JPH11165587A - 車両用ミラー - Google Patents

車両用ミラー

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Publication number
JPH11165587A
JPH11165587A JP33682097A JP33682097A JPH11165587A JP H11165587 A JPH11165587 A JP H11165587A JP 33682097 A JP33682097 A JP 33682097A JP 33682097 A JP33682097 A JP 33682097A JP H11165587 A JPH11165587 A JP H11165587A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
respiratory
drive unit
vehicle
waterproof cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33682097A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Sato
嘉晃 佐藤
Yoshiro Nagayama
芳郎 永山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ichikoh Industries Ltd filed Critical Ichikoh Industries Ltd
Priority to JP33682097A priority Critical patent/JPH11165587A/ja
Publication of JPH11165587A publication Critical patent/JPH11165587A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】防水カバーの防水性能を維持したまま放熱効果
を得ることができ、しかも、車体左右で共用することが
できる車両用ミラーを提供する。 【解決手段】防水カバー15の中心Pで略直交する中心
線上の周壁15bから互いに平行方向に呼吸筒部15
c,15dが突出されると共に、その呼吸筒部15c,
15dの先端に駆動ユニット12に装着した状態の時に
水平方向と垂直方向とで向き合う開口端面15f.15
gが形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用ミラー、特
に、ミラーハウジングに固定された駆動ユニットと、該
駆動ユニットの駆動によって傾動するミラー本体と、前
記駆動ユニットを覆う略有底円筒形状の防水カバーとを
備えた車両用ミラーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、図6に示すように、ミラ
ー設置開口1aを有するミラーハウジング1と、このミ
ラーハウジング1に固定された駆動ユニット2と、駆動
ユニット2にミラーホルダ3を介して保持されたミラー
本体4と、駆動ユニット2を覆う略有底円筒形状の防水
カバー5とを備えた車両用ミラー6が知られている。
【0003】駆動ユニット2は、ミラーハウジング1側
を固定面として他面(ミラー保持側の面)を傾動させる
もので、図示を略す2つの内蔵モータの駆動によって車
体上下と左右方向との複合でミラー本体4の傾動を可能
としている。尚、この駆動ユニット2の構成や作用は公
知であるため、詳細な説明は省略する。
【0004】防水カバー5は、周壁5aに膨らみを持た
せることによって駆動ユニット2の駆動に連動した伸縮
が可能となっており、駆動ユニット2内の電気部品等へ
の防水・防塵の役割を果たす。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の如く
構成された車両用ミラー6にあっては、例えば、駆動ユ
ニット2内に設けられた内蔵モータの駆動に伴って発生
する熱等が駆動ユニット2内にこもってしまい、放熱さ
れないという問題が生じていた。
【0006】そこで、防水カバー5に大気と駆動ユニッ
ト2とを連通する呼吸筒部を設けることが考えられる
が、防水カバー2に単に呼吸筒部を設けただけでは防水
性能が低下してしまうという問題があった。
【0007】また、このような呼吸筒部を防水カバー5
に設けると、車体の左右で対象な構造となっている車両
用ミラー6に防水カバー5を共用することができず、製
品コストが高騰するという問題も生じてくる。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
あって、防水カバーの防水性能を維持したまま放熱効果
を得ることができ、しかも、車体左右で共用することが
できる車両用ミラーを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、ミラーハウジングに固定
された駆動ユニットと、該駆動ユニットの駆動によって
傾動するミラー本体と、前記駆動ユニットを覆う略有底
円筒形状の防水カバーとを備えた車両用ミラーにおい
て、前記防水カバーの中心で略直交する中心線上に位置
する外周壁から互いに平行方向に突出され且つその先端
が前記駆動ユニットに装着した状態の時に水平方向と垂
直方向とで向き合う開口端面を有する呼吸筒部が形成さ
れていることを要旨とする。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の車両用ミラーの実
施の形態を図面に基づいて説明する。
【0011】図5において、車両用ミラー10は、ミラ
ー設置開口11aを有するミラーハウジング11と、こ
のミラーハウジング11に固定された駆動ユニット12
と、駆動ユニット12にミラーホルダ13を介して保持
されたミラー本体14と、駆動ユニット12を覆う防水
カバー15とを備えている。
【0012】駆動ユニット12は、ミラーハウジング1
1側を固定面として他面(ミラー保持側の面)を傾動さ
せるもので、図示を略す2つの内蔵モータの駆動によっ
て車体上下と左右方向との複合でミラー本体14の傾動
を可能としている。尚、この駆動ユニット12の構成や
作用は公知であるため、詳細な説明は省略する。
【0013】防水カバー15は、図4に示すように、底
壁15aと周壁15bとで略有底円筒形状を呈し、駆動
ユニット12への装着性並びに密着性を確保するために
ゴム等から形成されている。また、周壁15bに膨らみ
を持たせることによって駆動ユニット12の駆動に連動
した伸縮(変形)が可能となっており、駆動ユニット1
2内の電気部品等への防水・防塵の役割を果たしてい
る。また、周壁15bには、一対の呼吸筒部15c,1
5dと、駆動ユニット12への装着位置認識用の舌片1
5eとが形成されている。
【0014】呼吸筒部15c,15dは、図1(A),
(B)に示すように、中心Pを通る線分Q1,Q2のな
す角度θが略直角となる位置の周壁15bから互いに平
行方向に突出されている。この際、線分Q1,Q2は駆
動ユニット12への装着状態においては水平及び垂直方
向に延びる。また、呼吸筒部15c,15dの先端は駆
動ユニット12に装着した状態の時に水平方向と垂直方
向とで向き合う開口端面15f,15gを有し、これに
より駆動ユニット12の内部と大気との連通が可能とな
る。
【0015】尚、例えば、図2(A),(B)及び図3
(A),(B)に示すように、開口端面15f,15g
を開閉する単数若しくは複数の蓋体15h,15iを形
成することによって開口端面15f,15gからの水滴
や塵埃等の侵入を一層防止することができる。
【0016】上記の構成において、防水カバー15を車
両左側の車両用ミラー10に装着するには(図5参
照)、図1(A)に示すように、舌片15eが車体上方
に位置するように装着する。
【0017】すると、呼吸筒部15cは車体外側に位置
し、呼吸筒部15dは車体下方に位置する。また、開口
端面15fは車体下向きの水平方向に平行となり、開口
端面15gは車体内向きの垂直方向に平行となる。これ
により、水滴や塵埃が侵入し難い状態を確保することが
できる。
【0018】また、駆動ユニット12内に熱が発生した
場合には、一方の呼吸筒部15c,15dから駆動ユニ
ット12内の空気が大気へと排気されると同時に他方の
呼吸筒部15c,15dから大気が駆動ユニット12内
へと吸気される。
【0019】防水カバー15を車両右側の車両用ミラー
10に装着するには、図1(B)に示すように、舌片1
5eが車体側方に位置するように装着する。
【0020】すると、呼吸筒部15dは車体外側に位置
し、呼吸筒部15cは車体下方に位置する。また、開口
端面15gは車体下向きの水平方向に平行となり、開口
端面15fは車体内向きの垂直方向に平行となる。これ
により、水滴や塵埃が侵入し難い状態を確保することが
できる。
【0021】また、駆動ユニット12内に熱が発生した
場合には、一方の呼吸筒部15c,15dから駆動ユニ
ット12内の空気が大気へと排気されると同時に他方の
呼吸筒部15c,15dから大気が駆動ユニット12内
へと吸気される。
【0022】このように、本発明の車両用ミラー10の
防水カバー15に設けた一対の呼吸筒部15c,15d
により、水滴や塵埃の侵入を防止しつつ呼吸作用を具備
することができ、しかも、2つの呼吸筒部15c,15
dを設けたことにより呼吸作用の促進を図ることができ
る。また、2つの呼吸筒部15c,15dを設けたもの
でありながら、車体左右の車両用ミラー10の両方への
装着を可能とすることができる。尚、図1(A),
(B)で説明した車体左右の取り付け状態は逆でも良
い。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の車両用ミ
ラーにあっては、防水カバーの中心で略直交する中心線
上に位置する外周壁から互いに平行方向に突出され且つ
その先端が前記駆動ユニットに装着した状態の時に水平
方向と垂直方向とで向き合う開口端面を有する呼吸筒部
が形成されていることにより、防水カバーの防水性能を
維持したまま放熱効果を得ることができ、しかも、車体
左右で共用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わる車両用ミラーを示
し、(A)は図5に示した車体取り付け状態での防水カ
バーの正面図、(B)は図1(A)とは逆の車体取り付
け状態での防水カバーの正面図である。
【図2】同じく、(A)は呼吸筒部の先端に設けた蓋体
が開口端面を閉成している状態の拡大図、(B)は呼吸
筒部の先端に設けた蓋体が開口端面を解放している状態
の拡大図である。
【図3】同じく、(A)は呼吸筒部の先端に設けた他の
蓋体が開口端面を閉成している状態の拡大図、(B)は
呼吸筒部の先端に設けた他の蓋体が開口端面を解放して
いる状態の拡大図である。
【図4】同じく、防水カバーの外観斜視図である。
【図5】同じく、車両用ミラーの水平断面図である。
【図6】従来の車両用ミラーを示し、車両用ミラーの水
平断面図である。
【符号の説明】
P…中心 10…車両用ミラー 11…ミラーハウジング 12…駆動ユニット 14…ミラー本体 15…防水カバー 15b…周壁 15c…呼吸筒部 15d…呼吸筒部 15f…開口端面 15g…開口端面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ミラーハウジングに固定された駆動ユニッ
    トと、該駆動ユニットの駆動によって傾動するミラー本
    体と、前記駆動ユニットを覆う略有底円筒形状の防水カ
    バーとを備えた車両用ミラーにおいて、 前記防水カバーの中心で略直交する中心線上に位置する
    外周壁から互いに平行方向に突出され且つその先端が前
    記駆動ユニットに装着した状態の時に水平方向と垂直方
    向とで向き合う開口端面を有する呼吸筒部が形成されて
    いることを特徴とする車両用ミラー。
  2. 【請求項2】前記開口端面を開閉する蓋体を有すること
    を特徴とする請求項1に記載の車両用ミラー。
JP33682097A 1997-12-08 1997-12-08 車両用ミラー Pending JPH11165587A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33682097A JPH11165587A (ja) 1997-12-08 1997-12-08 車両用ミラー

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JP33682097A JPH11165587A (ja) 1997-12-08 1997-12-08 車両用ミラー

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Publication Number Publication Date
JPH11165587A true JPH11165587A (ja) 1999-06-22

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ID=18302989

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33682097A Pending JPH11165587A (ja) 1997-12-08 1997-12-08 車両用ミラー

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JP (1) JPH11165587A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105189207A (zh) * 2013-03-01 2015-12-23 麦格纳视镜控股有限责任公司 用于机动车辆的后视镜组件

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105189207A (zh) * 2013-03-01 2015-12-23 麦格纳视镜控股有限责任公司 用于机动车辆的后视镜组件

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