JPH11145868A - 高周波ユニット - Google Patents

高周波ユニット

Info

Publication number
JPH11145868A
JPH11145868A JP9310162A JP31016297A JPH11145868A JP H11145868 A JPH11145868 A JP H11145868A JP 9310162 A JP9310162 A JP 9310162A JP 31016297 A JP31016297 A JP 31016297A JP H11145868 A JPH11145868 A JP H11145868A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
low
pass filter
output
frequency
frequency unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9310162A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Mori
広明 森
Yukiyasu Takahashi
幸保 高橋
Yoshiaki Henmi
美秋 逸見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9310162A priority Critical patent/JPH11145868A/ja
Publication of JPH11145868A publication Critical patent/JPH11145868A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Filters And Equalizers (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 テレビジョン受信機に使用される高周波ユニ
ットにおいて、特定チャンネルでの発振器の2次高調波
成分が入力端子で十分低いレベルにする。 【解決手段】 入力端子1の近くに設けられたローパス
フィルタ3にトラップを設け、そのトラップ周波数を特
定周波数である約1576MHzに設定することによ
り、CH56受信時の発振器の2次高調波を十分減衰さ
せ、高周波ユニットのアンテナ端子での漏れ成分を相当
低いレベルにすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン受信
機に使用される高周波ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の高周波ユニットについて説
明する。
【0003】従来の高周波ユニットは、図4に示すよう
に、入力端子21と、この入力端子21の信号が供給さ
れるローパスフィルタ23と、このローパスフィルタ2
3の出力に接続された第一の同調回路24と、この第一
の同調回路24の出力に接続された高周波増幅回路25
と、この高周波増幅回路25の出力に接続された第二の
同調回路26と、この第二の同調回路26の出力が一方
の入力に接続されると共に他方の入力に発振器28の出
力が接続された混合器27と、この混合器27の出力が
接続された出力端子29とで構成されていた。
【0004】ここで、ローパスフィルタ23は、図5に
示すように、その入力31と出力35の間にインダクタ
ンス32が接続されるとともに、このインダクタンス3
2の出力側とアースとの間にコンデンサ34が接続され
たいわゆる1次の定K型フィルタであった。
【0005】以上のように構成された高周波ユニットに
おいて、入力端子21には、VHF信号(日本チャンネ
ルの場合、希望信号約90〜222MHz)とUHF信
号(日本チャンネルの場合、希望信号約470〜770
MHz)が入力される。
【0006】ローパスフィルタ23の遮断周波数を日本
チャンネルの場合約800MHzに設定する事により、
希望信号より高い妨害信号を減衰させることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の構成では、次の様な課題がある。
【0008】すなわち、発振器28で生ずる発振信号の
2次高調波が混合器27、第二の同調回路26、高周波
増幅回路25、第一の同調回路24、ローパスフィルタ
23を逆流し、入力端子21に現れる。従って、特定の
チャンネルにおいては、この2次高調波とカーナビゲー
ション等で使用するグローバルポジショニングシステム
(以下、GPSという)の入力信号はほぼ同じ周波数に
なる。ここで従来使用していたローパスフィルタは1次
の定K型フィルタでは、その選択度が緩やかであるた
め、入力端子21での2次高調波成分の漏洩は過大とな
る。この信号が特定周波数に近くなるとGPSアンテナ
に飛び込み、GPSユニットが誤動作してしまうという
課題があった。
【0009】本発明は、この問題点を解決するもので、
特定チャンネルでの発振器の2次高調波成分が入力端子
で十分低いレベルとなる高周波ユニットを提供するもの
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の高周波ユニットのローパスフィルタには、特
定周波数を減衰させるトラップを設けたものである。
【0011】これにより、特定チャンネルでの発振器の
2次高調波成分を入力端子で十分低いレベルにすること
ができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、入力端子と、この入力端子の信号が供給されるロー
パスフィルタと、このローパスフィルタの出力に接続さ
れた第一の同調回路と、この第一の同調回路の出力に接
続された高周波増幅回路と、この高周波増幅回路の出力
に接続された第二の同調回路と、この第二の同調回路の
出力が一方の入力に接続されると共に他方の入力に発振
器の出力が接続された混合器と、この混合器の出力が接
続された出力端子とを備え、前記ローパスフィルタに
は、特定周波数を減衰させるトラップを設けた高周波ユ
ニットであり、特定チャンネルでの発振器の2次高調波
成分が入力端子で十分低いレベルになり、GPSユニッ
トに誤動作を与えることはなくなる。
【0013】請求項2に記載の発明は、ローパスフィル
タが入力端子の近傍に設けられた請求項1記載の高周波
ユニットであり、入力端子とローパスフィルタの間が近
接することになり、信号ラインに2次高調波が飛び込み
にくくなる。
【0014】請求項3に記載の発明のローパスフィルタ
は、その入力と出力の間にインダクタンスと第一のコン
デンサの並列接続体が接続されると共に、この並列接続
体の出力側とアース側の間に第二のコンデンサを接続し
た請求項1記載の高周波ユニットであり、第一のコンデ
ンサのみの追加という簡単な構成で、特定チャンネルの
発振器の2次高調波を十分減衰させられる。
【0015】請求項4に記載の発明は、ローパスフィル
タを構成するインダクタンスをパターンで形成した請求
項1記載の高周波ユニットであり、パターンは空芯コイ
ル等のデスクリートコイルに比べてキュー(Q)が低い
ので、発振器から、このインダクタンスへの2次高調波
の飛び込みが少なくなる。更に、パターンで形成してい
るので、薄型化と低価格化が実現できる。
【0016】請求項5に記載の発明は、ローパスフィル
タを、高周波ユニットの枠体の一方の端部に配置し、発
振器は前記枠体の他方の端部に配置した請求項1記載の
高周波ユニットであり、ローパスフィルタと発振器とは
分離されることになり、ローパスフィルタに発振器の2
次高調波が飛び込みにくくなる。
【0017】請求項6に記載の発明は、ローパスフィル
タを、高周波ユニットの略四角形をした枠体の一方の縦
側面近傍に配置するとともに、電源端子は前記縦側面に
隣接する横側面に配置した請求項1記載の高周波ユニッ
トであり、ローパスフィルタと電源端子との距離が離れ
るので、電源端子からの2次高調波がローパスフィルタ
に飛び込みにくくなる。
【0018】以下、本発明の一実施の形態について、図
1から図3を用いて説明する。図1は本発明の一実施の
形態における高周波ユニットのブロック図である。本発
明の高周波ユニットは、入力端子1と、この入力端子1
の信号が供給される信号ライン17と、この信号ライン
の出口に接続されたローパスフィルタ3と、このローパ
スフィルタ3の出力に接続された第一の同調回路4と、
この第一の同調回路4の出力に接続された高周波増幅回
路5と、この高周波増幅回路5の出力に接続された第二
の同調回路6と、この第二の同調回路6の出力が一方の
入力に接続されると共に他方の入力に発振器8の出力が
接続された混合器7と、この混合器7の出力が接続され
た出力端子9とを有している。そして、前記ローパスフ
ィルタ3は、特定周波数を減衰させるトラップを形成し
ている。
【0019】ここで特定周波数とは、特定ユニットに妨
害を与える周波数であり、たとえば、本発明において
は、カーナビゲーション等で使用されるGPSユニット
に入力される約1576MHzがこれに当たる。そして
この近くにテレビ放送のCH56(日本チャンネルの場
合)が存在する。
【0020】図2は本発明の一実施の形態における高周
波ユニットのローパスフィルタ3の回路図である。この
ローパスフィルタ3はその入力端子11と、この入力端
子11に接続されたインダクタンス12と第二のコンデ
ンサ13の並列接続体と、この並列接続体の出力側に接
続されるローパスフィルタ3の出力端子15と、この出
力端子15とグランド間に接続される第一のコンデンサ
14から構成されている。
【0021】以上のように構成された高周波ユニットに
ついて、以下にその動作を説明する。
【0022】本実施の形態では、ローパスフィルタ3の
トラップ周波数を約1576MHzに設定している。こ
のため、入力端子1から入力される希望信号は損失なく
通過させ、CH56受信時における発振器8からの2次
高調波のみを減衰させる。
【0023】図3は本発明の高周波ユニットの部品配置
図である。図3に示すように、本実施の形態における高
周波ユニットは、略四角形をした金属製の枠体36内に
実装されている。この枠体36の一方の縦側面36a近
傍にローパスフィルタ3を配置し、ここから、他方の縦
側面36bに向かって順に、第一の同調回路4、高周波
増幅回路5、第二の同調回路6、そして、発振器8が配
置されている。なお、これらの回路は、これらの縦側面
36a,36bに隣接する一方の横側面36c側に配置
されており、この横側面36cに対向する他方の横側面
36d側には他のVHF高周波回路37が設けられてい
る。また、この横側面36dにはローパスフィルタ3側
に入力端子1が設けられるとともに、他方の発振器8側
には出力端子9が設けられている。そして電源端子18
はこの入力端子1と出力端子9の間に設けられている。
【0024】このように配置することによって、発振器
8は、ローパスフィルタ3及び入力信号ライン17と離
れるので、発振器8の出力が入力に入ることはない。な
お、入力端子1と他の端子との間や、信号ライン17と
他の回路との間にはグランドパターンを設けると良い。
【0025】以上のように本発明によれば、入力端子1
の近くにトラップを設けたローパスフィルタ3を配置
し、そのトラップ周波数を特定周波数である約1576
MHzに設定するので、CH56受信時の発振器8の2
次高調波を十分減衰させ、高周波ユニットのアンテナ端
子での漏れ成分を相当低く出来る。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ローパス
フィルタは、特定周波数を減衰させるトラップを形成し
たものであり、これにより、特定チャンネルでの発振器
の2次高調波成分が入力端子で十分低いレベルになり、
GPSユニット等の他の機器に誤動作を与えることはな
くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による高周波ユニットの
ブロック図
【図2】同高周波ユニットを構成するローパスフィルタ
の回路図
【図3】同高周波ユニットの部品配置図
【図4】従来の高周波ユニットのブロック図
【図5】同高周波ユニットを構成するローパスフィルタ
の回路図
【符号の説明】
1 入力端子 3 ローパスフィルタ 4 第一の同調回路 5 高周波増幅回路 6 第二の同調回路 7 混合器 8 発振器 9 出力端子

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力端子と、この入力端子の信号が供給
    されるローパスフィルタと、このローパスフィルタの出
    力に接続された第一の同調回路と、この第一の同調回路
    の出力に接続された高周波増幅回路と、この高周波増幅
    回路の出力に接続された第二の同調回路と、この第二の
    同調回路の出力が一方の入力に接続されると共に他方の
    入力に発振器の出力が接続された混合器と、この混合器
    の出力が接続された出力端子とを備え、前記ローパスフ
    ィルタには、特定周波数を減衰させるトラップを設けた
    高周波ユニット。
  2. 【請求項2】 ローパスフィルタが入力端子の近傍に設
    けられた請求項1記載の高周波ユニット。
  3. 【請求項3】 ローパスフィルタは、その入力と出力の
    間にインダクタンスと第一のコンデンサの並列接続体が
    接続されると共に、この並列接続体の出力側とアースの
    間に第二のコンデンサを接続した請求項1記載の高周波
    ユニット。
  4. 【請求項4】 ローパスフィルタを構成するインダクタ
    ンスをパターンで形成した請求項1記載の高周波ユニッ
    ト。
  5. 【請求項5】 ローパスフィルタは、高周波ユニットの
    枠体の一方の端部に配置し、発振器は前記枠体の他方の
    端部に配置した請求項1記載の高周波ユニット。
  6. 【請求項6】 ローパスフィルタは、高周波ユニットの
    略四角形をした枠体の一方の縦側面近傍に配置するとと
    もに、電源端子は前記縦側面に隣接する横側面に配置し
    た請求項1記載の高周波ユニット。
JP9310162A 1997-11-12 1997-11-12 高周波ユニット Pending JPH11145868A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9310162A JPH11145868A (ja) 1997-11-12 1997-11-12 高周波ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9310162A JPH11145868A (ja) 1997-11-12 1997-11-12 高周波ユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11145868A true JPH11145868A (ja) 1999-05-28

Family

ID=18001916

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9310162A Pending JPH11145868A (ja) 1997-11-12 1997-11-12 高周波ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11145868A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018026752A (ja) * 2016-08-12 2018-02-15 株式会社ノダRfテクノロジーズ 高周波ノイズフィルタ
JP6415660B1 (ja) * 2017-09-08 2018-10-31 株式会社ヨコオ アンテナ装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018026752A (ja) * 2016-08-12 2018-02-15 株式会社ノダRfテクノロジーズ 高周波ノイズフィルタ
JP6415660B1 (ja) * 2017-09-08 2018-10-31 株式会社ヨコオ アンテナ装置
JP2019050497A (ja) * 2017-09-08 2019-03-28 株式会社ヨコオ アンテナ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008295053A (ja) マルチチューナ型受信機
JPH09294088A (ja) チューナ回路
JPH09162766A (ja) 衛星放送受信チューナ
JP3481115B2 (ja) 受信機
US7268836B2 (en) Television tuner device generating intermediate-frequency signal free from harmonic interference of reference signal
JPH11145868A (ja) 高周波ユニット
KR100949921B1 (ko) 텔레비전 튜너와 이에 사용된 인쇄 회로 기판
JPH1175129A (ja) チューナ用ic
JP3573591B2 (ja) 高周波電子機器
JP3599951B2 (ja) テレビジョンチュ−ナ
JP4396497B2 (ja) 携帯機器
KR100225823B1 (ko) 라디오 수신기용 1칩 ic
US20060223481A1 (en) Integrated circuit layout for a television tuner
KR100262777B1 (ko) Rf변조기 내장형 tv튜너
KR20000064590A (ko) 멀티튜너 수신기
JPH1022788A (ja) チューナ
JP2814248B2 (ja) 高周波増幅装置
GB1581632A (en) Voltage tuned radio receivers for low voltage supplies
JP2000040971A (ja) 車載用テレビ受信機
JPH04249413A (ja) 電子同調式チューナ
JP2002246925A (ja) 衛星放送受信装置
JPH09199886A (ja) 高周波装置
JP2008306619A (ja) Fmチューナ
JPS6080325A (ja) 電子チユ−ナの入力回路装置
JPH05335988A (ja) Bsチューナの入力回路

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040727