JPH11147118A - 圧延機 - Google Patents
圧延機Info
- Publication number
- JPH11147118A JPH11147118A JP31482397A JP31482397A JPH11147118A JP H11147118 A JPH11147118 A JP H11147118A JP 31482397 A JP31482397 A JP 31482397A JP 31482397 A JP31482397 A JP 31482397A JP H11147118 A JPH11147118 A JP H11147118A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- rolls
- rolling mill
- elastic body
- coolant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ロール表面をつたって圧延機出側に回り込むク
ーラントを入側で水切りし、かつロール間の隙間からク
ーラントが圧延機出側に噴出するのを防止可能となる。 【解決手段】中間ロールと補強ロール間および前記中間
ロールと作業ロール間の非接触部に、前記中間ロールの
縦弾性係数より小さい縦弾性係数を有した弾性体１０で
構成される。
ーラントを入側で水切りし、かつロール間の隙間からク
ーラントが圧延機出側に噴出するのを防止可能となる。 【解決手段】中間ロールと補強ロール間および前記中間
ロールと作業ロール間の非接触部に、前記中間ロールの
縦弾性係数より小さい縦弾性係数を有した弾性体１０で
構成される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は圧延機に係わり、特
に、ロールシフト機構を持つ圧延機に関する。
に、ロールシフト機構を持つ圧延機に関する。
【０００２】
【従来の技術】ロールを用いて板材を圧延する際には、
材料と作業ロールの間には、材料の塑性変形に伴う加工
発熱が伝導し、表面温度が上昇する。また、ロール間で
はロール転動による発熱が生じ、接触する各ロールの温
度が上昇する。このロールの温度上昇は、ロールに機械
的に与えた初期クラウンを変形させ、クラウン制御に悪
影響をおよぼす。したがって、通常ロールを冷却する目
的でロールクーラントがロール面に噴射される。特に冷
間圧延の場合は、このクーラントに潤滑油を混入し、潤
滑と冷却効果を同時に行っているところもある。
材料と作業ロールの間には、材料の塑性変形に伴う加工
発熱が伝導し、表面温度が上昇する。また、ロール間で
はロール転動による発熱が生じ、接触する各ロールの温
度が上昇する。このロールの温度上昇は、ロールに機械
的に与えた初期クラウンを変形させ、クラウン制御に悪
影響をおよぼす。したがって、通常ロールを冷却する目
的でロールクーラントがロール面に噴射される。特に冷
間圧延の場合は、このクーラントに潤滑油を混入し、潤
滑と冷却効果を同時に行っているところもある。
【０００３】しかし、このクーラントが圧延機出側の圧
延後の板上に落下すると、熱間圧延の場合は、板材の温
度低下を招き変形抵抗が増大する。冷間圧延の場合は、
錆の原因になったり、焼鈍工程での焼きむらの原因とな
り、板材の表面品質を著しく損ねる。したがって、多く
の冷間圧延設備では、材料の進行方向入側のみにてロー
ルクーラントを噴射して、冷却を行っている。しかし、
実際には、ロールクーラントの飛散やロール表面をクー
ラントがつたって出側へ回り込み、板上に落下する。
延後の板上に落下すると、熱間圧延の場合は、板材の温
度低下を招き変形抵抗が増大する。冷間圧延の場合は、
錆の原因になったり、焼鈍工程での焼きむらの原因とな
り、板材の表面品質を著しく損ねる。したがって、多く
の冷間圧延設備では、材料の進行方向入側のみにてロー
ルクーラントを噴射して、冷却を行っている。しかし、
実際には、ロールクーラントの飛散やロール表面をクー
ラントがつたって出側へ回り込み、板上に落下する。
【０００４】そこで、鉄鋼便覧第３版III（１）ｐ.３７
５に示すような、水切り装置（ワイパー）を設けてクー
ラントの飛散を防止している。また、特開平9−168808
号公報に示すような圧延機の水切り装置が公知である。
特開平9−168808 号公報では上バックアップロールの胴
長部全域に接触させるようにしたシール板を前端部で保
持し且つ上バックアップロールのロールネック部付近の
隙間に入り込む突片を有して左右のハウジング間のスペ
ース全域に張り出すような広幅とした水切り板を配置し
て、ハウジング間に着脱可能に取り付けた構成を有する
ことを特徴としている。
５に示すような、水切り装置（ワイパー）を設けてクー
ラントの飛散を防止している。また、特開平9−168808
号公報に示すような圧延機の水切り装置が公知である。
特開平9−168808 号公報では上バックアップロールの胴
長部全域に接触させるようにしたシール板を前端部で保
持し且つ上バックアップロールのロールネック部付近の
隙間に入り込む突片を有して左右のハウジング間のスペ
ース全域に張り出すような広幅とした水切り板を配置し
て、ハウジング間に着脱可能に取り付けた構成を有する
ことを特徴としている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ロールクーラントの圧
延機出側への回り込みや板上への液だれを防止するため
には、大きく二つの技術課題を解決する必要がある。第
１に、ロール表面に薄く濡れた状態で出側に回り込むク
ーラントを入側で水切りする技術であり、第２にロール
間の隙間から圧延機出側にクーラントが噴出するのを防
止する技術である。
延機出側への回り込みや板上への液だれを防止するため
には、大きく二つの技術課題を解決する必要がある。第
１に、ロール表面に薄く濡れた状態で出側に回り込むク
ーラントを入側で水切りする技術であり、第２にロール
間の隙間から圧延機出側にクーラントが噴出するのを防
止する技術である。
【０００６】従来の技術，鉄鋼便覧第３版III（１）ｐ.
３７５に示すような水切り装置（ワイパー）や、特開平
9−168808 号公報に示すような圧延機の水切り装置にお
いては、第１の技術課題については、ある程度有効な手
段といえるが、第２の技術課題が考慮されていない。
３７５に示すような水切り装置（ワイパー）や、特開平
9−168808 号公報に示すような圧延機の水切り装置にお
いては、第１の技術課題については、ある程度有効な手
段といえるが、第２の技術課題が考慮されていない。
【０００７】本発明の目的は、ロール表面をつたって圧
延機出側に回り込むクーラントを入側で水切りするとと
もに、ロール間の隙間からクーラントが圧延機出側に噴
出するのを防止することにある。
延機出側に回り込むクーラントを入側で水切りするとと
もに、ロール間の隙間からクーラントが圧延機出側に噴
出するのを防止することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、上下一対の作業ロールと、前記作業ロー
ルを上下方向から支持しかつ軸方向にシフトする中間ロ
ールと、前記中間ロールを上下方向から支持する補強ロ
ールと、前記各ロールにクーラントを噴射するノズル群
と、前記補強ロール胴長全長に接触する水切り装置を備
えた圧延機において、前記各ロール間の非接触部に、前
記各ロールの縦弾性係数より小さい縦弾性係数を有した
弾性体を具備している。
に、本発明は、上下一対の作業ロールと、前記作業ロー
ルを上下方向から支持しかつ軸方向にシフトする中間ロ
ールと、前記中間ロールを上下方向から支持する補強ロ
ールと、前記各ロールにクーラントを噴射するノズル群
と、前記補強ロール胴長全長に接触する水切り装置を備
えた圧延機において、前記各ロール間の非接触部に、前
記各ロールの縦弾性係数より小さい縦弾性係数を有した
弾性体を具備している。
【０００９】また、本発明は、上下一対の作業ロール
と、前記作業ロールを上下方向から支持しかつ軸方向に
シフトする中間ロールと、前記中間ロールを上下方向か
ら支持する補強ロールと、前記各ロールにクーラントを
噴射するノズル群と、前記補強ロール胴長全長に接触す
る水切り装置を備えた圧延機において、前記各ロール肩
部に、前記各ロール胴部の断面二次モーメントより小さ
い断面二次モーメントを有した弾性体を具備している。
と、前記作業ロールを上下方向から支持しかつ軸方向に
シフトする中間ロールと、前記中間ロールを上下方向か
ら支持する補強ロールと、前記各ロールにクーラントを
噴射するノズル群と、前記補強ロール胴長全長に接触す
る水切り装置を備えた圧延機において、前記各ロール肩
部に、前記各ロール胴部の断面二次モーメントより小さ
い断面二次モーメントを有した弾性体を具備している。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について、
図面を参照して詳細に説明する。
図面を参照して詳細に説明する。
【００１１】図１および図２および図３に示す圧延機は
本発明の実施例であり、ロールベンディング装置と軸方
向にシフトする装置を備えた上下一対の作業ロール１，
前記作業ロール１を上下方向から支持しかつロールベン
ディング装置と軸方向にシフトする装置を備えた中間ロ
ール２，前記中間ロールを上下方向から支持する補強ロ
ール３，前記各ロールにクーラントを噴射するノズル群
４，前記補強ロール胴長全長に接触する水切り装置５，
弾性体１０で構成される。
本発明の実施例であり、ロールベンディング装置と軸方
向にシフトする装置を備えた上下一対の作業ロール１，
前記作業ロール１を上下方向から支持しかつロールベン
ディング装置と軸方向にシフトする装置を備えた中間ロ
ール２，前記中間ロールを上下方向から支持する補強ロ
ール３，前記各ロールにクーラントを噴射するノズル群
４，前記補強ロール胴長全長に接触する水切り装置５，
弾性体１０で構成される。
【００１２】一方、図４および図５および図６は従来の
圧延機を示している。従来のロールシフト機構を持つ６
重圧延機において、圧延材入側からクーラントを噴射し
た場合、圧延機の幅方向中心部では、図５に示すよう
に、クーラントがロール間から圧延材出側に噴出するこ
とはない。しかし、ロールがシフトし、ロール胴長端部
においてロール間に隙間が形成された場合、図６に示す
ように、圧延材出側にクーラントが噴出し、圧延後の圧
延材表面に落下し、巻取り後の表面品質を著しく損ね
る。
圧延機を示している。従来のロールシフト機構を持つ６
重圧延機において、圧延材入側からクーラントを噴射し
た場合、圧延機の幅方向中心部では、図５に示すよう
に、クーラントがロール間から圧延材出側に噴出するこ
とはない。しかし、ロールがシフトし、ロール胴長端部
においてロール間に隙間が形成された場合、図６に示す
ように、圧延材出側にクーラントが噴出し、圧延後の圧
延材表面に落下し、巻取り後の表面品質を著しく損ね
る。
【００１３】そこで、図１に示すように、本発明に基づ
き、弾性体１０をロール間の非接触部に備えることによ
って、圧延機出側へのクーラント噴出を防止可能にな
る。この際、作業ロールベンダーや中間ロールベンダー
の曲げ効果を阻害しないように、ロールの縦弾性係数よ
り低い縦弾性係数をもつ弾性体を適用する必要がある。
仮に、ロールの縦弾性係数以上の弾性体をロール間の非
接触部に備えた場合、各ロールの曲げたわみが阻害さ
れ、ロールシフトしベンダーの効果を高めることが不可
能になる。具体的な材質例としては、各種ゴムや各種金
属などが考えられる。
き、弾性体１０をロール間の非接触部に備えることによ
って、圧延機出側へのクーラント噴出を防止可能にな
る。この際、作業ロールベンダーや中間ロールベンダー
の曲げ効果を阻害しないように、ロールの縦弾性係数よ
り低い縦弾性係数をもつ弾性体を適用する必要がある。
仮に、ロールの縦弾性係数以上の弾性体をロール間の非
接触部に備えた場合、各ロールの曲げたわみが阻害さ
れ、ロールシフトしベンダーの効果を高めることが不可
能になる。具体的な材質例としては、各種ゴムや各種金
属などが考えられる。
【００１４】このようなロール間の非接触部に弾性体を
具備する場合、ロール径の変化に対応する必要がある。
ロールはある程度使用されると、研磨後、再利用され、
廃却径に至るまで利用される。この際、弾性体１０も外
径を変化させる必要がある。この各外径ごとに弾性体１
０を備品管理し、ロールに装着すればよい。さらに、実
用上を考慮すると、ロール研磨後の外径に合わせ、目視
によって簡単に調整可能であり、備品管理が簡便な機構
が必要である。以下この調整機構について説明する。
具備する場合、ロール径の変化に対応する必要がある。
ロールはある程度使用されると、研磨後、再利用され、
廃却径に至るまで利用される。この際、弾性体１０も外
径を変化させる必要がある。この各外径ごとに弾性体１
０を備品管理し、ロールに装着すればよい。さらに、実
用上を考慮すると、ロール研磨後の外径に合わせ、目視
によって簡単に調整可能であり、備品管理が簡便な機構
が必要である。以下この調整機構について説明する。
【００１５】図２は中間ロール２のみに弾性体１１を備
えた例である。弾性体１１は中空円筒状の半径方向に放
射状に板状の弾性体を備えている。弾性体１１は、１８
０度対向する場所に半径方向に同じ形状のものを備え、
円周方向に角度が変わるごとに、ロールの廃却径までの
半径方向長さを備えている。図２の上中間ロールは新し
いものであり、弾性体１１は半径方向に一番長い部分を
使用している。他方、下中間ロールは新しいものから廃
却径に至るまでの約半分にあたるものであり、弾性体１
１は、上ロールのものを９０度回転して使用している。
この弾性体１１は回転を行わず、ロールチョックに固定
されている。
えた例である。弾性体１１は中空円筒状の半径方向に放
射状に板状の弾性体を備えている。弾性体１１は、１８
０度対向する場所に半径方向に同じ形状のものを備え、
円周方向に角度が変わるごとに、ロールの廃却径までの
半径方向長さを備えている。図２の上中間ロールは新し
いものであり、弾性体１１は半径方向に一番長い部分を
使用している。他方、下中間ロールは新しいものから廃
却径に至るまでの約半分にあたるものであり、弾性体１
１は、上ロールのものを９０度回転して使用している。
この弾性体１１は回転を行わず、ロールチョックに固定
されている。
【００１６】図３は、弾性体１０の外径を変化させる手
段として、流体を使用したものである。具体的な形状と
しては、タイヤのゴムチューブ状の形状をしており、空
気，水，油等の流体圧力によって外径を変化させ、ロー
ル径の変化に対応する。同時に、内径は小さくなり、ロ
ール肩部の外径に密着し、ロールの回転とともに回転可
能になり、接触するロールとの摺動はなくなる。
段として、流体を使用したものである。具体的な形状と
しては、タイヤのゴムチューブ状の形状をしており、空
気，水，油等の流体圧力によって外径を変化させ、ロー
ル径の変化に対応する。同時に、内径は小さくなり、ロ
ール肩部の外径に密着し、ロールの回転とともに回転可
能になり、接触するロールとの摺動はなくなる。
【００１７】このように、本発明によって、ロールシフ
ト機構を備えた圧延機において、ロール間の非接触部を
クーラントが圧延機出側に噴出するのを防止できる。
ト機構を備えた圧延機において、ロール間の非接触部を
クーラントが圧延機出側に噴出するのを防止できる。
【００１８】図７は、各ロールの肩部の直径をロールの
胴部と同径にし、かつ肩部の断面二次モーメントを小さ
くしたものである。この実施例においては、中空部の圧
力は大気圧に等しい、また、ロール肩部の実質的な断面
積を小さくし、断面二次モーメントを小さくすること
は、ロール肩部の曲げ剛性を小さくすることと同様であ
る。このため、ロールシフト時においても、ロール間に
非接触部が生じることなく、ロールベンディングの効果
を活かすことが可能になる。ロール研磨時には、ロール
胴部と同時に研磨すればよい。
胴部と同径にし、かつ肩部の断面二次モーメントを小さ
くしたものである。この実施例においては、中空部の圧
力は大気圧に等しい、また、ロール肩部の実質的な断面
積を小さくし、断面二次モーメントを小さくすること
は、ロール肩部の曲げ剛性を小さくすることと同様であ
る。このため、ロールシフト時においても、ロール間に
非接触部が生じることなく、ロールベンディングの効果
を活かすことが可能になる。ロール研磨時には、ロール
胴部と同時に研磨すればよい。
【００１９】なお、本発明を４重のロールシフト圧延機
に適用してもよく、その効果も同様である。
に適用してもよく、その効果も同様である。
【００２０】さらに、本発明を５重のロールシフト圧延
機に適用してもよく、その効果も同様である。
機に適用してもよく、その効果も同様である。
【００２１】さらに、本発明を６重より多いロール数を
持つ圧延機に適用してもよく、その効果も同様である。
持つ圧延機に適用してもよく、その効果も同様である。
【００２２】さらに、本発明をリバース式の最終パスや
タンデム式の最終スタンドに適用してもよく、その効果
も同様である。
タンデム式の最終スタンドに適用してもよく、その効果
も同様である。
【００２３】
【発明の効果】本発明によれば、ロール表面をつたって
圧延機出側に回り込むクーラントを入側で水切りし、か
つロール間の隙間からクーラントが圧延機出側に噴出す
るのを防止可能となる。
圧延機出側に回り込むクーラントを入側で水切りし、か
つロール間の隙間からクーラントが圧延機出側に噴出す
るのを防止可能となる。
【図１】本発明の一実施例である圧延機入側から見たロ
ール構成図。
ール構成図。
【図２】本発明の一実施例である上中間ロールより下中
間ロール直径が小さい場合のロール構成断面図。
間ロール直径が小さい場合のロール構成断面図。
【図３】本発明の一実施例である内部流体の圧力調整に
よって外径を可変可能とするロール構成断面図。
よって外径を可変可能とするロール構成断面図。
【図４】従来の圧延機入側から見たロール構成図。
【図５】従来技術を示す圧延機幅方向中心部の断面図。
【図６】従来技術を示す圧延機幅方向端部の断面図。
【図７】本発明の一実施例であるロール肩部の直径を胴
部と同径にして、曲げ剛性を小さくする場合のロール構
成図。
部と同径にして、曲げ剛性を小さくする場合のロール構
成図。
１…作業ロール、２…中間ロール、３…補強ロール、４
…ノズル群、５…水切り装置、１０…弾性体、２０…圧
延材。
…ノズル群、５…水切り装置、１０…弾性体、２０…圧
延材。
Claims (3)
- 【請求項１】上下一対の作業ロールと、前記作業ロール
を上下方向から支持しかつ軸方向にシフトする中間ロー
ルと、前記中間ロールを上下方向から支持する補強ロー
ルと、前記各ロールにクーラントを噴射するノズル群
と、前記補強ロール胴長全長に接触する水切り装置を備
えた圧延機において、 前記各ロール間の非接触部で、 前記各ロールの縦弾性係数より小さい縦弾性係数の弾性
体及び前記ロール肩部で前記ロール胴部の断面二次モー
メントより小さい断面二次モーメントの弾性体のうち少
なくとも一つを具備したことを特徴とする圧延機。 - 【請求項２】前記弾性体の形状を放射状又は中空構造と
することを特徴とする請求項１記載の圧延機。 - 【請求項３】作業ロール用ロールベンディング装置，作
業ロール用シフト装置，中間ロール用ロールベンディン
グ装置及び中間ロール用シフト装置のうち少なくとも一
つを備えていることを特徴とする請求項１又は請求項２
記載の圧延機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31482397A JPH11147118A (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | 圧延機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31482397A JPH11147118A (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | 圧延機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11147118A true JPH11147118A (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=18058037
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31482397A Pending JPH11147118A (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | 圧延機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11147118A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103272846A (zh) * | 2013-06-05 | 2013-09-04 | 浙江兆隆合金股份有限公司 | 轧制系统的冷却方法以及轧制系统 |
| CN103433291A (zh) * | 2013-07-10 | 2013-12-11 | 鞍钢股份有限公司 | 一种粗轧工作辊辊缝偏差测量调整方法 |
-
1997
- 1997-11-17 JP JP31482397A patent/JPH11147118A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103272846A (zh) * | 2013-06-05 | 2013-09-04 | 浙江兆隆合金股份有限公司 | 轧制系统的冷却方法以及轧制系统 |
| CN103433291A (zh) * | 2013-07-10 | 2013-12-11 | 鞍钢股份有限公司 | 一种粗轧工作辊辊缝偏差测量调整方法 |
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