JPH11163997A - 通信端末装置及び回動操作子 - Google Patents

通信端末装置及び回動操作子

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JPH11163997A
JPH11163997A JP9343748A JP34374897A JPH11163997A JP H11163997 A JPH11163997 A JP H11163997A JP 9343748 A JP9343748 A JP 9343748A JP 34374897 A JP34374897 A JP 34374897A JP H11163997 A JPH11163997 A JP H11163997A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は通信端末装置に関し、従来に比して一
段と操作性に優れた使い勝手の向上した通信端末装置を
実現する。 【解決手段】操作子を回動、押込み及びスライド動作し
得るようにし、操作子がスライド動作されたときにはカ
ーソルの移動方向又は移動量を変更するようにしたこと
により、目的の項目まで速やかに到達することができ、
その結果、従来に比して目的の項目に到達するまでの回
動動作量を減らすことができる。これにより従来に比し
て一段と操作性に優れた使い勝手の向上した通信端末装
置を実現し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。
【0002】発明の属する技術分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 発明の実施の形態 (1)全体構成(図1〜図7) (2)ジヨグダイアルを使用した操作例 (2−1)ジヨグダイアルによる電話帳リストの検索
(図8) (2−2)ジヨグダイアルによる文字入力(図9) (2−3)ジヨグダイアルによる動作モードの設定(図
10及び図11) (3)動作及び効果 (4)他の実施の形態 発明の効果
【0003】
【発明の属する技術分野】本発明は通信端末装置及び回
動操作子に関し、例えば携帯電話機に適用して好適なも
のである。
【0004】
【従来の技術】近年、携帯電話機の普及が著しく、それ
に伴つて多種多様の機能が携帯電話機に付加されるよう
になつてきている。その機能としては種々あるが、一例
を上げれば次のようなものがある。例えば相手先の電話
番号を相手先名と共にメモリに記憶しておき、読出指示
に応じて表示器に読み出されたそれらの相手先名の中か
ら所望の相手先名を選択することによりその相手先の電
話番号を読み出す、いわゆる電話帳機能がある。このよ
うな電話帳機能を携帯電話機に設けることにより、ユー
ザは電話番号を覚えていなくとも、相手先名を頼りに電
話番号を読み出して電話をかけることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところでかかる従来の
電話帳機能を有する携帯電話機においては、表示される
複数の相手先名の中から所望の相手先名を選ぶために表
示器においてこれら複数の相手先名をスクロールしなけ
ればならない。そのため従来の携帯電話機では、上方向
キー及び下方向キーを設けることにより、表示される相
手先名の上方向のスクロール及び下方向のスクロールを
指示するようになされている。ところがこのようにそれ
ぞれ別々の操作キーを設けると、2つの操作キーを操作
しなければならないことから操作性が悪くなるといつた
問題がある。
【0006】これを解決するため本出願人は、特願平6-
232327号に開示するように、本体内部方向に押圧操作が
可能な回動操作子を携帯電話機に設けることにより、1
つの操作子で上下方向のスクロール指示及び相手先の確
定を指示し得るようになされた通信端末装置を提案して
いる。この通信端末装置によれば、回動操作子を所望の
方向に回動操作することにより相手先名を所望方向にス
クロールできると共に、回動操作子を本体内部方向に押
圧操作することにより相手先を確定することができるこ
とから、1つの操作子で全ての操作を行うことができ、
従来に比して一段と操作性を向上することができる。
【0007】ところでこの回動操作子を有した通信端末
装置では、選択する相手先候補が増えると、目的の相手
先を探すまでに回動操作子を多く回さなければならず、
操作性の点において未だ改良の余地があると思われる。
【0008】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、従来に比して一段と操作性に優れた使い勝手の向上
した通信端末装置を提案しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、親指ないし親指の根元部を一側面
に当接させた状態で片手で把持される外観形状を有する
本体ケースと、本体ケースの一側面上の親指が当接する
位置に、当該一側面から外方に外周面の一部が僅かに突
出して当該突出部分が親指に転接するように設けられた
円板部材を有し、親指が一側面上を摺動するような折曲
げ伸長動作をしたことにより円板部材に回動力が与えら
れたとき円板部材を応動するように回動させ、又は親指
が一側面を押圧するような内側への押込み動作をしたこ
とにより円板部材に本体ケースの内方に向かう押込み力
が与えられたとき円板部材を押込み方向に移動させ、又
は親指が一側面上を摺動するようなスライド動作をした
ことにより円板部材に本体ケースの奥行き方向に向かう
応力が与えられたとき円板部材を奥行き方向に移動させ
るように、円板部材を保持する操作子と、操作子の回動
動作及び押込み動作及びスライド動作を検出する操作検
出手段と、複数の項目を蓄積する蓄積手段と、蓄積手段
から読み出された複数の項目のうちの複数の項目及びカ
ーソルを表示する表示手段と、操作子の回動動作による
操作検出手段の検出出力に応じて、カーソルを所望方向
に移動して複数の項目のうちの1つにカーソルの位置を
対応させて表示し、操作子のスライド動作による操作検
出手段の検出出力に応じて、回動動作によるカーソルの
移動方向又は移動量を変更し、操作子の押込み動作によ
る操作検出手段の検出出力に応じて、カーソルが位置す
る項目を確定する制御手段とを設けるようにする。
【0010】このようにして操作子を回動、押込み及び
スライド動作し得るようにし、操作子がスライド動作さ
れたときにはカーソルの移動方向又は移動量を変更する
ようにしたことにより、目的の項目まで速やかに到達す
ることができ、その結果、従来に比して目的の項目に到
達するまでの回動動作量を減らすことができる。
【0011】また本発明においては、親指ないし親指の
根元部を一側面に当接させた状態で片手で把持される外
観形状を有する本体ケースと、本体ケースの一側面上の
親指が当接する位置に、当該一側面から外方に外周面の
一部が僅かに突出して当該突出部分が親指に転接するよ
うに設けられた円板部材を有し、親指が一側面上を摺動
するような折曲げ伸長動作をしたことにより円板部材に
回動力が与えられたとき円板部材を応動するように回動
させ、又は親指が一側面を押圧するような内側への押込
み動作をしたことにより円板部材に本体ケースの内方に
向かう押込み力が与えられたとき円板部材を押込み方向
に移動させ、又は親指が一側面上を摺動するようなスラ
イド動作をしたことにより円板部材に本体ケースの奥行
き方向に向かう応力が与えられたとき円板部材を奥行き
方向に移動させるように、円板部材を保持する操作子
と、操作子の回動動作及び押込み動作及びスライド動作
を検出する操作検出手段と、階層的な複数の項目を蓄積
する蓄積手段と、蓄積手段に蓄積された複数の項目のう
ち所望の項目及びカーソルを表示する表示手段と、表示
手段上に上位階層の項目が表示されているときに操作子
の回動動作による操作検出手段の検出出力に応じてカー
ソルを上位階層の項目上で所定方向に移動し、表示手段
上に下位階層の項目が表示されているときに操作子の押
込み動作による操作検出手段の検出出力に応じてカーソ
ルを下位階層の項目上で所定方向に移動すると共に、操
作子のスライド動作による操作検出手段の検出出力に応
じてカーソルが表示されている下位階層の項目を確定す
る制御手段とを設けるようにする。
【0012】このようにして操作子を回動、押込み及び
スライド動作し得るようにし、操作子が回動動作された
ときにはカーソルを上位階層の項目上で移動し、操作子
が押込み動作されたときには下位階層の項目上でカーソ
ルを所定方向に移動し、操作子がスライド動作されたと
きにはカーソルが表示されている下位階層の項目を確定
するようにしたことにより、下位階層の項目上において
選択と確定をそれぞれ独立に行うことができ、階層的な
項目の中から所望の項目を選択するときの操作性を向上
し得る。
【0013】また本発明においては、親指ないし親指の
根元部を一側面に当接させた状態で片手で把持される外
観形状を有する本体ケースを具えた電子機器の本体ケー
スに搭載される回動操作子において、本体ケースの一側
面上の親指が当接する位置に、当該一側面から外方に外
周面の一部が僅かに突出して当該突出部分が親指に転接
するように設けられた円板部材と、親指が一側面上を摺
動するような折曲げ伸長動作をしたことにより円板部材
に回動力が与えられたとき円板部材を応動するように回
動させ、又は親指が一側面を押圧するような内側への押
込み動作をしたことにより円板部材に本体ケースの内方
に向かう押込み力が与えられたとき円板部材を押込み方
向に移動させ、又は親指が一側面上を摺動するようなス
ライド動作をしたことにより円板部材に本体ケースの奥
行き方向に向かう応力が与えられたとき円板部材を奥行
き方向に移動させるように、円板部材を保持する保持部
材とを設けるようにする。
【0014】このような回動操作子を電子機器に設ける
ことにより、片手で本体ケースを把持した状態で回動操
作子を3方向に操作し得ることから、電子機器の操作性
及び使い勝手を向上し得る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0016】(1)全体構成 図1において、1は全体として本発明を適用した携帯電
話機を示し、合成樹脂材料によつて形成された本体ケー
ス2に各種部材が取り付けられている。まず本体ケース
2の上部には送受信用のアンテナ3が引出し及び収納可
能な状態で取り付けられており、この携帯電話機1では
このアンテナ3を介して基地局装置との間で電波の送受
信を行うようになされている。
【0017】本体ケース2の側面には電源スイツチ4が
設けられており、この電源スイツチ4をオン状態にする
ことにより本体ケース2の裏面に取り付けられたバツテ
リパツク(図示せず)から各種電気回路に電源が供給さ
れ、携帯電話機として動作可能な状態に起動するように
なされている。
【0018】また本体ケース2の正面上部には電気音響
変換手段としてスピーカ5が設けられており、通話時、
このスピーカ5から通話相手の音声が出力されるように
なされている。また本体ケース2の正面下部には音響電
気変換手段としてマイクロホン6が設けられており、通
話時、このマイクロホン6からユーザの音声を集音する
ようになされている。
【0019】また本体ケース2の正面中程には表示手段
として液晶デイスプレイ(LCD)7が設けられてお
り、電波の受信状況、電池容量、電話をかけたときの電
話番号、電話帳として登録されている電話番号やその相
手先の名称、発信履歴の情報、各種登録内容の情報等、
各種情報を表示し得るようになされている。
【0020】また本体ケース2の正面下部には操作手段
として各種操作キー8が設けられており、この操作キー
8を用いて各種指示を入力し得るようになされている。
この場合、具体的には操作キー8として次の9種類のキ
ーが設けられている。すなわち「発呼」キー8A、「終
話」キー8B、「リダイヤル」キー8C、「0」〜
「9」の数字キー8D、「*」キー8E、「♯」キー8
F、「メモリ」キー8G、「クリア」キー8H、「コー
ル」キー8Iの9種類のキーが設けられている。
【0021】これらの各操作キー8にはそれぞれ次のよ
うな機能が割り当てられている。すなわち「発呼」キー
8Aには入力された電話番号や電話帳リストから呼び出
された電話番号、或いは発信履歴から呼び出された電話
番号に対して発呼処理を行うときの発呼指示を入力する
機能が割り当てられている。「終話」キー8Bには通話
終了の指示を入力したり、その他各種動作モードの終了
指示を入力する機能が割り当てられている。「リダイヤ
ル」キー8Cには過去に電話を掛けた相手先の電話番号
を日時と共に表示する発信履歴を読み出す指示を入力す
る機能が割り当てられている。
【0022】10個の数字キー8Dにはそれぞれ対応す
る数字情報を入力する機能が割り当てられている。また
「*」キー8Eには「*(アスタリスク)」文字を入力
する機能が割り当てられている。また「♯」キー8Fに
は「♯」文字を入力する機能が割り当てられている。
「メモリ」キー8Gには電話番号を電話帳として登録す
る際に登録指示等を入力する機能が割り当てられてい
る。「クリア」キー8Hには表示内容や登録内容を消去
する指示を入力する機能が割り当てられている。「コー
ル」キー8Iには電話帳として登録されている電話番号
を呼び出す指示を入力する機能が割り当てられている。
【0023】また本体ケース2の側面上部には回動操作
子としてのジヨグダイアル9が設けられており、このジ
ヨグダイアル9を回動操作することにより液晶デイスプ
レイ7に表示されている発信履歴リストや電話帳リスト
等、各種表示項目をスクロール表示させることができる
ようになされている。またこのジヨグダイアル9を本体
ケース2の内部方向に押圧操作することにより表示され
ている項目を確定することができるようになされてい
る。またこのジヨグダイアル9は本体ケース2の側面に
沿つて奥行き方向(この図1に対して垂直な方向)にも
押圧操作し得るようになされており、当該ジヨグダイア
ル9を奥行き方向に押しながら回動動作させることによ
り、表示項目を別の移動量でスクロール表示し得るよう
になされている。なお、このジヨグダイアル9の内部方
向への押圧操作には「発呼」キー8Aと同様に発呼指示
を入力する機能やフアンクシヨンキーとしての機能も割
り当てられている。またこの携帯電話機1では、電話帳
リスト作成時等、このジヨグダイアル9の操作によつて
所望の文字を入力することができるようにもなされてい
る。
【0024】ここで図2を用いて、この携帯電話機1に
おける回路構成について説明する。この携帯電話機1の
本体ケース2には図2に示すような回路が設けられてい
る。まず上述した各種操作キー8やジヨグダイアル9か
ら入力された指示情報は制御手段であるCPU(Centra
l Processing Unit )10に入力される。CPU10は
入力される指示情報に基づいてLCDドライバ回路7A
を制御することにより指示情報に応じた各種情報(例え
ば入力される電話番号やメニユー項目、或いは発信履歴
や電話帳等)を液晶デイスプレイ7に表示する。またC
PU10は入力される指示情報に基づいて送受信回路部
11を制御することにより発呼処理や終話処理等、指示
情報に応じた各種処理を実行する。またCPU10は第
1の記憶手段であるRAM(Random Access Memory)1
2をアクセスして所定の情報を記憶したり、或いは第2
の記憶手段であるEEPROM(Electorically Erasab
leand Programable Read Only Memory )13をアクセ
スして発信履歴や電話帳リスト等、電源を切つても消し
たくないような各種情報を記憶するようになされてい
る。因みに、このような制御動作を行うCPU10はR
OM(Read Only Memory)14に格納されているプログ
ラムコードに基づいて制御動作を行うようになされてい
る。
【0025】送受信回路11はCPU10の制御により
アンテナ3を介して制御信号を送出して発呼処理を行つ
たり、或いは基地局装置からの着信信号をアンテナ3を
介して受け、CPU10に対して着信通知を行うように
なされている。また送受信回路部11は通話時にマイク
ロホン6から入力される音声信号を所定の信号処理を施
して送信したり、或いは受信信号に所定の信号処理を施
して音声信号を復調し、これをスピーカ5に出力するよ
うにもなされている。
【0026】ジヨグダイアル9は大きく分けて円板部材
20と、検出回路21と、第1及び第2のスイツチ2
2、23とによつて構成される。このジヨグダイアル9
においては、円板部材20を回動操作したとき、その回
動方向及び回動量を検出回路21によつて検出し、これ
をCPU10に通知するようになされている。またこの
ジヨグダイアル9においては、円板部材20が本体ケー
ス2の内部方向に押圧操作されたときに第1のスイツチ
22が押下されるようになされていると共に、円板部材
20が側面に沿つて奥行き方向に押圧操作されたときに
第2のスイツチ23が押下されるようになつており、C
PU10はこれら第1及び第2のスイツチ22、23を
スイツチ状態を検出するようになされている。かくして
CPU10は、これら第1及び第2のスイツチ22、2
3のスイツチ状態及び検出回路21からの回動方向及び
回動量に基づいて、上述したようなジヨグダイアル9に
よる各種の制御を行うようになされている。
【0027】ここでこのジヨグダイアル9についてさら
に具体的に説明する。ジヨグダイアル9は本体ケース2
の側面のうち左側側面の上部に設けられており、左手で
本体2を把持したときに丁度左手の親指位置にくるよう
になされている。これにより本体2を把持した状態で
も、左手親指を折曲げ及び伸長動作することによつてジ
ヨグダイアル9を回動操作することができると共に、左
手親指を本体ケース2の内部方向に押込み動作すること
によつてジヨグダイアル9を当該方向に押圧操作するこ
とができ、さらには左手親指を本体ケース2の側面に沿
つて奥行き方向に僅かにスライド動作することによつて
ジヨグダイアル9を当該方向に押圧操作することがで
き、かくして片手で簡単に操作することができるように
なされている。
【0028】このジヨグダイアル9は、上述したように
円板部材20を有している。この円板部材20は、図3
に示すように、本体ケース2の側面から僅かに突出する
ように設けられており、これによりこの突出部分に対し
て親指を当接させて回動操作し得ると共に、本体ケース
2の内部方向及び側面に沿つた奥行き方向に押圧操作し
得るようになされている。この円板部材20は、回動軸
Oを中心として矢印A又はBに示す方向に回動し得るよ
うに合成樹脂材からなる基台部25に保持されており、
これにより先の突出部分に親指を当接させて当該円板部
材20を矢印A又はBで示す方向に回動操作し得るよう
になされている。因みに、円板部材20を矢印A又はB
の方向に所定角度回動させると、「カチ」といつたクリ
ツク間が得られるようになつており、これによりユーザ
はどの程度円板部材20を回動させたかを感覚的に把握
することができるようになつている(以降、このクリツ
ク間が得られる回動量を1クリツクと呼ぶ)。
【0029】なお、この円板部材20は、実際には基台
部25に直接保持されているのではなく、スライド部材
26を介して当該基台部25に保持されており、これに
より親指によつて本体ケース2の内部方向に押圧操作さ
れたときに当該円板部材20を矢印Dで示す方向に可動
し得るようになされている。因みに、円板部材20は、
スライド部材26によつて矢印Cに示す方向に付勢され
ており、これによりケース内部方向(すなわち矢印Dの
方向)への押圧操作がなされていないときには、図3に
示すように、本体ケース2から僅かに突出した状態を保
持し得るようになされている。
【0030】ところで基台部25には、この他にもクラ
ンプ部材27及び第1のスイツチ22が設けられてい
る。クランプ部材27は、円板部材20が矢印Dで示す
方向に可動したとき、支点Eを中心として矢印Fで示す
方向に回動するようになされている。このクランプ部材
27の先端には下方に突出する突起部27Aが設けられ
ており、支点Eを中心として矢印Fの方向に回動したと
きには、この突起部27Aが図4(A)及び(B)に示
すように第1のスイツチ22の上側に到達するようにな
されている。これによりこのジヨグダイアル9において
は、円板部材20が矢印Dの方向に押されたとき、この
突起部27Aが第1のスイツチ22を押下するようにな
されている。
【0031】円板部材20は、図5に示すように、実際
には2枚の円板部材20A及び20Bによつて構成され
ている。このうち円板部材20Bは円板部材20Aの上
面に積層された可動部材であり、固定された円板部材2
0Aに対して相対的に回動し得るように取り付けられて
いる。ここで可動側の円板部材20Bには1組の対向電
極20Cが設けられている。この対向電極20Cは組み
立てたとき、円板部材20Aの円周に沿つて設けられた
20組の対向電極20Dと摺接し得るようになされてい
る。因みに、固定側の円板部材20Aに設けられた対向
電極20Dは内周側と外周側とで位置がわずかづつずれ
て形成されている。
【0032】従つて円板部材20Bを矢印Aの方向に回
動すると対向電極20Dから出力される電位は、図6
(A)に示すように、内周側の電位が先に接地電位に立
ち下がるのに対し、矢印Bの方向に回動すると、図6
(B)に示すように、外周側の電位が先に接地電位に立
ち下がる。これを利用して検出回路21においては、内
周側の電位と外周側の電位のいずれが先に接地電位に立
ち下がるかを検出することにより、円板部材20Bの回
動方向を検出するようになされている。また検出回路2
1は、外周側の電極から出力されるパルスの数をカウン
トすることにより円板部材20Bの回動量を検出するよ
うになされている。
【0033】ここで図7に示すように、円板部材20が
取り付けられた基台部25は、本体ケース2の内部に設
けられたツメ部2Aによつて挟持され、当該本体ケース
2に取り付けられている。この基台部25の下面には突
起部25Aが設けられており、当該基台部25はこの突
起部25Aによつて下方から支持されるようになされて
いる。この基台部25を挟んで円板部材20と対向する
位置には、当該基台部25と僅かに離れた状態で第2の
スイツチ23が設けられている。この場合、基台部25
が突起部25Aによつて下方から支持されていることか
ら、円板部材20を矢印Gで示す奥行き方向に押圧操作
すると、当該突起部25Aを支点として基台部25が矢
印Gで示す下方向に撓む。このとき下方に撓んだ基台部
25の下面が第2のスイツチ23に当接し、当該第2の
スイツチ23を押下する。このようにしてこのジヨグダ
イアル9においては、矢印Gで示す奥行き方向に円板部
材20を押圧操作したとき、当該円板部材20が取り付
けられている基台部25が撓むことによつて第2のスイ
ツチ23が押下されるようになされている。
【0034】なお、基台部25には支持材25Bが設け
られていると共に、当該支持材25Bを介してアーム部
材25Cが設けられている。このアーム部材25Cは円
板部材20の一端を覆うように設けられており、これに
より円板部材20が矢印Gで示す方向に押圧操作された
とき、その応力に応じて当該円板部材の一端が逆に持ち
上がろうとしても、当該アーム部材25Cによつて上か
ら押さえつけられることから、これを回避し得るように
なつている。
【0035】(2)ジヨグダイアルを使用した操作例 続いてこの項では、ジヨグダイアル9を使用した代表的
な操作例について説明する。まず液晶デイスプレイ7に
各種項目が表示されている状態でジヨグダイアル9を回
動操作すると、当該液晶デイスプレイ7に表示されてい
るカーソル表示を上方又は下方に移動することができ
る。この場合、この状態でジヨグダイアル9を本体ケー
ス2の内部方向に向かつて押圧操作すれば、カーソル表
示が位置する項目に関する詳細情報や下位階層の項目の
読出しをCPU10に指示することができる。また電話
帳リストが表示されている状態でジヨグダイアル9を回
動操作すると、カーソル表示を上方又は下方に移動する
ことができ、所望の相手先のところにカーソル表示を合
わせた状態で、当該ジヨグダイアル9を本体ケース2の
内部方向に押圧操作すると、その相手先の電話番号を表
示することができ、さらにジヨグダイアル9を内部方向
に押圧操作すると、その相手先に対して発呼することが
できる。
【0036】また文字入力モードに設定されている状態
で、ジヨグダイアル9を回動操作すると、カーソル表示
を上下方向又は左右方向に移動することができ、所望の
文字のところにカーソル表示を合わせた状態で、ジヨグ
ダイアル9を本体ケース2の内部方向に押圧操作する
と、その文字を入力することができる。また登録モード
に設定されている状態で、ジヨグダイアル9を回動操作
すると、任意の項目の登録モードに入ることができ、さ
らにその状態でジヨグダイアル9を本体ケース2の内部
方向に押圧操作又は側面に沿つた奥行き方向に押圧操作
することにより、登録内容の選択又は確定を指示するこ
とができる。
【0037】(2−1)ジヨグダイアルによる電話帳リ
ストの検索 この項では、上述したような電話帳リストの検索につい
て、図8を用いて具体的に説明する。非通話状態におい
てジヨグダイアル9を回動操作するか又はコールキー8
Iを押下することによつて電話長リストの読出指示を行
うと、この携帯電話機1の場合には、電話帳リストとし
て登録されている相手先名がEEPROM13から読み
出され、液晶デイスプレイ7に表示される。この携帯電
話機1では、最大で100 人分の電話番号を登録し得るよ
うになされており、電話帳リストを読出したときには、
図8(A)に示すように、短縮番号「001 」に登録され
ている例えば「あいかわななこ」が液晶デイスプレイ7
の中心に表示され、その上段には最後の短縮番号「100
」に登録されている例えば「わだべんたろう」が表示
され、逆に下段には短縮番号「002 」に登録されている
例えば「いのうえようこ」が表示される。なお、この場
合、表示される電話帳リストの中心、すなわち短縮番号
「001 」のところにカーソル表示K1が表示され、当該
短縮番号「001」の相手先が選択された状態になつてい
る。
【0038】この状態でジヨグダイアル9を下方に1ク
リツク分回動操作すると、図8(B)に示すように、電
話帳リストが上方に1行スクロールされ、その結果、上
から順に短縮番号「001 」及び「002 」に登録されてい
る相手先名がそれぞれ表示されると共に、3行目には短
縮番号「003 」に登録されている相手先名(例えば「う
えだまさえ」)が新たに表示される。因みに、この状態
においては、カーソル表示K1が同じく電話帳リストの
中心に表示されることから、短縮番号「002 」の相手先
が選択された状態になつている。
【0039】さらにこの状態でジヨグダイアル9を下方
に1クリツク分回動操作すると、図8(C)示すよう
に、さらに電話帳リストが上方に1行スクロールされ、
その結果、上から順に短縮番号「002 」及び「003 」に
登録されている相手先名がそれぞれ表示されると共に、
3行目には短縮番号「004 」に登録されている相手先名
(例えば「えんどうしゆうた」)が新たに表示される。
因みに、この状態においても、カーソル表示K1が電話
帳リストの中心に表示されることから、短縮番号「003
」の相手先が選択された状態になつている。
【0040】この状態で今度はジヨグダイアル9を奥行
き方向に押下しながら1クリツク分下方に回動操作する
と、1クリツクの回動操作によるスクロール量が1行か
ら10行に変更されることから、図8(D)に示すよう
に、電話帳リストが10行分上方にスクロールされ、そ
の結果、上から順に短縮番号「012 」、「013 」及び
「014 」の相手先名(例えば「かとうれいか」、「きむ
らたくみ」及び「くどうしずえ」)がそれぞれ表示され
る。因みに、この状態においても、カーソル表示K1が
電話帳リストの中心に表示されることから、短縮番号
「013 」の相手先が選択された状態になつている。
【0041】探したい電話帳リストの相手先が例えば
「かとうれいか」である場合には、現在の選択状態から
1つ前に戻せば良いことから、この状態で今度はジヨグ
ダイアル9を上方に1クリツク分回動操作する。この操
作により、図8(E)に示すように、電話帳リストが1
行下方にスクロールされるので、目的の相手先である
「かとうれいか」のところにカーソル表示K1を表示さ
せて当該「かとうれいか」を選択状態にすることができ
る。
【0042】このように目的の相手先名のところにカー
ソル表示K1を表示させた後は、ジヨグダイアル9を本
体ケースの内部方向に押下することにより、その相手先
を確定し得、図8(F)に示すように、選択された「か
とうれいか」の詳細情報すなわち電話番号を表示するこ
とができる。なお、この状態でさらにジヨグダイアル9
を本体ケースの内部方向に押下すると、この携帯電話機
1では、電話番号が表示されている相手先に対して発呼
(すなわち表示されている電話番号を送受信回路部11
を介して基地局装置に送信することにより通話回線の接
続処理を行う)するようになされており、わざわざ「発
呼」キー8Aを操作しなくても、ジヨグダイアル9を触
つている状態からそのまま発呼することができる。
【0043】なお、ここでは特に図示していないが、ジ
ヨグダイアル9を奥行き方向に押下しながら上方に1ク
リツク分回動操作すると、同じように1クリツクの回動
操作によるスクロール量が1行から10行に変更される
ことから、電話帳リストとしては下方に10行スクロー
ルされることになる。
【0044】このようにしてこの携帯電話機1において
は、ジヨグダイアル9の奥行き方向の押下に対してスク
ロール量の変更(すなわちカーソル移動量の変更)を割
当て、ジヨグダイアル9を奥行き方向に押下しながら回
動操作したときには、カーソル移動量を1行から10行
に変更するようにしたことにより、目的の相手先を速や
かに探すことができる。例えば現状短縮番号「001 」が
選択されている状態から、短縮番号「050 」に登録され
ている相手先を探す場合には、ジヨグダイアル9を奥行
き方向に押下しながら下方に5クリツク分回動操作すれ
ば、目的の相手先を探すことができ、従来のように50
クリツク分回動操作する場合に比べて目的の相手先を速
やかに探すことができる。
【0045】(2−2)ジヨグダイアルによる文字入力 続いてこの項では、ジヨグダイアル9を使用した文字入
力について、図9を用いて説明する。この携帯電話機1
においては、電話帳リストを登録するとき等、仮名文字
を入力して相手先名を登録することができると共に、漢
字変換モードに設定されているときにはその入力した仮
名文字を漢字に変換し得るようになされている。
【0046】ここで仮名文字を入力する場合には、まず
非通話状態においてジヨグダイアル9を本体ケースの内
部方向に押下することによつてこの携帯電話機1に用意
されているメニユーを読出し、続いてジヨグダイアル9
を所定方向に回動操作することによりメニユー項目の中
から文字入力モードを探し(すなわちジヨグダイアル9
を回動操作して文字入力モードの項目のところにカーソ
ル表示K1を表示させる)、その状態でジヨグダイアル
9を同じく内部方向に押下することによつて文字入力モ
ードを設定する。この設定操作により、液晶デイスプレ
イ7には、図9(A)示すような文字入力モードの画面
が表示される。
【0047】因みに、予め所定の操作により漢字変換モ
ードが設定されている場合には、この文字入力モードの
初期画面において、画面上段に漢字変換モードが設定さ
れていることを示す「漢」が表示されるようになされて
いる。また初期画面の2行目には、「>>>:」からな
る入力文字マークが表示されており、後述する操作によ
つて入力された仮名文字はこの入力文字マークの後に順
次表示されるようになされている。またこのマークの1
行下には、五十音の「あ行」及び「か行」の仮名文字が
表示され、さらにその1行下には、五十音の「さ行」及
び「た行」の仮名文字が表示されている。なお、この状
態においては表示されていないが、さらにその下の行に
はそれぞれ「な行」及び「は行」、「ま行」及び「や
行」、「ら行」及び「わ行(「ん」も含む)」の文字列
がそれぞれ仮想的に用意されており、ジヨグダイアル9
を下方に回動操作すれば、それらの文字列が回動量に応
じて順次スクロール表示されるようになされている。因
みに、この文字入力モードの初期画面においては、カー
ソル表示K1は始めに仮名文字「あ」のところに表示さ
れており、当該文字が選択された状態になつている。
【0048】ここで例えば仮名文字「に」を入力する場
合には、まずジヨグダイアル9を下方に1クリツク分回
動操作する。これにより図9(B)に示すように、カー
ソル表示K1は1行下に移動して仮名文字「さ」のとこ
ろに表示され、当該文字が選択された状態になる。続い
てジヨグダイアル9を奥行き方向に押しながら上方に1
クリツク分回動操作すると、奥行き方向に押したことに
よりジヨグダイアル9の回動操作によるカーソル表示K
1の移動方向が変更され、その結果、図9(C)に示す
ように、カーソル表示K1が右方向に1文字分移動して
仮名文字「し」のところに表示され、当該文字が選択さ
れた状態になる。因みに、ジヨグダイアル9を奥行き方
向に押下すると、今までジヨグダイアル9の上又は下方
向の回動操作がそれぞれカーソル表示K1の上又は下方
向の移動に対応していたものが、ジヨグダイアル9の上
又は下方向の回動操作がそれぞれカーソル表示K1の右
又は左方向の移動に対応するように変更される。
【0049】続いて今度はジヨグダイアル9を奥行き方
向に押さずに下方に1クリツク分回動操作すると、再び
ジヨグダイアル9の回動操作によるカーソル表示K1の
移動方向が下方向に変更され、その結果、図9(D)に
示すように、カーソル表示K1が下方に1行移動して仮
名文字「に」のところに表示され、当該文字が選択され
た状態になる。なお、この場合、カーソル表示K1の画
面上の表示位置は変更されず、五十音表全体が1行上方
向にスクロールされることによつて見かけ上カーソル表
示K1が下方に1行移動されるようになされている。
【0050】このようなジヨグダイアル9の操作により
カーソル表示K1を目的の文字のところまで移動した
後、今度はジヨグダイアル9を本体ケースの内部方向に
押下すると、図9(E)に示すように、当該文字が確定
され、入力文字マークの後にその確定された仮名文字が
表示される。以降、同様のジヨグダイアル9の操作によ
つて所望の仮名文字を順次選択確定して入力した後、所
定の操作キー8を使用して漢字変換指示を入力すると、
その入力された仮名文字に対応する漢字が表示され、所
望の文字を漢字入力することができる。
【0051】このようにしてこの携帯電話機1において
は、文字入力モードのとき、ジヨグダイアル9の奥行き
方向の押下に対してカーソル移動方向の変更を割当て、
ジヨグダイアル9を単に上又は下方向に回動操作したと
きにはカーソル表示K1が上又は下方向に移動するよう
にし、またジヨグダイアル9を奥行き方向に押下しなが
ら上又は下方向に回動操作したときにはカーソル表示K
1が右又は左方向に移動するようにしたことにより、目
的の文字まで速やかに到達することができ、従来に比し
て文字入力を速やかに行うことができる。
【0052】因みに、従来のようにジヨグダイアルの操
作として上下方向の回動と本体ケース内部方向への押下
だけが用意されている場合には、カーソル表示を単に右
又は左方向にしか移動し得ず、仮名文字「あ」から
「あ、い、う、え、……」という具合にカーソル表示を
移動して目的の文字を選ばなければならないため時間が
かかつていたが、この携帯電話機1のように、ジヨグダ
イアル9に奥行き方向の押下を用意して当該奥行き方向
の押下によつてカーソル表示K1の移動方向を変更し得
るようにしたことにより、カーソル表示K1を五十音表
において行方向及び列方向に移動し得ることから、目的
の仮名文字を速やかに選択して入力することができる。
【0053】(2−3)ジヨグダイアルによる動作モー
ドの設定 続いてこの項では、ジヨグダイアル9を使用した動作モ
ードの設定について、図10及び図11を使用して説明
する。但し、ここでは代表的な動作モードとしてアラー
ム設定について説明する。
【0054】まずアラーム設定を行う場合には、非通話
状態においてジヨグダイアル9を本体ケースの内部方向
に押下することによつてこの携帯電話機1に用意されて
いるメニユーを読出し、続いてジヨグダイアル9を所定
方向に回動操作することによりメニユー項目の中からア
ラーム設定モードを探し(すなわちジヨグダイアル9を
回動操作してアラーム設定モードの項目のところにカー
ソル表示K1を表示させる)、その状態でジヨグダイア
ル9を同じく内部方向に押下することによつてアラーム
設定モードを設定する。この設定操作により、液晶デイ
スプレイ7には、図10(A)に示すようなアラーム設
定モードの画面が表示される。
【0055】因みに、このアラーム設定モードの初期画
面においては、1行目にアラーム設定モードを示す「ア
ラーム」からなる文字列が表示され、当該モードである
こととをユーザに知らしめるようになされている。また
アラーム設定モードにおいては、アラームの起動及び非
起動が用意されていることから、2行目にはそれらを示
す「ON」及び「OFF」が表示される。なお、このア
ラーム設定モードの初期画面においては、カーソル表示
K1は始めに「ON」のところに表示されており、アラ
ームの起動が選択された状態になつている。
【0056】ここでこの携帯電話機1においては、動作
モードの設定のとき、ジヨグダイアル9の奥行き方向の
押下はカーソル表示K1が表示されている項目の確定に
割り当てられ、ジヨグダイアル9の本体ケースの内部方
向への押下はカーソル表示K1の右方向への移動(行の
末尾まで行つたときにはその行又は次の行の先頭に移つ
て同様に右方向に移動する)、すなわち項目の選択に割
り当てられており、さらにジヨグダイアル9の回動操作
はその動作モードから抜けて上位階層のメニユー項目選
択モードへ移行する機能(上方向の回動操作がなされた
ときには現在読み出されているメニユー項目の上隣のメ
ニユー項目にカーソル表示K1が移動し、下方向の回動
操作がなされたときには現在読み出されているメニユー
項目の下隣のメニユー項目にカーソル表示K1が移動す
る)に割り当てられている。
【0057】従つてアラームを起動する場合には、アラ
ーム設定モードの初期画面において、ジヨグダイアル9
を奥行き方向に押下することにより、アラームの起動が
設定され、図10(B)に示すように、アラームの開始
時刻を設定する時刻設定画面に移行する。この時刻設定
画面においては、カーソル表示K1は「時」のところに
表示されているので、この状態において「数字」キー8
Dを使用して所望の数字を入力する。「時」の情報が入
力されるとカーソル表示K1は「分」のところに自動的
に移動するので、同様に「数字」キー8Dを使用して所
望の数字を入力すれば、アラームを開始する時刻を入力
することができる。
【0058】なお、アラームを非起動に設定する場合に
は、アラーム設定の初期画面において、ジヨグダイアル
9を本体ケースの内部方向に押下する。これにより図1
0(C)に示すように、カーソル表示K1が右方向に移
動して「OFF」のところに表示されるので、この状態
においてさらにジヨグダイアル9を奥行き方向に押下す
れば、アラームの非起動が設定される。
【0059】このようにしてこの携帯電話機1において
は、動作モードの設定のとき、ジヨグダイアル9の本体
ケースの内部方向への押下に対して項目の選択を割当て
ると共に、ジヨグダイアル9の奥行き方向の押下に対し
て項目の確定を割当て、ジヨグダイアル9を本体ケース
の内部方向に押下したときにはカーソル表示K1を移動
し、またジヨグダイアル9を奥行き方向に押下したとき
にはカーソル表示K1が表示されている項目を確定する
ようにしたことにより、モード設定を速やかに行うこと
ができる。
【0060】因みに、従来のようにジヨグダイアル9の
操作として上下方向の回動と本体ケース内部方向への押
下だけが用意されている場合には、図11に示すよう
に、動作モードを設定するとき、項目の選択と確定を別
々にすることができないため、例えばアラームの起動を
設定する場合には、ジヨグダイアルを本体ケースの内部
方向に押下して一旦アラームの非起動を設定した後、再
びジヨグダイアルを本体ケースの内部方向に押下してカ
ーソル表示K1を「ON」のところに移動してアラーム
の起動を設定しなければならず、アラーム起動を設定す
るまでに2回の操作が必要であつた。しかしながらこの
携帯電話機1のように、ジヨグダイアル9を3方向に操
作し得るようにすると、動作モードの設定のとき、選択
と確定を別々に行うことができ、アラーム起動を設定す
るとき、1回の操作でこれを設定し得、当該設定を速や
かに行うことができる。
【0061】(3)動作及び効果 以上の構成において、この携帯電話機1の場合には、ジ
ヨグダイアル9を本体ケースの内部方向に押下したとき
に押下される第1のスイツチ22と、当該ジヨグダイア
ル9を奥行き方向に押下したときに押下される第2のス
イツチ23とを設けることにより回動操作に加えて2つ
の押下操作を加え、これによつて3方向の操作を行い得
るようになされている。この場合、ジヨグダイアル9は
本体ケース2の左側面であつて当該本体ケース2を把持
したときの親指のホームポジシヨンの位置に設けられて
いることから、片手で本体ケース2を把持した状態でジ
ヨグダイアル9を親指で容易に操作することができる。
またこの場合、新たに加えた押下操作としては、親指の
側面に沿つた摺動操作のうち本体ケース2の奥行き方向
のスライド操作を選んだことにより、この操作も容易に
行うことができる。
【0062】またこの携帯電話機1では、この新たに加
えられた奥行き方向の押下操作を使用して、電話帳リス
トの検索を速やかに行えるようになされている。すなわ
ち単にジヨグダイアル9を所望方向に回動操作した場合
には、1クリツク分の回動操作につき1行分のカーソル
移動を行うが、ジヨグダイアル9を奥行き方向に押下し
ながら所望方向に回動操作した場合には、1クリツク分
の回動操作につき10行分のカーソル移動を行う。これ
により目的の相手先が現状表示されているところから離
れている場合にも、この操作を組み合わせることによつ
て当該目的の相手先に速やかに到達することができ、電
話帳リストにおける検索を速やかに行うことができる。
またジヨグダイアル9を従来のように多く回動する必要
がなくなることから、検索時の操作性を向上することが
できる。
【0063】またこの携帯電話機1では、文字入力モー
ドのとき、ジヨグダイアル9を所望方向に回動操作する
とカーソル表示K1を上又は下方向に移動するように
し、ジヨグダイアル9を奥行き方向に押しながら回動操
作したときにはカーソル表示K1を右又は左方向に移動
するようにしたことにより、カーソル表示K1を五十音
表において行方向又は列方向に移動し得ることから、入
力目的の文字まで速やかに到達することができ、文字入
力を従来に比して速やかに行うことができる。また行方
向又は列方向にカーソル表示K1を移動し得ることか
ら、目的の文字に到達するまでのジヨグダイアル9の回
動量を減らすことができ、文字入力時の操作性を向上す
ることができる。
【0064】このようにしてこの携帯電話機1では、ジ
ヨグダイアル9の回動操作によつてカーソル表示K1を
移動する際、ジヨグダイアル9を奥行き方向に押下する
ことによつて当該カーソル表示K1の移動量又は移動方
向を変更し得るようにしたことにより、従来に比してカ
ーソル表示K1の移動を速やかに行うことができ、一段
と操作性及び使い勝手を向上することができる。
【0065】またこの携帯電話機1では、動作モードを
設定するとき、ジヨグダイアル9の本体ケースの内部方
向への押下を項目の選択に割当て、ジヨグダイアル9の
奥行き方向への押下を項目の確定に割り当てたことによ
り、項目の選択及び確定をそれぞれ独立に行うことがで
き、従来に比して動作モードを設定する際の操作回数を
減らすことができ、一段と使い勝手を向上することがで
きる。
【0066】以上の構成によれば、ジヨグダイアル9の
押下操作として奥行き方向の押下操作を加えて、この奥
行き方向の押下操作によつてカーソル表示K1の移動量
又は移動方向を変更し得るようにしたことにより、従来
に比して目的の項目まで速やかに到達することができ、
一段と操作性及び使い勝手を向上し得る。またジヨグダ
イアル9の押下操作として奥行き方向の押下操作を加え
たことにより、動作モードを設定する際、項目の選択と
確定を独立に行うことができ、従来に比して一段と操作
性及び使い勝手を向上し得る。かくするにつき従来に比
して一段と操作性に優れた使い勝手の向上した携帯電話
機1を実現することができる。
【0067】(4)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、ジヨグダイアル9を
奥行き方向に押下しながら上又は下方向に回動操作した
とき、カーソル表示K1を10行分移動するようにした
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、カーソ
ル表示K1の移動量としてはこれ以外であつても良い。
【0068】また上述の実施の形態においては、ジヨグ
ダイアル9を回動操作するのと同時に奥行き方向に押下
することによつてカーソル表示K1の移動量を10行に
変更した場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、ジヨグダイアル9を奥行き方向に押下した後、以
降、カーソル表示K1の移動量を10行にするようにし
ても良い。要は、ジヨグダイアル9の奥行き方向の押下
によつてカーソル表示K1の移動量を変更するようにす
れば、上述の場合と同様の効果を得ることができる。
【0069】また上述の実施の形態においては、ジヨグ
ダイアル9を回動操作するのと同時に奥行き方向に押下
することによつてカーソル表示K1の移動方向を左右方
向に変更した場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、ジヨグダイアル9を奥行き方向に押下した後、以
降、カーソル表示K1の移動方向を左右方向に変更する
ようにしても良い。要は、ジヨグダイアル9の奥行き方
向の押下によつてカーソル表示K1の移動方向を変更す
るようにすれば、上述の場合と同様の効果を得ることが
できる。
【0070】また上述の実施の形態においては、動作モ
ードの設定時、ジヨグダイアル9の2つの押下操作をそ
れぞれ選択と確定に割り当てた場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、その他の動作モードのときにも
これを適用するようにしても良い。
【0071】また上述の実施の形態においては、本発明
を携帯電話機に適用した場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、カーソルを表示して項目を選択するよ
うなものであれば、その他の電子機器に広く適用するこ
とができる。
【0072】また上述の実施の形態においては、電話帳
リストの検索時又は文字入力モード時に、ジヨグダイア
ル9を奥行き方向に押下することによつてカーソル表示
K1の移動方向又は移動量を変更するようにした場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、その他の動作
モードにおいてこれを適用するようにしても良い。要
は、親指ないし親指の根元部を一側面に当接させた状態
で片手で把持される外観形状を有する本体ケースと、本
体ケースの一側面上の親指が当接する位置に、当該一側
面から外方に外周面の一部が僅かに突出して当該突出部
分が親指に転接するように設けられた円板部材を有し、
親指が一側面上を摺動するような折曲げ伸長動作をした
ことにより円板部材に回動力が与えられたとき円板部材
を応動するように回動させ、又は親指が一側面を押圧す
るような内側への押込み動作をしたことにより円板部材
に本体ケースの内方に向かう押込み力が与えられたとき
円板部材を押込み方向に移動させ、又は親指が一側面上
を摺動するようなスライド動作をしたことにより円板部
材に本体ケースの奥行き方向に向かう応力が与えられた
とき円板部材を奥行き方向に移動させるように、円板部
材を保持する操作子と、操作子の回動動作及び押込み動
作及びスライド動作を検出する操作検出手段と、複数の
項目を蓄積する蓄積手段と、蓄積手段から読み出された
複数の項目のうちの複数の項目及びカーソルを表示する
表示手段と、操作子の回動動作による操作検出手段の検
出出力に応じて、カーソルを所望方向に移動して複数の
項目のうちの1つにカーソルの位置を対応させて表示
し、操作子のスライド動作による操作検出手段の検出出
力に応じて、回動動作によるカーソルの移動方向又は移
動量を変更し、操作子の押込み動作による操作検出手段
の検出出力に応じて、カーソルが位置する項目を確定す
る制御手段とを設けるようにすれば、上述の場合と同様
の効果を得ることができる。
【0073】また上述の実施の形態においては、動作モ
ード設定時にジヨグダイアル9の2つの押下操作をそれ
ぞれ選択と確定に割当てた場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、その他のモード時にこれを適用する
ようにしても良い。要は、親指ないし親指の根元部を一
側面に当接させた状態で片手で把持される外観形状を有
する本体ケースと、本体ケースの一側面上の親指が当接
する位置に、当該一側面から外方に外周面の一部が僅か
に突出して当該突出部分が親指に転接するように設けら
れた円板部材を有し、親指が一側面上を摺動するような
折曲げ伸長動作をしたことにより円板部材に回動力が与
えられたとき円板部材を応動するように回動させ、又は
親指が一側面を押圧するような内側への押込み動作をし
たことにより円板部材に本体ケースの内方に向かう押込
み力が与えられたとき円板部材を押込み方向に移動さ
せ、又は親指が一側面上を摺動するようなスライド動作
をしたことにより円板部材に本体ケースの奥行き方向に
向かう応力が与えられたとき円板部材を奥行き方向に移
動させるように、円板部材を保持する操作子と、操作子
の回動動作及び押込み動作及びスライド動作を検出する
操作検出手段と、階層的な複数の項目を蓄積する蓄積手
段と、蓄積手段に蓄積された複数の項目のうち所望の項
目及びカーソルを表示する表示手段と、表示手段上に上
位階層の項目が表示されているときに操作子の回動動作
による操作検出手段の検出出力に応じてカーソルを上位
階層の項目上で所定方向に移動し、表示手段上に下位階
層の項目が表示されているときに操作子の押込み動作に
よる操作検出手段の検出出力に応じてカーソルを下位階
層の項目上で所定方向に移動すると共に、操作子のスラ
イド動作による操作検出手段の検出出力に応じてカーソ
ルが表示されている下位階層の項目を確定する制御手段
とを設けるようにすれば、上述の場合と同様の効果を得
ることができる。
【0074】上述の実施の形態においては、円板部材2
0をスライド部材26を介して基台部25に保持した場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、円板部材
を回動し、かつ本体ケースの内部方向に移動し、かつ本
体ケースの奥行き方向に移動するような保持部材であれ
ば、その他の構成であつても良い。要は、親指ないし親
指の根元部を一側面に当接させた状態で片手で把持され
る外観形状を有する本体ケースを具えた電子機器の本体
ケースに搭載される回動操作子において、本体ケースの
一側面上の親指が当接する位置に、当該一側面から外方
に外周面の一部が僅かに突出して当該突出部分が親指に
転接するように設けられた円板部材と、親指が一側面上
を摺動するような折曲げ伸長動作をしたことにより円板
部材に回動力が与えられたとき円板部材を応動するよう
に回動させ、又は親指が一側面を押圧するような内側へ
の押込み動作をしたことにより円板部材に本体ケースの
内方に向かう押込み力が与えられたとき円板部材を押込
み方向に移動させ、又は親指が一側面上を摺動するよう
なスライド動作をしたことにより円板部材に本体ケース
の奥行き方向に向かう応力が与えられたとき円板部材を
奥行き方向に移動させるように、円板部材を保持する保
持部材とを設けるようにすれば、片手で本体ケースを把
持した状態で回動操作子を3方向に操作し得ることか
ら、電子機器の操作性及び使い勝手を向上することがで
きる。
【0075】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、操作子を
回動、押込み及びスライド動作し得るようにし、操作子
がスライド動作されたときにはカーソルの移動方向又は
移動量を変更するようにしたことにより、目的の項目ま
で速やかに到達することができ、かくして従来に比して
一段と操作性に優れた使い勝手の向上した通信端末装置
を実現することができる。
【0076】また操作子を回動、押込み及びスライド動
作し得るようにし、操作子が回動動作されたときにはカ
ーソルを上位階層の項目上で移動し、操作子が押込み動
作されたときには下位階層の項目上でカーソルを所定方
向に移動し、操作子がスライド動作されたときにはカー
ソルが表示されている下位階層の項目を確定するように
したことにより、下位階層の項目上において選択と確定
をそれぞれ独立に行うことができ、階層的な項目の中か
ら所望の項目を選択するときの操作性を向上し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した携帯電話機の外観構成を示す
外観図である。
【図2】その携帯電話機の内部構成を示すブロツク図で
ある。
【図3】ジヨグダイアルの機構を示す略線図である。
【図4】クランプ部材による第1のスイツチの押下動作
の説明に供する略線図である。
【図5】円板部材の機構を示す略線図である。
【図6】ジヨグダイアルの動作説明に供する出力波形図
である。
【図7】ジヨグダイアルの機構を示す側面図である。
【図8】電話帳リストの検索時の動作説明に供する略線
図である。
【図9】文字入力モード時の動作説明に供する略線図で
ある。
【図10】動作モード設定時の動作説明に供する略線図
である。
【図11】従来の動作モード設定時の動作説明に供する
略線図である。
【符号の説明】
1……携帯電話機、2……本体ケース、3……アンテ
ナ、4……電源スイツチ、5……スピーカ、6……マイ
クロホン、7……液晶デイスプレイ、8……操作キー、
9……ジヨグダイアル、10……CPU、11……送受
信回路部、12……RAM、13……EEPROM、1
4……ROM、20……円板部材、21……検出回路、
22……第1のスイツチ、23……第2のスイツチ、2
5……基台部、26……スライド部材、27……クラン
プ部材。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】親指ないし親指の根元部を一側面に当接さ
    せた状態で片手で把持される外観形状を有する本体ケー
    スと、 上記本体ケースの上記一側面上の上記親指が当接する位
    置に、当該一側面から外方に外周面の一部が僅かに突出
    して当該突出部分が上記親指に転接するように設けられ
    た円板部材を有し、上記親指が上記一側面上を摺動する
    ような折曲げ伸長動作をしたことにより上記円板部材に
    回動力が与えられたとき上記円板部材を応動するように
    回動させ、又は上記親指が上記一側面を押圧するような
    内側への押込み動作をしたことにより上記円板部材に上
    記本体ケースの内方に向かう押込み力が与えられたとき
    上記円板部材を押込み方向に移動させ、又は上記親指が
    上記一側面上を摺動するようなスライド動作をしたこと
    により上記円板部材に上記本体ケースの奥行き方向に向
    かう応力が与えられたとき上記円板部材を奥行き方向に
    移動させるように、上記円板部材を保持する操作子と、 上記操作子の上記回動動作及び上記押込み動作及び上記
    スライド動作を検出する操作検出手段と、 複数の項目を蓄積する蓄積手段と、 上記蓄積手段から読み出された上記複数の項目のうちの
    複数の項目及びカーソルを表示する表示手段と、 上記操作子の上記回動動作による上記操作検出手段の検
    出出力に応じて、上記カーソルを所望方向に移動して上
    記複数の項目のうちの1つに上記カーソルの位置を対応
    させて表示し、上記操作子の上記スライド動作による上
    記操作検出手段の検出出力に応じて、上記回動動作によ
    る上記カーソルの移動方向又は移動量を変更し、上記操
    作子の上記押込み動作による上記操作検出手段の検出出
    力に応じて、上記カーソルが位置する項目を確定する制
    御手段とを具えることを特徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】親指ないし親指の根元部を一側面に当接さ
    せた状態で片手で把持される外観形状を有する本体ケー
    スと、 上記本体ケースの上記一側面上の上記親指が当接する位
    置に、当該一側面から外方に外周面の一部が僅かに突出
    して当該突出部分が上記親指に転接するように設けられ
    た円板部材を有し、上記親指が上記一側面上を摺動する
    ような折曲げ伸長動作をしたことにより上記円板部材に
    回動力が与えられたとき上記円板部材を応動するように
    回動させ、又は上記親指が上記一側面を押圧するような
    内側への押込み動作をしたことにより上記円板部材に上
    記本体ケースの内方に向かう押込み力が与えられたとき
    上記円板部材を押込み方向に移動させ、又は上記親指が
    上記一側面上を摺動するようなスライド動作をしたこと
    により上記円板部材に上記本体ケースの奥行き方向に向
    かう応力が与えられたとき上記円板部材を奥行き方向に
    移動させるように、上記円板部材を保持する操作子と、 上記操作子の上記回動動作及び上記押込み動作及び上記
    スライド動作を検出する操作検出手段と、 階層的な複数の項目を蓄積する蓄積手段と、 上記蓄積手段に蓄積された上記複数の項目のうち所望の
    項目及びカーソルを表示する表示手段と、 上記表示手段上に上位階層の項目が表示されているとき
    に上記操作子の上記回動動作による上記操作検出手段の
    検出出力に応じて上記カーソルを上記上位階層の項目上
    で所定方向に移動し、上記表示手段上に下位階層の項目
    が表示されているときに上記操作子の上記押込み動作に
    よる上記操作検出手段の検出出力に応じて上記カーソル
    を上記下位階層の項目上で所定方向に移動すると共に、
    上記操作子の上記スライド動作による上記操作検出手段
    の検出出力に応じて上記カーソルが表示されている上記
    下位階層の項目を確定する制御手段とを具えることを特
    徴とする通信端末装置。
  3. 【請求項3】親指ないし親指の根元部を一側面に当接さ
    せた状態で片手で把持される外観形状を有する本体ケー
    スを具えた電子機器の上記本体ケースに搭載される回動
    操作子において、 上記本体ケースの上記一側面上の上記親指が当接する位
    置に、当該一側面から外方に外周面の一部が僅かに突出
    して当該突出部分が上記親指に転接するように設けられ
    た円板部材と、 上記親指が上記一側面上を摺動するような折曲げ伸長動
    作をしたことにより上記円板部材に回動力が与えられた
    とき上記円板部材を応動するように回動させ、又は上記
    親指が上記一側面を押圧するような内側への押込み動作
    をしたことにより上記円板部材に上記本体ケースの内方
    に向かう押込み力が与えられたとき上記円板部材を押込
    み方向に移動させ、又は上記親指が上記一側面上を摺動
    するようなスライド動作をしたことにより上記円板部材
    に上記本体ケースの奥行き方向に向かう応力が与えられ
    たとき上記円板部材を奥行き方向に移動させるように、
    上記円板部材を保持する保持部材とを具えることを特徴
    とする回動操作子。
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