JPH11144744A - 低温型燃料電池用セパレータ及びその製造方法 - Google Patents

低温型燃料電池用セパレータ及びその製造方法

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JPH11144744A JP9308180A JP30818097A JPH11144744A JP H11144744 A JPH11144744 A JP H11144744A JP 9308180 A JP9308180 A JP 9308180A JP 30818097 A JP30818097 A JP 30818097A JP H11144744 A JPH11144744 A JP H11144744A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐酸性及び導電性に優れ、接触抵抗に起因す
るジュール熱の発生量を抑えた低温型燃料電池用金属製
セパレータを得る。 【構成】 このセパレータは、ステンレス鋼を基材13
とし、拡散層16を介してカーボン系粒子の結合層14
が形成され、結合層14の表面にカーボン系粒子の付着
層15が設けられている。結合層14は、カーボン系粒
子を分散させた塗膜を基材表面に設けた後、非酸化性雰
囲気中で300〜950℃に加熱することにより形成さ
れる。加熱処理に先立って、塗膜を設けたステンレス鋼
基材13を圧延することもできる。 【効果】 接触抵抗が低いセパレータであるため、多数
のセルを積層した場合にも熱損失となるジュール熱の発
生が抑えられる。しかも、付着層15のカーボン系粒子
が潤滑剤として働き、プレス成形,打ち抜き加工等によ
ってセパレータとして必要な形状に成形できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固体高分子型燃料電池
を始めとする低温で稼動する燃料電池の金属製セパレー
タ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】燃料電池のなかでも、固体高分子型の燃
料電池は、100℃以下の温度で動作可能であり、短時
間で起動する長所を備えている。また、各部材が固体か
らなるため、構造が簡単でメンテナンスが容易である、
振動や衝撃に曝される用途にも適用できる。更に、出力
密度が高いため小型化に適し、燃料効率が高く、騒音が
小さい等の長所を備えている。これらの長所から、電気
自動車搭載用としての用途が検討されている。ガソリン
自動車と同等の走行距離を出せる燃料電池を自動車に搭
載できると、NOx ,SOx の発生がほとんどなく、C
2 の発生が半減する等のように環境に対して非常にク
リーンなものになる。固体高分子型燃料電池は、分子中
にプロトン交換基をもつ固体高分子樹脂膜がプロトン導
電性電解質として機能することを利用したものであり、
他の形式の燃料電池と同様に固体高分子膜の一側に水素
等の燃料ガスを流し、他側に空気等の酸化性ガスを流す
構造になっている。
【0003】具体的には、固体高分子膜1は、図1に示
すように両側に空気電極2及び水素電極3が接合され、
それぞれガスケット4を介してセパレータ5を対向させ
ている。空気電極2側のセパレータ5には空気供給口
6,空気排出口7が形成され、水素電極3側のセパレー
タ5には水素供給口8,水素排出口9が形成されてい
る。セパレータ5には、水素g及び酸素又は空気oの導
通及び均一分配のため、水素g及び酸素又は空気oの流
動方向に延びる複数の溝10が形成されている。また、
発電時に発熱があるため、給水口11から送り込んだ冷
却水wをセパレータ5の内部に循環させた後、排水口1
2から排出させる水冷機構をセパレータ5に内蔵させて
いる。水素供給口8から水素電極3とセパレータ5との
間隙に送り込まれた水素gは、電子を放出したプロトン
となって固体高分子膜1を透過し、空気電極2側で電子
を受け、空気電極2とセパレータ5との間隙を通過する
酸素又は空気oによって燃焼する。そこで、空気電極2
と水素電極3との間に負荷をかけるとき、電力を取り出
すことができる。
【0004】燃料電池は、1セル当りの発電量が極く僅
かである。そこで、図1(b)に示すようにセパレータ
5,5で挟まれた固体高分子膜を1単位とし、複数のセ
ルを積層することによって取出し可能な電力量を大きく
している。多数のセルを積層した構造では、セパレータ
5の抵抗が発電効率に大きな影響を及ぼす。発電効率を
向上させるためには、導電性が良好で接触抵抗の低いセ
パレータが要求され、リン酸塩型燃料電池と同様に黒鉛
質のセパレータが使用されている(OHM 第83巻第
7号第55〜61頁,富士技報第68巻第3号第164
〜167頁参照)。黒鉛質のセパレータは、黒鉛ブロッ
クを所定形状に切り出し、切削加工によって各種の孔や
溝を形成している。そのため、材料費や加工費が高く、
全体として燃料電池の価格を高騰させると共に、生産性
を低下させる原因になっている。しかも、材質的に脆い
黒鉛でできたセパレータでは、振動や衝撃が加えられる
と破損する虞れが大きい。そこで、プレス加工やパンチ
ング加工等によって金属板からセパレータを作ることが
特開平8−180883号公報で提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、酸素又は空気
oが通過する空気電極2側は、酸性度がpH2〜3の酸
性雰囲気にある。このような強酸性雰囲気に耐え、しか
もセパレータに要求される導電性,低接触抵抗,耐食性
等の特性を満足する金属材料は、これまでのところ実用
化されていない。たとえば、酸性雰囲気に耐える金属材
料としてステンレス鋼等の耐酸性材料が考えられる。こ
れらの材料は、表面に形成した強固な不動態皮膜によっ
て耐酸性を呈するものであるが、不動態皮膜によって表
面抵抗や接触抵抗が高くなる。接触抵抗が高くなると、
接触部分で多量のジュール熱が発生し、大きな熱損失と
なり、燃料電池の発電効率を低下させる。他の金属板で
も、接触抵抗を高くする酸化膜が常に存在するものがほ
とんどである。表面に酸化皮膜や不動態皮膜を形成しな
い金属材料としては、Auが知られている。Auは、酸
性雰囲気にも耐えるが、非常に高価な材料であるため燃
料電池のセパレータ材としては実用的でない。Ptは、
酸化皮膜や不動態皮膜が形成されにくい金属材料であ
り、酸性雰囲気にも耐えるが、Auと同様に非常に高価
な材料であるため実用的でない。
【0006】また、水素や空気の流通路となる多数の溝
10やフランジをプレス加工,パンチング加工等で形成
するため、セパレータに使用される金属材料に高度の加
工性が要求される。加工性は、金属表面に有機高分子膜
を形成し或いは潤滑剤を塗布することによって改善でき
る。しかし、有機高分子膜又は潤滑剤中の吸着分子によ
って接触抵抗が高くなり、多数の燃料電池を積層したと
きに多量のジュール熱が発生し、電力損失を引き起し燃
料電池の発電効率が低下する原因となる。しかも、潤滑
剤を塗布して金属材料を成形加工する場合、後工程とし
て脱脂洗浄が必要になり、工程数の増加を招くばかりで
なく、廃液処理にも多額の費用負担がかかる。更に有機
溶剤やフロン系の溶剤で脱脂すると、大気中への溶剤の
飛散による環境悪化の虞れもある。他方、有機皮膜を金
属表面に形成すると潤滑剤なしで成形加工できるが、金
属材料の接触抵抗が高くなることに加え、酸性環境での
耐食性がない有機皮膜が剥離,溶解する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような問
題を解消すべく案出されたものであり、カーボン粒子を
分散させ且つ付着させた塗膜をステンレス鋼表面に形成
させることにより、耐酸性を確保しながら良好な導電性
及び低い接触抵抗を示す金属製セパレータを提供するこ
とを目的とする。本発明の低温型燃料電池用セパレータ
は、その目的を達成するため、ステンレス鋼を基材と
し、拡散層を介してカーボン系粒子が基材表面に結合し
た結合層が設けられ、カーボン系粒子の結合層の表面に
カーボン系粒子が付着していることを特徴とする。カー
ボン系粒子の結合層は、カーボン系粒子分散塗膜を加熱
処理することにより塗膜成分を分解・消失させた後のカ
ーボン系粒子で形成することができる。この低温型燃料
電池用セパレータは、カーボン系粒子を分散させた塗料
をステンレス鋼製の基材に塗布し、非酸化性雰囲気中で
300〜950℃に加熱処理することにより製造され
る。加熱処理に先立って、塗膜が形成されたステンレス
鋼製の基材を圧下率0.1〜50%で圧延することも良
い。
【0008】
【作用】本発明の低温型燃料電池用セパレータは、図2
に示すように、ステンレス鋼13を基材とし、ステンレ
ス鋼基材13の表面にカーボン粒子の結合層14が形成
され、結合層14のカーボン系粒子に付着したカーボン
系粒子の付着層15が形成されている。このセパレータ
は、図1に示す固体高分子型燃料電池の外に、アルカリ
型燃料電池等の燃料電池用セパレータとしても使用でき
る。カーボン系粒子の結合層14は、ステンレス鋼基材
13との間に拡散層16を生じているため、ステンレス
鋼基材13に対する結合力が高い。そのため、加工成形
等によってステンレス鋼基材13に曲げ,伸び等の変形
が生じた場合でも結合層14に応力が蓄積されることが
なく、結合層14がステンレス鋼基材13から剥離する
ことが抑制される。したがって、ステンレス鋼基材13
は、セパレータとして必要な形状に加工される。加工性
は、カーボン系粒子分散塗膜を形成した後、加熱処理に
先立って圧延することにより更に向上させることができ
る。カーボン系粒子は、表面に酸化膜を生成することが
なく、低い接触抵抗及び優れた耐酸性を示す。また、セ
パレータと接触する空気電極や水素電極等が主としてカ
ーボン系の材料でできている。そのため、カーボン系粒
子の結合層14,付着層15は電極に対する馴染みが良
く、接触抵抗を一層低下させる。したがって、多数のセ
ルを積層した構造の燃料電池であっても、発生するジュ
ール熱が少なく、発電効率が向上する。
【0009】
【実施の形態】本発明のセパレータは、耐酸性に優れた
オーステナイト系ステンレス鋼やオーステナイト・フェ
ライト二相系ステンレス鋼を基材13として使用してい
る。基材の要求特性としては、酸化性雰囲気の酸による
腐食だけではなく、非酸化性の酸による腐食にも耐える
ことが必要であることから、Crに加えてNiを合金成
分として添加することにより耐酸性を向上させる。使用
可能なオーステナイト系ステンレス鋼は、14〜35重
量%のCr濃度及び5〜60重量%のNi濃度をもつ。
たとえば、C:0.008〜0.2重量%,Si:0.
05〜5.0重量%,Mn:0.1〜5.0重量%,N
i:5.0〜60重量%,Cr:14〜35重量%を含
む組成をもつものが使用される。使用可能なオーステナ
イト・フェライト二相系ステンレス鋼は、17〜35重
量%のCr濃度及び2〜60重量%のNi濃度をもつ。
たとえば、C:0.008〜0.2重量%,Si:0.
05〜5.0重量%,Mn:0.1〜5.0重量%,N
i:2.0〜60重量%,Cr:17〜35重量%を含
む組成をもつものが使用される。
【0010】基材のCr濃度が14重量%未満では、酸
化性の酸による腐食雰囲気中での耐酸性が低い。逆に、
35重量%を超えるCr濃度では、ステンレス鋼の変形
抵抗が大きく、プレス加工等の加工が困難になる。Ni
濃度が2重量%未満では、非酸化性の酸による腐食雰囲
気中での耐酸性が低い。この耐酸性は、Ni含有量60
重量%で飽和し、それ以上添加しても増量に見合った効
果がみられず、材料コストの上昇を招く。基材の耐酸性
を更に高めるため、Mo,Cu,N等の1種又は2種以
上を添加しても良い。すなわち、単位面積当りの電流値
を上げて出力密度を増加させる燃料電池では、pHが低
下することから、より耐酸性に優れたステンレス鋼基材
が必要になる。そこで、Mo:0.2〜7重量%,C
u:0.1〜5重量%,N:0.02〜0.5重量%の
1種又は2種以上を添加することにより耐酸性を改善す
る。また、場合によっては、少量のTi,Nb,Zr等
の添加によっても耐酸性を高めることができる。
【0011】カーボン系粒子の結合層14及び付着層1
5は、カーボン系粒子を分散させた塗料をステンレス鋼
基材13に塗布し、非酸化性雰囲気中で300〜950
℃に加熱処理することにより形成される。塗料に分散さ
せるカーボン系粒子としては、純度が高く、不純物に起
因する酸化膜や他の皮膜を生成させる等の問題がないこ
とからカーボンブラックや黒鉛粉末が好適である。ま
た、高純度であることから、耐酸性にも優れ、燃料電池
の固体高分子膜を汚染することもない。この点、石油,
石炭等の未燃焼生成物である煤やタールでは、多量に含
まれている不純物に起因して酸化膜や他の皮膜が生成し
易い。更に、不純物によって固体高分子膜が汚染され、
燃料電池自体の性能を低下させる虞れもある。
【0012】カーボン粒子を分散する塗料は、加熱処理
によって分解し、ステンレス鋼基材13から消失する。
そのため、塗料の種類が特に制約されるものではない
が、ポリエステル系塗料,アクリル系塗料,ポリオレフ
ィン系塗料,ポリウレタン系塗料,それらの混合塗料等
が使用される。塗料100重量部に対しカーボン系粒子
を0.05〜60重量部の割合で配合することが好まし
い。カーボン系粒子の配合量が0.05重量部に満たな
いと、十分にカーボン系粒子が分散した結合層14が形
成されず、ステンレス鋼基材13の接触抵抗が十分に低
下しない。逆に、60重量部を超える多量のカーボン系
粒子を配合すると、塗装が困難になり、塗装できたとし
ても下地ステンレス鋼に対する良好な密着性が得られな
くなる。カーボン系粒子分散塗料は、ステンレス鋼基材
13に対する結合層14の密着性を確保する上から、5
μm以下の膜厚でステンレス鋼基材13に施すことが好
ましい。膜厚が5μmを超える塗膜では、加熱処理時に
発生するガスの圧力で塗膜が剥離する虞れがある。
【0013】カーボン系粒子が分散した塗膜が形成され
たステンレス鋼基材13は、窒素,窒素+水素,アルゴ
ン等の非酸化性雰囲気中で300〜950℃に加熱処理
される。塗膜に分散しているカーボン系粒子は、非酸化
性の加熱雰囲気で加熱されるため、酸化されることなく
ステンレス鋼基材13の表面に残る。また、加熱によっ
てカーボン系粒子と下地鋼との間に拡散が生じ、拡散層
16を介してカーボン系粒子が結合された結合層14が
形成される。塗膜に含まれている樹脂等の有機化合物
は、加熱処理によって分解し、一部が分解残渣として基
材表面に残る。有機化合物に由来するカーボン質の分解
残渣は、一部が結合層14に取り込まれ、残りが付着層
15となって結合層14に付着する。付着層15は、プ
レス加工,パンチング加工等の際に潤滑剤として働き、
ステンレス鋼基材13の加工性を向上させる。
【0014】加熱処理に先立って、塗膜が形成されたス
テンレス鋼基材13に圧下率0.1〜50%の圧延を施
すことにより、塗膜に含まれているカーボン系粒子のス
テンレス鋼基材13に対する密着性を改善することもで
きる。圧延により密着性が改善されたカーボン系粒子
は、後続する加熱処理段階で下地鋼との間の拡散反応を
促進させ、ステンレス鋼基材13に対する結合層14の
結合力を向上させると共に、接触抵抗も効果的に低下さ
せる。ただし、圧下率が0.1%未満では、圧延による
密着性の改善が顕著でない。逆に50%を超える圧下率
では、下地ステンレス鋼が過度に変形し、塗膜を剥離さ
せることがある。また、拡散反応促進効果は、圧下率5
0%で飽和し、それ以上に圧下率を高めてもそれに見合
った効果の改善がみられない。ステンレス鋼基材13の
表面にあるカーボン系粒子の付着層15が潤滑剤として
働き、複雑な形状をもつセパレータ5であっても、破断
や亀裂等を生じることなく成形加工することが可能とな
る。しかも、得られたセパレータ5の表面には、カーボ
ン系粒子の結合層14及び一部の付着層15があるた
め、燃料電池に組み込んだときに低い接触抵抗を示し、
発電効率のよい燃料電池となる。また、耐食性に優れた
ステンレス鋼を基材13としているので、過酷な酸性雰
囲気に曝される条件下でも耐久性に優れた燃料電池にな
る。
【0015】
【実施例】実施例1:表1に示した成分・組成をもつ3
種類ステンレス鋼を基材として使用した。
【0016】
【0017】ステンレス鋼基材13に塗布する塗料とし
て、カーボン系粒子として平均粒径1μmの黒鉛粉末及
び平均粒径0.05μmのカーボンブラックを5重量部
で分散させたポリエステル系ウレタン水性塗料を調製し
た。塗料を0.2〜1.2μmの膜厚でステンレス鋼基
材13に塗布した後、窒素雰囲気中で750℃に5秒間
加熱した。この加熱処理によって塗膜中の有機物が分解
し、粒子状カーボンとなって平均厚み0.1〜1.0μ
mの付着層15の一部を形成した。また、有機物が分解
した後に残っているカーボン系粒子は、下地鋼との間に
拡散反応を生じ、拡散層16を介してステンレス鋼基材
13に結合された平均厚み0.01〜1.0μmの結合
層14となった。カーボン系粒子の結合層14及び付着
層15が形成されたステンレス鋼基材13について、接
触抵抗及び耐酸性を調査した。接触抵抗に関しては、荷
重10kg/cm2 でステンレス鋼基材15にカーボン
電極材を接触させ、両者の間の接触抵抗を測定した。耐
酸性に関しては、ステンレス鋼基材15を浴温90℃,
pH2の硫酸水溶液に浸漬し、腐食減量を測定した。比
較のため、めっきしていないステンレス鋼基材及びNi
めっき,Cuめっき,Crめっきを施したステンレス鋼
基材についても、同様に接触抵抗及び耐酸性を調査し
た。
【0018】表2の調査結果にみられるように、カーボ
ン系粒子の結合層14及び付着層15を形成した試験番
号1〜6のステンレス鋼基材は、何れも接触抵抗が低
く、耐酸性に優れており、燃料電池用セパレータに要求
される特性を備えていることが判る。これに対し、無垢
のステンレス鋼板を使用した試験番号7〜9では、何れ
も接触抵抗が高く、燃料電池用セパレータとして使用で
きなかった。めっきを施したステンレス鋼であっても、
低い接触抵抗及び良好な耐食性を呈するものが得られな
かった。すなわち、Niめっき層が形成された試験番号
10では耐食性が不足し、Cuめっき層が形成された試
験番号11では接触抵抗が大きく耐食性も不足してい
た。また、Crめっき層が形成された試験番号12で
は、耐食性が若干改善されているものの、接触抵抗が依
然として大きな値を示した。
【0019】
【0020】実施例2:表1に示した鋼種Bのステンレ
ス鋼に実施例1と同じ条件下でカーボン系粒子分散塗料
を塗布した後、加熱処理に先立って表3に示す圧下率で
冷間圧延した。次いで、実施例1と同じ条件下で加熱処
理し、塗料中の有機成分を分解除去した。このようにし
てカーボン系粒子の結合層14及び付着層15が形成さ
れたステンレス鋼基材13について、実施例1と同様に
接触抵抗及び耐酸性を調査した。調査結果を示す表3を
表2と対比するとき、加熱処理に先立つ冷間圧延によっ
て接触抵抗が一層低くなっており、圧下率に応じて接触
抵抗が大きく低下していることが判る。
【0021】
【0022】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のセパレ
ータは、耐酸性の良好なステンレス鋼を基材とし、拡散
層を介してカーボン系粒子の結合層をステンレス鋼基材
に結合させ、結合層の表面にカーボン系粒子の付着層を
設けている。カーボン系粒子の付着層は、潤滑剤として
働きステンレス鋼の加工性を改善し、複雑形状のセパレ
ータへの成形加工を可能にする。また、ステンレス鋼表
面にカーボン系粒子の結合層及び付着層があるため、導
電性及び低接触抵抗に優れ、多数のセルを積層した構造
をもつ低温型燃料電池用のセパレータとして使用すると
きジュール熱の発生が少なく、発電効率の高い燃料電池
が形成される。しかも、基材として耐食性に優れたステ
ンレス鋼を使用しているため、過酷な腐食雰囲気におい
ても優れた耐久性を示す燃料電池が得られる。このよう
にして、プレス加工や打ち抜き加工によって必要形状に
加工されるため、材料コストや製造コスト等を下げ、低
温型燃料電池が生産性良く製造される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の固体高分子膜を電解質として使用した
燃料電池の内部構造を説明する断面図(a)及び分解斜
視図(b)
【図2】 カーボン系粒子の結合層及び付着層が形成さ
れたステンレス鋼基材
【符号の説明】
1:固体高分子膜 2:空気電極 3:水素電極
4:ガスケット 5:セパレータ 6:空気供給口 7:空気排出口
8:水素供給口 9:水素排出口 10:溝 11:給水口 1
2:排水口 13:ステンレス鋼基材 14:カーボン系粒子の結
合層 15:カーボン系粒子の付着層 16:拡散
フロントページの続き (72)発明者 斎藤 実 大阪府堺市石津西町5番地 日新製鋼株式 会社技術研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステンレス鋼を基材とし、拡散層を介し
    てカーボン系粒子が基材表面に結合した結合層が設けら
    れ、カーボン系粒子の結合層の表面にカーボン系粒子が
    付着している低温型燃料電池用セパレータ。
  2. 【請求項2】 カーボン系粒子分散塗膜を加熱処理する
    ことにより塗膜成分を分解・消失させた後のカーボン系
    粒子で結合層が形成されている請求項1記載の低温型燃
    料電池用セパレータ。
  3. 【請求項3】 カーボン系粒子を分散させた塗料をステ
    ンレス鋼製の基材に塗布し、非酸化性雰囲気中で300
    〜950℃に加熱処理することを特徴とする低温型燃料
    電池用セパレータの製造方法。
  4. 【請求項4】 加熱処理に先立って塗膜が形成されたス
    テンレス鋼製の基材を圧下率0.1〜50%で圧延する
    請求項3記載の低温型燃料電池用セパレータの製造方
    法。
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