JPH11152449A - 洗車用水性ワックス組成物 - Google Patents

洗車用水性ワックス組成物

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JPH11152449A
JPH11152449A JP32104497A JP32104497A JPH11152449A JP H11152449 A JPH11152449 A JP H11152449A JP 32104497 A JP32104497 A JP 32104497A JP 32104497 A JP32104497 A JP 32104497A JP H11152449 A JPH11152449 A JP H11152449A
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JP
Japan
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chloride
wax composition
wax
polyoxyethylene
carbon atoms
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JP32104497A
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English (en)
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Hideo Kato
英夫 加藤
Naoki Kobayashi
小林  直樹
Hisami Sasaki
久美 佐々木
Kenichiro Takase
憲一郎 高瀬
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Lion Corp
Tatsuno Corp
Original Assignee
Lion Corp
Tatsuno Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラシ等の機械的接触を行わなくても、車体
面にワックス掛けを行い、ワックス効果を発現させるこ
とのできる、洗車用水性ワックス組成物を提供するこ
と。 【解決手段】 (a)カチオン界面活性剤、及び(b)
炭素数8〜40の炭化水素化合物を含有する洗車用水性
ワックス組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、自動車などの各種
車両を洗浄した後、該車両表面に施す洗車用水性ワック
ス組成物に関するものである。
【従来の技術】従来、門型洗車機等で自動車のワックス
掛けを行う場合、車体面にワックスを噴射しながら門型
フレームに固定された回転ブラシ等を用いて、ポリッシ
ングを行っていた。しかしながら、この方法におけるポ
リッシング工程は、車体面に対してブラシ等による機械
的接触を伴うため、ブラシ等に付着した塵埃等による車
両表面のキズつきの問題や、ブラシにワックス成分が付
着し、ブラシの寿命を縮める等の問題があった。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ブラシ等の
機械的接触を行わなくても、車体面にワックス掛けを行
い、ワックス効果を発現させることのできる、洗車用水
性ワックス組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】本発明は、カチオン界面
活性剤と液状の炭素数8〜40の炭化水素化合物を併用
し、これを車両表面に施すと上記課題を効率的に解決で
きるとの知見に基づいてなされたのである。すなわち、
本発明は、(a)カチオン界面活性剤、及び(b)炭素
数8〜40の炭化水素化合物を含有することを特徴とす
る洗車用水性ワックス組成物を提供する。
【0003】
【発明の実施の形態】本発明に使用される(a)成分の
カチオン系界面活性剤は特に限定されるものではなく、
例えば、アミン塩、4級アンモニウム塩、複素環アミ
ン、アミン誘導体等が挙げられる。前記アミン塩型カチ
オン性界面活性剤としては、例えば、モノアルキルアミ
ン塩、ジアルキルアミン塩、トリアルキルアミン塩、モ
ノアルカノールアミン塩、ジアルカノールアミン塩、ト
リアルカノールアミン塩、アルキレンジアミン塩、ポリ
アルキレンポリアミン塩等の一種又は二種以上の混合物
が挙げられる。上記アミン塩において、アルキル基に
は、アルケニル基が含まれ、これらは炭素数が10〜2
0のものが好ましく、より好ましくは12〜18であ
る。前記塩の種類は、特に制限されないが、例えば、塩
酸塩、ギ酸塩、酢酸塩、乳酸塩、臭化水素酸塩、硝酸
塩、硫酸塩、メチル硫酸塩、ロジン酸塩等が挙げられ、
好ましくは塩酸塩である。
【0004】前記アミン塩の具体例としては、例えば、
ラウリルアミンクロライド、ジラウリルアミンクロライ
ド、トリラウリルアミンクロライド、ラウリルジメチル
アミンクロライド、ミリスチルメチルアミンクロライ
ド、ジミリスチルアミンクロライド、トリミリスチルア
ミンクロライド、ミリスチルジメチルアミンクロライ
ド、パルミチルアミンクロライド、ジパルミチルアミン
クロライド、トリパルミチルアミンクロライド、パルミ
チルジメチルアミンクロライド、ステアリルアミンクロ
ライド、ジステアリルアミンクロライド、トリステアリ
ルアミンクロライド、ステアリルジメチルアミンクロラ
イド、水素添加牛脂アルキルアミンクロライド、ジ水素
添加牛脂アルキルアミンクロライド、トリ水素添加牛脂
アルキルアミンクロライド、アシルアミノエチルジエチ
ルアミンクロライド等が挙げられる。
【0005】前記4級アンモニウム塩としては、例え
ば、モノ長鎖アルキルトリ低級アルキルアンモニウム
塩、ジ長鎖アルキルジ低級アルキルアンモニウム塩、モ
ノ長鎖アルキルジ低級アルキルベンジルアンモニウム
塩、アルキルピリジニウム塩、アルキルキノリニウム
塩、アルキルイソキノリニウム塩、脂肪酸トリアルカノ
ールアミン、脂肪酸トリアルカノールアミンギ酸塩、ジ
アルキロイルオキシアルキルジメチルアンモニウム塩等
の一種又は二種以上の混合物が挙げられる。ここで、長
鎖アルキル基には、長鎖アルケニル基が含まれ、これら
の炭素数は10〜20が好ましく、より好ましくは12
〜18である。又、低級アルキル基の炭素数は1〜3が
好ましく、より好ましくは1である。又、上記化合物に
おいて、単にアルキル基とあるのは、アルケニル基も含
まれ、炭素数10〜20のものが好ましく、より好まし
くは12〜18である。脂肪酸としては、炭素数10〜
20のものが好ましく、より好ましくは12〜18であ
る。
【0006】前記4級アンモニウム塩の具体例として
は、ラウリルトリメチルアンモニウムクロライド、ミリ
スチルトリメチルアンモニウムクロライド、パルミチル
トリメチルアンモニウムクロライド、ステアリルトリメ
チルアンモニウムクロライド、水素添加牛脂アルキルト
リメチルアンモニウムクロライド、ジラウリルジメチル
アンモニウムクロライド、ジミリスチルジメチルアンモ
ニウムクロライド、ジパルミチルジメチルアンモニウム
クロライド、ジヤシ油ジメチルアンモニウムクロライ
ド、ジステアリルジメチルアンモニウムクロライド、ジ
オレイルジメチルアンモニウムクロライド、ジパルミチ
ルメチルヒドロキシエチルアンモニウムメチルサルフェ
ート、ジ水素添加牛脂アルキルジメチルアンモニウムク
ロライド、ジステアリルメチルポリオキシエチレン(平
均重合度5モル)アンモニウムクロライド、ジ水素添加
牛脂アルキルエチルベンジルアンモニウムクロライド、
ジテトラコシルジメチルアンモニウムクロライド、ジ
[(2−ドデカノイルアミノ)エチル]ジメチルアンモ
ニウムクロライド、ジ[(2−オクタデカノイルアミ
ノ)プロピル]ジメチルアンモニウムメチルサルフェー
ト、2−ヘプタデシル−1−エチル−1−[(2−オク
タデカノイルアミノ)エチル]イミダゾリニウムエチル
サルフェート、2−ペンタデシル−1−メチルー1ー
[(2−ヘキサデカノイルアミノ)エチル]イミダソリ
ニウムメチルサルフェート、トリラウリルメチルアンモ
ニウムクロライド、トリミリスチルメチルアンモニウム
クロライド、トリパルミチルメチルアンモニウムクロラ
イド、トリステアリルメチルアンモニウムクロライド、
トリオレイルメチルアンモニウム、トリ水素添加牛脂ア
ルキルメチルアンモニウムクロライド、ジラウロイルオ
キシエチルジメチルアンモニウムクロライド、ジミリス
トイルオキシエチルジメチルアンモニウムクロライド、
ジパルミトイルオキシジメチルアンモニウムクロライ
ド、ジステアロイルオキシエチルジメチルアンモニウム
クロライド、ジオレオイルオキシエチルジメチルアンモ
ニウムクロライド、ジ水素添加牛脂アルキロイルエチル
ジメチルアンモニウムクロライド等の1種または2種以
上の混合物である。このなかでも好ましいのは、ジヤシ
油ジメチルアンモニウムクロライド、ジ水素添加牛脂ア
ルキルジメチルアンモニウムクロライド、ジオレイルジ
メチルアンモニオウムクロライドであり、特に好ましく
は、ジヤシ油ジメチルアンモニウムクロライドである。
【0007】前記複素環アミンとしては、例えば、アル
キルイミダゾリン、1−ヒドロキシエチル−2−アルキ
ルイミダゾリン、1−アセチルアミノエチル−2−アル
キルイミダゾリン、2−アルキル−4−メチル−4−ヒ
ドロキシメチルオキソザリン等が挙げられる。ここで、
アルキル基には、アルケニル基も含まれ、炭素数10〜
20のものが好ましく、より好ましくは12〜18であ
る。前記アミン誘導体としては、例えば、ポリオキシエ
チレンアルキルアミン、N−アルキルプロピレンジアミ
ン、N−アルキルポリエチレンポリアミン、N−アルキ
ルポリエチレンポリアミンジメチル硫酸塩、アルキルピ
グアニド、長鎖アミンオキシド等が挙げられる。ここ
で、アルキル基には、アルケニル基も含まれ、炭素数1
0〜20のものが好ましく、より好ましくは12〜18
である。ポリオキシエチレンとしては、アキレンオキシ
ドの平均付加モル数(p)が2〜20のものが好まし
く、又、ポリアミンとしては、アミノ窒素原子が2〜4
個含まれるのが好ましい。以上説明してきたカチオン界
面活性剤のうち、第4級アンモニウム塩が好ましく、特
にジ長鎖アルキルジ低級アルキルアンモニウム塩が好ま
しい。これらの化合物はそれぞれ単独で使用しても良い
が、2種以上組み合わせて使用しても良い。
【0008】(b)成分の炭素数8〜40の炭化水素と
しては、室温で液状の炭素数8〜40の直鎖状、または
分枝状アルカン、炭素数8〜40の直鎖状、又は分枝状
アルケン、さらに炭素数8〜40の環状アルカンやアル
ケンがあげられる。これらの中でも引火点、保存安定性
を考慮すると、炭素数11〜33の炭化水素が好まし
い。炭素数8〜40の炭化水素の具体例としては、オク
タン、ノナン、デカン、ウンデカン、ドデカン、トリデ
カン、テトラデカン等及びこれらに対応する分枝鎖状ア
ルカン、直鎖または分枝鎖状アルケン、シクロアルカ
ン、シクロアルケン、各種流動パラフィンがあげられ
る。上記炭化水素の中で、特に流動パラフィンが好まし
い。上記炭化水素はそれぞれ単独で使用しても良いが、
2種以上組み合わせて使用しても良い。
【0009】本発明では、上記(a)成分と(b)成分
とを必須とし、これらの成分が水中に分散しているのが
好ましい。特に、本発明の洗車用水性ワックス組成物
中、(a)成分を1〜50重量%(以下、%と略称す
る)含有させるのが好ましく、より好ましくは3〜30
%、さらに好ましくは5〜20%である。(b)成分の
量は、組成物中に1〜50%であるのが好ましく、より
好ましくは3〜30%、さらに好ましくは5〜20%で
ある。残部を水とするのがよい。上記(a)成分、
(b)成分の比は重量比で1/10〜10/1であるの
が好ましく、より好ましくは1/5〜5/1であり、両
者の合計が1〜80%であるのが好ましく、より好まし
くは3〜50%、さらに好ましくは10〜40%であ
る。
【0010】本発明の水性ワックス組成物中には、上記
(a)成分及び(b)成分の他に、必要に応じて撥水・
光沢向上剤や乳化分散剤、凝固点降下剤、防腐剤、着色
剤、香料等の添加剤を含有させることができる。前記撥
水・光沢向上剤としては、例えば、カルナウバワック
ス、ミツロウ、パラフィン等のロウ、シリコンオイル、
シリコン樹脂等のシリコン化合物があげられる。これら
の撥水・光沢向上剤は組成物中に0.01〜30%含有さ
せるのが好ましく、より好ましくは0.1〜10%であ
る。尚、(b)成分より少ないのがよい。
【0011】また、乳化分散剤としては非イオン性界面
活性剤が好ましく、例えば、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエー
テル、ポリオキシエチレンアルキルナフチルエーテル、
ポリオキシエチレン化ヒマシ油、ポリオキシエチレンア
ビエチルアルコール、ポリオキシエチレンアルキルチオ
エーテル、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオ
キシエチレンアルキルアミド、アルキルアミンオキサイ
ド、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキル
エーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレング
リコール、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレング
リコールエチレンジアミン、ポリオキシエチレンモノ脂
肪酸エステル、ポリオキシエチレンジ脂肪酸エステル、
ポリオキシエチレンプロピレングリコール脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレンソルビタンモノ脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレンソルビタンジ脂肪酸エステル、
ポリオキシエチレンソルビタントリ脂肪酸エステル、エ
チレングリコール脂肪酸エステル、プロピレングリコー
ルモノ脂肪酸エステル、ジエチレングリコールモノ脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレングリセリンモノ脂肪酸
エステル、ペンタエリトリットモノ脂肪酸エステル、ソ
ルビタンモノ脂肪酸エステル、ソルビタンセスキ脂肪酸
エステル、ソルビタントリ脂肪酸エステル、グリセリン
モノ脂肪酸エステル、グリセリンジ脂肪酸エステル、シ
ョ糖脂肪酸エステル、脂肪酸モノエタノールアミド、脂
肪酸ジエタノールアミド、脂肪酸モノイソプロパノール
アミド等の一種又は二種以上の混合物が挙げられる。上
記化合物において、アルキル基には、アルケニル基も含
まれ、炭素数8〜20のものが好ましく、より好ましく
は9〜18である。ポリオキシエチレンとしては、アル
キレンオキシドの平均付加モル数(p)が1〜100の
ものが好ましい。脂肪酸としては、炭素数8〜20のも
のが好ましく、より好ましくは12〜18である。
【0012】このなかで、ポリオキシエチレン(p=4
0〜80)アルキル(炭素数16〜18)アミン、ソル
ビタンモノ脂肪酸(脂肪酸の炭素数16〜18)エステ
ル、グリセリンモノ脂肪酸(脂肪酸の炭素数16〜1
8)エステルが好ましい。これらの乳化分散剤は組成物
中に0.01〜20%含有させるのが好ましく、より好ま
しくは0.1〜10%である。また、凝固点降下剤として
は、エチレングリコール、プロピレングリコール等のグ
リコール類、エタノール、イソプロパノール等のアルコ
ール類、トルエンスルホン酸塩、キシレンスルホン酸塩
等があげられる。これらの凝固点降下剤は組成物中に5
〜35%含有させるのが好ましく、より好ましくは10
〜30%である。本発明の洗車用水性ワックス組成物を
車両に施す場合、(a)成分及び(b)成分の合計量が
0.01〜20%となるように希釈して用いるのが好まし
く、より好ましくは0.05〜10%、更に好ましくは0.
1〜5%に希釈して用いるのがよい。
【0013】本発明の洗車用水性ワックス組成物は、例
えば、次のようにして使用することができる。 門型洗車機等で洗車機において、洗浄剤などを用いた
洗浄工程により自動車表面の汚れを除去し、次いで水に
より車両表面から洗浄液を洗い流した後、本発明の水性
ワックス組成物を車両表面に施す方法。この方法による
と、車体面にワックスを噴射した後のポリッシング工程
においてブラシ等の機械的接触を伴わなくても、つま
り、ポリッシングを省略しても、ワックス効果を効率よ
く発現させることができる。しかしながら、本発明の水
性ワックス組成物は、従来のブラシ等の機械的接触を伴
うポリッシング工程を採用するワックス掛けにおいても
用いることができる。尚、門型洗車機等で洗車機におい
て、洗浄剤などを用いた洗浄工程により自動車表面の汚
れを除去し、次いで水により車両表面から洗浄液を洗い
流した後、アニオン界面活性剤を含有することを特徴と
するワックス下地処理剤組成物を車両表面に施し、水洗
することなく、本発明の水性ワックス組成物を用いてワ
ックス掛けを行うと、ポリッシング工程を採用しなくと
も、一層効果的にワックス掛けを行うことができる。
【0014】不織布製などの柔らかい材料でできたブ
ラシを用いる、いわゆる低機械力による洗車機における
洗浄や、スポンジ等による手洗い後においても、本発明
の水性ワックス組成物で車両表面を処理することにより
ワックス掛けを行うこともできる。
【発明の効果】本発明によれば、ブラシ等の機械的接触
を行わなくても、車体面にワックス掛けを行い、ワック
ス効果を発現させることのできる、洗車用水性ワックス
組成物を提供することができる。本発明の洗車用水性ワ
ックス組成物は、ブラシ等の機械的接触を伴うポリッシ
ング工程を採用するワックス掛けにおいても用いること
ができる。次に実施例により本発明を更に具体的に説明
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。
【0015】
【実施例】表−1に示す組成の洗車用水性ワックス組成
物を調製し、得られた乳濁物の性能を以下の方法で評価
した。尚、配合量は重量%で示し、不足分はイオン交換
水で調整し、全体を100%とした。撥水性 自動車を完全に洗浄し、塗装面が均一に濡れる状態にな
ったものを試験車として準備した。門型洗車機を用いて
試験車に対し、表−2に示す下地処理剤の0.3%水溶液
を噴霧し、次いで表−1に示す水性ワックスの0.5%水
溶液を使用して撥水性を評価した。尚、ワックス掛けは 水洗い→下地処理剤塗布(表−2) →水性ワックス塗布
→すすぎ→乾燥 という工程で行った。尚、ここで、水性ワックスの塗布
は、門型洗車機のノズルより噴霧し、ブラシによるポリ
ッシングは行わなかった。
【0016】以下の基準によって撥水性を評価した。○
以上が合格である。 ◎:すすぎ工程後の塗面上の水滴がほぼ球形で小さい ○:すすぎ工程後の塗面上の水滴が楕円形でやや大きい △:すすぎ工程後の塗面上の水滴が不定形で大きい ×:すすぎ工程後の塗面上の撥水性がない保存安定性 表−1に示す水性ワックスを25℃で24時間放置し、
分離の有無により判定した。判定基準は以下のとおりで
ある。 ○:分離が認められない △:上層あるいは下層がわずかに分離する ×:完全に二層に分離する
【0017】
【表1】 表−1 1 2 3 4 5 6* 7* ジヤシ油ジメチル アンモニウムクロライド 15 15 15 15 ジオレイルジメチル アンモニウムクロライド 9 ジ水素添加牛脂ジメチル アンモニウムクロライド 12 流動パラフィン 15 7.5 15 15 10 15 − 固体パラフィン 7.5 カルナウバワックス 0.3 0.1 0.3 1 0.5 0.3 0.3 ジメチルポリシロキサン (1000cSt) 2.5 アミノ変性 ポリシロキサン 2.5 ソルビタンモノオレート 4 4 10 4 グリセリン モノステアレート 4 ポリオキシエチレン 牛脂アルキルアミン(p=60) 4 4 エチレングリコール 20 15 15 20 20 20 20 (評価) 撥水性 ◎ ◎ ○ ◎ ◎ × △ 保存安定性 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 表中、6* と7* は比較例であり、流動パラフインの炭素数は16〜33であっ た。
【0018】
【表2】 表−2(撥水性評価用下地処理剤組
成物) 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸カリウム 22 ポリオキシエチレンアルキルエーテル 5 硫酸ナトリウム(P=3) エチレンジアミン四酢酸カリウム 1 メタキシレンスルホン酸カリウム 15 水 残部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 久美 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 (72)発明者 高瀬 憲一郎 東京都港区芝浦2丁目12番13号 株式会社 タツノ・メカトロニクス内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)カチオン界面活性剤、及び(b)
    炭素数8〜40の炭化水素化合物を含有することを特徴
    とする洗車用水性ワックス組成物。
JP32104497A 1997-11-21 1997-11-21 洗車用水性ワックス組成物 Pending JPH11152449A (ja)

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