JP2535927Y2 - 自動車用アウタミラーアセンブリのミラー本体駆動モータの電源接続構造 - Google Patents
自動車用アウタミラーアセンブリのミラー本体駆動モータの電源接続構造Info
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Description
本考案は、自動車用アウタミラーアセンブリのミラー
本体駆動モータの電源接続構造に係り、特に、ミラー本
体駆動モータと電源とをコネクタを介して接続する自動
車用アウタミラーアセンブリのミラー本体駆動モータの
電源接続構造に関する。
本体駆動モータの電源接続構造に係り、特に、ミラー本
体駆動モータと電源とをコネクタを介して接続する自動
車用アウタミラーアセンブリのミラー本体駆動モータの
電源接続構造に関する。
従来、自動車用アウタミラーアセンブリのミラーバイ
ザ内に固定されるミラー本体駆動ユニットのユニットケ
ース内に収納されるミラー本体駆動モータの正負一対の
接続端子と、電源とを接続する構造としては、たとえ
ば、次のようなものがあった。 すなわち、上記モータの各接続端子に一対の接続コー
ドの各一端を半田付けにより接続して該一対の接続コー
ドを上記ユニットケースに形成された穴から該ユニット
ケースの外側に引き出し、該ケースの外側において、該
一対の接続コードの各他端と、上記電源に接続された別
の一対の接続コードの各一端とを、コネクタを介して互
いに接続するものがあった。 あるいは、上記モータの各接続端子に一対の接続コー
ドの各一端を半田付けにより接続する一方、該一対の接
続コードの各他端を、上記ユニットケースに固定されか
つ該ユニットケースの外側に突出する他の一対の接続端
子のそれぞれに半田付けにより接続し、さらに、該ユニ
ットケースの外側において、該ユニットケースの外側に
突出する各接続端子と、上記電源に接続されたコネクタ
の各接続端子とを、互いに接続するものもあった。 ところが、これらの従来のミラー本体駆動モータの電
源接続構造にあっては、上記接続コードを使用するため
生産コストが高くなり、また、組み立て時に半田付け作
業を行わなければならず面倒であるという問題があっ
た。 そこで、これらの問題を解決するものとして、たとえ
ば、次の構成の接続構造が提供されている。 すなわち、上記モータの一対の接続端子をモータケー
スから外部に突出させかつ該一対の接続端子の先端部を
上記ミラー本体駆動ユニットのユニットケースの背面壁
に形成された穴から該ユニットケースの外側でかつミラ
ー本体の背面側に直接突出させ、該両接続端子の先端部
を防水用シール部材で被覆し、該モータの各接続端子の
先端部と、上記電源に接続されたコネクタの各接続端子
とを、該コネクタの両接続端子の先端部を上記シール部
材に形成された一対の接続穴に上記モータの両接続端子
に対して大略直線状に連結するよう挿入させることによ
り、互いに接続するものが提供されている。
ザ内に固定されるミラー本体駆動ユニットのユニットケ
ース内に収納されるミラー本体駆動モータの正負一対の
接続端子と、電源とを接続する構造としては、たとえ
ば、次のようなものがあった。 すなわち、上記モータの各接続端子に一対の接続コー
ドの各一端を半田付けにより接続して該一対の接続コー
ドを上記ユニットケースに形成された穴から該ユニット
ケースの外側に引き出し、該ケースの外側において、該
一対の接続コードの各他端と、上記電源に接続された別
の一対の接続コードの各一端とを、コネクタを介して互
いに接続するものがあった。 あるいは、上記モータの各接続端子に一対の接続コー
ドの各一端を半田付けにより接続する一方、該一対の接
続コードの各他端を、上記ユニットケースに固定されか
つ該ユニットケースの外側に突出する他の一対の接続端
子のそれぞれに半田付けにより接続し、さらに、該ユニ
ットケースの外側において、該ユニットケースの外側に
突出する各接続端子と、上記電源に接続されたコネクタ
の各接続端子とを、互いに接続するものもあった。 ところが、これらの従来のミラー本体駆動モータの電
源接続構造にあっては、上記接続コードを使用するため
生産コストが高くなり、また、組み立て時に半田付け作
業を行わなければならず面倒であるという問題があっ
た。 そこで、これらの問題を解決するものとして、たとえ
ば、次の構成の接続構造が提供されている。 すなわち、上記モータの一対の接続端子をモータケー
スから外部に突出させかつ該一対の接続端子の先端部を
上記ミラー本体駆動ユニットのユニットケースの背面壁
に形成された穴から該ユニットケースの外側でかつミラ
ー本体の背面側に直接突出させ、該両接続端子の先端部
を防水用シール部材で被覆し、該モータの各接続端子の
先端部と、上記電源に接続されたコネクタの各接続端子
とを、該コネクタの両接続端子の先端部を上記シール部
材に形成された一対の接続穴に上記モータの両接続端子
に対して大略直線状に連結するよう挿入させることによ
り、互いに接続するものが提供されている。
しかしながら、この接続構造にあっては、上記シール
部材に上記一対の接続穴が形成されているため、防水性
が不充分であるという問題がある。また、上記モータの
一対の接続端子の先端部は上記シール部材で被覆されて
いるため外部からは見えず、従って、上記モータの各接
続端子と上記コネクタの各接続端子とを互いに接続する
とき極性を一致させる作業が面倒であるという問題があ
る。また、上記コネクタの各接続端子は上記モータの各
接続端子に対して大略直線方向沿いつまり上記ミラーバ
イザの前後方向沿いに接続させられるため、構造自体の
上記ユニットケースの背面壁からの上記ミラー本体の背
面側への突出寸法が大きくなり、ミラーバイザの薄型化
に対応できないという問題がある。 本考案は上述のごとき問題点に鑑み、これらを有効に
解決すべく創案されたものである。従って、その目的
は、コードを必要とせず、しかも、従来の接続構造と比
べて、シール性が良く、かつ、組み付け作業が容易で、
かつ、ミラーバイザの薄型化に充分対応できる自動車用
アウタミラーアセンブリのミラー本体駆動モータの電源
接続構造を提供することにある。
部材に上記一対の接続穴が形成されているため、防水性
が不充分であるという問題がある。また、上記モータの
一対の接続端子の先端部は上記シール部材で被覆されて
いるため外部からは見えず、従って、上記モータの各接
続端子と上記コネクタの各接続端子とを互いに接続する
とき極性を一致させる作業が面倒であるという問題があ
る。また、上記コネクタの各接続端子は上記モータの各
接続端子に対して大略直線方向沿いつまり上記ミラーバ
イザの前後方向沿いに接続させられるため、構造自体の
上記ユニットケースの背面壁からの上記ミラー本体の背
面側への突出寸法が大きくなり、ミラーバイザの薄型化
に対応できないという問題がある。 本考案は上述のごとき問題点に鑑み、これらを有効に
解決すべく創案されたものである。従って、その目的
は、コードを必要とせず、しかも、従来の接続構造と比
べて、シール性が良く、かつ、組み付け作業が容易で、
かつ、ミラーバイザの薄型化に充分対応できる自動車用
アウタミラーアセンブリのミラー本体駆動モータの電源
接続構造を提供することにある。
本考案に係る自動車用アウタミラーアセンブリのミラ
ー本来駆動モータの電源接続構造は、従来技術の問題点
を解決し、その目的を達成するために以下のように構成
されている。 即ち、ミラー本体の背面側に配置されるミラー本体駆
動ユニットのユニットケース内に該ユニットケースの背
面壁に沿って収納・固定されるミラー本体駆動モータの
一対の接続端子と、電源とを、コネクタケース内に収納
・固定されかつ電源に接続された一対の電源端子を有す
るコネクタを介して接続するものである。 上記ミラー本体駆動ユニットのユニットケースは、そ
の背面壁に、上記モータの各接続端子の先端部を外側で
かつ上記ミラー本体の背面側に突出させるための接続端
子導出穴と、外面において両方の接続端子導出穴の周囲
を取り囲むよう突出する第１突出壁とを備えている。 一方、上記コネクタのコネクタケースは、上記モータ
の各接続端子の先端部を内側に挿入させるための接続端
子挿入穴と、外面において両方の接続端子挿入穴の周囲
を取り囲みかつ上記第１突出壁の内側に挿入可能に突出
する第２突出壁とを備えている。 また、上記第２突出壁の外面には、該第２突出壁を上
記第１突出壁の内側に挿入したとき、該第１突出壁の内
面に接するシール部材が設けられている。 また、上記コネクタの各電源端子は、上記各接続端子
挿入穴に挿入される上記モータの各接続端子に対して、
大略直交する方向に延在するように、上記コネクタケー
ス内に収納・固定されている。 本考案に係る自動車用アウタミラーアセンブリのミラ
ー本体駆動モータの電源接続構造によれば、上記モータ
の各接続端子の先端部が上記各接続端子挿入穴に挿入さ
れるよう上記コネクタの第２突出壁を上記ユニットケー
スの第１突出壁の内側に挿入させることにより、上記モ
ータの各接続端子の先端部が上記コネクタの各電源端子
の先端部に接触させられる。これにより、上記モータの
一対の接続端子と上記電源とは互いに接続される。 従って、本考案に係る自動車用アウタミラーアセンブ
リのミラー本体駆動モータの電源接続構造によれば、従
来の接続構造において必要であったコードを必要としな
い。それ故、従来の接続構造と比べて生産コストが高く
なることはなく、また、組み立て時に面倒な半田付け作
業を行う必要がない。 また、本考案に係る自動車用アウタミラーアセンブリ
のミラー本体駆動モータの電源接続構造によれば、上記
コネクタの第２突出壁に上記シール部材を設けているた
め、上記モータの各接続端子の先端部が上記各接続端子
挿入穴に挿入されるよう上記コネクタの第２突出壁を上
記ユニットケースの第１突出壁の内側に挿入させた状態
で、該第１突出壁の内側が防水され、従って、構造内部
が防水されることになるため、従来の接続構造に比べて
防水性が良くなる。 さらに、上記シール部材が設けられた第２突出壁の外
面および該シール部材が接する第１突出壁の内面を、と
もに凹凸のない筒状面として構成することが好ましい。
この場合には、シール部材に作用する圧縮力が高めら
れ、シール性がさらに向上する。 また、本考案に係る自動車用アウタミラーアセンブリ
のミラー本体駆動モータの電源接続構造によれば、上記
モータの各接続端子を上記コネクタの各電源端子に接続
するとき、上記ユニットケースの外側から該各接続端子
の位置を目で確認することができるため、従来の接続構
造と比べて、組み付け作業が容易となる。 また、本考案に係る自動車用アウタミラーアセンブリ
のミラー本体駆動モータの電源接続構造によれば、上記
モータの各接続端子が上記コネクタの各電源端子に接続
された状態で、両者は互いに大略直交させられるため、
従来の接続構造と比べて、構造自体の上記ユニットケー
スの背面壁から上記ミラー本体の背面側への突出寸法が
小さくて済み、従って、ミラーバイザの薄型化に充分対
応することができる。
ー本来駆動モータの電源接続構造は、従来技術の問題点
を解決し、その目的を達成するために以下のように構成
されている。 即ち、ミラー本体の背面側に配置されるミラー本体駆
動ユニットのユニットケース内に該ユニットケースの背
面壁に沿って収納・固定されるミラー本体駆動モータの
一対の接続端子と、電源とを、コネクタケース内に収納
・固定されかつ電源に接続された一対の電源端子を有す
るコネクタを介して接続するものである。 上記ミラー本体駆動ユニットのユニットケースは、そ
の背面壁に、上記モータの各接続端子の先端部を外側で
かつ上記ミラー本体の背面側に突出させるための接続端
子導出穴と、外面において両方の接続端子導出穴の周囲
を取り囲むよう突出する第１突出壁とを備えている。 一方、上記コネクタのコネクタケースは、上記モータ
の各接続端子の先端部を内側に挿入させるための接続端
子挿入穴と、外面において両方の接続端子挿入穴の周囲
を取り囲みかつ上記第１突出壁の内側に挿入可能に突出
する第２突出壁とを備えている。 また、上記第２突出壁の外面には、該第２突出壁を上
記第１突出壁の内側に挿入したとき、該第１突出壁の内
面に接するシール部材が設けられている。 また、上記コネクタの各電源端子は、上記各接続端子
挿入穴に挿入される上記モータの各接続端子に対して、
大略直交する方向に延在するように、上記コネクタケー
ス内に収納・固定されている。 本考案に係る自動車用アウタミラーアセンブリのミラ
ー本体駆動モータの電源接続構造によれば、上記モータ
の各接続端子の先端部が上記各接続端子挿入穴に挿入さ
れるよう上記コネクタの第２突出壁を上記ユニットケー
スの第１突出壁の内側に挿入させることにより、上記モ
ータの各接続端子の先端部が上記コネクタの各電源端子
の先端部に接触させられる。これにより、上記モータの
一対の接続端子と上記電源とは互いに接続される。 従って、本考案に係る自動車用アウタミラーアセンブ
リのミラー本体駆動モータの電源接続構造によれば、従
来の接続構造において必要であったコードを必要としな
い。それ故、従来の接続構造と比べて生産コストが高く
なることはなく、また、組み立て時に面倒な半田付け作
業を行う必要がない。 また、本考案に係る自動車用アウタミラーアセンブリ
のミラー本体駆動モータの電源接続構造によれば、上記
コネクタの第２突出壁に上記シール部材を設けているた
め、上記モータの各接続端子の先端部が上記各接続端子
挿入穴に挿入されるよう上記コネクタの第２突出壁を上
記ユニットケースの第１突出壁の内側に挿入させた状態
で、該第１突出壁の内側が防水され、従って、構造内部
が防水されることになるため、従来の接続構造に比べて
防水性が良くなる。 さらに、上記シール部材が設けられた第２突出壁の外
面および該シール部材が接する第１突出壁の内面を、と
もに凹凸のない筒状面として構成することが好ましい。
この場合には、シール部材に作用する圧縮力が高めら
れ、シール性がさらに向上する。 また、本考案に係る自動車用アウタミラーアセンブリ
のミラー本体駆動モータの電源接続構造によれば、上記
モータの各接続端子を上記コネクタの各電源端子に接続
するとき、上記ユニットケースの外側から該各接続端子
の位置を目で確認することができるため、従来の接続構
造と比べて、組み付け作業が容易となる。 また、本考案に係る自動車用アウタミラーアセンブリ
のミラー本体駆動モータの電源接続構造によれば、上記
モータの各接続端子が上記コネクタの各電源端子に接続
された状態で、両者は互いに大略直交させられるため、
従来の接続構造と比べて、構造自体の上記ユニットケー
スの背面壁から上記ミラー本体の背面側への突出寸法が
小さくて済み、従って、ミラーバイザの薄型化に充分対
応することができる。
以下に、本考案の実施例について第１〜第３図を参照
して説明する。 第１図は自動車用ドアミラーアセンブリのミラー本体
駆動モータ３の電源接続構造の縦断面図である。本実施
例に係る接続構造は、第１及び第３図から分かるように
ミラー本体駆動モータ３の大略長方形板状の一対の接続
端子4,5と、電源（図示せず）とを、該電源に接続され
た一対の電源端子6,7を有する長尺なコネクタ２を介し
て接続するものである。尚、第１図は上記モータ３の一
対の接続端子4,5のいずれか一方を上記コネクタ２の長
手方向沿いに通る縦断面図である。また、第３図におい
ては、上記コネクタ２の断面形状を二点鎖線で示してい
る。 上記ドアミラーアセンブリのミラーバイザ（図示せ
ず）内にはミラー本体（図示せず）が傾動可能に支持さ
れ、該ミラー本体を傾動させるためのミラー本体駆動ユ
ニットは、ユニットケース１内に収納されて上記ミラー
バイザ内のミラー本体の背面側に配置されている。上記
ユニットケース１内には、該ユニットケース１の背面壁
1fに沿って、上記ミラー本体駆動モータ３が、該背面壁
1fに固定されている。そして、上記モータ３の一対の接
続端子4,5はモータケース3aから突出すると共に、上記
ユニットケース１の背面壁1fを貫通している。 上記ユニットケース１の上記背面壁1fには、上記モー
タ３の各接続端子4,5の先端部を外側でかつ上記ミラー
本体の背面側に突出させるための接続端子導出穴1a,1b
が形成されている。また、上記背面壁1fには、各導出穴
1a,1bに連通する各穴1g,1hを有する縦断面大略台形状の
各接続端子保持部1d,1eが突出して形成されている。ま
た、第２図に示すように、上記背面壁1fの外面の上記両
方の接続端子導出穴1a,1bの周囲には、これらを取り囲
むよう突出する大略矩形状の第１突出壁1cが形成されて
いる。 一方、上記コネクタ２のコネクタケース2dには、上記
モータ３の各接続端子4,5の先端部を内側に挿入させる
ための接続端子挿入穴2a,2bが形成されている。また、
上記コネクタケース2dには、外面において両方の接続端
子挿入穴2a,2bの周囲を取り囲みかつ上記ユニットケー
ス１の両接続端子保持部1d,1eを内側に嵌合させかつ上
記第１突出壁1cの内側に挿入可能に突出する第２突出壁
2cとを備えている。尚、第２図においては、上記コネク
タケース2dの平面形状を二点鎖線で示している。 また、上記第２突出壁2cの外面には、該第２突出壁2c
を上記第１突出壁1cの内側に挿入したとき、該第１突出
壁1cの内面に接するシール部材８が設けられている。従
って、上記モータ３の各接続端子4,5と上記コネクタ２
の各接続端子6,7とを互いに接続することにより、上記
第１突出壁1cの内側の防水が行なわれ、従来の接続構造
と比べて充分な防水が行える。 特に図示の例においては、上記シール部材８が設けら
れた第２突出壁2cの外面および該シール部材が接する第
１突出壁1cの内面は、ともに凹凸のない筒状面として構
成されているので、シール部材の位置決めを行うための
凹部を設けた場合に比べてシール部材に作用する圧縮力
が高められ、シール性がさらに向上する。 また、上記コネクタ２の各電源端子6,7は、上記各接
続端子挿入穴2a,2bに挿入される上記モータ３の各接続
端子4,5に対して、大略直交する方向に延在するよう
に、上記コネクタケース２内に収納・固定されている。
従って、上記コネクタケース２は長手方向を上記ユニッ
トケース１の背面壁1fに対して平行に配置することがで
きる。従って、本実施例においては、従来の接続構造に
比べて、構造自体の上記ユニットケース１の背面壁1fか
らの上記ミラー本体の背面側への突出寸法を小さくする
ことができる。 本実施例に係る自動車用ドアミラーアセンブリのミラ
ー本体駆動モータの電源接続構造によれば、従来の接続
構造において必要であった接続コードを必要とせず、上
記モータ３の各接続端子4,5の先端部が上記各接続端子
挿入穴2a,2bに挿入されるよう上記コネクタ２の第２突
出壁2cを上記ユニットケース１の第１突出壁1cの内側に
挿入させることにより、上記モータ３の各接続端子4,5
の先端部が上記コネクタ２の各電源端子2a,2bの先端部
に接触させられる。これにより、上記モータ３の一対の
接続端子6,7と上記電源とは互いに接続される。
して説明する。 第１図は自動車用ドアミラーアセンブリのミラー本体
駆動モータ３の電源接続構造の縦断面図である。本実施
例に係る接続構造は、第１及び第３図から分かるように
ミラー本体駆動モータ３の大略長方形板状の一対の接続
端子4,5と、電源（図示せず）とを、該電源に接続され
た一対の電源端子6,7を有する長尺なコネクタ２を介し
て接続するものである。尚、第１図は上記モータ３の一
対の接続端子4,5のいずれか一方を上記コネクタ２の長
手方向沿いに通る縦断面図である。また、第３図におい
ては、上記コネクタ２の断面形状を二点鎖線で示してい
る。 上記ドアミラーアセンブリのミラーバイザ（図示せ
ず）内にはミラー本体（図示せず）が傾動可能に支持さ
れ、該ミラー本体を傾動させるためのミラー本体駆動ユ
ニットは、ユニットケース１内に収納されて上記ミラー
バイザ内のミラー本体の背面側に配置されている。上記
ユニットケース１内には、該ユニットケース１の背面壁
1fに沿って、上記ミラー本体駆動モータ３が、該背面壁
1fに固定されている。そして、上記モータ３の一対の接
続端子4,5はモータケース3aから突出すると共に、上記
ユニットケース１の背面壁1fを貫通している。 上記ユニットケース１の上記背面壁1fには、上記モー
タ３の各接続端子4,5の先端部を外側でかつ上記ミラー
本体の背面側に突出させるための接続端子導出穴1a,1b
が形成されている。また、上記背面壁1fには、各導出穴
1a,1bに連通する各穴1g,1hを有する縦断面大略台形状の
各接続端子保持部1d,1eが突出して形成されている。ま
た、第２図に示すように、上記背面壁1fの外面の上記両
方の接続端子導出穴1a,1bの周囲には、これらを取り囲
むよう突出する大略矩形状の第１突出壁1cが形成されて
いる。 一方、上記コネクタ２のコネクタケース2dには、上記
モータ３の各接続端子4,5の先端部を内側に挿入させる
ための接続端子挿入穴2a,2bが形成されている。また、
上記コネクタケース2dには、外面において両方の接続端
子挿入穴2a,2bの周囲を取り囲みかつ上記ユニットケー
ス１の両接続端子保持部1d,1eを内側に嵌合させかつ上
記第１突出壁1cの内側に挿入可能に突出する第２突出壁
2cとを備えている。尚、第２図においては、上記コネク
タケース2dの平面形状を二点鎖線で示している。 また、上記第２突出壁2cの外面には、該第２突出壁2c
を上記第１突出壁1cの内側に挿入したとき、該第１突出
壁1cの内面に接するシール部材８が設けられている。従
って、上記モータ３の各接続端子4,5と上記コネクタ２
の各接続端子6,7とを互いに接続することにより、上記
第１突出壁1cの内側の防水が行なわれ、従来の接続構造
と比べて充分な防水が行える。 特に図示の例においては、上記シール部材８が設けら
れた第２突出壁2cの外面および該シール部材が接する第
１突出壁1cの内面は、ともに凹凸のない筒状面として構
成されているので、シール部材の位置決めを行うための
凹部を設けた場合に比べてシール部材に作用する圧縮力
が高められ、シール性がさらに向上する。 また、上記コネクタ２の各電源端子6,7は、上記各接
続端子挿入穴2a,2bに挿入される上記モータ３の各接続
端子4,5に対して、大略直交する方向に延在するよう
に、上記コネクタケース２内に収納・固定されている。
従って、上記コネクタケース２は長手方向を上記ユニッ
トケース１の背面壁1fに対して平行に配置することがで
きる。従って、本実施例においては、従来の接続構造に
比べて、構造自体の上記ユニットケース１の背面壁1fか
らの上記ミラー本体の背面側への突出寸法を小さくする
ことができる。 本実施例に係る自動車用ドアミラーアセンブリのミラ
ー本体駆動モータの電源接続構造によれば、従来の接続
構造において必要であった接続コードを必要とせず、上
記モータ３の各接続端子4,5の先端部が上記各接続端子
挿入穴2a,2bに挿入されるよう上記コネクタ２の第２突
出壁2cを上記ユニットケース１の第１突出壁1cの内側に
挿入させることにより、上記モータ３の各接続端子4,5
の先端部が上記コネクタ２の各電源端子2a,2bの先端部
に接触させられる。これにより、上記モータ３の一対の
接続端子6,7と上記電源とは互いに接続される。
第１図は本考案の一実施例に係る自動車用ドアミラーの
ミラー本体駆動モータの電源接続構造のコネクタの長手
方向沿いの縦断面図、第２図は上記接続構造の上記コネ
クタを除いた平面図、第３図は第２図中のIII-III線断
面図である。 １……ケース、1a,1b……接続端子導出穴、1c……第１
突出壁、1d,1e……接続端子保持部、1f……背面壁、1g,
1h……穴、２……コネクタ、2a,2b……接続端子挿入
穴、2c……第２突出壁、３……ミラー本体駆動モータ、
4,5……モータの接続端子、6,7……コネクタの接続端
子、８……シール部材、3a……モータケース。
ミラー本体駆動モータの電源接続構造のコネクタの長手
方向沿いの縦断面図、第２図は上記接続構造の上記コネ
クタを除いた平面図、第３図は第２図中のIII-III線断
面図である。 １……ケース、1a,1b……接続端子導出穴、1c……第１
突出壁、1d,1e……接続端子保持部、1f……背面壁、1g,
1h……穴、２……コネクタ、2a,2b……接続端子挿入
穴、2c……第２突出壁、３……ミラー本体駆動モータ、
4,5……モータの接続端子、6,7……コネクタの接続端
子、８……シール部材、3a……モータケース。
Claims (2)
- 【請求項１】ミラー本体の背面側に配置されるミラー本
体駆動ユニットのユニットケース（１）内に該ユニット
ケース（１）の背面壁（1f）に沿って収納・固定される
ミラー本体駆動モータ（３）の一対の接続端子（4,5）
と、電源とを、コネクタケース（2d）内に収納・固定さ
れかつ電源に接続された一対の電源端子（6,7）を有す
るコネクタ（２）を介して接続する自動車用アウタミラ
ーアセンブリのミラー本体駆動モータの電源接続構造に
おいて、 上記ミラー本体駆動ユニットのユニットケース（１）
は、その背面壁（1f）に、上記モータ（３）の各接続端
子（4,5）の先端部を外側でかつ上記ミラー本体の背面
側に突出させるための接続端子導出穴（1a,1b）と、外
面において両方の接続端子導出穴（1a,1b）の周囲を取
り囲むよう突出する第１突出壁（1c）とを備える一方、 上記コネクタ（２）のコネクタケース（2d）は、上記モ
ータ（３）の各接続端子（4,5）の先端部を内側に挿入
させるための接続端子挿入穴（2a,2b）と、外面におい
て両方の接続端子挿入穴（2a,2b）の周囲を取り囲みか
つ上記第１突出壁（1c）の内側に挿入可能に突出する第
２突出壁（2c）とを備え、 上記第２突出壁（2c）の外面には、該第２突出壁（2c）
を上記第１突出壁（1c）の内側に挿入したとき、該第１
突出壁（1c）の内面に接するシール部材（８）が設けら
れ、 上記コネクタ（２）の各電源端子（6,7）は、上記各接
続端子挿入穴（2a,2b）に挿入される上記モータ（３）
の各接続端子（4,5）に対して、大略直交する方向に延
在するように、上記コネクタケース（2d）内に収納・固
定されたことを特徴とする自動車用アウタミラーアセン
ブリのミラー本体駆動モータの電源接続構造。 - 【請求項２】上記シール部材（８）が設けられた第２突
出壁（2c）の外面および該シール部材（８）が接する第
１突出壁（1c）の内面は、ともに凹凸のない筒状面であ
ることを特徴とする、請求項１記載の電源接続構造。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989081452U JP2535927Y2 (ja) | 1989-07-11 | 1989-07-11 | 自動車用アウタミラーアセンブリのミラー本体駆動モータの電源接続構造 |
| US07/550,524 US5037307A (en) | 1989-07-11 | 1990-07-10 | Connecting structure for connecting motor for driving mirror main body of automobiles outside mirror assembly and power source |
| DE4022019A DE4022019C2 (de) | 1989-07-11 | 1990-07-11 | Stromanschluß für den Antriebsmotor eines elektrisch verstellbaren Kraftfahrzeugaußenspiegels |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989081452U JP2535927Y2 (ja) | 1989-07-11 | 1989-07-11 | 自動車用アウタミラーアセンブリのミラー本体駆動モータの電源接続構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0322947U JPH0322947U (ja) | 1991-03-11 |
| JP2535927Y2 true JP2535927Y2 (ja) | 1997-05-14 |
Family
ID=13746798
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989081452U Expired - Fee Related JP2535927Y2 (ja) | 1989-07-11 | 1989-07-11 | 自動車用アウタミラーアセンブリのミラー本体駆動モータの電源接続構造 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
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| JP (1) | JP2535927Y2 (ja) |
| DE (1) | DE4022019C2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104691512A (zh) * | 2015-03-24 | 2015-06-10 | 李晓亮 | 带防雨式反光镜 |
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| DE29711539U1 (de) * | 1997-07-03 | 1998-11-05 | Hohe Gmbh & Co Kg | Motorisch verstellbarer Fahrzeug-Rückspiegel |
| KR100317359B1 (ko) * | 1998-12-09 | 2002-02-28 | 구자홍 | 리니어모터의전원연결장치 |
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| DE19928384A1 (de) | 1999-06-21 | 2001-01-11 | Hohe Gmbh & Co Kg | Außenrückspiegel mit Trockenkammer |
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| CN108206366B (zh) * | 2016-12-16 | 2021-07-20 | 深圳市长盈精密技术股份有限公司 | 一种防水金属壳体 |
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| JPS5712012A (en) * | 1980-06-27 | 1982-01-21 | Nippon Zeon Co Ltd | Continuous production of cyclopentadiene polymer |
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| US4940420A (en) * | 1989-08-17 | 1990-07-10 | Ford Motor Company | Electrical connector with retained boot |
-
1989
- 1989-07-11 JP JP1989081452U patent/JP2535927Y2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1990
- 1990-07-10 US US07/550,524 patent/US5037307A/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-07-11 DE DE4022019A patent/DE4022019C2/de not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN104691512A (zh) * | 2015-03-24 | 2015-06-10 | 李晓亮 | 带防雨式反光镜 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE4022019C2 (de) | 1998-12-03 |
| US5037307A (en) | 1991-08-06 |
| JPH0322947U (ja) | 1991-03-11 |
| DE4022019A1 (de) | 1991-01-17 |
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|---|---|---|---|
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