JPH11156420A - 板厚圧下方法及び設備 - Google Patents

板厚圧下方法及び設備

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JPH11156420A
JPH11156420A JP32467097A JP32467097A JPH11156420A JP H11156420 A JPH11156420 A JP H11156420A JP 32467097 A JP32467097 A JP 32467097A JP 32467097 A JP32467097 A JP 32467097A JP H11156420 A JPH11156420 A JP H11156420A
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press
thickness
line
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Nobuhiro Tazoe
信広 田添
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被成形材料の圧下成形を効率よく行える板厚
圧下設備を提供する。 【解決手段】 トンネル炉4で加熱された被成形材料1
を、上方及び下方から同調して搬送ラインSに近接離反
し得る上下一対の金型5a,5bを有する板厚圧下プレ
ス6によって板厚方向に圧下成形し、板厚圧下プレス6
による被成形材料1の圧下成形部分を、上下一対の作業
ロール7a,7bをそれぞれ有する複数の粗圧延機8,
9によって圧延成形するとともに、板厚圧下プレス6と
粗圧延機8との間に設けたループ機構10により、被成
形材料1を下方へ弛ませ、板厚圧下プレス6による被成
形材料1の圧下成形と粗圧延機8,9による被成形材料
1の圧延成形との作業速度の差を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は板厚圧下方法及び設
備に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は熱間圧延に用いられる粗圧延機の
一例を示すもので、この粗圧延機は、板状の被成形材料
1が略水平に通板される搬送ラインSを挟んで上下に対
向配置された作業ロール2a,2bと、各作業ロール2
a,2bに反搬送ライン側から当接する控えロール3
a,3bとを備えている。
【0003】上記の粗圧延機では、搬送ラインSの上方
の作業ロール2aを反時計回りに回転させ且つ搬送ライ
ンSの下方の作業ロール2bを時計回りに回転させて、
両作業ロール2a,2bの間に被成形材料1を噛み込む
とともに、上方の控えロール3aを下方へ押圧して、被
成形材料1を搬送ライン上流A側から搬送ライン下流B
側へ向って移動させつつ、被成形材料1を板厚方向に圧
下成形をするが、被成形材料1に対しての作業ロール2
a,2bの噛み込み角度θを約17°未満にしないと、
被成形材料1の上下面と両作業ロール2a,2bの外周
面との間で滑りが生じ、当該作業ロール2a,2bが被
成形材料1を噛み込めなくなる。
【0004】すなわち、作業ロール2a,2bの直径D
が1200mmである場合には、上記の作業ロール2
a,2bの噛み込み角度θの条件から、1回の圧下成形
における圧下量ΔTは、約50mm程度となり、板厚T
0が250mmの被成形材料1を粗圧延機で圧下成形し
た後の板厚T1は、約200mm程度になる。
【0005】このため、従来は、複数の粗圧延機に対し
て被成形材料1を往復移動させながら板厚を順次減縮す
るリバース圧延を行い、被成形材料1の板厚が約90m
m程度になった後に、当該被成形材料1を仕上圧延機へ
送り出すようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようなリバース圧延を行なう場合、圧延機群の搬送ラ
イン上流A側と下流B側とのそれぞれに、被成形材料1
の引き出し場所を設ける必要があり、設備が長大になっ
て被成形材料1の板厚減縮を効率よく行なうことができ
ない。
【0007】また、粗圧延機に通板される回数が多くな
ると、被成形材料1の温度が低下するため、仕上げ圧延
を行なう前に被成形材料1を昇温させる必要がある。
【0008】本発明は上述した実情に鑑みてなしたもの
で、被成形材料の板厚方向への圧下成形を効率よく行え
るようにすることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に記載した板厚圧下方法では、所
定温度に加熱した被成形材料の上下から、金型を互いに
近接離反させて被成形材料を板厚方向に圧下成形し、被
成形材料の金型による板厚圧下成形部分を、上下の作業
ロールの間に順次挿通して圧延成形するとともに、金型
と該金型に隣接する作業ロールとの間で、被成形材料を
適宜下方へ弛ませる。
【0010】本発明の請求項2に記載した板厚圧下方法
では、被成形材料の左右から、金型を互いに近接離反さ
せて被成形材料を板幅方向に圧下成形し、被成形材料の
金型による板幅圧下成形部分を所定温度に加熱し、所定
温度に加熱した被成形材料の上下から、金型を互いに近
接離反させて被成形材料を板厚方向に圧下成形し、被成
形材料の金型による板厚圧下成形部分を、上下の作業ロ
ールの間に順次挿通して圧延成形するとともに、板厚圧
下成形用の金型と該金型に隣接する作業ロールとの間
で、被成形材料を適宜下方へ弛ませる。
【0011】本発明の請求項3に記載した板厚圧下方法
では、所定温度に加熱した被成形材料の左右から、金型
を互いに近接離反させて被成形材料を板幅方向に圧下成
形し、被成形材料の金型による板幅圧下成形部分の上下
から、金型を互いに近接離反させて被成形材料を板厚方
向に圧下成形し、被成形材料の金型による板厚圧下成形
部分を、上下の作業ロールの間に順次挿通して圧延成形
するとともに、板厚圧下成形用の金型と該金型に隣接す
る作業ロールとの間で、被成形材料を適宜下方へ弛ませ
る。
【0012】本発明の請求項4に記載した板厚圧下方法
では、本発明の請求項2あるいは請求項3のいずれかに
記載の板厚圧下方法の手段に加えて、板幅圧下成形用の
金型と板厚圧下成形用の金型との間で、被成形材料を適
宜下方へ弛ませる。
【0013】また、本発明の請求項5に記載した板厚圧
下設備では、搬送ラインを移動する被成形材料を加熱し
得るトンネル炉と、搬送ラインの上方及び下方から同調
して搬送ラインに近接離反し得る上下一対の金型を有し
且つ前記のトンネル炉の搬送ライン下流側に配置された
板厚圧下プレスと、搬送ラインを挾んで対峙する上下一
対の作業ロールをそれぞれ有し且つ前記の板厚圧下プレ
スの搬送ライン下流側に搬送ラインに対して直列に配置
された複数の粗圧延機とを備え、板厚圧下プレスと最も
搬送ライン上流側寄りに位置する粗圧延機との間に、搬
送ラインを移動する被成形材料を下方へ弛ませ得るルー
プ機構を設けている。
【0014】本発明の請求項6に記載した板厚圧下設備
では、搬送ラインの左方及び右方から同調して搬送ライ
ンに近接離反し得る左右一対の金型を有する板幅圧下プ
レスと、搬送ラインを移動する被成形材料を加熱し得ら
れ且つ前記の板幅圧下プレスの搬送ライン下流側に配置
されたトンネル炉と、搬送ラインの上方及び下方から同
調して搬送ラインに近接離反し得る上下一対の金型を有
し且つ前記のトンネル炉の搬送ライン下流側に配置され
た板厚圧下プレスと、搬送ラインを挾んで対峙する上下
一対の作業ロールをそれぞれ有し且つ前記の板厚圧下プ
レスの搬送ライン下流側に搬送ラインに対して直列に配
置された複数の粗圧延機とを備え、板厚圧下プレスと最
も搬送ライン上流側寄りに位置する粗圧延機との間に、
搬送ラインを移動する被成形材料を下方へ弛ませ得るル
ープ機構を設けている。
【0015】本発明の請求項7に記載した板厚圧下設備
では、搬送ラインを移動する被成形材料を加熱し得るト
ンネル炉と、搬送ラインの左方及び右方から同調して搬
送ラインに近接離反し得る左右一対の金型を有し且つ前
記のトンネル炉の搬送ライン下流側に配置された板幅圧
下プレスと、搬送ラインの上方及び下方から同調して搬
送ラインに近接離反し得る上下一対の金型を有し且つ前
記の板幅圧下プレスの搬送ライン下流側に配置された板
厚圧下プレスと、搬送ラインを挾んで対峙する上下一対
の作業ロールをそれぞれ有し且つ前記の板厚圧下プレス
の搬送ライン下流側に搬送ラインに対して直列に配置さ
れた複数の粗圧延機とを備え、板厚圧下プレスと最も搬
送ライン上流側寄りに位置する粗圧延機との間に、搬送
ラインを移動する被成形材料を下方へ弛ませ得るループ
機構を設けている。
【0016】本発明の請求項8に記載した板厚圧下設備
では、本発明の請求項6に記載の板厚圧下設備の構成に
加えて、板幅圧下プレスとトンネル炉との間、あるいは
トンネル炉と板厚圧下プレスとの間に、搬送ラインを移
動する被成形材料を下方へ弛ませ得る別のループ機構を
設けている。
【0017】本発明の請求項9に記載した板厚圧下設備
では、本発明の請求項7に記載の板厚圧下設備の構成に
加えて、板幅圧下プレスと板厚圧下プレスとの間に、搬
送ラインを移動する被成形材料を下方へ弛ませ得る別の
ループ機構を設けている。
【0018】本発明の請求項1乃至請求項4に記載した
板厚圧下方法のいずれにおいても、上下の金型と複数の
上下の作業ロールとによって、所定温度に加熱した被成
形材料の板厚減縮を順次行ない、被成形材料を板厚方向
に効率良く圧下成形する。
【0019】また、板厚圧下成形用の金型と該金型に隣
接する作業ロールとの間で、被成形材料を適宜下方へ弛
ませて、板厚圧下成形用の金型による被成形材料の板厚
減縮と作業ロールによる被成形材料の板厚減縮との作業
速度の差を調整する。
【0020】本発明の請求項4に記載した板厚圧下方法
においては、板幅圧下成形用の金型と板厚圧下成形用の
金型との間で、被成形材料を適宜下方に弛ませて、板幅
圧下用の金型による被成形材料の板幅減縮と板厚圧下成
形用の金型による被成形材料の板厚減縮との作業速度の
差を調整する。
【0021】本発明の請求項5乃至請求項9に記載した
板厚圧下設備においては、板厚圧下プレスの金型と複数
の粗圧延機の作業ロールとによって、トンネル炉で加熱
した被成形材料の板厚減縮を順次行ない、被成形材料を
板厚方向に効率良く圧下成形する。
【0022】また、板厚圧下プレスと最も搬送ライン上
流側に位置する粗圧延機との間のループ機構により、被
成形材料を下方へ弛ませて、板厚圧下プレスによる被成
形材料の板厚減縮と粗圧延機による被成形材料の板厚減
縮との作業速度の差を調整する。
【0023】本発明の請求項8に記載の板厚圧下設備に
おいては、板幅圧下プレスとトンネル炉との間、あるい
はトンネル炉と板厚圧下プレスとの間の別のループ機構
により、被成形材料を下方へ弛ませて、板幅圧下プレス
による被成形材料の板幅減縮と板厚圧下プレスによる被
成形材料の板厚減縮との作業速度の差を調整する。
【0024】本発明の請求項9に記載の板厚圧下設備に
おいては、板幅圧下プレスと板厚圧下プレスとの間の別
のループ機構により、被成形材料を下方へ弛ませて、板
幅圧下プレスによる被成形材料の板幅減縮と板厚圧下プ
レスによる被成形材料の板厚減縮との作業速度の差を調
整する。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0026】図1は本発明の板厚圧下設備の実施の形態
の第1の例であり、この板厚圧下設備では、搬送ライン
上流A側の所定位置に被成形材料加熱用のトンネル炉4
を配置し、該トンネル炉4の搬送ライン下流B側に、搬
送ラインSを挾んで上下に対峙し且つ被成形材料1を板
厚方向に圧下し得る上下一対の金型5a,5bを有する
板厚圧下プレス6を配置し、該板厚圧下プレス6の搬送
ライン下流B側に、搬送ラインSを挾んで上下に対峙し
且つ被成形材料1を板厚方向に圧下し得る上下一対の作
業ロール7a,7bを備えた2台の粗圧延機8,9を、
搬送ラインSに対して直列に配置し、前記の板厚圧下プ
レス6と搬送方向上流A側の粗圧延機8との間に、被成
形材料1を下方へ弛ませるループ機構10を設けてい
る。
【0027】トンネル炉4には、搬送ライン上流A側か
ら供給される被成形材料1が挿通され、該成形材料1を
加熱保温するようになっている。
【0028】板厚圧下プレス6は、図2に示すように、
被成形材料1の進行を許容し得るように搬送ラインSの
所定位置に立設したハウジング11と、搬送ラインSを
挟んで対峙するようにハウジング11のウインド部12
に嵌装された上軸箱13a及び下軸箱13bと、搬送ラ
インSに対して直交する方向へ略水平に延び且つ非偏心
部分が軸受(図示せず)を介して上軸箱13aあるいは
下軸箱13bに枢支された上下のクランク軸14a,1
4bと、搬送ラインSの上下にそれぞれ位置し且つ基端
部が軸受(図示せず)を介して前記のクランク軸14
a,14bの偏心部分に枢支された上下に延びるロッド
16a,16bと、該ロッド16a,16bの上下方向
中間部分に球面軸受(図示せず)を介して枢支され且つ
ハウジング11のウインド部12に上下へ摺動し得るよ
うに嵌装されたロッドサポート箱17a,17bと、ロ
ッド16a,16bの先端部にボールジョイント(図示
せず)を介して枢支された金型座18a,18bと、該
金型座18a,18bに装着された金型5a,5bと、
シリンダ部がロッド16a,16bの上下方向中間部分
に枢支され且つピストンロッド先端部が金型座18a,
18bに枢支された流体圧シリンダ19a,19bとを
備えている。
【0029】クランク軸14a,14bは、自在継手及
び減速機を介してモータの出力軸(図示せず)に連結さ
れており、モータを作動させると、上下の金型5a,5
bが搬送ラインSに対して同調して近接離反するように
なっている。
【0030】金型5a,5bは、搬送ライン上流A側か
ら搬送ライン下流B側へ向って徐々に搬送ラインSへ近
接する平坦な成形面20a,20bと、該成形面20
a,20bに連なり且つ搬送ラインSに平行に対峙する
平坦な成形面21a,21bとを有している。
【0031】また、金型12a,12bの幅は、被成形
材料1の板幅(約2000mm以上)に応じて設定され
ている。
【0032】ハウジング11の上部には、上軸箱13a
を搬送ラインSに対して近接離反させるための位置調整
用スクリュー22が設けられており、該位置調整用スク
リュー22を周方向へ回転させることにより、クランク
軸14a、ロッド16a、金型座18aを介して金型5
aが昇降するようになっている。
【0033】粗圧延機8,9は、それぞれが、搬送ライ
ンSの幅方向の両側に立設されたハウジング23と、該
ハウジング23に軸受(図示せず)を介して嵌装され且
つ搬送ラインSを挾んで上下に対峙する一対の作業ロー
ル7a,7bと、各作業ロール7a,7bに反搬送ライ
ン側から当接する控えロール24a,24bとを備え、
搬送ラインSの上方の作業ロール7aを反時計方向に回
転させ且つ搬送ラインSの下方の作業ロール7bを時計
回りに回転させて、両作業ロール7a,7bの間に被成
形材料1を噛み込むとともに、上側の控えロール24a
のジャーナル部を枢支している軸受を、ハウジング23
に設けたスクリュージャッキなどの押圧手段(図示せ
ず)で搬送ラインSに向かって押圧することによって、
両作業ロール7a,7bの間に挿通される被成形材料1
を板厚方向に圧下成形するようになっている。
【0034】ループ機構10は、図1及び図3に示すよ
うに、板厚圧下プレス6の搬送ライン下流B側近傍に配
置した上流側テーブル25と、該上流側テーブル25を
昇降させる流体圧シリンダ26と、被成形材料1に下方
から当接し得られ且つ搬送ライン下流B側へ向かって枢
支位置が順に低くなるように前記の上流側テーブル25
に設けた複数の上流側ローラ27と、前記の上流側テー
ブル25の搬送ライン上流A側寄り部分に設けられ且つ
被成形材料1を板厚方向に挟持し得る上流側ピンチロー
ル28と、搬送ライン上流A側の粗圧延機8の搬送ライ
ン上流A側近傍に配置した下流側テーブル29と、被成
形材料1に下方から当接し得られ且つ搬送ライン下流B
側へ向かって枢支位置が順に高くなるように前記の下流
側テーブル29に設けた複数の下流側ローラ30と、前
記の下流側テーブル29の搬送ライン下流B側寄り部分
に設けられ且つ被成形材料1を板厚方向に挟持し得る下
流側ピンチロール31とによって構成されている。
【0035】上流側テーブル25は、板厚圧下プレス6
の搬送ライン下流B側近傍に設けられ、搬送ライン下流
B側へ向かって徐々に低くなるように形成された上面を
有し且つ床面32の所定位置に配置された複数のガイド
部材33に沿って昇降し得るようになっている。
【0036】流体圧シリンダ26は、シリンダ部が前記
のガイド部材33の近傍の床面32に枢支され且つピス
トンロッド先端部が上流側テーブル25の下面を枢支す
るように配置されており、該流体圧シリンダ26のロッ
ド側流体室及びヘッド側流体室へ適宜流体圧を付与する
ことによって、上流側テーブル25を昇降させるように
なっている。
【0037】上流側ローラ27は、前記の上流側テーブ
ル25の上面に取り付けられ、被成形材料1に下方から
当接して枢支する位置が、搬送ライン下流B側へ向かっ
て次第に低くなるように配置されている。
【0038】下流側テーブル29は、粗圧延機8の搬送
ライン上流A側近傍に設けられ搬送ライン下流B側へ向
かって徐々に高くなるように形成された上面を有し且つ
床面32の所定位置に配置・固定されている。
【0039】下流側ローラ30は、前記の下流側テーブ
ル29の上面に取り付けられ、被成形材料1に下方から
当接して枢支する位置が、搬送ライン下流B側へ向かっ
て次第に高くなるように配置されている。
【0040】以下、図1に示す板厚圧下設備の作動につ
いて説明する。
【0041】長尺の被成形材料1を板厚方向へ圧下成形
する際には、板厚圧下プレス6の搬送ラインSの上軸箱
13aに対する位置調整用スクリュー22を適宜周方向
へ回転させることによって、板厚圧下プレス6の金型5
a,5bの間隔を圧下成形すべき被成形材料1の板厚に
応じて設定する。
【0042】また、上流側テーブル25を支持している
流体圧シリンダ26のロッド側流体室及びヘッド側流体
室へ適宜流体圧を付与して上流側テーブル25を昇降さ
せることによって、上流側テーブル25に設けた上流側
ピンチロール28の上下方向位置が、板厚圧下プレス6
から送り出される第1の板厚減縮後の被成形材料1の搬
送ライン下流B側の端部を噛み込み得る高さ位置となる
ように上流側テーブル25の上下方向位置を設定する。
【0043】更に、各粗圧延機8,9のハウジング23
に設けたスクリュージャッキなどの押圧手段(図示せ
ず)を作動して上側の控えロール24aのジャーナル部
を枢支している軸受を搬送ラインSに向かって押圧する
ことによって、粗圧延機8の上下の作業ロール7a,7
bの間隔を、板厚圧下プレス6による第1の板厚減縮後
の被成形材料1の板厚、あるいは粗圧延機8による板厚
減縮後の所要板厚に応じて設定し、粗圧延機9の上下の
作業ロール7a,7bの間隔を、粗圧延機8による第2
の板厚減縮後の被成形材料1の板厚、あるいは粗圧延機
9による板厚減縮後の所要板厚に応じて設定する。
【0044】その後、板厚圧下プレス6のモータ(図示
せず)を作動させて、搬送ラインSの上方のクランク軸
14aを反時計回りに、また、搬送ラインSの下方のク
ランク軸14bを時計回りに回転させる。
【0045】これにより、板厚圧下プレス6のクランク
軸14a,14bの回転に伴う偏心部の変位がロッド1
6a,16bを介して金型座18a,18bに伝達され
金型5a,5bが搬送ラインSに対して近接離反する。
【0046】また、粗圧延機8,9を作動させ、該粗圧
延機8,9の搬送ラインSの上方の作業ロール7aを反
時計方向に回転させ且つ搬送ラインSの下方の作業ロー
ル7bを時計回りに回転させることによって、第1の板
厚減縮後の被成形材料1の搬送ライン下流B側の端部
を、各粗圧延機8,9の上下の作業ロール7a,7bの
間で噛み込み得るようにする。
【0047】次いで、板厚方向に圧下成形すべき被成形
材料1を搬送ライン上流A側からトンネル炉4へ送給し
て加熱軟化させ、該被成形材料1の搬送ライン下流B側
の端部を板厚圧下プレス6の金型5a,5bの間に挿通
して搬送ライン下流B側へ移動させると、搬送ラインS
へ近接する金型5a,5bによって、被成形材料1を板
厚方向に圧下成形する第1の板厚減縮が行われる。
【0048】板厚圧下プレス6によって第1の板厚減縮
が行なわれたあとの被成形材料1の搬送ライン下流B側
の端部は、ループ機構10の上流側ピンチロール28に
より挟持されて上流側テーブル25上へ送出され、上流
側ローラ27によって下面を支持される。
【0049】更に、板厚圧下プレス6による被成形材料
1の板厚減縮が進行すると、該被成形材料1の搬送ライ
ン下流B側の端部が下流側テーブル29の方向へ移動す
る。
【0050】このとき、図示していない被成形材料支持
用ローラが、ループ機構10の上流側テーブル25と下
流側テーブル29との間に略水平に突出し、前記の被成
形材料1を支持し且つ該被成形材料1の搬送ライン下流
B側の端部を下流側テーブル29方向へ導くようになっ
ている。
【0051】下流側テーブル側に移動した被成形材料1
の搬送ライン下流B側の端部は、下流側ピンチロール3
1により挟持され、搬送ライン上流A側の粗圧延機8の
上下の作業ロール7a,7bの間へ送給される。
【0052】被成形材料1の搬送ライン下流B側の端部
が下流側ピンチロール31に挟持された時点で、前記の
図示していない被成形材料支持用ローラがループ機構1
0の上流側テーブル25と下流側テーブル29との間か
ら被成形材料1の弛みの妨げにならない位置へ退避する
ようになっている。
【0053】被成形材料1の搬送ライン下流B側の端部
を挟持した下流側ピンチロール31は、当初、板厚圧下
プレス6の被成形材料1に対する板厚圧下成形速度より
も遅い速度で回転するように制御され、ループ機構10
の上流側テーブル25と下流側テーブル29との間を移
動する被成形材料1に弛みを発生させるように作動し、
被成形材料1に所定の弛みが生じた後は、粗圧延機8の
作業ロール7a,7bと同調して回転するようになって
いる。
【0054】下流側ピンチロール31によって粗圧延機
8の上下の作業ロール7a,7bの間に送給された被成
形材料1の搬送ライン下流B側の端部は、ハウジング2
3に設けたスクリュージャッキなどの押圧手段(図示せ
ず)によって予め所定の間隔に設定され、且つ反時計回
りに回転する搬送ラインS上方の作業ロール7aと時計
回りに回転する搬送ラインS下方の作業ロール7bとの
間に噛み込まれ、上方の控えロール24aを介して作業
ロール7aを下方へ押圧する前記の押圧手段によって、
板厚方向に圧下成形される。
【0055】そして、被成形材料1の搬送ライン下流B
側への移動に伴い、粗圧延機8の両作業ロール7a,7
bの間に、該粗圧延機8によって既に第2の板厚減縮が
完了した部分に後続する被成形材料1の第1の板厚減縮
完了部分が順次に挿通され、被成形材料1に対する第2
の板厚減縮が行われる。
【0056】搬送ライン上流A側の粗圧延機8によって
第2の板厚減縮が完了した被成形材料1の搬送ライン下
流B側の端部は、搬送ライン下流B側の粗圧延機9の上
下の作業ロール7a,7bの間に送給され、ハウジング
23に設けたスクリュージャッキなどの押圧手段(図示
せず)によって予め所定の間隔に設定され、且つ反時計
回りに回転する搬送ラインS上方の作業ロール7aと時
計回りに回転する搬送ラインS下方の作業ロール7bと
の間に噛み込まれ、上方の控えロール24aを介して作
業ロール7aを下方へ押圧する前記の押圧手段によっ
て、板厚方向に圧下成形される。
【0057】更に、被成形材料1の搬送ライン下流B側
への移動に伴い、粗圧延機9の両作業ロール7a,7b
の間に、粗圧延機9によって既に第3の板厚減縮が完了
した部分に後続する被成形材料1の第2の板厚減縮完了
部分が順次に挿通され、被成形材料1に対する第3の板
厚減縮が行われる。
【0058】このように、図1に示す板厚圧下設備にお
いては、被成形材料1の未圧下成形部分を、板厚圧下プ
レス6の金型5a,5bによって板厚方向へ圧下成形す
る第1の板厚減縮を行った後に、被成形材料1の第1の
圧下成形完了部分を、搬送ライン上流A側の粗圧延機8
の作業ロール7a,7bによって板厚方向へ圧下成形す
る第2の板厚減縮を行い、この第2の板厚減縮を完了し
た部分を、搬送ライン下流B側の粗圧延機9の作業ロー
ル7a,7bによって板厚方向へ圧下成形する第3の板
厚減縮を行なうので、被成形材料1を板厚方向へ効率よ
く圧下成形することができる。
【0059】また、板厚圧下プレス6と粗圧延機8との
間を移動する被成形材料1を所定の弛みが生じるように
支持するループ機構10を、板厚圧下プレス6と粗圧延
機8との間に設けているので、板厚圧下プレス6による
被成形材料1の板厚減縮と粗圧延機8による被成形材料
1の板厚減縮との作業速度の差を調整することができ
る。
【0060】図4は本発明の板厚圧下設備の実施の形態
の第2の例を示すものであり、図中、図1と同一符号を
付したものは同一物を表す。
【0061】この板厚圧下装置では、図1に示す板厚圧
下設備の構成に加えて、トンネル炉4の搬送ライン上流
A側に板幅圧下プレス34を設けている。
【0062】板幅圧下プレス34は、図5に示すよう
に、搬送ラインSを挟んで板幅方向に対峙し且つ搬送ラ
インSに対して近接離反可能な一対の金型座35a,3
5bと、該金型座35a,35bに搬送ラインSに対峙
するように装着された金型36a,36bと、前記の金
型座35a,35bの反搬送ライン側にそれぞれ設けた
金型往復動機構37a,37bとによって構成されてい
る。
【0063】金型座35a,35bは、搬送ラインSの
側方に設けたガイド部材38a,38bに沿って搬送ラ
インSに対して略直交する方向へ水平移動するようにな
っている。
【0064】金型36a,36bは、搬送方向上流A側
から下流B側へ向って徐々に搬送ラインSへ近接する平
坦な成形面39a,39bと、該成形面39a,39b
に連なり且つ搬送ラインSに平行に対峙する成形面40
a,40bとを有しており、成形面39a,39b,4
0a,40bの高さは、被成形材料1の板厚に応じて設
定されている。
【0065】金型往復動機構37a,37bは、前記の
金型座35a,35bの反搬送ライン側にガイド部材3
8a,38bに沿って移動自在に設置され且つスクリュ
ージャッキ(圧下量設定用アクチュエータ)41a,4
1bにより搬送ラインSに対して近接離反可能な軸箱4
2a,42bと、該軸箱42a,42bに枢支され且つ
垂直に延びるクランク軸43a,43bと、基端部がク
ランク軸43a,43bのそれぞれの偏心部分に枢支さ
れ且つ先端部が金型座35a,35bに設けたブラケッ
ト44a,44bに枢支されたロッド45a,45bと
を有している。
【0066】クランク軸43a,43bには、ギヤボッ
クスなどの回転同調機構を介してモータ(図示せず)の
回転力が伝達されるようになっており、該モータを作動
させると、クランク軸43a,43bの偏心部分の変位
がロッド45a,45b及び金型座35a,35bを介
して左右の金型36a,36bに伝達され、該金型36
a,36bが搬送ラインSに対して同調して近接離反す
る。
【0067】また、スクリュージャッキ41a,41b
を作動させると、左右の軸箱42a,42bの間隔が変
化し、これにより、金型36a,36bの間隔、すなわ
ち、被成形材料1の圧下量が調節される。
【0068】板幅圧下プレス34の搬送方向上流A側及
び下流B側には、圧下成形すべき被成形材料1の搬送方
向下流B側端部を左右の金型36a,36bの間に確実
に導き、該金型36a,36bによって圧下成形された
後の被成形材料1の搬送方向下流B側端部を搬送ライン
Sに沿って移動させるためのサイドガイドを設けること
が望ましい。
【0069】以下、図4に示す板厚圧下設備の作動につ
いて説明する。
【0070】長尺の被成形材料1を板厚方向へ圧下成形
する際には、板幅圧下プレス34の金型往復動機構37
a,37bのスクリュージャッキ41a,41bを適宜
作動し、金型往復動機構37a,37bの左右の軸箱4
2a,42bの間隔を変化させることによって、該軸箱
42a,42bに枢支されたクランク軸43a,43b
にロッド45a,45bを介して連結されている左右の
金型36a,36bの間隔を調整し、被成形材料1の幅
方向の圧下量を設定するとともに、図1に示す板厚圧下
設備と同様に、板厚圧下プレス6の金型の間隔、上流側
テーブル25の上下方向位置、各粗圧延機8,9の作業
ロール7a,7bの間隔を設定する。
【0071】次いで、板幅圧下プレス34の図示してい
ないモータを作動し、ギヤボックスなどの回転同調機構
を介してクランク軸43a,43bを回転させることに
よって左右の金型36a,36bを搬送ラインSに対し
て近接離反させるとともに、板厚圧下プレス6を作動
し、粗圧延機8,9を作動させる。
【0072】その後、搬送ライン上流A側から被成形材
料1の搬送ライン下流B側の端部を板幅圧下プレス34
の金型36a,36bの間に挿通して搬送ライン下流B
側へ移動させると、搬送ラインSへ近接する板幅圧下プ
レス34の金型36a,36bによって被成形材料1が
板幅方向に圧下成形され、被成形材料1の搬送ライン下
流B側への移動に伴い、板幅圧下プレス34によって既
に板幅減縮が完了した部分に後続する被成形材料1の板
幅減縮非完了部分が、板幅圧下プレス34の金型36
a,36bの間に順次に挿通され、被成形材料1に対し
て全長にわたる板幅減縮が行われる。
【0073】以後、被成形材料1の板幅圧下プレス34
による板幅圧下完了部分を、順次、トンネル炉4へ送給
して加熱軟化し、トンネル炉4によって加熱軟化された
被成形材料1の搬送ライン下流B側の端部を、図1に示
す板厚圧下設備と同様に、板厚圧下プレス6の金型5
a,5bの間に挿通して板厚方向に圧下成形する第1の
板厚減縮を行ない、粗圧延機8の作業ロール7a,7b
の間に挿通して第2の板厚減縮を行ない、粗圧延機9の
作業ロール7a,7bの間に挿通して第3の板厚減縮を
行なう。
【0074】このように、図4に示す板厚圧下設備にお
いては、被成形材料1の板幅方向縁部に対して充分な接
触長さを有する板幅圧下プレス34の一対の金型36
a,36bを互いに近接離反させて、被成形材料1を板
幅方向に圧下成形するので、被成形材料1の側縁近傍部
分だけが変形することなく、板幅方向にわたって全体的
に変形し、被成形材料1の板幅方向断面のドッグボーン
化及び平面形状のフィッシュテール化が抑制される。
【0075】また、図1に示す板厚圧下設備と同様に、
被成形材料1の未圧下成形部分を、板厚圧下プレス6に
よって圧下成形する第1の板厚減縮を行った後に、被成
形材料1の第1の圧下成形完了部分を、搬送ライン上流
A側の粗圧延機8によって板厚方向へ圧下成形する第2
の板厚減縮を行い、この第2の板厚減縮を完了した部分
を、搬送ライン下流B側の粗圧延機9によって板厚方向
へ圧下成形する第3の板厚減縮を行なうので、被成形材
料1を板厚方向へ効率よく圧下成形することができる。
【0076】更に、板厚圧下プレス6と粗圧延機8との
間を移動する被成形材料1を、所定の弛みが生じるよう
に支持するループ機構10を設けているので、板厚圧下
プレス6による被成形材料1の板厚減縮と粗圧延機8に
よる被成形材料1の板厚減縮との作業速度の差を調整す
ることができる。
【0077】図6は本発明の板厚圧下設備の実施の形態
の第3の例を示すものであり、図中、図1乃至図4と同
一符号を付したものは同一物を表す。
【0078】この板厚圧下設備では、図1に示す板厚圧
下設備の構成に加えて、トンネル炉4の搬送ライン下流
B側に、図5に示す板幅圧下プレス34を設けている。
【0079】図6に示す板厚圧下設備によって、長尺の
被成形材料1を板厚方向へ圧下成形する際には、図4に
示す板厚圧下設備と同様に、板幅圧下プレス34の左右
の金型36a,36bの間隔を調整し、被成形材料1の
幅方向の圧下量を設定するとともに、板厚圧下プレス6
の金型の間隔、ループ機構10の上流側テーブル25の
上下方向位置、各粗圧延機8,9の作業ロール7a,7
bの間隔を設定してから、板幅圧下プレス34、板厚圧
下プレス6を作動し、粗圧延機8,9を作動させる。
【0080】その後、板厚方向に圧下成形すべき被成形
材料1を搬送ライン上流A側からトンネル炉4へ送給し
て加熱軟化させ、該被成形材料1の搬送ライン下流B側
の端部を板幅圧下プレス34の金型36a,36bの間
に挿通して搬送ライン下流B側へ移動させると、搬送ラ
インSへ近接する板幅圧下プレス34の金型36a,3
6bによって被成形材料1が板幅方向に圧下成形され、
被成形材料1の搬送ライン下流B側への移動に伴い、被
成形材料1に対して全長にわたる板幅減縮が行われ、以
後、被成形材料1の板幅圧下プレス34による板幅圧下
完了部分が、順次、板厚圧下プレス6の金型5a,5b
の間に挿通されて板厚方向に圧下成形する第1の板厚減
縮が行なわれ、粗圧延機8の作業ロール7a,7bの
間、及び粗圧延機9の作業ロール7a,7bの間に挿通
されて、第2、第3の板厚減縮が行なわれることは、図
4に示す板厚圧下設備と変わらない。
【0081】このように、図6に示す板厚圧下設備にお
いては、図4に示す板厚圧下設備と同様に、被成形材料
1の板幅方向断面のドッグボーン化及び平面形状のフィ
ッシュテール化が抑制され、被成形材料1を板厚方向へ
効率よく圧下成形することができる。
【0082】また、ループ機構10によって、板厚圧下
プレス6による被成形材料1の第1の板厚減縮と粗圧延
機8による被成形材料1の第2の板厚減縮との作業速度
の差を調整することができる。
【0083】図7は本発明の板厚圧下設備の実施の形態
の第4の例を示すものであり、図中、図1乃至図4と同
一符号を付したものは同一物を表す。
【0084】この板厚圧下設備では、図4に示す板厚圧
下設備の構成に加えて、搬送ライン上流A側の板幅圧下
プレス34とトンネル炉4との間に、別のループ機構4
6を設けている。
【0085】ループ機構46は、板幅圧下プレス34の
搬送ライン下流B側近傍に配置した上流側テーブル47
と、被成形材料1に下方から当接し得られ且つ搬送ライ
ン下流B側へ向かって枢支位置が順に低くなるように前
記の上流側テーブル47に設けた複数の上流側ローラ4
8と、前記の上流側テーブル47の搬送ライン上流A側
寄り部分に設けられ且つ被成形材料1を板厚方向に挟持
し得る上流側ピンチロール49と、トンネル炉4の搬送
ライン上流A側近傍に配置した下流側テーブル50と、
被成形材料1に下方から当接し得られ且つ搬送ライン下
流B側へ向かって枢支位置が順に高くなるように前記の
下流側テーブル50に設けた複数の下流側ローラ51
と、前記の下流側テーブル50の搬送ライン下流B側寄
り部分に設けられ且つ被成形材料1を板厚方向に挟持し
得る下流側ピンチロール52とによって構成されてい
る。
【0086】上流側テーブル47は、板幅圧下プレス3
4の搬送ライン下流B側近傍に設けられ、搬送ライン下
流B側へ向かって徐々に低くなるように形成された上面
を有し且つ床面32の所定位置に配置・固定されてい
る。
【0087】上流側ローラ48は、前記の上流側テーブ
ル47の上面に取り付けられ、被成形材料1に下方から
当接して枢支する位置が、搬送ライン下流B側へ向かっ
て次第に低くなるように配置されている。
【0088】下流側テーブル50は、トンネル炉4の搬
送ライン上流A側近傍に設けられ搬送ライン下流B側へ
向かって徐々に高くなるように形成された上面を有し且
つ床面32の所定位置に配置・固定されている。
【0089】下流側ローラ51は、前記の下流側テーブ
ル50の上面に取り付けられ、被成形材料1に下方から
当接して枢支する位置が、搬送ライン下流B側へ向かっ
て次第に高くなるように配置されている。
【0090】図7に示す板厚圧下設備によって、長尺の
被成形材料1を板厚方向へ圧下成形する際には、図4に
示す板厚圧下設備と同様に、板幅圧下プレス34の左右
の金型36a,36bの間隔、板厚圧下プレス6の金型
5a,5bの間隔、ループ機構10の上流側テーブル2
5の上下方向位置、各粗圧延機8,9の作業ロール7
a,7bの間隔を設定してから、板幅圧下プレス34、
板厚圧下プレス6を作動し、粗圧延機8,9を作動させ
る。
【0091】その後、圧下成形すべき被成形材料1の搬
送ライン下流B側の端部を板幅圧下プレス34の金型3
6a,36bの間に挿通して搬送ライン下流B側へ移動
させると、搬送ラインSへ近接する板幅圧下プレス34
の金型36a,36bによって被成形材料1が板幅方向
に圧下成形され、被成形材料1の搬送ライン下流B側へ
の移動に伴い、被成形材料1に対して全長にわたる板幅
減縮が行われ、以後、被成形材料1の板幅圧下プレス3
4による板幅圧下完了部分を、順次、別のループ機構4
6を介してトンネル炉4へ送給する。
【0092】このとき、ループ機構46及び該ループ機
構46の下流側ピンチロール52の作動は、前述のルー
プ機構10及びループ機構10の下流側ピンチロール3
1の作動と略同様の働きをする。
【0093】トンネル炉4によって加熱軟化された被成
形材料1の搬送ライン下流B側の端部を、ループ機構1
0を介して板厚圧下プレス6の金型5a,5bの間に挿
通して板厚方向に圧下成形する第1の板厚減縮を行な
い、粗圧延機8の作業ロール7a,7bの間、及び粗圧
延機9の作業ロール7a,7bの間に挿通して、第2、
第3の板厚減縮を行なうことは、図4に示す板厚圧下設
備と変わらない。
【0094】このように、図7に示す板厚圧下設備にお
いては、図4に示す板厚圧下設備と同様に、被成形材料
1の板幅方向断面のドッグボーン化及び平面形状のフィ
ッシュテール化が抑制される。
【0095】また、被成形材料1を板厚方向へ効率よく
圧下成形することができ、ループ機構10によって、板
厚圧下プレス6による被成形材料1の第1の板厚減縮と
粗圧延機8による被成形材料1の第2板厚減縮との作業
速度の差を調整することができる。
【0096】更に、別のループ機構46によって、板幅
圧下プレス34による被成形材料1の板幅減縮と板厚圧
下プレス6による被成形材料1の第1の板厚減縮との作
業速度の差を調整することができる。
【0097】図8は本発明の板厚圧下設備の実施の形態
の第5の例を示すものであり、図中、図1乃至図6と同
一符号を付したものは同一物を表す。
【0098】この板厚圧下設備では、図6に示す板厚圧
下設備の構成に加えて、トンネル炉4の搬送ライン下流
B側に設けた板幅圧下プレス34と板厚圧下プレス6と
の間に、別のループ機構46を設けている。
【0099】図8に示す板厚圧下設備によって、長尺の
被成形材料1を板厚方向へ圧下成形する際には、図6に
示す板厚圧下設備と同様に、板幅圧下プレス34の左右
の金型36a,36bの間隔、板厚圧下プレス6の金型
5a,5bの間隔、ループ機構10の上流側テーブル2
5の上下方向位置、各粗圧延機8,9の作業ロール7
a,7bの間隔を設定してから、板幅圧下プレス34、
板厚圧下プレス6を作動し、粗圧延機8,9を作動させ
る。
【0100】その後、圧下成形すべき被成形材料1を搬
送ライン上流A側からトンネル炉4へ送給して加熱軟化
させ、トンネル炉4によって加熱軟化された被成形材料
1の搬送ライン下流B側の端部を板幅圧下プレス34の
金型36a,36bの間に挿通して搬送ライン下流B側
へ移動させると、搬送ラインSへ近接する板幅圧下プレ
ス34の金型36a,36bによって被成形材料1が板
幅方向に圧下成形され、被成形材料1の搬送ライン下流
B側への移動に伴い、被成形材料1に対して全長にわた
る板幅減縮が行われる。
【0101】更に、被成形材料1の板幅圧下プレス34
による板幅圧下完了部分が、順次、別のループ機構46
を介して板厚圧下プレス6へ移動すると、板厚圧下プレ
ス6の金型5a,5bによって板厚方向に圧下成形する
第1の板厚減縮が行なわれ、ループ機構10を介して粗
圧延機8の作業ロール7a,7bの間に挿通されて第2
の板厚減縮が行なわれ、続いて粗圧延機9の作業ロール
7a,7bによって第3の板厚減縮が行なわれること
は、図6に示す板厚圧下設備と変わらない。
【0102】このように、図8に示す板厚圧下設備にお
いては、図6に示す板厚圧下設備と同様に、被成形材料
1の板幅方向断面のドッグボーン化及び平面形状のフィ
ッシュテール化が抑制される。
【0103】また、被成形材料1を板厚方向へ効率よく
圧下成形することができ、ループ機構10によって、板
厚圧下プレス6による被成形材料1の第1の板厚減縮と
粗圧延機8による被成形材料1の第2の板厚減縮との作
業速度の差を調整することができる。
【0104】更に、別のループ機構46によって、板幅
圧下プレス34による被成形材料1の板幅減縮と板厚圧
下プレス6による被成形材料1の第1の板厚減縮との作
業速度の差を調整することができる。
【0105】なお、本発明の板厚圧下方法及び設備は上
述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲において変更を加え得ること
は勿論である。
【0106】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の板厚圧下方
法及び設備によれば下記のような種々の優れた効果を奏
し得る。
【0107】(1)本発明の請求項1乃至請求項4に記
載した板厚圧下方法においては、所定の温度に加熱した
被成形材料の未圧下成形部分を、上下の金型で板厚方向
へ圧下成形する板厚減縮を行った後に、該被成形材料の
圧下成形完了部分を、更に複数の上下の作業ロールで板
厚方向へ圧下成形する板厚減縮を行うので、被成形材料
を板厚方向へ効率よく圧下成形することができる。
【0108】(2)本発明の請求項1乃至請求項3に記
載した板厚圧下方法においては、板厚圧下成形用の金型
と該金型に隣接する作業ロールとの間で、被成形材料を
適宜下方へ弛ませて、板厚圧下成形用の金型による被成
形材料の板厚減縮と作業ロールによる被成形材料の板厚
減縮との作業速度の差を調整することができる。
【0109】(3)本発明の請求項4に記載した板厚圧
下方法においては、板幅圧下成形用の金型と板厚圧下成
形用の金型との間で、被成形材料を適宜下方へ弛ませ
て、板幅圧下成形用の金型による被成形材料の板幅減縮
と板厚圧下成形用の金型による被成形材料の板厚減縮と
の作業速度の差を調整することができる。
【0110】(4)本発明の請求項5乃至請求項9に記
載した板厚圧下設備のいずれにおいても、板厚圧下プレ
スの金型と複数の粗圧延機の作業ロールとによって、ト
ンネル炉で加熱した被成形材料の板厚減縮を順次行なう
ので、被成形材料を板厚方向に効率良く厚下成形するこ
とができる。
【0111】(5)本発明の請求項5乃至請求項9に記
載した板厚圧下設備のいずれにおいても、板厚圧下プレ
スと搬送ライン上流側に位置する粗圧延機との間のルー
プ機構によって、被成形材料を下方へ弛ませて、板厚圧
下プレスによる被成形材料の板厚減縮と粗圧延機による
被成形材料の板厚減縮との作業速度の差を調整すること
ができる。
【0112】(6)本発明の請求項8に記載した板厚圧
下設備においては、板幅圧下プレスとトンネル炉との
間、あるいはトンネル炉と板厚圧下プレスとの間に設け
た別のループ機構によって、被成形材料を下方へ弛ませ
て、板幅圧下プレスによる被成形材料の板幅減縮と板厚
圧下プレスによる被成形材料の板厚減縮との作業速度の
差を調整することができる。
【0113】(7)本発明の請求項9に記載した板厚圧
下設備においては、板幅圧下プレスと板厚圧下プレスと
の間に設けた別のループ機構によって、被成形材料を下
方へ弛ませて、板幅圧下プレスによる被成形材料の板幅
減縮と板厚圧下プレスによる被成形材料の板厚減縮との
作業速度の差を調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の板厚圧下設備の実施の形態の第1の例
を側方からみた概念図である。
【図2】図1に関連する板厚圧下プレスの側面図であ
る。
【図3】図1に関連する上流側テーブルの側面図であ
る。
【図4】本発明の板厚圧下設備の実施の形態の第2の例
を側方からみた概念図である。
【図5】図4に関連する板幅圧下プレスの平面図であ
る。
【図6】本発明の板厚圧下設備の実施の形態の第3の例
を側方からみた概念図である。
【図7】本発明の板厚圧下設備の実施の形態の第4の例
を側方からみた概念図である。
【図8】本発明の板厚圧下設備の実施の形態の第5の例
を側方からみた概念図である。
【図9】粗圧延機の概念図である。
【符号の説明】
1 被成形材料 4 トンネル炉 5a 金型 5b 金型 6 板厚圧下プレス 7a 作業ロール 7b 作業ロール 8 粗圧延機 9 粗圧延機 10 ループ機構 34 板幅圧下プレス 36a 金型 36b 金型 46 ループ機構 S 搬送ライン A 搬送ライン上流 B 搬送ライン下流

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定温度に加熱した被成形材料の上下か
    ら、金型を互いに近接離反させて被成形材料を板厚方向
    に圧下成形し、被成形材料の金型による板厚圧下成形部
    分を、上下の作業ロールの間に順次挿通して圧延成形す
    るとともに、金型と該金型に隣接する作業ロールとの間
    で、被成形材料を適宜下方へ弛ませることを特徴とする
    板厚圧下方法。
  2. 【請求項2】 被成形材料の左右から、金型を互いに近
    接離反させて被成形材料を板幅方向に圧下成形し、被成
    形材料の金型による板幅圧下成形部分を所定温度に加熱
    し、所定温度に加熱した被成形材料の上下から、金型を
    互いに近接離反させて被成形材料を板厚方向に圧下成形
    し、被成形材料の金型による板厚圧下成形部分を、上下
    の作業ロールの間に順次挿通して圧延成形するととも
    に、板厚圧下成形用の金型と該金型に隣接する作業ロー
    ルとの間で、被成形材料を適宜下方へ弛ませることを特
    徴とする板厚圧下方法。
  3. 【請求項3】 所定温度に加熱した被成形材料の左右か
    ら、金型を互いに近接離反させて被成形材料を板幅方向
    に圧下成形し、被成形材料の金型による板幅圧下成形部
    分の上下から、金型を互いに近接離反させて被成形材料
    を板厚方向に圧下成形し、被成形材料の金型による板厚
    圧下成形部分を、上下の作業ロールの間に順次挿通して
    圧延成形するとともに、板厚圧下成形用の金型と該金型
    に隣接する作業ロールとの間で、被成形材料を適宜下方
    へ弛ませることを特徴とする板厚圧下方法。
  4. 【請求項4】 板幅圧下成形用の金型と板厚圧下成形用
    の金型との間で、被成形材料を適宜下方へ弛ませる請求
    項2あるいは請求項3のいずれかに記載の板厚圧下方
    法。
  5. 【請求項5】 搬送ラインを移動する被成形材料を加熱
    し得るトンネル炉と、搬送ラインの上方及び下方から同
    調して搬送ラインに近接離反し得る上下一対の金型を有
    し且つ前記のトンネル炉の搬送ライン下流側に配置され
    た板厚圧下プレスと、搬送ラインを挾んで対峙する上下
    一対の作業ロールをそれぞれ有し且つ前記の板厚圧下プ
    レスの搬送ライン下流側に搬送ラインに対して直列に配
    置された複数の粗圧延機とを備え、板厚圧下プレスと最
    も搬送ライン上流側寄りに位置する粗圧延機との間に、
    搬送ラインを移動する被成形材料を下方へ弛ませ得るル
    ープ機構を設けたことを特徴とする板厚圧下設備。
  6. 【請求項6】 搬送ラインの左方及び右方から同調して
    搬送ラインに近接離反し得る左右一対の金型を有する板
    幅圧下プレスと、搬送ラインを移動する被成形材料を加
    熱し得られ且つ前記の板幅圧下プレスの搬送ライン下流
    側に配置されたトンネル炉と、搬送ラインの上方及び下
    方から同調して搬送ラインに近接離反し得る上下一対の
    金型を有し且つ前記のトンネル炉の搬送ライン下流側に
    配置された板厚圧下プレスと、搬送ラインを挾んで対峙
    する上下一対の作業ロールをそれぞれ有し且つ前記の板
    厚圧下プレスの搬送ライン下流側に搬送ラインに対して
    直列に配置された複数の粗圧延機とを備え、板厚圧下プ
    レスと最も搬送ライン上流側寄りに位置する粗圧延機と
    の間に、搬送ラインを移動する被成形材料を下方へ弛ま
    せ得るループ機構を設けたことを特徴とする板厚圧下設
    備。
  7. 【請求項7】 搬送ラインを移動する被成形材料を加熱
    し得るトンネル炉と、搬送ラインの左方及び右方から同
    調して搬送ラインに近接離反し得る左右一対の金型を有
    し且つ前記のトンネル炉の搬送ライン下流側に配置され
    た板幅圧下プレスと、搬送ラインの上方及び下方から同
    調して搬送ラインに近接離反し得る上下一対の金型を有
    し且つ前記の板幅圧下プレスの搬送ライン下流側に配置
    された板厚圧下プレスと、搬送ラインを挾んで対峙する
    上下一対の作業ロールをそれぞれ有し且つ前記の板厚圧
    下プレスの搬送ライン下流側に搬送ラインに対して直列
    に配置された複数の粗圧延機とを備え、板厚圧下プレス
    と最も搬送ライン上流側寄りに位置する粗圧延機との間
    に、搬送ラインを移動する被成形材料を下方へ弛ませ得
    るループ機構を設けたことを特徴とする板厚圧下設備。
  8. 【請求項8】 板幅圧下プレスとトンネル炉との間、あ
    るいはトンネル炉と板厚圧下プレスとの間に、搬送ライ
    ンを移動する被成形材料を下方へ弛ませ得る別のループ
    機構を設けた請求項6に記載の板厚圧下設備。
  9. 【請求項9】 板幅圧下プレスと板厚圧下プレスとの間
    に、搬送ラインを移動する被成形材料を下方へ弛ませ得
    る別のループ機構を設けた請求項7に記載の板厚圧下設
    備。
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