JPH10258382A - レーザ加工機における焦点位置の調整方法および補正方法並びにレーザ加工機 - Google Patents

レーザ加工機における焦点位置の調整方法および補正方法並びにレーザ加工機

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JPH10258382A
JPH10258382A JP9064590A JP6459097A JPH10258382A JP H10258382 A JPH10258382 A JP H10258382A JP 9064590 A JP9064590 A JP 9064590A JP 6459097 A JP6459097 A JP 6459097A JP H10258382 A JPH10258382 A JP H10258382A
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work
focal
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JP9064590A
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Komei Shioji
功明 塩地
Takayuki Aoki
貴行 青木
Seijiro Ono
清二郎 大野
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Amada Co Ltd
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Amada Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザ加工されたスリットの切断幅をレーザ
加工機に取り付けられた撮像装置ユニットで測定し、こ
の測定された切断幅より焦点基準位置を求めて焦点位置
を調整すると共に、この焦点基準位置をNC装置に登録
して焦点位置を最適に補正するようにする。 【解決手段】 集光レンズ107の焦点位置を種々変化
させてワークWに複数のスリット加工を行った後、加工
された複数のスリットをY軸キャレッジ15に設けられ
た撮像装置ユニット21の直下に位置決めし、リング照
明35を点灯すると共にワーク押さえ41を下降せしめ
てワークを押さえる。次いで、画像取り込み用カメラ2
5で各スリットの切断幅の画像データを取り込むと共に
画像処理装置49へ送り、各切断幅を測定し、この測定
された各切断幅の最も狭い切断幅における焦点位置を集
光レンズ107の焦点基準位置として焦点位置を調整す
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ワークにレーザ
加工ヘッドからレーザビームを照射せしめてレーザ加工
を行うときの集光レンズの焦点位置を最適な焦点位置に
調整するレーザ加工機における焦点位置の調整方法およ
び補正方法並びにレーザ加工機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザ加工機およびその複合機に
おいて集光レンズの焦点位置は、加工状態に大きな影響
を与えるため、常に調整し最適化される調整項目に上げ
られる。焦点位置は集光レンズに入射するレーザ光や集
光レンズ自体の経時変化によって微小量ずつ変化してい
くためである。
【0003】前記焦点位置の調整方法としては、
(A).反射光強度による調整法と、(B).スリット
加工による調整法とが知られている。
【0004】(A)の反射光強度による調整法は、ワー
クに対しレーザ光によるケガキ加工を行ったときに発生
するプラズマ光の明るさがワーク表面と焦点位置が重な
ったときに最も明るくなることを利用して調整する。つ
まりは、ケガキ加工を行いながらワークと集光レンズの
相対的位置を目視にて判断し検出するものである。
【0005】(B)のスリット加工による調整法は、ワ
ークに対しレーザ光による切断加工を行ったときにワー
ク表面と焦点位置が重なったときに最も切断幅が狭くな
ることを利用して調整する。つまりは、焦点位置を一定
量ずつ変化させながら切断した数本のスリットの一番細
いものを目視にて判断し検出するものである。
【0006】また、画像処理装置は従来からレーザ加工
機等に取り付けられたタレットパンチプレスとのライン
加工時に再クランプによるワークのずれ補正用に用いら
れてきた。
【0007】NC装置からの指示により自動で焦点位置
(ワークとの相対位置)を移動させる装置は実用化され
商品となっている。方法としては集光レンズの位置を上
下させるか、加工ノズルの長さを変化させる等がある。
【0008】また、加工条件表をNC装置内に持ち、そ
こにワーク表面と焦点位置とのオフセット量を登録する
ことで上記自動で集光レンズを移動させる装置により指
定された焦点位置に焦点を移動することが可能となって
いる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の焦点位置のどちらの調整法でも目視にて行われるた
め、作業者による誤差が発生し正確な焦点位置の割り出
しができない。特に、(A)の反射光強度による調整法
は、プラズマ光を作業者が見なければならず、目への負
担が大きいため作業者の安全性にも問題がある。
【0010】また、自動で集光レンズの位置を変化させ
る等で焦点位置を変化させる装置もワーク表面と焦点位
置が重なったときの集光レンズの位置が基準点となって
動くため、基準となる焦点位置の割り出しが不正確であ
る場合には全てのレーザ加工について安定加工を妨げる
要因となってくる。
【0011】さらに、レーザ加工機やその複合機に取り
付けられた画像処理装置は、ワークに空いた穴の重心を
測定しワーク原点の位置補正に用いられることが多く、
他の目的で実用化された実績はない。
【0012】この発明の目的は、レーザ加工されたスリ
ットの切断幅をレーザ加工機に取り付けられた撮像装置
ユニットで測定し、この測定された切断幅より焦点基準
位置を求めて焦点位置を調整すると共に、この焦点基準
位置をNC装置に登録して焦点位置を最適に補正するよ
うにしたレーザ加工機における焦点位置の調整方法およ
び補正方法並びにレーザ加工機を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明のレーザ加工機における焦点
位置の調整方法は、Y軸キャレッジに設けられ、かつ焦
点位置が調整可能な集光レンズを備えたレーザ加工ヘッ
ドから前記焦点位置を種々変化させてワークへレーザビ
ームを照射せしめてワークに複数のスリット加工を行っ
た後、この加工された複数のスリットを前記Y軸キャレ
ッジに設けられた撮像装置ユニットの直下に位置決め
し、撮像装置ユニット内のリング照明を点灯すると共に
撮像装置ユニット内のワーク押さえを下降せしめてワー
クを押さえ、次いで、撮像装置ユニット内の画像取り込
み用カメラで前記各スリットにおける切断幅の画像デー
タを取り込むと共に画像処理装置に画像データが送られ
た前記各切断幅を測定し、この測定された各切断幅のう
ちの最も狭い切断幅における焦点位置を前記集光レンズ
の焦点基準位置として焦点位置を調整することを特徴と
するものである。
【0014】したがって、Y軸キャレッジに設けられた
レーザ加工ヘッドから集光レンズの焦点位置を種々変化
させてワークへレーザビームを照射せしめてワークに複
数のスリット加工が行われる。この加工された複数のス
リットをY軸キャレッジに設けられた撮像装置ユニット
の直下に位置決めし、リング照明を点灯せしめると共に
ワーク押さえを下降せしめてワークを押さえる。次い
で、画像取り込み用カメラで前記各スリットにおける切
断幅の画像データを取り込むと共に画像処理装置に画像
データを送る。画像処理装置では各切断幅を測定すると
共にこの測定された各切断幅のうちの最も狭い切断幅に
おける焦点位置が集光レンズの焦点基準位置として正確
に判断されると共に、この焦点基準位置を焦点位置とし
て調整される。
【0015】請求項2によるこの発明のレーザ加工機に
おける焦点位置の調整方法は、請求項1のレーザ加工機
における焦点位置の調整方法において、前記集光レンズ
を自動で移動せしめて集光レンズの焦点位置の種々な変
化を自動で行うことを特徴とするものである。
【0016】したがって、集光レンズの移動を自動で行
うことにより、集光レンズの焦点位置の変化が自動で行
われる。而して、作業者の負担がなく、またどの作業者
でも実施される。
【0017】請求項3によるこの発明のレーザ加工機に
おける焦点位置の補正方法は、請求項1,2によるレー
ザ加工機における焦点位置の調整方法で調整された集光
レンズの焦点基準位置を、NC装置に登録し、この登録
された焦点基準位置を加工条件の焦点位置オフセット量
の原点として焦点位置を補正することを特徴とするもの
である。
【0018】したがって、請求項1,2によるレーザ加
工機における焦点位置の調整方法で調整された集光レン
ズの焦点基準位置をNC装置に登録することによって、
その値を加工条件の焦点位置オフセット量の原点として
焦点位置が補正される。而して、加工条件の信頼性と加
工の安定性が向上される。
【0019】請求項4によるこの発明のレーザ加工機
は、Y軸方向へ移動自在なY軸キャレッジに設けられ、
かつ焦点位置が調整可能な集光レンズを備えたレーザ加
工ヘッドと、前記Y軸キャレッジに設けられ、上下動自
在なリング照明とワーク押さえを有すると共に画像取り
込み用カメラを有した撮像装置ユニットと、前記画像取
り込み用カメラで撮像した画像データを取り込んで画像
処理をすると共に焦点基準位置自動修正機能を有する画
像処理装置と、前記焦点基準位置自動修正機能で処理し
た焦点基準位置を取り込んで焦点位置を補正する補正機
能を有したNC装置と、で構成されていることを特徴と
するものである。
【0020】したがって、Y軸キャレッジに設けられた
レーザ加工ヘッドから集光レンズの焦点位置を種々変化
させてワークへレーザビームを照射せしめてワークに複
数のスリット加工が行われる。この加工された複数のス
リットをY軸キャレッジに設けられた撮像装置ユニット
の直下に位置決めし、リング照明を点灯せしめると共に
ワーク押さえを下降せしめてワークを押さえる。次い
で、画像取り込み用カメラで前記各スリットにおける切
断幅の画像データを取り込むと共に画像処理装置に画像
データを送る。画像処理装置では各切断幅を測定すると
共にこの測定された各切断幅のうちの最も狭い切断幅に
おける焦点位置が焦点基準位置修正機能でもって集光レ
ンズの焦点基準位置として判断されて集光レンズの位置
が焦点基準位置に調整される。
【0021】しかも、この焦点基準位置がNC装置に登
録されて補正機能でその焦点基準位置を加工条件の焦点
位置オフセット量の原点として焦点位置が補正される。
而して、加工条件の信頼性と加工の安定性の向上が図ら
れる。
【0022】
【発明の実施の形態】図3を参照するに、レーザ加工機
1は図示省略のX軸方向(図3において紙面に対して直
交する方向)へ移動自在な加工テーブルを備えており、
この加工テーブル上にワーククランプ3でクランプされ
た加工すべきワークWが載置されている。前記加工テー
ブルの上方には加工テーブルを跨いで門型形状のうちの
上部フレーム5が設けられている。
【0023】この上部フレーム5の前面にはY軸方向
(図3において左右方向)へ延伸した平行な複数のガイ
ドレール7が敷設されている。このガイドレール7間に
はY軸方向へ延伸したボールねじ9が設けられており、
このボールねじ9の一端例えば図3において右端には駆
動モータ11が連結されていると共にボールねじ9の他
端例えば図3において左端は軸受13で回転自在に支持
されている。
【0024】前記ボールねじ9に螺合した図示省略のナ
ット部材を介してY軸キャレッジ15が設けられている
と共に、このY軸キャレッジ15には図示省略の複数の
ガイド部材が設けられ、この各ガイド部材が前記ガイド
レール7に沿って案内されるようになっている。また、
前記Y軸キャレッジ15にはレーザ加工ヘッド17が設
けられていると共にこのレーザ加工ヘッド17の下部に
はノズル19が備えられている。
【0025】上記構成により、駆動モータ11を駆動せ
しめると、ボールねじ9が回転されるから、Y軸キャレ
ッジ15がY軸方向へ移動される。Y軸キャレッジ15
が移動される際、Y軸キャレッジ15はガイド部材を介
してガイドレール7に案内されてスムーズに移動される
ことになる。
【0026】したがって、ワーククランプ3にクランプ
されたワークWがX軸方向へ,レーザ加工ヘッド17が
Y軸方向へ移動されることにより、ワークWの所望位置
にレーザ加工ヘッド17が位置決めされ、レーザ加工ヘ
ッド17の下部に備えられたノズル19からレーザビー
ムがワークWへ向けて照射されてワークWに丸穴又はス
リットなどのレーザ加工が行われることとなる。
【0027】前記Y軸キャレッジ15には例えばレーザ
加工ヘッド17の右側近傍に撮像装置ユニット21が設
けられている。この撮像装置ユニット21としては、前
記Y軸キャレッジ15に撮像装置ユニットケース23が
設けられている。この撮像装置ユニットケース23内に
は画像取り込み用カメラとしてのCCDカメラ25が設
けられ、このCCDカメラ25の下部には下方へ順にレ
ンズユニット27,UVフィルタ29が設けられてい
る。
【0028】前記CCDカメラ25は例えば丸穴又はス
リットなどを撮像するカメラで、レンズユニット27は
絞りとピントを調整し、またUVフィルタ29はレンズ
ユニット27とCCDカメラ25を保護するものであ
る。
【0029】前記撮像装置ユニットケース23内にはエ
アシリンダ31が設けられており、このエアシリンダ3
1の下部にはピストンロッド33が装着されている。こ
のピストンロッド33の下端にはリング照明35を備え
た支持部材37が取り付けられている。この支持部材3
7の下端にはスプリング39を介してワーク押さえ41
が設けられている。また、撮像装置ユニットケース23
内には中継端子台43が設けられ、前記エアシリンダ3
1のLS(リミットスイッチ),リング照明35の中継
端子台である。また、前記上部フレーム5の右側上部に
はパージ用ソレノイド45,エアシリンダ用ソレノイド
47が設けられている。
【0030】前記撮像装置ユニット21をコントロール
せしめる画像処理装置としてのコントローラ49が図4
(A),(B),(C),(D)に示されている。図4
(A)〜(D)において、コントローラ49には電源ス
イッチ51,電源表示用LED53,CCDカメラ接続
用ケーブル55,NC接続ケーブル57,電源ケーブル
59および吸気ファン61が備えられている。
【0031】また、図5には撮像装置ユニット21の電
気系統のシステム構成図が示されている。図5におい
て、前記コントローラ49とNC装置としてのNC強電
盤63とはコントローラ動力ケーブル65で接続されて
いる。また、前記中継端子台43とNC強電盤63とは
中継ケーブル67で接続されている。前記パージ用ソレ
ノイド45,エアシリンダ用ソレノイド47とNC強電
盤63とはそれぞれソレノイドケーブル69,71とで
接続されている。NC強電盤63と前記コントローラ4
9とは前記NC接続用ケーブル57で接続されている。
しかも、NC操作盤73とNC強電盤63とは接続され
ている。
【0032】前記中継端子台43とリング照明35とは
照明ケーブル75で接続されている。前記エアシリンダ
31の上,下リミットスイッチ77,79と前記中継端
子台43とはスイッチケーブル81,83で接続されて
いる。また、モニタテレビ85と前記コントローラ49
とはモニタケーブル87で接続されている。さらに前記
コントローラ49とCCDカメラ25とはCCDカメラ
接続用ケーブル55で接続されている。
【0033】図6には撮像装置ユニット21のエア系統
のシステム構成図が示されている。図6において、前記
エアシリンダ31の上部,下部シリンダ室には例えばφ
6からなる配管89,91の一端が接続されていると共
に、配管89,91の他端は前記エアシリンダソレノイ
ド47の裏に接続されている。また、エアシリンダソレ
ノイド47の表には例えばφ8からなる配管93の一端
が接続されていると共に配管93の他端は、エア3点セ
ット95のユニオンティ97に接続されている。さら
に、パージ用ソレノイド45の表には配管99の一端が
接続されていると共に配管99の他端はエア3点セット
95のブランチエルボ101に接続されている。パージ
用ソレノイド45の裏には例えばφ6からなる配管10
3の一端が接続されていると共に配管103の他端は、
前記ワーク押え41に形成されたパージエア用穴として
のリング穴105に接続されている。
【0034】上記構成により、図5を基にNC操作盤7
3を操作し、NC強電盤63を介してコントローラ49
を制御することにより、CCDカメラ25で加工された
ワークWの丸穴W又はスリットが撮像される。また、
NC強電盤63,中継端子台43を経てリング照明35
が点灯し、ワークWの表面が照らされるとともに、エア
シリンダ31の上,下リミットスイッチ77,79がO
N,OFFされる。また、NC強電盤63を介してパー
ジ用ソレノイド45,エアシリンダ用ソレノイド47が
ON,OFFされる。
【0035】図6を基にして、3点エアセット95のユ
ニオンティ97を経て圧縮エアが配管93を介してエア
シリンダ用ソレノイド47,配管89を経てエアシリン
ダ31の上部シリンダ室に供給されると、ピストンロッ
ド33が下降するので、ワーク押さえ41も下降してワ
ークWが上方からワーク押え41で押さえられる。ま
た、3点エアセット95のユニオンティ97を経て圧縮
エアが配管93を介してエアシリンダ用ソレノイド4
7,配管91を経てエアシリンダ31の下部シリンダ室
に供給されると、ピストンロッド33が上昇し、ワーク
押さえ41も上昇されることになる。
【0036】また、ワーク押さえ41でワークWを上方
から押さえ得た状態で、図示省略の集塵機を作動せしめ
ると、ワーク押さえ41に形成されたリング穴105か
らワークW上にある粉塵などが吸引されて配管103,
パージ用ソレノイド45,配管99およびエア3点セッ
ト95を経て集塵機に集塵され、ワークW上がきれいに
清掃されることになる。または、リング穴105からエ
アを噴射せしめてワークW上をきれいに清掃することも
できる。
【0037】前記レーザ加工ヘッド17には、図7に示
されているように、加工ヘッド本体107を備えてお
り、この加工ヘッド本体107の下部にはワークWへア
シストガスを噴出する前記ノズル19を備えている。前
記加工ヘッド本体107内には集光レンズ109を備え
たレンズホルダ111が設けられており、このレンズホ
ルダ111は、前記加工ヘッド本体107に上下調節可
能に支持された上下調節筒113の下端部に適宜に取付
けられている。
【0038】この上下調節筒113の上部には、前記加
工ヘッド本体107に回転のみ自在に支持されたナット
部材115が相対的に上下動可能に螺合されており、こ
のナット部材115の外周面に一体的に備えたウォーム
ギヤ117には、前記加工ヘッド本体107に回転自在
に支持されたウォーム119が噛合されている。そし
て、このウォーム119はエンコーダ121を備えたサ
ーボモータ123に適宜に連結されている。このサーボ
モータ123はNC装置としての前記NC強電盤63に
接続されていると共にエンコーダ121は画像処理装置
としてのコントローラ49に接続されている。
【0039】上記構成により、サーボモータ121を駆
動せしめると、ウォーム119を介してウォームギヤ1
17が回転され、ナット部材115、上下調節筒113
を介してレンズホルダ111が上下方向へ移動されるこ
とにより、集光レンズ109が上下に位置調節すること
ができる。したがって、NC強電盤63からの指令によ
り、サーボモータ123が駆動し、集光レンズ109が
上下に位置調整されると、集光レンズ109の位置はエ
ンコーダ121で検出されると共にコントローラ49に
取り込まれる。
【0040】前記レーザ加工ヘッド17からワークWへ
向けてレーザビームを照射してワークWにスリット又は
丸穴などのレーザ加工を行う際には、集光レンズ109
の焦点位置をワークWの材質,板厚に合った最適な焦点
位置に調節する必要がある。
【0041】この集光レンズ109の焦点位置が最適な
焦点位置に調整されたかを確認するために、前記撮像装
置ユニット21を用いてコントローラ49で測定された
焦点位置がNC強電盤63に備えられた焦点基準位置自
動修正機能で行われる。
【0042】すなわち、この焦点基準位置自動修正機能
とは、前記集光レンズ109の位置調節装置と連動して
焦点基準位置を自動修正する機能である。焦点基準位置
とは加工条件画面の焦点位置の基準となる値で、実際に
はワークWの表面と集光ビーム焦点位置が一致する集光
レンズ109の位置を焦点基準位置と呼ぶ。
【0043】したがって、ワークWを切断したときの切
断幅はワークWの表面に焦点位置が一致したときに最も
細くなるので、この修正機能を実施すると集光レンズ1
09の位置を変化させながらスリットを切断し、切断幅
を画像取り込み用カメラ25で撮像し、コントローラ4
9で測定して、スリットの切断幅が最も狭くなる集光レ
ンズ109の位置を焦点基準位置として自動的に修正さ
れるものである。
【0044】例えばワーククランプ3に適当なワークW
をクランプせしめる(ワークWは焦点変動範囲を広くと
って加工できる薄板が最適で、例えばSPCC1.2m
mが用いられる)。次いで、NC焦点用加工プログラム
を呼び出すと共にレーザ加工ヘッド17をワークWのX
80×Y50が加工できる場所に手動で動かし加工プロ
グラムをスタートさせて行われる。
【0045】例えば、集光レンズ107の位置移動量が
0.5mm,修正前の焦点基準位置が8.0mmとなっ
ていると、図2に示すように、集光レンズ107を移動
しスリット切断が行われる。図2においては9本のスリ
ット切断が行われ、各スリットの切断幅が撮像装置ユニ
ット21を用いて測定される。
【0046】測定動作としては、図1のフローチャート
を基にして説明すると、ステップS1で検出スタート指
令を出しステップS2でスリットの直上に撮像装置ユニ
ット21のCCDカメラ25を位置決めする。ステップ
S3でリング照明35を点灯せしめると共にワーク押さ
え41を下降せしめてワークWを押さえる。ステップS
4でスリットの切断幅における画像データをCCDカメ
ラ25で撮像した後、ステップS5でコントローラ49
に画像データが撮像した後、ステップS5でコントロー
ラ49に画像データが取り込まれて処理される。
【0047】ステップS6でリング照明35を消灯する
と共にワーク押さえ41を上昇せしめる。ステップS7
で測定された切断幅が格納される。次いで、スリット本
数が9本になったかどうか判断し、9本になっていなけ
ればステップS2の手前に戻されて繰り返される。スリ
ット本数が9本になると、ステップS9で各測定された
切断幅のうち最も狭い切断幅を選び出し、その切断幅に
相当する焦点基準位置に集光レンズ107を移動せしめ
て、集光レンズ107の焦点位置調整が終了し、自動的
に焦点基準位置が自動的に変更される。
【0048】次いで、ステップS10で焦点基準位置が
NC装置のNC強電盤63に備えられた焦点基準位置修
正機能に送信されて登録され、この登録された焦点基準
位置を加工条件の焦点位置オフセット量の原点として焦
点位置が自動的に補正される。
【0049】例えば、実際のNC焦点付き加工機の焦点
基準位置自動修正プログラムは次のとおりである。
【0050】
【表1】 0200(自動) M102(SPC1、2); ……加工材質指定 M100; E1; ……加工速度 低速指定 G95 P8101 Q0.5 ……焦点移動量0.5mm M101; サブプログラム呼び出し M30; また、マニュアル焦点加工機の焦点基準位置自動修正プ
ログラムは次のとおりである。
【0051】
【表2】 0−−−(手動) M102(SPC1、2); ……加工材質指定 M100; E1; ……加工速度 低速指定 M96 P8102; ……サブプログラム呼び出し M101; M30; 焦点基準位置をさらに精度良く割り出したい場合には、
Q値を小さくして行う。ただし、Q値を極端に小さくす
ると焦点位置変動範囲内に焦点基準位置がない場合があ
るので注意する必要がある。集光レンズ107の焦点距
離によるQ値の取り方は次のとおりである。
【0052】
【表3】 なお、マニュアル焦点加工機の場合には、焦点位置の変
更をオペレータが行い、それ以外は自動焦点加工機とほ
ぼ同じ要領で行われるものである。
【0053】このように集光レンズ107の焦点位置を
変化させながら切断したスリットの切断幅を画像処理装
置を用いて測定するので、正確な切断幅の比較データを
得ることができる。得られた比較データを比較し最少と
なるときの集光レンズ位置がわかるので、集光レンズ1
07の焦点基準位置を正確に判断することができる。ま
た、得られた数点の比較データを最少二重法等の曲線処
理を施してその最少となるときの集光レンズ位置がわか
るので、集光レンズ107の焦点基準位置をさらに正確
に判断することができる。
【0054】得られた集光レンズ107の焦点位置を焦
点基準位置としてNC装置のNC強電盤63に登録する
ことができるので、その値を加工条件の焦点位置オフセ
ット量の原点として使用でき、加工条件の信頼性と加工
の安定性を向上せしめることができる。
【0055】前記集光レンズ107の移動をNC装置の
NC強電盤63からの指示で自動で動かすことができる
装置を用いることで、全ての作業をNC強電盤63に登
録されたプログラムによる自動運転により実施でき作業
者の負担がなく、またどの作業者が実施しても同じ正確
さで焦点位置原点を得ることができる。
【0056】上記の方法により焦点基準位置を測定する
ため、ケガキによる焦点基準位置設定に比べ作業者の安
全特に目への負担の軽減を図ることができる。
【0057】なお、この発明は、前述した実施の形態の
例に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより
その他の態様で実施し得るものである。
【0058】
【発明の効果】以上のごとき実施の形態の例より理解さ
れるように、請求項1の発明によれば、Y軸キャレッジ
に設けられたレーザ加工ヘッドから集光レンズの焦点位
置を種々変化させてワークへレーザビームを照射せしめ
てワークに複数のスリット加工が行われる。この加工さ
れた複数のスリットをY軸キャレッジに設けられた撮像
装置ユニットの直下に位置決めし、リング照明を点灯せ
しめると共にワーク押さえを下降せしめてワークを押さ
える。次いで、画像取り込み用カメラで前記各スリット
における切断幅の画像データを取り込むと共に画像処理
装置に画像データを送る。画像処理装置では各切断幅を
測定すると共にこの測定された各切断幅のうちの最も狭
い切断幅における焦点位置を集光レンズの焦点基準位置
として正確に判断せしめることができると共に、この焦
点基準位置を焦点位置として調整することができる。
【0059】請求項2の発明によれば、集光レンズの移
動を自動で行うことにより、集光レンズの焦点位置の変
化を自動で行うことができる。而して、作業者の負担が
なく、またどの作業者でも実施することができる。
【0060】請求項3の発明によれば、請求項1,2に
よるレーザ加工機における焦点位置の調整方法で調整さ
れた集光レンズの焦点基準位置をNC装置に登録するこ
とによって、その値を加工条件の焦点位置オフセット量
の原点として焦点位置を補正することができる。而し
て、加工条件の信頼性と加工の安定性の向上を図ること
ができる。
【0061】請求項4の発明によれば、Y軸キャレッジ
に設けられたレーザ加工ヘッドから集光レンズの焦点位
置を種々変化させてワークへレーザビームを照射せしめ
てワークに複数のスリット下降が行われる。この加工さ
れた複数のスリットをY軸キャレッジに設けられた撮像
装置ユニットの直下に位置決めし、リング照明を点灯せ
しめると共にワーク押さえを下降せしめてワークを押さ
える。次いで、画像取り込み用カメラで前記各スリット
における切断幅の画像データを取り込むと共に画像処理
装置に画像データを送る。画像処理装置では各切断幅を
測定すると共にこの測定された各切断幅のうちの最も狭
い切断幅における焦点位置が焦点基準位置修正機能でも
って集光レンズの焦点基準位置として判断されて集光レ
ンズの位置を焦点基準位置に調整することができる。
【0062】しかも、この焦点基準位置がNC装置に登
録されて補正機能でその焦点基準位置を加工条件の焦点
位置オフセット量の原点として焦点位置を補正すること
ができる。而して、加工条件の信頼性と加工の安定性の
向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図2】この発明の焦点位置を確認する際のワークにス
リット加工を行う説明図である。
【図3】この発明のレーザ加工機を説明する説明図であ
る。
【図4】(A)はコントローラの平面図、(B)は
(A)における正面図、(C)は(A)における右側面
図、(D)は(A)における左側面図である。
【図5】電気系統のシステム構成図である。
【図6】エア系統のシステム構成図である。
【図7】レーザ加工ヘッド内の集光レンズを上下動せし
める説明図である。
【符号の説明】
1 レーザ加工機 3 ワーククランプ 15 Y軸キャレッジ 17 レーザ加工ヘッド 21 撮像装置ユニット 23 撮像装置ユニットケース 25 CCDカメラ(画像取り込み用カメラ) 31 エアシリンダ 35 リング照明 41 ワーク押さえ 49 コントローラ(画像処理装置) 63 NC強電盤(演算処理装置) 73 NC操作盤 107 集光レンズ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Y軸キャレッジに設けられ、かつ焦点位
    置が調整可能な集光レンズを備えたレーザ加工ヘッドか
    ら前記焦点位置を種々変化させてワークへレーザビーム
    を照射せしめてワークに複数のスリット加工を行った
    後、この加工された複数のスリットを前記Y軸キャレッ
    ジに設けられた撮像装置ユニットの直下に位置決めし、
    撮像装置ユニット内のリング照明を点灯すると共に撮像
    装置ユニット内のワーク押さえを下降せしめてワークを
    押さえ、次いで、撮像装置ユニット内の画像取り込み用
    カメラで前記各スリットにおける切断幅の画像データを
    取り込むと共に画像処理装置に画像データが送られた前
    記各切断幅を測定し、この測定された各切断幅のうちの
    最も狭い切断幅における焦点位置を前記集光レンズの焦
    点基準位置として焦点位置を調整することを特徴とする
    レーザ加工機における焦点位置の調整方法。
  2. 【請求項2】 前記集光レンズを自動で移動せしめて集
    光レンズの焦点位置の種々な変化を自動で行うことを特
    徴とする請求項1記載のレーザ加工機における焦点位置
    の調整方法。
  3. 【請求項3】 請求項1,2によるレーザ加工機におけ
    る焦点位置の調整方法で調整された集光レンズの焦点基
    準位置を、NC装置に登録し、この登録された焦点基準
    位置を加工条件の焦点位置オフセット量の原点として焦
    点位置を補正することを特徴とするレーザ加工機におけ
    る焦点位置の補正方法。
  4. 【請求項4】 Y軸方向へ移動自在なY軸キャレッジに
    設けられ、かつ焦点位置が調整可能な集光レンズを備え
    たレーザ加工ヘッドと、前記Y軸キャレッジに設けら
    れ、上下動自在なリング照明とワーク押さえを有すると
    共に画像取り込み用カメラを有した撮像装置ユニット
    と、前記画像取り込み用カメラで撮像した画像データを
    取り込んで画像処理をすると共に焦点基準位置自動修正
    機能を有する画像処理装置と、前記焦点基準位置自動修
    正機能で処理した焦点基準位置を取り込んで焦点位置を
    補正する補正機能を有したNC装置と、で構成されてい
    ることを特徴とするレーザ加工機。
JP9064590A 1997-03-18 1997-03-18 レーザ加工機における焦点位置の調整方法および補正方法並びにレーザ加工機 Abandoned JPH10258382A (ja)

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