JPH11161241A - 表示制御装置 - Google Patents
表示制御装置Info
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- JPH11161241A JPH11161241A JP33067497A JP33067497A JPH11161241A JP H11161241 A JPH11161241 A JP H11161241A JP 33067497 A JP33067497 A JP 33067497A JP 33067497 A JP33067497 A JP 33067497A JP H11161241 A JPH11161241 A JP H11161241A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】部分更新可能なFLCDに、ビデオメモリとし
てRDRAM等のクロック同期型のメモリを利用する。 【解決手段】ラインフラグ生成回路29は、RDRAM
22へのパケットを監視しており、リクエストパケット
分解器2902により書き込み要求が検出されると、そ
の書き込み要求のアドレスから、そのデータが表示され
るFLCDの表示ライン番号を、減算器2914及び除
算器2909により算出する。ディスプレイコントロー
ラのCPUは、算出された表示ライン番号で示されるラ
インを更新する。
てRDRAM等のクロック同期型のメモリを利用する。 【解決手段】ラインフラグ生成回路29は、RDRAM
22へのパケットを監視しており、リクエストパケット
分解器2902により書き込み要求が検出されると、そ
の書き込み要求のアドレスから、そのデータが表示され
るFLCDの表示ライン番号を、減算器2914及び除
算器2909により算出する。ディスプレイコントロー
ラのCPUは、算出された表示ライン番号で示されるラ
インを更新する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示用メモリに記
憶されたデータを表示する表示制御装置に関するもので
あり、詳しくは、表示用メモリとして、クロック信号に
同斯してコマンドやアドレス、データが入力あるいは出
力される同期型メモリを用いた表示制御装置に関するも
のである。
憶されたデータを表示する表示制御装置に関するもので
あり、詳しくは、表示用メモリとして、クロック信号に
同斯してコマンドやアドレス、データが入力あるいは出
力される同期型メモリを用いた表示制御装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】コンビユータ機器等の表示装置として
は、一般的にCRT表示装置が知られている。しかし、
このCRT表示装置は、表示画面の厚み方向の長さをあ
る程度必要とするため、全体としてその容積が大きくな
り、システム全体の小型化を図りにくいという問題があ
る。また、このようなCRT表示装置の表示制御には、
CRTコントローラ(CRTC)等を用いて常に表示デ
ータのリフレッシュを行う必要があり、その表示制御は
複雑なものになっていた。
は、一般的にCRT表示装置が知られている。しかし、
このCRT表示装置は、表示画面の厚み方向の長さをあ
る程度必要とするため、全体としてその容積が大きくな
り、システム全体の小型化を図りにくいという問題があ
る。また、このようなCRT表示装置の表示制御には、
CRTコントローラ(CRTC)等を用いて常に表示デ
ータのリフレッシュを行う必要があり、その表示制御は
複雑なものになっていた。
【0003】このような従来のCRT表示装置の欠点を
補うことのできる表示器として、表示装置の小型化、特
に薄型化できる液晶表示器がある。このような液晶表示
器の中には、強誘電性液晶(以下、FLC:Ferroelect
ric Liquid Crystalという)の液晶セルを用いた表示器
(以下、FLCD:FLCディスプレイという)があ
り、その持長の一つは、その液晶セルが電界の印加に対
して表示状態の保存性を有することにある。すなわち、
FLCDは、その液晶セルが十分に薄いものであり、そ
の中の細長いFLCの分子は、電界の印加方向に応じて
第1の安定状態または第2の安定状態に配向し、電界を
除いてもそれぞれの配向状態を維持する。このようなF
LC分子の双安定性により、FLCDは記憶性を有す
る。このようなFLCおよびFLCDの詳細は、例えは
特願昭62ー76357号に記載されている。従って、
このようなFLCDの表示制御装置では、CRT表示制
御装置のように、常に画面をリフレッシュする必要が無
く、表示メモリの内容が更新された部分に対応する表示
領域の表示内容を優先的に更新することにより、大きな
画面でもリフレッシュレートを落とすことなく表示でき
るという利点を有している。
補うことのできる表示器として、表示装置の小型化、特
に薄型化できる液晶表示器がある。このような液晶表示
器の中には、強誘電性液晶(以下、FLC:Ferroelect
ric Liquid Crystalという)の液晶セルを用いた表示器
(以下、FLCD:FLCディスプレイという)があ
り、その持長の一つは、その液晶セルが電界の印加に対
して表示状態の保存性を有することにある。すなわち、
FLCDは、その液晶セルが十分に薄いものであり、そ
の中の細長いFLCの分子は、電界の印加方向に応じて
第1の安定状態または第2の安定状態に配向し、電界を
除いてもそれぞれの配向状態を維持する。このようなF
LC分子の双安定性により、FLCDは記憶性を有す
る。このようなFLCおよびFLCDの詳細は、例えは
特願昭62ー76357号に記載されている。従って、
このようなFLCDの表示制御装置では、CRT表示制
御装置のように、常に画面をリフレッシュする必要が無
く、表示メモリの内容が更新された部分に対応する表示
領域の表示内容を優先的に更新することにより、大きな
画面でもリフレッシュレートを落とすことなく表示でき
るという利点を有している。
【0004】また、従来、表示制御装置において、表示
器に表示するための情報を記憶しておく手段として、ダ
イナミック・ランダム・アクセス・メモリ(DRAM)
やデュアルポートを有した表示用メモリに特化したビデ
オ・ランダム・アクセス・メモリ(VRAM)が用いら
れてきた。これらのメモリは、ロー・アドレス・ストロ
ーブ(RAS)信号やカラム・アドレス・ストローブ
(CAS)信号、ライト・イネーブル(WE)信号、ア
ウトプット・イネーブル(OE)信号、メモリ・アドレ
ス(MA)信号の組み合わせにより、メモリにアクセス
するコマンドや、アクセスするアドレスの決定が行われ
た。
器に表示するための情報を記憶しておく手段として、ダ
イナミック・ランダム・アクセス・メモリ(DRAM)
やデュアルポートを有した表示用メモリに特化したビデ
オ・ランダム・アクセス・メモリ(VRAM)が用いら
れてきた。これらのメモリは、ロー・アドレス・ストロ
ーブ(RAS)信号やカラム・アドレス・ストローブ
(CAS)信号、ライト・イネーブル(WE)信号、ア
ウトプット・イネーブル(OE)信号、メモリ・アドレ
ス(MA)信号の組み合わせにより、メモリにアクセス
するコマンドや、アクセスするアドレスの決定が行われ
た。
【0005】従って、RAS信号やCAS信号等の制御
信号の組み合わせによりメモリヘの書き込み動作を検出
し、そのときアクセスされたメモリアドレスから対応す
る表示画面の表示領域を求め、その表示領域の表示内容
を優先的に更新するという制御が可能となる。
信号の組み合わせによりメモリヘの書き込み動作を検出
し、そのときアクセスされたメモリアドレスから対応す
る表示画面の表示領域を求め、その表示領域の表示内容
を優先的に更新するという制御が可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年クロッ
ク同期型のメモリが開発され、DRAMのようにシング
ルポート型のメモリでありながら、安価にしかも高速な
アクセスが可能となり、高速処理の要求される画像用メ
モリとして広く用いられるようになった。この様なクロ
ック同期型のメモリには、ラムバスDRAM(RDRA
M)のように信号線の本数をマルチプレクスすることに
より簡素化し、コマンドを示したパケットと、それに続
くデータを示したパケット群によりメモリヘのアクセス
が実現されるものがある。このようなメモリでは、従来
のDRAMのようにRAS信号やCAS信号等の制御信
号の組み合わせにより、メモリヘのアクセスの種類を判
別したり、アクセスするアドレスを検出することができ
ない。そのため、FLCDのように表示状態の更新され
る表示領域を優先的に更新できるような表示制御におい
ては、従来の手法を用いてメモリヘの書き込み動作を検
出し、そのときのアクセスされたメモリアドレスを検出
するという手段が使えなくなってしまう。
ク同期型のメモリが開発され、DRAMのようにシング
ルポート型のメモリでありながら、安価にしかも高速な
アクセスが可能となり、高速処理の要求される画像用メ
モリとして広く用いられるようになった。この様なクロ
ック同期型のメモリには、ラムバスDRAM(RDRA
M)のように信号線の本数をマルチプレクスすることに
より簡素化し、コマンドを示したパケットと、それに続
くデータを示したパケット群によりメモリヘのアクセス
が実現されるものがある。このようなメモリでは、従来
のDRAMのようにRAS信号やCAS信号等の制御信
号の組み合わせにより、メモリヘのアクセスの種類を判
別したり、アクセスするアドレスを検出することができ
ない。そのため、FLCDのように表示状態の更新され
る表示領域を優先的に更新できるような表示制御におい
ては、従来の手法を用いてメモリヘの書き込み動作を検
出し、そのときのアクセスされたメモリアドレスを検出
するという手段が使えなくなってしまう。
【0007】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、表示メモリにアクセスされるコマンドを示した
パケットを検出し、そのパケットに含まれる情報からメ
モリヘのアクセスが書き込み動作であると判断した場合
には、同じパケットからそのときのアドレス情報を検出
し、そのアドレス情報から対応する表示画面の表示領域
を求め、その表示領域の表示内容を優先的に更新すると
いう制御が可能となる表示制御装置を提供することを目
的とする。
であり、表示メモリにアクセスされるコマンドを示した
パケットを検出し、そのパケットに含まれる情報からメ
モリヘのアクセスが書き込み動作であると判断した場合
には、同じパケットからそのときのアドレス情報を検出
し、そのアドレス情報から対応する表示画面の表示領域
を求め、その表示領域の表示内容を優先的に更新すると
いう制御が可能となる表示制御装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の表示制御装置は以下のような構成を備え
る。即ち、画像情報を記憶する、操作命令部と位置情報
部とを含む情報群により制御される記憶手段を有し、前
記記憶手段への画像情報の書き込みを制御したり、或い
は、前記記憶手段から画像情報を読み出し、表示器に出
力して表示を行う表示制御装置であって、前記記憶手段
へ情報群が出力されたことを検出する情報群検出手段
と、前記情報群検出手段により前記記憶手段へ情報群が
出力されたことを検出したことにより、前記記憶手段へ
出力された情報群を保持する第一の保持手段と、前記第
一の保持手段に保持された情報から、前記記憶手段への
命令が画素情報の書き込み要求であることを検出する操
作命令検出手段と、前記操作命令検出手段により前記記
憶手段への命令が画素情報の書き込み要求であることを
検出したことにより、前記第一の保持手段に保持された
情報群から位置情報を保持する第二の保持手段と、前記
第二の保持手段に保持された位置情報を、前記表示器の
表示画面の横方向の表示画素数で割る除算手段と、前記
除算手段により除算された結果に基づいて、前記記憶手
段へ画素情報の書き込みの行われた位置情報に対応する
前記表示画面の表示位置情報を求める表示位置決定手段
とを有する。
に、本発明の表示制御装置は以下のような構成を備え
る。即ち、画像情報を記憶する、操作命令部と位置情報
部とを含む情報群により制御される記憶手段を有し、前
記記憶手段への画像情報の書き込みを制御したり、或い
は、前記記憶手段から画像情報を読み出し、表示器に出
力して表示を行う表示制御装置であって、前記記憶手段
へ情報群が出力されたことを検出する情報群検出手段
と、前記情報群検出手段により前記記憶手段へ情報群が
出力されたことを検出したことにより、前記記憶手段へ
出力された情報群を保持する第一の保持手段と、前記第
一の保持手段に保持された情報から、前記記憶手段への
命令が画素情報の書き込み要求であることを検出する操
作命令検出手段と、前記操作命令検出手段により前記記
憶手段への命令が画素情報の書き込み要求であることを
検出したことにより、前記第一の保持手段に保持された
情報群から位置情報を保持する第二の保持手段と、前記
第二の保持手段に保持された位置情報を、前記表示器の
表示画面の横方向の表示画素数で割る除算手段と、前記
除算手段により除算された結果に基づいて、前記記憶手
段へ画素情報の書き込みの行われた位置情報に対応する
前記表示画面の表示位置情報を求める表示位置決定手段
とを有する。
【0009】或いは、画面上の表示を部分的に更新可能
な表示器を制御する表示制御装置であって、命令とアド
レスとを含む情報を入力することでアクセスされるメモ
リと、前記メモリに入力された情報から、前記メモリへ
の命令がデータの書き込み要求であることを検出する検
出手段と、前記検出手段によりデータの書き込み要求が
検出された場合、その命令とともに前記メモリに入力さ
れたアドレスから前記ディスプレイの画面上における表
示位置を算出する算出手段と、書き込み要求により前記
メモリに書き込まれたデータを、前記算出手段により算
出された表示位置に表示する手段とを有する。
な表示器を制御する表示制御装置であって、命令とアド
レスとを含む情報を入力することでアクセスされるメモ
リと、前記メモリに入力された情報から、前記メモリへ
の命令がデータの書き込み要求であることを検出する検
出手段と、前記検出手段によりデータの書き込み要求が
検出された場合、その命令とともに前記メモリに入力さ
れたアドレスから前記ディスプレイの画面上における表
示位置を算出する算出手段と、書き込み要求により前記
メモリに書き込まれたデータを、前記算出手段により算
出された表示位置に表示する手段とを有する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施例を詳細に説明する。 [第1の実施の形態]図1は本発明の一実施例に係る表
示制御装置を具えたFLC表示装置を各種文字、画像情
報等の表示装置として用いた情報処理システムの全体ブ
ロック図である。
の好適な実施例を詳細に説明する。 [第1の実施の形態]図1は本発明の一実施例に係る表
示制御装置を具えたFLC表示装置を各種文字、画像情
報等の表示装置として用いた情報処理システムの全体ブ
ロック図である。
【0011】図1において、ホストCPU1は実施例の
情報処理システム全体を制御する。ブリッジ6は、CP
U1と高速バス(PCIバス)2との間のインターフェ
ースを行う。DRAM5は主メモリとして使用され、C
PU1により実行される制御プログラムを記憶したり、
CPU1による制御処理時、ワーク領域として使われ
る。高速バス2は例えばPCIバスで、アドレスバス、
コントロールバス、データバス等を備える。中速バス3
は、例えはISAバスで、ブリッジ7により、高速バス
2と中速バス3とが接続されている。ROM4は、シス
テム全体の初期化処埋を行うプログラム等を記憶する。
ディスプレイ・コントローラ(FLCDインターフェー
ス部)19は、FLCD20との間のインターフェース
制御や、ビデオキャプチャ8との間のインターフェース
制御をしている。カメラ10は画像等の読み取りを行
う。これはイメージスキャナ等であってもよい。
情報処理システム全体を制御する。ブリッジ6は、CP
U1と高速バス(PCIバス)2との間のインターフェ
ースを行う。DRAM5は主メモリとして使用され、C
PU1により実行される制御プログラムを記憶したり、
CPU1による制御処理時、ワーク領域として使われ
る。高速バス2は例えばPCIバスで、アドレスバス、
コントロールバス、データバス等を備える。中速バス3
は、例えはISAバスで、ブリッジ7により、高速バス
2と中速バス3とが接続されている。ROM4は、シス
テム全体の初期化処埋を行うプログラム等を記憶する。
ディスプレイ・コントローラ(FLCDインターフェー
ス部)19は、FLCD20との間のインターフェース
制御や、ビデオキャプチャ8との間のインターフェース
制御をしている。カメラ10は画像等の読み取りを行
う。これはイメージスキャナ等であってもよい。
【0012】次に中速バス3に接続されている部分の説
明を行う。I/Oコントローラ11は、パラレル或いは
シリアルインターフェースを備え、ハードディスク装置
12、フロッピディスク装置13のためのディスク・イ
ンターフェースをも備えている。キーボード(KBD)
・コントローラ16は、文字、数字等のキャラクタ、そ
の他の入力を行うためのキーボード17、ポインティン
グデバイスであるマウス18との間のインターフェース
を制御している。リアルタイムクロック14は、クロッ
クを計数して時間を計時するタイマ機能も有している。
オーディオサブシステム15は、マイクからの音声信号
を入力して中速バス3に出力したり、或いは中速バス3
からの信号に基づいてスピーカに可聴信号を出力する。
明を行う。I/Oコントローラ11は、パラレル或いは
シリアルインターフェースを備え、ハードディスク装置
12、フロッピディスク装置13のためのディスク・イ
ンターフェースをも備えている。キーボード(KBD)
・コントローラ16は、文字、数字等のキャラクタ、そ
の他の入力を行うためのキーボード17、ポインティン
グデバイスであるマウス18との間のインターフェース
を制御している。リアルタイムクロック14は、クロッ
クを計数して時間を計時するタイマ機能も有している。
オーディオサブシステム15は、マイクからの音声信号
を入力して中速バス3に出力したり、或いは中速バス3
からの信号に基づいてスピーカに可聴信号を出力する。
【0013】以上の構成を備える情報処理システムで
は、システムのユーザは、FLCD20の表示画面に表
示される各種情報に対応しながら操作を行う。即ち、パ
ラレル或いはシリアルインターフェース、ハードディス
ク12、フロッピーディスク13、キーボード17、マ
ウス18から供給される文字、画像情報等、また、シス
テムROM4、メインメモリ(DRAM)5に格納され
たユーザのシステム操作に係る操作情報等がFLCD2
0の表示画面に表示され、ユーザはこの表示を見ながら
情報の編集、システムに対する指示操作を行う。ここ
で、上述した各部分はそれぞれFLCD20に対して表
示情報を供給することができる。
は、システムのユーザは、FLCD20の表示画面に表
示される各種情報に対応しながら操作を行う。即ち、パ
ラレル或いはシリアルインターフェース、ハードディス
ク12、フロッピーディスク13、キーボード17、マ
ウス18から供給される文字、画像情報等、また、シス
テムROM4、メインメモリ(DRAM)5に格納され
たユーザのシステム操作に係る操作情報等がFLCD2
0の表示画面に表示され、ユーザはこの表示を見ながら
情報の編集、システムに対する指示操作を行う。ここ
で、上述した各部分はそれぞれFLCD20に対して表
示情報を供給することができる。
【0014】図2は本実施例の表示制御装置のFLCD
インターフェース部19、即ち、表示制御装置には、C
RT用の表示制御回路である既存のSVGAを利用した
SVGA21が用いられる。図2の構成を説明する前に
本例のSVGA21の構成を図3を参照して説明する。
インターフェース部19、即ち、表示制御装置には、C
RT用の表示制御回路である既存のSVGAを利用した
SVGA21が用いられる。図2の構成を説明する前に
本例のSVGA21の構成を図3を参照して説明する。
【0015】図3は本実施例のSVGA21の構成を示
すブロック図である。図3において、例えばFLCDイ
ンターフェース部19の表示メモリのウィンドウ領域内
で書き換えられて表示される表示データは、ホストCP
U1の制御の下にPCIバス2を介してFLCDインタ
ーフェース部19に転送され、FIFO211に一時的
に格納される。また、表示メモリのウィンドウ領域をR
DRAM22の任意の領域に投影するためのバンクアド
レスデータもPCIバス2を介してFLCDインターフ
ェース部19に転送される。
すブロック図である。図3において、例えばFLCDイ
ンターフェース部19の表示メモリのウィンドウ領域内
で書き換えられて表示される表示データは、ホストCP
U1の制御の下にPCIバス2を介してFLCDインタ
ーフェース部19に転送され、FIFO211に一時的
に格納される。また、表示メモリのウィンドウ領域をR
DRAM22の任意の領域に投影するためのバンクアド
レスデータもPCIバス2を介してFLCDインターフ
ェース部19に転送される。
【0016】ホストCPU1からのコマンドや前述のバ
ンクアドレスデータ、及び制御情報は、レジスタセット
データの形態で転送され、また、ホストCPU1がSV
GA21の状態を知る等のために、レジスタゲットデー
タがホストCPU1へ転送される(図2参照)。こうし
てFIFO211に格納されたレジスタセットデータ及
び表示データは順次FIFO211より出力され、これ
らデータはそのデータの種類に応じてバスインターフェ
ースユニット212やVGA217中の各レジスタにセ
ットされる。VGA217は、これらレジスタにセット
された状態によって、バンクアドレスと、その表示デー
タ及び制御コマンドなどを知ることができる。
ンクアドレスデータ、及び制御情報は、レジスタセット
データの形態で転送され、また、ホストCPU1がSV
GA21の状態を知る等のために、レジスタゲットデー
タがホストCPU1へ転送される(図2参照)。こうし
てFIFO211に格納されたレジスタセットデータ及
び表示データは順次FIFO211より出力され、これ
らデータはそのデータの種類に応じてバスインターフェ
ースユニット212やVGA217中の各レジスタにセ
ットされる。VGA217は、これらレジスタにセット
された状態によって、バンクアドレスと、その表示デー
タ及び制御コマンドなどを知ることができる。
【0017】VGA217は、表示メモリのウィンドウ
領域のアドレスとバンクアドレスとに基づいて、これら
に対応するRDRAM22におけるアドレスを生成して
いる。これとともにRDRAM22に対する書き込み動
作なのか読み出し動作なのかを示す制御信号、更に何バ
イトの情報を連続してアクセスするかの情報をメモリイ
ンターフェースユニット215に対して出力する。メモ
リインターフェースユニットではVGA217から送ら
れてきた情報に基づき、アドレス情報やオペレーション
コマンド情報、連続転送バイト数などの情報を示すリク
エストパケットを生成する。
領域のアドレスとバンクアドレスとに基づいて、これら
に対応するRDRAM22におけるアドレスを生成して
いる。これとともにRDRAM22に対する書き込み動
作なのか読み出し動作なのかを示す制御信号、更に何バ
イトの情報を連続してアクセスするかの情報をメモリイ
ンターフェースユニット215に対して出力する。メモ
リインターフェースユニットではVGA217から送ら
れてきた情報に基づき、アドレス情報やオペレーション
コマンド情報、連続転送バイト数などの情報を示すリク
エストパケットを生成する。
【0018】図4にRDRAM22にて定義されるリク
エストパケットの一例を示す。図4において、Adr
[35:0]はRDRAM22の番地を指定するための
アドレスであり、Count[7:0]は連続してデー
タ転送を行う際のバイト数を指定する。Op[3:0]
はRDRAM22に対する操作命令を示すものであり、
Op[3:0]の各ビットの組み合わせにより選択され
る操作命令を図5に示す。例えば、Op[3:0]=
[0100]の時にはピクセルデータのライト動作を示
し、Op [3:0]=[0000]の時にはピクセル
データのリード動作を示す。これら72ビットのバスデ
ータと8ビットのバスコントロール情報がメモリインタ
ーフェースユニット215の内部で生成され、RAMB
US Asic Cell(RAC)218へ転送され
る。
エストパケットの一例を示す。図4において、Adr
[35:0]はRDRAM22の番地を指定するための
アドレスであり、Count[7:0]は連続してデー
タ転送を行う際のバイト数を指定する。Op[3:0]
はRDRAM22に対する操作命令を示すものであり、
Op[3:0]の各ビットの組み合わせにより選択され
る操作命令を図5に示す。例えば、Op[3:0]=
[0100]の時にはピクセルデータのライト動作を示
し、Op [3:0]=[0000]の時にはピクセル
データのリード動作を示す。これら72ビットのバスデ
ータと8ビットのバスコントロール情報がメモリインタ
ーフェースユニット215の内部で生成され、RAMB
US Asic Cell(RAC)218へ転送され
る。
【0019】RAC218では、72ビットのバスデー
タを1サイクルに9ビットずつBusData[8:
0]信号線上に、8ビットのバスコントロール情報を1
サイクルに1ビットずつBusCtrl信号線上に、電
圧のレベル変換を行った後に出力し、RDRAM22へ
転送する。RDRAM22は、バスを有効にするための
BusEnable信号、制御コマンドを示すBusC
trl信号、BusCtrl信号とともに制御コマンド
を示したりデータのやり取りの行われるBusData
[8:0]信号、これらの信号の同期を取るためのBu
sClk信号により制御され、これらの信号は高速に動
作するため、振幅が基準電圧±0.3Vという電圧値で
通信される。
タを1サイクルに9ビットずつBusData[8:
0]信号線上に、8ビットのバスコントロール情報を1
サイクルに1ビットずつBusCtrl信号線上に、電
圧のレベル変換を行った後に出力し、RDRAM22へ
転送する。RDRAM22は、バスを有効にするための
BusEnable信号、制御コマンドを示すBusC
trl信号、BusCtrl信号とともに制御コマンド
を示したりデータのやり取りの行われるBusData
[8:0]信号、これらの信号の同期を取るためのBu
sClk信号により制御され、これらの信号は高速に動
作するため、振幅が基準電圧±0.3Vという電圧値で
通信される。
【0020】図6に、RDRAM22にピクセルデータ
が書き込まれるときの様子を示す。RDRAM22では
BusClk信号の立ち上がりエッジ及び立ち下がりエ
ッジを用いてデータの転送が行われる。まず、BusE
nable信号に“1”を1バイト以上出力することに
より、RDRAM22とのデータ転送が有効となる。
が書き込まれるときの様子を示す。RDRAM22では
BusClk信号の立ち上がりエッジ及び立ち下がりエ
ッジを用いてデータの転送が行われる。まず、BusE
nable信号に“1”を1バイト以上出力することに
より、RDRAM22とのデータ転送が有効となる。
【0021】次にBusCtrl信号とBusData
[8:0]信号上にメモリヘのピクセルデータの書き込
みを示す操作命令やメモリアドレスを示すリクエストパ
ケットを出力し、続いてリクエストパケット中のCou
nt[7:0]にて指定されたバイト数だけ、BusD
ata[8:0]信号上にピクセルデータを出力する。
データ転送の途中で、RDRAM22からBusCtr
l信号上に、ピクセルデータの受信が可能であることを
示すAckパケットが出力される。これにより、そのア
ドレスで指定されたRDRAM22の記憶素子に表示デ
ータを書き込むことができる。
[8:0]信号上にメモリヘのピクセルデータの書き込
みを示す操作命令やメモリアドレスを示すリクエストパ
ケットを出力し、続いてリクエストパケット中のCou
nt[7:0]にて指定されたバイト数だけ、BusD
ata[8:0]信号上にピクセルデータを出力する。
データ転送の途中で、RDRAM22からBusCtr
l信号上に、ピクセルデータの受信が可能であることを
示すAckパケットが出力される。これにより、そのア
ドレスで指定されたRDRAM22の記憶素子に表示デ
ータを書き込むことができる。
【0022】一方、VGA217は、後述するラインア
ドレス生成回路24から転送される要求ラインアドレス
によって特定されるRDRAM22の表示データを、ピ
クセルデータの書き込み時と同様の手順により、ライン
アドレス生成回路24から転送されるラインデータ転送
イネーブル信号に応じてRDRAM22から読み出し、
FIFO216へ格納する。そしてFIFO216か
ら、表示データが格納された順序でFLCD20に表示
データが送出される。
ドレス生成回路24から転送される要求ラインアドレス
によって特定されるRDRAM22の表示データを、ピ
クセルデータの書き込み時と同様の手順により、ライン
アドレス生成回路24から転送されるラインデータ転送
イネーブル信号に応じてRDRAM22から読み出し、
FIFO216へ格納する。そしてFIFO216か
ら、表示データが格納された順序でFLCD20に表示
データが送出される。
【0023】SVGA21には更に、アクセラレータ機
能を果たすデータ・マニピュレータ213及びグラフィ
ックス・エンジン214が設けられている。例えば、ホ
ストCPU1が、バスインターフェース・ユニット21
2のレジスタに、円及びその中心と半径に関するデータ
をセットして円の描画を指示すると、グラフィック・エ
ンジン214は、その円を描画する表示データを生成
し、データ・マニピュレータ213は、メモリインター
フェースユニット215及びRAC218を介して、こ
のデータをRDRAM22に書き込むことができる。
能を果たすデータ・マニピュレータ213及びグラフィ
ックス・エンジン214が設けられている。例えば、ホ
ストCPU1が、バスインターフェース・ユニット21
2のレジスタに、円及びその中心と半径に関するデータ
をセットして円の描画を指示すると、グラフィック・エ
ンジン214は、その円を描画する表示データを生成
し、データ・マニピュレータ213は、メモリインター
フェースユニット215及びRAC218を介して、こ
のデータをRDRAM22に書き込むことができる。
【0024】再び図2を参照すると、CPU23は、ラ
インフラグ生成回路29(図7を参照して後述する)の
フラグレジスタの内容を読み取り、フラグがセットされ
ているラインアドレスをラインアドレス生成回路24を
介してSVGA21へ送出する。この時、ラインアドレ
ス生成回路24は、そのラインアドレスデータに対応し
てラインデータ転送イネーブル信号を送出する。これに
よりSVGA21(のFIFO216)から、そのライ
ンアドレスの表示データが二値化中間調処理回路26に
転送される。
インフラグ生成回路29(図7を参照して後述する)の
フラグレジスタの内容を読み取り、フラグがセットされ
ているラインアドレスをラインアドレス生成回路24を
介してSVGA21へ送出する。この時、ラインアドレ
ス生成回路24は、そのラインアドレスデータに対応し
てラインデータ転送イネーブル信号を送出する。これに
よりSVGA21(のFIFO216)から、そのライ
ンアドレスの表示データが二値化中間調処理回路26に
転送される。
【0025】二値化中間調処理回路26は、R,G,B
(各5ビット:32K色)あるいはR(3ビット),G
(3ビット),B(2ビット)(合計256色)、R,
G,B,〓(輝度)(各1ビット:16色)で表現され
る多値表示データを、FLCD20の表示画面における
各画素に対応した二値の画素データに変換する。本実施
例では上記表示画面の1画素は、図8に示されるよう
に、各色についての面積のことなる表示セルを有してい
る。図8に示すように、FLCD20は、横方向に12
80画素、縦方向に1824ラインの表示エリアを有
し、このうち、斜線で示すボーダ部を除く1024画素
×768ラインが有効表示領域である。
(各5ビット:32K色)あるいはR(3ビット),G
(3ビット),B(2ビット)(合計256色)、R,
G,B,〓(輝度)(各1ビット:16色)で表現され
る多値表示データを、FLCD20の表示画面における
各画素に対応した二値の画素データに変換する。本実施
例では上記表示画面の1画素は、図8に示されるよう
に、各色についての面積のことなる表示セルを有してい
る。図8に示すように、FLCD20は、横方向に12
80画素、縦方向に1824ラインの表示エリアを有
し、このうち、斜線で示すボーダ部を除く1024画素
×768ラインが有効表示領域である。
【0026】図9は、図8の表示ラインA,Bのデータ
フォーマットを示す図で、図9(A)は表示ラインAの
データフォーマットで、先頭にラインアドレスが付さ
れ、その表示ラインの画素データ部分は全てボーダ画素
データで構成されている。また、図9(B)は表示ライ
ンBのデータフォーマットを示す図で、画素データの両
端部にボーダ画素データが含まれており、その間に実際
に表示される画素データが含まれている。表示される1
画素データは、図9に示すように、各色について2ビッ
ト(R1,R2,G1,G2,B1,B2)を有する。
従って、二値化中間調処理回路26は、各15ビット或
いは各8ビットまたは各4ビットのRGB表示データ
を、各色2ビットのデータ(即ち、RGBの各色を4値
データで表わす)に変換する。
フォーマットを示す図で、図9(A)は表示ラインAの
データフォーマットで、先頭にラインアドレスが付さ
れ、その表示ラインの画素データ部分は全てボーダ画素
データで構成されている。また、図9(B)は表示ライ
ンBのデータフォーマットを示す図で、画素データの両
端部にボーダ画素データが含まれており、その間に実際
に表示される画素データが含まれている。表示される1
画素データは、図9に示すように、各色について2ビッ
ト(R1,R2,G1,G2,B1,B2)を有する。
従って、二値化中間調処理回路26は、各15ビット或
いは各8ビットまたは各4ビットのRGB表示データ
を、各色2ビットのデータ(即ち、RGBの各色を4値
データで表わす)に変換する。
【0027】尚、この二値化中間調処理で用いられる手
法は公知のものを用いることができ、このような手法と
しては、例えば誤差拡散法、平均濃度法、ディザ法等が
知られている。
法は公知のものを用いることができ、このような手法と
しては、例えば誤差拡散法、平均濃度法、ディザ法等が
知られている。
【0028】再び、図2において、ボーダ生成回路25
は、FLCD20の表示画面におけるボーダ部の画素デ
ータを生成する。即ち、前述の図9に示すように、FL
CD20の表示画面は、1280画素からなるラインを
1024ライン有しており、この表示画面のうち、表示
に用いられないボーダ部(斜線部)が表示画面を縁どる
ように形成される。ボーダ生成回路25で生成されたボ
ーダ画素データは、合成回路27により、二値化中間調
処理回路26からの画素データと直列合成される。更に
この後、合成回路28により、この合成データにライン
アドレス生成回路24からの表示ラインアドレスが合成
されてFLCD20に送られる。
は、FLCD20の表示画面におけるボーダ部の画素デ
ータを生成する。即ち、前述の図9に示すように、FL
CD20の表示画面は、1280画素からなるラインを
1024ライン有しており、この表示画面のうち、表示
に用いられないボーダ部(斜線部)が表示画面を縁どる
ように形成される。ボーダ生成回路25で生成されたボ
ーダ画素データは、合成回路27により、二値化中間調
処理回路26からの画素データと直列合成される。更に
この後、合成回路28により、この合成データにライン
アドレス生成回路24からの表示ラインアドレスが合成
されてFLCD20に送られる。
【0029】図10は、FLCD20に表示ラインアド
レスと画素データが転送されるタイミングを示すタイミ
ング図である。本実施例では、表示ラインアドレスと画
素データがAD0〜AD7で表わされる8ビットパラレ
ルデータの形式でFLCD20へ転送される。
レスと画素データが転送されるタイミングを示すタイミ
ング図である。本実施例では、表示ラインアドレスと画
素データがAD0〜AD7で表わされる8ビットパラレ
ルデータの形式でFLCD20へ転送される。
【0030】まず、FLCD20からデータの送信要求
を示す同期信号HSYNCがラインアドレス生成回路2
4に入力されると、ラインアドレス生成回路24は要求
ラインアドレスをSVGA21へ送出する。これにより
SVGA21からは上記アドレスに対応した表示データ
が出力される。これと同時に、ラインアドレス生成回路
24は、表示ラインアドレスと画素データとを識別する
AHDL信号をハイレベル“1”にしてFLCD20に
出力するとともに、表示ラインアドレスをFLCD20
へ転送する。ラインアドレス生成回路24は、表示ライ
ンアドレスをFLCD20へ転送し終えた時点でAHD
L信号をロウレベル“0”にしてFLCD20に出力す
るとともに、SVGA21から二値化中間調処理回路2
6及び合成回路27,28を経由してきた画素データが
FLCD20へ転送される。ここでAHDL信号は、ハ
イレベル“1”の時に信号線AD0〜AD7に表示ライ
ンアドレスが出力されていることを示し、ロウレベル
“0”の時に信号線AD0〜AD7に画素データが出力
されていることを示す。
を示す同期信号HSYNCがラインアドレス生成回路2
4に入力されると、ラインアドレス生成回路24は要求
ラインアドレスをSVGA21へ送出する。これにより
SVGA21からは上記アドレスに対応した表示データ
が出力される。これと同時に、ラインアドレス生成回路
24は、表示ラインアドレスと画素データとを識別する
AHDL信号をハイレベル“1”にしてFLCD20に
出力するとともに、表示ラインアドレスをFLCD20
へ転送する。ラインアドレス生成回路24は、表示ライ
ンアドレスをFLCD20へ転送し終えた時点でAHD
L信号をロウレベル“0”にしてFLCD20に出力す
るとともに、SVGA21から二値化中間調処理回路2
6及び合成回路27,28を経由してきた画素データが
FLCD20へ転送される。ここでAHDL信号は、ハ
イレベル“1”の時に信号線AD0〜AD7に表示ライ
ンアドレスが出力されていることを示し、ロウレベル
“0”の時に信号線AD0〜AD7に画素データが出力
されていることを示す。
【0031】CPU23は、以上説明したFLCDイン
ターフェース部19の全体を制御している。即ち、CP
U23は、ホストCPU1から表示画面の総ライン数、
総画素数、カーソル情報などの各種情報を受け取ると、
ラインフラグ生成回路29に対して、RDRAMアドレ
スオフセット、総ライン数及び総画素数の各データの送
出や、ラインフラグ生成回路29に設けられた部分書換
ラインフラグレジスタの初期化を行う。また、ラインア
ドレス生成回路24に対しては、表示開始ラインアドレ
ス、連続ライン数、総ライン数、総画素数及びボーダ領
域を示す各データ等を送出する。また、ラインフラグ生
成回路29から部分書換ラインフラグ情報を得る。更
に、CPU23は、二値化中間調処理回路26に対して
バンド幅、総画素数及び処理モードの各データを送出
し、ボーダ生成回路25に対してボーダパターンデータ
を送出する。 <ラインフラグ生成回路29の説明>図7は、本実施例
のラインフラグ生成回路29の構成を示すブロック図で
ある。
ターフェース部19の全体を制御している。即ち、CP
U23は、ホストCPU1から表示画面の総ライン数、
総画素数、カーソル情報などの各種情報を受け取ると、
ラインフラグ生成回路29に対して、RDRAMアドレ
スオフセット、総ライン数及び総画素数の各データの送
出や、ラインフラグ生成回路29に設けられた部分書換
ラインフラグレジスタの初期化を行う。また、ラインア
ドレス生成回路24に対しては、表示開始ラインアドレ
ス、連続ライン数、総ライン数、総画素数及びボーダ領
域を示す各データ等を送出する。また、ラインフラグ生
成回路29から部分書換ラインフラグ情報を得る。更
に、CPU23は、二値化中間調処理回路26に対して
バンド幅、総画素数及び処理モードの各データを送出
し、ボーダ生成回路25に対してボーダパターンデータ
を送出する。 <ラインフラグ生成回路29の説明>図7は、本実施例
のラインフラグ生成回路29の構成を示すブロック図で
ある。
【0032】図7において、RAC2901はRDRA
M22への信号を3.3Vの電圧振幅にレベル変換する
とともに、1サイクルに9ビットずつBusData
[8:0]信号線上に出力されるバスデータを8サイク
ル分まとめた72ビットのデータとし、1サイクルに1
ビットずつBusCtrl信号線上に出力されるバスコ
ントロール情報を8サイクル分まとめた8ビットのデー
タとして、後段のリクエストパケット分解器2902に
渡す。また、250MHzの速度で動作しているBus
Clk信号は、RAC2901により4分周された、6
2.5MHzのクロックとしてリクエストパケット分解
器2902に入力され、基本クロックとして動作する。
M22への信号を3.3Vの電圧振幅にレベル変換する
とともに、1サイクルに9ビットずつBusData
[8:0]信号線上に出力されるバスデータを8サイク
ル分まとめた72ビットのデータとし、1サイクルに1
ビットずつBusCtrl信号線上に出力されるバスコ
ントロール情報を8サイクル分まとめた8ビットのデー
タとして、後段のリクエストパケット分解器2902に
渡す。また、250MHzの速度で動作しているBus
Clk信号は、RAC2901により4分周された、6
2.5MHzのクロックとしてリクエストパケット分解
器2902に入力され、基本クロックとして動作する。
【0033】図11にリクエストパケット分解器290
2の回路構成を示す。リクエストパケット分解器290
2では、RAC2901から送られてくる8ビットのバ
スコントロール情報の最下位ビット(リクエストパケッ
トのStartビットに相当する)が、ANDゲート2
907を介してタイミングジェネレータ2908に入力
される。タイミングジェネレータ2908では、バスコ
ントロール情報の最下位ビットに“1”を検出すると、
その時に同時に送られてきた72ビットのバスデータと
8ビットのバスコントロール情報を、リクエストパケッ
トとしてリクエストパケットレジスタ2903に一時的
に格納するように、リクエストパケットレジスタ290
3に対してラッチ信号を出力する。リクエストパケット
レジスタ2903に格納された情報は、操作コマンドを
示すOp[3:0]と、メモリアドレスを示すAdr
[35:0]と、転送されるピクセルデータのバイト数
を示すCount[7:0]に分解され、それぞれ後段
の命令解読器2904、アドレスレジスタ2905、バ
イトカウンタ2906に渡される。
2の回路構成を示す。リクエストパケット分解器290
2では、RAC2901から送られてくる8ビットのバ
スコントロール情報の最下位ビット(リクエストパケッ
トのStartビットに相当する)が、ANDゲート2
907を介してタイミングジェネレータ2908に入力
される。タイミングジェネレータ2908では、バスコ
ントロール情報の最下位ビットに“1”を検出すると、
その時に同時に送られてきた72ビットのバスデータと
8ビットのバスコントロール情報を、リクエストパケッ
トとしてリクエストパケットレジスタ2903に一時的
に格納するように、リクエストパケットレジスタ290
3に対してラッチ信号を出力する。リクエストパケット
レジスタ2903に格納された情報は、操作コマンドを
示すOp[3:0]と、メモリアドレスを示すAdr
[35:0]と、転送されるピクセルデータのバイト数
を示すCount[7:0]に分解され、それぞれ後段
の命令解読器2904、アドレスレジスタ2905、バ
イトカウンタ2906に渡される。
【0034】命令解読器2904では、リクエストパケ
ットレジスタ2903から送られてきた4ビットのOp
[3:0]をデコードし、操作コマンドがRDRAM2
2へのピクセルデータ書き込みである場合(Op[3:
0]が“0100”である場合)には、アドレスレジス
タ2905とバイトカウンタ2906に対し、それぞれ
Adr[35:0]とCount[7:0]を一時的に
記憶するように、ラッチ信号を出力する。
ットレジスタ2903から送られてきた4ビットのOp
[3:0]をデコードし、操作コマンドがRDRAM2
2へのピクセルデータ書き込みである場合(Op[3:
0]が“0100”である場合)には、アドレスレジス
タ2905とバイトカウンタ2906に対し、それぞれ
Adr[35:0]とCount[7:0]を一時的に
記憶するように、ラッチ信号を出力する。
【0035】アドレスレジスタ2905では、命令解読
器2904からラッチ信号が出力されると、Adr[3
5:0]のうち下位22ビット(Adr[21:0]:
4メガバイトのメモリ空間を表現する)を一時的に記憶
する。尚、FLCD20に表示される表示データは、F
LCD20の表示画面の左上隅から右下隅まで、RDR
AM22のアドレス0番地から順番に格納されるものと
する。
器2904からラッチ信号が出力されると、Adr[3
5:0]のうち下位22ビット(Adr[21:0]:
4メガバイトのメモリ空間を表現する)を一時的に記憶
する。尚、FLCD20に表示される表示データは、F
LCD20の表示画面の左上隅から右下隅まで、RDR
AM22のアドレス0番地から順番に格納されるものと
する。
【0036】バイトカウンタ2906では、命令解読器
2904からラッチ信号が出力されると、Count
[7:0]の値をカウント動作する値として記憶する。
本例ではバイトカウンタ2906をダウンカウンタと
し、リクエストパケットに続くデータパケットが転送さ
れる毎にカウント値を“1”ずつ減じていきカウント値
が“0”になるまでカウント動作が繰り返されるものと
する。バイトカウンタ2906では更に、カウント値が
“0”以外の時には、RAC2901から送られてくる
8ビットのバスコントロール情報の最下位ビットをマス
クするためのStrDis信号を出力する。本例では、
StrDis信号は、バイトカウンタ2906のカウン
ト値が“0”の時にはHighレベル(論理“1”)を
出力し、“0”以外の時にはLowレベル(論理
“0”)を出力するものとする。StrDis信号は、
ANDゲート2907の一方に入力され、SVGA21
がRDRAM22に対してピクセルデータを出力してい
る間は、バスコントロール情報の最下位ビットをリクエ
ストパケットのStartビットとして検出しないよう
にする。
2904からラッチ信号が出力されると、Count
[7:0]の値をカウント動作する値として記憶する。
本例ではバイトカウンタ2906をダウンカウンタと
し、リクエストパケットに続くデータパケットが転送さ
れる毎にカウント値を“1”ずつ減じていきカウント値
が“0”になるまでカウント動作が繰り返されるものと
する。バイトカウンタ2906では更に、カウント値が
“0”以外の時には、RAC2901から送られてくる
8ビットのバスコントロール情報の最下位ビットをマス
クするためのStrDis信号を出力する。本例では、
StrDis信号は、バイトカウンタ2906のカウン
ト値が“0”の時にはHighレベル(論理“1”)を
出力し、“0”以外の時にはLowレベル(論理
“0”)を出力するものとする。StrDis信号は、
ANDゲート2907の一方に入力され、SVGA21
がRDRAM22に対してピクセルデータを出力してい
る間は、バスコントロール情報の最下位ビットをリクエ
ストパケットのStartビットとして検出しないよう
にする。
【0037】こうしてアドレスレジスタ2905に記憶
された22ビットのアドレスデータは、減算器2914
でSSA(Screen Start Address)レジスタ2911の値
が減算された後、後段の除算器2909により、横の解
像度分のRDRAMのアドレス数で割り算が行われ、書
き換えが行われたライン位置が算出される。これら減算
器2914とSSAレジスタ2911の役割を説明する
と、FLCD20に表示するデータのはじまりがRDR
AM22の0番地でない時は、CPU23により、その
表示が開始されるアドレスをSSAレジスタ2911
に、RDRAMアドレスオフセット値としてセットさ
れ、そのSSAレジスタ2911にセットされている値
を引くことにより、後段の除算器2909により該当す
る表示ライン番号を求めることができる。
された22ビットのアドレスデータは、減算器2914
でSSA(Screen Start Address)レジスタ2911の値
が減算された後、後段の除算器2909により、横の解
像度分のRDRAMのアドレス数で割り算が行われ、書
き換えが行われたライン位置が算出される。これら減算
器2914とSSAレジスタ2911の役割を説明する
と、FLCD20に表示するデータのはじまりがRDR
AM22の0番地でない時は、CPU23により、その
表示が開始されるアドレスをSSAレジスタ2911
に、RDRAMアドレスオフセット値としてセットさ
れ、そのSSAレジスタ2911にセットされている値
を引くことにより、後段の除算器2909により該当す
る表示ライン番号を求めることができる。
【0038】こうして求められたライン番号はデコーダ
2310に送られ、そこで1本のラインフラグが選択さ
れてフラグレジスタ2913の該当するフラグにセット
される。デコーダ2310の出力をフラグレジスタ29
13にセットするためのラッチ信号は、ラインフラグ生
成器29内のタイミングジェネレータ2908により、
アドレスレジスタ2905に記憶された22ビットのア
ドレスデータが減算器2914、除算器2909、デコ
ーダ2910にて処理される時間だけ計時された後に出
力される。ここで用いられる除算器2909に関して
は、例えば、本願出願人により既に特開平6−1806
40号により特許出願されている除算器を使用すること
により、実現される。
2310に送られ、そこで1本のラインフラグが選択さ
れてフラグレジスタ2913の該当するフラグにセット
される。デコーダ2310の出力をフラグレジスタ29
13にセットするためのラッチ信号は、ラインフラグ生
成器29内のタイミングジェネレータ2908により、
アドレスレジスタ2905に記憶された22ビットのア
ドレスデータが減算器2914、除算器2909、デコ
ーダ2910にて処理される時間だけ計時された後に出
力される。ここで用いられる除算器2909に関して
は、例えば、本願出願人により既に特開平6−1806
40号により特許出願されている除算器を使用すること
により、実現される。
【0039】図12は、RDRAM22のアドレスXで
示される画素と、FLCD20の画面の表示ライン数N
との対応を示す図である。ここで、1ラインは複数の画
素からなり、さらに1画素はnバイトからなるものとす
る。この時、RDRAM22のアドレスXのラインアド
レス(ライン番号N)は以下のように計算される。
示される画素と、FLCD20の画面の表示ライン数N
との対応を示す図である。ここで、1ラインは複数の画
素からなり、さらに1画素はnバイトからなるものとす
る。この時、RDRAM22のアドレスXのラインアド
レス(ライン番号N)は以下のように計算される。
【0040】N=1+{(VRAMアドレス:X)−
(表示開始アドレス)}/(1ラインの画素数)×(1
画素のバイト数:n) ラインフラグ生成回路29は、この計算したラインアド
レス(N)に応じて、部分書換ラインフラグレジスタ2
913のフラグをセットする。この様子を図13に示
す。
(表示開始アドレス)}/(1ラインの画素数)×(1
画素のバイト数:n) ラインフラグ生成回路29は、この計算したラインアド
レス(N)に応じて、部分書換ラインフラグレジスタ2
913のフラグをセットする。この様子を図13に示
す。
【0041】図13に明らかなように、例えは「L」と
いう文字を表示するため、RDRAM22上に対応する
アドレスの表示が書き換えられた場合、上記計算によっ
て書き換えられたラインアドレスが検出され、このアド
レスに対応するレジスタ2913にフラグが立てられる
(“1”がセットされる)。このフラグはCPU23か
らのRE信号により読み出すことができ、これによりC
PU23は、表示内容の変更されたライン番号を知るこ
とができる。尚、このフラグレジスタ2913の内容
は、CPU23により読み出されると自動的にリセット
される。
いう文字を表示するため、RDRAM22上に対応する
アドレスの表示が書き換えられた場合、上記計算によっ
て書き換えられたラインアドレスが検出され、このアド
レスに対応するレジスタ2913にフラグが立てられる
(“1”がセットされる)。このフラグはCPU23か
らのRE信号により読み出すことができ、これによりC
PU23は、表示内容の変更されたライン番号を知るこ
とができる。尚、このフラグレジスタ2913の内容
は、CPU23により読み出されると自動的にリセット
される。
【0042】以上のようにして、FLCDに表示を行う
際、書き換えるべきライン番号を、RDRAMのアドレ
ス値から得ることができる、CPU23は、その書き換
えるべきラインがセットされたラインフラグに従って、
表示開始ラインアドレス及び連続表示ライン数をライン
アドレス生成回路24に入力し、ラインドレス生成回路
24により生成された表示ラインアドレスが、二値化中
間調処理回路26及びボーダ生成回路25により生成さ
れた画素データ及びボーダに付加され、FLCD20に
入力され、指定されたラインアドレスのラインの表示が
更新される。
際、書き換えるべきライン番号を、RDRAMのアドレ
ス値から得ることができる、CPU23は、その書き換
えるべきラインがセットされたラインフラグに従って、
表示開始ラインアドレス及び連続表示ライン数をライン
アドレス生成回路24に入力し、ラインドレス生成回路
24により生成された表示ラインアドレスが、二値化中
間調処理回路26及びボーダ生成回路25により生成さ
れた画素データ及びボーダに付加され、FLCD20に
入力され、指定されたラインアドレスのラインの表示が
更新される。
【0043】このようにして、RDRAMをFLCDの
ビデオメモリとして利用することができる。 [第2の実施の形態]第1実施例では、SVGA21か
らRDRAM22に対して出力されるリクエストパケッ
トの中のStartビットを検出した際に、そのリクエ
ストパケットに含まれる操作コマンドを示すOp[3:
0]と、メモリアドレスを示すAdr[35:0]と、
転送されるピクセルデータのバイト数を示すCount
[7:0]に分解し、RDRAMへのピクセルデータの
書き込み動作であったときに、そのメモリアドレスAd
r[35:0]から書き換えの行われたFLCD20上
のライン位置を算出し、そのラインの表示を優先的に更
新する手段について説明を行った。
ビデオメモリとして利用することができる。 [第2の実施の形態]第1実施例では、SVGA21か
らRDRAM22に対して出力されるリクエストパケッ
トの中のStartビットを検出した際に、そのリクエ
ストパケットに含まれる操作コマンドを示すOp[3:
0]と、メモリアドレスを示すAdr[35:0]と、
転送されるピクセルデータのバイト数を示すCount
[7:0]に分解し、RDRAMへのピクセルデータの
書き込み動作であったときに、そのメモリアドレスAd
r[35:0]から書き換えの行われたFLCD20上
のライン位置を算出し、そのラインの表示を優先的に更
新する手段について説明を行った。
【0044】しかし、SVGA21がピクセルデータを
RDRAM22に書き込もうとした時に、RDRAM2
2内部で記憶素子のリフレッシュ動作が行われていた場
合、RDRAM22は、SVGA21からのピクセルデ
ータをRDRAM22内部の記憶素子に書き込むことが
できない。このように、RDRAM22がSVGA21
からのピクセルデータを受け取れない状態にある場合、
RDRAM22はその状態をAckパケットによりSV
GA21に通知する。図14に、RDRAM22の発行
するAckパケットの一例を示す。Ackパケットは2
ビットで構成され、正常にSVGA21からのピクセル
データをRDRAM22内部の記憶素子に書き込むこと
ができる状態のときには、Ack[1:0]上に“0
1”が出力される。もし、何らかの理由により、RDR
AM22が、SVGA21からのピクセルデータをRD
RAM22内部の記憶素子に書き込むことができない状
態にあるときには、Ack[1:0]上に“11”が出
力される。また、リクエストパケットに含まれるメモリ
アドレスに対応するメモリが存在しないときには、Ac
k[1:0]は“00”のままということになる。
RDRAM22に書き込もうとした時に、RDRAM2
2内部で記憶素子のリフレッシュ動作が行われていた場
合、RDRAM22は、SVGA21からのピクセルデ
ータをRDRAM22内部の記憶素子に書き込むことが
できない。このように、RDRAM22がSVGA21
からのピクセルデータを受け取れない状態にある場合、
RDRAM22はその状態をAckパケットによりSV
GA21に通知する。図14に、RDRAM22の発行
するAckパケットの一例を示す。Ackパケットは2
ビットで構成され、正常にSVGA21からのピクセル
データをRDRAM22内部の記憶素子に書き込むこと
ができる状態のときには、Ack[1:0]上に“0
1”が出力される。もし、何らかの理由により、RDR
AM22が、SVGA21からのピクセルデータをRD
RAM22内部の記憶素子に書き込むことができない状
態にあるときには、Ack[1:0]上に“11”が出
力される。また、リクエストパケットに含まれるメモリ
アドレスに対応するメモリが存在しないときには、Ac
k[1:0]は“00”のままということになる。
【0045】以上のように、Ackパケットに“11”
が出力され、RDRAM22が、SVGA21からのピ
クセルデータをRDRAM22内部の記憶素子に書き込
むことができない状態にあることをSVGA21が検出
すると、SVGA21は、RDRAM22へのピクセル
データの書き込み動作を中断してしまい、第1実施例で
示したアドレスレジスタ2905に一時的に記憶された
アドレス情報は、無効な情報となってしまう。
が出力され、RDRAM22が、SVGA21からのピ
クセルデータをRDRAM22内部の記憶素子に書き込
むことができない状態にあることをSVGA21が検出
すると、SVGA21は、RDRAM22へのピクセル
データの書き込み動作を中断してしまい、第1実施例で
示したアドレスレジスタ2905に一時的に記憶された
アドレス情報は、無効な情報となってしまう。
【0046】そこで、本実施例では、RDRAM22か
らSVGA21に転送されるAckパケットを検出し、
その値が“01”以外の時には、アドレスレジスタ29
05に一時的に記憶されているアドレス情報から求めら
れたラインフラグ情報を、フラグレジスタ2913に書
き込む動作を中止させる手段について、説明を行う。
らSVGA21に転送されるAckパケットを検出し、
その値が“01”以外の時には、アドレスレジスタ29
05に一時的に記憶されているアドレス情報から求めら
れたラインフラグ情報を、フラグレジスタ2913に書
き込む動作を中止させる手段について、説明を行う。
【0047】図14は、本実施例におけるリクエストパ
ケット分解器2902のブロック図である。Ackパケ
ット検出器2916は、8ビットのバスコントロール情
報上に現われるAckパケットを検出し、その2ビット
のAckパケットが“01”の時にはHighレベル
“1”を、それ以外の時にはLowレベル“0”を、A
ck信号上に出力する。本Ack信号により、Ackパ
ケットが“01”以外の時には、リクエストパケット分
解器2902から出力されるフラグレジスタ2913へ
のラッチ信号がマスクされる。
ケット分解器2902のブロック図である。Ackパケ
ット検出器2916は、8ビットのバスコントロール情
報上に現われるAckパケットを検出し、その2ビット
のAckパケットが“01”の時にはHighレベル
“1”を、それ以外の時にはLowレベル“0”を、A
ck信号上に出力する。本Ack信号により、Ackパ
ケットが“01”以外の時には、リクエストパケット分
解器2902から出力されるフラグレジスタ2913へ
のラッチ信号がマスクされる。
【0048】図15に、本実施例におけるラインフラグ
生成回路29のブロック図を示す。また、図16は、フ
ラグレジスタ2913へのラッチ信号がマスクされる様
子を示したタイミング図である。バスコントロール情
報、及び、バスデータ上にリクエストパケットが出力さ
れると、リクエストパケット分解器2902内部では、
バスコントロール情報中のStartビットを検出する
ことにより、リクエストパケットをリクエストパケット
レジスタ2903に一時的に記憶するために、リクエス
トパケットラッチ信号を生成する。更にリクエストパケ
ット分解器2902内部では、リクエストパケット中の
操作コマンドOp[3:0]から、RDRAMへのピク
セルデータの書き込み動作であることを検出すると、そ
の時のアドレス情報をアドレスレジスタ2905に一時
的に記憶するために、アドレスラッチ信号を生成する。
リクエストパケット分解器2902内のタイミングジェ
ネレータ2908では、アドレスレジスタ2905に一
時的に記憶されたアドレス情報が、減算器2914、除
算器2909、デコーダ2910を介して生成されるラ
インフラグ情報をフラグレジスタ2913に一時的に記
憶するために、フラグラッチ信号を生成して出力し、A
NDゲート2915の一方に入力される。また、Ack
パケット検出器では、RDRAM22から出力されるA
ckパケットを検出し、その2ビットのAckパケット
が“01”以外であることを検出すると、Ack信号上
にLowレベル“0”を出力する。本Ack信号は、A
NDゲート2915のもう一方の入力端子に入力され、
Ack信号上にLowレベル“0”が出力されている限
り、タイミングジェネレータ2908から出力されるフ
ラグラッチ信号はANDゲート2915によりマスクさ
れ、フラグレジスタ2913へのラッチ信号は出力され
ないこととなる。
生成回路29のブロック図を示す。また、図16は、フ
ラグレジスタ2913へのラッチ信号がマスクされる様
子を示したタイミング図である。バスコントロール情
報、及び、バスデータ上にリクエストパケットが出力さ
れると、リクエストパケット分解器2902内部では、
バスコントロール情報中のStartビットを検出する
ことにより、リクエストパケットをリクエストパケット
レジスタ2903に一時的に記憶するために、リクエス
トパケットラッチ信号を生成する。更にリクエストパケ
ット分解器2902内部では、リクエストパケット中の
操作コマンドOp[3:0]から、RDRAMへのピク
セルデータの書き込み動作であることを検出すると、そ
の時のアドレス情報をアドレスレジスタ2905に一時
的に記憶するために、アドレスラッチ信号を生成する。
リクエストパケット分解器2902内のタイミングジェ
ネレータ2908では、アドレスレジスタ2905に一
時的に記憶されたアドレス情報が、減算器2914、除
算器2909、デコーダ2910を介して生成されるラ
インフラグ情報をフラグレジスタ2913に一時的に記
憶するために、フラグラッチ信号を生成して出力し、A
NDゲート2915の一方に入力される。また、Ack
パケット検出器では、RDRAM22から出力されるA
ckパケットを検出し、その2ビットのAckパケット
が“01”以外であることを検出すると、Ack信号上
にLowレベル“0”を出力する。本Ack信号は、A
NDゲート2915のもう一方の入力端子に入力され、
Ack信号上にLowレベル“0”が出力されている限
り、タイミングジェネレータ2908から出力されるフ
ラグラッチ信号はANDゲート2915によりマスクさ
れ、フラグレジスタ2913へのラッチ信号は出力され
ないこととなる。
【0049】以上説明したように、本実施例によれは、
RDRAM22からSVGA21に転送されるAckパ
ケットを検出し、その値が“01”以外の時には、アド
レスレジスタ2905に一時的に記憶されているアドレ
ス情報から求められたラインフラグ情報を、フラグレジ
スタ2913に書き込む動作を中止させることにより、
無駄なラインフラグ情報を生成することがなくなる。 [第3の実施の形態]第1実施例では、デコーダ291
0から出力されるラインフラグ情報を、リクエストパケ
ット分解器2902から出力されるラッチ信号により、
フラグレジスタ2913に一時的に記憶する手段につい
て説明を行った。第2実施例では、RDRAM22が、
SVGA21からのピクセルデータの書き込み動作を行
えない場合に、RDRAM22がそのような状態にある
ことを検出し、リクエストパケット分解器2902から
出力されるラッチ信号をマスクすることにより、その時
のラインフラグ情報をフラグレジスタ2913に一時的
に記憶するのを中止する手段について説明を行った。
RDRAM22からSVGA21に転送されるAckパ
ケットを検出し、その値が“01”以外の時には、アド
レスレジスタ2905に一時的に記憶されているアドレ
ス情報から求められたラインフラグ情報を、フラグレジ
スタ2913に書き込む動作を中止させることにより、
無駄なラインフラグ情報を生成することがなくなる。 [第3の実施の形態]第1実施例では、デコーダ291
0から出力されるラインフラグ情報を、リクエストパケ
ット分解器2902から出力されるラッチ信号により、
フラグレジスタ2913に一時的に記憶する手段につい
て説明を行った。第2実施例では、RDRAM22が、
SVGA21からのピクセルデータの書き込み動作を行
えない場合に、RDRAM22がそのような状態にある
ことを検出し、リクエストパケット分解器2902から
出力されるラッチ信号をマスクすることにより、その時
のラインフラグ情報をフラグレジスタ2913に一時的
に記憶するのを中止する手段について説明を行った。
【0050】本実施例では、デコーダ2910から出力
されるラインフラグ情報を、そのままフラグレジスタ2
913へのラッチ信号とする手段について、説明を行
う。
されるラインフラグ情報を、そのままフラグレジスタ2
913へのラッチ信号とする手段について、説明を行
う。
【0051】図18は、本実施例におけるラインフラグ
生成回路29のブロック図である。また、図19は、本
実施例におけるフラグレジスタ2913のブロック図で
ある。
生成回路29のブロック図である。また、図19は、本
実施例におけるフラグレジスタ2913のブロック図で
ある。
【0052】フラグレジスタ2913の内部には、対応
するラインフラグの数だけフリップフロップ29131
を有している。それぞれのフリップフロップ29131
のクロック入力端子には、対応するデコーダ2910の
出力が接続され、データ入力端子には、Highレへル
“1”が入力されている。従って、ひとたぴデコーダ2
910の出力がLowレベル“0”からHighレベル
“1”に変化すると、対応するフリップフロップ291
31の出力は、Lowレベル“0”からHighレベル
“1”に変化する・フリップフロップ29131の出力
が一度Highレベル“1”に変化すると、その状態は
CPU23にて読み出されるか、パワーオンリセット信
号を受け付けるまで、保持することとなる。フリップフ
ロップ29131の出力端子は、CPU23のデータ線
に接続されており、フラグレジスタ2913の内容は、
CPU23により読み出すことができる。
するラインフラグの数だけフリップフロップ29131
を有している。それぞれのフリップフロップ29131
のクロック入力端子には、対応するデコーダ2910の
出力が接続され、データ入力端子には、Highレへル
“1”が入力されている。従って、ひとたぴデコーダ2
910の出力がLowレベル“0”からHighレベル
“1”に変化すると、対応するフリップフロップ291
31の出力は、Lowレベル“0”からHighレベル
“1”に変化する・フリップフロップ29131の出力
が一度Highレベル“1”に変化すると、その状態は
CPU23にて読み出されるか、パワーオンリセット信
号を受け付けるまで、保持することとなる。フリップフ
ロップ29131の出力端子は、CPU23のデータ線
に接続されており、フラグレジスタ2913の内容は、
CPU23により読み出すことができる。
【0053】以上説明したように、本実施例によれば、
デコーダ2910から出力されるラインフラグ情報を、
そのままフラグレジスタ2913へのラッチ信号とする
ことにより、リクエストパケット分解器2902にて、
フラグレジスタ2913へのラッチ信号を生成する必要
がなくなり、回路の簡素化を図ることができる。また、
RDRAM22が、SVGA21からのピクセルデータ
の書き込み動作を行えないことを検出した場合には、デ
コーダ2910から出力されるラインフラグ情報を、第
2の実施例と同じ手段によりマスクすることにより、第
2実施例と同様に、フラグレジスタ2913の更新を中
止することが可能である。
デコーダ2910から出力されるラインフラグ情報を、
そのままフラグレジスタ2913へのラッチ信号とする
ことにより、リクエストパケット分解器2902にて、
フラグレジスタ2913へのラッチ信号を生成する必要
がなくなり、回路の簡素化を図ることができる。また、
RDRAM22が、SVGA21からのピクセルデータ
の書き込み動作を行えないことを検出した場合には、デ
コーダ2910から出力されるラインフラグ情報を、第
2の実施例と同じ手段によりマスクすることにより、第
2実施例と同様に、フラグレジスタ2913の更新を中
止することが可能である。
【0054】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
クロック同期型のメモリを表示メモリとして用いた表示
制御装置において、表示メモリに書き込みが行われたア
ドレスに対応する表示画面の表示ライン番号を求めるこ
とができる。それにより、FLCDの特長である記憶性
を生かした、更新された表示領域の表示内容を優先的に
更新するという制御が可能となり、大きな画面でもリフ
レッシュレートを落とすことなく、良好な表示状態を維
持することができる。
クロック同期型のメモリを表示メモリとして用いた表示
制御装置において、表示メモリに書き込みが行われたア
ドレスに対応する表示画面の表示ライン番号を求めるこ
とができる。それにより、FLCDの特長である記憶性
を生かした、更新された表示領域の表示内容を優先的に
更新するという制御が可能となり、大きな画面でもリフ
レッシュレートを落とすことなく、良好な表示状態を維
持することができる。
【0056】
【図1】本発明に係る表示制御装置を具えたFLC表示
装置を各種文字、画像情報等の表示装置として用いた情
報処理システムのブロック図である。
装置を各種文字、画像情報等の表示装置として用いた情
報処理システムのブロック図である。
【図2】実施例の表示制御装置のFLCDインターフェ
ース部のブロック図である。
ース部のブロック図である。
【図3】実施例のSVGAのブロック図である。
【図4】実施例のRDRAMへ転送されるリクエストパ
ケットの構成例を示す図である。
ケットの構成例を示す図である。
【図5】実施例の操作コマンド情報を示す図である。
【図6】SVGAからRDRAMへリクエストパケット
とデータパケット群の転送される様子を示すタイミング
図である。
とデータパケット群の転送される様子を示すタイミング
図である。
【図7】第1の実施の形態のラインフラグ生成回路のブ
ロック図である。
ロック図である。
【図8】FLCDの表示画面例を示す図である。
【図9】図8の表示ラインのデータフォーマット例を示
す図である。
す図である。
【図10】FLCDに表示ラインアドレスと画素データ
が転送されるタイミングを示すタイミング図である。
が転送されるタイミングを示すタイミング図である。
【図11】第1の実施の形態のリクエストパケット分解
器の構成を示すブロック図である。
器の構成を示すブロック図である。
【図12】VRAMのアドレスXで示される画素と、F
LCDの画面の表示ライン数との対応を示す図である。
LCDの画面の表示ライン数との対応を示す図である。
【図13】部分書き扱えラインフラグレジスタへのフラ
グセット例を説明する図である。
グセット例を説明する図である。
【図14】RDRAMから転送されるAckパケットの
構成例を示す図である。
構成例を示す図である。
【図15】第2の実施の形態のリクエストパケット分解
器のブロック図である。
器のブロック図である。
【図16】第2の実施の形態のラインフラグ生成回路の
ブロック図である。
ブロック図である。
【図17】フラグレジスタへのラッチ信号がマスクされ
る様子を示すタイミング図である。
る様子を示すタイミング図である。
【図18】第3の実施の形態のラインフラグ生成回路の
ブロック図である。
ブロック図である。
【図19】第3の実施の形態のフラグレジスタのブロッ
ク図である。
ク図である。
19 ディスプレイコントローラ 20 FLCD 21 SVGA 22 RDRAM 23 CPU 24 ラインアドレス生成器 26 二値化中間調処理回路 27,28 合成回路 29 ラインフラグ生成回路 215 メモリインターフェースユニット 217 VGA 218,2901 RAC 2902 リクエストパケット分解器 2903 リクエストパケットレジスタ 2904 命令解読器 2905 アドレスレジスタ 2906 バイトカウンタ 2909 除算器 2910 デコーダ 2911 SSAレジスタ 2912 横ライン数レジスタ 2913 フラグレジスタ 2914 減算器 2915 Ackパケット検出器
Claims (6)
- 【請求項1】 画像情報を記憶する、操作命令部と位置
情報部とを含む情報群により制御される記憶手段を有
し、前記記憶手段への画像情報の書き込みを制御した
り、或いは、前記記憶手段から画像情報を読み出し、表
示器に出力して表示を行う表示制御装置であって、 前記記憶手段へ情報群が出力されたことを検出する情報
群検出手段と、 前記情報群検出手段により前記記憶手段へ情報群が出力
されたことを検出したことにより、前記記憶手段へ出力
された情報群を保持する第一の保持手段と、 前記第一の保持手段に保持された情報から、前記記憶手
段への命令が画素情報の書き込み要求であることを検出
する操作命令検出手段と、 前記操作命令検出手段により前記記憶手段への命令が画
素情報の書き込み要求であることを検出したことによ
り、前記第一の保持手段に保持された情報群から位置情
報を保持する第二の保持手段と、 前記第二の保持手段に保持された位置情報を、前記表示
器の表示画面の横方向の表示画素数で割る除算手段と、 前記除算手段により除算された結果に基づいて、前記記
憶手段へ画素情報の書き込みの行われた位置情報に対応
する前記表示画面の表示位置情報を求める表示位置決定
手段とを有することを特徴とする表示制御装置。 - 【請求項2】 前記表示位置決定手段による表示位置情
報に応じて、前記表示画面の表示位置情報を保持する第
三の保持手段を有することを特徴とする請求項1に記載
の表示制御装置。 - 【請求項3】 前記表示器における表示開始位置を、前
記記憶手段の位置情報に対応付けて保持する表示開始位
置保持手段と、前記表示開始位置保持手段に保持された
表示開始位置情報を、前記第二の保持手段に保持された
位置情報より減算する減算手段を有し、前記除算手段は
前記減算手段により減算された位置情報を、前記表示器
の横方向の表示画素数で割ることを特徴とする、請求項
1に記載の表示制御装置。 - 【請求項4】 前記記憶手段が、画像情報の書き込みを
行えない状態であることを検出する状態検出手段と、前
記状態検出手段により、前記記憶手段が画像情報の書き
込みを行えない状態であることを検出した場合に、前記
表示位置決定手段による表示位置情報に応じて、前記表
示画面の表示位置情報を第三の保持手段に保持すること
を中止することを特徴とする、請求項2に記載の表示制
御装置。 - 【請求項5】 前記表示器は、強誘電液晶表示器である
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載
の表示制御装置。 - 【請求項6】 画面上の表示を部分的に更新可能な表示
器を制御する表示制御装置であって、 命令とアドレスとを含む情報を入力することでアクセス
されるメモリと、 前記メモリに入力された情報から、前記メモリへの命令
がデータの書き込み要求であることを検出する検出手段
と、 前記検出手段によりデータの書き込み要求が検出された
場合、その命令とともに前記メモリに入力されたアドレ
スから前記ディスプレイの画面上における表示位置を算
出する算出手段と、 書き込み要求により前記メモリに書き込まれたデータ
を、前記算出手段により算出された表示位置に表示する
手段とを有することを特徴とする表示制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33067497A JPH11161241A (ja) | 1997-12-01 | 1997-12-01 | 表示制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33067497A JPH11161241A (ja) | 1997-12-01 | 1997-12-01 | 表示制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11161241A true JPH11161241A (ja) | 1999-06-18 |
Family
ID=18235325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33067497A Withdrawn JPH11161241A (ja) | 1997-12-01 | 1997-12-01 | 表示制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11161241A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100777683B1 (ko) | 2006-11-15 | 2007-11-21 | (주)토마토엘에스아이 | 디스플레이 왜곡 방지를 위한 sram을 내장한 액정 구동드라이버의 인터페이스 장치 및 그 방법 |
-
1997
- 1997-12-01 JP JP33067497A patent/JPH11161241A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100777683B1 (ko) | 2006-11-15 | 2007-11-21 | (주)토마토엘에스아이 | 디스플레이 왜곡 방지를 위한 sram을 내장한 액정 구동드라이버의 인터페이스 장치 및 그 방법 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050201 |