JPH11151586A - Yagレーザ溶接加工方法および装置 - Google Patents

Yagレーザ溶接加工方法および装置

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JPH11151586A
JPH11151586A JP9318545A JP31854597A JPH11151586A JP H11151586 A JPH11151586 A JP H11151586A JP 9318545 A JP9318545 A JP 9318545A JP 31854597 A JP31854597 A JP 31854597A JP H11151586 A JPH11151586 A JP H11151586A
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JP
Japan
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image
yag laser
work
conditions
controller
Prior art date
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Pending
Application number
JP9318545A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Onodera
宏 小野寺
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
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Publication of JPH11151586A publication Critical patent/JPH11151586A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 YAGレーザ溶接加工において、撮像装置で
画像データを取り込む前に作業者が設定を必要とする各
種条件の設定を容易にしたYAGレーザ溶接加工方法と
装置の提供。 【解決手段】 ワーク撮像手段11を備えたYAGレー
ザ加工ヘッド3と、前記撮像手段で撮影した画像を処理
する画像処理コントローラ13と、前記YAGレーザ加
工ヘッドを制御するNC制御装置5とを設け、該NC制
御装置にワークの材質と溶接継手の形状の組合わせに対
応する複数の条件からなる複数の画像取り込み条件をデ
ータファイルとして予め設定登録し、該NC制御装置入
力されるワークの材質と溶接継手の形状データに従っ
て、該入力データ対応する画像取り込み条件を検索し、
該画像取り込み条件に対応して加工プログラムを補正す
ることを特徴とするYAGレーザ溶接加工装置1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、YAGレーザ溶接
加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】YAGレーザ加工ヘッドを備えた溶接加
工用の直交座標タイプの3次元レーザ加工装置または関
節ロボットが知られている。これら溶接加工用のレーザ
加工装置のYAGレーザ加工ヘッドには、ワークの加工
部を撮影する撮像装置としてCCDカメラが使用されて
いる。
【0003】前記CCDカメラによって、ワークの溶接
接合部分を撮影し、この画像データを画像処理装置で処
理して、溶接位置、溶接不良などを検出して前述のレー
ザ溶接加工装置または関節ロボットの加工プログラム
(ティーチングプログラム)を補正することが行われて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のCCDカメラに
よって、ワークの溶接接合部分の画像データを取り込む
際に、ワークの材質、継手形状などによって、使用する
照明方法(外部照明、同軸落射)、レーザ強度、検出サ
イクル、高反射材に対するフィルターの有無、集光レン
ズの種類、テンプレートの種類などの各種条件を設定す
る必要がある。
【0005】従来のYAGレーザ溶接加工装置では、上
述の各種条件の設定を作業者がNC制御装置に毎回設定
しなければならない。
【0006】また、人手により各種条件の設定を行うの
で、条件設定を間違えることもあり、条件設定ミスが原
因の加工不良も発生するという問題がある。
【0007】本発明は上述の如き問題を解決するために
成されたものであり、本発明の課題は、YAGレーザ溶
接加工において、撮像装置で画像データを取り込む前
に、作業者が設定を必要とする各種条件の設定を容易に
したYAGレーザ溶接加工方法と装置を提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する手段
として、請求項1に記載のYAGレーザ溶接加工方法
は、レーザ加工ヘッドにワークの加工領域を撮像する撮
像手段を備えたYAGレーザ溶接加工装置において、ワ
ークの材質と溶接継手の形状の組合わせに対応する複数
の条件からなる複数の画像取り込み条件を前記YAGレ
ーザ溶接加工装置を制御するNC制御装置にデータファ
イルとして予め設定登録し、ワークの材質と溶接継手の
形状とを入力して、前記データファイルから該入力デー
タに対応する画像取り込み条件を検索し、該画像取り込
み条件に対応して加工プログラムを補正することを要旨
とするものである。
【0009】請求項2に記載のYAGレーザ溶接加工装
置は、ワークの加工領域を撮像する撮像手段を備えたY
AGレーザ加工ヘッドと、前記撮像手段で撮影した画像
を処理する画像処理コントローラと、前記YAGレーザ
加工ヘッドを制御するNC制御装置とを設け、該NC制
御装置にワークの材質と溶接継手の形状の組合わせに対
応する複数の条件からなる複数の画像取り込み条件をデ
ータファイルとして予め設定登録し、該NC制御装置入
力されるワークの材質と溶接継手の形状データに従っ
て、該入力データ対応する画像取り込み条件を検索し、
該画像取り込み条件に対応して加工プログラムを補正す
ることを要旨とするものである。
【0010】従って、請求項1および請求項2に記載の
YAGレーザ溶接加工方法および装置によれば、ワーク
の材質と溶接継手の形状との二つを入力するのみで、複
数の条件からなる画像取り込み条件を機械的に設定する
ことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
によって説明する。
【0012】図1に示す如く、YAGレーザ溶接加工装
置1は、ワークテーブル(図示省略)上に載置したワー
クWの上方をYAGレーザ加工ヘッド3がX軸、Y軸お
よびZ軸方向に移動可能に設けてある。
【0013】前記YAGレーザ加工ヘッド3は、NC制
御装置5の制御の下に加工プログラムにしたがって、前
記3軸の移動が制御され、溶接などのレーザ加工を実施
することができる。また、YAGレーザ加工ヘッド3内
には、レーザビームを集光照射するための集光レンズ
(図示省略)が設けてあり、レーザ加工ヘッド3の先端
(下端)にはノズル7が着脱可能に設けてある。なお、
ノズル7へはアシストガス(酸素ガス)が図示しないア
シストガス供給源から供給されるようになっている。
【0014】前記YAGレーザ加工ヘッド3の上部に
は、集光レンズ(図示省略)にレーザビームを導くため
の光ファイバー9の一端が接続してあり、その他端は図
示省略のYAGレーザ発振器に接続してある。また、Y
AGレーザ加工ヘッド3の側部には、ワークの加工領域
を撮像する撮像手段のひとつとしてCCDカメラ11が
取り付けてある。このCCDカメラ11には画像処理コ
ントローラ13が接続してあり、画像処理コントローラ
13は前記NC制御装置5に接続してある。
【0015】図2を参照するに、前記NC制御装置5
は、CPU15のデータバス17に入力手段19、表示
手段21および自動条件設定手段23が接続してあり、
この入力手段19を介して画像取り込み条件テーブルが
データファイル25として設けてある。また、同様に入
力手段15を介して加工プログラム27がメモリーに記
憶させてある。
【0016】前記条件テーブルは、図3に示す如く、加
工材質と溶接継手の形状に対応する各種の条件を設定し
たものであり、例えば、加工材質が「SUS(ステンレ
ス)」、溶接する継手の形状が「突き合わせ継手」の場
合の設定条件は、条件No.Aとなり、照明は外部照
明、光量は中程度、使用レンズは「No.1」、検出サ
イクルは30Hz、高反射材用フィルター有り、使用テ
ンプレートは「No.1」、レーザ強度は大の設定とな
る。
【0017】上記構成において、NC制御装置5の入力
手段19(例えばキーボード)から加工材質と溶接継手
の形状を入力すれば、入力内容が表示手段21(例えば
CRTディスプレー)に表示されると同時に、CPU1
5の制御の下に図示しない検索プログラムによって、デ
ータファイル25が検索されて、入力条件に対応する画
像取り込み条件が条件設定手段に自動的に設定され、そ
して、選択された設定に条件に従って加工プログラム2
7が補正されYAGレーザ溶接が実施される。なお、前
記画像取り込み条件テーブルをNC制御装置5ではな
く、画像処理コントローラ13に持たせる様にしても構
わない。
【0018】
【発明の効果】請求項1および請求項2の発明によれ
ば、ワークの材質と溶接継手の形状との二つを入力する
のみで、複数の条件からなる画像取り込み条件を機械的
に設定することができるので、条件設定を間違えること
がなくなり、条件設定ミスが原因の加工不良を防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るYAGレーザ溶接加工装置の正面
図。
【図2】本発明に係るYAGレーザ溶接加工装置を制御
するNC制御装置の構成のブロック図。
【図3】画像取り込み条件テーブルの例。
【符号の説明】
1 YAGレーザ溶接加工装置 3 YAGレーザ加工ヘッド 5 NC制御装置 7 ノズル 9 光ファイバー 11 CCDカメラ(撮像手段) 13 画像処理コントローラ 15 CPU 17 データバス 19 入力手段 21 表示手段 23 自動条件設定手段 25 データファイル 27 加工プログラム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ加工ヘッドにワークの加工領域を
    撮像する撮像手段を備えたYAGレーザ溶接加工装置に
    おいて、ワークの材質と溶接継手の形状の組合わせに対
    応する複数の条件からなる複数の画像取り込み条件を前
    記YAGレーザ溶接加工装置を制御するNC制御装置に
    データファイルとして予め設定登録し、ワークの材質と
    溶接継手の形状とを入力して、前記データファイルから
    該入力データに対応する画像取り込み条件を検索し、該
    画像取り込み条件に対応して加工プログラムを補正する
    ことを特徴とするYAGレーザ溶接加工方法。
  2. 【請求項2】 ワークの加工領域を撮像する撮像手段を
    備えたYAGレーザ加工ヘッドと、前記撮像手段で撮影
    した画像を処理する画像処理コントローラと、前記YA
    Gレーザ加工ヘッドを制御するNC制御装置とを設け、
    該NC制御装置にワークの材質と溶接継手の形状の組合
    わせに対応する複数の条件からなる複数の画像取り込み
    条件をデータファイルとして予め設定登録し、該NC制
    御装置入力されるワークの材質と溶接継手の形状データ
    に従って、該入力データ対応する画像取り込み条件を検
    索し、該画像取り込み条件に対応して加工プログラムを
    補正することを特徴とするYAGレーザ溶接加工装置。
JP9318545A 1997-11-19 1997-11-19 Yagレーザ溶接加工方法および装置 Pending JPH11151586A (ja)

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JP9318545A JPH11151586A (ja) 1997-11-19 1997-11-19 Yagレーザ溶接加工方法および装置

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JPH11151586A true JPH11151586A (ja) 1999-06-08

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ID=18100332

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JP9318545A Pending JPH11151586A (ja) 1997-11-19 1997-11-19 Yagレーザ溶接加工方法および装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108714741A (zh) * 2018-04-11 2018-10-30 哈尔滨工程大学 一种自动调焦便携式激光打标机
US10207364B2 (en) 2013-11-15 2019-02-19 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Laser welding condition determination method and laser welding device

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US10207364B2 (en) 2013-11-15 2019-02-19 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Laser welding condition determination method and laser welding device
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