JPH11158055A - 皮膚外用剤 - Google Patents
皮膚外用剤Info
- Publication number
- JPH11158055A JPH11158055A JP34226597A JP34226597A JPH11158055A JP H11158055 A JPH11158055 A JP H11158055A JP 34226597 A JP34226597 A JP 34226597A JP 34226597 A JP34226597 A JP 34226597A JP H11158055 A JPH11158055 A JP H11158055A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- skin
- mixture
- isomerized
- external preparation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Saccharide Compounds (AREA)
- Cosmetics (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
Abstract
胞活性化作用が相乗的に増強され且つ持続的であり、有
効な皮膚の老化症状の改善,防止作用、肌荒れ改善作用
及び美肌作用を有し、さらに低刺激性を示す皮膚外用剤
を得る。 【解決手段】 2-ヒドロキシ脂肪酸の1種又は2種以
上、水酸化アルカリ溶液を作用させて異性化させた糖の
混合物、キトサン及びその誘導体より選択される1種又
は2種以上、及びアミノ酸及びその誘導体の1種又は2
種以上を含有させる。2-ヒドロキシ脂肪酸としては炭素
数2〜10のもの、水酸化アルカリ溶液を作用させて得
る異性化糖混合物としては、グルコース又はラクトース
の異性化物或いはこれらの混合物、アミノ酸としてはグ
リシン,L-アラニン,L-セリン,L-スレオニン,L-アス
パラギン酸,L-グルタミン酸,L-アルギニン,L-リジ
ン,L-トリプトファン,L-プロリン,グリシルグリシン
及びトリメチルグリシンが好ましい。
Description
常化作用及び真皮線維芽細胞活性化作用が相乗的に増強
され且つ持続的であり、有効な皮膚の老化症状の改善,
防止作用、肌荒れ改善作用及び美肌作用を有し、さらに
低刺激性を示す皮膚外用剤に関する。さらに詳しくは、
2-ヒドロキシ脂肪酸の1種又は2種以上、水酸化アルカ
リ溶液を作用させて異性化させた糖の混合物、キトサン
及びその誘導体より選択される1種又は2種以上、及び
アミノ酸及びその誘導体の1種又は2種以上を含有して
成る皮膚外用剤に関する。
の改善に対し優れた効果を有し、また真皮線維芽細胞を
活性化して皮膚のしわ,しみ等の老化症状を改善し得る
ことがユージーン・ジェイ・ヴァン・スコット氏らによ
り報告され(Cutis 43 (3) 222-228 (1989),特開平5
−139947号公報等)、それらを含有する化粧料等
皮膚外用剤も上市されている。
症状を短期間で有効に改善しようとすると、2-ヒドロキ
シ脂肪酸をかなり多量に配合する必要があり、皮膚刺激
性の発現が問題となっていた。また、2-ヒドロキシ脂肪
酸の作用が一過性であることから、有効な作用を得るに
は1日に何度も皮膚に適用する必要があり、煩雑である
ばかりか皮膚刺激反応を増悪する結果となっていた。
は、2-ヒドロキシ脂肪酸の含有量をできるだけ低減する
とともに、その皮膚刺激性を緩和し、且つ保湿作用,角
化正常化作用及び真皮線維芽細胞活性化作用が相乗的に
増強され且つ持続的であり、有効な皮膚の老化症状の改
善,防止作用、肌荒れ改善作用及び美肌作用を有する皮
膚外用剤を得ることを目的とした。
め種々検討した結果、本発明者らは、水酸化アルカリ溶
液を作用させて異性化させた糖の混合物と、キトサンや
その誘導体及びアミノ酸やその誘導体を、2-ヒドロキシ
脂肪酸と併用して含有させることにより、保湿作用,角
化正常化作用及び真皮線維芽細胞活性化作用が相乗的に
向上且つ持続し、有効な効果を得るのに必要な2-ヒドロ
キシ脂肪酸の配合量を大幅に低減することができ、さら
に予測を超える肌荒れ改善作用及び美肌作用が得られる
ことを見いだし、本発明を完成するに至った。
1種又は2種以上、水酸化アルカリ溶液を作用させて異
性化させた糖の混合物、キトサン及びその誘導体より選
択される1種又は2種以上、及びアミノ酸及びその誘導
体の1種又は2種以上を皮膚外用剤基剤に含有させて成
る。
れる線維芽細胞の相乗的且つ持続的な活性化作用と、角
質除去作用の相乗的向上について、以下に示す。
り2.0×104個となるように96穴マイクロプレー
トに播種し、24時間後に表1に示す各試料を、同表中
に示す最終濃度となるように添加した1.0容量%の牛
胎仔血清を含有するダルベッコ修正基礎栄養培地(DM
EM)にて、37℃で培養した。培養開始後0.5,
1,2及び4時間後に2-(4,5-ジメチル-2-チアゾリル)-
3,5-ジフェニルテトラゾリウムブロミド(MTT)を2
0μg/ml含有するDMEMに交換して37℃で2時
間培養し、テトラゾリウム環の開環により生じるフォル
マザンを560nmにおける吸光度により測定した。な
お、1.0容量%牛胎仔血清添加DMEMのみで培養し
た系を対照とし、5.0容量%牛胎仔血清添加DMEM
で培養した系を陽性対照とした。結果は、対照における
吸光度を100.0として表した活性化指数と、各試料
を含む培地中での培養時間との関係により、図1に示し
た。なお表1中の異性化糖混合物は、後述する製造例に
係るものであり、その組成は表2に示す通りである。
有する試料1を添加した場合(1)には、活性化指数は
培養2時間後で最大(275.4)となり、それ以降は
減少していた。2-ヒドロキシ酢酸と異性化糖混合物を含
む試料2を添加した場合(2)にも、やはり活性化指数
は培養2時間後に最大となっていたが、活性化指数は3
36.3と線維芽細胞活性化作用の増強が認められた。
一方、2-ヒドロキシ酢酸,異性化糖混合物,キトサン及
びグリシンを含有する試料3を添加した場合(3)に
は、活性化指数は427.8に達し、培養4時間後にお
いても低下することなく高く維持されていた。すなわ
ち、本発明の必須成分である2-ヒドロキシ脂肪酸,異性
化糖混合物,キトサン及びアミノ酸を含有する場合、線
維芽細胞の活性化が相乗的に増強され、且つ持続性とな
ることが示された。なお陽性対照(4)についても、活
性化指数は培養2時間後に最大(157.5)となっ
た。
を試料として角質除去作用を評価した。評価は、角質増
殖症を呈する患者10名を1群とし、各群に表3の各試
料液をブラインドにて1日2回、0.5mlずつ手甲部
に1週間使用させ、使用開始前及び使用終了後の角質層
の状態を、テープストリッピングして採取した標本につ
いて顕微鏡観察により比較して行った。角質層の状態は
多重剥離度により評価し、表4に示す判定基準に従って
点数化し、10名の平均値を求めて表5に示した。
ドロキシ酢酸,異性化糖混合物,キトサン及びグリシン
を含有する試料8塗布群では、使用後の角質の多重剥離
度は顕著に改善されており、過剰な角質増殖により剥離
せずに蓄積された角質が良好に除去されることが示され
た。これに対し、2-ヒドロキシ酢酸を単独で含有する試
料1と、2-ヒドロキシ酢酸と異性化糖混合物,キトサン
及びグリシンのそれぞれとを含有する試料5〜試料7使
用群では、角質多重剥離度の改善は認められたが、その
程度は試料8使用群に比べて低く、また異性化糖混合
物,キトサン及びグリシンを各単独で含有する試料2〜
試料4使用群では、有意な角質多重剥離度の改善は認め
られなかった。
酸としては、炭素数2〜10のものが好ましく使用でき
る。たとえば、2-ヒドロキシ酢酸(グリコール酸),2-
ヒドロキシプロピオン酸(乳酸),2-ヒドロキシブタン
酸(2-ヒドロキシ酪酸),2-ヒドロキシペンタン酸(2-
ヒドロキシ吉草酸),2-ヒドロキシヘキサン酸(2-ヒド
ロキシカプロン酸),2-ヒドロキシヘプタン酸(2-ヒド
ロキシエナント酸),2-ヒドロキシオクタン酸(2-ヒド
ロキシカプリル酸),2-ヒドロキシノナン酸(2-ヒドロ
キシペラルゴン酸),2-ヒドロキシデカン酸(2-ヒドロ
キシカプリン酸)といった2位に水酸基を有する直鎖飽
和脂肪酸、2-ヒドロキシプロペン酸(2-ヒドロキシアク
リル酸),2-ヒドロキシ-trans-2-ブテン酸(2-ヒドロ
キシクロトン酸),2-ヒドロキシ-cis-2-ブテン酸(2-
ヒドロキシイソクロトン酸),2-ヒドロキシ-2-ヘキセ
ン酸,2-ヒドロキシ-3-ヘキセン酸,2-ヒドロキシ-4-ヘ
キセン酸,2-ヒドロキシ-5-ヘキセン酸,2-ヒドロキシ-
2-ヘプテン酸,2-ヒドロキシ-3-ヘプテン酸,2-ヒドロ
キシ-5-ヘプテン酸,2-ヒドロキシ-6-ヘプテン酸,2-ヒ
ドロキシ-cis-2-オクテン酸,2-ヒドロキシ-trans-2-オ
クテン酸,2-ヒドロキシ-3-オクテン酸,2-ヒドロキシ-
cis-2-ノネン酸,2-ヒドロキシ-trans-2-ノネン酸,2-
ヒドロキシ-3-ノネン酸,2-ヒドロキシ-2-デセン酸,2-
ヒドロキシ-4-デセン酸,2-ヒドロキシ-9-デセン酸等の
2位に水酸基を有する直鎖モノエン酸、2-ヒドロキシ-
2,4-ヘキサジエン酸(2-ヒドロキシソルビン酸)等の2
位に水酸基を有するジエン酸、2-ヒドロキシ-3-メチル
ブタン酸(2-ヒドロキシイソ吉草酸),2-ヒドロキシ-2
-エチルブタン酸,2-ヒドロキシ-2-メチルペンタン酸,
2-ヒドロキシ-4-メチルペンタン酸(2-ヒドロキシイソ
カプロン酸),2-ヒドロキシ-2-エチルヘキサン酸,2-
ヒドロキシ-7-メチルオクタン酸(2-ヒドロキシイソノ
ナン酸)等の2位に水酸基を有する分岐鎖脂肪酸、酒石
酸,リンゴ酸等の2位に水酸基を有するジカルボン酸、
クエン酸等の2位に水酸基を有するトリカルボン酸など
が挙げられ、これらより1種又は2種以上を選択して用
いる。皮膚外用剤中における含有量としては、製剤安定
性,バイオアベイラビリティ等を考慮すると、0.01
〜5.0重量%程度が適切である。
酸化アルカリ溶液を作用させて異性化させた糖の混合物
は、水酸化ナトリウム,水酸化カリウム等の水酸化アル
カリ溶液により糖を異性化させて得た反応生成混合物で
あり、特にグルコース又はラクトースを異性化させたも
の、或いはこれらの混合物が好ましく用いられる。これ
らは、特公昭48−1504において記載された方法等
により製造することができる。皮膚外用剤中における含
有量としては、製剤安定性,バイオアベイラビリティ等
を考慮すると、0.01〜10.0重量%程度が適切で
ある。
サン及びその誘導体としては、分子量10,000〜1
00,000程度のキトサン及び部分脱アセチル化キチ
ン、N-トリメチル化キトサン等の4級化誘導体等が挙げ
られ、これらより1種又は2種以上を選択して用いる。
皮膚外用剤中における含有量としては、製剤の物理的特
性への影響等を考慮して、1.0×10-6〜1.0重量
%程度が適切である。
ノ酸及びその誘導体としては、グリシン,L-アラニン,
L-バリン,L-ロイシン,L-イソロイシン等のモノアミノ
モノカルボン酸、L-アスパラギン酸,L-グルタミン酸等
のモノアミノジカルボン酸(酸性アミノ酸)、L-リジ
ン,L-アルギニン等のジアミノモノカルボン酸(塩基性
アミノ酸)、L-セリン,L-スレオニン等の水酸基を有す
るアミノ酸、L-アスパラギン,L-グルタミン等のアミド
基を有するアミノ酸、L-システイン,L-シスチン,L-メ
チオニン等の含硫アミノ酸、L-フェニルアラニン,L-チ
ロシン等の芳香環を有するアミノ酸、L-ヒスチジン,L-
トリプトファン,L-プロリン,L-オキシプロリン等の複
素環を有するアミノ酸、グリシルグリシン,グシリルア
ラニン,アラニルアラニン等のジペプチド類、トリメチ
ルグリシン等のメチル置換体などが挙げられ、これらよ
り1種又は2種以上を選択して用いる。角化正常化作用
や肌荒れ改善,美肌作用を向上させるには、グリシン,
L-アラニン,L-セリン,L-スレオニン,L-アスパラギン
酸,L-グルタミン酸,L-アルギニン,L-リジン,L-トリ
プトファン,L-プロリン,グリシルグリシン及びトリメ
チルグリシンが特に好ましく使用できる。これらアミノ
酸及びその誘導体の皮膚外用剤中における含有量として
は、製剤安定性,バイオアベイラビリティ等を考慮する
と、0.01〜10.0重量%程度が適切である。
ては、2-ヒドロキシ脂肪酸と水酸化アルカリ溶液を作用
させて異性化させた糖の混合物とは、重量比にして1:
10〜10:1、2-ヒドロキシ脂肪酸とキトサン及びそ
の誘導体とは、重量比にして10,000:1〜1:1
00、2-ヒドロキシ脂肪酸とアミノ酸及びその誘導体と
は、重量比にして1:100〜100:1の範囲とする
ことが好ましい。
に通常用いられる油脂類,ロウ類,炭化水素類,脂肪酸
類,低級アルコール類,高級アルコール類,多価アルコ
ール類,エステル類,界面活性剤,水溶性高分子化合物
等を含有させることができる。さらに、他の皮膚細胞賦
活剤,抗炎症剤,活性酸素種消去剤,美白剤,保湿剤,
紫外線吸収剤,防腐防黴剤,香料等を含有させることが
できる。
剤,乳剤,ゲル剤,クリーム,軟膏等の剤型で提供する
ことができる。また、化粧水,乳液,クリーム,美容
液,マッサージ剤,パック剤等の皮膚用化粧料、メイク
アップベースローション,メイクアップベースクリー
ム,液状又はクリーム状のファンデーション等のメイク
アップ化粧料、ハンドクリーム,レッグクリーム,ボデ
ィローション等の身体用化粧料などとしても提供するこ
とができる。
詳細に説明する。まず、以下の実施例において使用した
水酸化アルカリ溶液を作用させて異性化させた糖の混合
物の製造例を次に示す。
lに溶解し、攪拌しながら10(w/v)%水酸化ナトリウ
ム溶液10mlを添加し、21〜23℃で密封静置す
る。その後、常にpH9以上を保つように10(w/v)%
水酸化ナトリウム溶液10mlずつを加えていき、合計
60mlを添加した後、乳酸を添加してpHを6として
反応を終了させ、I液とした。この段階において、L-グ
ルコースとグルコース転換物(主としてフルクトース)
の比が約6:4となる。一方、ラクトース1kgを同様
に精製水2,000mlに溶解し、攪拌しながら10(w
/v)%水酸化ナトリウム溶液10mlを添加し、21〜
23℃で密封静置する。その後I液と同様に、pH9以
上を保つように10(w/v)%水酸化ナトリウム溶液10
mlずつを加えていき、合計140mlを添加した後、
乳酸を加えてpHを6として反応を終了させ、II液とす
る。この段階で、異性化ラクトースとラクトース減成物
(主としてガラクトース)の比が約5:5となる。前記
I液とII液を19:1の割合で混合し、異性化糖混合物
とする。この混合物は上記表2に示す組成を有する。
し、70℃に保つ。一方、(7)〜(10)の水相成分を混
合,加熱して均一とし、70℃とする。この水相成分に
前記油相成分を攪拌しながら徐々に添加して乳化し、冷
却後40℃にて(11)〜(14)をあらかじめ混合,均一化し
て添加する。
て添加し、次いで(3)を加えて増粘させ、(6)〜(10)を混
合後添加する。
熱する。一方、(8)〜(18)の水相成分を混合,溶解して
75℃に加熱する。次いで、上記水相成分に油相成分を
添加して予備乳化した後、ホモミキサーにて均一に乳化
し、冷却する。
75℃に加熱する。一方、(5)〜(12)の水相成分を混
合,溶解して75℃に加熱し、これに前記油相成分を添
加して乳化し、冷却する。
理してリポソームを形成させた後、遠心分離によりリポ
ソームを回収する。 (リポソーム液)上記リポソームを10.0重量%とな
るように、10.0重量%エタノール水溶液に分散させ
る。
(11)に添加して混合し、均一とする。なお(8)のアミノ
酸混合液としては、表6に示す組成のものを用いた。
熱する。一方、(6)〜(14)の水相成分を混合,溶解して
75℃に加熱する。次いで、上記水相成分に油相成分を
添加して予備乳化した後、ホモミキサーにて均一に乳化
し、冷却後40℃にて(16)を(15)に溶解して加え、均一
に混合する。なお(12)のアミノ酸混合液としては、表6
に示す組成のものを用いた。
0℃に加熱した(4)に攪拌しながら徐々に添加する。こ
れをあらかじめ混合し70℃に加熱溶解した(1)〜(3)及
び(7)に均一に分散し、これに(8)〜(13)を(14)の残部に
溶解して70℃に加熱したものを攪拌しながら添加し、
ホモミキサーにて乳化する。冷却後、40℃にて(15)を
添加,混合する。
均一とする。一方(5)〜(8)の水相成分を混合し、75℃
に加熱,溶解して均一とし、これに(9)〜(11)の顔料を
添加し、ホモミキサーにて均一に分散させる。この水相
成分に前記油相成分を添加し、ホモミキサーにて乳化し
た後冷却し、40℃にてあらかじめ混合し均一とした(1
2)〜(16)と、(17)を順次添加,混合する。なお(16)のア
ミノ酸混合液としては、表7に示す組成のものを用い
た。
均一とする。一方(6)〜(11)の水相成分を混合し、75
℃に加熱,溶解して均一とし、これに(12)〜(16)の顔料
を添加し、ホモミキサーにて均一に分散させる。この水
相成分に前記油相成分を添加し、ホモミキサーにて均一
に乳化した後冷却し、40℃にてあらかじめ混合し均一
とした(17)〜(20)と、(21)を順次添加,混合する。
熱する。一方、(7)〜(15)の水相成分を混合,溶解して
75℃に加熱する。次いで、上記水相成分に油相成分を
添加して予備乳化した後、ホモミキサーにて均一に乳化
し、冷却する。なお(14)のアミノ酸混合液としては、表
7に示す組成のものを用いた。
施例6及び実施例12について、皮膚のしわ及び皮膚弾
性に対する改善効果、肌荒れ改善効果、及び保湿性,皮
膚刺激感,皮膚異常の発生状況についての評価を行っ
た。その際、表8に示す比較例についても同時に評価を
行った。
善効果の評価:しわや皮膚弾性の低下といった皮膚の老
化症状が顕著に認められる40〜60才代の女性をパネ
ラー(1群20名)とし、各群に本発明の実施例及び比
較例のそれぞれをブラインドにて3カ月間使用させて行
った。使用は、1日当たり朝,夕1回ずつとした。しわ
及び皮膚弾性の各改善状況については、使用試験開始前
と使用試験終了後の皮膚の状態を観察し、「改善」,
「やや改善」,「変化なし」の3段階にて評価し、各評
価を得たパネラー数にて表9に示した。
全パネラーにおいて皮膚のしわ及び皮膚弾性の改善傾向
が認められており、皮膚のしわについては70%以上、
皮膚弾性については80%以上のパネラーにおいて明確
な改善が見られた。これに対し、2-ヒドロキシ脂肪酸の
みを含有する比較例1、2-ヒドロキシ脂肪酸と異性化糖
混合物を含有する比較例2、2-ヒドロキシ脂肪酸とキト
サンを含有する比較例3、及び2-ヒドロキシ脂肪酸とア
ミノ酸類とを含有する比較例4の各使用群においては、
ほとんどのパネラーで改善傾向は見られたが、明確な改
善を認めたのは皮膚のしわについては25%〜55%、
皮膚弾性については50%〜60%にとどまっていた。
また、キトサン及びアミノ酸を含有する比較例5、異性
化糖混合物,キトサン及びアミノ酸を含有する比較例
6、異性化糖混合物及びアミノ酸類を含有する比較例1
2の各使用群では、皮膚のしわについて明確な改善を認
めたのは1例又は2例に過ぎず、5例又は6例について
は改善を認めなかった。皮膚弾性についても、明確な改
善を認めたのは25%〜45%に過ぎなかった。
れ症状を呈する男女パネラー20名を1群とし、各群に
実施例1〜実施例6,実施例12、及び比較例1〜比較
例6,比較例12をそれぞれブラインドにて1日2回3
カ月間使用させ、使用開始前及び使用終了後の皮膚状態
をマイクロスコープにより観察し、表10に示す判定基
準に従って評価,点数化して、20名の平均値にて表1
1に示した。
は、いずれも皮膚の状態はほぼ良好な状態まで改善され
ていた。これに対し、各比較例使用群では肌荒れの改善
は認められるものの、その改善度はいずれにおいても不
十分であった。
発生状況の評価:20〜50才代の女性パネラー20名
を1群とし、2週間の使用試験を行い、使用した試料に
ついての保湿性,皮膚刺激感及び皮膚異常の発生状況に
ついて評価した。試料の使用は、実施例1〜実施例6及
び実施例12、比較例1〜比較例6及び比較例12につ
いて、各パネラーにそれぞれブラインドにて1日2回塗
布させて行わせた。使用時の保湿性については、表12
に示す評価基準に従って官能評価させて点数化し、20
名の平均値を求めた。皮膚刺激感については、使用時に
感じるヒリヒリ感,チクチク感,ほてりといった刺激感
や不快感について、表13に示す基準に従って評価させ
て点数化し、20名の平均値を求めた。皮膚異常の発生
状況については、使用期間中に発赤,発疹及び浮腫とい
った皮膚異常が発生したかどうかを観察し、かかる異常
反応が発生した場合にはその程度を表14に示す基準に
従って点数化し、各パネラーにおける評価点の累計につ
いて20名の平均値を求めた。これらの結果は表15に
まとめて示した。
は、保湿性について非常に高い評価が得られており、皮
膚刺激感についても、微妙に感じられた程度であった。
また使用期間中の皮膚異常についても、一部のパネラー
でわずかに発赤と発疹を認めた程度であった。一方、比
較例使用群でも保湿性についての評価はほぼ良好であっ
たが、比較例1〜比較例4使用群で各対応する実施例使
用群に比して若干低い評価となっていた。皮膚刺激感に
ついては、2-ヒドロキシ脂肪酸のみを含有する比較例1
と、2-ヒドロキシ脂肪酸とアミノ酸類とを含有する比較
例4使用群でやや感じられていた。また比較例1及び比
較例4使用群で、若干の皮膚異常の発生が認められた。
6カ月間保存した場合に、含有成分の分離や凝集,析
出、変色,変臭等の状態変化は一切認められなかった。
また、男性パネラー30名による48時間の閉塞貼付試
験においても、即時型及び遅延型の皮膚刺激性反応は認
められなかった。
湿作用,角化正常化作用及び真皮線維芽細胞活性化作用
が相乗的に増強され且つ持続的であり、有効な皮膚の老
化症状の改善,防止作用、肌荒れ改善作用及び美肌作用
を有し、さらに低刺激性を示す皮膚外用剤を得ることが
できた。
芽細胞活性化作用について示す図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 2-ヒドロキシ脂肪酸の1種又は2種以
上、水酸化アルカリ溶液を作用させて異性化させた糖の
混合物、キトサン及びその誘導体より選択される1種又
は2種以上、及びアミノ酸及びその誘導体より選択され
る1種又は2種以上を含有して成る皮膚外用剤。 - 【請求項2】 2-ヒドロキシ脂肪酸の1種又は2種以上
が、炭素数2〜10の2-ヒドロキシ脂肪酸より選択され
ることを特徴とする、請求項1に記載の皮膚外用剤。 - 【請求項3】 水酸化アルカリ溶液を作用させて異性化
させた糖の混合物が、グルコース又はラクトースを異性
化させたもの、及びこれらの混合物より選択されること
を特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の皮膚外用
剤。 - 【請求項4】 キトサン及びその誘導体の分子量が、1
0,000〜100,000であることを特徴とする、
請求項1〜請求項3に記載の皮膚外用剤。 - 【請求項5】 アミノ酸及びその誘導体より選択される
1種又は2種以上が、グリシン,L-アラニン,L-セリ
ン,L-スレオニン,L-アスパラギン酸,L-グルタミン
酸,L-アルギニン,L-リジン,L-トリプトファン,L-プ
ロリン,グリシルグリシン及びトリメチルグリシンより
選択されることを特徴とする、請求項1〜請求項4に記
載の皮膚外用剤。 - 【請求項6】 皮膚外用剤が化粧料であることを特徴と
する、請求項1〜請求項5に記載の皮膚外用剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34226597A JP3636271B2 (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | 皮膚外用剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34226597A JP3636271B2 (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | 皮膚外用剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11158055A true JPH11158055A (ja) | 1999-06-15 |
JP3636271B2 JP3636271B2 (ja) | 2005-04-06 |
Family
ID=18352384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34226597A Expired - Fee Related JP3636271B2 (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | 皮膚外用剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3636271B2 (ja) |
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1129698A1 (de) * | 2000-03-02 | 2001-09-05 | Beiersdorf Aktiengesellschaft | Wässrig-ethanolische Zubereitungen mit einem Gehalt an Chitosan |
KR20020017144A (ko) * | 2000-08-29 | 2002-03-07 | 김상덕 | 항노화 조성물 |
JP2002302432A (ja) * | 2001-04-03 | 2002-10-18 | Noevir Co Ltd | 皮膚外用剤 |
JP2003342195A (ja) * | 2002-05-28 | 2003-12-03 | Shiseido Co Ltd | 不全角化抑制剤、毛穴縮小剤及び皮膚外用剤 |
JP2004075549A (ja) * | 2002-08-12 | 2004-03-11 | Kanebo Ltd | 化粧料 |
WO2005051340A1 (ja) * | 2003-11-27 | 2005-06-09 | Shiseido Company, Ltd. | 不全角化抑制剤及び皮膚外用組成物 |
JP2005179342A (ja) * | 2003-11-27 | 2005-07-07 | Shiseido Co Ltd | 不全角化抑制剤及び毛穴縮小剤 |
WO2007046353A1 (ja) * | 2005-10-18 | 2007-04-26 | Mercian Corporation | 線維芽細胞賦活剤および線維芽細胞賦活方法、コラーゲン合成促進剤およびコラーゲン合成促進方法、ならびに皮膚老化防止剤および皮膚老化防止方法 |
JP2007223909A (ja) * | 2006-02-21 | 2007-09-06 | Sekisui Chem Co Ltd | 抗老化皮膚外用組成物 |
JP2008056568A (ja) * | 2006-08-29 | 2008-03-13 | Fujifilm Corp | 皮膚外用剤 |
JP2008056570A (ja) * | 2006-08-29 | 2008-03-13 | Fujifilm Corp | 皮膚外用剤 |
WO2009014061A1 (ja) * | 2007-07-20 | 2009-01-29 | Rohto Pharmaceutical Co., Ltd. | 乳化組成物 |
WO2009025062A1 (ja) * | 2007-08-20 | 2009-02-26 | Dr.Program Co., Ltd. | 皮膚外用剤 |
JP2010241734A (ja) * | 2009-04-07 | 2010-10-28 | Noevir Co Ltd | 皮膚外用剤 |
CN102018632A (zh) * | 2010-12-15 | 2011-04-20 | 广州潮徽化工科技有限公司 | 一种高效保湿组合物及制备方法与其在化妆品中的应用 |
JP2014055116A (ja) * | 2012-09-11 | 2014-03-27 | Shiseido Co Ltd | コラーゲン産生促進剤、線維芽細胞増殖促進剤、しわ改善剤および皮膚外用剤 |
JP2014185141A (ja) * | 2013-02-22 | 2014-10-02 | Mikimoto Pharmaceut Co Ltd | インボルクリン産生促進剤、皮膚角化促進剤 |
JPWO2020071258A1 (ja) * | 2018-10-03 | 2021-09-02 | 味の素株式会社 | タンパク質糖化抑制剤 |
-
1997
- 1997-11-26 JP JP34226597A patent/JP3636271B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (28)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1129698A1 (de) * | 2000-03-02 | 2001-09-05 | Beiersdorf Aktiengesellschaft | Wässrig-ethanolische Zubereitungen mit einem Gehalt an Chitosan |
KR20020017144A (ko) * | 2000-08-29 | 2002-03-07 | 김상덕 | 항노화 조성물 |
JP2002302432A (ja) * | 2001-04-03 | 2002-10-18 | Noevir Co Ltd | 皮膚外用剤 |
KR101012679B1 (ko) * | 2002-05-28 | 2011-02-09 | 가부시키가이샤 시세이도 | 모공 축소제 |
JP2003342195A (ja) * | 2002-05-28 | 2003-12-03 | Shiseido Co Ltd | 不全角化抑制剤、毛穴縮小剤及び皮膚外用剤 |
WO2003099327A1 (fr) * | 2002-05-28 | 2003-12-04 | Shiseido Company, Ltd. | Inhibiteur de la parakeratose, agent de resserrement des pores et preparation de la peau aux fins d'utilisation externe |
JP2004075549A (ja) * | 2002-08-12 | 2004-03-11 | Kanebo Ltd | 化粧料 |
US8586638B2 (en) * | 2003-11-27 | 2013-11-19 | Shiseido Company, Ltd | Parakeratosis inhibitor and skin preparation for external use |
JP2005179342A (ja) * | 2003-11-27 | 2005-07-07 | Shiseido Co Ltd | 不全角化抑制剤及び毛穴縮小剤 |
TWI381855B (zh) * | 2003-11-27 | 2013-01-11 | Shiseido Co Ltd | Not keratosis inhibitors and skin topical compositions |
TWI380828B (zh) * | 2003-11-27 | 2013-01-01 | Shiseido Co Ltd | Pore shrinkage agent |
WO2005051340A1 (ja) * | 2003-11-27 | 2005-06-09 | Shiseido Company, Ltd. | 不全角化抑制剤及び皮膚外用組成物 |
WO2007046353A1 (ja) * | 2005-10-18 | 2007-04-26 | Mercian Corporation | 線維芽細胞賦活剤および線維芽細胞賦活方法、コラーゲン合成促進剤およびコラーゲン合成促進方法、ならびに皮膚老化防止剤および皮膚老化防止方法 |
JPWO2007046353A1 (ja) * | 2005-10-18 | 2009-04-23 | メルシャン株式会社 | 線維芽細胞賦活剤および線維芽細胞賦活方法、コラーゲン合成促進剤およびコラーゲン合成促進方法、ならびに皮膚老化防止剤および皮膚老化防止方法 |
JP2007223909A (ja) * | 2006-02-21 | 2007-09-06 | Sekisui Chem Co Ltd | 抗老化皮膚外用組成物 |
JP2008056568A (ja) * | 2006-08-29 | 2008-03-13 | Fujifilm Corp | 皮膚外用剤 |
JP2008056570A (ja) * | 2006-08-29 | 2008-03-13 | Fujifilm Corp | 皮膚外用剤 |
GB2464430B (en) * | 2007-07-20 | 2011-10-26 | Rohto Pharma | Emulsified composition |
GB2464430A (en) * | 2007-07-20 | 2010-04-21 | Rohto Pharma | Emulsion compositions |
JP2009256377A (ja) * | 2007-07-20 | 2009-11-05 | Rohto Pharmaceut Co Ltd | 乳化組成物の調製方法 |
WO2009014061A1 (ja) * | 2007-07-20 | 2009-01-29 | Rohto Pharmaceutical Co., Ltd. | 乳化組成物 |
JP2009046421A (ja) * | 2007-08-20 | 2009-03-05 | Doctor Program Kk | 皮膚外用剤 |
WO2009025062A1 (ja) * | 2007-08-20 | 2009-02-26 | Dr.Program Co., Ltd. | 皮膚外用剤 |
JP2010241734A (ja) * | 2009-04-07 | 2010-10-28 | Noevir Co Ltd | 皮膚外用剤 |
CN102018632A (zh) * | 2010-12-15 | 2011-04-20 | 广州潮徽化工科技有限公司 | 一种高效保湿组合物及制备方法与其在化妆品中的应用 |
JP2014055116A (ja) * | 2012-09-11 | 2014-03-27 | Shiseido Co Ltd | コラーゲン産生促進剤、線維芽細胞増殖促進剤、しわ改善剤および皮膚外用剤 |
JP2014185141A (ja) * | 2013-02-22 | 2014-10-02 | Mikimoto Pharmaceut Co Ltd | インボルクリン産生促進剤、皮膚角化促進剤 |
JPWO2020071258A1 (ja) * | 2018-10-03 | 2021-09-02 | 味の素株式会社 | タンパク質糖化抑制剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3636271B2 (ja) | 2005-04-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3222058B2 (ja) | 少なくとも1つのhmg−コエンザイムaリダクターゼ阻害剤を含む皮膚の老化防止用組成物 | |
JPH11158055A (ja) | 皮膚外用剤 | |
JP3112436B2 (ja) | 特に、皮膚の顔貌の明るさを改良し、皺を処置するための角質溶解剤としての蜂蜜の使用 | |
KR890002021B1 (ko) | 보습 로숀 | |
JPH10503217A (ja) | No−シンターゼ抑制剤 | |
JP2000510456A (ja) | 皮膚の状態処置用のオキサ二酸および関連化合物 | |
JP2001114632A (ja) | サポゲニンを含む組成物、特に化粧品組成物 | |
JPH05310549A (ja) | 皮膚外用剤 | |
JPH11139956A (ja) | 脂質小胞に基づく分散物の抗炎症組成物としての使用 | |
JPH1135455A (ja) | コラーゲン産生促進剤、及びこれを含有する皮膚の老化防止用又は創傷治癒促進用皮膚外用剤 | |
JP2002161027A (ja) | 炎症および紅斑の減少方法および組成物 | |
JP4644391B2 (ja) | 皮膚外用剤 | |
JP5165299B2 (ja) | 皮膚外用剤 | |
JP5000033B2 (ja) | 高度水素添加レシチン | |
EP0970690A1 (fr) | Composition cosmétique et/ou dermatologique contenant des dérivés d'acide salicylique et procédé d'introduction des dits dérivés dans une composition aqueuse | |
JP3643672B2 (ja) | 皮膚外用剤 | |
JPH0867621A (ja) | グリコサミノグリカン産生促進作用を有する皮膚活性化剤 | |
JPH05310548A (ja) | 皮膚外用剤 | |
JP3643690B2 (ja) | 皮膚外用剤 | |
EP1633314A1 (de) | Topisches mittel enthaltend phytansäure oder ein derivat davon | |
JP3382146B2 (ja) | 皮膚外用剤 | |
JP3258801B2 (ja) | 皮膚新陳代謝促進剤 | |
JPH05301814A (ja) | 化粧料 | |
JPH0532537A (ja) | 皮膚化粧料 | |
JPH08119829A (ja) | 皮膚外用剤 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040708 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040716 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Effective date: 20040913 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20040913 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20041026 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Effective date: 20041227 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Effective date: 20041228 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080114 Year of fee payment: 3 |
|
RD05 | Notification of revocation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D05 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |