JPH11144819A - フレキシブル基板用コネクタ - Google Patents

フレキシブル基板用コネクタ

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JPH11144819A
JPH11144819A JP9305852A JP30585297A JPH11144819A JP H11144819 A JPH11144819 A JP H11144819A JP 9305852 A JP9305852 A JP 9305852A JP 30585297 A JP30585297 A JP 30585297A JP H11144819 A JPH11144819 A JP H11144819A
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JP
Japan
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mounting plate
board
holding
substrate
piece
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Application number
JP9305852A
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English (en)
Inventor
Naoki Kato
直樹 加藤
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/50Fixed connections
    • H01R12/59Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
    • H01R12/62Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures connecting to rigid printed circuits or like structures
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/77Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
    • H01R12/771Details
    • H01R12/774Retainers

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 基板の薄型化に好適で、接続の信頼性が高い
フレキシブル基板用コネクタを提供する。 【解決手段】 金属製の保持板16に、スナップ片16
aを繋ぐ連結部16bと、両スナップ片間に延出する加
圧片16cとを一体形成する。シーソ操作型可変抵抗器
の取付板1に基板2を載置し、この取付板1に保持板を
固定するための保持部7を形成する。この保持部は、一
対の段部7aと、これら段部7aにそれぞれ形成された
係止孔7bと、両段部7aに跨がって膨出する押さえ部
7cとを有し、両段部7aは底面1aの長手方向に沿っ
て延びるガイド溝8を介して対向している。そして、押
さえ部7cにFPC15を挿入して取付板1の底面1a
に載置された基板2の接続部2b上に重ね合わせ、この
状態で、保持板16の加圧片16cを押さえ部7cに挿
入することにより、加圧片16cを変形させて基板2と
FPC15の各接続端子12a,15aを圧接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、取付板上に固定さ
れた基板をフレキシブル基板を介して外部回路に接続す
るフレキシブル基板用コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】可変抵抗器やスイッチ等の各種電気部品
において、回路パターンが形成された基板を金属製の取
付板上に固定し、この取付板を用いて電気部品を機器本
体側のプリント基板等に実装した際に、フレキシブル基
板を基板に重ね合わせて両者の接続端子同士を導通させ
ることにより、基板の回路パターンをフレキシブル基板
を介して外部回路に接続するという方法が知られてい
る。
【0003】かかる基板とフレキシブル基板の接続手段
として、実開平4−36779号公報に記載ているよう
に、基板に重ね合わされたフレキシブル基板上に載置さ
れる圧接ゴムと、この圧接ゴムを介して基板に取付けら
れる保持部材とで構成されたフレキシブル基板用コネク
タが提案されている。この保持部材には係合片とスナッ
プ片が形成されており、係合片を基板に形成した切欠き
に挿入した後、この切欠きを支点として保持部材を回動
すると、スナップ片が基板の端面に係止されるようにな
っている。
【0004】このように構成されたフレキシブル基板用
コネクタにあっては、基板にフレキシブル基板を重ね合
わせた状態で、圧接ゴムと共に保持部材を上記した手順
に従って基板に取付けると、保持部材とフレキシブル基
板間に介設された圧接ゴムの弾発力によってフレキシブ
ル基板が基板に圧接されるため、この圧接部分において
基板とフレキシブル基板のそれぞれの接続端子同士が接
続される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のフレキシブル基板用コネクタは、圧接ゴムを介
して保持部材を基板に取付けるようになっているため、
電気部品の薄型化に伴って基板の板厚寸法が薄くなる
と、圧接ゴムの弾発力によって基板が変形し、接続端子
の位置ずれや接触不良が発生するという問題があった。
また、保持部材を基板の切欠きを支点として回動すると
いう操作が必要となるため、基板の上方に保持部材の回
動を許容する広いスペースを確保しなければならず、機
器本体側のスペース効率が低下するという問題もあっ
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、取付板に支持
された基板にフレキシブル基板を接続する部材として、
一対のスナップ片の間に加圧片を延出させた保持板を用
い、この加圧片を前記取付板に膨出形成した押さえ部に
挿入することにより、該加圧片を変形させて基板とフレ
キシブル基板の互いの接続端子を圧接すると共に、各ス
ナップ片を押さえ部の外側で取付板に係止させることと
する。このような保持板を用いると、保持板の固定がス
ナップ片と取付板によって負担されるのみならず、加圧
片からの押圧力によってフレキシブル基板が取付板上に
支持された基板に圧接されるため、基板とフレキシブル
基板の互いの接続端子を確実に接続させることができ
る。また、押さえ部に加圧片を挿入していくと、スナッ
プ片が取付板に自動的にスナップインするため、保持板
を取付板に固定する作業が非常に簡単になり、しかも、
保持板を単に押し込むだけで良いため、機器本体側のス
ペース効率を高めることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のフレキシブル基板用コネ
クタでは、底面に対して膨出する押さえ部が形成された
取付板と、この取付板の底面上に載置され、その一部が
前記押さえ部に挿入される基板と、これら押さえ部と基
板との間に挿入されるフレキシブル基板と、一対のスナ
ップ片の間に加圧片を延出させた金属製の保持板とを備
え、前記加圧片を前記押さえ部と前記フレキシブル基板
の間に挿入することにより、該加圧片と前記取付板の底
面との間でフレキシブル基板と基板の互いの接続端子を
圧接させると共に、前記スナップ片を前記押さえ部の外
側で前記取付板に係止させた。
【0008】このように構成すると、保持板の加圧片を
取付板の押さえ部に挿入するという簡単な作業で、基板
とフレキシブル基板の接続端子を確実に接続させること
ができると共に、保持板を取付板に確実に固定すること
ができる。
【0009】また、前記取付板の底面と前記押さえ部と
を繋ぐ部分にガイド溝を介して対向する段部を形成し、
このガイド溝によって前記基板と前記フレキシブル基板
をそれぞれ幅方向に位置規制すると、基板とフレキシブ
ル基板の横ズレが防止されるため、接続の信頼性をより
高めることができる。
【0010】また、前記取付板に前記基板の表面から突
出するストッパ片を設け、このストッパ片によって前記
フレキシブル基板の挿入量を規定すると、フレキシブル
基板の先端がストッパ片に突き当たることで、それぞれ
の接続端子がフレキシブル基板の挿入方向に対して位置
規制されるため、この点からも接続の信頼性を高めるこ
とができる。
【0011】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1はシーソ操作型可変抵抗器の平面図、図2は図1の
A−A線に沿う断面図、図3は該可変抵抗器の分解斜視
図、図4は該可変抵抗器に備えられる取付板の平面図、
図5は図4のB−B線に沿う断面図、図6は図4のC−
C線に沿う断面図、図7は該取付板に基板を載置した状
態を示す平面図、図8は図1の可変抵抗器に備えられる
保持板の平面図、図9は該保持板の側面図である。
【0012】まず、本実施例に係るフレキシブル基板用
コネクタが適用されるシーソ操作型可変抵抗器について
説明すると、この可変抵抗器は、ステンレス等の金属板
製の取付板1と、この取付板1上に固定された基板2
と、前記取付板1にシーソ操作可能に支承された操作体
3と、この操作体3に固定された一対の導電性ゴム4
と、前記操作体3を中立位置に復帰する戻しばね5とで
概略構成されている。
【0013】図4〜図6に示すように、前記取付板1は
全体的に平面視長方形に形成されており、平坦状の底面
1aの長手方向に沿う両側縁に片側について2個、合計
で4個の係止爪1bが上方に向けて直角に折り曲げ形成
されている。また、底面1aの両側縁に各係止爪1bの
外側に位置する橋絡片6が上方に向けて直角に折り曲げ
形成されており、これら橋絡片6の中央に軸孔6aがそ
れぞれ穿設されている。さらに、底面1aの後方にスト
ッパ爪1cが上方に向けて直角に折り曲げ形成されてお
り、このストッパ爪1cの後方に保持部7が一体形成さ
れている。この保持部7は、取付板1の底面1aよりも
突出する一対の段部7aと、これら段部7aにそれぞれ
形成された係止孔7bと、両段部7aに跨がって膨出す
る押さえ部7cとを有し、両段部7aは底面1aの長手
方向に沿って延びるガイド溝8を介して対向している。
【0014】前記基板2はフェノール樹脂やガラス入り
エポキシ樹脂等の絶縁材料からなり、0.5mm程度の
非常に薄い板厚寸法に設定されている。この基板2は平
面視長方形状の固定部2aとその後端から突出する接続
部2bとを有しており、固定部2aには4つの切欠き9
と1つの貫通孔10が穿設されている。各切欠き9を前
記係止爪1bの内側に嵌め込むことにより、固定部2a
は前記取付板1の底面1a上に位置規制された状態で載
置される。その際、前記ストッパ爪1cは貫通孔10を
挿通して基板2の上方へ突出し、接続部2bは前記ガイ
ド溝8に沿って押さえ部7cに挿入される。また、固定
部2aの表面に一対の抵抗体11が印刷形成されてお
り、これら抵抗体11は所定の間隔を保って固定部2a
の短手方向へ延びている。各抵抗体11の両端に引き回
しパターン12が接続されており、これら計4本の引き
回しパターン12は接続部2bまで延び、この接続部2
b上でそれぞれ接続端子12aを形成している。なお、
図示省略してあるが、各接続端子12aを除く引き回し
パターン12上には絶縁ペーストからなるレジストが塗
布されている。
【0015】前記操作体3は合成樹脂の成形品であり、
全体的に平面視長方形に形成されている。操作体3の長
手方向に沿う両側面の中央部に一対の支軸13が突出形
成されており、これら支軸13を前記軸孔6aに挿入す
ることにより、操作体3は支軸13を支点として取付板
1にシーソ動作可能に支承されている。また、操作体3
の裏面の四隅には支持突起14が形成されている。
【0016】前記導電性ゴム4はシリコンゴム等の弾性
体に導電粒子を分散させた可撓性材料からなり、その比
抵抗は前記抵抗体11よりも充分に小さい値に設定され
ている。導電性ゴム4の中央部は凸状に湾曲されてお
り、この湾曲部4aの両端に凹溝4bが形成されてい
る。この導電性ゴム4は凹溝4bを前記支持突起14に
嵌め込むことにより、前記操作体3の裏面の両端部にそ
れぞれ固定されている。
【0017】前記戻しばね5はSUS等の弾性に富む金
属板からなり、台形状に折り曲げられた一対の取付部5
aと、これら取付部5aの間から互いに斜め上方に延び
る平面視三角形状の腕部5bとを有している。戻しばね
5の取付部5aは前記取付板1の底面1a上に載置され
ており、取付部5aの四隅が対応する係止爪1bの内側
によって水平方向に位置規制されている。また、戻しば
ね5の両腕部5bの先端は前記操作体3の裏面に弾接し
ており、その反力によって前記基板2は取付板1の底面
1a上に圧接されている。
【0018】このように構成されたシーソ操作型可変抵
抗器の使用に際し、図2に示す非操作状態では、操作体
3は戻しばね5の両腕部5bの弾性によって中立位置に
保たれており、両導電性ゴム4の湾曲部4aは基板2の
抵抗体11と所定のギャップを存して離れている。この
状態から操作体3の例えば図示左端を押圧すると、操作
体3は支軸13を支点として反時計回りにシーソ動作
し、それに伴って図示左側の導電性ゴム4の湾曲部4a
が一方の抵抗体11に接触して押し潰されていく。その
結果、操作体3のシーソ動作に伴って導電性ゴム4の湾
曲部4aと抵抗体11との接触面積(ショート部)が次
第に広がるため、この接触面積に応じて抵抗体11の抵
抗値が変化する。また、操作体3に対する上記押圧力を
取り除くと、操作体3は戻しばね5によって図2の中立
位置に復帰し、導電性ゴム4の湾曲部4aも自身の弾性
によって元の形状に復帰する。これとは逆に、操作体3
の図示右端を押圧すると、操作体3は支軸13を支点と
して時計回りにシーソ動作し、図示右側の導電性ゴム4
の湾曲部4aが他方の抵抗体11に接触した後、操作体
3からの加圧力を受けて徐々に接触面積を広げるため、
この接触面積に応じて抵抗体11の抵抗値が変化する。
【0019】次に、上述したシーソ操作型可変抵抗器の
基板2から出力される抵抗値変化を外部回路に接続する
フレキシブル基板用コネクタについて説明すると、この
コネクタは基板2上の各接続端子12aとフレキシブル
基板(以下、FPCと呼ぶ)15の各接続端子15aと
を接続する保持板16を具備している。図8と図9に示
すように、保持板16はステンレス等の弾性に富む金属
板からなり、一対のスナップ片16aを繋ぐ連結部16
bから加圧片16cが延出され、これらスナップ片16
aと加圧片16cとの間に切欠き17が形成されてい
る。両スナップ片16aの先端に爪片16dが下方に向
けて直角に折り曲げ形成されており、連結部16bは下
側に凸形状に湾曲されている。また、加圧片16cは
「く」の字状に折り曲げられ、複数のスリット18が形
成されている。
【0020】このように構成された保持板16を用いて
前記基板2とFPC15を接続する場合は、まず、シー
ソ操作型可変抵抗器に備えられる取付板1の押さえ部7
cにFPC15を挿入し、取付板1の底面1aに載置さ
れた基板2の接続部2b上にFPC15を重ね合わせ
る。その際、FPC15の先端がストッパ爪1cに突き
当たることによりFPC15の挿入量が機械的に規定さ
れるため、基板2の各接続端子12aとFPC15の各
接続端子15aは挿入方向に対して正しく位置決めさ
れ、しかも、基板2の接続部2bとFPC15は共にガ
イド溝8に沿って挿入されるため、各接続端子12a,
15aは挿入方向に直交する幅方向にも正しく位置決め
される。この状態で、保持板16の加圧片16cを押さ
え部7cに挿入していくと、両スナップ片16aは押さ
え部7cの両側に位置する段部7a上を摺動し、先端の
爪片16dが係止孔7bにスナップインすることによ
り、図1に示すように、保持板16が取付板1の保持部
7にスナップ固定される。その結果、図2に示すよう
に、加圧片16cの根元付近が取付板1の押さえ部7c
と底取付板上に固定された基板をフレキシブル基板を介
して外部回路に接続する面1aとの間で圧縮・変形され
るため、基板2とFPC15の各接続端子12a,15
aが加圧片16cの「く」の字状の折曲部分によって圧
接され、スリット18によって均一な力を受けて確実に
接続される。また、各接続端子12a,15aが重なり
合う以外の個所でも、基板2とFPC15は連結部16
bによって押さえ付けられるため、FPC15の抜けが
確実に防止されると共に、外力によって加圧片16cが
変形することも防止される。
【0021】このように上記実施例にあっては、保持板
16の加圧片16cを取付板1の押さえ部7cに挿入す
るという簡単な作業で、基板2とFPC15のそれぞれ
の接続端子12a,15aを確実に接続させることがで
き、しかも、この加圧片16cとは別のスナップ片16
aを用いて保持板16が取付板1に固定されるため、板
厚寸法の薄い基板2を用いることができ、延いては、シ
ーソ操作型可変抵抗器の薄型化にも対応することができ
る。
【0022】また、基板2の接続部2bとFPC15が
それぞれガイド溝8によって幅方向に位置規制されるた
め、接続部2bとFPC15を押さえ部7cに挿入する
作業が簡単になると共に、接続部2bとFPC15の横
ズレを防止して各接続端子12a,15a間の接続の信
頼性をより高めることができる。
【0023】また、FPC15を押さえ部7cに挿入し
た時の挿入量がストッパ爪1cによって機械的に規定さ
れるため、各接続端子12a,15aがFPC15の挿
入方向に対しても位置規制され、この点からも各接続端
子12a,15a間の接続の信頼性を高めることができ
る。
【0024】さらに、複数のスリット18によって分割
された加圧片16cの1本々々がFPC15の各接続端
子15aを圧接するため、加圧片16cからの加圧荷重
が各接続端子12a,15aの重なり部分に集中し、こ
の点からも各接続端子12a,15a間の接続の信頼性
を高めることができる。
【0025】なお、上記実施例では、本発明のフレキシ
ブル基板用コネクタをシーソ操作型可変抵抗器に適用し
た場合について説明したが、取付板上に固定された基板
をフレキシブル基板を介して外部回路に接続するタイプ
の電気部品であれば、シーソ操作型可変抵抗器以外のも
のにも適用できるのはいうまでもない。
【0026】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0027】底面に対して膨出する押さえ部が形成され
た取付板と、この取付板の底面上に載置され、その一部
が前記押さえ部に挿入される基板と、これら押さえ部と
基板との間に挿入されるフレキシブル基板と、一対のス
ナップ片の間に加圧片を延出させた金属製の保持板とを
備え、前記加圧片を前記押さえ部と前記フレキシブル基
板の間に挿入することにより、該加圧片と前記取付板の
底面との間でフレキシブル基板と基板の互いの接続端子
を圧接させると共に、前記スナップ片を前記押さえ部の
外側で前記取付板に係止させると、保持板の固定がスナ
ップ片と取付板によって負担されるのみならず、加圧片
からの押圧力によってフレキシブル基板が取付板上に支
持された基板に圧接されるため、基板とフレキシブル基
板の互いの接続端子を確実に接続させることができ、ま
た、押さえ部に加圧片を挿入していくとスナップ片が取
付板に自動的にスナップインするため、保持板を取付板
に固定する作業が非常に簡単になり、しかも、保持板を
単に押し込むだけで良いため、機器本体側のスペース効
率を高めることができる。
【0028】また、前記取付板の底面と前記押さえ部と
を繋ぐ部分にガイド溝を介して対向する段部を形成し、
このガイド溝によって前記基板と前記フレキシブル基板
をそれぞれ幅方向に位置規制すると、基板とフレキシブ
ル基板の横ズレが防止されるため、接続の信頼性をより
高めることができる。
【0029】また、前記取付板に前記基板の表面から突
出するストッパ片を設け、このストッパ片によって前記
フレキシブル基板の挿入量を規定すると、フレキシブル
基板の先端がストッパ片に突き当たることで、それぞれ
の接続端子がフレキシブル基板の挿入方向に対して位置
規制されるため、この点からも接続の信頼性を高めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るシーソ操作型可変抵抗器の平面図
である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】該可変抵抗器の分解斜視図である。
【図4】該可変抵抗器に備えられる取付板の平面図であ
る。
【図5】図4のB−B線に沿う断面図である。
【図6】図4のC−C線に沿う断面図である。
【図7】該取付板に基板を載置した状態を示す平面図で
ある。
【図8】図1の可変抵抗器に備えられる保持板の平面図
である。
【図9】該保持板の側面図である。
【符号の説明】
1 取付板 1a 底面 2 基板 2a 固定部 2b 接続部 1c ストッパ爪 7 保持部 7a 段部 7b 係止孔 7c 押さえ部 8 ガイド溝 10 貫通孔 11 抵抗体 12 引き回しパターン 12a 接続端子 15 FPC 15a 接続端子 16 保持板 16a スナップ片 16b 連結部 16c 加圧片 16d 爪片 17 切欠き 18 スリット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面に対して膨出する押さえ部が形成さ
    れた取付板と、この取付板の底面上に載置され、その一
    部が前記押さえ部に挿入される基板と、これら押さえ部
    と基板との間に挿入されるフレキシブル基板と、一対の
    スナップ片の間に加圧片を延出させた金属製の保持板と
    を備え、 前記加圧片を前記押さえ部と前記フレキシブル基板の間
    に挿入することにより、該加圧片と前記取付板の底面と
    の間でフレキシブル基板と基板の互いの接続端子を圧接
    させると共に、前記スナップ片を前記押さえ部の外側で
    前記取付板に係止させたことを特徴とするフレキシブル
    基板用コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、前記取付板の
    底面と前記押さえ部とを繋ぐ部分にガイド溝を介して対
    向する段部を形成し、このガイド溝によって前記基板と
    前記フレキシブル基板をそれぞれ幅方向に位置規制する
    ことを特徴とするフレキシブル基板用コネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2の記載において、前記
    取付板に前記基板の表面から突出するストッパ片を設
    け、このストッパ片によって前記フレキシブル基板の挿
    入量を規定することを特徴とするフレキシブル基板用コ
    ネクタ。
JP9305852A 1997-11-07 1997-11-07 フレキシブル基板用コネクタ Pending JPH11144819A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9305852A JPH11144819A (ja) 1997-11-07 1997-11-07 フレキシブル基板用コネクタ
US09/181,344 US6030253A (en) 1997-11-07 1998-10-28 Connector for flexible printed circuit board

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9305852A JPH11144819A (ja) 1997-11-07 1997-11-07 フレキシブル基板用コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11144819A true JPH11144819A (ja) 1999-05-28

Family

ID=17950146

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