JP2508446Y2 - 複合動作スイッチ - Google Patents
複合動作スイッチInfo
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- JP2508446Y2 JP2508446Y2 JP1991093330U JP9333091U JP2508446Y2 JP 2508446 Y2 JP2508446 Y2 JP 2508446Y2 JP 1991093330 U JP1991093330 U JP 1991093330U JP 9333091 U JP9333091 U JP 9333091U JP 2508446 Y2 JP2508446 Y2 JP 2508446Y2
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- operating
- bodies
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H25/00—Switches with compound movement of handle or other operating part
- H01H25/008—Operating part movable both angularly and rectilinearly, the rectilinear movement being perpendicular to the axis of angular movement
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/03—Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
- G06F3/033—Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
- G06F3/0362—Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor with detection of 1D translations or rotations of an operating part of the device, e.g. scroll wheels, sliders, knobs, rollers or belts
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H19/00—Switches operated by an operating part which is rotatable about a longitudinal axis thereof and which is acted upon directly by a solid body external to the switch, e.g. by a hand
- H01H19/02—Details
- H01H19/10—Movable parts; Contacts mounted thereon
- H01H19/14—Operating parts, e.g. turn knob
- H01H2019/146—Roller type actuators
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はディスプレー装置上の画
像(以下、カーソルという)を任意方向に移動させるた
めの複合動作スイッチに関する。
像(以下、カーソルという)を任意方向に移動させるた
めの複合動作スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ディスプレー装置上のカーソル
を任意の方向に移動させるための複合動作スイッチは知
られている(例えば、実公平3−9061号)。
を任意の方向に移動させるための複合動作スイッチは知
られている(例えば、実公平3−9061号)。
【0003】この種の複合動作スイッチとしては、ジン
バル機構で支持されたレバーを任意の方向に倒すことに
より、その方向と角度とを検出し、これらを電気信号に
変換してカーソルを任意方向に移動させる方式のいわゆ
るジョイスティック(登録商標)や、回転自在に配置さ
れた鋼球体をテーブル上で回転させることにより、その
回転力により2本のローラを回転させると共に、このロ
ーラの回転角を個別に検出し、これらを電気信号に変換
してカーソルを任意方向に移動させる方式のいわゆるマ
ウスと呼称されるスイッチなどが提案されている。
バル機構で支持されたレバーを任意の方向に倒すことに
より、その方向と角度とを検出し、これらを電気信号に
変換してカーソルを任意方向に移動させる方式のいわゆ
るジョイスティック(登録商標)や、回転自在に配置さ
れた鋼球体をテーブル上で回転させることにより、その
回転力により2本のローラを回転させると共に、このロ
ーラの回転角を個別に検出し、これらを電気信号に変換
してカーソルを任意方向に移動させる方式のいわゆるマ
ウスと呼称されるスイッチなどが提案されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の複合動作スイッチは、いずれもカーソルを任意
方向に移動させるためのスイッチであり、カーソルを移
動させた後に入力操作を実行するには別の操作キーを押
さなければならないという問題がある。
た従来の複合動作スイッチは、いずれもカーソルを任意
方向に移動させるためのスイッチであり、カーソルを移
動させた後に入力操作を実行するには別の操作キーを押
さなければならないという問題がある。
【0005】そこで、本考案の目的は、上述した従来の
技術が有する問題点を解消し、例えば、カーソルの移動
も入力操作もすべて同一のスイッチで行うことができる
ようにした複合動作スイッチを提供することにある。
技術が有する問題点を解消し、例えば、カーソルの移動
も入力操作もすべて同一のスイッチで行うことができる
ようにした複合動作スイッチを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、窓孔を有する筐体内に第1操作体と第2
操作体とからなる棒状の操作体をその外周面の一部が前
記窓孔から露出するように支持すると共に、この棒状の
操作体を、軸回りに回転する際には第1操作体と第2操
作体とが一体的に連動し、第1操作体が軸方向又は軸方
向に直交する方向に変位する場合には、第1操作体が第
2操作体に対して独立して動き得るように形成し、かつ
前記筐体には、第1、第2操作体が一体的に回転する際
に作動してその回転動作を検出する第1の検出機構と、
第1操作体に対して第2操作体が軸方向に変位する際に
作動してその変位を検出する第2の検出機構と、第1操
作体に対して第2操作体が軸方向に直交する方向に変位
する際に作動してその変位を検出する第3の検出機構と
を設けたことを特徴とするものである。
に、本考案は、窓孔を有する筐体内に第1操作体と第2
操作体とからなる棒状の操作体をその外周面の一部が前
記窓孔から露出するように支持すると共に、この棒状の
操作体を、軸回りに回転する際には第1操作体と第2操
作体とが一体的に連動し、第1操作体が軸方向又は軸方
向に直交する方向に変位する場合には、第1操作体が第
2操作体に対して独立して動き得るように形成し、かつ
前記筐体には、第1、第2操作体が一体的に回転する際
に作動してその回転動作を検出する第1の検出機構と、
第1操作体に対して第2操作体が軸方向に変位する際に
作動してその変位を検出する第2の検出機構と、第1操
作体に対して第2操作体が軸方向に直交する方向に変位
する際に作動してその変位を検出する第3の検出機構と
を設けたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本考案によれば、棒状の操作体は第1操作体と
第2操作体との2つの部材で形成されており、これら2
つの部材は一体にまたは個別に3つの方向に変位すると
共に、それぞれの変位方向には第1〜第3の検出機構が
設けられているので、従来の複合動作スイッチに比べ
て、第3の検出機構が増えるので、ディスプレー装置の
画面上のカーソルの移動や入力操作などを、単一の複合
動作スイッチで極めて簡単にかつ同時に制御することが
できる。
第2操作体との2つの部材で形成されており、これら2
つの部材は一体にまたは個別に3つの方向に変位すると
共に、それぞれの変位方向には第1〜第3の検出機構が
設けられているので、従来の複合動作スイッチに比べ
て、第3の検出機構が増えるので、ディスプレー装置の
画面上のカーソルの移動や入力操作などを、単一の複合
動作スイッチで極めて簡単にかつ同時に制御することが
できる。
【0008】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1乃至図6を参
照して説明する。
照して説明する。
【0009】図1及び図2において、1は上面に窓孔2
を有するプラスチック製の筐体を示しており、この筐体
1の内部には可動体3が設けられている。この可動体3
は、図3に示すように、バケット状に形成されている。
可動体3の側部には互いに平行に一対の耳片3aが突設
されており、これら一対の耳片3a,3aの間には両者
間を繋ぐように支持バー5が固設されている。
を有するプラスチック製の筐体を示しており、この筐体
1の内部には可動体3が設けられている。この可動体3
は、図3に示すように、バケット状に形成されている。
可動体3の側部には互いに平行に一対の耳片3aが突設
されており、これら一対の耳片3a,3aの間には両者
間を繋ぐように支持バー5が固設されている。
【0010】この支持バー5は、図1及び図4からも明
らかなように、筐体1に突設された2つの受け片1aと
押え片1bとの間に挟み込まれ、受け片1aは下側から
支持バー5を支持し、押え片1bは上側から支持バー5
を支持し、これにより可動体3は支持バー5を中心にし
て矢印Bの方向に揺動するように支持されている。
らかなように、筐体1に突設された2つの受け片1aと
押え片1bとの間に挟み込まれ、受け片1aは下側から
支持バー5を支持し、押え片1bは上側から支持バー5
を支持し、これにより可動体3は支持バー5を中心にし
て矢印Bの方向に揺動するように支持されている。
【0011】また図3に示すように、可動体3の一方の
壁3xにはやや大きめの受け溝4aが形成されると共
に、他方の壁3yには小さめの受け溝4bが形成されて
おり、それぞれの受け溝4a,4b内には、図2からも
明らかなように、第1操作体11と第2操作体13とか
らなる棒状の操作体7が回転自在に支持されている。即
ち、第2操作体13は、一方13xの直径が他方13y
の直径よりも大きく形成されており、一方13xはやや
大きめの受け溝4a内に支持され、他方13yは小さめ
の受け溝4b内に支持されている。この第2操作体13
の外周の一部は筐体1の窓孔2から外部に臨んでいる。
壁3xにはやや大きめの受け溝4aが形成されると共
に、他方の壁3yには小さめの受け溝4bが形成されて
おり、それぞれの受け溝4a,4b内には、図2からも
明らかなように、第1操作体11と第2操作体13とか
らなる棒状の操作体7が回転自在に支持されている。即
ち、第2操作体13は、一方13xの直径が他方13y
の直径よりも大きく形成されており、一方13xはやや
大きめの受け溝4a内に支持され、他方13yは小さめ
の受け溝4b内に支持されている。この第2操作体13
の外周の一部は筐体1の窓孔2から外部に臨んでいる。
【0012】第1操作体11は、図5に示すように、筐
体1の仕切り壁1cに形成されたU字溝12内に下側か
ら挿入され、これによれば横方向の移動が阻止されてお
り、上下方向には後述する傘歯車21,23により支持
されている。
体1の仕切り壁1cに形成されたU字溝12内に下側か
ら挿入され、これによれば横方向の移動が阻止されてお
り、上下方向には後述する傘歯車21,23により支持
されている。
【0013】第2操作体13の図2中で右端は中空であ
り、この中空部内には第1操作体11の左端が遊嵌さ
れ、第1,2操作体11,13の連結部14は、図6に
示すように構成されている。即ち、第1操作体11の端
部には3方向に延びる羽根11a,11b,11cが一
体的に形成されると共に、これら3つの羽根11a〜1
1cは、第2操作体13の端部に形成された3方向に延
びる受け孔13a,13b,13cに係合するようにな
っている。
り、この中空部内には第1操作体11の左端が遊嵌さ
れ、第1,2操作体11,13の連結部14は、図6に
示すように構成されている。即ち、第1操作体11の端
部には3方向に延びる羽根11a,11b,11cが一
体的に形成されると共に、これら3つの羽根11a〜1
1cは、第2操作体13の端部に形成された3方向に延
びる受け孔13a,13b,13cに係合するようにな
っている。
【0014】ここで、第1,2操作体11,13を一体
的に回転させる際には、第2操作体13を矢印Aの方向
に回転させればよい。これによれば、第2操作体13の
受け孔13a〜13cの側壁に、第1操作体11の羽根
11a〜11cがそれぞれ当接するので、各羽根11a
〜11cを介して、第1操作体11が一緒に回転され
る。これが互いに連結された状態である。
的に回転させる際には、第2操作体13を矢印Aの方向
に回転させればよい。これによれば、第2操作体13の
受け孔13a〜13cの側壁に、第1操作体11の羽根
11a〜11cがそれぞれ当接するので、各羽根11a
〜11cを介して、第1操作体11が一緒に回転され
る。これが互いに連結された状態である。
【0015】第1操作体11に対して第2操作体13が
軸方向に移動される際には両者の連絡は解除される。こ
の際、第1,2操作体11,13の連結部14には、図
6からも明らかなように、隙間δa〜δcがあるので、
第1,2操作体11,13の間の連結の解除は極めてス
ムーズである。
軸方向に移動される際には両者の連絡は解除される。こ
の際、第1,2操作体11,13の連結部14には、図
6からも明らかなように、隙間δa〜δcがあるので、
第1,2操作体11,13の間の連結の解除は極めてス
ムーズである。
【0016】また第1,2操作体11,13はその軸線
に直交する方向に相対的に変位することができる。この
場合には、第1操作体11が仕切り壁1cのU字溝12
内に嵌め込まれると共に、上下方向には傘歯車21,傘
歯車23を介して支持されるのに対し、第2操作体13
は可動体3に支持されるので、操作体7のほぼ中央を下
に押すと、第1操作体11は固定で、第2操作体13だ
けが可動体3と共に下方に変位する。この場合に、可動
体3は支持バー5の回りを矢印Bの方向(図4に示す)
に揺動するが、図6に示すように、第1操作体11の羽
根11a〜11cの先端と、第2操作体13の受け孔1
3a〜13cの孔壁との間には、所定の間隙が形成され
ているので、第1,2操作体11,13の相対的な変位
は極めてスムーズに行われる。
に直交する方向に相対的に変位することができる。この
場合には、第1操作体11が仕切り壁1cのU字溝12
内に嵌め込まれると共に、上下方向には傘歯車21,傘
歯車23を介して支持されるのに対し、第2操作体13
は可動体3に支持されるので、操作体7のほぼ中央を下
に押すと、第1操作体11は固定で、第2操作体13だ
けが可動体3と共に下方に変位する。この場合に、可動
体3は支持バー5の回りを矢印Bの方向(図4に示す)
に揺動するが、図6に示すように、第1操作体11の羽
根11a〜11cの先端と、第2操作体13の受け孔1
3a〜13cの孔壁との間には、所定の間隙が形成され
ているので、第1,2操作体11,13の相対的な変位
は極めてスムーズに行われる。
【0017】第1操作体11の端部には、図2に示すよ
うに、駆動傘歯車21が連結されており、この駆動傘歯
車21には垂直軸22の回りを回転する従動傘歯車23
が噛合されている。この従動傘歯車23の下面には可動
接点(図示せず)が止着されており、この可動接点に対
向する基板上にはパターンが印刷されている。そして歯
車23の回転に伴って可動接点がパターン上を移動する
と、その回転角に応じた異なる信号が出力され、これに
より回転角が判断される。
うに、駆動傘歯車21が連結されており、この駆動傘歯
車21には垂直軸22の回りを回転する従動傘歯車23
が噛合されている。この従動傘歯車23の下面には可動
接点(図示せず)が止着されており、この可動接点に対
向する基板上にはパターンが印刷されている。そして歯
車23の回転に伴って可動接点がパターン上を移動する
と、その回転角に応じた異なる信号が出力され、これに
より回転角が判断される。
【0018】これにより第1,2操作体11,13が一
体的に回転される際に作動してその回転動作を検出する
第1の検出機構が構成されている。尚このスイッチはロ
ータリーエンコーダで構成してもよい。
体的に回転される際に作動してその回転動作を検出する
第1の検出機構が構成されている。尚このスイッチはロ
ータリーエンコーダで構成してもよい。
【0019】第2操作体13は、上述したように第1,
2操作体11,13の連結が解除される際に、第1操作
体11に対して軸方向に移動できるように形成されてい
る。この第2操作体13の端部にはV字溝25が刻設さ
れ、このV字溝25の近傍には板ばね状の可動接点27
aと、2つの固定接点27b,27cとが設けられてい
る。そして、第2操作体13の移動に伴ってV字溝25
が図中で左右に移動すると、V字溝25に係止された可
動接点27aが左右に撓み、この可動接点27aが2つ
の固定接点27b,27cのいずれか一方に接触するよ
う形成されている。これにより第2操作体13が軸方向
に移動する際に作動してその移動を検出する第2の検出
機構が構成されている。
2操作体11,13の連結が解除される際に、第1操作
体11に対して軸方向に移動できるように形成されてい
る。この第2操作体13の端部にはV字溝25が刻設さ
れ、このV字溝25の近傍には板ばね状の可動接点27
aと、2つの固定接点27b,27cとが設けられてい
る。そして、第2操作体13の移動に伴ってV字溝25
が図中で左右に移動すると、V字溝25に係止された可
動接点27aが左右に撓み、この可動接点27aが2つ
の固定接点27b,27cのいずれか一方に接触するよ
う形成されている。これにより第2操作体13が軸方向
に移動する際に作動してその移動を検出する第2の検出
機構が構成されている。
【0020】尚、他の実施例として、第2操作体13の
移動に伴って可動体3が一緒に移動するように構成して
もよい。この場合には、可動体3に可動接点(図示せ
ず)を設けると共に、この可動接点が接触自在な固定接
点(図示せず)を固定部に設けて、これにより第2の検
出機構を構成すればよい。
移動に伴って可動体3が一緒に移動するように構成して
もよい。この場合には、可動体3に可動接点(図示せ
ず)を設けると共に、この可動接点が接触自在な固定接
点(図示せず)を固定部に設けて、これにより第2の検
出機構を構成すればよい。
【0021】更に、上述したように、可動体3は支持バ
ー5の回りを揺動自在に形成され、図4に示すように、
可動体3が矢印の方向Bに揺動する際には、可動体3の
先端部3aが筐体1の底部に設けられた接点29を付勢
するように形成されている。これにより、可動体3が揺
動される際に作動してその変位を検出する第3の検出機
構が構成されている。なお、通常時においては、可動体
3は例えばゴム製のクッション材31などにより支持さ
れており、付勢時には、このクッション材31を押し潰
すようにして接点29が付勢されるように形成されてい
る。
ー5の回りを揺動自在に形成され、図4に示すように、
可動体3が矢印の方向Bに揺動する際には、可動体3の
先端部3aが筐体1の底部に設けられた接点29を付勢
するように形成されている。これにより、可動体3が揺
動される際に作動してその変位を検出する第3の検出機
構が構成されている。なお、通常時においては、可動体
3は例えばゴム製のクッション材31などにより支持さ
れており、付勢時には、このクッション材31を押し潰
すようにして接点29が付勢されるように形成されてい
る。
【0022】次に、この実施例の作用を説明する。
【0023】この複合動作スイッチは、例えばキーボー
ドなどに組み込まれ、ディスプレー装置上のカーソルを
任意方向に移動させると共に、カーソル移動後の入力操
作を実行するのに使用される。またカーソル制御不要の
TV用のリモートコントローラなどにあっては、例えば
回転方向に応じてチャンネルを切替えたり、左右移動の
スイッチにより音量を調節したりなどに使用される。
ドなどに組み込まれ、ディスプレー装置上のカーソルを
任意方向に移動させると共に、カーソル移動後の入力操
作を実行するのに使用される。またカーソル制御不要の
TV用のリモートコントローラなどにあっては、例えば
回転方向に応じてチャンネルを切替えたり、左右移動の
スイッチにより音量を調節したりなどに使用される。
【0024】ここで、第2操作体13を回転させること
により、第1,2操作体11,13(操作体7)を一体
的に回転させると、駆動傘歯車21を介して、従動傘歯
車23が回転される。この従動傘歯車23の下面には可
動接点(図示せず)が設けられており、これが回転され
ると従動傘歯車23の回転角に応じた信号が出力され
て、これにより回転角が判断される。
により、第1,2操作体11,13(操作体7)を一体
的に回転させると、駆動傘歯車21を介して、従動傘歯
車23が回転される。この従動傘歯車23の下面には可
動接点(図示せず)が設けられており、これが回転され
ると従動傘歯車23の回転角に応じた信号が出力され
て、これにより回転角が判断される。
【0025】次に、第2操作体13を軸方向に移動させ
ると、V字溝25が図中で左右に移動するので、V字溝
25に係止された可動接点27aが左右に撓み、この可
動接点27aが2つの固定接点27b,27cのいずれ
か一方に接触する。2つの接点27b,27cは、第2
の検出機構の接点であり、可動接点27aがいずれかの
接点に接触して、これを押圧すると、これが押圧されて
いる期間中は継続して信号が出力される。なお、図示の
例では第2操作体13が右方向に移動すると、可動接点
27aが接点27bに接触して、左方向に移動すると可
動接点27aが接点27cに接触する。
ると、V字溝25が図中で左右に移動するので、V字溝
25に係止された可動接点27aが左右に撓み、この可
動接点27aが2つの固定接点27b,27cのいずれ
か一方に接触する。2つの接点27b,27cは、第2
の検出機構の接点であり、可動接点27aがいずれかの
接点に接触して、これを押圧すると、これが押圧されて
いる期間中は継続して信号が出力される。なお、図示の
例では第2操作体13が右方向に移動すると、可動接点
27aが接点27bに接触して、左方向に移動すると可
動接点27aが接点27cに接触する。
【0026】上記の各信号は、例えば、ディスプレイ装
置のコントローラ(図示せず)に入力され、ここで信号
処理されて、これによりディスプレー装置の画面上のカ
ーソルが任意の方向に移動される。このカーソルが任意
の方向に移動した後、可動体3を揺動させると、接点2
9が付勢される。この接点29は入力操作を実行する第
3のスイッチの接点であり、通常時は、操作体7を回転
させても付勢されることはなく、クッション材31を押
し潰すようにして可動体3を揺動させた時にのみ付勢さ
れる。
置のコントローラ(図示せず)に入力され、ここで信号
処理されて、これによりディスプレー装置の画面上のカ
ーソルが任意の方向に移動される。このカーソルが任意
の方向に移動した後、可動体3を揺動させると、接点2
9が付勢される。この接点29は入力操作を実行する第
3のスイッチの接点であり、通常時は、操作体7を回転
させても付勢されることはなく、クッション材31を押
し潰すようにして可動体3を揺動させた時にのみ付勢さ
れる。
【0027】しかして、この実施例によれば、操作体7
を第1,2操作体11,13で形成し、これら第1,2
操作体11,13を、一体に又は個別に2方向に変位さ
せると共に、操作体7を支持する可動体3を変位自在に
形成し、それぞれの変位方向に第1〜第3のスイッチを
連結したので、従来の複合動作スイッチに比べて、ディ
スプレー装置の画面上のカーソルの移動や、入力操作な
どを、極めて簡単にしかも一か所で同時に制御すること
ができる。
を第1,2操作体11,13で形成し、これら第1,2
操作体11,13を、一体に又は個別に2方向に変位さ
せると共に、操作体7を支持する可動体3を変位自在に
形成し、それぞれの変位方向に第1〜第3のスイッチを
連結したので、従来の複合動作スイッチに比べて、ディ
スプレー装置の画面上のカーソルの移動や、入力操作な
どを、極めて簡単にしかも一か所で同時に制御すること
ができる。
【0028】また、この複合動作スイッチは、すべてが
単一の筐体1内に収容されているので、この複合動作ス
イッチを、リモートコントローラやキーボード(図示せ
ず)などに組み込むに際しては、筐体1毎組み込むこと
ができるので、組み立て作業が極めて簡単になるなど種
々の効果が得られる。
単一の筐体1内に収容されているので、この複合動作ス
イッチを、リモートコントローラやキーボード(図示せ
ず)などに組み込むに際しては、筐体1毎組み込むこと
ができるので、組み立て作業が極めて簡単になるなど種
々の効果が得られる。
【0029】以上、一実施例に基づいて本考案を説明し
たが、本考案は、これに限定されるものでないことは明
らかである。例えば、上記の実施例において、可動体3
は揺動自在に支持されているが、これをばねやクッショ
ン材などにより支持して、可動体3を上下方向などに変
位自在に支持することは可能である。また、第1,2操
作体11,13の連結部14をそれぞれ3つの羽根と受
け孔とで構成したが、連結部14にばねを介在させ、こ
のばねの両端に第1,2操作体11,13の端部を連結
することにより、回転力を伝導すると共に、ばねの撓み
を利用して軸方向及びそれに直交する方向に変位自在に
することは可能である。
たが、本考案は、これに限定されるものでないことは明
らかである。例えば、上記の実施例において、可動体3
は揺動自在に支持されているが、これをばねやクッショ
ン材などにより支持して、可動体3を上下方向などに変
位自在に支持することは可能である。また、第1,2操
作体11,13の連結部14をそれぞれ3つの羽根と受
け孔とで構成したが、連結部14にばねを介在させ、こ
のばねの両端に第1,2操作体11,13の端部を連結
することにより、回転力を伝導すると共に、ばねの撓み
を利用して軸方向及びそれに直交する方向に変位自在に
することは可能である。
【0030】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
によれば、操作体を3方向に変位させると共に、それぞ
れの変位方向にスイッチを連結したので、従来のスイッ
チに比べて単一の複合動作スイッチにより、例えばディ
スプレー装置の画面上のカーソルの移動や入力操作など
を、簡単に制御することができる。
によれば、操作体を3方向に変位させると共に、それぞ
れの変位方向にスイッチを連結したので、従来のスイッ
チに比べて単一の複合動作スイッチにより、例えばディ
スプレー装置の画面上のカーソルの移動や入力操作など
を、簡単に制御することができる。
【図1】本考案による複合動作スイッチの一実施例を示
す平面図である。
す平面図である。
【図2】同じく複合動作スイッチを示す縦断面図であ
る。
る。
【図3】可動体を示す斜視図である。
【図4】図1のIV−IV断面図である。
【図5】図2のV−V断面図である。
【図6】図2のVI−VI断面図である。
1 筐体 3 可動体 7 操作体 11 第1操作体 11a〜11c 羽根 13 第2操作体 13a〜13c 受け孔 27b,27c 接点(第2の検出機構) 29 接点(第3の検出機構)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 須藤 浩孝 東京都品川区戸越6丁目5番5号 エス エムケイ株式会社内 (72)考案者 岡村 量 東京都品川区戸越6丁目5番5号 エス エムケイ株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−2915(JP,A) 特開 平2−235130(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】 窓孔を有する筐体内に第1操作体と第2
操作体とからなる棒状の操作体をその外周面の一部が前
記窓孔から露出するように支持すると共に、この棒状の
操作体を、軸回りに回転する際には第1操作体と第2操
作体とが一体的に連動し、第1操作体が軸方向又は軸方
向に直交する方向に変位する場合には、第1操作体が第
2操作体に対して独立して動き得るように形成し、かつ
前記筐体には、第1、第2操作体が一体的に回転する際
に作動してその回転動作を検出する第1の検出機構と、
第1操作体に対して第2操作体が軸方向に変位する際に
作動してその変位を検出する第2の検出機構と、第1操
作体に対して第2操作体が軸方向に直交する方向に変位
する際に作動してその変位を検出する第3の検出機構と
を設けたことを特徴とする複合動作スイッチ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991093330U JP2508446Y2 (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | 複合動作スイッチ |
GB9221285A GB2260598A (en) | 1991-10-17 | 1992-10-09 | Compound action switch input device eg. for cursor control |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991093330U JP2508446Y2 (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | 複合動作スイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0536532U JPH0536532U (ja) | 1993-05-18 |
JP2508446Y2 true JP2508446Y2 (ja) | 1996-08-21 |
Family
ID=14079260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991093330U Expired - Lifetime JP2508446Y2 (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | 複合動作スイッチ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2508446Y2 (ja) |
GB (1) | GB2260598A (ja) |
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DE19643201B4 (de) * | 1996-10-19 | 2005-06-02 | Loewe Opta Gmbh | Fernbedienungsgeber |
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GB2330646B (en) | 1997-10-23 | 2002-04-24 | Nokia Mobile Phones Ltd | Input device |
JP3865169B2 (ja) * | 1997-11-28 | 2007-01-10 | ソニー株式会社 | 通信端末装置及び通信端末装置の制御方法 |
KR20000047803A (ko) * | 1998-12-04 | 2000-07-25 | 이데이 노부유끼 | 스위치 장치 |
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WO2009115600A1 (de) * | 2008-03-20 | 2009-09-24 | Preh Gmbh | Bedienelement mit einem drehknopf und mit tastfunktion |
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US4982618A (en) * | 1987-11-03 | 1991-01-08 | Culver Craig F | Multifunction tactile manipulatable control |
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-
1991
- 1991-10-17 JP JP1991093330U patent/JP2508446Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-10-09 GB GB9221285A patent/GB2260598A/en not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0536532U (ja) | 1993-05-18 |
GB9221285D0 (en) | 1992-11-25 |
GB2260598A (en) | 1993-04-21 |
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