JPH11159188A - 転がり案内及び転がり案内を用いた免震用転がり支承 - Google Patents

転がり案内及び転がり案内を用いた免震用転がり支承

Info

Publication number
JPH11159188A
JPH11159188A JP9344421A JP34442197A JPH11159188A JP H11159188 A JPH11159188 A JP H11159188A JP 9344421 A JP9344421 A JP 9344421A JP 34442197 A JP34442197 A JP 34442197A JP H11159188 A JPH11159188 A JP H11159188A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide
guide rail
rolling
sliding contact
frictional
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9344421A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3818471B2 (ja
Inventor
Keiji Masuda
圭司 増田
Takashi Miyama
剛史 三山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujita Corp filed Critical Fujita Corp
Priority to JP34442197A priority Critical patent/JP3818471B2/ja
Publication of JPH11159188A publication Critical patent/JPH11159188A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3818471B2 publication Critical patent/JP3818471B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成が簡明で減衰機能を備えその減衰特性を
容易に様々に設定することのできる免震用転がり支承を
構成するのに適した、転がり案内を提供する。 【解決手段】 転がり案内10は、細長いガイドレール
12と、鋼球または鋼製ころから成る転動体を介してこ
のガイドレール12上をこのガイドレール12の長手方
向に走行するガイド14とを備えている。ガイドレール
12の両側面に摩擦摺接面18を設け、ガイド14には
摩擦摺接機構20を設ける。摩擦摺接機構20の摩擦パ
ッド30をガイドレール12の両側面の摩擦摺接面18
に摺接させることで、それらの間に、ガイドレール12
上のガイド14の運動に対する摩擦抵抗力を発生させる
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、転がり案内及び転
がり案内を用いた免震用転がり支承に関する。
【0002】
【従来の技術】免震建物、免震床、免震台等の免震構造
を構成するために用いる免震装置の機能としては、1)
建物、床、台等の水平方向の変位を許容しつつ鉛直荷重
を支える、2)その水平方向の変位に対して復元力を与
える、3)その水平方向の運動に対して減衰力を与え
る、という3つの機能が必要とされる。積層ゴムは、上
記1)と2)の機能を有するように構成することも、ま
た、上記1)〜3)の全ての機能を有するように構成す
ることもでき、しかもその構成が非常に簡明であるが、
ただし積層ゴムが適合する用途は、例えば中高層のコン
クリート造建物や大規模橋梁等のように、かなり大きな
重量を有する構造物の免震構造に殆ど限られてしまう。
支える重量が比較的軽量である場合には、上記1)の機
能を担う転がり支承ないし滑り支承と、上記2)の機能
を担うスプリング機構と、上記3)の機能を担うダンパ
機構とを組み合わせて免震装置を構成するのが一般的で
ある。また、積層ゴムは引き抜き力に対する抵抗力が弱
いため、大きな引き抜き力が加わるような用途には適し
ておらず、そのような場合にも、引き抜き力に耐えられ
る構造の支承に、スプリング機構及びダンパ機構を組み
合わせて構成した免震装置が一般的に用いられる。ま
た、そのような免震装置を介して上部構造と下部構造と
を連結した免震構造において、その下部構造から上部構
造へ伝達される振動力を特に小さく抑えたいという場合
には、摩擦がより小さいという理由で、滑り支承より転
がり支承の方が好んで用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記1)〜3)の3つ
の機能を、支承と、スプリング機構と、ダンパ機構とに
個別に担当させるようにした免震装置には、その免震特
性を精密に設定し易いという利点があるが、一方では、
部品点数が多くなり免震装置が複雑化しがちであるとい
う不利な点がある。この点を改善するために、支承その
ものに減衰機能を付与することが考えられるが、ただし
その場合には、減衰機能を付与するために必要な付加構
造が複雑でないこと、そして、その減衰機能を所望の減
衰特性に設定できるものであることが望まれる。これら
の要求を満足する減衰機能を備えた免震用転がり支承
は、簡明な構成で高性能の免震装置を構成する上で大い
に役立つものと期待されるが、従来はそのような免震用
転がり支承はなかった。本発明は上記事情に鑑みてなさ
れたものであり、本発明の第1の目的は、構成が簡明で
減衰機能を備えその減衰特性を容易に様々に設定するこ
とのできる免震用転がり支承を構成するのに適した、転
がり案内を提供することにある。本発明の第2の目的
は、構成が簡明で減衰機能を備えその減衰特性を容易に
様々に設定することのできる免震用転がり支承を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るため、本発明にかかる転がり案内は、細長いガイドレ
ールと、鋼球または鋼製ころから成る転動体を介して前
記ガイドレール上を該ガイドレールの長手方向に走行す
るガイドとを備えた転がり案内において、前記ガイドレ
ールに該ガイドレールの長手方向に延在する摩擦摺接面
を設け、前記ガイドに摩擦摺接部を有する摩擦摺接機構
を設け、前記ガイドに設けた前記摩擦摺接機構の前記摩
擦摺接部を前記ガイドレールに設けた前記摩擦摺接面に
摺接させることで、それら摩擦摺接部と摩擦摺接面との
間に前記ガイドレール上の前記ガイドの運動に対する摩
擦抵抗力を発生させるようにしたことを特徴とする。ま
た、本発明は、前記摩擦摺接機構が、前記摩擦抵抗力の
大きさを調節する摩擦抵抗力調節機構を備えていること
を特徴とする。また、本発明は、前記摩擦抵抗力の大き
さが前記ガイドレールの長手方向における前記ガイドの
位置に応じて変化するようにしたことを特徴とする。ま
た、本発明は、前記摩擦摺接機構の前記摩擦摺接部が弾
性部材を介して前記摩擦摺接面へ押圧されており、前記
摩擦摺接面の前記摩擦摺接部に対して接近及び離隔する
方向の高さが前記ガイドレールの長手方向位置に応じて
変化するように前記摩擦摺接面を形成することで、前記
摩擦抵抗力の大きさが前記ガイドレールの長手方向にお
ける前記ガイドの位置に応じて変化するようにしたこと
を特徴とする。また、本発明は、前記摩擦摺接面の表面
粗度を前記ガイドレールの長手方向位置に応じて変化さ
せることで、前記摩擦抵抗力の大きさが前記ガイドレー
ルの長手方向における前記ガイドの位置に応じて変化す
るようにしたことを特徴とする。また、本発明は、前記
摩擦摺接面が前記ガイドレールの両側面に形成されてお
り、前記摩擦摺接機構の前記摩擦摺接部が一対の摩擦パ
ッドで構成されており、前記摩擦摺接機構が前記一対の
摩擦パッドを前記ガイドレールの両側面の前記摩擦摺接
面へ押圧する押圧機構を含んでいることを特徴とする。
また、本発明は、前記摩擦摺接機構が、前記一対の摩擦
パッドと前記摩擦摺接面との間に発生する摩擦抵抗力の
大きさを調節する摩擦抵抗力調節機構を備えており、該
摩擦抵抗調節機構が前記一対の摩擦パッドを前記摩擦摺
接面へ押圧する押圧力を調節する押圧力調節機構から成
ることを特徴とする。また、本発明は、前記一対の摩擦
パッドと前記摩擦摺接面との間に発生する前記摩擦抵抗
力の大きさが前記ガイドレールの長手方向における前記
ガイドの位置に応じて変化するようにしたことを特徴と
する。また、本発明は、前記一対の摩擦パッドが弾性部
材を介して前記ガイドレールの両側面の前記摩擦摺接面
へ押圧されており、前記摩擦摺接面の側方張り出し量が
前記ガイドレールの長手方向位置に応じて変化するよう
に前記摩擦摺接面を形成することで、前記摩擦抵抗力の
大きさが前記ガイドレールの長手方向における前記ガイ
ドの位置に応じて変化するようにしたことを特徴とす
る。また、本発明は、前記ガイドレールの両側面の前記
摩擦摺接面の表面粗度を前記ガイドレールの長手方向位
置に応じて変化させることで、前記摩擦抵抗力の大きさ
が前記ガイドレールの長手方向における前記ガイドの位
置に応じて変化するようにしたことを特徴とする。ま
た、本発明は、前記ガイドの位置が前記ガイドレールの
長手方向の中央に近付くほど前記摩擦抵抗力が大きくな
るようにしたことを特徴とする。また、本発明は、前記
ガイドの位置が前記ガイドレールの端部に近付くほど前
記摩擦抵抗力が大きくなるようにしたことを特徴とす
る。また、前記第2の目的を達成するため、本発明にか
かる免震用転がり支承は、前記転がり案内を使用した免
震用転がり支承において、水平に配設した1本の前記ガ
イドレールまたは同一水平面上に互いに平行に配設した
複数本の前記ガイドレールと、そのように配設したガイ
ドレール上を走行する1個または複数個の前記ガイドと
で転がり案内機構を構成し、2組の前記転がり案内機構
をそれら転がり案内機構のガイドレールが互いに交差す
る方向に延在するようにして上下に二段に重ね合わせて
構成したことを特徴とする。
【0005】本発明によれば、ガイドレールに設けた摩
擦摺接面とガイドに設けた摩擦摺接機構の摩擦摺接部と
の間に発生する摩擦抵抗力を利用して、転がり案内ない
し免震用転がり支承に減衰機能を付与している。そのた
め、簡明な構成で減衰機能を備えた転がり案内ないし免
震用転がり支承が得られ、しかもその減衰特性を容易に
様々に設定することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照して説明して行く。図1は本発明の第
1の実施の形態にかかる転がり案内の側面図、図2は図
1の転がり案内の正面図である。図1及び図2におい
て、転がり案内10は、細長いガイドレール12と、鋼
球(ボール)または鋼製ころ(ローラ)から成る転動体
を介してこのガイドレール12上をこのガイドレール1
2の長手方向に走行するガイド14とを備えたものであ
る。このような構成の転がり案内は、リニアガイドない
しリニアベアリングという名称で様々なものが市販され
ている。また、ボールを使用したものはボールガイド、
ローラを使用したものはローラガイドとも呼ばれ、ガイ
ドレール上を走行するガイドはベアリングと呼ばれるこ
ともある。本発明は、市販のリニアベアリングのうちの
適当なものに改造を加えて実施することも可能であり、
リニアベアリングとしての本来の機能を得るために必要
な構造は一般的なものでよく、従ってそれについては簡
単に説明するにとどめる。
【0007】ガイドレール12は、図2に示すように、
その断面形状が略々矩形であり、互いに平行な両側面を
有する。また、各側面の上下方向中央よりやや上方に、
このガイドレール12の長手方向に延在する断面円弧形
のボール係合溝16が形成されている。ガイド14は、
一対のボール循環保持機構を備えており、それらボール
循環保持機構は、このガイド14の内部の、ガイドレー
ル12の両側に位置する箇所に組み込まれている。各々
のボール循環保持機構は、複数個の鋼球(例えば20個
程度)を循環可能に保持しており、常にそれらのうちの
所定個数の鋼球(例えば9個程度)がガイドレール12
のボール係合溝16と係合した状態にあるようにしてお
り、それら鋼球が転動しつつボール循環保持機構の中を
循環することによって、ガイド14がガイドレール12
上を滑らかに、非常に小さな抵抗力しか作用しない状態
で走行できるようにしてある。また、鋼球がボール係合
溝16と係合することで、ガイド14とガイドレール1
2とはしっかりと係合しており、それによって、ガイド
レール12の長手方向に作用する荷重以外の全ての荷重
が支えられるようになっている。
【0008】ガイドレール12の表面に、このガイドレ
ール12の長手方向に延在する摩擦摺接面18を設ける
ようにしており、図示例では、ガイドレール12の両側
面のボール係合溝16より下方の平面部分をもって、摩
擦摺接面18としている。一方、ガイド14に、摩擦摺
接機構20を設けるようにしており、図示例では、この
摩擦摺接機構20をボルト22でガイド14に固定して
いる。摩擦摺接機構20は、ガイド14と略々同じ幅の
支持ブロック24と、この支持ブロック24をガイド1
4に連結する一対のステー26と、支持ブロック24か
ら下方へ延出するパッド支持アーム28と、それらパッ
ド支持アーム28の下端に取り付けられた一対の摩擦パ
ッド30と、摩擦抵抗力調節機構32とで構成されてい
る。一対の摩擦パッド30はガイド14に連結されてい
てガイド14と一体に運動する。これについて更に詳し
く説明すると、支持ブロック24は、一対のステー26
を介してガイド14に連結されており、更にこの支持ブ
ロック24に、一対のパッド支持アーム28の上端が固
定されている。ステー26、支持ブロック24、及びパ
ッド支持アーム28は、ボルト34で一体に連結されて
おり、こうして組み立てられた摩擦摺接機構20の全体
が、既述の如くボルト22でガイド14に固定されてい
る。
【0009】パッド支持アーム28は、例えばばね鋼の
薄板等を用いて、上下方向及びガイドレール12の長手
方向には剛性を有し、ガイドレール12の幅方向には弾
性を有するように形成する。摩擦摺接機構20の摩擦摺
接部である一対の摩擦パッド30は、ガイドレール12
の両側面の摩擦摺接面18の夫々に摺接する位置に取り
付けられている。そして、摩擦パッド30を摩擦摺接面
18に摺接させることで、それらの間にガイドレール1
2上のガイド14の運動に対する摩擦抵抗力を発生させ
るようにしている。以上の説明から明らかなように、摩
擦パッド30は、パッド支持アーム28の弾性力によっ
て摩擦摺接面18へ押圧されている。
【0010】前述の摩擦抵抗力調節機構32は、一対の
パッド支持アーム28の夫々に形成した孔に挿通したね
じ棒36と、このねじ棒36の両端に螺合して夫々のパ
ッド支持アーム28の外側面に係合する各一対のナット
(即ち、ダブルナット)38とで構成されており、ダブ
ルナット38のねじ棒36上での螺合位置を任意に変更
することで、ダブルナット38と係合した位置における
一対のパッド支持アーム28の間隔を調節できるように
している。即ち、この間隔を狭めれば、摩擦パッド30
が摩擦摺接面18を押圧する押圧力が増大して両者間に
発生する摩擦抵抗力が増大し、この間隔を広げれば発生
する摩擦抵抗力が減少する。従って、一対の摩擦パッド
30をガイドレール12の両側面の摩擦摺接面18へ押
圧する押圧力を調節することで、両者間に発生する摩擦
抵抗力を調節するようにしており、この方式によれば簡
明な構成で容易に摩擦抵抗力を調節することができる。
【0011】摩擦パッド30の材質を適切に選択すれ
ば、市販のリニアベアリングのガイドレールの表面をそ
のまま摩擦摺接面18として使用することも可能であ
る。ただし、より大きな摩擦抵抗力が望まれる場合に
は、そのガイドレールの表面の摩擦摺接面18とすべき
領域に、テープ状に形成した適当な摩擦材料を貼着した
り、塗料状の摩擦材料を被着するようにしてもよい。更
に、ガイドレール12の表面のうちの摩擦摺接面18と
すべき領域に粗面加工を施して摩擦係数を増大させるの
も有力な方法である。
【0012】転がり案内10は、その粗面加工により、
ガイドレール12の両側面の摩擦摺接面18の表面粗度
をガイドレール12の長手方向位置に応じて変化させる
ことで、一対の摩擦パッド30とそれら摩擦摺接面18
との間に発生する摩擦抵抗力の大きさがガイドレール1
2の長手方向におけるガイド14の位置に応じて変化す
るようにしている。そして、図示例では、ガイド14の
位置がガイドレール12の長手方向の中央に近付くほど
摩擦抵抗力が大きくなるようにしている。ただし、ガイ
ド14の位置がガイドレール12の端部に近付くほど摩
擦抵抗力が大きくなるようにする場合もあり、摩擦抵抗
力をどのように変化させるかは、いかなる減衰特性が望
まれるかに応じて様々に設定することができる。
【0013】例えば、ガイド14の位置がガイドレール
12の長手方向の中央に近付くほど摩擦抵抗力が大きく
なり、従って減衰力が大きくなるように設定した転がり
案内を用いて製作した免震装置は、ガイド14の位置が
ガイドレール12の中央付近にとどまる小振動に対して
は大きな減衰力を発生するのに対して、ガイド14がガ
イドレール12の端部付近まで移動するような大振動に
対してはそれより小さな減衰力を発生するような減衰特
性を持つことになる。また、ガイド14の位置がガイド
レールの端部に近付くほど摩擦抵抗力が大きくなるよう
に設定した転がり案内を用いて製作した免震装置は、そ
れとは逆の減衰特性を持つことになる。更に、摩擦抵抗
力の変化のさせ方は以上のものに限られず、免震装置に
よって免震化すべき構造物の振動特性に応じた好適な減
衰特性が得られるように、様々に変化させることができ
る。
【0014】次に、本発明の第2の実施の形態にかかる
転がり案内について説明する。図3は本発明の第2の実
施の形態にかかる転がり案内の平面図、図4は図3の転
がり案内の正面図である。第2の実施の形態にかかる転
がり案内10’と、上に説明した第1の実施の形態にか
かる転がり案内10との相違点は、ガイドレールの長手
方向におけるガイドの位置に応じて摩擦抵抗力を変化さ
せる方式だけであり、従って以下の説明ではその方式に
関する部分だけを詳述することとし、同一部分には同一
参照番号を付して説明を省略することにする。
【0015】図3及び図4に示すように、転がり案内1
0’は、細長いガイドレール12’と、鋼球または鋼製
ころから成る転動体を介してこのガイドレール12’上
をこのガイドレール12’の長手方向に走行するガイド
14とを備えている。ガイドレール12’の両側面に、
摩擦摺接面18’を設けてあり、図4において実線で描
いたガイドレール12’の輪郭線は、このガイドレール
12’の端部における断面形状を表し、想像線で描いた
輪郭線は、このガイドレール12’の長手方向の中央に
おける断面形状を表している。図からも明らかなよう
に、摩擦摺接面18’は、それら摩擦摺接面18’の、
各摩擦パッド30に対して接近及び離隔する方向の高さ
が、ガイドレール12’の長手方向位置に応じて変化す
るように形成してあり、これによって、一対の摩擦パッ
ド30とそれら摩擦摺接面18’との間に発生する摩擦
抵抗力の大きさがガイドレール12’の長手方向におけ
るガイド14の位置に応じて変化するようにしている。
更に詳しくは、既述の如く、一対の摩擦パッド30は弾
性部材であるパッド支持アーム28を介して夫々の摩擦
摺接面18’へ押圧されており、それら摩擦摺接面1
8’の側方張り出し量がガイドレール12’の長手方向
位置に応じて変化するように、それら摩擦摺接面18’
を形成してある。そして、摩擦摺接面18’の側方張り
出し量が大きいところでは、図4に想像線で示したよう
に、パッド支持アーム28が大きく外側へ撓むため、摩
擦パッド30を摩擦摺接面18’へ押圧する押圧力が大
きくなり、従って発生する摩擦抵抗力が大きくなる。そ
して、摩擦摺接面18’の側方張り出し量が小さいとこ
ろでは摩擦抵抗力が小さくなる。
【0016】このような形状のガイドレール12’を安
価に製作する方法としては、例えば、両側面が平行なガ
イドレールを用いた市販のリニアベアリングを用意し、
そのガイドレールの摩擦摺接面18’に対応する領域
に、発泡プラスチック等で形成した側方張り出し部の形
状の部材を接着し、更に、その部材の表面にテープ状に
形成した適当な摩擦材料を貼着するという方法がある。
図示例では、ガイドレール12’の長手方向の中央に近
付くほど、摩擦摺接面18’側方張り出し量を大きくし
ており、それによって、先に説明した転がり案内10と
同様に、ガイド14の位置がガイドレール12’の長手
方向の中央に近付くほど摩擦抵抗力が大きくなるように
している。ただし、ガイド14の位置がガイドレール1
2’の端部に近付くほど摩擦抵抗力が大きくなるように
することもでき、また、更にその他の変化の仕方で摩擦
抵抗力が変化するようにすることもできる。いずれの場
合にも、摩擦摺接面18’の形状を適宜に定めるだけ
で、ガイドレール12’の長手方向における摩擦抵抗力
の変化の仕方を所望のものとすることができ、それによ
って減衰特性を様々に設定することができる。例えば、
ガイドレール12’の両端付近において摩擦摺接面1
8’の側方張り出し量が急に大きくなるようにすれば、
ガイド14がガイドレール12’の端部に接近したとき
に摩擦抵抗力を急増させることができる。
【0017】次に図5の斜視図を参照して、本発明の実
施の形態にかかる免震用転がり支承について説明する。
以上に説明した本発明にかかる転がり案内10、10’
は、それを使用して免震用転がり支承を構成するのに特
に適したものであり、その場合には、上で説明したガイ
ドレールとガイドとを次のように組み合わせればよい。
即ち、先ず、水平に配設した1本のガイドレールまたは
同一水平面上に互いに平行に配設した複数本のガイドレ
ールと、そのように配設したガイドレール上を走行する
1個または複数個のガイドとで転がり案内機構を構成す
る。そして、そのように構成した2組の転がり案内機構
を、それら転がり案内機構のガイドレールが互いに交差
する方向に延在するようにして上下に二段に重ね合わせ
て免震用転がり支承を構成する。
【0018】更に詳細に説明すると、図5に示したよう
に、免震用転がり支承50は、図1のガイドレール12
と同じ構成の4本のガイドレール12A、12B、12
C、12Dと、図1のガイド14と同じ構成の8台のガ
イド14A1、14A2、14B1、14B2、14C
1、14C2、14D1、14D2とを使用して構成し
たものであり、各ガイドレールに2台ずつのガイドが搭
載されている。そして、2本のガイドレール14A、1
4Bを、例えば基礎スラブの表面等の同一水平面上に互
いに平行に配設し(これらを下段ガイドレールとい
う)、それら下段ガイドレール12A、12B上を走行
するように4台のガイド14A1、14A2、14B
1、14B2を装着することで、第1案内機構を構成す
る。更に、第1案内機構の4台のガイド14A1、14
A2、14B1、14B2の各々に上下を逆にしたガイ
ド14C1、14D1、14C2、14D2を夫々固定
し、それら4台のガイド14C1、14D1、14C
2、14D2を2本のガイドレール12C、12D(こ
れらを上段ガイドレールという)に装着することで、第
2案内機構を構成する。。この構成によれば、上段ガイ
ドレール12C、12Dは、下段ガイドレール12A、
12Bと同様に同一水平面上に互いに平行に配設される
ことになり、また、上段ガイドレール12C、12Dと
下段ガイドレール12A、12Bとは互いに交差する方
向に(図示例では直交する方向に)延在し、第1案内機
構と第2案内機構とが上下に二段に重ね合わされた構造
となる。こうして構成された免震用転がり支承50が、
簡明な構成で減衰機能を備え、しかもその減衰特性を様
々に調節し得るものであることは、上述した転がり案内
10、10’の説明から明らかである。
【0019】図5の転がり支承50を使用して様々な構
成の転がり免震装置を製作することができるが、その一
例を簡単に説明すると、例えば次のとおりである。先
ず、下段ガイドレール12A、12Bを建物の基礎に固
定し、上段ガイドレール12C、12Dに床スラブを固
定する。そして、その床スラブを中立位置へ付勢するた
めの適当なばね定数を有する複数のスプリングを、その
床スラブと基礎との間に架設するだけで、免震床を支持
するための免震装置を構成することができる。これによ
って、簡明な構成で減衰機能を備え、しかもその減衰特
性を様々に調節することのできる転がり免震装置が得ら
れる。
【0020】尚、図3及び図4に示した第2の実施の形
態にかかる転がり案内10’を使用した場合でも、第1
の実施の形態にかかる転がり案内10を使用した上述の
免震用転がり支承50ないし転がり免震装置と同様の免
震用転がり支承ないし転がり免震装置を構成し得ること
はいうまでもない。また、転がり案内に装備する摩擦摺
接機構ないし摩擦抵抗力調節機構の構造や、ガイドレー
ルの長手方向位置に応じて摩擦抵抗力を変化させる方式
は、以上に説明した形態のものに限られず、様々な形態
とすることができ、そのようにした転がり案内も本発明
に含まれる。また、そのようにした転がり案内を用いて
免震用転がり支承や転がり免震装置を構成することで、
以上に説明したものと同じ作用効果を奏する転がり支承
や転がり免震装置が得られる。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にかかる転がり案内は、細長いガイドレールと、鋼球ま
たは鋼製ころから成る転動体を介して前記ガイドレール
上を該ガイドレールの長手方向に走行するガイドとを備
えた転がり案内において、前記ガイドレールに該ガイド
レールの長手方向に延在する摩擦摺接面を設け、前記ガ
イドに摩擦摺接部を有する摩擦摺接機構を設け、前記ガ
イドに設けた前記摩擦摺接機構の前記摩擦摺接部を前記
ガイドレールに設けた前記摩擦摺接面に摺接させること
で、それら摩擦摺接部と摩擦摺接面との間に前記ガイド
レール上の前記ガイドの運動に対する摩擦抵抗力を発生
させるように構成した。そのため、本発明にかかる転が
り案内を使用することによって、構成が簡明で減衰機能
を備えその減衰特性を容易に様々に設定することのでき
る免震用転がり支承を構成することができる。また、本
発明にかかる免震用転がり支承は、以上のように構成し
た転がり案内を使用した免震用転がり支承において、水
平に配設した1本の前記ガイドレールまたは同一水平面
上に互いに平行に配設した複数本の前記ガイドレール
と、そのように配設したガイドレール上を走行する1個
または複数個の前記ガイドとで転がり案内機構を構成
し、2組の前記転がり案内機構をそれら転がり案内機構
のガイドレールが互いに交差する方向に延在するように
して上下に二段に重ね合わせて構成した。そのため、構
成が簡明で減衰機能を備えその減衰特性を容易に様々に
設定することのできる免震用転がり支承が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる転がり案内
の側面図である。
【図2】図1の転がり案内の正面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態にかかる転がり案内
の平面図である。
【図4】図3の転がり案内の正面図である。
【図5】本発明の実施の形態にかかる免震用転がり支承
の斜視図である。
【符号の説明】 10、10’ 転がり案内 12、12’ ガイドレール 14 ガイド 18、18’ 摩擦摺接面 20 摩擦摺接機構 28 弾性部材(パッド支持アーム) 30 摩擦摺接部(摩擦パッド) 32 摩擦抵抗力調節機構 50 免震用転がり支承

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細長いガイドレールと、鋼球または鋼製
    ころから成る転動体を介して前記ガイドレール上を該ガ
    イドレールの長手方向に走行するガイドとを備えた転が
    り案内において、 前記ガイドレールに該ガイドレールの長手方向に延在す
    る摩擦摺接面を設け、 前記ガイドに摩擦摺接部を有する摩擦摺接機構を設け、 前記ガイドに設けた前記摩擦摺接機構の前記摩擦摺接部
    を前記ガイドレールに設けた前記摩擦摺接面に摺接させ
    ることで、それら摩擦摺接部と摩擦摺接面との間に前記
    ガイドレール上の前記ガイドの運動に対する摩擦抵抗力
    を発生させるようにした、 ことを特徴とする転がり案内。
  2. 【請求項2】 前記摩擦摺接機構は、前記摩擦抵抗力の
    大きさを調節する摩擦抵抗力調節機構を備えている請求
    項1記載の転がり案内。
  3. 【請求項3】 前記摩擦抵抗力の大きさが前記ガイドレ
    ールの長手方向における前記ガイドの位置に応じて変化
    するようにした請求項1または2記載の転がり案内。
  4. 【請求項4】 前記摩擦摺接機構の前記摩擦摺接部は弾
    性部材を介して前記摩擦摺接面へ押圧されており、前記
    摩擦摺接面の前記摩擦摺接部に対して接近及び離隔する
    方向の高さが前記ガイドレールの長手方向位置に応じて
    変化するように前記摩擦摺接面を形成することで、前記
    摩擦抵抗力の大きさが前記ガイドレールの長手方向にお
    ける前記ガイドの位置に応じて変化するようにした請求
    項3記載の転がり案内。
  5. 【請求項5】 前記摩擦摺接面の表面粗度を前記ガイド
    レールの長手方向位置に応じて変化させることで、前記
    摩擦抵抗力の大きさが前記ガイドレールの長手方向にお
    ける前記ガイドの位置に応じて変化するようにした請求
    項3記載の転がり案内。
  6. 【請求項6】 前記摩擦摺接面は前記ガイドレールの両
    側面に形成されており、前記摩擦摺接機構の前記摩擦摺
    接部は一対の摩擦パッドで構成されており、前記摩擦摺
    接機構は前記一対の摩擦パッドを前記ガイドレールの両
    側面の前記摩擦摺接面へ押圧する押圧機構を含んでいる
    請求項1記載の転がり案内。
  7. 【請求項7】 前記摩擦摺接機構は、前記一対の摩擦パ
    ッドと前記摩擦摺接面との間に発生する摩擦抵抗力の大
    きさを調節する摩擦抵抗力調節機構を備えており、該摩
    擦抵抗調節機構は前記一対の摩擦パッドを前記摩擦摺接
    面へ押圧する押圧力を調節する押圧力調節機構から成る
    請求項6記載の転がり案内。
  8. 【請求項8】 前記一対の摩擦パッドと前記摩擦摺接面
    との間に発生する前記摩擦抵抗力の大きさが前記ガイド
    レールの長手方向における前記ガイドの位置に応じて変
    化するようにした請求項6または7記載の転がり案内。
  9. 【請求項9】 前記一対の摩擦パッドは弾性部材を介し
    て前記ガイドレールの両側面の前記摩擦摺接面へ押圧さ
    れており、前記摩擦摺接面の側方張り出し量が前記ガイ
    ドレールの長手方向位置に応じて変化するように前記摩
    擦摺接面を形成することで、前記摩擦抵抗力の大きさが
    前記ガイドレールの長手方向における前記ガイドの位置
    に応じて変化するようにした請求項8記載の転がり案
    内。
  10. 【請求項10】 前記ガイドレールの両側面の前記摩擦
    摺接面の表面粗度を前記ガイドレールの長手方向位置に
    応じて変化させることで、前記摩擦抵抗力の大きさが前
    記ガイドレールの長手方向における前記ガイドの位置に
    応じて変化するようにした請求項8記載の転がり案内。
  11. 【請求項11】 前記ガイドの位置が前記ガイドレール
    の長手方向の中央に近付くほど前記摩擦抵抗力が大きく
    なるようにした請求項3、4、5、8、9、または10
    記載の転がり案内。
  12. 【請求項12】 前記ガイドの位置が前記ガイドレール
    の端部に近付くほど前記摩擦抵抗力が大きくなるように
    した請求項3、4、5、8、9、または10記載の転が
    り案内。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至12の何れか1項記載の
    転がり案内を使用した免震用転がり支承において、 水平に配設した1本の前記ガイドレールまたは同一水平
    面上に互いに平行に配設した複数本の前記ガイドレール
    と、そのように配設したガイドレール上を走行する1個
    または複数個の前記ガイドとで転がり案内機構を構成
    し、2組の前記転がり案内機構をそれら転がり案内機構
    のガイドレールが互いに交差する方向に延在するように
    して上下に二段に重ね合わせて構成したことを特徴とす
    る免震用転がり支承。
JP34442197A 1997-11-27 1997-11-27 転がり案内及び転がり案内を用いた免震用転がり支承 Expired - Fee Related JP3818471B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34442197A JP3818471B2 (ja) 1997-11-27 1997-11-27 転がり案内及び転がり案内を用いた免震用転がり支承

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34442197A JP3818471B2 (ja) 1997-11-27 1997-11-27 転がり案内及び転がり案内を用いた免震用転がり支承

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11159188A true JPH11159188A (ja) 1999-06-15
JP3818471B2 JP3818471B2 (ja) 2006-09-06

Family

ID=18369133

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34442197A Expired - Fee Related JP3818471B2 (ja) 1997-11-27 1997-11-27 転がり案内及び転がり案内を用いた免震用転がり支承

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3818471B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009162379A (ja) * 2007-12-14 2009-07-23 Kitagawa Ind Co Ltd 免震装置および免震システム
JP2013224854A (ja) * 2012-04-20 2013-10-31 Toshiba Corp 燃料交換機
CN107288398A (zh) * 2017-05-25 2017-10-24 广州容柏生建筑结构设计事务所 一种隔震支座抗拉装置
JP2018091447A (ja) * 2016-12-06 2018-06-14 株式会社免制震ディバイス 直動転がり支承
JP2018146008A (ja) * 2017-03-03 2018-09-20 Thk株式会社 転がり案内装置の減衰部材及びこれを利用した免震装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS586010U (ja) * 1981-07-06 1983-01-14 日本精工株式会社 摺動台装置
JPS58124843A (ja) * 1982-01-20 1983-07-25 Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd 免震装置
JPS61192941A (ja) * 1985-02-20 1986-08-27 Toshiba Corp 構造物の免震装置
JPH108765A (ja) * 1996-06-25 1998-01-13 Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd 構造物の免震支承装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS586010U (ja) * 1981-07-06 1983-01-14 日本精工株式会社 摺動台装置
JPS58124843A (ja) * 1982-01-20 1983-07-25 Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd 免震装置
JPS61192941A (ja) * 1985-02-20 1986-08-27 Toshiba Corp 構造物の免震装置
JPH108765A (ja) * 1996-06-25 1998-01-13 Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd 構造物の免震支承装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009162379A (ja) * 2007-12-14 2009-07-23 Kitagawa Ind Co Ltd 免震装置および免震システム
JP2013224854A (ja) * 2012-04-20 2013-10-31 Toshiba Corp 燃料交換機
JP2018091447A (ja) * 2016-12-06 2018-06-14 株式会社免制震ディバイス 直動転がり支承
JP2021107742A (ja) * 2016-12-06 2021-07-29 株式会社免制震ディバイス 直動転がり支承
JP2018146008A (ja) * 2017-03-03 2018-09-20 Thk株式会社 転がり案内装置の減衰部材及びこれを利用した免震装置
KR20190119134A (ko) * 2017-03-03 2019-10-21 티에치케이 가부시끼가이샤 구름 안내 장치의 감쇠 부재 및 이것을 이용한 면진 장치
TWI682886B (zh) * 2017-03-03 2020-01-21 日商蒂業技凱股份有限公司 滾動導引裝置的衰減構件及利用該構件的隔震裝置
US10920849B2 (en) 2017-03-03 2021-02-16 Thk Co., Ltd. Damping member for rolling guide device and seismic isolation structure utilizing same
EP3591257B1 (en) * 2017-03-03 2021-04-07 THK Co., Ltd. Damping member for rolling guide device, and seismic isolation structure utilizing same
CN107288398A (zh) * 2017-05-25 2017-10-24 广州容柏生建筑结构设计事务所 一种隔震支座抗拉装置
CN107288398B (zh) * 2017-05-25 2023-08-08 广州容柏生建筑结构设计事务所(普通合伙) 一种隔震支座抗拉装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3818471B2 (ja) 2006-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11159188A (ja) 転がり案内及び転がり案内を用いた免震用転がり支承
JP2586794Y2 (ja) 構造物用免震支持装置
JPH11190390A (ja) 免震装置
JPH10169710A (ja) 構造物用免震装置
JPH11200661A (ja) 連結構造物の制振方法
JPH04107339A (ja) 防振装置
JP2003176641A (ja) 建築物制振装置
JP2000055123A (ja) 免震装置
JP7129780B2 (ja) 床免震システム
JPH11230254A (ja) 免震装置
JPH11293954A (ja) 住宅用免震装置
JP4102211B2 (ja) 免震装置
JPH04113046A (ja) 防振装置
JP3390316B2 (ja) 減衰機構及びこれを用いた免震構造
JP3131271B2 (ja) 防振支承
JPH11173376A (ja) 免震台
JP3131830B2 (ja) 免震装置
JP2552406B2 (ja) 大規模構造物における上下方向の制震床装置
JP2019070432A (ja) 滑り免震機構
JP3045018U (ja) 免震装置
JP3528126B2 (ja) 免震装置
JP3941251B2 (ja) 免震装置および免震構造物
JP2990532B2 (ja) 軽量建造物用免震装置
JP2907310B2 (ja) 免振装置
JPH10317658A (ja) 免震床

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041014

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060105

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060119

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060309

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060608

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060608

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090623

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100623

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110623

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees