JPH11159164A - ユニットルーム - Google Patents

ユニットルーム

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JPH11159164A
JPH11159164A JP34570397A JP34570397A JPH11159164A JP H11159164 A JPH11159164 A JP H11159164A JP 34570397 A JP34570397 A JP 34570397A JP 34570397 A JP34570397 A JP 34570397A JP H11159164 A JPH11159164 A JP H11159164A
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JP
Japan
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ceiling
edge
panel
wall
wall panel
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Application number
JP34570397A
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English (en)
Inventor
Shigeru Sayama
茂 佐山
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Naka Corp
Original Assignee
Naka Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 付加的な補強部材を必要としないパネル構造
によりパネルの製造コストを低減できると共に、剛接合
を得られるパネル接合構造によって比較的大きな開口部
を作成することが可能なユニットルームを提供するこ
と。 【解決手段】 ユニットルームの壁パネル2には、角状
出隅をなす頂部突縁14が形成され、天井パネル1に
は、天井面部4の両側縁には天井補強縁8,8が形成さ
れると共に、天井補強縁が天井面部を長さ方向に超えて
延長する天井補強縁延長部9が形成され、また天井補強
縁延長部には、下方に開き且つ該壁パネルの頂部突縁に
符合する断面形状の角状切欠10が形成され、壁パネル
の頂部突縁が天井パネルの角状切欠内で回転不可に密嵌
合されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋内に設置されて
建築設備ユニット、特にトイレユニット等を収容する自
立式のユニットルームに関する。
【0002】
【従来の技術】建築設備ユニットを収容する典型的な自
立式ユニットルームは、天井パネルや壁パネル等の構成
材を使用して組立てられるが、例えば特許第25491
32号公報や、特開平9−217506号公報に見られ
るように、それらの天井パネルや壁パネルはそのパネル
内部に補強のための表面材とは異種材料の周囲枠、補強
桟等を有する形で組立てられており、これらパネルを製
造する場合には、各種材料を使用すると共に各種工程を
経なければならず、その製造コストを低減させることは
困難であった。またかかるパネルを使用するユニットル
ームは、いわゆる軸組壁工法に類似した組立方法が採用
され、壁パネルの省略できる個所が極めて限定されるた
めに、大きい開口部を得ることが困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来品の欠点を排除し、付加的な補強部材
を必要としないパネル構造によりパネルの製造コストを
低減できると共に、剛接合を得られるパネル接合構造に
よって比較的大きな開口部を作成することが可能なユニ
ットルームを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明に係るユニットルームは、少なくとも壁パネ
ルおよび天井パネルを構成材とし、該壁パネルには、断
面形状においてその頂端側に複数角よりなる角状出隅を
なす頂部突縁が形成され、該天井パネルには、長方形を
なす天井面部の両側端において側端からの起立縁と、該
起立縁頂端から内方に向う水平縁と、該水平縁内端から
の垂下縁とによって天井補強縁が形成されると共に、該
天井補強縁が該天井面部を長さ方向に超えて延長する天
井補強縁延長部が形成され、また該天井補強縁延長部の
該起立縁および該垂下縁には、下方に開き且つ該壁パネ
ルの該頂部突縁に符合する断面形状の角状切欠が形成さ
れ、該壁パネルの該頂部突縁が該天井パネルの該角状切
欠内で回転不可に密嵌合されることを主な特徴とする。
【0005】そして、前記壁パネルと前記天井パネルの
密嵌合を固定するために、前記壁パネルの前記頂部突縁
と、前記天井パネルの突設された前記天井補強縁延長部
の前記水平縁とはボルト等の締付具で接合されることを
特徴とする。
【0006】さらに、前記壁パネルには、長方形をなす
壁面部の幅方向両側端から裏側にコ字状に折曲げられた
壁コ字状縁が形成され、且つ少なくとも前記頂部突縁の
一部は、一体的な折曲げ加工によって形成され、該頂部
突縁と該壁コ字状縁とは実質的に一体的な止着がなされ
ていることを特徴とする。
【0007】また、前記天井補強縁部延長部の前記角状
切欠と前記壁パネルの前記頂部突縁との密嵌合時に嵌合
状態が離脱しないようにすると共に、連設される前記天
井パネルや前記壁パネルにおいて所定の目地間隔を確保
するために、前記壁パネルには、前記頂部突縁を含む頂
部において該壁パネルの長方形をなす壁面部の幅方向両
側端をそれぞれ超えて短く突出する頂部側方突起部が形
成されることを特徴とする。
【0008】さらに、前記壁パネルと前記天井パネルと
は幅方向同位置に設置され、ユニットルーム全体は該壁
パネルと該天井パネルとの組合わせを連設させて組立て
られることを特徴とし、そのような場合に、隣接する前
記壁パネルと前記天井パネルとの組合わせを連設するた
めに頂部レールが各該壁パネル上部間に架設されている
ことも特徴とする。
【0009】また、前記天井パネルにおける前記天井面
部長さ方向両外端には、同構造の前記天井補強縁延長部
が延長されており、該天井パネルの両端において該天井
補強縁延長部が対向する前記壁パネルの該頂部突縁に固
定されていることを特徴とする。
【0010】さらに、前記天井パネルにおける前記天井
面部の長さ方向の一方の天井補強縁延長部には、前記壁
パネルの前記壁面部に平行して設置される横架材に対す
る取付部が形成され、該横架材にそれぞれ該一方の天井
補強縁延長部が取付けられた一対の該天井パネルにおけ
る他方の該天井補強縁延長部が対向する前記壁パネルの
該頂部突縁に固定されることを特徴とし、その場合に、
隣接する前記壁パネルと前記天井パネルとの組合わせを
連設し、且つ前記横架材を交差状に懸吊する懸吊材を支
持するために頂部レールが各該壁パネル上部間に架設さ
れていることも特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について添付
図面を参照して説明する。本発明に係るユニットルーム
は、建造物に主としてトイレユニット等の建築設備ユニ
ットを設置する際に、該建築設備ユニットを収容して該
建造物の屋内に独立して組立てられるルームであり、図
1に示されるように、天井パネル1と壁パネル2を主な
構成材とする。そして設置される建造物上においてユニ
ットルームの外周に沿って敷設された基礎部材3上に、
接合された天井パネル1と壁パネル2との単位パネル組
立体を連接するか、または基礎部材3上に壁パネル2を
立設し、壁パネル2の頂部に天井パネル1を接合固定す
る組立工程を繰返してユニットルームを完成するもので
ある。
【0012】本発明の主な特徴は、天井パネル1や壁パ
ネル2自体の構造の簡素化と、天井パネル1と壁パネル
2の接合部を剛接合化したことにあるが、最初に天井パ
ネル1の構造から説明する。図2乃至図4に示されるよ
うに天井パネル1は1枚の金属板から製造され、長方形
をなす天井面部4の短辺方向両側端即ち幅方向両側端お
いて起立縁5,5が立設され、該起立縁5,5の両頂端
からそれぞれ内方に向けて水平縁6,6が連設され、水
平縁6,6の内端から垂下縁7,7が連設されることに
よって天井補強縁8が形成されている。この天井補強縁
8は天井面部4を長さ方向に超えて延長され天井補強縁
延長部9を形成している。そして天井補強縁延長部9の
起立縁5および垂下縁7には下方に開く長方形断面の角
状切欠10が形成されており、後述する剛接合の接合手
段の一部とされる。天井補強縁延長部9は天井パネル1
の長さ方向両端側共対称状に同構造とされる場合もある
が、後述するように、天井補強縁延長部9に取付けられ
る部材によって異なる構造を有する場合もある。
【0013】天井パネル1の天井面部4の端縁には天井
L字状縁11が形成されている。図で明らかなように、
天井面部4を囲む天井補強縁8,8と天井L字状縁1
1,11以外に補強要素を有しない。しかしながら天井
パネル1は比較的に短幅の部材であって、前記補強要素
のみで通常の天井パネルとしての剛性と耐力を具備する
のみならず、特に天井補強縁8の一体的形成によって、
後述するラーメン構造の構成部材として充分な耐軸方向
力、耐せん断力、耐曲げモーメントの性能を具備する。
したがって、この種のパネルにおいて通常他材料によっ
て製作される補強要素をパネル内に組込む必要がない。
また単一板を切断屈曲するのみで剛接用の接合部や補強
縁を得ることができるのでパネル製造上の工程も簡素化
できる。それゆえ本発明にかかる天井パネル1は、その
製造コストを引下げることが可能であり、さらに軽量化
されるので組立て現場等での運搬にも好都合である。
【0014】壁パネル2は、長方形をなす壁面部12の
幅方向両側端から裏側にコ字状に折曲げられた壁コ字状
縁13が形成され、当該個所の全幅は天井パネル1の全
幅と等しい。壁面部12の頂端には天井パネル1の長方
形断面の角状切欠10と符合する長方形断面形状の角状
出隅を有する頂部突縁14が形成されると共に、頂部突
縁14の裏面側には頂部溝条15を形成するように頂部
立上縁16が折返し形成されている。そして頂部突縁1
4は実質的に壁コ字状縁13に接合され、壁コ字状縁1
3を両側に備える壁面部12との間に相対的変位が生じ
ないようにされている。頂部突縁14から頂部立上縁1
6迄は、1枚板の加工によっても形成することが可能で
あるが、加工を容易にするために折曲げ加工を施した複
数枚の金属板を接合させて製造することもできる。その
ような場合でも、頂部突縁14の少なくとも一部は壁パ
ネル2の壁面部12を含む板によって形成されると共
に、壁コ字状縁13と頂部突縁14とは実質的に接合さ
れている。
【0015】壁パネル2の下端には壁L字状縁18が形
成されると共にその幅方向両端には基礎部材3に接合す
る基礎接合具19,19が取付けられている。なお図示
の例では、天井パネル1の角状切欠10も壁パネル2の
角状出隅をなす頂部突縁14も共に長方形断面とされて
いるが、両者は相対的に回動することが不可能な複数角
を包含し且つ符合する断面形状であればよく、その条件
のもとで各種の断面形状を採用することが可能である。
図3および図4で明らかなように、壁パネル2には、頂
部突縁14を含む頂部において壁面部12の幅方向両端
を超えて短く頂部側方突起部17が突出している。頂部
側方突起部17は、後述するように天井補強縁延長部9
の角状切欠10と壁パネル2の頂部突縁14との密嵌合
時に嵌合位置のずれによる離脱を防止すると共に、連設
される天井パネル1や壁パネル2において所定の目地間
隔を確保するために役立つ。
【0016】壁パネル2も天井パネル1同様に壁面部1
2を囲む周縁以外に補強要素を有しない。壁パネル2も
天井パネル1と同様に比較的に短幅の部材であるから、
前記周縁部の補強要素のみで、通常の壁パネルとして壁
面押圧力等に対する剛性と耐力を具備するのみならず、
特に壁コ字状縁13の一体的形成および壁コ字状縁13
と頂部突縁14との実質的接合によって、後述するラー
メン構造の構成部材として充分な耐軸方向力、耐せん断
力、耐曲げモーメントの性能を具備する。したがってこ
の種のパネルにおいて通常他材料によって製作される補
強要素をパネル内に組込む必要がなく、製造上の工程が
簡素化できる。それゆえ壁パネル2は、その製造コスト
を引下げることが可能であり、さらに軽量化されるので
組立て現場等での運搬にも好都合である。
【0017】前述のように本発明の特徴として、天井パ
ネル1と壁パネル2の接合部の剛接合化が挙げられる。
本発明は建造物の屋内に組立てられるユニットルームで
あるから、本格的なラーメン構造物である必要はない
が、天井パネル1と壁パネル2とが剛接合されていれ
ば、ユニットルームに広い開口部を確保する必要性が生
じた場合等には極めて有効である。天井パネル1と壁パ
ネル2との剛接合は壁パネル2の頂部突縁14を天井パ
ネル1の角状切欠10に密嵌合させることによって行わ
れる。その際に壁パネル2の幅方向両端における頂部側
方突起部17,17先端の間隔は、天井パネル1の幅方
向両端における天井補強縁延長部9,9の全幅よりも広
くされているので、角状切欠10が頂部突縁14から離
脱することはない。そして、図に示されるように、角状
切欠10上部の天井パネル1における天井補強縁延長部
9の水平縁6と頂部突縁14とはボルト等の締付具20
によって締付固定される。前述のように角状切欠10と
頂部突縁14とは相対的に回動することが不可能な複数
角を包含し且つ符合する断面形状を有するので、簡単な
作業によって、天井パネル1と壁パネル2との剛接合は
完成される。この剛接合の作業は、基礎部材3上に壁パ
ネル2を立設した後に天井パネル1を接合する場合に
も、全体の組立前に予め天井パネル1と壁パネル2とを
接合する場合にも適用することができる。
【0018】図6および図7に示されるように、ユニッ
トルームは天井パネル1および壁パネル2の複数枚を連
設して組立てられる。建造物の床版に平行に敷設された
基礎部材上3に、天井パネル1と壁パネル2とを剛接合
した単位パネル組立体を次々に組上げる。図6では、天
井パネル1の長さ方向両端における天井補強縁延長部が
同構造をなし、その両端に対向する壁パネル2,2が剛
接されている単位パネル組立体を使用する不静定の門形
ラーメン構造を形成するようにしたユニットルームの例
が示され、また図7には、天井パネル1の長さ方向一方
の天井補強縁延長部は壁パネル2の壁面に平行して設置
される横架材21と支点を形成するように接合され、長
さ方向他方の天井補強縁延長部が壁パネル2に剛接され
た一対の単位パネル組立体を使用して連接し、静定ラー
メン構造を形成するようにしたユニットルームの例が示
されている。隣接する壁パネル2の頂部側方突起部17
の先端相互を当接させれば壁パネル2相互の所定の目地
間隙が確保され、壁パネル2に接合された天井パネル1
相互も所定の目地間隙が確保される。
【0019】また連設される壁パネル2の各頂部は、図
1乃至図3に示されるように、壁パネル2の頂部溝条1
5内に収容される溝形断面材よりなる頂部レール22に
固定されて連設状態を保持するようにされ、壁パネル2
にはそれぞれ天井パネル1が接合されているので、連接
される天井パネル1も連接状態が保持される。図5に
は、図7に示されるような天井パネル1の長さ方向一端
縁が横架材21に支持される構造が示される。図示のよ
うに天井野縁の断面に類似する横架材21の側面に天井
パネル取付具23が係止され、天井パネル取付具23の
側方に突出した舌片24に天井パネル1の一方の天井補
強縁延長部9がネジ止されることによって天井パネル1
は横架材21に支持される。また横架材21は、図2に
示されるように、対向する壁パネル2上の頂部レール2
2,22間に横架材21と交差して所定間隔毎に掛渡さ
れる懸吊材25に懸吊されており、したがって横架材2
1に加えられる天井パネル1等の荷重は、横架材21か
ら懸吊材25を経て壁パネル2に伝達される。
【0020】
【発明の効果】本発明は、次のような効果を奏する。 A.天井パネルは、別材料を使用した別体の補強手段を
使用することなく周囲に屈曲縁を設けるのみで、通常の
天井パネルとしての剛性と耐力を具備し、さらに天井補
強縁の一体的形成によって、ラーメン構造の構成部材と
して充分な耐軸方向力、耐せん断力、耐曲げモーメント
の性能を具備する。また単一板を切断屈曲することのみ
で剛接用の接合部や補強縁を得ることができるので、安
価な製品を得ることができる。 B.柱や梁を使用しないが、剛性を有する天井パネルと
壁パネルとは剛接合されるから、組立てられるユニット
ルームはラーメン構造となり、大きい開口部を設けるこ
とができる。 C.壁パネルも、周縁部の補強要素のみで、通常の壁パ
ネルとして壁面に加力される圧力等に対する剛性と耐力
を具備し、さらに壁コ字状縁の一体的形成および壁コ字
状縁と頂部突縁との実質的接合によって、ラーメン構造
の構成部材として充分な耐軸方向力、耐せん断力、耐曲
げモーメントの性能を具備する。別材料を使用した別体
の補強手段を使用することなく、またパネルの加工も容
易であるから、安価な製品を得ることができる。 D.天井も壁も、比較的に小寸法の天井パネルや壁パネ
ルを使用して組立てるので、部材の運搬等に便利であ
る。
【0021】E.天井パネルと壁パネルとの剛接合作業
において、壁パネルの幅方向両端における頂部側方突起
部先端の間隔は、天井パネルの幅方向両端における天井
補強縁延長部の全幅よりも広くされているので、角状切
欠が頂部突縁から離脱することがなく、剛接合作業は容
易に行うことができる。 F.隣接する壁パネルの頂部側方突起部先端を相互に当
接させることによって隣接する壁パネル間や天井パネル
間に所定の目地間隙を確保することができる。 G.天井パネルと壁パネルとが幅方向同位置に配置され
ると、天井パネルと壁パネルとを接合した単位パネル組
立体を簡単に構成することが可能であり、また単位パネ
ル組立体を連接する場合にも好都合である。 H.頂部レールを架設することによって隣接する壁パネ
ルが連結され、隣接する壁パネル相互も隣接する天井パ
ネル相互も確実にその設置位置を保持させることができ
る。 I.天井パネルの両辺を対向する双方の壁パネルに剛接
した単位パネル組立体を使用してユニットルームを不静
定門形ラーメン構造とすることができると共に、天井パ
ネルの1辺を横架材に支点として対称状に連結した一対
の単位パネル組立体を使用してユニットルームを静定ラ
ーメン構造とすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ユニットルームの主要部を示す一部分解斜視図
である。
【図2】ユニットルームの縦断面図である。
【図3】図2と垂直方向から見たユニットルームの縦断
面図である。
【図4】天井パネルと壁パネルとの接合部を示す分解斜
視図である。
【図5】天井パネルと横架材との接合部を示す分解斜視
図である。
【図6】不静定門形ラーメン構造によるユニットルーム
の一部分解斜視図である。
【図7】静定ラーメン構造によるユニットルームの一部
分解斜視図である。
【符号の説明】
1 天井パネル 2 壁パネル 4 天井面部 5 起立縁 6 水平縁 7 垂下縁 8 天井補強縁 9 天井補強縁延長部 10 角状切欠 12 壁面部 13 壁コ字状縁 14 頂部突縁 17 頂部側方突起部 20 締付具 21 横架材 22 頂部レール 25 懸吊材

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも壁パネルおよび天井パネルを
    構成材とするユニットルームにおいて、該壁パネルに
    は、断面形状においてその頂端側に複数角よりなる角状
    出隅をなす頂部突縁が形成され、該天井パネルには、長
    方形をなす天井面部の両側端において側端からの起立縁
    と、該起立縁頂端から内方に向う水平縁と、該水平縁内
    端からの垂下縁とによって天井補強縁が形成されると共
    に、該天井補強縁が該天井面部を長さ方向に超えて延長
    する天井補強縁延長部が形成され、また該天井補強縁延
    長部の該起立縁および該垂下縁には、下方に開き且つ該
    壁パネルの該頂部突縁に符合する断面形状の角状切欠が
    形成され、該壁パネルの該頂部突縁が該天井パネルの該
    角状切欠内で回転不可に密嵌合されていることを特徴と
    するユニットルーム。
  2. 【請求項2】 前記壁パネルの前記頂部突縁と、前記天
    井パネルの突設された前記天井補強縁延長部の前記水平
    縁とはボルト等の締付具で接合されることを特徴とする
    請求項1記載のユニットルーム。
  3. 【請求項3】 前記壁パネルには、長方形をなす壁面部
    の幅方向両側端から裏側にコ字状に折曲げられた壁コ字
    状縁が形成され、且つ少なくとも前記頂部突縁の一部は
    一体的な折曲げ加工によって形成され、該頂部突縁と該
    壁コ字状縁とは実質的に一体的止着がなされていること
    を特徴とする請求項1または請求項2記載のユニットル
    ーム。
  4. 【請求項4】 前記壁パネルには、前記頂部突縁を含む
    頂部において該壁パネルの長方形をなす壁面部の幅方向
    両側端をそれぞれ超えて短く突出する頂部側方突起部が
    形成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    1項記載のユニットルーム。
  5. 【請求項5】 前記壁パネルと前記天井パネルとは幅方
    向同位置に設置され、ユニットルーム全体は該壁パネル
    と該天井パネルとの組合わせを連設させて組立てられる
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の
    ユニットルーム。
  6. 【請求項6】 隣接する前記壁パネルと前記天井パネル
    との組合わせを連設するために頂部レールが各該壁パネ
    ル上部間に架設されていることを特徴とする請求項5記
    載のユニットルーム。
  7. 【請求項7】 前記天井パネルにおける前記天井面部の
    長さ方向両外端には同構造の前記天井補強縁延長部が延
    長されており、該天井パネルの両端において該天井補強
    縁延長部が対向する前記壁パネルの前記頂部突縁に固定
    されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか
    1項記載のユニットルーム。
  8. 【請求項8】 前記天井パネルにおける前記天井面部の
    長さ方向の一方の天井補強縁延長部には、前記壁パネル
    の前記壁面部に平行して設置される横架材に対する取付
    部が形成され、該横架材にそれぞれ該一方の天井補強縁
    延長部が取付けられた一対の該天井パネルにおける他方
    の該天井補強縁延長部が対向する前記壁パネルの該頂部
    突縁に固定されていることを特徴とする請求項1乃至6
    のいずれか1項記載のユニットルーム。
  9. 【請求項9】 隣接する前記壁パネルと前記天井パネル
    との組合わせを連設し、且つ前記横架材を交差状に懸吊
    する懸吊材を支持するために頂部レールが各該壁パネル
    上部間に架設されていることを特徴とする請求項8記載
    のユニットルーム。
JP34570397A 1997-12-02 1997-12-02 ユニットルーム Pending JPH11159164A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010168887A (ja) * 2008-12-25 2010-08-05 Taikisha Ltd 建屋組立構造、及び、その組立構造を用いた建屋組立方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010168887A (ja) * 2008-12-25 2010-08-05 Taikisha Ltd 建屋組立構造、及び、その組立構造を用いた建屋組立方法
US9765511B2 (en) 2008-12-25 2017-09-19 Taikisha Ltd. Factory building assembly structure and method for assembling factory building using the same

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