JP3246527B2 - サイジングプレス - Google Patents

サイジングプレス

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JP3246527B2
JP3246527B2 JP32869192A JP32869192A JP3246527B2 JP 3246527 B2 JP3246527 B2 JP 3246527B2 JP 32869192 A JP32869192 A JP 32869192A JP 32869192 A JP32869192 A JP 32869192A JP 3246527 B2 JP3246527 B2 JP 3246527B2
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press
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博 松本
賢一 井出
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石川島播磨重工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スラブ等の材料のサイ
ジングプレスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】スラブなどの材料の幅圧下を幅圧下量が
大きくとれるサイジングプレスによって行なうことが研
究されている。而して、サイジングプレスにより幅圧下
を行なう場合、板幅が約1200mm以上、板厚が約2
50ー300mmの材料で1回の幅圧下量が300ー3
50mm以上になると、材料に座屈が発生する。
【0003】この座屈を防止するには、材料の表面を押
さえる押えロールを設けることが考えられる。
【0004】図3は従来のサイジングプレスの概略を表
す平面図、図4は図3のIV−IV矢視図で、図中1は
ハウジング、2a,2bは圧下シリンダ3a,3b等に
より相対向作動してスラブなどの材料4を幅圧下する左
右一対の金型、5,6は各金型2a,2bの相対する内
側の平行面と入側傾斜部との接点付近に設けられ且つ材
料4の幅方向の略中央部を上下面から押えて材料4の座
屈を防止する上下一対の押えロール、7はハウジングの
入側と出側とに配設され且つ図示していない駆動装置に
より駆動されて材料4を金型2a,2bへ送給するピン
チロール、8は前記ピンチロール7の入側と出側とに所
定の間隔を置いて配設されたテーブルロールである。ま
た、9はメジャーリングロールでピンチロール7の上方
に配設され図示していない回転センサが接続されてお
り、材料4のメジャーリングを行なう能力を有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
サイジングプレスでは、座屈防止用として押えロール
5,6が金型2a,2bの長手方向の略中央部付近に設
けられているのみであり、従って金型2a,2bの入側
と出側との各直近の材料4の座屈やねじれを防止でき
ず、また駆動力を有しない前記押えロール5,6では材
料4を送ることが出来ないため、ハウジング1内に納ま
ってしまうような長さの短尺材料の場合、幅圧下中に金
型2a,2bの出側へ送り出すことができないなどの問
題があった。
【0006】本発明は、幅圧下中の材料の座屈やねじれ
を防止するとともに材料の送出やメジャーリングを行な
い得るサイジングプレスを提供することを目的としてな
したものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、材料の幅圧下
プレスを行なう金型と、該金型の長手方向の略中央部に
設けられ且つ材料幅方向の略中央部両面を押える上下一
対の押えロールとを有するサイジングプレスにおいて、
材料の全幅を押圧し得るフィードローラとメジャーリン
グロールとを一対としてハウジング内における前記金型
の入側及び出側の双方の少なくとも1箇所以上に設けた
構成としている。
【0008】
【作用】従って、本発明では、金型の長手方向の略中央
部に設けた上下一対の押えロール及び、金型の入側の直
前と出側の直後とに設けたフィードローラ並びにメジャ
ーリングロールにより幅圧下中の材料を把持するので、
該材料の座屈やねじれが防止され、またフィードローラ
が材料を金型の出側へ送り出し、メジャーリングロール
が材料のメジャーリングを行なう。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
【0010】図1は本発明のサイジングプレスの一実施
例の概略を表す平面図、図2は図1のII−II矢視図
である。図中、図3および図4と同じものには同じ符号
を付すことにより説明を省略する。
【0011】本発明の実施例では、ハウジング1下部の
入側と出側との所定位置に設けたピボット10a,10
bおよびピボット11a,11bに回動自在に支持さ
れ、先端部に連結した油圧シリンダ12a,12bおよ
び油圧シリンダ13a,13bのロッドの伸縮によりピ
ボット10a,10bおよびピボット11a,11bを
中心として揺動し得るアーム14a,14bおよびアー
ム15a,15bをハウジング1幅方向に所定の間隔を
置いて配設し、アーム14a,14b間およびアーム1
5a,15b間にフィードローラ16a,16bを回転
自在に設け、該フィードローラ16a,16bがパスラ
イン24と略同じ高さで且つハウジング1内における
型2a,2bの入側の直前と出側の直後とに位置するよ
う配設し、該各フィードローラ16a,16bの一方の
軸端に図示していない駆動装置を連結している。
【0012】また、ハウジング1上部の入側と出側との
所定位置に設けたピボット17a,17bおよびピボッ
ト18a,18bに回動自在に支持され、先端部に連結
した油圧シリンダ19a,19bおよび油圧シリンダ2
0a,20bのロッドの伸縮によりピボット17a,1
7bおよびピボット18a,18bを中心として揺動し
得るアーム21a,21bおよびアーム22a,22b
をハウジング1幅方向に所定の間隔を置いて配設し、ア
ーム21a,21b間およびアーム22a,22b間に
メジャーリングロール23a,23bを回転自在に設
け、該メジャーリングロール23a,23bが前記フィ
ードローラ16a,16bとパスライン24を挟んで相
対して互いに平行し且つハウジング1内における金型2
a,2bの入側の直前と出側の直後とに位置するよう配
設し、該各メジャーリングロール23a,23bの一方
の軸端に図示していない回転センサを連結している。
【0013】前記の他は図3および図4に示した従来例
のサイジングプレスと変わるところはない。
【0014】圧下シリンダ3a,3bにより金型2a,
2bを相対向作動してスラブなどの材料4を幅圧下する
場合、金型2a,2bの相対する内側の平行面と入側傾
斜部との接点付近に設けられ且つ材料4の幅方向の略中
央部を上下面から押えている上下一対の押えロール5,
6が材料4の幅圧下部分中央部の座屈やねじれを防止
し、金型2a,2bの入側の直前と出側の直後とに設け
たフィードローラ16a,16bおよびメジャーリング
ロール23a,23bが金型2a,2bの入側の直前お
よび出側の直後部分の材料4の座屈やねじれを防止する
とともに、フィードローラ16a,16bが材料4を金
型2a,2bの出側へ送り出し、メジャーリングロール
23a,23bが材料4のメジャーリングを行なう。
【0015】前記によれば、金型2a,2bの中央部に
設けた上下一対の押えロール5,6の他に、金型2a,
2bの入側・出側にフィードローラ16a,16bとメ
ジャーリングロール23a,23bとを上下に相対する
よう設けたので、金型2a,2bの中央部と入側・出側
の直近部分の材料4の座屈やねじれを防止し得るととも
に、フィードローラ16a,16bにより短尺の材料4
でも送ることが可能となり、メジャーリングロール23
a,23bにより材料4のメジャーリングを行なうこと
ができる。
【0016】なお、本発明は前述の実施例にのみ限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内に
おいて種々変更を加え得ることは勿論である。
【0017】
【発明の効果】本発明のサイジングプレスによれば、一
対の押えロールと、金型の入側・出側に設けたフィード
ローラとメジャーリングロールとで効果的に材料の座屈
やねじれの発生を防止でき、また材料のメジャーリング
と短尺材料の送りを可能とし、しかも最小スペース内に
フィードローラとメジャーリングロールとを設け得るの
で設備費を削減し得るなど種々の優れた効果を奏し得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサイジングプレスの一実施例の概略を
表す平面図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】従来のサイジングプレスの一例の概略を表す平
面図である。
【図4】図3のIV−IV矢視図である。
【符号の説明】
2a 金型 2b 金型 4 材料(スラブ) 5 押えロール 6 押えロール 16a フィードローラ 16b フィードローラ 23a メジャーリングロール 23b メジャーリングロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21B 15/00 B21B 1/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 材料の幅圧下プレスを行なう金型と、該
    金型の長手方向の略中央部に設けられ且つ材料幅方向の
    略中央部両面を押える上下一対の押えロールとを有する
    サイジングプレスにおいて、材料の全幅を押圧し得るフ
    ィードローラとメジャーリングロールとを一対として
    ウジング内における前記金型の入側及び出側の双方の少
    なくとも1箇所以上に設けたことを特徴とするサイジン
    グプレス。
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