JPH10333122A - 表示制御装置及びその方法 - Google Patents

表示制御装置及びその方法

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JPH10333122A
JPH10333122A JP10088972A JP8897298A JPH10333122A JP H10333122 A JPH10333122 A JP H10333122A JP 10088972 A JP10088972 A JP 10088972A JP 8897298 A JP8897298 A JP 8897298A JP H10333122 A JPH10333122 A JP H10333122A
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JP10088972A
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Yuichi Matsumoto
雄一 松本
Hajime Morimoto
はじめ 森本
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Canon Inc
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Canon Inc
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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストを上げることなく、表示画面上の変更
箇所を正確に検出することができる表示制御装置及びそ
の方法を提供する。 【解決手段】 フレームメモリ6のアドレス単位で、フ
レームメモリ6の対応するアドレスに画像データの書込
を行う前に、そのフレームメモリ6に記憶されている画
像データの読出を行う。そして、読出を行う画像データ
と、書込を行う画像データを比較器10で比較する。比
較結果に基づいて、フレームメモリ6に記憶される画像
データの更新の有無を検知し、その検知結果に基づい
て、表示部100の表示を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データに基づ
く画像を表示部に表示する表示制御装置及びその方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、情報処理システムなどには、情
報の視覚的表現機能を果す情報表示手段として表示装置
が用いられている。このような表示装置としては、CR
T表示装置が広く知られている。CRT表示装置におけ
る表示制御では、CRT表示装置側が有する表示データ
バッファとしてのビデオメモリに対する情報処理システ
ム側のCPUの書き込み動作と、CRT表示装置側が有
する例えばCRTコントローラによるビデオメモリから
の表示データの読み出して表示する動作がそれぞれ独立
して実行される。そのため、情報処理システム側では表
示タイミング等を一切考慮することなく、任意のタイミ
ングでビデオメモリに対し所望の表示データの書き込み
動作を実行することができるという利点を有している。
【0003】ところがCRT表示装置では、特に表示画
面の厚み方向の長さをある程度必要とするため、全体と
してその容積が大きくなり表示装置全体の小型化を図り
難い。また、これにより、このCRT表示装置を表示装
置として用いた情報処理システムの使用にあたっての自
由度、即ち、設置場所、携帯性等の自由度が損なわれ
る。
【0004】この点を補うものとしては、液晶表示装置
(以下、LCDと称する)を用いることができる。即
ち、LCDによれば、表示装置全体の小型化、特に薄型
化を図ることができる。このようなLCDの中には、強
誘電性液晶(以下、FLC:Ferroelectric Liquid C
rystal)の液晶セルを用いた表示装置(以下、FLCD
(FLC-Display)と称する)がある。このFLCDの特
徴としては、その液晶セルが薄く、電界の印加に対して
表示状態の保存性を有することにある。即ち、FLCD
の液晶セル中に存在する細長いFLC分子が、電界の印
加方向に応じて、第一の安定状態、または第二の安定状
態に配向し電界を除いてもそれぞれの配向状態を維持す
る(双安定性)ことができるからである。このようなF
LC分子の双安定性により、FLCDは表示状態の保存
性を有することができる。尚、このようなFLC分子及
びFLCDの詳細は、例えば、特願昭62−76357
号に記載されている。
【0005】この結果、FLCDでは、 表示画面上に
変更の生じた部分のみの表示状態を更新する部分書換駆
動による表示制御が可能となる。そして、この部分書換
駆動を実現するためには、表示画面上に変更の生じた部
分を検出する検出機構が必要となる。この検出機構を実
現する検出方式としては、表示すべき表示データを記憶
するビデオメモリへの書き込み動作を監視し、その書き
込み動作が発生したページメモリ上のアドレスから表示
画面の縦方向のラインに応じたフラグを生成することで
表示画面上に変更の生じた部分を検出する。
【0006】また、特に、表示画面上の水平方向に変更
の生じた部分を検出する場合には、例えば、以下の検出
方式がある。
【0007】1)全データ比較方式: 表示画面一画面
分の表示データを記憶できるビデオメモリを有し、旧画
面の表示データと新画面の表示データをライン単位ある
いはブロック単位で比較することで、表示データが変更
されたラインあるいはブロックを判定する。
【0008】2)代表値比較方式:ライン単位あるいは
ブロック単位で表示データに、所定の演算を施しライン
単位あるいはブロック単位毎に表示データの代表値を得
る。そして、旧画面の表示データの代表値と新画面の表
示データの代表値を比較することで、表示データが変更
されたラインあるいはブロックを判定する。尚、所定の
演算の演算方式としては、例えば、サム値方式(単純加
算)、CRC方式等を用いる。
【0009】3)ホストCPU監視方式: 情報処理シ
ステムのCPUからのビデオメモリに対する表示データ
の書き込み動作における書き込みアドレスバスとライト
イネーブル信号を監視して、表示データが変更されたラ
インを判定する。
【0010】また、FLCDは表示色を擬似的に増やす
ために二値化中間調処理が行われる。特に、自然画像の
画像品位と文字画像の画像品位を両立させるものとし
て、ED法(誤差拡散法)が知られている。このED法
による処理は、表示画面の右下方向に向かって誤差が伝
搬するという特徴がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の表示装置では、ビデオメモリに対する書き込み動作
が発生したアドレスに基づいて、表示画面上に変更の生
じた部分を検出していたため、同じ表示データが再度書
き込まれた場合にも(この場合、実際には表示画面の表
示状態に変更は生じない)、表示画面上に変更の生じた
部分として検出してしまっていた。
【0012】また、書き込み動作が発生したアドレスか
ら、表示画面の縦方向のライン数を算出するための処理
が必要となり、これを実現するためには、回路の複雑
化、大規模化、更には消費電力の増大、コストアップの
要因となっていた。
【0013】更に、上述した検出方式には、それぞれ以
下のような問題点があった。
【0014】1)全データ比較方式:表示画面一画面分
の表示データを記憶できる大容量のメモリが必要とな
る。表示データを比較するための高速な比較手段が必要
となる。
【0015】2)代表値比較方式:全データ比較方式に
比べて、表示データを記憶するメモリの記憶容量が少な
くて済み、表示データの代表値だけを比較するので高速
な表示データ比較手段を必要としないが、表示データの
代表値を算出するための高速な算出手段が必要となる。
また、代表値として表示データを圧縮するため、表示画
面上に変更の生じた部分を見逃すことを完全になくすこ
とは、原理的に不可能である。
【0016】3)ホストCPU監視方式:検出方式を実
現するための手段は、情報処理システムのCPUのビデ
オメモリのアクセス方式に依存する。このため、情報処
理システムのCPU及びビデオメモリのアクセス方式が
変更された場合には、互換性が維持できない。
【0017】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、コストを上げることなく、表示画面上の変更
箇所を正確に検出することができる表示制御装置及びそ
の方法を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による表示制御装置は以下の構成を備える。
即ち、画像データに基づく画像を表示部に表示する表示
制御装置であって、画像データを記憶する記憶手段と、
入力された画像データを前記記憶手段の対応するアドレ
スに書込を行う書込手段と、前記記憶手段のアドレス単
位で、前記書込手段による画像データの書込を行う前
に、該記憶手段に記憶されている画像データの読出を行
う読出手段と、前記読出手段で読出を行う画像データ
と、前記書込手段で書込を行う画像データを比較する比
較手段と、前記比較手段の比較結果に基づいて、前記記
憶手段に記憶される画像データの更新の有無を検知する
検知手段と、前記検知手段の検知結果に基づいて、前記
表示部の表示を更新する更新手段とを備える。
【0019】また、好ましくは、前記表示部は、Mライ
ン×Nピクセル分の画素を表示する表示領域を有する。
【0020】また、好ましくは、前記記憶手段は、前記
Mライン×Nピクセル分の画像データを記憶する記憶領
域を有する。
【0021】また、好ましくは、前記検知手段は、前記
記憶手段の各ラインに対応する数分の前記比較手段の比
較結果を保持する複数の保持手段を備え、前記複数の保
持手段の各保持手段は、前記記憶手段の対応するライン
上における前記比較手段による比較結果が発生する毎に
保持する比較結果を更新する。
【0022】また、好ましくは、前記更新手段は、前記
複数の保持手段の各保持手段が保持する比較結果に基づ
いて、前記表示部の表示をライン単位で更新する。
【0023】また、好ましくは、前記更新手段は、前記
複数の保持手段のいずれか一つを選択する選択手段を備
え、前記選択手段で選択された保持手段が保持する比較
結果に基づいて、該保持手段に対応する前記表示部のラ
インの表示を更新する。
【0024】また、好ましくは、前記書込手段は、前記
入力された画像データを2値化する2値化手段を備え、
前記2値化手段で2値化された画像データを前記記憶手
段の対応するアドレスに書込を行う。
【0025】また、好ましくは、前記2値化手段は、前
記表示部のラインの表示に対応する画像データの所定ラ
イン数分の画像データ毎に2値化する。
【0026】また、好ましくは、前記2値化手段による
2値化手法は、誤差拡散法である。また、好ましくは、
前記検知手段は、前記記憶手段を所定ライン数毎に分割
した複数のバンドに対応する数分の前記比較手段の比較
結果を保持する複数の保持手段を備え、前記複数の保持
手段の各保持手段は、前記記憶手段の対応するバンド内
における前記比較手段による比較結果が発生する毎に保
持する比較結果を更新する。
【0027】また、好ましくは、前記更新手段は、前記
複数の保持手段の各保持手段が保持する比較結果に基づ
いて、前記表示部の表示を前記バンド単位で更新する。
【0028】また、好ましくは、前記更新手段は、前記
複数の保持手段のいずれか一つを選択する選択手段を備
え、前記選択手段で選択された保持手段が保持する比較
結果に基づいて、該保持手段に対応する前記表示部のバ
ンドの表示を更新する。
【0029】また、好ましくは、前記保持手段が保持す
る比較結果に基づいて、該保持手段に対応する前記記憶
手段のバンド内で画像データの更新が有ると前記検知手
段が検知した場合、前記更新手段は、該バンドに対応す
る表示をノンインタレース表示で更新する。
【0030】また、好ましくは、前記保持手段が保持す
る比較結果に基づいて、該保持手段に対応する前記記憶
手段のバンド内で画像データの更新が無いと前記検知手
段が検知した場合、前記更新手段は、該バンドに対応す
る表示をインタレース表示で更新する。
【0031】また、好ましくは、前記表示部は、強誘電
性液晶セルを用いた表示器である。上記の目的を達成す
るための本発明による表示制御方法は以下の構成を備え
る。即ち、画像データに基づく画像を表示部に表示する
表示制御方法であって、入力された画像データを記憶媒
体の対応するアドレスに書込を行う書込工程と、前記記
憶媒体のアドレス単位で、前記書込工程による画像デー
タの書込を行う前に、該記憶媒体に記憶されている画像
データの読出を行う読出工程と、前記読出工程で読出を
行う画像データと、前記書込工程で書込を行う画像デー
タを比較する比較工程と、前記比較工程の比較結果に基
づいて、前記記憶媒体に記憶される画像データの更新の
有無を検知する検知工程と、前記検知工程の検知結果に
基づいて、前記表示部の表示を更新する更新工程とを備
える。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し本発明の好適
な実施形態を詳細に説明する。
【0033】[実施形態1]図1は本発明の実施形態1
の表示装置の主要部の構成を示すブロック図である。
【0034】図1において、1は入力される画像データ
信号であり、デジタルR、G、B信号2と、同期信号で
あるVsync信号3、Hsync信号4、およびクロックであ
るところのVCLK信号5より構成されている。尚、実
施形態1では、デジタルR、G、B信号2はR=5ビッ
ト、G=6ビット、B=5ビットの合計16ビットであ
るとする。また、デジタルR、G、B信号2に基づいて
表示する表示画像は横640ピクセル、縦400ライン
の解像度を持つものとする。
【0035】実施形態1の表示装置に入力される画像デ
ータ信号1のタイミングは、図2の(a)、(b)に示
すようなものとする。図2の(a)に示されるように、
Vsync信号3のパルス幅は、Hsync信号4の1周期(H
sync周期)分と等しく、この間はデジタルR、G、B信
号2は出力されない。また、図2の(b)に示されるよ
うに、Hsync信号4のパルス幅はVCLK信号5の1周
期分と等しく、この間もデジタルR、G、B信号2は出
力されない。
【0036】6はフレームメモリであり、512キロバ
イト(=640ピクセル×400ライン×16ビット)
の記憶容量をもち、256000アドレス×16ビット
で構成されている。7はメモリ制御ブロックであり、フ
レームメモリ6に対するデジタルR、G、B信号2の読
み出し/書き込みの動作を制御する。また、後述するフ
ラグレジスタ群11に適正なタイミングでフラグをラッ
チするためのラッチ信号14を出力する。
【0037】8はアドレスカウンタであり、フレームメ
モリ6に対するデジタルR、G、B信号2の読み出し/
書き込みのアドレスを示す。アドレスカウンタ8は、V
sync信号3で「0」にクリアされ、VCLK信号5で順
次インクリメントされる構成になっている。9はデジタ
ルR、G、B信号2を一時的に記憶するためのラッチ回
路であり、フレームメモリ6から読み出されたデジタル
R、G、B信号2を一時的に記憶する。10は比較器で
あり、デジタルR、G、B信号2とラッチ回路9の出力
とを比較し、等しい場合は「0」を出力し、異なる場合
は「1」を出力する。
【0038】11はフラグを記憶するフラグレジスタ群
であり、ライン数に相当する400個のレジスタから構
成され、各フラグレジスタはラインと1対1で対応づけ
られている。そして、これらのフラグレジスタ群に記憶
される各値は、MPU17からリード可能な構成となっ
ている。12はラインカウンタであり、Vsync信号3に
よって「0」にクリアされ、Hsync信号4によって順次
インクリメントされる。そして、ラインカウンタ12が
示す内容は、現在処理を行なっている縦方向のライン数
である。13はデコーダであり、ラインカウンタ12の
出力をデコードする。尚、デコーダ13はパラレルに4
00ビットのデコード結果を出力し、そのデコード結果
のいずれか1ビットが「H」となる。
【0039】15は論理積回路群であり、ライン数に相
当する400個の論理積回路から構成され、それぞれの
論理積回路はフラグレジスタ群11の各フラグレジスタ
と1対1で接続される。論理積回路群15は、デコーダ
13の各々の出力と、比較器10の出力との論理積をと
る。尚、デコーダ13と論理積回路群15はマスクの役
割を果たし、比較器10の出力「1」は、現在処理を行
なっている縦方向のライン数に対応するフラグレジスタ
にのみ伝達される。また、フラグレジスタ群11を構成
する各フラグレジスタは、詳しくは、図1に示すように
フリップフロップで構成される。そして、それぞれのフ
リップフロップは、論理積回路群15の各論理積回路の
出力と自身の出力との論理和を入力する構成となってい
る。そのため、フラグレジスタ群11の各フラグレジス
タは、自身に接続される論理積回路の出力が「0」の場
合は、メモリ制御ブロック7が生成するラッチ信号14
によって内容を変更せずに出力する。一方、自身に接続
される論理積回路の出力が「1」の場合は、メモリ制御
ブロック7が生成するラッチ信号14によって「1」を
出力する。また、自身の出力が「1」の場合は、論理積
回路の出力にかかわらず、「1」を出力する。
【0040】また、アドレスカウンタ8で生成されたフ
レームメモリ6のアドレスは、セレクタ16を通じて、
フレームメモリ6へ接続される構成となっている。セレ
クタ16は、MPU17から出力されるアドレス18
と、アドレスカウンタ8で生成されたフレームメモリ6
のアドレスとを選択して出力する構成となっている。セ
レクタ16は、VCLK信号5が「H」のとき、MPU
17からのアドレス18を、VCLK信号5が「L」の
とき、アドレスカウンタ8で生成されたフレームメモリ
6のアドレスを出力する。更に、フレームメモリ6から
読み出されたデータは、データバス19を通じて表示部
100へ転送される。
【0041】次に、実施形態1の表示装置で実行される
動作について、図3を用いて説明する。
【0042】図3は本発明の実施形態1の表示装置で処
理される各種信号のタイミングチャートである。
【0043】まず、Vsync信号3が出力されると、メモ
リ制御ブロック7は、アドレスカウンタ8を「0」にク
リアするのみで、フレームメモリ6に対するデジタル
R、G、B信号2の読み出し/書き込みの動作は行なわ
ない。
【0044】次に、Vsync信号3がネゲートされ、VC
LK信号5が「H」になると、デジタルR、G、B信号
2をフレームメモリ6から読み出す(図3中のa)。こ
のとき、フレームメモリ6に与えられるアドレスは、セ
レクタ16により選択されたMPU17から与えられる
アドレス18である。VCLK信号5が「H」のときの
フレームメモリ6からの読み出し動作は、MPU17か
ら与えられるアドレス18に対する読み出し動作であ
り、その時の画像データ信号1内のデジタルR、G、B
信号2のライン数、ピクセル数には無関係であることに
注意されたい。そして、このとき(VCLK信号5が
「H」のとき)フレームメモリ6から読み出されたデー
タは、データバス19を通じて表示部100へ転送さ
れ、表示される。
【0045】次に、VCLK信号5が「L」になると、
アドレスカウンタ8の示すアドレス(この場合「0」)
から、デジタルR、G、B信号2を読み出し(図3中の
b)、ラッチ回路9に記憶する。続いて、同じくアドレ
スカウンタ8の示すアドレス(この場合「0」)に対し
て、入力されているデジタルR、G、B信号2を書き込
む(図3中のc)。
【0046】次に、VCLK信号5が「H」になると、
アドレスカウンタ8の内容がインクリメントされる(こ
の場合「1」になる)。そして、上述した動作と同様
に、フレームメモリ6のMPU17から与えられるアド
レス18に対して、デジタルR、G、B信号2を読み出
す(図3中のd)。そして、フレームメモリ6から読み
出されたデータは、データバス19を通じて表示部10
0へ転送され、表示される。
【0047】更に続いて、VCLK信号5が「L」にな
ると、アドレスカウンタ8の示すアドレス(この場合
「1」)からデジタルR、G、B信号2を読み出し(図
3中のe)、ラッチ回路9に記憶する。続いて、同じく
アドレスカウンタ8の示すアドレス(この場合「1」)
に対して、入力されているデジタルR、G、B信号2を
書き込む(図3中のf)。
【0048】そして、再び、VCLK信号5が「H」に
なると、アドレスカウンタ8がインクリメントされる。
【0049】以上の動作を継続的に行うことにより、画
像データ信号1内のデジタルR、G、B信号2は、図4
に示すメモリマップに従ってフレームメモリ6に格納さ
れ、フレームが更新される度にフレームメモリ6内のデ
ジタルR、G、B信号2も更新され、常に最新のデジタ
ルR、G、B信号2が記憶される。
【0050】次に、比較器10の動作を、同じく図3を
用いて説明する。上述の動作と平行して、比較器10で
は、ラッチ回路9の出力と、入力されているデジタル
R、G、B信号2の比較を行う。上述したように、ラッ
チ回路9で記憶されているデジタルR、G、B信号2
は、入力されているデジタルR、G、B信号2をフレー
ムメモリ6の対応するアドレスに書き込む直前に、その
フレームメモリ6内の同じアドレスに書き込まれていた
デジタルR、G、B信号2である。従って、これは、フ
レームメモリ6に入力された1つ前のフレームのデジタ
ルR、G、B信号2と、フレームメモリ6に入力される
現在のデジタルR、G、B信号2を比較することにな
る。
【0051】そして、比較器10の比較結果が等しい、
つまり、比較器10の出力が「0」となる場合、論理積
回路群15の各論理積回路に対する入力は「0」とな
る。そのため、全ての論理積回路群15の各論理積回路
の出力は「0」となる。この場合、メモリ制御ブロック
7が生成するラッチ信号14によって、フラグレジスタ
群11の各フラグレジスタの内容は変化せずに出力され
る。一方、比較器10の比較結果が異なる、つまり、比
較器10の出力が「1」となる場合、ラインカウンタ1
2及びデコーダ13で選択された論理積回路群15のい
ずれかの論理積回路(ライン0に対応する論理積回路)
のみが「1」を出力する。この場合、メモリ制御ブロッ
ク7が生成するラッチ信号14によって、「1」を出力
している論理積回路と接続されるフラグレジスタ(ライ
ン0に対応するフラグレジスタ)は「1」を出力する。
また、その他のフラグレジスタ11の内容は変化せずに
出力される。
【0052】次に、実施形態1で実行される処理の概要
にを示すフローチャートを図5に示す。
【0053】図5は本発明の実施形態1で実行される処
理の概要を示すフローチャートである。
【0054】まず、ステップS101で、アドレスカウ
ンタ8に「0」をセットする。ステップS102で、ア
ドレスカウンタ8が示すアドレスに格納されているデジ
タルR、G、B信号をフレームメモリ6から読み出す。
ステップS103で、読み出されたデジタルR、G、B
信号と、フレームメモリ6のアドレスカウンタ8が示す
アドレスに、次に書き込むデジタルR、G、B信号と
を、比較器10で比較する。
【0055】ステップS104で、比較器10の比較結
果が等しいか否かを判定する。比較結果が等しい場合
(ステップS104でYES)、ステップS105に進
む。ステップS105で、比較器10は「1」を出力す
る。ステップS106で、比較器10の出力と、ライン
カウンタ12及びデコーダ13で選択された論理積回路
群15のいずれかの論理積回路の出力に基づいて、アド
レスに対応するフラグレジスタ群11のフラグレジスタ
から「1」を出力する。
【0056】一方、比較結果が異なる場合(ステップS
104でNO)、ステップS107に進む。ステップS
107で、比較器10は「0」を出力する。ステップS
108では、フラグレジスタ群11の各フラグレジスタ
が保持する内容を変更せずに出力する。
【0057】ステップS109で、アドレスカウンタ8
の内容を1インクリメントする。ステップS110で、
アドレスカウンタ8の内容が399以下であるか否かを
判定する。399以下である場合(ステップS110で
YES)、ステップS102に進む。一方、399より
大きい場合(ステップS110でNO)、ステップS1
01に進む。
【0058】次に、図5に示した処理をより具体的に説
明する。
【0059】今、フラグレジスタ群11内のすべてのフ
ラグレジスタの出力が「0」であるとする。このとき、
上述の動作を、入力されるデジタルR、G、B信号2
が、ライン0のピクセル0〜ピクセル639まで行う
と、フラグレジスタ群11は、以下のようになる。
【0060】入力されるデジタルR、G、B信号2の値
が、1つ前のフレーム時に入力されたデジタルR、G、
B信号2の値と、ピクセル0〜ピクセル639のすべて
で等しい場合、フラグレジスタ群11内のすべてのフラ
グレジスタの出力は変化せず、すべてのフラグレジスタ
の出力は「0」となる。
【0061】一方、入力されるデジタルR、G、B信号
2の値が、1つ前のフレーム時に入力されたデジタル
R、G、B信号2の値と、ピクセル0〜ピクセル639
内で、異なるピクセルが1つ以上存在する場合、ライン
カウンタ12の値は「0」である。そして、デコーダ1
3および論理積回路群15によって、比較器10の出力
は、フラグレジスタ群11内のライン0に対応するフラ
グレジスタ以外はマスクするため、フラグレジスタ群1
1内のライン0に対応するフラグレジスタの出力は
「1」に変化して出力され、その他のフラグレジスタの
出力は変化せず、出力は「0」となる。
【0062】また、フラグレジスタ群11内のすべての
フラグレジスタの出力が「0」である場合、上述の動作
を、入力されるデジタルR、G、B信号2が、ライン1
のピクセル0〜ピクセル639まで行うと、フラグレジ
スタ群11は、以下のようになる。
【0063】入力されるデジタルR、G、B信号2の値
が、1つ前のフレーム時に入力されたデジタルR、G、
B信号2の値と、ピクセル0〜ピクセル639のすべて
で等しい場合、フラグレジスタ群11内のすべてのフラ
グレジスタの出力は変化せず、すべてのフラグレジスタ
の出力は「0」となる。
【0064】一方、入力されるデジタルR、G、B信号
2の値が、1つ前のフレーム時に入力されたデジタル
R、G、B信号2の値と、ピクセル0〜ピクセル639
内で、異なるピクセルが一つ以上存在する場合、ライン
カウンタ12の値は「1」である。そして、デコーダ1
3および論理積回路群15によって、比較器10の出力
は、フラグレジスタ群11内のライン1に対応するフラ
グレジスタ以外はマスクするため、フラグレジスタ群1
1内のライン1に対応するフラグレジスタの出力は
「1」に変化して出力され、その他のフラグレジスタの
出力は変化せず、出力は「0」となる。
【0065】同様に、フラグレジスタ群11内のすべて
のフラグレジスタの出力が「0」であるとき、上述の動
作を、1フレーム分(入力されるデジタルR、G、B信
号2が、ライン0〜ライン399の各ラインのピクセル
0〜ピクセル639まで)行うと、フラグレジスタ群1
1は、以下のようになる。
【0066】入力される1フレームのデジタルR、G、
B信号2の値が、1つ前のフレーム時に入力されたデジ
タルR、G、B信号2の値とすべて同じである場合、フ
ラグレジスタ群11内のすべてのフラグレジスタの出力
は変化せず、すべてのフラグレジスタの出力は「0」と
なる。
【0067】一方、入力される1フレームのデジタル
R、G、B信号2の値が、1つ前のフレーム時に入力さ
れたデジタルR、G、B信号2の値と異なるピクセルが
存在する場合、異なるピクセルが存在する全てのライン
に対応するフラグレジスタの出力は「1」に変化して出
力され、その他のフラグレジスタの出力は変化せず、出
力は「0」となる。
【0068】以上のように、入力される画像データ信号
1で変更が生じた縦方向のラインを示すフラグを生成す
ることができる。フラグが「1」となったラインは、表
示データに変更が生じているため、新たな表示データを
表示部100に転送し、表示部100上の表示データを
更新する必要があることを示している。フラグが「0」
であるラインは、表示データが変更されていないため、
表示部100上でも更新する必要がないことを示してい
る。
【0069】実施形態1では、表示部100上の画像の
更新を以下のように行う。
【0070】まず、MPU17がフラグレジスタ群11
の値を読み込み、フラグが「1」であったライン番号を
表示部100へ不図示の手段により通知する。次に、M
PU17が、表示部100へ通知したラインに対応する
デジタルR、G、B信号2をフレームメモリ6から読み
出す。これは、図4に示すメモリマップにしたがって、
ピクセル0〜ピクセル639までのアドレスを順次計算
/発生し、図3中のaやd、gの期間にフレームメモリ
6から読み出す。この時、読み出されたデジタルR、
G、B信号2は、上述したように、表示部100へ転送
される。MPU17は、ピクセル0〜ピクセル639ま
でのデジタルR、G、B信号を読み出した後、1ライン
分のデータが転送完了したことを、表示部100へ不図
示の手段により通知する。1ライン分のデータが転送完
了したことを通知された表示部100は、データバス1
7を通じて転送された1ライン分のデジタルR、G、B
信号2を、MPU17から不図示の手投で転送されたラ
イン番号に表示する。以上の動作によって、表示部10
0上の画像の更新が行われる。
【0071】以上説明したように、実施形態1によれ
ば、簡単な回路構成で、フレームメモリ6のライン単位
のアドレス毎に、入力された画像データ信号と、その同
じアドレスに次に入力される画像データ信号を比較し、
その比較結果に基づいて表示装置の表示画面上に変更が
生じる縦方向のラインを示すフラグを生成することがで
きる。これにより、表示画面上に変更が生じた部分(ラ
イン)を容易に検出することが可能となる。
【0072】尚、表示部100で、表示画面上に変更が
生じた部分(ライン)の画像の更新が終了したならば、
その部分(ライン)に対応するフラグを消去する必要が
ある。この方法に関しては、フラグの状態と表示部10
0へのデータ転送とを司る装置、例えば、マイクロプロ
セッサがフラグを定期的に読み出し、その際にフラグを
消去することで実現可能である。また、このような構成
は公知の技術で実現可能である。
【0073】[実施形態2]次に、本発明の実施形態1
の図1の表示装置の他の構成例について、実施形態2を
用いて説明する。
【0074】図6は本発明の実施形態2の表示装置の主
要部の構成を示すブロック図である。
【0075】尚、実施形態1の図1の表示装置と同じ構
成要素については、同じ参照番号を付与し、その詳細に
ついては省略する。但し、フレームメモリ6はDRAM
であり、ここでは日立製作所製HM5118165Aを
用いるものとする。HM511865Aは、10485
76ワード×16ビット構成であり、EDOページモー
ドリードモデファイライトサイクルやEDOページモー
ドリードサイクル等の高速アクセスモードが用意されて
いる。DRAMの特徴に関しては、すでに公知であるた
め、特にその詳細は説明はしないが、図11、12にE
DOページモードリードモデファイライトサイクルとE
DOページモードリードサイクルのタイミングチャート
を示す。
【0076】実施形態2の表示部100に入力される画
像データ信号1のタイミングは、図7の(a)、(b)
に示すようなものとする。DTE信号21は、信号線上
に有効なデジタルR、G、B信号2が出力されているこ
とを示す信号である。図7の(a)に示されるように、
Vsync信号3のパルス幅は、Hsync信号4の3周期(H
sync周期)分と等しく、この間はデジタルR、G、B信
号2は出力されない。また、図7の(b)に示されるよ
うに、Hsync信号4のパルス幅はVCLK信号5の50
周期分と等しく、この間はデジタルR、G、B信号2は
出力されない。デジタルR、G、B信号2は、R、G、
Bそれぞれ8ビットの合計24ビットであるとする。2
2は二値化回路であり、入力されるR、G、Bそれぞれ
8ビットの画像信号を、R、G、B合計で8ビットの二
値化データ23に変換する。二値化の手法には、ディザ
法や誤差拡散法が知られているが、公知であるためここ
では説明しない。また、デジタルR、G、B信号2に基
づいて表示する表示画像は、横1024ピクセル、縦7
68ラインの解像度を持つものとする。
【0077】次に、フレームメモリ6のメモリマップ例
を図8に示す。
【0078】図8は本発明の実施形態2のフレームメモ
リのメモリマップ例を示す図である。
【0079】図8に示されるように、フレームメモリ6
は1ラインが一つのRASアドレスに割り付けられてい
る。そのため、フレームメモリ6に対してライン単位で
デジタルR、G、B信号2の読み出し/書き出し動作を
行う際、EDOページモードリードモデファイライトサ
イクルやEDOページモードリードサイクルでのアクセ
スが可能となっている。この場合、表示部100の表示
画面上の縦方向のライン数と、RASアドレスが一致す
るので、フレームメモリ6に対するRASアドレスのア
ドレス発生手段としてラインカウンタ12を使用してい
る。
【0080】24はCASアドレス発生器であり、CA
Sアドレスを発生する。CASアドレス発生器24は、
Hsync信号4でクリアされるカウンタを使用してCAS
アドレスを発生する。25はRAS/CAS制御回路で
あり、ラインカウンタ12から入力されるRASアドレ
ス、CASアドレス発生器24から入力されるCASア
ドレス、不図示の制御信号(*RAS、*CAS、*O
E、*WE等)を生成/出力し、フレームメモリ6に対
する二値化データ23の読み出し/書き込み動作の制御
を行う。また、RAS/CAS制御回路25は、RAS
アドレスとして、ラインカウンタ12から入力される値
の他に、MPU17から出力されるRASアドレス18
を、RASアドレスとしてフレームメモリ6に出力可能
な構成となっている。これは、実施形態1におけるセレ
クタ16と同様の機能を構成するものである。
【0081】26はFIFOであり、1ライン(102
4ピクセル×8 ビット)分の二値化データ23を記憶
できる記憶容量を持つ。
【0082】次に実施形態2の表示装置で実行される動
作について、図9を用いて説明する。
【0083】図9は本発明の実施形態2の表示装置で処
理される各種信号のタイミングチャートである。
【0084】まず、Vsync信号3が「H」になると、ラ
インカウンタが「0」にクリアされる。その後、Vsync
信号3と、Hsync信号4がともに「L」になると、デジ
タルR、G、B信号2が出力される。二値化回路22
は、DTE信号21を判別し、有効なデジタル信号R、
G、B信号2を二値化し、R、G、B合計で8ビットの
二値化データ23を出力する。二値化データ23は、一
度、FIFO26に格納/記憶される。その後、Hsync
信号4が「H」になることで、1ライン分の処理が終了
したことを検出し、FIFO26内の二値化データ23
をフレームメモリ6に転送する。この時、EDOページ
モードリードモデファイライトサイクルでフレームメモ
リ6にアクセスする。
【0085】次に、再び、Hsync信号4が「L」になる
と、上述の動作を繰り返す。
【0086】以上の動作を継続的に行うことにより、画
像データ信号1内のデジタルR、G、B信号2を二値化
した二値化データ23は、図8に示すメモリマップにし
たがって、フレームメモリ6に格納され、フレームが更
新される度にフレームメモリ6内の二値化データ23も
更新される。
【0087】また、EDOページモードリードモデファ
イライトサイクルによる、FIFO26からフレームメ
モリ6への二値化データ23の転送が完了すると、表示
部100へ転送るための二値化データ23を、フレーム
メモリ6から読み出す。この時は、EDOページモード
リードサイクルでフレームメモリ6から読み出す。この
時のRASアドレスは、ラインカウンタ12の発生した
アドレスではなく、MPU17から与えられるRASア
ドレスを使用する。
【0088】次に、比較器10の動作を、図10を用い
て説明する。
【0089】図10は本発明の実施形態2の表示装置で
処理されるEDOページモードリードモデファイライト
サイクル中の各種信号のタイミングチャートである。
【0090】まず、Hsync信号4が「L」になると、R
AS/CAS制御回路25は、ラインカウンタ12より
与られる値をRASアドレスとして、フレームメモリ6
に出力し、RAS信号を「L」にアサートする。続い
て、CASアドレス発生器24より与えられる値をCA
Sアドレスとして、フレームメモリ6に出力し、CAS
信号を「L」にアサートする。その後、フレームメモリ
6に対して、OE信号(不図示)をアサートすることに
より、二値化データ23を読み出し、ラッチ回路9に一
時記憶する。その後、FIFO26より二値化データ2
3を読み出し、フレームメモリ6に与え、WE信号(不
図示)をアサートすることにより、二値化データ23を
書き込む。
【0091】上述の動作と平行して、実施形態1と同様
に、比較器10では、ラッチ回路9の出力と、FIFO
26より読み出した二値化データ23の比較を行い、表
示画面上に変更が生じた縦方向のラインを示すフラグを
生成することができる。実施形態2では、実施形態1と
同様に、表示部100上の画像の更新を画像を以下のよ
うに行う。
【0092】まず、MPU17がフラグレジスタ群11
の値を読み込み、フラグが「1」であったライン番号を
表示部100へ不図示の手段により通知する。次に、M
PU17が、表示部100へ通知したラインに対応する
RASアドレスを、RAS/CAS制御回路25を通じ
てフレームメモリ6に与え、表示部100へ通知したラ
インに対応する1ライン分の二値化データ23をフレー
ムメモリ6から読み出す。これは、図9中のaやb、c
の期間にフレームメモリ6から読み出す。この時、読み
出された1ライン分の二値化データ23は、データバス
17を通じて、表示部100へ転送される。MPU17
は、1ライン分の二値化データ23を読み出した後、1
ライン分のデータが転送完了したことを、表示部100
へ不図示の手段により通知する。1ライン分のデータが
転送完了したことを通知された表示部100は、データ
バス17を通じて転送された1ライン分の二値化データ
23を、MPU17から不図示の手段で転送されたライ
ン番号に表示する。以上の動作によって、表示部100
上の画像の更新が行われる。
【0093】尚、実施形態2の図6の表示装置におい
て、論理積回路群15の位置が実施形態1の図1の表示
装置の論理積回路群15は異なっているが、これは、比
較器10の出力をマスクする役割をラッチ信号で果たし
ているためである。また、実施形態1の図1の表示装置
の論理積回路群15の位置でも、実施形態2の図6の表
示装置の論理積回路群15の位置でも、上述したフラグ
レジスタ群11における動作が同じようになされること
は明らかである。
【0094】次に、実施形態2で実行される処理のフロ
ーチャートを図13に示す。
【0095】図13は本発明の実施形態2で実行される
処理の処理フローを示すフローチャートである。
【0096】まず、ステップS201で、CASアドレ
ス発生器24に「0」をセットする。ステップS202
で、CASアドレス発生器24が示すCASアドレスに
格納されているデジタルR、G、B信号をフレームメモ
リ6から読み出す。ステップS203で、読み出された
デジタルR、G、B信号と、フレームメモリ6のCAS
アドレス発生器24が示すCASアドレスに、次に書き
込むデジタルR、G、B信号とを、比較器10で比較す
る。
【0097】ステップS204で、比較器10の比較結
果が等しいか否かを判定する。比較結果が等しい場合
(ステップS204でYES)、ステップS205に進
む。ステップS205で、比較器10は「1」を出力す
る。ステップS206で、比較器10の出力と、ライン
カウンタ12及びデコーダ13で選択された論理積回路
群15のいずれかの論理積回路の出力に基づいて、CA
Sアドレスに対応するフラグレジスタ群11のフラグレ
ジスタから「1」を出力する。
【0098】一方、比較結果が異なる場合(ステップS
204でNO)、ステップS207に進む。ステップS
207で、比較器10は「0」を出力する。ステップS
208では、フラグレジスタ群11の各フラグレジスタ
が保持する内容を変更せずに出力する。
【0099】ステップS209で、CASアドレス発生
器24の内容を1インクリメントする。ステップS21
0で、CASアドレス発生器24の内容が767以下で
あるか否かを判定する。767以下である場合(ステッ
プS210でYES)、ステップS202に進む。一
方、767より大きい場合(ステップS210でN
O)、ステップS201に進む。
【0100】以上説明したように、実施形態2によれ
ば、簡単な回路構成で、フレームメモリ6のライン単位
のアドレス毎に、入力された画像データ信号と、その同
じアドレスに次に入力される画像データ信号を比較し、
その比較結果に基づいて表示装置の表示画面上に変更が
生じる縦方向のラインを示すフラグを生成することがで
きる。これにより、表示画面上に変更が生じた部分(ラ
イン)を容易に検出することが可能となる。
【0101】[実施形態3]図14は本発明の実施形態
3の情報処理システムの構成を示すブロック図である。
【0102】図14において、101はCPU/FPU
であり、CPUは情報処理システム全体の制御を実行
し、FPUは情報処理システムの制御やデータ処理に必
要な数値演算処理を実行する。102はROMであり、
情報処理システムの起動及び一部ハードウェアの制御を
行う制御コードが格納されている。103はDMAコン
トローラ(以下、DMACと称する)であり、CPU1
01を介さずにメインメモリ111と本情報処理システ
ムを構成する各構成要素との間でデータの転送を行う。
104は割り込みコントローラであり、本情報処理シス
テムを構成する各構成要素からの割り込み要求を制御す
る。
【0103】105はリアルタイムクロックであり、水
晶発振器を含む、その正確なクロックを利用して計時処
理を行う。113はシリアルインタフェースであり、通
信用モデム114やポインティングデバイスとしてのマ
ウス115及びイメージスキャナ116とを接続する。
117はパラレルインターフェースであり、プリンタ1
18とを接続する。111はメインメモリであり、本情
報処理システムの制御プログラムコードやデータが格納
される。112はキーボード及びコントローラであり、
キーボードは文字情報や制御情報を入力し、コントロー
ラはキーボードからの入力制御を行う。120はLAN
インタフェースであり、イーサネット(ZEROX社に
よる)等のLAN(ローカルエリアネットワーク)11
9と本情報処理システムとの間を接続する。106はフ
ロッピーディスク装置及びインタフェースであり(以
下、FDDと称する)、本情報処理システムの外部記憶
装置として機能する。107はハードディスク装置(以
下、HDDと称する)であり、本情報処理システムの外
部記憶装置として機能する。
【0104】110はFLCDであり、強誘電性液晶を
その表示動作媒体とする表示画面を有する。109はF
LCDインタフェース(以下、FLCD−I/Fと称す
る)であり、FLCD110の表示を制御する。108
はシステムバスであり、情報処理システムの各構成要素
を信号接続するためのデータバス、コントロールバス、
アドレスバスからなる。
【0105】以上説明した実施形態3の情報処理システ
ムでは、FLCD110の表示画面に表示される各種情
報に対応しながら操作を行う。即ち、LAN119、通
信モデム114、マウス115、イメージスキャナ11
6、ハードディスク106、フロッピーディスク10
7、キーボード112から入力される文字、画像情報
等、また、メインメモリ111に格納されたユーザのシ
ステム操作にかかる操作情報等がFLCD110の表示
画面に表示され、ユーザはこの表示を見ながら情報の編
集、情報処理システムに対する指示操作を行う。
【0106】次にFLCD−I/F 109の詳細な構
成について、図15を用いて説明する。
【0107】図15は本発明の実施形態3のFLCD−
I/Fの詳細な構成を示すブロック図である。
【0108】図15において、CPU/FPU101
(図14参照)はSVGA201、システムバス108
を介して、VRAM202に表示データ(デジタルR、
G、B信号)の転送を行う。尚、実施形態3の表示デー
タは、RGB各色8ビットで表現される256階調の多
値の表示データの形態を有している。また、SVGA2
01は、FLCD110の表示画面の左から右、上から
下に向かって対応するVRAMアドレスの表示データを
順次VRAM202から読み出し、二値化中間調処理回
路206に転送する。この時、表示データとともに、表
示データ有効期間を示すデータイネーブル、基準クロッ
クのDotClock信号、水平同期を示すHsync信号、垂直同
期を示すVSync信号も送出する。
【0109】二値化中間調処理回路206は、RGB各
色8ビットで表現される256階調の多値の表示データ
を、FLCD110の表示画面に対応した16値の画素
データに変換する。そして、その画素データをデータイ
ネーブル信号に同期させて、フレームメモリ制御回路2
07へ送出する。フレームメモリ制御回路207に入力
された画素データは、順次フレームメモリ208に書き
込まれる。尚、実施形態3のFLCD110の表示画面
の1画素は、R、G、B、Iの4つの信号で構成され
る。また、二値化中間調処理回路206における二値化
処理の手法として、誤差拡散法(ED法)を用いる。
【0110】ここで、一般的な誤差拡散法の処理手順に
ついて、図16を用いて説明する。図16は誤差拡散法
の処理手順を説明するための図である。
【0111】図16の(a)において、まず、入力され
る256階調の多値の表示データの各画素値(入力値)
を閾値(127)と比較する。そして、表示データが閾
値よりも小さければ「0」を、大きければ「255」を
出力することで、表示データの入力値を2値出力値とな
る画素データに変換する。この際、入力値(注目画素)
と、2値出力値の間に生じた誤差を図16の(b)、
(c)に示すような重み付けで図の→で示す画素データ
へ拡散させることで中間調を表現する。尚、一般的な誤
差拡散法は、1フレーム分の画素データに対して行う
が、実施形態3の誤差拡散法では、1フレーム分の画素
データを所定のライン数ずつ分割したバンド毎に誤差拡
散処理を行う。また、バンド単位の誤差拡散法の処理手
順の詳細については後述する。
【0112】フレームメモリ制御回路207は、HSync
信号、VSync信号により制御されるラインカウンタ(不
図示)の値から算出されるフレームメモリアドレスが示
すフレームメモリ208のラインへ、画素データを書き
込む。同時に、現在、そのフレームメモリアドレスに書
き込まれている画素データの読み出す。そして、比較器
220は、そのフレームメモリアドレスにこれから書き
込む画素データの値と、そのフレームメモリアドレスか
ら読み出された画像データの値とを比較する。比較の結
果、画素データの値が異なっていた場合は、そのフレー
ムメモリアドレスにおける画素データの書き換えが有り
と判断する。そして、そのフレームメモリアドレスに対
応する書き換えフラグレジスタ221のフラグを「1」
(オン)にする。尚、書き換えフラグレジスタ221に
は、フレームメモリ208を所定のライン数ずつ分割し
た各バンドにおいて、書き換えの有無を示すフラグ列で
構成される。
【0113】次に、CPU204の制御によって、書き
換えフラグレジスタ221から書き換えフラグを読み出
し、書き換えがあったバンドを決定する。そして、書き
換えがあったバンドに関する情報をフレームメモリ制御
回路207にセットする。
【0114】続いて、フレームメモリ制御回路207
は、FLCD110からのデータ要求信号に応じて、C
PU204により指示されたフレームメモリ208の出
力ラインアドレスからライン単位で画素データを読み出
してFLCD110へ送出する。尚、 FLCD110
へ送出する際には、CPU204から指示された出力ラ
インアドレスと画素データをマルチプレクスして送出す
る。つまり、出力ラインアドレスが付加された画素デー
タとしてFLCD110に送出する。また、データ要求
信号は、 FLCD110が1ライン分の出力ラインア
ドレスが付加された画素データを受け取る毎に、FLC
D110より出力される。
【0115】次に、実施形態3で実行する誤差拡散法の
処理手順について、図17を用いて説明する。
【0116】図17は本発明の実施形態3の誤差拡散法
の処理手順を説明するための図である。
【0117】上述したように、実施形態3の誤差拡散法
では、1フレーム分の画素データを所定のライン数ずつ
分割したバンド毎に誤差拡散処理を行う。但し、処理対
象の各バンドに隣接するバンド内の所定数ライン(図の
助走領域)から誤差拡散処理を開始する。また、助走領
域における画素データに誤差拡散処理を行って得られる
誤差は、誤差拡散バッファに格納するだけで、画素デー
タの出力は行なわないよう制御する。
【0118】このように、バンド単位で誤差拡散処理を
行うのは、画素データの誤差の伝搬を防いでバンド単位
での書き換え検知を可能とするためである。また、助走
領域に対して誤差拡散処理を行うのは画質を向上させる
ためである。また、図に示すように、実施形態3では、
1バンドを16ライン、助走領域を5ラインとしてい
る。
【0119】次に、実施形態3で実行する誤差拡散処理
及びフレームメモリ208に対する画素データの書き込
み処理について、図18のフローチャートを用いて説明
する。
【0120】図18は本発明の実施形態3の誤差拡散処
理及び画素データの書き込み処理の処理フローを示すフ
ローチャートである。
【0121】尚、ここでは、図17のバンド1(ライン
番号16からライン番号31の16ラインからなるバン
ド)に対して、誤算拡散処理を行う場合を例に挙げて説
明する。また、この場合、助走領域は、ライン番号11
からライ番号15の5ラインが助走領域となる。
【0122】バンド1に対する誤差拡散処理を行う場合
は、バンド1に対応する助走領域から開始される。ま
ず、ステップS500で、誤差拡散処理の処理対象とな
るラインを決定するためのラインカウンタ(不図示)に
「1」をセットする。尚、実施形態3のラインカウンタ
は、1から1ずつカウントし、21までカウントされる
とリセットされる。
【0123】ステップS501で、誤差拡散処理を行う
処理対象のラインが助走領域を構成するライン(以下、
助走ラインと呼ぶ)か否かを判定する。助走ラインであ
る場合(ステップS502でYES)、ステップS50
2に進む。ステップS502で、誤差拡散処理の処理対
象である表示データの誤差を計算する。そして、ステッ
プS503で、その誤差を誤差拡散バッファ(不図示)
へ格納する。この際、誤差拡散処理を施して得られる画
素データの出力(フレームメモリ制御回路207への出
力)は行なわない。この場合、ライン番号11〜ライン
番号15に対応する各ラインは助走ラインであるので、
ステップS502に進む。
【0124】一方、助走ラインでない場合(ステップS
502でNO)、ステップS504に進む。ステップS
504で、誤差拡散処理の処理対象である表示データの
誤差を計算する。そして、ステップS505で、その誤
差を誤差拡散バッファ(不図示)へ格納した後、誤差拡
散処理を施して得られる画素データをフレームメモリ制
御回路207へ出力する。この場合、ライン番号16〜
ライン番号31に対応する各ラインは助走ラインではな
いので、ステップS504に進む。
【0125】ステップS506で、フレームメモリ20
8のあるフレームアドレスに対する画素データの書き込
みに先だって、現在、そのフレームアドレスに書き込ま
れている画素データを読み出す。続いて、ステップS5
07で、そのフレームアドレスに書き込むべき画素デー
タを書き込む。ステップS508で、フレームメモリ2
08のフレームアドレスから読み出した画素データと、
書き込んだ画素データの値を比較し、値が等しいか否か
を判定する。
【0126】読み出した画素データと書き込んだ画素デ
ータが等しい場合(ステップS508でYES)、ステ
ップS510に進む。一方、読み出した画素データと書
き込んだ画素データが異なる場合(ステップS508で
NO)、ステップS509に進む。この場合、あるフレ
ームメモリアドレスにおける画素データの書き換えが有
りと判断して、ステップS509で、書き換えフラグレ
ジスタ221中の該当するフラグを「1」(オン)に設
定する。尚、画素データの比較は、1Word単位で行
われるが、フラグはバンド単位で設定される。つまり、
フラグが「1」(オン)であることは、対応するバンド
中、または助走ライン中の少なくともどこか一箇所が書
き換えが有ったことを示す。
【0127】ステップS510で、誤差拡散処理の処理
対象のラインが最終ラインであるか否かを判定する。最
終ライン(ここでは、ライン番号31に対応するライ
ン)でない場合(ステップS510でNO)、ステップ
S511に進む。そして、ステップS511で、ライン
カウンタの内容を1インクリメントし、ステップS50
1に戻る。一方、最終ラインである場合(ステップS5
11でYES)、ステップS512に進む。そして、ス
テップS512で、誤差拡散バッファに格納されている
内容をクリアする。これにより、バンド内の各ラインに
対する誤差拡散処理で発生した誤差が、次のバンドに伝
搬することを防ぐことができる。
【0128】以上の処理が、各バンドに対する誤差拡散
処理及びフレームメモリ208に対する画素データの書
き込む処理である。
【0129】次に、実施形態3のフレームメモリ208
に書き込まれた画素データをFLCD110へ出力する
処理について、図20のフローチャートを用いて説明す
る。図20は本発明の実施形態3のフレームメモリに書
き込まれた画素データをFLCDへ出力する処理の処理
フローを示すフローチャートである。
【0130】尚、実施形態3では、書き換えフラグレジ
スタが保持するフラグ列に基づいて、フレームメモリ2
08に格納されている画素データのFLCD110への
出力をバンド単位で制御する。そして、書き換えフラグ
レジスタ221が保持するフラグが「1」の場合は、そ
のバンドに対応する画素データによる表示はノンインタ
ーレス表示で行う。一方、書き換えフラグレジスタ22
1が保持するフラグが「0」の場合は、そのフラグに対
応するバンドの画素データによる表示はインターレス表
示で行う。例えば、書き換えフラグレジスタ221が保
持するフラグ列が、図19に示すように、「0」、
「1」、「0」、「0」、…である場合には、バンド1
ではノンインターレス表示を行い、バンド0、バンド
2、バンド3ではインターレス表示を行う。また、ここ
では、インターレス表示のインターレス本数を4本とし
ている。
【0131】以下、フレームメモリ208に書き込まれ
た画素データをFLCD110へ出力する処理におい
て、あるバンド内の画素データをFLCD110へ出力
する場合について説明していく。
【0132】まず、ステップS601で、フレームメモ
リ制御回路207から、あるバンド内の画素データをF
LCD110へ出力する場合、そのバンドに対応する書
き換えフラグレジスタ221のフラグを読みだす。続い
て、ステップS602で、フラグが「1」(オン)であ
るか否かを判定する。フラグが「1」(オン)の場合
(ステップS602でYES)、ステップS603に進
む。そして、ステップS603で、そのバンドに対応す
る画素データによる表示をノンインターレス表示で行
う。図19の例では、バンド1のライン番号16からラ
イン番号31に対応する各ラインが連続して表示するノ
ンインタレース表示を行う。
【0133】一方、書き換えフラグレジスタ221のフ
ラグが「0」(オフ)の場合(ステップS602でN
O)、ステップS604に進む。そして、ステップS6
04で、そのバンドに対応する画素データによる表示を
インターレス表示で行う。図19の例では、バンド0の
ライン番号0、ライン番号4、ライン番号8、ライン番
号12に対応するラインを順次表示するインタレース表
示を行う。
【0134】以上説明したように、実施形態3によれ
ば、二値化中間調処理後の画素データを用いて、FLC
D110の書き換えの有無の検知を行う。この二値化中
間調処理後の画素データは、二値化中間調処理前に比べ
てデータ量が少ないので(実施形態3では、1/6のデ
ータ量となる)、以下の効果がある。
【0135】1.書き換えの有無を検知に必要とするフ
レームメモリ208の記憶容量が少なくて済む。また、
このフレームメモリ208は、FLCD110への出力
と画像供給源との非同期化を図るために元々必要とされ
るものである。この装置構成上必要とするフレームメモ
リ208の記憶容量を削減することは、コストの低減を
図ることができる。
【0136】2.書き換えの有無を検知する検知対象の
データ量が、上述したように比較的少ないので処理の高
速性が要求されない。その結果、比較的安価な回路構成
で、書き換えの有無を検知することができる。
【0137】尚、本発明は、複数の機器(例えば、ホス
トコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリン
タ等)から構成されるシステムに適用しても、一つの機
器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
等)に適用してもよい。
【0138】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0139】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
【0140】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0141】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能
が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0142】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0143】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図21のメモリマップ例に示す各モジュール
を記憶媒体に格納することになる。
【0144】すなわち、少なくとも「書込モジュー
ル」、「読出モジュール」、「比較モジュール」、「検
知モジュール」および「更新モジュール」の各モジュー
ルのプログラムコードを記憶媒体に格納すればよい。
【0145】尚、「書込モジュール」は、入力された画
像データを記憶媒体の対応するアドレスに書込を行う。
「読出モジュール」は、記憶媒体のアドレス単位で、画
像データの書込を行う前に、該記憶媒体に記憶されてい
る画像データの読出を行う。「比較モジュール」は、読
出を行う画像データと、書込を行う画像データを比較す
る。「検知モジュール」は、比較結果に基づいて、記憶
媒体に記憶される画像データの更新の有無を検知する。
「更新モジュール」は、検知結果に基づいて、表示部の
表示を更新する。
【0146】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コストを上げることなく、表示画面上の変更箇所を正確
に検出することができる表示制御装置及びその方法を提
供できる。
【0147】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の表示装置の主要部の構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態1の表示装置に入力される画
像データ信号のタイミングチャートである。
【図3】本発明の実施形態1の表示装置で処理される各
種信号のタイミングチャートである。
【図4】本発明の実形態1のフレームメモリのメモリマ
ップを示す図である。
【図5】本発明の実施形態1で実行される処理の処理フ
ローを示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施形態2の表示装置の主要部の構成
を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施形態2の表示装置に入力される画
像データ信号のタイミングチャートである。
【図8】本発明の実施形態2のフレームメモリのメモリ
マップ例を示す図である。
【図9】本発明の実施形態2の表示装置で処理される各
種信号のタイミングチャートである。
【図10】本発明の実施形態2の表示装置で処理される
EDOページモードリードモデファイライトサイクル中
の各種信号のタイミングチャートである。
【図11】EDOページモードリードモデファイライト
サイクルのタイミングチャートである。
【図12】EDOページモードリードサイクルのタイミ
ングチャートである。
【図13】本発明の実施形態2で実行される処理の処理
フローを示すフローチャートである。
【図14】本発明の実施形態3の情報処理システムの構
成を示すブロック図である。
【図15】本発明の実施形態3のFLCD−I/Fの詳
細な構成を示すブロック図である。
【図16】誤差拡散法の処理手順を説明するための図で
ある。
【図17】本発明の実施形態3の誤差拡散法の処理手順
を説明するための図である。
【図18】本発明の実施形態3の誤差拡散処理及び画素
データの書き込み処理の処理フローを示すフローチャー
トである。
【図19】本発明の実施形態3のフレームメモリからF
LCDへの画素データの出力手順を説明するための図で
ある。
【図20】本発明の実施形態3のフレームメモリに書き
込まれた画素データをFLCDへ出力する処理の処理フ
ローを示すフローチャートである。
【図21】本発明の実施形態を実現するプログラムコー
ドを格納した記憶媒体のメモリマップの構造を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 画像データ信号 2 デジタルR、G、B信号 3 Vsync信号 4 Hsync信号 5 VCLK信号 6 フレームメモリ 7 メモリ制御ブロック 8 アドレスカウンタ 9 ラッチ回路 10 比較器 11 フラグレジスタ 12 ラインカウンタ 13 デコーダ 14 ラッチ信号 15 論理積 16 CASアドレス発生器 17 RAS/CAS制御回路 18 FIFO 101 CPU/FPU 102 ROM 103 DMAC 104 割り込みコントローラ 105 リアルタイムクロック 106 ハードディスク装置及びインタフェース 107 フロッピーディスク装置及びインタフェース 108 システムバス 109 FLCD−I/F 110 FLCD 111 メインメモリ 112 キーボード及びコントローラ 113 シリアルインタフェース 114 通信モデム 115 マウス 116 イメージスキャナ 117 パラレルインタフェース 118 プリンタ 119 LAN 120 LANインタフェース

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データに基づく画像を表示部に表示
    する表示制御装置であって、 画像データを記憶する記憶手段と、 入力された画像データを前記記憶手段の対応するアドレ
    スに書込を行う書込手段と、 前記記憶手段のアドレス単位で、前記書込手段による画
    像データの書込を行う前に、該記憶手段に記憶されてい
    る画像データの読出を行う読出手段と、 前記読出手段で読出を行う画像データと、前記書込手段
    で書込を行う画像データを比較する比較手段と、 前記比較手段の比較結果に基づいて、前記記憶手段に記
    憶される画像データの更新の有無を検知する検知手段
    と、 前記検知手段の検知結果に基づいて、前記表示部の表示
    を更新する更新手段とを備えることを特徴とする表示制
    御装置。
  2. 【請求項2】 前記表示部は、Mライン×Nピクセル分
    の画素を表示する表示領域を有することを特徴とする請
    求項1に記載の表示制御装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段は、前記Mライン×Nピク
    セル分の画像データを記憶する記憶領域を有することを
    特徴とする請求項2に記載の表示制御装置。
  4. 【請求項4】 前記検知手段は、前記記憶手段の各ライ
    ンに対応する数分の前記比較手段の比較結果を保持する
    複数の保持手段を備え、 前記複数の保持手段の各保持手段は、前記記憶手段の対
    応するライン上における前記比較手段による比較結果が
    発生する毎に保持する比較結果を更新することを特徴と
    する請求項1に記載の表示制御装置。
  5. 【請求項5】 前記更新手段は、前記複数の保持手段の
    各保持手段が保持する比較結果に基づいて、前記表示部
    の表示をライン単位で更新することを特徴とする請求項
    4に記載の表示制御装置。
  6. 【請求項6】 前記更新手段は、前記複数の保持手段の
    いずれか一つを選択する選択手段を備え、 前記選択手段で選択された保持手段が保持する比較結果
    に基づいて、該保持手段に対応する前記表示部のライン
    の表示を更新することを特徴とする請求項5に記載の表
    示制御装置。
  7. 【請求項7】 前記書込手段は、前記入力された画像デ
    ータを2値化する2値化手段を備え、 前記2値化手段で2値化された画像データを前記記憶手
    段の対応するアドレスに書込を行うことを特徴とする請
    求項1に記載の表示制御装置。
  8. 【請求項8】 前記2値化手段は、前記表示部のライン
    の表示に対応する画像データの所定ライン数分の画像デ
    ータ毎に2値化することを特徴とする請求項7に記載の
    表示制御装置。
  9. 【請求項9】 前記2値化手段による2値化手法は、誤
    差拡散法であることを特徴とする請求項8に記載の表示
    制御装置。
  10. 【請求項10】 前記検知手段は、前記記憶手段を所定
    ライン数毎に分割した複数のバンドに対応する数分の前
    記比較手段の比較結果を保持する複数の保持手段を備
    え、 前記複数の保持手段の各保持手段は、前記記憶手段の対
    応するバンド内における前記比較手段による比較結果が
    発生する毎に保持する比較結果を更新することを特徴と
    する請求項8に記載の表示制御装置。
  11. 【請求項11】 前記更新手段は、前記複数の保持手段
    の各保持手段が保持する比較結果に基づいて、前記表示
    部の表示を前記バンド単位で更新することを特徴とする
    請求項10に記載の表示制御装置。
  12. 【請求項12】 前記更新手段は、前記複数の保持手段
    のいずれか一つを選択する選択手段を備え、 前記選択手段で選択された保持手段が保持する比較結果
    に基づいて、該保持手段に対応する前記表示部のバンド
    の表示を更新することを特徴とする請求項11に記載の
    表示制御装置。
  13. 【請求項13】 前記保持手段が保持する比較結果に基
    づいて、該保持手段に対応する前記記憶手段のバンド内
    で画像データの更新が有ると前記検知手段が検知した場
    合、前記更新手段は、該バンドに対応する表示をノンイ
    ンタレース表示で更新することを特徴とする請求項12
    に記載の表示制御装置。
  14. 【請求項14】 前記保持手段が保持する比較結果に基
    づいて、該保持手段に対応する前記記憶手段のバンド内
    で画像データの更新が無いと前記検知手段が検知した場
    合、前記更新手段は、該バンドに対応する表示をインタ
    レース表示で更新することを特徴とする請求項12に記
    載の表示制御装置。
  15. 【請求項15】 前記表示部は、強誘電性液晶セルを用
    いた表示器であることを特徴とする請求項1に記載の表
    示制御装置。
  16. 【請求項16】 画像データに基づく画像を表示部に表
    示する表示制御方法であって、 入力された画像データを記憶媒体の対応するアドレスに
    書込を行う書込工程と、 前記記憶媒体のアドレス単位で、前記書込工程による画
    像データの書込を行う前に、該記憶媒体に記憶されてい
    る画像データの読出を行う読出工程と、 前記読出工程で読出を行う画像データと、前記書込工程
    で書込を行う画像データを比較する比較工程と、 前記比較工程の比較結果に基づいて、前記記憶媒体に記
    憶される画像データの更新の有無を検知する検知工程
    と、 前記検知工程の検知結果に基づいて、前記表示部の表示
    を更新する更新工程とを備えることを特徴とする表示制
    御方法。
  17. 【請求項17】 前記表示部は、Mライン×Nピクセル
    分の画素を表示する表示領域を有することを特徴とする
    請求項16に記載の表示制御方法。
  18. 【請求項18】 前記記憶媒体は、前記Mライン×Nピ
    クセル分の画像データを記憶する記憶領域を有すること
    を特徴とする請求項17に記載の表示制御方法。
  19. 【請求項19】 前記検知工程は、前記記憶媒体の各ラ
    インに対応する数分のラッチに前記比較工程の比較結果
    を保持する保持工程を備え、 前記保持工程で前記ラッチに保持される比較結果は、前
    記記憶媒体の対応するライン上における前記比較工程に
    よる比較結果が発生する毎に更新されることを特徴とす
    る請求項17に記載の表示制御方法。
  20. 【請求項20】 前記更新工程は、前記保持工程で前記
    ラッチに保持される比較結果に基づいて、前記表示部の
    表示をライン単位で更新することを特徴とする請求項1
    9に記載の表示制御方法。
  21. 【請求項21】 前記書込工程は、前記入力された画像
    データを2値化する2値化工程を備え、 前記2値化工程で2値化された画像データを前記記憶媒
    体の対応するアドレスに書込を行うことを特徴とする請
    求項17に記載の表示制御方法。
  22. 【請求項22】 前記2値化工程は、前記表示部のライ
    ンの表示に対応する画像データの所定ライン数分の画像
    データ毎に2値化することを特徴とする請求項21に記
    載の表示制御方法。
  23. 【請求項23】 前記2値化工程による2値化手法は、
    誤差拡散法であることを特徴とする請求項22に記載の
    表示制御方法。
  24. 【請求項24】 前記検知工程は、前記記憶媒体を所定
    ライン数毎に分割した複数のバンドに対応する数分のラ
    ッチに前記比較工程の比較結果を保持する保持工程を備
    え、 前記保持工程でラッチに保持される比較結果は、前記記
    憶工程の対応するバンド内における前記比較工程による
    比較結果が発生する毎に更新されることを特徴とする請
    求項21に記載の表示制御方法。
  25. 【請求項25】 前記更新工程は、前記保持工程で前記
    ラッチに保持される比較結果に基づいて、前記表示部の
    表示を前記バンド単位で更新することを特徴とする請求
    項24に記載の表示制御方法。
  26. 【請求項26】 前記保持工程で前記ラッチに保持され
    る比較結果に基づいて、該ラッチに対応する前記記憶媒
    体のバンド内で画像データの更新が有ると前記検知工程
    が検知した場合、前記更新工程は、該バンドに対応する
    表示をノンインタレース表示で更新することを特徴とす
    る請求項25に記載の表示制御方法。
  27. 【請求項27】 前記保持工程で前記ラッチに保持され
    る比較結果に基づいて、該ラッチに対応する前記記憶媒
    体のバンド内で画像データの更新が無いと前記検知工程
    が検知した場合、前記更新工程は、該バンドに対応する
    表示をインタレース表示で更新することを特徴とする請
    求項25に記載の表示制御方法。
  28. 【請求項28】 前記表示部は、強誘電性液晶セルを用
    いた表示器であることを特徴とする請求項17に記載の
    表示制御方法。
  29. 【請求項29】 画像データに基づく画像を表示部に表
    示する表示制御のプログラムコードが格納されたコンピ
    ュータ可読メモリであって、 入力された画像データを記憶媒体の対応するアドレスに
    書込を行う書込工程のプログラムコードと、 前記記憶媒体のアドレス単位で、前記書込工程による画
    像データの書込を行う前に、該記憶媒体に記憶されてい
    る画像データの読出を行う読出工程のプログラムコード
    と、 前記読出工程で読出を行う画像データと、前記書込工程
    で書込を行う画像データを比較する比較工程のプログラ
    ムコードと、 前記比較工程の比較結果に基づいて、前記記憶媒体に記
    憶される画像データの更新の有無を検知する検知工程の
    プログラムコードと、 前記検知工程の検知結果に基づいて、前記表示部の表示
    を更新する更新工程のプログラムコードとを備えること
    を特徴とするコンピュータ可読メモリ。
JP10088972A 1997-04-04 1998-04-01 表示制御装置及びその方法 Withdrawn JPH10333122A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012008587A (ja) * 1999-10-04 2012-01-12 Thomas Swan & Co Ltd 強誘電体液晶slmを有する光スイッチ
JP2012220691A (ja) * 2011-04-07 2012-11-12 Seiko Epson Corp 電気光学装置の制御装置、電気光学装置および電子機器
JP2013195861A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Japan Display West Co Ltd 表示装置および電子機器

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