JPH11160244A - マクロ検査装置 - Google Patents

マクロ検査装置

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JPH11160244A
JPH11160244A JP32922697A JP32922697A JPH11160244A JP H11160244 A JPH11160244 A JP H11160244A JP 32922697 A JP32922697 A JP 32922697A JP 32922697 A JP32922697 A JP 32922697A JP H11160244 A JPH11160244 A JP H11160244A
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JP
Japan
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connecting portion
semiconductor wafer
wafer
macro inspection
shaft
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JP32922697A
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English (en)
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Hidefumi Ibaraki
秀文 茨木
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、精度の高いマクロ検査を観察者に負
担をかけることなく実現できるマクロ検査装置を提供す
る。 【解決手段】ベース21上に直立して設けた装置本体2
2に回転軸233を有する第1の連結部23を上下動可
能に設け、この第1の連結部23に、該第1の連結部2
3の回転軸233と直交する方向の回転軸243を有す
る第2の連結部24を回動可能に設け、さらに、この第
2の連結部24に、ウェハを吸着保持する吸着テーブル
27を有する第3の連結部25を回動可能に設けてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウェハの欠
陥検査などに用いられるマクロ検査装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体ウェハの欠陥検査に用いら
れるマクロ検査装置として、実開平5−64760号公
報に開示されるものが知られている。つまり、かかるマ
クロ検査装置は、図10に示すようにベース1上の支柱
2先端に傾斜回転軸3を支持し、この傾斜回転軸3に回
転ドラム4を回転可能に設け、この回転ドラム4に保持
手段支持軸5を設け、この支持軸5先端にアーム台6を
固定し、さらに、このアーム台6に半導体ウェハを挟持
する一対のアーム7を設けるとともに、アーム7を開閉
駆動する開閉軸8を設けている。このマクロ検査装置で
は、一対のアーム7により半導体ウェハを挟持した状態
から、回転ドラム4を回転せしめて、傾斜回転軸3を中
心に保持手段支持軸5を回動させることで、半導体ウェ
ハを円弧状の軌跡に沿って矢示a方向に昇降動作可能に
するとともに、保持手段支持軸5自身を回転させること
で、半導体ウェハ自身を矢示b方向に回転可能にしてい
る。これにより、回転ドラム4を回転させて、半導体ウ
ェハの高さ調整を行うとともに、保持手段支持軸5自身
を回転させて、半導体ウェハの表面と裏面を反転するこ
とにより、検査者の目視観察による半導体ウェハ表裏面
の傷、汚れ、さらにはごみの付着などのマクロ検査を可
能にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなマクロ検査
装置では、回転ドラム4の回転により、傾斜回転軸3を
中心に保持手段支持軸5を揺動させることから、半導体
ウェハ面は傾いた状態で高さ調整が行われ、この傾き状
態で、半導体ウェハ面のマクロ検査が行われる。
【0004】ところが、かかるマクロ検査の際に保持手
段支持軸5を回動させて半導体ウェハ面の高さを調整す
ると、半導体ウェハ面の傾き角度が変化してしまい、こ
れにともない半導体ウェハ面を照明する照明光の反射角
が大きく変化するため、照明効率が低下し観察環境が変
化してしまうばかりか、最適な観察位置も動いてしまう
ことから、これらの再調整を必要とするなど、作業がし
ずらくなるという問題がある。また、傾斜回転軸3を中
心に保持手段支持軸5を揺動させる構成のため、保持手
段支持軸5の回動支持部と反対側から目視観察する場合
には、半導体ウェハの傾き程度により、ウェハ面が見え
ない状態が発生し、検査不能に陥るという問題もある。
【0005】また、同公報中には、図11に示すように
直立して設けた軸9に沿って上述した保持手段支持軸5
を支持したガイド10を上下動可能に設けたものが開示
されている。
【0006】ところが、このような構成とすると、保持
手段支持軸5は、軸9に沿って上下動するのみで、半導
体ウェハの揺動ができないため、例えば、半導体ウェハ
面のマクロ観察の際に、揺動によりウェハ面を僅かに傾
けて小さな傷を発見するようなことができないことか
ら、きめの細かなマクロ検査が望めない。
【0007】そこで、従来、図12に示すように半導体
ウェハ11を真空ピンセット12で摘み、この真空ピン
セット12を観察者が手で持って、腕と手首の図示c、
d、eの動きにより半導体ウェハ11に対し上下動、反
転、揺動などを行いながらマクロ検査を行うことも考え
られているが、この方法は、多くの人手が必要になると
ともに、観察者の作業負担も大きいことから大量の半導
体ウェハ11の検査には向かない。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、精度の高いマクロ検査を観察者に負担をかけること
なく実現できるマクロ検査装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
第1の駆動軸を有する第1の連結手段と、この第1の連
結手段の第1の駆動軸に回動自在に設けられ、且つ前記
第1の駆動軸と直交する方向の第2の駆動軸を有する第
2の連結手段と、この第2の連結手段の第2の駆動軸に
回動自在に設けられる第3の連結手段と、この第3の連
結手段に設けられるウェハ保持手段とにより構成してい
る。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載にお
いて、さらに、前記第1の連結手段は、高さ方向に移動
可能に装置本体に設けるようにしている。この結果、請
求項1記載の発明によれば、直交する第1の駆動軸と第
2の駆動軸のそれぞれ独立した自由度の大きな動きに基
づいて、ウェハの揺動動作や表裏反転などの動作を加え
ながら種々の方向からの観察を可能にしたマクロ検査を
行うことができる。請求項2記載の発明によれば、さら
に、ウェハの観察位置の水平高さを調整することができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従い説明する。 (第1の実施の形態)図1は、本発明が適用されるマク
ロ検査装置の概略構成の外観図を示している。図におい
て、21はベースで、このベース21上に装置本体22
を直立して設けている。この装置本体22は、その上下
方向に沿ってガイド220を有し、このガイド220に
沿って第1の連結部23を上下動可能に設けている。
【0012】第1の連結部23は、第2の連結部24を
回動可能に設けている。この第2の連結部24は、第1
の連結部23側面で、この第1の連結部23の移動方向
と直交する方向に設けられ、第1の連結部23の後述す
る回転軸233により時計方向に40°、反時計方向に
90°の範囲で回動できるようになっている。
【0013】第2の連結部24は、第3の連結部25を
回動可能に設けている。この第3の連結部25は、第2
の連結部24側面で、第1の連結部23の回転軸233
方向と直交する方向の後述する回転軸243に設けら
れ、時計方向および反時計方向にそれぞれ170°の範
囲で回動できるようになっている。
【0014】そして、この第3の連結部25の先端部上
に吸着テーブル27を回転可能に設けている。この吸着
テーブル27は、半導体ウェハ26を吸着して保持する
もので、連結部25の後述する回転軸253により回転
するようになっている。
【0015】図2は、装置本体22の内部構成を示して
いる。この場合、装置本体22は、上下ベース221、
221の間にベアリング222、222を介して駆動ネ
ジ223を直立して設けるとともに、この駆動ネジ22
3と平行してリニアガイド224を設けている。駆動ネ
ジ223は、一方端部にプーリ225を設けていて、こ
のプーリ225をタイミングベルト226を介してベー
ス221上のモータ227の回転軸のプーリ228に接
続し、モータ227の駆動力により駆動ネジ223を回
転可能にしている。また、駆動ネジ223には、ネジナ
ット229を設けていて、駆動ネジ223の回転によ
り、ネジナット229を上下動可能にしている。そし
て、このネジナット229にアームフレーム230を固
定し、さらに、アームフレーム230に第1の連結部2
3を固定することにより、ネジナット229の上下動作
により、アームフレーム230をリニアガイド224に
沿ってガイドすることにより、第1の連結部23を上下
動可能にしている。
【0016】図3は、第1の連結部23の内部構成を示
している。この場合、第1の連結部23は、ベース23
1に回転軸支持部232を設け、この回転軸支持部23
2の回転軸233に第2の連結部24を取付けている。
また、回転軸233には、プーリ234を設けていて、
このプーリ234をタイミングベルト235を介してベ
ース231上のモータ236の回転軸のプーリ237に
接続し、モータ236の駆動力により回転軸233を回
動することにより、第2の連結部24を所定の範囲で回
動するようになっている。
【0017】図4は、第2の連結部24および第3の連
結部25の内部構成を示している。この場合、第2の連
結部24は、ベース241に回転軸支持部242を設
け、この回転軸支持部242に回転軸243を支持して
いる。この回転軸243は、第1の連結部23の回転軸
233と直交する方向に配置されるもので、連結部材2
431を介して第3の連結部25の後述するベース25
1を連結している。また、回転軸243には、プーリ2
44を設けていて、このプーリ244をタイミングベル
ト245を介してベース241上のモータ246の回転
軸のプーリ247に接続し、モータ246の駆動力によ
り回転軸243を回動することにより、ベース251と
ともに、第3の連結部25を所定の範囲で回動するよう
になっている。
【0018】また、第3の連結部25のベース251に
は、回転軸支持部252を設け、この回転軸支持部25
2の回転軸253に吸着テーブル27を設けている。回
転軸253には、プーリ254を設けていて、このプー
リ254をタイミングベルト255を介してベース25
1上のモータ256の回転軸のプーリ257に接続する
ことで、モータ256の駆動力により回転軸253を回
動することにより、吸着テーブル27を回転するように
なっている。
【0019】次に、このように構成した実施の形態の動
作を説明する。まず、オリフラおよび芯出し調整された
半導体ウェハ26が図示しないウェハ搬送手段により、
第3の連結部25の吸着テーブル27上に供給され吸着
保持される。
【0020】次に、図示しない操作部より半導体ウェハ
26の観察位置の高さ調整のための指示を与えると、装
置本体22のモータ227が駆動され、タイミングベル
ト226を介して駆動ネジ223が回転され、ネジナッ
ト229が上下動されるとともに、アームフレーム23
0がリニアガイド224に沿って移動されることによ
り、このアームフレーム230とともに移動される第1
の連結部23の高さ調整が行われる。この状態で、半導
体ウェハ26は、所望する高さで水平に保持され、観察
者による半導体ウェハ26表面の水平マクロ検査が行わ
れる。
【0021】また、操作部よりウェハ揺動動作の指示を
与える。すると、第1の連結部23のモータ236が駆
動され、タイミングベルト235を介して回転軸233
が回転されることにより、第2の連結部24が回動さ
れ、半導体ウェハ26は、所定角度の範囲で揺動動作さ
れる。この場合、第2の連結部24は、時計方向に45
°、反時計方向に90°の範囲で回動できるようになっ
ており、これにより、半導体ウェハ26の表面角度を下
方向に45°、上方向に90°の範囲で揺動させながら
の揺動マクロ検査が可能になる。この場合、第3の連結
部25を合わせて揺動動作させることにより、半導体ウ
ェハ26を旋回揺動させることも可能になる。
【0022】また、上記マクロ検査において、半導体ウ
ェハ26を回転させながら、検査を行いたい場合は、操
作部よりウェハ回転動作の指示を与える。すると、第3
の連結部25のモータ256が駆動され、タイミングベ
ルト255を介して回転軸253が回転されることによ
り、吸着テーブル27が回動され、半導体ウェハ26を
回転させながらのマクロ検査が可能になる。
【0023】次に、半導体ウェハ26裏面のマクロ検査
を行いたい場合、操作部よりウェハ裏面検査の指示を与
える。すると、第2の連結部24のモータ246が駆動
され、タイミングベルト245を介して回転軸243が
回転されることにより、第3の連結部25が回動され、
半導体ウェハ26は、反転動作される。この場合、第3
の連結部25は、時計方向および反時計方向にそれぞれ
170°の範囲で回動できるようになっており、これに
より、半導体ウェハ26は、その裏面を上方に向けた位
置まで回動され、ウェハ裏面の裏面マクロ検査が可能に
なる。この裏面マクロ検査の場合も、揺動動作または回
動動作の指示を与えることにより、上述と同様に半導体
ウェハ26を揺動または回動させながら裏面の検査が可
能になる。
【0024】従って、このようにすれば、装置本体22
により半導体ウェハ26の観察位置の水平高さ調整を行
った状態で、マクロ検査を行い、さらに、第1の連結部
23により第2の連結部24を回動させることによる半
導体ウェハ26の所定角度の範囲での揺動動作および第
3の連結部25により吸着テーブル27を回転させるこ
とによる半導体ウェハ26の回転、さらには、第2の連
結部24により第3の連結部25を回動させることによ
る半導体ウェハ26の表裏反転など、それぞれの独立し
た自由度の大きな動作を加えながら半導体ウェハ26に
対して種々の方向から観察したマクロ検査を行うことが
できるので、僅かな傷、汚れ、ごみの付着なども見過ご
すことのない精度の高いマクロ検査を実現することがで
きる。
【0025】また、検査者は、半導体ウェハ26に対し
て定位置に止まった状態で、半導体ウェハ26に対して
種々の方向から観察したマクロ検査を行うことができる
ので、観察者に対する作業負担を大幅に軽減できるとと
もに、効率のよいマクロ検査を実現することができる。 (第2の実施の形態)図5は、本発明の第2の実施の形
態の概略構成を示すもので、図4と同一部分には、同符
号を付している。この場合、第2の連結部24の連結部
材2431、回転軸243、回転軸支持部242の中心
軸を貫通して第3の連結部25まで延出される吸着テー
ブル駆動軸291を回転自在に設けている。そして、こ
の吸着テーブル駆動軸291の第2の連結部24側端部
にプーリ292を設け、このプーリ292をタイミング
ベルト293を介してモータ294の回転軸のプーリ2
95に接続することで、モータ294の駆動力により回
転軸291を回転させるようにしている。また、吸着テ
ーブル駆動軸291の第3の連結部25側端部をバベル
ギアやユニバーサルジョイントなどの伝達機構296を
介して、ベース251上の回転軸支持部252に支持さ
れた吸着テーブル27に接続している。
【0026】このようにすれば、半導体ウェハ26に近
接する第3の連結部25に熱源となるモータ294を配
置しなくなるので、半導体ウェハ26に悪影響を与える
クリーンルームのダウンフローを乱す原因を除去でき、
半導体ウェハ26を安定した状態でマクロ検査すること
ができる。また、第2の連結部24と第3の連結部25
との間の電気的配線を無くし、真空流路のみにできるの
で、第3の連結部25の回転を無限回転可能にもでき
る。 (第3の実施の形態)図6は、本発明の第3の実施の形
態の概略構成を示すもので、図1と同一部分には、同符
号を付している。この場合、装置本体22のガイド22
0に沿って上下動可能に設けられた第1の連結部23正
面に、第2の連結部24を回動可能に設け、この第2の
連結部24側面で、この第2の連結部24の第1の連結
部23への取付け方向と直交する方向に第3の連結部2
5を回動可能に設け、さらに、この第3の連結部25上
に半導体ウェハ26を吸着保持する吸着テーブル27を
回転可能に設けるようにしている。なお、旋回、揺動動
作を行うようにする場合には、半導体ウェハ26が第2
の連結部24に当接しないように第3の連結部25を延
出させればよい。
【0027】このようにしても、第1の連結部23に対
する第2の連結部24の取付け方向が異なるだけで、第
1の実施の形態と同様な動作が得られ、同様な効果が期
待できる。 (第4の実施の形態)図7は、本発明の第4の実施の形
態の概略構成を示すもので、図1と同一部分には、同符
号を付している。この場合、半導体ウェハ26を吸着保
持する吸着テーブル27を有する第3の連結部25に代
えて、半導体ウェハ26の周縁部に沿って延出するウェ
ハ保持腕301と、このウェハ保持腕301に沿って形
成される複数の吸着口302からなるウェハ吸着保持機
構30を第2の連結部24に回動可能に設けている。
【0028】このようにすれば、半導体ウェハ26は、
その周縁部をウェハ吸着保持機構30のウェハ保持腕3
01により吸着保持されるようになるので、第2の連結
部24によりウェハ吸着保持機構30を回動させること
により、半導体ウェハ26の表面は勿論、裏面全体もマ
クロ観察できるようになる。 (第5の実施の形態)図8は、本発明の第5の実施の形
態の概略構成を示すもので、図1と同一部分には、同符
号を付している。この場合、第2の連結部24に設けら
れる第3の連結部25は、半導体ウェハ26を吸着保持
する吸着テーブル27に代えて、第3の連結部25の先
端部を偏平に形成し、この偏平部に複数の吸着口31を
設け、これら吸着口31により直接半導体ウェハ26を
直接吸着できるようにしている。また、このような第3
の連結部25を有する装置32は、1軸ロボットアクュ
エータ33上に設けている。この1軸ロボットアクュエ
ータ33は、装置32全体を直線方向に往復移動するも
のである。また、1軸ロボットアクュエータ33による
装置32の一方の移動方向にウェハカセット34を配置
している。このウェハカセット34は、マクロ検査を行
う半導体ウェハ26を多数枚積層方向に収容するもの
で、図示しないエレベータ機構により所定距離ずつ上下
方向に移動可能にしている。
【0029】このような構成において、まず、1軸ロボ
ットアクュエータ33により装置32全体をウェハカセ
ット34側に移動させ、第3の連結部25の偏平な先端
部をウェハカセット34内の半導体ウェハ26間に挿入
し、吸着口31により上方の半導体ウェハ26を吸着保
持し、この状態から1軸ロボットアクュエータ33によ
り装置32をウェハカセット34から所定距離離れた検
査ステーションまで搬送してマクロ検査を行う。そし
て、このような動作はウェハカセット34を図示しない
エレベータ機構により所定距離ずつ移動させながら繰り
返すことにより、従来のウェハ搬送機構を用いることな
く、ウェハカセット34での半導体ウェハ26の受け渡
しと、マクロ検査を行うことにより、ウェハ搬送機構に
よる動作時間を省略できるだけ、半導体ウェハ26のマ
クロ検査のタクトタイムの短縮を図ることができ、ま
た、ウェハ搬送機構の動きにより半導体ウェハ26の受
け渡し時に発生していたダストによるウェハ汚染も最小
限に抑えることができる。また、顕微鏡などのミクロ検
査ステーションが近接して設けられている場合、ウェハ
カセット34とミクロ検査ステーションとの間にロボッ
トアクチュエータ33を配置するとともに、装置本体2
2または第1の連結部23を回動させて方向転換させ、
半導体ウェハをミクロ検査ステーションに受け渡しでき
るようにすることも可能である。 (第6の実施の形態)図9は、本発明の第6の実施の形
態の要部の概略構成を示すものである。この場合、第3
の連結部25上の吸着テーブル27の近傍に、半導体ウ
ェハ26のオリフラ261を検出するオリフラ検出部3
5を設けている。
【0030】このようにすれば、吸着テーブル27に吸
着保持された半導体ウェハ26のオリフラ261をオリ
フラ検出部35で検出することにより、常に半導体ウェ
ハ26を一定方向に保った状態でマクロ検査を行うこと
ができるので、検査の信頼性を高めることができるとと
もに、観察者が、オリフラ261の一定方向を揃えるな
どの操作も不要となり、観察者の負担を低減することが
できる。また、オリフラ整列が可能になるので、別途オ
リフラ整列機構を必要としなくなり、装置構成を簡略化
できるとともに、次のシークシーケンスへの搬送時のタ
クトタイムを短縮でき、効率のよい検査作業を実現でき
る。
【0031】なお、上述では、半導体ウェハ26のオリ
フラ261を検出する例を述べたが、半導体ウェハ26
のノッチを検出するノッチ検出部を設けるようにして
も、同様な効果が期待できる。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、直
交する第1の駆動軸と第2の駆動軸のそれぞれ独立した
自由度の大きな動きに基づいて、ウェハの揺動動作や表
裏反転などの動作を加えながら種々の方向からの観察を
可能にしたマクロ検査を行うことができるので、僅かな
傷、汚れ、ごみの付着なども見過ごすことのない精度の
高いマクロ検査を実現することができる。また、検査者
は、ウェハに対して定位置に止まった状態で、種々の方
向から観察したマクロ検査を行うことができるので、観
察者に対する作業負担を大幅に軽減でき、効率のよいマ
クロ検査を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の概略構成を示す外
観図。
【図2】第1の実施の形態の装置本体の内部構成を示す
図。
【図3】第1の実施の形態の第1の連結部の内部構成を
示す図。
【図4】第1の実施の形態の第2の連結部および第3の
連結部の内部構成を示す図。
【図5】本発明の第2の実施の形態の第2の連結部およ
び第3の連結部の内部構成を示す図。
【図6】本発明の第3の実施の形態の概略構成を示す外
観図。
【図7】本発明の第4の実施の形態の概略構成を示す外
観図。
【図8】本発明の第5の実施の形態の概略構成を示す外
観図。
【図9】本発明の第6の実施の形態の要部の概略構成を
示す図。
【図10】従来のマクロ検査装置の一例の概略構成を示
す図。
【図11】従来のマクロ検査装置の他の例の概略構成を
示す図。
【図12】従来のマクロ検査の方法を説明するための
図。
【符号の説明】 21…ベース、 22…装置本体、 220…ガイド、 221…上下ベース、 222…ベアリング、 223…駆動ネジ、 224…リニアガイド、 225…プーリ、 226…タイミングベルト、 227…モータ、 228…プーリ、 229…ネジナット、 23…第1の連結部、 230…アームフレーム、 231…ベース、 232…回転軸支持部、 233…回転軸、 234…プーリ、 235…タイミングベルト、 236…モータ、 237…プーリ、 24…第2の連結部、 241…ベース、 242…回転軸支持部、 243…回転軸、 244…プーリ、 245…タイミングベルト、 246…モータ、 247…プーリ、 25…第3の連結部、 251…ベース、 252…回転軸支持部、 253…回転軸、 254…プーリ、 255…タイミングベルト、 256…モータ、 257…プーリ、 26…半導体ウェハ、 27…吸着テーブル、 291…吸着テーブル駆動軸、 292…プーリ、 293…タイミングベルト、 294…モータ、 295…プーリ、 30…ウェハ吸着保持機構、 301…ウェハ保持腕、 302…吸着口、 31…吸着口、 32…装置、 33…1軸ロボットアクュエータ、 34…ウェハカセット。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の駆動軸を有する第1の連結手段
    と、 この第1の連結手段の第1の駆動軸に回動自在に設けら
    れ、且つ前記第1の駆動軸と直交する方向の第2の駆動
    軸を有する第2の連結手段と、 この第2の連結手段の第2の駆動軸に回動自在に設けら
    れる第3の連結手段と、 この第3の連結手段に設けられるウェハ保持手段とを具
    備したことを特徴とするマクロ検査装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記第1の連結手段は、高さ方
    向に移動可能に装置本体に設けられることを特徴とする
    請求項1記載のマクロ検査装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004524709A (ja) * 2001-04-28 2004-08-12 ライカ マイクロシステムス イェーナ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウェーハ用保持装置
JP2010237048A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Advanced Mask Inspection Technology Kk パターン検査装置およびパターン検査方法

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