JPH11165877A

JPH11165877A - 物品の解放及び流通用の装置

Info

Publication number: JPH11165877A
Application number: JP10282050A
Authority: JP
Inventors: Alayer De Costemore D Arc St D; ステフアン・マリー・アンドレ・ダレイエ・ド・コストモル・ダルク; Jean-Claude Dombret; ジヤン−クロード・ドンブレ
Original assignee: Staar SA
Current assignee: Staar SA
Priority date: 1997-09-24
Filing date: 1998-09-18
Publication date: 1999-06-22
Also published as: EP0905660B1; DE69823942D1; BE1011471A3; EP0905660A1; US6126036A; DE69823942T2

Abstract

(57)【要約】【課題】物品の１つずつの取り出しを確保する。【解決手段】フィンガーはフレーム上に取り付られ、
このフレームは、案内上で可動でありかつその前後運動
を確保するためにプーリーを介して駆動手段と組み合わ
せられる。プーリーは、その回転を限定する手段と組み
合わせられた同調式のものであり、かつ、フィンガー
を、これが区画より下方に留まる下方位置とこれが区画
から一番下の物品を引き出す上方位置との間で動かす制
御部材を支持する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、例えば、箱のような規
則的な形状の物品の流通用装置、特に貯蔵積重ねからの
解放と使用者への輸送を確保するための装置に関する。
用語「物品」は、ディスク又はカセットのような情報の
支持体並びに磁気テープ、磁気ディスク又は光学ディス
ク用のカセット、カートリッジを収容している例えば、
箱、缶のような規則的な形状のものを総て指す。

【０００２】

【従来技術及びその課題】現在、市場で入手できる装置
は主に二つの形式のものである。第１のいわゆる「引出
し」形のものでは、物品は、隣接した区画内に互いに縦
方向に積み重ねられ貯蔵される。各区画は、その下の方
に、区画又は積重ねの一番下に置かれた物品を取り出す
ための駆動される引出しを備える。第２のいわゆる「ね
じ」形のものでは、物品は、隣接する区画、トンネル内
に水平方向に貯蔵され、かつエンドレスねじの各巻回に
より互いに隔てられ、このねじの回転がその前端に置か
れた物品を区画、トンネルの外に送り出す。各貯蔵区画
は、それ自体の機構、引出し又はエンドレスねじ、物流
用装置を必要とし、幾つかの区画を組み入れたときは費
用がかさむ。更に、一つの区画から１度に１個の物しか
取り出せないようにする安全手段が必須である。

【０００３】本発明の目的は、隣接した個別の区画内に
貯蔵された物品の１個ずつの取出しと輸送を確保する単
一の装置を提供することによりこれらの欠点を克服する
ことである。

【０００４】本発明の更なる目的は、区画から物品を取
り出して輸送する作動位置と、区画間を移動できる非作
動位置との間を動き得る装置を提案することである。

【０００５】本発明の更なる目的は、特に簡単でかつ信
頼し得る装置を提案することである。

【０００６】本発明の更なる目的は、自律式の手段を組
み込んだ装置を提案することである。

【０００７】本発明の更なる目的は、種々の厚さの物品
の荷扱いが容易な装置を提案することである。

【０００８】これらの目的を達成するために、本発明の
目的である装置は特許請求の範囲の内容を特徴とする。

【０００９】その他の特徴、利点、特色は、以下与えら
れる好ましい実施例の詳細な説明より明らかになるであ
ろう。ただし、この説明は本発明を限定するものではな
く、本発明の範囲から離れることなく種々の改変、改良
を行うことができる。

【００１０】

【実施例】本発明の理解を容易にするために、図面は本
発明の説明に必要な構成要素のみを示す。

【００１１】図１に示されるように、流通ユニットは、
後端がフレーム６に取り付けられた数個の隣接した貯蔵
区画１を備え、その各が約３０個の物品を収容してい
る。説明される実施例においては、物品は積み重ねられ
た箱８０であり、この箱は平行六面体の形のものであっ
て、ＣＤ、ＣＤロム、ＣＤ−Ｗ、ＤＶＤなどのような光
学ディスクを収容している。

【００１２】各区画１は、４周を形成するように曲げら
れた金属板１００より作られ、その前面には、物品を手
で容易に出し入れできる中央スロット１０２が組み入れ
られ、そしてその下端には開口１０４があり（図２）、
これは、１度に１個の物品、ここでは一番下の物品８２
を区画から外に送ることを許す。両側面と後面とは、そ
の下端に、物品８２を支持するための曲がり１０３が形
成される。

【００１３】図１ないし３に示されるように、脚４、５
によりフレーム６に取り付けられたチューブ２、３のよ
うな同一平面上の２個の案内部材が、本発明の装置１０
を区画１の下方に支持する。

【００１４】この装置１０は支持部１２、１３を備え、
これら支持部は、それぞれ、ローラー７によりチューブ
２、３上に支持され、更に間に適切な隙間を維持してい
るチューブ１４、１５のような２個の案内手段に連結さ
れる。図２に示されるように、支持部１２は逆Ｕ字形で
あり、一方、支持部１３は逆Ｌ字形であって、これによ
り装置１０をチューブ２、３に容易に着脱することがで
きる。事実上、装置１０を取り付けるためには、チュー
ブ３のまわりに支持部１３を置き、次いで支持部１２を
チューブ２の上に降ろすだけである。

【００１５】好ましい実施例においては、支持部１２、
１３は、デルリンのようなプラスチックで作られ、そし
て、それぞれ電源の正負の極に接続された金属チューブ
２、３に押し付けられている金属のシューを持つ。この
ため、いかなる電線も使うこと無しに移動装置１０に電
力が供給され、これにより移動装置を自律走行式にで
き、非常に大きい利点である。

【００１６】図１Ａに示されるように、装置１０は移動
式のＵ字形フレーム２０も備え、このフレームは、脚１
６によりチューブ１４、１５上に置かれかつ案内される
２個の垂直方向の横側エッジ２１を有し、一方、このフ
レームは、プーリーのような駆動部材２２に連結された
軸のような制御部材２３を支持している。プーリー２２
は、好ましくは、各支持部１２、１３に回転可能に取り
付けられた同様な歯付きプーリー２５により案内される
エンドレスの歯付きベルト２４によりタイミングを合わ
せられかつ案内される（図２及び３）。支持部１２のプ
ーリー２５は、その軸２６が可逆電動機（図示せず）に
より駆動される歯車列により回されるような駆動体であ
り、このため駆動プーリー２５とベルト２４とは逆方向
（矢印Ｆ、Ｇ）に回転できる．支持部１３のプーリー２
５はベルトの戻り用プーリーであり、その軸は、ベルト
２４を張った状態に維持するために弾性手段（図示せ
ず）により自由支持される。そこで、フレーム２０は、
チューブ１４、１５上で支持部１２、１３の間を前後に
動くことができる。

【００１７】制御部材２３の各端部にこれと一体で回転
するように確実に固定されたフィンガー４０が、その端
末に自由回転ローラー４２を支持する。このフィンガー
は、プーリー２２に取り付けられたスタッド２８のよう
な手段によりその運動が限定され、そして隣接の横側エ
ッジ２１に設けられた約９０゜の円弧状の開口３０（図
２、３、７Ａ）と組み合う。この横側エッジ２１は板材
５０も支持し、この板材は、これに設けられたスタッド
５１Ａ、５１Ｂと前記横側エッジ２１のスロット２７と
の共同作用により垂直方向で動くことができる。この板
材５０は、その横方向の各端部に、支持部１２、１３に
取り付けられた軸７０Ａ、７０Ｂのような固定部材と共
同作用するための互いに鏡像的な形の溝５６Ａ，５６Ｂ
を持つ。この板材５０は、これを上向きに動かそうとす
る弾性手段５２の作用を受け、そしてこの板材と横側エ
ッジ２１との間に、前記スタッド５１Ａ、５１Ｂ上に回
転自在に取り付けられたラチェット６０Ａ、６０Ｂのよ
うな２個の鎖錠用部材を持つ（図１Ａ、３、７Ｂ）。各
ラチェットは、フレーム２０から突き出ているその端部
に溝６５Ａ、６５Ｂを有し、これら溝は、軸７０Ａ、７
０Ｂと共同作用するように板材５０の溝５６Ａ、５６Ｂ
の高さ位置に接近し、かつフレーム２０に取り付けられ
た弾性手段６１Ａ、６１Ｂの作用を受け、これにより各
ラチェットは、それぞれ時計方向、反時計方向に回され
る。各ラチェット６０Ａ、６０Ｂの反対側の端部は、ス
タッド２８により作動させられるエッジ６３を持つ。

【００１８】図２、３に示された非作動位置において
は、ラチェット６０Ａの溝６５Ａが軸７０Ａを囲むた
め、フレーム２０は、支持部１２に鎖錠される。特にフ
ィンガー４０はその下方位置にあるので、上述されたす
べての部材は区画１の曲がり１０３より下方にあり、装
置１０は、（ケーブル、自律走行歯車式駆動装置など
の）図示されない適宜の方法で、どの区画１の下の位置
にも、チューブ２、３の上を自由に動くことができる。

【００１９】装置１０が箱８２を引き出すためには、駆
動プーリー２５駆動用モーターに給電し、プーリーを時
計方向（図２矢印Ｆ）に駆動する。ベルト２４がプーリ
ー２２と軸２３とを時計方向に回し、スタッド２８を開
口３０の最も右の位置から左の位置に動かす（図４）。
この運動中に、板材５０に設けられた輪郭の縁５４に当
たっているスタッド２８が前記板材を下方に動かし、そ
の溝５６Ａが軸７０Ａを囲み、支持部１２上にフレーム
２０を鎖錠し保持する（図２）。同時に、フィンガー４
０は、これらがほとんど直立する上方位置に向かって時
計方向に旋回し（図４）、このとき、スタッド２８はラ
チェット６０Ａのエッジ６３上にあって（図７Ａ）これ
を時計方向に回し、その溝６５Ａを軸７０Ａから離すよ
うにする。この運動の終わり近くで、スタッド２８と弾
性手段５２とによって板材５０が上向きに動かされ、こ
のため、溝５６Ａもまた軸７０Ａから離れ、その結果、
フレーム２０は軸７０Ａから完全に外される（図４）。
スタッド２８は開口３０の最も左に達し、プーリー２２
の回転は停止されるが、ベルト２４のノッチはプーリー
２２の軸方向の溝と組み合い（図７Ａ、７Ｂ）、ベルト
２４の運動がチューブ１４、１５上のフレーム２０の移
動を確保する。同時に、フィンガー４０の前側４３が一
番下の箱８２の後ろ側の端部と組み合い、これを開口１
０４を通して引き出し、一方、周囲がフィンガー４０の
最高位置より少し上にあるローラー４２が積重ねの下か
ら２番目の箱８０の底面と共同作用し、これを箱８２か
ら少し離して保持する（図５）。この配列により箱８２
は、全部の箱８０の重量を直接受けること無しに容易に
引き出せる。このとき必要なトルクは小さく、箱８０の
重量で押されたローラーはスタッド２８を開口３０の最
も左に強制し、ローラー４２とスタッド２８とを軸２３
の反対側上に置き、このようにしてフィンガー４０をそ
の上方位置に鎖錠する。

【００２０】フレーム２０が支持部１３の付近にくる
と、弾性手段６１Ｂの作用を受けていて図７Ａに示され
た位置にあったラチェット６０Ｂが軸７０Ｂにより回さ
れ、次いでその溝６５Ｂが軸７０Ｂを囲み、フレーム２
０を支持部１３に鎖錠する（図５）。この間、一番下の
箱８２が、使用者に輸送されるために区画１から支持ト
レー８６上に滑り出される。同時に、フレーム２０が支
持部１３上の磁石スイッチ（図示せず）を作動させて、
ベルト２４を駆動している電動機の極性を反転させる。
このとき、ベルト２４とプーリー２２とは反時計方向
（矢印Ｇ）に回転するが、フレーム２０はまだ図５に示
された位置に鎖錠され、スタッド２８が開口３０内を左
（図７Ａ）から右（図７Ｂ）に動き、これがまず板材５
０を下方に動かし、このため、その溝５６Ｂが軸７０Ｂ
を囲み、一方フィンガー４０はその低い位置に動かさ
れ、これにより区画１内の総ての箱の下降運動が許さ
れ、一番下の箱８２が曲がり１０３上に置かれる。次い
で、装置１０は、これを任意の区画１の下に位置決めす
るようにチューブ２、３上で移動させることができる。

【００２１】同時に、スタッド２８は、ラチェット６０
Ｂのエッジ６３と組み合うことにより溝６５Ｂを軸７０
Ｂから離れるように回し、板材５０は上方に動きその溝
５６Ｂを軸７０Ｂから解放することを許す（図６）。そ
こで、フレーム２０は鎖錠を外され、開口３０がスタッ
ド２８を停止させるのでプーリー２２の回転は停止さ
れ、ベルト２４はフレーム２０を支持部１２に戻す（図
２、６、矢印Ｇ）。フレーム２０が支持部１２に密着す
ると、これが磁石スイッチを作動させて電動機の極性を
切り替えかつスイッチを切り、同時にラチェット６０Ａ
の溝６５Ａがこれを軸７０Ａ上に鎖錠する。装置１０
は、新たな運転サイクルのための待機状態となる。

【００２２】容易に理解されるように、フレーム２０の
前後運動はいつでも中断できる。これは、再び給電され
たとき、移動終点のスイッチの一つを作動させるまでは
同じ運動を維持するためである。他方、ベルト２４は歯
付きベルトであるが、サイクルの総ての位相の同期を保
証するために、例えばチェーンのような別の手段を使用
することができる。

【００２３】説明された装置は、フィンガー４０の前側
４３の高さを箱８２に対応して大きくできるので、厚さ
の異なった物品の荷扱いができる。このために、チュー
ブ２、３は水平に設置され、装置１０は最も厚い箱を貯
蔵している区画１の下を自由に動き、より薄い箱を貯蔵
している区画は、ローラー４２が各区画に貯蔵された下
から２番目の箱８０の底の高さに達するような高さでフ
レーム６上に設置される。

【００２４】図１に示された原型のものでは、フレーム
６に固定された区画は、中央に設置された区画１が標準
厚さのいわゆる「アルバム」ボックスのＣＤ、ＣＤロム
用の箱を貯蔵し、一方、左側の区画１は、厚さが「アル
バム」ボックスのほぼ２倍のいわゆる「ダブルアルバ
ム」ボックスを貯蔵し、また右側の区画１は厚さが「ア
ルバム」ボックスの約半分の「シングル」ディスク用の
いわゆる「シングル」ボックスを貯蔵し、なお、別の区
画は厚さが「アルバム」ボックスのほぼ１／３のカード
ボックス又は封筒ボックスを貯蔵することができる。

【００２５】好ましい実施例においては、区画１は４個
のプリセット位置を有する偏心カムによりフレーム６に
取り付けられ、カムの回転が、貯蔵するＣＤボックスの
形式に対する適切な高さの設置を提供する。別の実施例
においては、総ての区画が同じ高さに設定され、総てが
最も厚いボックス用の同じ大きい前面開口１０４を有
し、適切な厚さのクサビ又はホールドが関連の区画１の
曲がり１０３上に設置され又は取り付けられ、箱の厚さ
の差を補償する。

【００２６】更に、本発明の装置は一度に１個の区画だ
けと組み合うので、従来技術におけるように、貯蔵区画
から一度に１個の物品しか引き出せようにする安全手段
の必要がない。

【００２７】以上の説明において、チューブ１４、１５
の平面及び装置１０とフレーム２０とが動く平面は水平
のものとして描かれたが、区画１が垂直に向けられかつ
物品８０、８２の底が水平の曲がり１０３の上にあるた
めに当然であると理解すべきである。事実、これらの平
面は、曲がり１０３の面と実質的に平行であるように向
けることができる。

【００２８】本発明の実施態様は以下のとおりである。

【００２９】１．一番下の物品（８２）の通過を許す開
口（１０４）を底部に有する隣接した区画内に貯蔵され
た物品（８０、８２）を取り出し送るための装置（１
０）であって、前記装置は、区画（１）間の移動を確保
するために区画（１）の下に固定された案内部材（２、
３）と共同作用している支持部（１２、１３）上に取り
付けられていて、そして区画（１）に組み合わせらない
低い高さ位置と一番下の物品（８２）を送るために区画
（１）内で組み合わせられる高い高さ位置との間を動き
得るフィンガー（４０）を備えている装置（１）におい
て、フィンガー（４０）が、支持部（１２、１３）によ
り支持される案内手段（１４、１５）上を動き得るフレ
ーム（２０）上に取付られ、かつフレーム（２０）の一
度に一つの区画の下の前後運動を確保する駆動手段（２
４、２５、２６）と共同作用し、フレーム（２０）及び
／又は駆動手段（２４、２５、２６）は、それらの運動
方向に従ってフィンガー（４０）を上の高さ位置と下の
高さ位置との間で移動させる制御部材（２３）を支持し
ていることを特徴とする装置（１０）。

【００３０】２．前記駆動手段の運動方向に従ってフィ
ンガー（４０）をその高い高さ位置と低い高さ位置との
間で確実に移動させるため、フィンガー（４０）の制御
部材（２３）が駆動手段（２４、２５、２６）により力
を加えられる部材（２２）と組み合わせらることを特徴
とする実施態様１による装置（１０）。

【００３１】３．駆動手段（２４、２５、２６）がフィ
ンガー（４０）、フレーム（２０）に順次に作用するこ
とを特徴とする実施態様２による装置（１０）。

【００３２】４．制御部材（２３）がフレーム（２０）
により支持されることを特徴とする実施態様１による装
置（１０）。

【００３３】５．フレーム（２０）を支持部（１２、１
３）上に鎖錠するためにこの支持部と共同作用する鎖錠
用部材（６０Ａ、６０Ｂ）をフレーム（２０）が支持す
ることを特徴とする実施態様４による装置（１０）。

【００３４】６．支持部（１２、１３）が、フレーム
（２０）の前後運動の各終点に置かれた２個の部分を備
え、各部分はフレーム（２０）の鎖錠用部材（６０Ａ、
６０Ｂ）と共同作用する固定部材（７０Ａ、７０Ｂ）を
支持することを特徴とする実施態様５による装置（１
０）。

【００３５】７．駆動手段（２４、２５、２６）が可逆
式のものであることを特徴とする先行実施態様のいずれ
かによる装置（１０）。

【００３６】８．鎖錠用部材（６０Ａ、６０Ｂ）が支持
部（１２、１３）上のフレーム（２０）を鎖錠したと
き、制御部材（２３）がフィンガー（４０）をその低い
高さ位置と高い高さ位置との間を移動させることを特徴
とする実施態様６による装置（１０）。

【００３７】９．フィンガー（４０）の制御部材（２
３）が、その運動を限定するための手段（２８、３０）
を有することを特徴とする先行実施態様のいずれかによ
る装置（１０）。

【００３８】１０．フィンガー（４０）の運動を限定す
る手段が、制御部材（２３）と組み合わせられかつフレ
ーム（２０）に設けられた開口（３０）と組み合ってい
る手段（２８）を備えることを特徴とする実施態様９に
よる装置（１０）。

【００３９】１１．フィンガー（４０）が、区画（１）
内に置かれた下から２番目の物品（８０）と共同作用す
るローラー（４２）を支持し、前記ローラー（４２）と
手段（２８）とが制御部材（２３）の各側に置かれるこ
とを特徴とする実施態様１０による装置（１０）。

【００４０】１２．制御部材（２３）の運動を限定する
手段（２８）が、フレーム（２０）により支持される鎖
錠用部材（６０Ａ、６０Ｂ）の輪郭（６３）上に作用す
ることを特徴とする実施態様（５）及び（９）による装
置（１０）。

【００４１】１３．駆動手段（２４、２５、２６）がタ
イミングを合わせられたものであることを特徴とする先
行実施態様のいずれかによる装置（１０）。

【００４２】１４．案内部材（２、３）が、電力を支持
部（１２、１３）を経て前記装置（１０）に伝えるため
に電力供給源に接続されることを特徴とする先行実施態
様のいずれかによる装置（１０）。

【図面の簡単な説明】

【図１】幾つかの貯蔵区画と組み合わせられた非活動状
態にある本発明の装置を取り込んだ物流装置の簡略化さ
れた正面部分図であり、図１に示された装置の図３の線
Ａ−Ａに沿った大縮尺の断面図Ａであるが、ベルトは省
略されている。

【図２】図１に示された装置の大縮尺の側面図である。

【図３】図２に示された装置の平面図であり、貯蔵区画
は省略されている。

【図４】区画から物品を取り出すために作動している装
置の第２図と同様ではあるが部分的かつ小縮尺の図面で
ある。

【図５】物品を取り出している装置の図４と同様な図面
である。

【図６】非活動位置に戻された装置の図５と同様な図面
である。

【図７】図４に示された構成要素の幾つかの大縮尺の詳
細図Ａ、及び図６の位置に構成要素の幾つかの図７Ａと
同様な図面Ｂである。

【符号の説明】

１区画２チューブ３チューブ４脚５脚６フレーム７ローラー１０装置１２１０の支持部１３１０の支持部１４チューブ１５チューブ１６脚２０フレーム２１横側エッジ２２（歯付き）プーリー２３軸２４（歯付き）ベルト２５（歯付き）プーリー２６２５の軸２７スロット２８スタッド３０開口４０フィンガー４２ローラー４３４０の前側５０板材５１Ａスタッド５１Ｂスタッド５２弾性手段５４５０の縁５６Ａ５０の溝５６Ｂ５０の溝６０Ａラチェット６０Ｂラチェット６１Ａ弾性手段６１Ｂ弾性手段６３エッジ６５Ａ溝６５Ｂ溝７０Ａ軸７０Ｂ軸８０箱８２一番下の箱８６支持トレイ１００金属板１０２スロット１０３曲がり１０４開口

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】一番下の物品の通過を許す開口を底部に
有する隣接した区画内に貯蔵された物品を取り出し送る
ための装置であって、前記装置は、区画間の移動を確保
するために区画の下に固定された案内部材と共同作用す
る支持部に取り付けられていて、そして区画に組み合わ
せらない低い高さ位置と一番下の物品を送るために区画
内で組み合わせられる高い高さ位置との間を動き得るフ
ィンガーを備えている装置において、フィンガーが、支持部により支持される案内手段上を動
き得るフレーム上に取付られ、かつフレームの一度に一
つの区画の下の前後運動を確保する駆動手段と共同作用
し、フレーム及び／又は駆動手段は、それらの運動方向
に従ってフィンガーを上の高さ位置と下の高さ位置との
間で移動させる制御部材を支持していることを特徴とす
る装置。