JPS6246656A - サ−マルヘツド - Google Patents
サ−マルヘツドInfo
- Publication number
- JPS6246656A JPS6246656A JP60187881A JP18788185A JPS6246656A JP S6246656 A JPS6246656 A JP S6246656A JP 60187881 A JP60187881 A JP 60187881A JP 18788185 A JP18788185 A JP 18788185A JP S6246656 A JPS6246656 A JP S6246656A
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- resistant layer
- glass
- resistor
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発す1は厚膜形サーマルヘッドに関し、 4.’F
にサーマルヘッドの構造の改良に関するものである。
にサーマルヘッドの構造の改良に関するものである。
[従来の技術]
サーマルヘッドは、絶縁基板上に、それぞれ一対となる
電極導体を形成するとともに、各電極導体に電気的に接
続されている抵抗体を形成したもので、電極導体間に電
圧を印加して抵抗体に記録電流を流し、抵抗体に生じる
ジュール熱を利用して該抵抗体上に接している感熱紙を
発色させたり、熱転写インク層を溶融させて記録用紙に
転:す゛し、文字等の情報を記録するのに用いられてい
る、 第2図は従来の厚膜サーマルヘッドの断面[へ1で、(
1)はアルミナセラミックなどで形(Q Fれる絶縁基
板、(2)はグレーズ層、(3)は電極導体で、粒径1
pm程度の金粒子を含む無機会ペースートを用い、スク
リーン印刷などの方法でグレーズ層(2)上に印刷し、
焼成して形成される。(4)は抵抗体で、酸化ルテニウ
ム、−高融点フリットガラス、酸化ジルコニウムなどを
成分とする抵抗ペーストを用い、スクリーン印刷などの
方法で電極導体(3)の一部を覆うようにグレーズ層(
2)上に印刷し、焼成して形成される。(5)は#摩耗
層で、粒径0.5JL程度のSiO2,Al2O3を2
5%程、度配合した高融点フリットガラスペーストを用
い、スクリーン印刷などの方法で、抵抗体(4)上を覆
うように印刷し、焼成して形成される。
電極導体を形成するとともに、各電極導体に電気的に接
続されている抵抗体を形成したもので、電極導体間に電
圧を印加して抵抗体に記録電流を流し、抵抗体に生じる
ジュール熱を利用して該抵抗体上に接している感熱紙を
発色させたり、熱転写インク層を溶融させて記録用紙に
転:す゛し、文字等の情報を記録するのに用いられてい
る、 第2図は従来の厚膜サーマルヘッドの断面[へ1で、(
1)はアルミナセラミックなどで形(Q Fれる絶縁基
板、(2)はグレーズ層、(3)は電極導体で、粒径1
pm程度の金粒子を含む無機会ペースートを用い、スク
リーン印刷などの方法でグレーズ層(2)上に印刷し、
焼成して形成される。(4)は抵抗体で、酸化ルテニウ
ム、−高融点フリットガラス、酸化ジルコニウムなどを
成分とする抵抗ペーストを用い、スクリーン印刷などの
方法で電極導体(3)の一部を覆うようにグレーズ層(
2)上に印刷し、焼成して形成される。(5)は#摩耗
層で、粒径0.5JL程度のSiO2,Al2O3を2
5%程、度配合した高融点フリットガラスペーストを用
い、スクリーン印刷などの方法で、抵抗体(4)上を覆
うように印刷し、焼成して形成される。
このように構成されている従来の厚膜形サーマルヘッド
には、薄膜形サーマルヘッドの抵抗体と耐摩耗層との間
に設けられている緩衝材としての保護層が設けられてい
ない、これは、保護層(5)が緩衝材としての機能をも
備えているので、必要がなかったからである。
には、薄膜形サーマルヘッドの抵抗体と耐摩耗層との間
に設けられている緩衝材としての保護層が設けられてい
ない、これは、保護層(5)が緩衝材としての機能をも
備えているので、必要がなかったからである。
[発明が解決しようとする問題点コ
しかしながら、従来の粒径がQ、5gm程度のSiO2
,Al2O3を25%程度配合した高融点カラスペース
トを用いて形成される耐摩耗層(5)は、表面平滑度が
良くないため、プラテンによる記録用紙の送り抵抗が大
きく、大きな駆動力が必要であった。また、記録用紙と
ともに、金属などの異物が、サーマルヘッドとプラテン
との間にか与込まれた場合に、#摩耗層(5)にクラッ
クを生じ、1オなはだしい場合には、抵抗体(4)が破
損すると;ノ1う問題点があった。
,Al2O3を25%程度配合した高融点カラスペース
トを用いて形成される耐摩耗層(5)は、表面平滑度が
良くないため、プラテンによる記録用紙の送り抵抗が大
きく、大きな駆動力が必要であった。また、記録用紙と
ともに、金属などの異物が、サーマルヘッドとプラテン
との間にか与込まれた場合に、#摩耗層(5)にクラッ
クを生じ、1オなはだしい場合には、抵抗体(4)が破
損すると;ノ1う問題点があった。
この発IJは、表面平滑度の良い1酎摩Jし層を有し、
かつ異物のかみ込みによる抵抗体の破損を生じない厚1
模形サーマルヘッドを得ることを目的とする。
かつ異物のかみ込みによる抵抗体の破損を生じない厚1
模形サーマルヘッドを得ることを目的とする。
L問題点を解決するための手段]
この発明は、抵抗体と耐摩耗層との111目こ保護層を
設けることにより、耐摩耗層の表面平滑度を向上させ、
かつ耐摩耗層を多孔質にして耐クラック性を向上させた
ものである。
設けることにより、耐摩耗層の表面平滑度を向上させ、
かつ耐摩耗層を多孔質にして耐クラック性を向上させた
ものである。
[実施例]
第1図はこの発明の一実施例の断面図で。
(6)は抵抗体(4)上を覆う保護層で、耐摩耗層(5
)は保wi層(6)上を覆うように形成される。
)は保wi層(6)上を覆うように形成される。
保護層(6)は、抵抗体(4)を組成する高融点フリッ
トガラスと同じ成分のフリットガラスを用い、る0例え
ば抵抗体(4)を組成するフリットガラスが、ホウケイ
酸鉛ガラスである場合には、ホウケイ酸鉛ガラスを主成
分とするガラスペーストを用い、スクリーン印1ii1
1などの方法で印刷し、焼成して形成する。
トガラスと同じ成分のフリットガラスを用い、る0例え
ば抵抗体(4)を組成するフリットガラスが、ホウケイ
酸鉛ガラスである場合には、ホウケイ酸鉛ガラスを主成
分とするガラスペーストを用い、スクリーン印1ii1
1などの方法で印刷し、焼成して形成する。
また、耐摩耗層(5)は、保護層(8)を形成するガラ
ス材と同じ主成分を有するが、Si’02゜Al2O+
1の配合量が少なく、軟化点および焼成温度の低いもの
を用い、スクリーン印刷などの方法で保護層(6)を覆
うように印刷し、焼成して形成する0例えば、保護層(
6)を形成するガラス材が、SiO2 、 Al2O3
を25%配合したホウケイ酸鉛ガラスであって、その軟
化点が750°C1焼成温度が850°Cである場合、
耐摩耗層(5)を形成するガラス材には、5iOz、A
l2O3を5%程度配合したホウケイ酸鉛ガラスで、そ
の軟化点が680 ’C程度、焼成温度が750°Cを
越えないものを用いる。このように軟化点が低く、焼成
温度の低いガラス材を用い、るのは、保護層(6)と耐
摩耗層(5)とが溶融するのを防止するためである。
ス材と同じ主成分を有するが、Si’02゜Al2O+
1の配合量が少なく、軟化点および焼成温度の低いもの
を用い、スクリーン印刷などの方法で保護層(6)を覆
うように印刷し、焼成して形成する0例えば、保護層(
6)を形成するガラス材が、SiO2 、 Al2O3
を25%配合したホウケイ酸鉛ガラスであって、その軟
化点が750°C1焼成温度が850°Cである場合、
耐摩耗層(5)を形成するガラス材には、5iOz、A
l2O3を5%程度配合したホウケイ酸鉛ガラスで、そ
の軟化点が680 ’C程度、焼成温度が750°Cを
越えないものを用いる。このように軟化点が低く、焼成
温度の低いガラス材を用い、るのは、保護層(6)と耐
摩耗層(5)とが溶融するのを防止するためである。
このように、耐摩耗層(5)を軟化温度の低いカラス材
で形成しても、保護層(6)が介在しているので、サー
マルヘッドの性能の劣化を生じない。
で形成しても、保護層(6)が介在しているので、サー
マルヘッドの性能の劣化を生じない。
なお、ガラス材の軟化点の移動は、配合するSiO2.
Al2O3の量、粒径などを変えることにより達成で
き、粒径を通常用いられる0、5JL程度とし、配合量
を5%程度としたガラスペーストを用いれば、表面平滑
度の良いff)J ff、耗層(5)を形成することが
できる。
Al2O3の量、粒径などを変えることにより達成で
き、粒径を通常用いられる0、5JL程度とし、配合量
を5%程度としたガラスペーストを用いれば、表面平滑
度の良いff)J ff、耗層(5)を形成することが
できる。
また、S iOz 、 A I203の粒径が1.07
zm程度であって、配合量を2〜3%としたガラスペー
ストを11いれば、軟化点および焼成温度が上記実施例
と同程度で1.形成されるガラス層が多孔質である1耐
1γ耗層(5)を形成することができる。
zm程度であって、配合量を2〜3%としたガラスペー
ストを11いれば、軟化点および焼成温度が上記実施例
と同程度で1.形成されるガラス層が多孔質である1耐
1γ耗層(5)を形成することができる。
この多孔質である耐摩耗層(5)は、プラテンとの間に
全屈などの異物をかみ込んだ場合に発生するクラックが
小さく、かつ、クラックが伸展しな−いので、この原因
による抵抗体(4)の破損を生じることが少なくなる。
全屈などの異物をかみ込んだ場合に発生するクラックが
小さく、かつ、クラックが伸展しな−いので、この原因
による抵抗体(4)の破損を生じることが少なくなる。
なお、−摩耗層(5)を多孔質に形成すれば、ピンホー
ルが生じるけれども、抵抗体(4)との間に保護層(6
)が介在しているので、サーマルヘッドの性能の劣化を
生じることはない。
ルが生じるけれども、抵抗体(4)との間に保護層(6
)が介在しているので、サーマルヘッドの性能の劣化を
生じることはない。
上記実施例では、フリットガラスの主成分がホウケイ酸
鉛ガラスである場合について説明したが、ランタン化合
物などである場合でも同様に適用でき、上記実施例の場
合と同様の効果を得ることができる。
鉛ガラスである場合について説明したが、ランタン化合
物などである場合でも同様に適用でき、上記実施例の場
合と同様の効果を得ることができる。
[発明の効果]
この発明は、抵抗体と耐摩耗層との間に保護層を設けた
ので、耐摩耗層の表面平滑度の向上と多孔質化が図れ、
記録紙の送行抵抗の減少や異物のかみ込みに伴う抵抗体
の破損の少いJ’J I膜形サーマルヘッドが得られる
。
ので、耐摩耗層の表面平滑度の向上と多孔質化が図れ、
記録紙の送行抵抗の減少や異物のかみ込みに伴う抵抗体
の破損の少いJ’J I膜形サーマルヘッドが得られる
。
tt′S1図はこの発明の一実施例の断面図、第2図は
従来の厚11タサーマルヘッドの断面図である。 (1)・・・絶縁性基板、(2)・・・グレーズ層、(
3)・・・電極導体、(4)・・・抵抗体、(5)・・
・#摩耗層、(6)・・・保護層。 なお、図中、同一符号はそれぞれ同一、または相当部分
を示すi
従来の厚11タサーマルヘッドの断面図である。 (1)・・・絶縁性基板、(2)・・・グレーズ層、(
3)・・・電極導体、(4)・・・抵抗体、(5)・・
・#摩耗層、(6)・・・保護層。 なお、図中、同一符号はそれぞれ同一、または相当部分
を示すi
Claims (4)
- (1)絶縁性基板と、この絶縁性基板上に形成されてい
るグレーズ層と、このグレーズ層上に形成された電極導
体と、上記グレーズ層上に上記電極導体と電気的に接続
して形成された抵抗体と、この抵抗体を覆うように形成
された保護層と、この保護層を覆うように形成された耐
摩耗層とを備えたサーマルヘッド。 - (2)保護層を形成しているガラス材は抵抗体を形成し
ているガラス材と同質であり、かつ、耐摩耗層を形成し
ているガラス材は、上記保護層を形成しているガラス材
より軟化点の低いものである特許請求の範囲第1項記載
のサーマルヘッド。 - (3)耐摩耗層が、SiO_2、Al_2O_3の配合
量の少ないガラス材を用いて平滑な表面に形成されてな
る特許請求の範囲第2項記載のサーマルヘッド。 - (4)耐摩耗層が、粒径の大きいSiO_2、Al_2
O_3が配合されているガラス材を用いて多孔質に形成
されていることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載
のサーマルヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60187881A JPS6246656A (ja) | 1985-08-26 | 1985-08-26 | サ−マルヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60187881A JPS6246656A (ja) | 1985-08-26 | 1985-08-26 | サ−マルヘツド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6246656A true JPS6246656A (ja) | 1987-02-28 |
Family
ID=16213834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60187881A Pending JPS6246656A (ja) | 1985-08-26 | 1985-08-26 | サ−マルヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6246656A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0322947U (ja) * | 1989-07-11 | 1991-03-11 | ||
JP2018026519A (ja) * | 2016-08-11 | 2018-02-15 | サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. | チップ抵抗素子及びチップ抵抗素子アセンブリー |
-
1985
- 1985-08-26 JP JP60187881A patent/JPS6246656A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0322947U (ja) * | 1989-07-11 | 1991-03-11 | ||
JP2018026519A (ja) * | 2016-08-11 | 2018-02-15 | サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. | チップ抵抗素子及びチップ抵抗素子アセンブリー |
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