JPH11147135A - プレスブレーキのバックゲージ装置 - Google Patents

プレスブレーキのバックゲージ装置

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JPH11147135A
JPH11147135A JP31384897A JP31384897A JPH11147135A JP H11147135 A JPH11147135 A JP H11147135A JP 31384897 A JP31384897 A JP 31384897A JP 31384897 A JP31384897 A JP 31384897A JP H11147135 A JPH11147135 A JP H11147135A
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JP
Japan
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slider
axis
axis drive
back gauge
drive slider
Prior art date
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Pending
Application number
JP31384897A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Koriyama
雅彦 郡山
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Publication date
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 前後および上下に移動可能なストッパーの位
置決めを1個のモーターで行う低コストのプレスブレー
キのバックゲージ装置の提供。 【解決手段】 プレスブレーキのバックゲージ装置にお
いて、下部テーブル7に支持台13を設け、該支持台L
軸駆動スライダー17aとZ軸駆動スライダー17bと
を設けると共に、ストレッチ18の両端部に後方に延伸
した一対の腕部23を設け、該腕部に移動固定可能なス
ライダー29を設け、該スライダーと前記腕部とに十字
リンク31の端部を回動可能に結合し、該十字リンクの
他端部を前記L軸駆動スライダーとZ軸駆動スライダー
とに回動可能に結合し、前記L軸駆動スライダーとZ軸
駆動スライダーとに前記支持台に設けた送りねじ19に
係脱可能なナットを設け、該L軸駆動スライダーとZ軸
駆動スライダーとを選択駆動可能に設けたことを特徴と
するプレスブレーキのバックゲージ装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプレスブレーキのバ
ックゲージ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明に関連するプレスブレーキのバッ
クゲージ装置を図5および図6に示してある。図5は公
知のプレスブレーキ101を前側から見た図であり、プ
レスブレーキ101は、上部テーブル103と上下に移
動可能な下部テーブル105とを備えている。上部テー
ブル103の下方にはパンチ107が、下部テーブル1
05の上部にはダイ109が装着してある。
【0003】前記プレスブレーキ101の上部テーブル
103と下部テーブル105との間の加工空間部111
には、図6に示す如きバックゲージ装置113が設けて
あり、このバックゲージ装置113は、一対のストッパ
ー115を備えたストレッチ117を上下動させるZ軸
駆動部119と、ストレッチ117を前後方向に進退さ
せるL軸駆動部121とから構成してある。
【0004】前記L軸駆動部121は、前記下部テーブ
ル105の左右端部付近に後方に延伸させて取付けた支
持台123に設けてあり、支持台123にはL軸方向
(プレスブレーキに対して前後方向)にガイドレール1
25が設けてあって、このガイドレール125に移動固
定可能に係合するL軸駆動スライダー127aと同方向
に移動自在に係合するスライダー127bとが設けてあ
る。
【0005】前記Z軸駆動部119は、ストレッチ11
7の左右の端部に後方に延伸させて取付けた腕部材12
9に設けられており、この腕部材129には前記L軸方
向にガイドレール131が設けてあって、このガイドレ
ール131に移動固定可能に係合するZ軸駆動スライダ
ー133が設けてある。
【0006】前記Z軸駆動スライダー133と腕部材1
29とに、十字状の交差部を回動可能に軸支した十字リ
ンク135の上端部が回動可能に結合されており、下端
部がL軸駆動スライダー127aとスライダー127b
とに回動可能に結合されている。そして、前記Z軸駆動
スライダー133に腕部材129に設けた送りねじ13
7に係合するナットを設けると共に、前記L軸駆動スラ
イダー127aに支持台123に設けた送りねじ139
に係合するナットが設けてある。なお、前記Z軸駆動部
119の送りねじ137にはZ軸駆動モーターM1が、
L軸駆動部121の送りねじ139にはL軸駆動モータ
ーM2が取付けてある。
【0007】上記の如き構成の従来のプレスブレーキの
バックゲージ装置において、バックゲージをダイ109
の高さに合わせると共に適宜な位置に位置決めするに
は、Z軸駆動部119のZ軸駆動モーターM2を回転駆
動して、ストレッチ117を適宜な高さに位置決め後、
L軸駆動部121のL軸駆動モーターM1を回転駆動し
てストレッチ117を適宜な位置に移動位置決めするこ
とになる。
【0008】なお、Z軸の位置決めを行うときには、L
軸駆動スライダー127aをガイドレール125に固定
し、L軸の位置決めを行うときにはZ軸駆動スライダー
133をガイドレール131に固定する。
【0009】すなわち、上述の如き従来のプレスブレー
キのバックゲージ装置においては、Z軸駆動部とL軸駆
動部とにそれぞれ一対のモーターが必要であり、また、
二つの駆動部を制御するための制御装置が必要なので装
置のコストがかかるという問題がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の如き問
題に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、プレ
スブレーキのバックゲージ装置において、前後および上
下(L、Z軸方向)に移動可能なストッパーの位置決め
を1個のモーターで行う低コストのバックゲージ装置を
提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する手段
として、請求項1に記載のプレスブレーキのバックゲー
ジ装置は、曲げ金型に対して前後および上下に移動可能
なストレッチを設け、該ストレッチに前記金型方向から
送給されるワークの端部を突当て位置決めする一対のス
トッパーを設けたプレスブレーキのバックゲージ装置に
おいて、前記曲げ金型を装着した下部テーブルの両端部
近傍に後方に延伸した一対の支持台を設け、該支持台の
それぞれに前後方向に移動固定可能なL軸駆動スライダ
ーと前後方向に移動可能なZ軸駆動スライダーとを設け
ると共に、前記ストレッチの両端部に後方に延伸した一
対の腕部を設け、該腕部のそれぞれに前後方向に移動固
定可能なスライダーを設け、該スライダーと前記腕部と
に十字状に回動自在に軸支した十字リンクの端部を回動
可能に結合し、該十字リンクの他端部を前記L軸駆動ス
ライダーとZ軸駆動スライダーとに回動可能に結合し、
前記L軸駆動スライダーとZ軸駆動スライダーとに前記
支持台に設けた送りねじに係脱可能なナットを設け、該
L軸駆動スライダーとZ軸駆動スライダーとを選択駆動
可能に設けたことを要旨とするものである。
【0012】したがって、バックゲージ装置のストッパ
ーのL軸とZ軸の位置決めを1個のモーターで行うこと
ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
によって説明する。図1は本発明に係わるバックゲージ
装置を装着したプレスブレーキの正面図であり、図2お
よび図3はその平面図と左側面図である。以下の説明の
都合上、図1および図2の左右を機械の左右、図1と図
3の上下を機械の上下、図3の左右を機械の前後と呼ぶ
ことにする。
【0014】プレスブレーキ本体1は、左右に立設した
サイドフレーム3の上方に上部テーブル5を固定し、図
示省略の油圧シリンダーにより、下部テーブル7を昇降
してパンチ9とダイ11とによりワークWに折曲げ加工
を行うようになっている。
【0015】前記パンチ9とダイ11との間の加工空間
部12には、バックゲージ装置14が設けてあり、この
バックゲージ装置14は、一対のストッパー16を備え
たストレッチ18を上下方向(Z軸方向)および前後方
向(L軸方向)に駆動するバックゲージ駆動手段20が
設けてある。
【0016】図4によく示されるように、前記下部テー
ブル7の左右の端部近傍には後方に延伸した一対の支持
台13が取付けてある。この支持台13には、L軸方向
(前後方向)にガイドレール15が設けてあって、この
ガイドレール15に移動固定可能に係合するL軸駆動ス
ライダー17aと、移動自在に係合するZ軸駆動スライ
ダー17bとが設けてある。
【0017】前記支持台13の前端と後端にはL形に形
成した軸受け支持部13(a,b)が設けてあり、この
前後の軸受け支持部13(a,b)に設けた軸受け(図
示省略)に、ボールねじの如き送りねじ19が、前記ガ
イドレール15に隣接する位置に水平にかつ平行に回転
自在に軸支してある。そして、後端の軸受け支持部13
bには送りねじ19を回転駆動するモーター21が設け
てある。また、前記L軸駆動スライダー17aとZ軸駆
動スライダー17bには、送りねじ19に螺合するなナ
ット(図示省略)が係脱可能に設けてあり、さらにL軸
駆動スライダー17aには前記ガイドレール15を把持
自在なレールクランプ手段(図示省略)が設けてある。
【0018】なお、前記L軸駆動スライダー17aとZ
軸駆動スライダー17bに設けたナットの送りねじ19
に対する螺合状態の維持または解放は、電磁ソレノイド
または空圧シリンダーの如きアクチュエーターを用いた
送りねじクランプ手段(図示省略)よって成される様に
なっている。
【0019】前記ストレッチ18の両端部の後側には、
後方(L軸方向)に水平に延伸した一対の腕部23が設
けてある。この腕部23にガイドレール25が前記ガイ
ドレール15に平行に設けてあり、このガイドレール2
5に近接する上方位置にガイドレール25に平行な軸2
7が設けてある。なお、この軸27は腕部23の前端と
後端に固定支持してある。
【0020】前記ガイドレール25には、スライダー2
9を移動自在に係合すると共に、軸27に移動固定可能
に係合してある。なお、軸27にスライダー29を固定
す手段は、前述と同様なアクチュエーターを用いた軸ク
ランプ手段(図示省略)よって行われる様になってい
る。
【0021】同一長さの2枚の平板部材を中央の交差部
で回動自在に軸支した、十字リンク部材31の一側の端
部を前記スライダー29と腕部23とに回動可能に結合
すると共に、他側の端部を前記L軸駆動スライダー17
aとZ軸駆動スライダー17bとに回動可能に結合して
ある。
【0022】上記構成のバックゲージ装置14におい
て、バックゲージ装置14のZ軸を駆動するには、すな
わち、ストッパー16を所定の高さ(Z軸座標)に位置
決めするには、L軸駆動スライダー17aにおける送り
ねじクランプ手段をアンクランプにすると同時に、レー
ルクランプ手段をクランプ状態にする。また、Z軸駆動
スライダー17bの送りねじクランプ手段をクランプ状
態にすると共に、スライダー29の軸クランプ手段をア
ンクランプ状態にする。
【0023】上記状態において、モーター21を駆動し
て送りねじ19を適宜な方向と回転数をもって回転駆動
すれば、Z軸駆動スライダー17bとスライダー29と
が移動させられてストッパー16が適宜な高さ位置に位
置決めされることになる。
【0024】上述のZ軸位置決め動作にに継続してL軸
の位置決めをする場合には、まず、スライダー29の軸
クランプ手段をクランプ状態にして、十字リンク部材3
1の位置を固定状態にしてから、L軸駆動スライダー1
7aにおける送りねじクランプ手段をクランプ状態にす
ると同時に、レールクランプ手段をアンクランプ状態に
する。そして、Z軸駆動スライダー17bの送りねじク
ランプ手段をアンクランプ状態にする。
【0025】上述の状態において、モーター21を駆動
して送りねじ19を適宜な方向と回転数をもって回転駆
動すれば、L軸駆動スライダー17aが移動させられ、
ストッパー16を装着したストレッチ18が十字リンク
部材31を介してL軸の適宜な位置に位置決めされるこ
とになる。なお、L軸を先に位置決めすることもでき
る。
【0026】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、バック
ゲージ装置のストッパーのL軸とZ軸の位置決めを1個
のモーターで行うことができるので、バックゲージ装置
のコストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるバックゲージ装置を装着したプ
レスブレーキの正面図。
【図2】図1の平面図。
【図3】図1の左側面図。
【図4】図1の背面から見たバックゲージ装置の部分的
斜視図。
【図5】従来のバックゲージ装置を装着したプレスブレ
ーキを正面からみた斜視図。
【図6】図5の背面から見たバックゲージ装置の部分的
斜視図。
【符号の説明】 1 プレスブレーキ本体 3 サイドフレーム 5 上部テーブル 7 下部テーブル 9 パンチ 11 ダイ 12 加工空間部 13(a,b) 支持台 14 バックゲージ装置 16 ストッパー 17a L軸駆動スライダー 17b Z軸駆動スライダー 18 ストレッチ 19 送りねじ 20 バックゲージ駆動手段 21 モーター 23 腕部 25 ガイドレール 27 軸 29 スライダー 31 十字リンク部材 W ワーク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲げ金型に対して前後および上下に移動
    可能なストレッチを設け、該ストレッチに前記金型方向
    から送給されるワークの端部を突当て位置決めする一対
    のストッパーを設けたプレスブレーキのバックゲージ装
    置において、前記曲げ金型を装着した下部テーブルの両
    端部近傍に後方に延伸した一対の支持台を設け、該支持
    台のそれぞれに前後方向に移動固定可能なL軸駆動スラ
    イダーと前後方向に移動可能なZ軸駆動スライダーとを
    設けると共に、前記ストレッチの両端部に後方に延伸し
    た一対の腕部を設け、該腕部のそれぞれに前後方向に移
    動固定可能なスライダーを設け、該スライダーと前記腕
    部とに十字状に回動自在に軸支した十字リンクの端部を
    回動可能に結合し、該十字リンクの他端部を前記L軸駆
    動スライダーとZ軸駆動スライダーとに回動可能に結合
    し、前記L軸駆動スライダーとZ軸駆動スライダーとに
    前記支持台に設けた送りねじに係脱可能なナットを設
    け、該L軸駆動スライダーとZ軸駆動スライダーとを選
    択駆動可能に設けたことを特徴とするプレスブレーキの
    バックゲージ装置。
JP31384897A 1997-11-14 1997-11-14 プレスブレーキのバックゲージ装置 Pending JPH11147135A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109926478A (zh) * 2019-04-12 2019-06-25 扬州汉智数控机械有限公司 一种电伺服折弯中心l形架主传动结构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109926478A (zh) * 2019-04-12 2019-06-25 扬州汉智数控机械有限公司 一种电伺服折弯中心l形架主传动结构
CN109926478B (zh) * 2019-04-12 2024-05-10 扬州汉智数控机械有限公司 一种电伺服折弯中心l形架主传动结构

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