JPH11156470A - 板厚圧下プレス装置 - Google Patents

板厚圧下プレス装置

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JPH11156470A
JPH11156470A JP32466997A JP32466997A JPH11156470A JP H11156470 A JPH11156470 A JP H11156470A JP 32466997 A JP32466997 A JP 32466997A JP 32466997 A JP32466997 A JP 32466997A JP H11156470 A JPH11156470 A JP H11156470A
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downstream
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Nobuhiro Tazoe
信広 田添
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JFE Engineering Corp
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IHI Corp
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被成形材料の曲がりを抑制できる板厚圧下プ
レス装置を提供する。 【解決手段】 被成形材料1の搬送ラインSを挾んで上
下に対向配置された板厚圧下用の一対の金型12a,1
2bと、金型12a,12bの搬送ライン上流A側至近
に搬送ラインSを挾んで被成形材料1の幅方向に対向配
置され且つ搬送ラインSに近接離反可能な一対のサイド
ガイド本体28aを有する上流側サイドガイド24と、
金型12aの搬送ライン下流B側至近に搬送ラインSを
挾んで被成形材料1の幅方向に対向配置され且つ搬送ラ
インSに近接離反可能な一対のサイドガイド本体28b
を有する下流側サイドガイド25とを備え、圧下成形す
べき被成形材料1を、上流側サイドガイド24で上下の
金型12a,12b間へ導き、圧下成形された被成形材
料1の左右への曲りを、下流側サイドガイド25で規制
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は板厚圧下プレス装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、熱間圧延に用いられる粗圧延機
の一例を示すもので、この粗圧延機は、板状の被成形材
料1が略水平に通板される搬送ラインSを挟んで上下に
対向配置された作業ロール2a,2bと、各作業ロール
2a,2bに反搬送ライン側から当接する控えロール3
a,3bとを備えている。
【0003】上記の粗圧延機では、搬送ラインSの上方
の作業ロール2aを反時計回りに回転させ且つ搬送ライ
ンSの下方の作業ロール2bを時計回りに回転させて、
両作業ロール2a,2bの間に被成形材料1を噛み込む
とともに、上方の控えロール3aを下方へ押圧して、被
成形材料1を搬送ライン上流A側から搬送ライン下流B
側へ向って移動させつつ、被成形材料1を板厚方向に圧
下成形をするが、被成形材料1に対しての作業ロール2
a,2bの噛み込み角度θを約17°未満にしないと、
被成形材料1の上下面と両作業ロール2a,2bの外周
面との間で滑りが生じ、当該作業ロール2a,2bが被
成形材料1を噛み込めなくなる。
【0004】すなわち、作業ロール2a,2bの直径D
が1200mmである場合には、上記の作業ロール2
a,2bの噛み込み角度θの条件から、1回の圧下成形
における圧下量ΔTは、約50mm程度となり、板厚T
0が250mmの被成形材料1を粗圧延機で圧下成形し
た後の板厚T1は、約200mm程度になる。
【0005】このため、従来は、粗圧延機に対して被成
形材料1を往復移動させながら板厚を順次減縮するリバ
ース圧延を行い、被成形材料1の板厚が約90mm程度
になった後に、当該被成形材料1を仕上圧延機へ送り出
すようにしているが、粗圧延機の搬送ライン上流A側と
下流B側とのそれぞれに、被成形材料1の引き出し場所
を設ける必要があり、設備が長大になるとともに、被成
形材料1の板厚減縮を効率よく行うことができない。
【0006】そこで、図6に示すような走間サイジング
プレス装置が提案されている。
【0007】この走間サイジングプレス装置は、被成形
材料1の進行を許容し得るように搬送ラインSの所定位
置に立設したハウジング4と、搬送ラインSを挟んで対
峙するようにハウジング4のウインド部5に嵌装された
上軸箱6a及び下軸箱6bと、搬送ラインSに対して直
交する方向へ略水平に延び且つ非偏心部分が軸受(図示
せず)を介して上軸箱6aあるいは下軸箱6bに枢支さ
れた上下の回転軸7a,7bと、搬送ラインSの上下に
それぞれ位置し且つ基端部が軸受8a,8bを介して前
記の回転軸7a,7bの偏心部分に枢支された上下に延
びるロッド9a,9bと、該ロッド9a,9bの上下方
向中間部分に球面軸受(図示せず)を介して枢支され且
つハウジング4のウインド部5に上下へ摺動し得るよう
に嵌装されたロッドサポート箱10a,10bと、ロッ
ド9a,9bの先端部にボールジョイント(図示せず)
を介して枢支された金型座11a,11bと、該金型座
11a,11bに装着された金型12a,12bと、シ
リンダ部がロッド9a,9bの上下方向中間部分に枢支
され且つピストンロッド先端部が金型座11a,11b
に枢支された流体圧シリンダ13a,13bとを備えて
いる。
【0008】回転軸7a,7bは、自在継手及び減速機
を介してモータの出力軸(図示せず)に連結されてお
り、モータを作動させると、上下の金型12a,12b
が搬送ラインSに対して同調して近接離反するようにな
っている。
【0009】金型12a,12bは、搬送ライン上流A
側から搬送ライン下流B側へ向って徐々に搬送ラインS
へ近接する平坦な成形面14a,14bと、該成形面1
4a,14bに連なり且つ搬送ラインSに平行に対峙す
る平坦な成形面15a,15bとを有している。
【0010】また、金型12a,12bの幅は、被成形
材料1の板幅(約2000mm以上)に応じて設定され
ている。
【0011】ハウジング4の上部には、上軸箱6aを搬
送ラインSに対して近接離反させるための位置調整用ス
クリュー16が設けられており、該位置調整用スクリュ
ー16を周方向へ回転させることにより、回転軸7a、
ロッド9a、金型座11aを介して金型12aが昇降す
るようになっている。
【0012】図6に示す走間サイジングプレス装置によ
って被成形材料1を板厚方向へ圧下成形する際には、位
置調整用スクリュー16を適宜回転させることにより、
上下の金型12a,12bの間隔を板厚方向に圧下成形
すべき被成形材料1の板厚に応じて設定する。
【0013】次いで、モータを作動させて上下の回転軸
7a,7bを回転させるとともに、上下の金型12a,
12bの間に、搬送ライン上流A側から被成形材料1を
挿通すると、該被成形材料1は、搬送ラインSに沿って
搬送ライン上流A側から搬送ライン下流B側へ向かって
移動しつつ、回転軸7a,7bの偏心部分の変位に伴
い、搬送ラインSに対して近接離反する上下の金型12
a,12bによって板厚方向へ圧下成形される。
【0014】このとき、流体圧シリンダ13a,13b
のロッド側流体室及びヘッド側流体室へ適宜流体圧を付
与して、上下の金型12a,12bの搬送ライン下流B
側寄りの成形面15a,15bが、搬送ラインSに対し
て常に平行になるように、金型座11a,11bの角度
を変化させる。
【0015】
【発明が解決とようとする課題】しかしながら、図6に
示す走間サイジングプレス装置では、被成形材料1を上
下の金型12a,12bで圧下成形する際に、被成形材
料1に対する金型12a,12bのそれぞれの圧下重心
位置が略一致しないと、これに起因して、圧下成形後の
被成形材料1の前後端部が局所的に左右へ屈曲したり、
あるいは、長尺の成形材料1が全体的に湾曲するキャン
バーなどが生じることがある。
【0016】本発明は上述した実情に鑑みてなしたもの
で、圧下成形による被成形材料の左右への曲がりを抑制
できる板厚圧下プレス装置を提供することを目的として
いる。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に記載した板厚圧下プレス装置で
は、被成形材料の搬送ラインを挾んで上下に対向配置さ
れ且つ相互に同調して近接離反する一対の金型と、該金
型の搬送ライン上流側至近に搬送ラインを挾んで被成形
材料の幅方向に対向するように配置され且つ搬送ライン
に対して近接離反可能な一対のサイドガイド本体を有す
る上流側サイドガイドと、前記の金型の搬送ライン下流
側至近に搬送ラインを挾んで被成形材料の幅方向に対峙
するように配置され且つ搬送ラインに対して近接離反可
能な一対のサイドガイド本体を有する下流側サイドガイ
ドとを備えている。
【0018】また、本発明の請求項2に記載した板厚圧
下プレス装置では、被成形材料の搬送ラインを挾んで上
下に対向配置され且つ相互に同調して近接離反する一対
の金型と、該金型の搬送ライン上流側至近に搬送ライン
を挾んで被成形材料の幅方向に対向するように配置され
且つ搬送ラインに対して近接離反可能な一対のサイドガ
イド本体を有する上流側サイドガイドと、該上流側サイ
ドガイドの間を通過する被成形材料の幅方向縁部に接し
得るようにそれぞれの上流側サイドガイドに枢支された
上流側竪ローラと、前記の金型の搬送ライン下流側至近
に搬送ラインを挾んで被成形材料の幅方向に対峙するよ
うに配置され且つ搬送ラインに対して近接離反可能な一
対のサイドガイド本体を有する下流側サイドガイドと、
該下流側サイドガイドの間を通過する被成形材料の幅方
向縁部に接し得るようにそれぞれの下流側サイドガイド
に枢支された下流側竪ローラとを備えている。
【0019】本発明の請求項1あるいは請求項2に記載
の板厚圧下プレス装置のいずれにおいても、搬送ライン
上流側から下流側へ移動する圧下成形すべき被成形材料
を、上流側サイドガイドの左右のサイドガイド本体によ
って上下の金型間へ導き、金型で圧下成形されて搬送ラ
イン下流側へ送出される被成形材料の左右への曲りを、
下流側サイドガイドの左右のサイドガイド本体によって
規制する。
【0020】また、本発明の請求項2に記載の板厚圧下
プレス装置においては、上流側サイドガイドの左右のサ
イドガイド本体によって金型間に導かれる被成形材料の
幅方向縁部を、上流側竪ローラにより案内して、サイド
ガイド本体に対する被成形材料の幅方向縁部の摺動を防
止し、下流側サイドガイドの左右のサイドガイド本体に
よって左右への曲りを規制される被成形材料の幅方向縁
部を、下流側竪ローラにより案内して、サイドガイド本
体に対する被成形材料の幅方向縁部の摺動を防止する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0022】図1から図4は、本発明の板厚圧下プレス
装置の実施の形態の一例を示すものであり、図中、図6
と同一符号を付したものは同一物を表す。
【0023】17は走間サイジングプレス装置であり、
この走間サイジングプレス装置17は図6に示すものと
同様に構成されている。
【0024】走間サイジングプレス装置17の金型12
a,12bの搬送ライン上流A側には、上流側テーブル
ローラ18が配置され、搬送ライン下流B側には、下流
側テーブルローラ19が配置されている。
【0025】上流側テーブルローラ18は、走間サイジ
ングプレス装置17の金型12a,12bの搬送ライン
上流A側において、搬送ラインSの下方で被成形材料1
の幅方向に所定の間隔を隔てて平行し且つ搬送ラインS
に沿って略水平に延びるように設けられた固定フレーム
20と、該固定フレーム20上において、走間サイジン
グプレス装置17の各金型12a,12bの間に挿通す
べき被成形材料1の下面を略水平に支持し得るように所
定の間隔を隔てて配置され且つ回転自在に固定フレーム
20に支持された複数のテーブルローラ21とによって
構成されている。
【0026】また、下流側テーブルローラ19は、走間
サイジングプレス装置17の金型12a,12bの搬送
ライン下流B側において、搬送ラインSの下方で被成形
材料1の幅方向に所定の間隔を隔てて平行し且つ搬送ラ
インSに沿って略水平に延びるように設けられた固定フ
レーム22と、該固定フレーム22上において、走間サ
イジングプレス装置17の各金型12a,12bの間か
ら送り出された被成形材料1の下面を略水平に支持し得
るように所定の間隔を隔てて配置され且つ回転自在に固
定フレーム22に支持された複数のテーブルローラ23
とによって構成されている。
【0027】走間サイジングプレス装置17の金型12
a,12bの搬送ライン上流A側至近には、上流側テー
ブルローラ18のテーブルローラ21の上方において、
搬送ラインSを挾んで被成形材料1の幅方向に対峙し且
つ搬送ラインSに対して近接離反可能な一対の上流側サ
イドガイド24が設置され、前記の金型12a,12b
の搬送ライン下流B側至近には、下流側テーブルローラ
19のテーブルローラ23の上方において、搬送ライン
Sを挾んで被成形材料1の幅方向に対峙し且つ搬送ライ
ンSに対して近接離反可能な一対の下流側サイドガイド
25が設置されている。
【0028】上流側サイドガイド24及び下流側サイド
ガイド25は、図2及び図3に示すように、上流側テー
ブルローラ18及び下流側テーブルローラ19の各固定
フレーム20,22のそれぞれの反搬送ライン側の床面
上に、搬送ラインS方向に所定の間隔を隔て且つ搬送ラ
インSに直交する水平方向へ延びるように配置された複
数のガイドフレーム26と、該ガイドフレーム26によ
って搬送ラインSに直交する方向へ移動自在に支持され
た複数のブラケット27と、各ブラケット27の先端部
に固設され且つ搬送ラインSに平行する方向へ延びる一
対のサイドガイド本体28a,28bとを、それぞれに
有する。
【0029】また、上流側サイドガイド24のサイドガ
イド本体28aは、図2に示すように、搬送ライン上流
A側端が搬送ラインSの上流側へ向かって次第に間隔が
広がるように形成され、下流側サイドガイド25のサイ
ドガイド本体28bは、同じく図2に示すように、搬送
ライン下流B側端が搬送ラインSの下流側へ向かって次
第に間隔が広がるように形成されている。
【0030】更に、上流側サイドガイド24及び下流側
サイドガイド25は、シリンダ基端部が各ガイドフレー
ム26の反搬送ライン側端部のブラケット29に枢支さ
れ且つロッド先端が各サイドガイド本体28a,28b
の所定位置にピン30を介して連結された流体圧シリン
ダ31を備えており、該流体のヘッド側流体室、あるい
はロッド側流体室に流体圧を付与することにより、左右
のサイドガイド本体28a,28bが搬送ラインSに対
して互いに同調して近接離反するようになっている。
【0031】そして、上流側サイドガイド24は、該上
流側サイドガイド24の間を通過する被成形材料1の幅
方向縁部に接し得るように、左右それぞれのサイドガイ
ド本体28aに所定の間隔を隔てて枢支された複数の上
流側竪ローラ32を有しており、下流側サイドガイド2
5は、該下流側サイドガイド25の間を通過する被成形
材料1の幅方向縁部に接し得るように、左右それぞれの
サイドガイド本体28bに所定の間隔を隔てて枢支され
た複数の下流側竪ローラ33を有している。
【0032】なお、34はピンチロールであり、該ピン
チロール34は、走間サイジングプレス装置17の搬送
ライン上流A側及び下流B側の近傍に配置されている。
【0033】以下、図1から図4に示す板厚圧下プレス
装置の作動について説明する。
【0034】長尺の被成形材料1を走間サイジングプレ
ス装置17の上下の金型12a,12bの間に挿通し且
つ両金型12a,12bによって被成形材料1を板厚方
向に圧下成形する際には、上流側サイドガイド24と下
流側サイドガイド25とのそれぞれの流体圧シリンダ3
1のロッド側流体室及びヘッド側流体室へ適宜に流体圧
を付与して、上流側サイドガイド24及び下流側サイド
ガイド25を搬送ラインSに対して近接または離反さ
せ、上流側サイドガイド24と下流側サイドガイド25
の左右のサイドガイド本体28a,28bの間隔を、被
成形材料1の幅に対して所定の余裕(例えば、+10m
m程度)を有するように調整する。
【0035】また、位置調整用スクリュー16を適宜回
転させることにより、上下の金型12a,12bの間隔
を板厚方向に圧下成形すべき被成形材料1の板厚に応じ
て設定する。
【0036】次いで、モータを作動させて上下の回転軸
7a,7bを回転させるとともに、圧下成形すべき被形
成材料1を搬送ラインS上流側から上流側テーブルロー
ラ18上に供給する。
【0037】上流側テーブルローラ18上を搬送ライン
S上流側から下流側へ移動する被成形材料1は、走間サ
イジングプレス装置17の上流側近傍において、上流側
サイドガイド24のサイドガイド本体28a及び上流側
竪ローラ32によって幅方向縁部を案内されて搬送ライ
ンSに沿って移動するように規制され、走間サイジング
プレス装置17の上下の金型12a,12b間の幅方向
中心へ導かれる。
【0038】これにより被成形材料1は、搬送ラインS
に沿って搬送ライン上流A側から搬送ライン下流B側へ
向かって移動しつつ、回転軸7a,7bの偏心部分の変
位に伴い搬送ラインSに対して近接離反する上下の金型
12a,12bによって板厚方向へ圧下成形される。
【0039】このとき、流体圧シリンダ13a,13b
のロッド側流体室及びヘッド側流体室へ適宜流体圧を付
与して、上下の金型12a,12bの搬送ライン下流B
側寄りの成形面15a,15bが、搬送ラインSに対し
て常に平行になるように、金型座11a,11bの角度
を変化させる。
【0040】走間サイジングプレス装置17の金型12
a,12bによって圧下成形されて搬送ラインS下流側
へ送出される被成形材料1は、走間サイジングプレス装
置17の搬送ライン下流B側近傍において、下流側サイ
ドガイド25のサイドガイド本体28b及び下流側竪ロ
ーラ33によって左右の曲がりを規制され且つ幅方向縁
部を案内され搬送ラインSに沿って搬送される。
【0041】このように、図1から図4に示す板厚圧下
プレス装置では、金型12a,12bの搬送ライン上流
A側至近に、上流側竪ローラ32が枢支された一対のサ
イドガイド本体28aを有する上流側サイドガイド24
を設けたので、上下の金型12a,12bによって板厚
方向に圧下されるべき被成形材料1を搬送ラインSに沿
って移動させ且つ走間サイジングプレス装置17の上下
金型12a,12bの幅方向中心に導くことができ、サ
イドガイド本体28aに対する被成形材料1の幅方向縁
部の摺動を防止することができる。
【0042】また、金型12a,12bの搬送ライン下
流B側至近に、下流側竪ローラ33が枢支された一対の
サイドガイド本体28bを有する下流側サイドガイド2
5を設けたので、上下の金型12a,12bによって板
厚方向に圧下される被成形材料1の左右への曲りを抑制
することができ、サイドガイド本体28bに対する被成
形材料1の幅方向縁部の摺動を防止することができる。
【0043】なお、本発明の板厚圧下プレス装置は上述
した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲において変更を加え得ることは
勿論である。
【0044】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の板厚圧下プ
レス装置によれば、下記のような種々の優れた効果を奏
し得る。
【0045】(1)本発明の請求項1あるいは請求項2
に記載の板厚圧下プレス装置のいずれにおいても、搬送
ライン上流側から下流側へ移動する圧下成形すべき被成
形材料を、上流側サイドガイドによって上下の金型間へ
導き、金型で圧下成形されて搬送ライン下流側へ送出さ
れる被成形材料の左右への曲りを、下流側サイドガイド
によって抑制するので、長尺の被成形材料の板厚方向へ
の圧下成形を連続的に行うことができる。
【0046】(2)本発明の請求項2に記載の板厚圧下
プレス装置においては、上流側サイドガイドによって金
型間に導かれる被成形材料の幅方向縁部を、上流側竪ロ
ーラにより案内して、上流側サイドガイドのサイドガイ
ド本体に対する被成形材料の幅方向縁部の摺動を防止
し、下流側サイドガイドによって左右への曲りを規制さ
れる被成形材料の幅方向縁部を、下流側竪ローラにより
案内して、下流側サイドガイドのサイドガイド本体に対
する被成形材料の幅方向縁部の摺動を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の板厚圧下プレス装置の実施の形態の一
例を示す側面図である。
【図2】図1に関連する平面図である。
【図3】図1におけるサイドガイドのシリンダ取付部分
の断面図である。
【図4】図1におけるサイドガイドの竪ローラ支持部分
の断面図である。
【図5】熱間圧延に用いられる粗圧延機の一例を示す概
念図である。
【図6】走間サイジングプレス装置の一例を示す概念図
である。
【符号の説明】
1 被形成材料 12a 金型 12b 金型 24 上流側サイドガイド 25 下流側サイドガイド 32 上流側竪ローラ 33 下流側竪ローラ S 搬送ライン A 搬送ライン上流 B 搬送ライン下流

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被成形材料の搬送ラインを挾んで上下に
    対向配置され且つ相互に同調して近接離反する一対の金
    型と、該金型の搬送ライン上流側至近に搬送ラインを挾
    んで被成形材料の幅方向に対向するように配置され且つ
    搬送ラインに対して近接離反可能な一対のサイドガイド
    本体を有する上流側サイドガイドと、前記の金型の搬送
    ライン下流側至近に搬送ラインを挾んで被成形材料の幅
    方向に対峙するように配置され且つ搬送ラインに対して
    近接離反可能な一対のサイドガイド本体を有する下流側
    サイドガイドとを備えてなることを特徴とする板厚圧下
    プレス装置。
  2. 【請求項2】 被成形材料の搬送ラインを挾んで上下に
    対向配置され且つ相互に同調して近接離反する一対の金
    型と、該金型の搬送ライン上流側至近に搬送ラインを挾
    んで被成形材料の幅方向に対向するように配置され且つ
    搬送ラインに対して近接離反可能な一対のサイドガイド
    本体を有する上流側サイドガイドと、該上流側サイドガ
    イドの間を通過する被成形材料の幅方向縁部に接し得る
    ようにそれぞれの上流側サイドガイドに枢支された上流
    側竪ローラと、前記の金型の搬送ライン下流側至近に搬
    送ラインを挾んで被成形材料の幅方向に対峙するように
    配置され且つ搬送ラインに対して近接離反可能な一対の
    サイドガイド本体を有する下流側サイドガイドと、該下
    流側サイドガイドの間を通過する被成形材料の幅方向縁
    部に接し得るようにそれぞれの下流側サイドガイドに枢
    支された下流側竪ローラとを備えてなることを特徴とす
    る板厚圧下プレス装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016221526A (ja) * 2015-05-27 2016-12-28 Jfeスチール株式会社 熱間鋼片のサイジングプレスにおけるキャンバー抑制方法

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