出させる(図3(b))。このとき除去されなかった
高耐熱性樹脂被覆Rhrが半田ダムの機能を奏すること
になる。最後に、商品たるI/Oピンを完成させるべ
く、台座側のピン材端面に、Au−Sn等のロウ材Wを
ロウ付けする(図3(c))。
【0024】《第4の半田ダム製造法》I/Oピンの本
体(母材)を構成する銅製の細長い丸棒状のピン材の外
表面に、先ずニッケルメッキNiを施し、次いで、その
上に高耐熱性の樹脂(例えば、ポリイミド、ナイロン6
6等)Rhrを被覆するこのピン材を所定長さ(例え
ば、3mm )にカットし、カットしたピン材41aの一
端に(例えば、ヘッダー加工によって)大径の台座41
dを形成する(図4(a))。
【0025】このピン材41aの他端から所定長さ(例
えば、1.5mm)だけ高耐熱性樹脂被覆Rhrを(例え
ばレーザー光線によって)除去する(図4(b))。高
耐熱性樹脂被覆Rhrが除去されたピン材他端側に金メ
ッキ層Auを形成する(図4(c))。除去しなかった
高耐熱性樹脂被覆Rhrとニッケルメッキ層Niとが半
田ダムの機能を二重に奏することになる。
【0026】最後に、商品たるI/Oピンを完成させる
べく、台座側のピン材端面に、Au−Sn等のロウ材W
をロウ付けする(図4(d))。 《第5の半田ダム製造法》従来の(Cu−Ni/Au)
I/Oピン完成品51a(図5(a))を用いて、これ
をMCMに立設・固定する場合に、I/Oピン51aを
受け入れるカーボン製の固定用治具Jの穴に、Ag−S
n等のリング状の高温半田(あるいはロウ材)Shを予
めセットしておく(図5(b))。
【0027】このI/Oピン51aの立設・固定時にあ
っては、高温半田Shが溶融してI/Oピン51aの中
間部分に付着し、これが半田ダムとして機能することが
できる(図5(c))。 《第6の半田ダム製造法》I/Oピンの本体(母材)を
構成する銅製の細長い丸棒状のピン材の外表面にニッケ
ルメッキNiを施し、これを所定長さ(例えば、3mm)
にカットし、カットしたピン材61aの一端に(例え
ば、ヘッダー加工によって)大径の台座61dを形成
し、台座側のピン材端面に、Au−Sn等のロウ材Wを
ロウ付けして成るI/Oピン61a(図6(a))を用
意する。
【0028】このI/Oピン61aをMCMに立設・固
定する場合に、I/Oピン61aを受け入れるカーボン
製の固定用冶具Jの穴に、Ag−Sn等の管状の高温半
田及びロウ材Shwを予めセットしておく(図6
(b))。このI/Oピンの立設・固定時にあっては、
I/Oピンの先端部分に高温半田及びロウ材が溶融・付
着すると共に、台座側のニッケルメッキ層Niが酸化し
て酸化皮膜となり、これが半田ダムとして機能すること
ができる(図6(c))。
【0029】《第7の半田ダム製造法》I/Oピンの本
体(母材)を構成する銅製の細長い丸棒材を、その先端
にヘッダー加工して大径の台座本体部71dを形成し、
先端を所定長さ(例えば、3mm)にカットする。この作
業を繰り返すことによって、ピン本体部71aとこの一
端の台座本体部71dとよりなるピン本体71を得る。
71eはピン本体部71aの端面であり、71fは台座
部本体部71dの端面である(図7(a))。
【0030】次に、ピン本体71の両端面71e、71
fを含めた外表面全体に、ニッケルメッキNiを施こし
(図7(b))、更には、金メッキAuを施こす(図7
(c))。次いで、台座本体部71dの端面71f側
に、Au−Sn等のロウ材Wをロウ付けする。これによ
って、ロウ材Wが台座本体部71dの金メッキAuを覆
ってなる台座部73が形成される(図7(d))。
【0031】次いで、ピン本体71を剥離液に漬ける。
これによって、露出している金メッキ層Auが除去され
る。即ち、ピン本体部71aについては、金メッキ層A
uを除去されてニッケルメッキ層Niが露出した状態と
なり、台座部73については、下面71gの部分だけが
金メッキ層Auを除去されてニッケルメッキ層Niが露
出した状態となる(図7(e))。
【0032】最後に、ピン本体部71aの端側のみを金
メッキ液に漬けて再度無電解メッキを行って、ピン本体
部71aの端側に金メッキ層Au1を形成する。金メッ
キ層Au1は、ピン本体部71aの端面71e及びピン
本体部71aの端側の周面に形成される。ピン本体部7
1aのうち、金メッキ層Au1が形成されない部分、即
ち、ニッケルメッキ層Niが露出したままとされた部分
が、半田ダム75を構成する(図7(f))。
【0033】これによって、半田ダム付きのI/Oピン
74が完成する。I/Oピン74は、ピン部76と、こ
の一端の台座部73とよりなり、ピン部76のうち台座
部73寄りの部分に半田ダム75を有する構造である。
ピン部76は、先端側の半田付着予定部77と、台座部
73寄りの部分の半田ダム75とよりなる。半田付着予
定部77は、半田付けされるピン部76としての本質的
な部分であり、ピン本体部71aの先端面71eも含め
て金メッキ層Au1で覆われている構造である。半田ダ
ム75は、露出したニッケルメッキ層Niよりなり、長
さbを有する。この長さbは、ピン部76の長さaの約
1/2である。台座部73は、ロウ材Wが金メッキAu
された台座本体部71dを覆った構造である。
【0034】《第8の半田ダム製造法》I/Oピンの本
体(母材)を構成する銅製の細長い丸棒材を、その先端
にヘッダー加工して大径の台座本体部81dを形成し、
先端を所定長さ(例えば、3mm)にカットする。この作
業を繰り返すことによって、ピン本体部81aとこの一
端の台座本体部81dとよりなるピン本体81を得る。
81eはピン本体部81aの端面であり、81fは台座
部本体部81dの端面である(図8(a))。
【0035】次に、ピン本体81の両端面81e、81
fを含めた外表面全体に、ニッケルメッキNiを施こし
(図8(b))、更には、金メッキAuを施こす(図8
(c))。次いで、台座本体部81dの端面81f側
に、Au−Sn等のロウ材Wをロウ付けする。これによ
って、ロウ材Wが台座本体部81dの金メッキAuを覆
ってなる台座部83が形成される(図8(d))。
【0036】最後に、ピン本体を幅がcであるエンドレ
スの研磨ベルト89が設けてある研磨機にかけて、ピン
本体81の中間部分を研磨する。研磨機の研磨量は金メ
ッキAuだけが除去されるように定めてあり、研磨が完
了するとニッケルメッキ層Niが露出する。ニッケルメ
ッキ層Niが露出された部分が、半田ダム85を構成す
る(図8(e))。
【0037】これによって、半田ダム付きのI/Oピン
84が完成する。I/Oピン84は、ピン部86と、こ
の一端の台座部83とよりなり、ピン部86のうち略中
央の部位に半田ダム85を有する構造である。ピン部8
6は、先端側に半田付着予定部87を有し、略中央の部
位に半田ダム85を有する。半田付着予定部87は、半
田付けされるピン部86としての本質的な部分であり、
ピン本体部81aの先端面81eも含めて金メッキ層A
uで覆われている構造である。半田ダム85は、露出し
たニッケルメッキ層Niよりなり、長さcを有する。こ
の長さcは、ピン部86の長さaの約1/3である。台
座部83は、ロウ材Wが金メッキAuされた台座本体部
81dを覆った構造である。
【0038】《第9の半田ダム製造法》ニッケル(N
i)製の丸棒材を使用する。I/Oピンの本体(母材)
を構成するニッケル製の細長い丸棒材を、その先端にヘ
ッダー加工して大径の台座本体部91dを形成し、次い
で、丸棒材を例えば5mm送り出し、太径部を形成する
ための型に入れて先端の台座本体部91dから軸方向に
長さをつめて潰すプレス加工してして太径部91gを形
成し、次いで所定長さ(例えば、3mm)にカットする。
この作業を繰り返すことによって、ピン本体部91aと
この一端の台座本体部81dとよりなり、且つピン本体
部91aの中央部に太径部91gを有するピン本体91
を得る。この太径部91gは、ピン本体部91aの径d
1より太い径d2を有し、且つ、ピン本体部91aの長
さaの約1/3の長さeを有する。91eはピン本体部
91aの端面であり、91fは台座部本体部91dの端
面である(図9(a))。
【0039】なお、転造によって、太径部91gを台座
本体部91dと同時に形成することも可能である。次
に、ピン本体91の両端面91e、91fを含めた外表
面全体に、金メッキAuを施こす(図9(b))。次い
で、台座本体部91dの端面91f側に、Au−Sn等
のロウ材Wをロウ付けする。これによって、ロウ材Wが
台座本体部91dの金メッキAuを覆ってなる台座部9
3が形成される(図9(c))。
【0040】最後に、エンドレスの研磨ベルトが設けて
ある研磨機にかけて、ピン本体91の太径部91gの部
分を研磨して、金メッキAuを除去してニッケル(N
i)製のピン本体91を露出させる。ニッケル(Ni)
製のピン本体91が露出した部分が、半田ダム95を構
成する(図9(d))。これによって、半田ダム付きの
I/Oピン94が完成する。I/Oピン94は、ピン部
96と、この一端の台座部93とよりなり、ピン部96
のうち略中央の部位に半田ダム95を有する構造であ
る。
【0041】ピン部96は、先端側に半田付着予定部9
7を有し、略中央の部位に半田ダム95を有する。半田
付着予定部97は、半田付けされるピン部86としての
本質的な部分であり、ピン本体部91aの先端面91e
も含めて金メッキ層Auで覆われている構造である。半
田ダム95は、ピン本体91の一部であり露出した部分
よりなり、長さeを有する。この長さeは、ピン部96
の長さaの約1/3である。半田ダム95の長さe及び
場所は、前記の太径部91gによって決定され、上記の
研磨のバラツキに影響されない。太径部91gは型で決
まるものであり長さe及び場所のバラツキは小さい。よ
って、各半田ダム付きのI/Oピン94について、半田
ダム95の長さe及び場所のバラツキは小さい。台座部
93は、ロウ材Wが金メッキAuされた台座本体部91
dを覆った構造である。
【0042】《第10の半田ダム製造法》銅(Cu)製
の丸棒材を使用する。I/Oピンの本体(母材)を構成
する銅製の細長い丸棒材を、その先端にヘッダー加工し
て大径の台座本体部101dを形成し、次いで、丸棒材
を例えば5mm送り出し、太径部を形成するための型に
入れて先端の台座本体部101dから軸方向に長さをつ
めて潰すプレス加工してして太径部101gを形成し、
次いで所定長さ(例えば、3mm)にカットする。この作
業を繰り返すことによって、ピン本体部101aとこの
一端の台座本体部81dとよりなり、且つピン本体部1
01aの中央部に太径部101gを有するピン本体10
1を得る。この太径部101gは、ピン本体部101a
の径d1より太い径d3を有し、且つ、ピン本体部10
1aの長さaの約1/3の長さfを有する。101eは
ピン本体部101aの端面であり、101fは台座部本
体部81dの端面である(図10(a))。
【0043】なお、転造によって、太径部101gを台
座本体部101dと同時に形成することも可能である。
次に、ピン本体101の両端面101e、101fを含
めた外表面全体に、ニッケルメッキNiを施こし(図1
0(b))、更には、金メッキAuを施こす(図10
(c))。
【0044】次いで、台座本体部101dの端面101
f側に、Au−Sn等のロウ材Wをロウ付けする。これ
によって、ロウ材Wが台座本体部101dの金メッキA
uを覆ってなる台座部103が形成される(図10
(d))。最後に、エンドレスの研磨ベルトが設けてあ
る研磨機にかけて、ピン本体101の太径部101gの
を研磨する。研磨機の研磨量は金メッキAuだけが除去
されるように定めてあり、研磨が完了するとニッケルメ
ッキ層Niが露出する。ニッケルメッキ層Niが露出さ
れた部分が、半田ダム105を構成する(図10
(e))。
【0045】これによって、半田ダム付きのI/Oピン
104が完成する。I/Oピン104は、ピン部106
と、この一端の台座部103とよりなり、ピン部106
のうち略中央の部位に半田ダム105を有する構造であ
る。ピン部106は、先端側に半田付着予定部107を
有し、略中央の部位に半田ダム105を有する。半田付
着予定部107は、半田付けされるピン部86としての
本質的な部分であり、ピン本体部101aの先端面10
1eも含めて金メッキ層Auで覆われている構造であ
る。半田ダム105は、ピン本体101の一部であり露
出した部分よりなり、長さfを有する。この長さfは、
ピン部106の長さaの約1/3である。半田ダム10
5の長さf及び場所は、前記の太径部101gによって
決定され、上記の研磨のバラツキに影響されない。太径
部101gは型で決まるものであり長さf及び場所のバ
ラツキは小さい。よって、各半田ダム付きのI/Oピン
104について、半田ダム105の長さf及び場所のバ
ラツキは小さい。台座部103は、ロウ材Wが金メッキ
Auされた台座本体部101dを覆った構造である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、先
端側から根元側に半田が伝わって流れるのを安全且つ確
実に阻止し得るI/Oピンを提供することができ、MC
Mの高寿命化等を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の半田ダム製造法の主要な工程を示す図で
あって、図1(a)は、昇華性樹脂が被覆されたピン
材、図1(b)は、昇華性樹脂が部分的に除去されたピ
ン材、図1(c)は、半田濡れ性の低い金属層が形成さ
れたピン材、図1(d)は、半田ダムの形成された完成
品のI/Oピン、をそれぞれ示す。
【図2】第2の半田ダム製造法の主要な工程を示す図で
あって、図2(a)は、昇華性樹脂が被覆されたピン
材、図2(b)は、昇華性樹脂が部分的に除去されたピ
ン材、図2(c)は、半田の濡れ易い金属の層が形成さ
れたピン材、図2(d)は、半田ダムの形成された完成
品のI/Oピン、をそれぞれ示す。
【図3】第3の半田ダム製造法の主要な工程を示す図で
あって、図3(a)は、高耐熱性樹脂が被覆されたピン
材、図3(b)は、高耐熱性樹脂が部分的に除去された
ピン材、図3(c)は、半田ダムの形成された完成品の
I/Oピン、をそれぞれ示す。
【図4】第4の半田ダム製造法の主要な工程を示す図で
あって、図4(a)は、高耐熱性樹脂が被覆されたピン
材、図皇(b)は、高耐熱性樹脂が部分的に除去された
ピン材、図4(c)は、半田の濡れ易い金属の層が形成
されたピン材、図4(d)は、半田ダムの形成された完
成品のI/Oピン、をそれぞれ示す。
【図5】第5の半田ダム製造法の主要な工程を示す図で
あって、図5(a)は、従来のI/Oピン、図5(b)
は、固定用治具にセットされたI/Oピン、図5(c)
は、MCMに固定された、半田ダムの形成されたI/O
ピン、をそれぞれ示す。
【図6】第6の半田ダム製造法の主要な工程を示す図で
あって、図6(a)は、ニッケルメッキが施されたI/
Oピン、図6(b)は、固定用冶具にセットされたI/
○ピン、図6(c)は、MCMに固定された、半田ダム
の形成されたI/Oピン、をそれぞれ示す。
【図7】第7の半田ダム製造法の主要な工程を示す図で
ある。
【図8】第8の半田ダム製造法の主要な工程を示す図で
ある。
【図9】第9の半田ダム製造法の主要な工程を示す図で
ある。
【図10】第10の半田ダム製造法の主要な工程を示す
図である。
【図11】従来のI/Oピンを用いた、マザーボードに
対するMCMの実装構造の一例の要部を示す図である。
【符号の説明】
1a,21a,31a,41a,51a,61a、7
4、84、94、104…I/Oピン 1d,21d,31d,41d,51d,61d,71
d,81d,91d,101d…台座 75,85,95,105…半田ダム Au…金メッキ層 J…固定用冶具 Ni…ニッケルメッキ層 Re…昇華性樹脂 Rhr…高耐熱性樹脂 Sh…高温半田 Shw…高温半田及びロウ材 W…ロウ材
【手続補正書】
【提出日】平成11年2月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】 前記小型プリント基板は、少なくとも1
つのベアチップを搭載したマルチチップモジュールであ
り、 前記大型プリント基板は、マザーボードであることを特
徴とする請求項記載のI/Oピン。
【請求項】 前記半田ダムは、I/Oピンの中間部の
外周に形成される半田濡れ性の低い材料の層から成るこ
とを特徴とする請求項1記載のI/Oピン。
【請求項】 前記半田濡れ性の低い材料の層は、Ni
メッキ層であることを特徴とする請求項記載のI/O
ピン。
【請求項】 前記半田ダムは、I/Oピンの中間部の
外周に形成される高耐熱性の樹脂の層から成ることを特
徴とする請求項1記載のI/Oピン。
【請求項】 前記半田ダムは、I/Oピンの中間部の
外周に形成される高温半田の層から成ることを特徴とす
る請求項1記載のI/Oピン。
【請求項】 I/Oピンは、導電性の本体と、本体外
周の半田濡れ性の低い材料の第1被覆層と、 更にその外周の半田濡れ性の高い材料の第2被覆層、と
を含んで成り、I/Oピン中間部の第2被覆層を除去す
ることによって露出する第1被覆層部分が、前記半田ダ
ムを構成することを特徴とする請求項1記載のI/Oピ
ン。
【請求項】 I/Oピンは、導電性の本体と、本体外
周の半田濡れ性の低い材料の第1被覆層と、 更にその外周の半田濡れ性の高い材料の第2被覆層、と
を含んで成り、 第2被覆層の形成時に、I/Oピン中間部に第2被覆層
が形成されないようにして、それによって露出する第1
被覆層部分が、前記半田ダムを構成することを特徴とす
る請求項1記載I/Oピン。
【請求項】 前記半田ダムは、I/Oピンの中間部の
外周に露出して形成されるI/Oピン自身の材料であっ
て半田濡れ性の低い材料から成ることを特徴とする請求
項1記載のI/Oピン。
【請求項10】 I/Oピンは、導電性の本体と、本体
外周の半田濡れ性の低い材料の第1被覆層と、 更にその外周の半田濡れ性の高い材料の第2被覆層、と
を含んで成り、I/Oピン中間部の第2被覆層を研磨し
て除去することによって露出する第1被覆層部分が、前
記半田ダムを構成することを特徴とする請求項1記載の
I/Oピン。
【請求項11】 I/Oピンは、半田濡れ性の低い材料
製であり中間部に太径部を有する導電性の本体と、 更にその外周の半田濡れ性の高い材料の第2被覆層、と
を含んで成り、I/Oピンの上記太径部の部分について
第2被覆層を除去することによって露出する上記本体の
部分が、前記半田ダムを構成することを特徴とする請求
項1記載のI/Oピン。
【請求項12】 I/Oピンは、中間部に太径部を有す
る導電性の本体と、本体外周の半田濡れ性の低い材料の
第1被覆層と、 更にその外周の半田濡れ性の高い材料の第2被覆層、と
を含んで成り、I/Oピンの上記太径部の部分について
第2被覆層を除去することによって露出する第1被覆層
部分が、前記半田ダムを構成することを特徴とする請求
項1記載のI/Oピン。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板間接続用のI/Oピンであって、 I/Oピンの長手方向中間部には、I/Oピンの長手方
    向一方側から他方側に半田が流動するのを阻止し得る半
    田ダムが形成されることを特徴とするI/Oピン。
  2. 【請求項2】 I/Oピンの一端が小型プリント基板に
    立設・固定され、 I/Oピンの他端が、大型プリント基板に対する小型プ
    リント基板の実装時に、大型プリント基板の所定箇所に
    半田付けされることを特徴とする請求項1記載のI/O
    ピン。
  3. 【請求項3】 前記小型プリント基板は、少なくとも1
    つのベアチップを搭載したマルチチップモジュールであ
    り、 前記大型プリント基板は、マザーボードであり、I/O
    ピンは、丸棒形状を有することを特徴とする請求項2記
    載のI/Oピン。
  4. 【請求項4】 前記半田ダムは、I/Oピンの中間部の
    外周に形成される半田濡れ性の低い材料の層から成るこ
    とを特徴とする請求項1記載のI/Oピン。
  5. 【請求項5】 前記半田濡れ性の低い材料の層は、Ni
    メッキ層であることを特徴とする請求項4記載のI/O
    ピン。
  6. 【請求項6】 前記半田ダムは、I/Oピンの中間部の
    外周に形成される高耐熱性の樹脂の層から成ることを特
    徴とする請求項1記載のI/Oピン。
  7. 【請求項7】 前記半田ダムは、I/Oピンの中間部の
    外周に形成される高温半田の層から成ることを特徴とす
    る請求項1記載のI/Oピン。
  8. 【請求項8】 I/Oピンは、導電性の本体と、本体外
    周の半田濡れ性の低い材料の第1被覆層と、 更にその外周の半田濡れ性の高い材料の第2被覆層、と
    を含んで成り、I/Oピン中間部の第2被覆層を除去す
    ることによって露出する第1被覆層部分が、前記半田ダ
    ムを構成することを特徴とする請求項1記載のI/Oピ
    ン。
  9. 【請求項9】 I/Oピンは、導電性の本体と、本体外
    周の半田濡れ性の低い材料の第1被覆層と、 更にその外周の半田濡れ性の高い材料の第2被覆層、と
    を含んで成り、 第2被覆層の形成時に、I/Oピン中間部に第2被覆層
    が形成されないようにして、それによって露出する第1
    被覆層部分が、前記半田ダムを構成することを特徴とす
    る請求項1記載I/Oピン。
  10. 【請求項10】 前記半田ダムは、I/Oピンの中間部
    の外周に露出して形成されるI/Oピン自身の材料であ
    って半田濡れ性の低い材料から成ることを特徴とする請
    求項1記載のI/Oピン。
  11. 【請求項11】 I/Oピンは、導電性の本体と、本体
    外周の半田濡れ性の低い材料の第1被覆層と、 更にその外周の半田濡れ性の高い材料の第2被覆層、と
    を含んで成り、I/Oピン中間部の第2被覆層を研磨し
    て除去することによって露出する第1被覆層部分が、前
    記半田ダムを構成することを特徴とする請求項1記載の
    I/Oピン。
  12. 【請求項12】 I/Oピンは、半田濡れ性の低い材料
    製であり中間部に太径部を有する導電性の本体と、 更にその外周の半田濡れ性の高い材料の第2被覆層、と
    を含んで成り、I/Oピンの上記太径部の部分について
    第2被覆層を除去することによって露出する上記本体の
    部分が、前記半田ダムを構成することを特徴とする請求
    項1記載のI/Oピン。
  13. 【請求項13】 I/Oピンは、中間部に太径部を有す
    る導電性の本体と、本体外周の半田濡れ性の低い材料の
    第1被覆層と、 更にその外周の半田濡れ性の高い材料の第2被覆層、と
    を含んで成り、I/Oピンの上記太径部の部分について
    第2被覆層を除去することによって露出する第1被覆層
    部分が、前記半田ダムを構成することを特徴とする請求
    項1記載のI/Oピン。
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