JPH11144209A - 磁気ヘッド装置 - Google Patents
磁気ヘッド装置Info
- Publication number
- JPH11144209A JPH11144209A JP31187397A JP31187397A JPH11144209A JP H11144209 A JPH11144209 A JP H11144209A JP 31187397 A JP31187397 A JP 31187397A JP 31187397 A JP31187397 A JP 31187397A JP H11144209 A JPH11144209 A JP H11144209A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic head
- information recording
- ticket
- head device
- divided
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 普通券や定期券のように、大きさの異なる情
報記録媒体を処理する磁気ヘッドの交換を容易にできる
ようにする。 【解決手段】 大きさの異なる複数種類の情報記録媒体
が搬送される途中に、磁気ヘッドを配置して構成される
磁気ヘッド装置において、前記磁気ヘッドは、前記情報
記録媒体の搬送される方向と直交する方向に沿って複数
に分割されているとともに、その分割された各磁気ヘッ
ドは、その搬送方向に沿って互いに所定の間隔を保って
配置されている。
報記録媒体を処理する磁気ヘッドの交換を容易にできる
ようにする。 【解決手段】 大きさの異なる複数種類の情報記録媒体
が搬送される途中に、磁気ヘッドを配置して構成される
磁気ヘッド装置において、前記磁気ヘッドは、前記情報
記録媒体の搬送される方向と直交する方向に沿って複数
に分割されているとともに、その分割された各磁気ヘッ
ドは、その搬送方向に沿って互いに所定の間隔を保って
配置されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ヘッド装置に
係り、特に、大きさの異なる複数種類の情報記録媒体を
処理するときに好適な磁気ヘッド装置に関する。
係り、特に、大きさの異なる複数種類の情報記録媒体を
処理するときに好適な磁気ヘッド装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図２（ａ）は、自動改札機に組込まれて
いる磁気ヘッド装置を乗車券類の搬送方向側から見た正
面図である。
いる磁気ヘッド装置を乗車券類の搬送方向側から見た正
面図である。
【０００３】図示しないベルトコンベヤ等の搬送路で搬
送される普通券のような小型の情報記録媒体（以下、
「小型券」というときもある。）Ｃ1 、及び定期券のよ
うな大型の情報記録媒体（以下、「大型券」というとき
もある。）Ｃ2 は、一辺を基板Ｐに当接させて、すなわ
ち、搬送姿勢を一定に保って磁気ヘッドＨに接するよう
に構成されている。なお、図２（ａ）において、大型券
Ｃ2 が小型券Ｃ1 の上で磁気ヘッドＨから離れて示され
ているが、これは、両カードＣ1 ，Ｃ2 の大きさを明瞭
にするためであり、実際は、大型券Ｃ2 も磁気ヘッドＨ
に接して搬送される。
送される普通券のような小型の情報記録媒体（以下、
「小型券」というときもある。）Ｃ1 、及び定期券のよ
うな大型の情報記録媒体（以下、「大型券」というとき
もある。）Ｃ2 は、一辺を基板Ｐに当接させて、すなわ
ち、搬送姿勢を一定に保って磁気ヘッドＨに接するよう
に構成されている。なお、図２（ａ）において、大型券
Ｃ2 が小型券Ｃ1 の上で磁気ヘッドＨから離れて示され
ているが、これは、両カードＣ1 ，Ｃ2 の大きさを明瞭
にするためであり、実際は、大型券Ｃ2 も磁気ヘッドＨ
に接して搬送される。
【０００４】磁気ヘッドＨは、搬送路の搬送方向と直交
する方向に設けられ、しかも、最も大きな乗車券である
大型券Ｃ2 に対して所定のデータを書込み、または、そ
の大型券Ｃ2 から読取れるように、そのカードＣ2 に合
わせた形状に構成されている。
する方向に設けられ、しかも、最も大きな乗車券である
大型券Ｃ2 に対して所定のデータを書込み、または、そ
の大型券Ｃ2 から読取れるように、そのカードＣ2 に合
わせた形状に構成されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の大きさが異なる複数種類の情報記録媒体を処理する
磁気ヘッド装置は、磁気ヘッドのうち、小型の情報記録
媒体（小型券）の当接される部分は、大型の情報記録媒
体も当接されるので、摩耗し易く、いわゆる片減りを生
じやすいという欠点があった。
来の大きさが異なる複数種類の情報記録媒体を処理する
磁気ヘッド装置は、磁気ヘッドのうち、小型の情報記録
媒体（小型券）の当接される部分は、大型の情報記録媒
体も当接されるので、摩耗し易く、いわゆる片減りを生
じやすいという欠点があった。
【０００６】このような欠点を解決するために、図２
（ｂ），（ｂ′）に示されるように、小型券Ｃ1 が当接
される磁気ヘッドＨ1 と、小型券Ｃ1 及び大型券Ｃ2 が
当接される磁気ヘッドＨ2 とに分割し、小型券Ｃ1 の当
接される磁気ヘッドＨ1 の摩耗に対処できるように、す
なわち、磁気ヘッドＨ1 のみ交換できるようにすること
も考えられる。
（ｂ），（ｂ′）に示されるように、小型券Ｃ1 が当接
される磁気ヘッドＨ1 と、小型券Ｃ1 及び大型券Ｃ2 が
当接される磁気ヘッドＨ2 とに分割し、小型券Ｃ1 の当
接される磁気ヘッドＨ1 の摩耗に対処できるように、す
なわち、磁気ヘッドＨ1 のみ交換できるようにすること
も考えられる。
【０００７】しかしながら、このように、磁気ヘッドを
分割したときは、両磁気ヘッドＨ1，Ｈ2 の高さが一致
していないと、大型券Ｃ2 の読取り不良や書込み不良を
起こしてしまうという新たな問題が発生してしまう。
分割したときは、両磁気ヘッドＨ1，Ｈ2 の高さが一致
していないと、大型券Ｃ2 の読取り不良や書込み不良を
起こしてしまうという新たな問題が発生してしまう。
【０００８】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、小型券が当接
する磁気ヘッドの交換が容易で、かつ、大型券が当接す
る磁気ヘッドとの高さ調整が不要な磁気ヘッド装置を提
供することにある。
めになされたものであって、その目的は、小型券が当接
する磁気ヘッドの交換が容易で、かつ、大型券が当接す
る磁気ヘッドとの高さ調整が不要な磁気ヘッド装置を提
供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明に係る磁気ヘッド
装置は、上記目的を達成するために、大きさの異なる複
数種類の情報記録媒体が搬送される途中に、磁気ヘッド
を配置して構成される磁気ヘッド装置において、前記磁
気ヘッドは、前記情報記録媒体の搬送される方向と直交
する方向に沿って複数に分割されているとともに、その
分割された各磁気ヘッドは、その搬送方向に沿って互い
に所定の間隔を保って配置されていることを特徴として
いる。
装置は、上記目的を達成するために、大きさの異なる複
数種類の情報記録媒体が搬送される途中に、磁気ヘッド
を配置して構成される磁気ヘッド装置において、前記磁
気ヘッドは、前記情報記録媒体の搬送される方向と直交
する方向に沿って複数に分割されているとともに、その
分割された各磁気ヘッドは、その搬送方向に沿って互い
に所定の間隔を保って配置されていることを特徴として
いる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図１（ａ）は、一実施の形態に係
る磁気ヘッド装置を自動改札機に適用したときの正面
図、同図（ｂ）は、同図（ａ）の平面図である。
に基づいて説明する。図１（ａ）は、一実施の形態に係
る磁気ヘッド装置を自動改札機に適用したときの正面
図、同図（ｂ）は、同図（ａ）の平面図である。
【００１１】搬送路Ｌは、図示しないベルトコンベヤを
対設して、あるいは、上下一対のローラ群等で構成され
るもので、情報記録媒体である小型券Ｃ1 、及び大型券
Ｃ2の一辺を基板Ｐに当接させて、つまり、搬送姿勢を
一定状態に保って搬送できるように構成されている。
対設して、あるいは、上下一対のローラ群等で構成され
るもので、情報記録媒体である小型券Ｃ1 、及び大型券
Ｃ2の一辺を基板Ｐに当接させて、つまり、搬送姿勢を
一定状態に保って搬送できるように構成されている。
【００１２】磁気ヘッドＨ1 ，Ｈ2 は、接触部の位置
（図示の例では上端部）を搬送路Ｌの搬送位置に合わせ
てそれぞれ設けられているとともに、図示しないが、そ
れら磁気ヘッドＨ1 ，Ｈ2 の接触部に対向した位置に、
情報記録媒体をそれら接触部に押圧するためのピンチロ
ーラがそれぞれ設けられている。そして、これら磁気ヘ
ッドＨ1 ，Ｈ2 は、搬送方向に沿って所定の間隔を保っ
て設けられているとともに、その搬送方向と直交する方
向に沿って分割されている。
（図示の例では上端部）を搬送路Ｌの搬送位置に合わせ
てそれぞれ設けられているとともに、図示しないが、そ
れら磁気ヘッドＨ1 ，Ｈ2 の接触部に対向した位置に、
情報記録媒体をそれら接触部に押圧するためのピンチロ
ーラがそれぞれ設けられている。そして、これら磁気ヘ
ッドＨ1 ，Ｈ2 は、搬送方向に沿って所定の間隔を保っ
て設けられているとともに、その搬送方向と直交する方
向に沿って分割されている。
【００１３】上記磁気ヘッドＨ1 ，Ｈ2 のうち、基板Ｐ
側の磁気ヘッドＨ1 の大きさは、小型券Ｃ1 に記録され
ているデータを読取り、又は、その小型券Ｃ1 にデータ
を書込むことができる大きさに決められている。
側の磁気ヘッドＨ1 の大きさは、小型券Ｃ1 に記録され
ているデータを読取り、又は、その小型券Ｃ1 にデータ
を書込むことができる大きさに決められている。
【００１４】また、磁気ヘッドＨ2 の大きさは、上記基
板Ｐ側の磁気ヘッドＨ1 とで、大型券Ｃ2 に記録されて
いるデータを読取り、又は、その大型券Ｃ2 にデータを
書込むことができる大きさに決められている。
板Ｐ側の磁気ヘッドＨ1 とで、大型券Ｃ2 に記録されて
いるデータを読取り、又は、その大型券Ｃ2 にデータを
書込むことができる大きさに決められている。
【００１５】上記構成の磁気ヘッド装置においては、小
型券Ｃ1 のみが接する磁気ヘッドＨ1 を交換しても、大
型券Ｃ2 のみが接する磁気ヘッドＨ2 と離れているため
に、両ヘッドＨ1 ，Ｈ2 の高さを一致させる作業を省略
することができる。もちろん、この両ヘッドＨ1 ，Ｈ2
の高さ調整作業の省略は、大型券Ｃ2 の接する磁気ヘッ
ドＨ2 を交換したときも同様である。
型券Ｃ1 のみが接する磁気ヘッドＨ1 を交換しても、大
型券Ｃ2 のみが接する磁気ヘッドＨ2 と離れているため
に、両ヘッドＨ1 ，Ｈ2 の高さを一致させる作業を省略
することができる。もちろん、この両ヘッドＨ1 ，Ｈ2
の高さ調整作業の省略は、大型券Ｃ2 の接する磁気ヘッ
ドＨ2 を交換したときも同様である。
【００１６】なお、上述の磁気ヘッド装置は、小型券Ｃ
1 及び大型券Ｃ2 に合わせて２分割されているが、これ
ら小型券Ｃ1 と大型券Ｃ2 との中間の大きさの情報記録
媒体が搬送されるときは、その中間の大きさに合わせた
３個の磁気ヘッドに分割するようにしてもよい。このよ
うに、搬送される情報記録媒体の大きさの種類に合わせ
た複数個の磁気ヘッドに分割することができる。
1 及び大型券Ｃ2 に合わせて２分割されているが、これ
ら小型券Ｃ1 と大型券Ｃ2 との中間の大きさの情報記録
媒体が搬送されるときは、その中間の大きさに合わせた
３個の磁気ヘッドに分割するようにしてもよい。このよ
うに、搬送される情報記録媒体の大きさの種類に合わせ
た複数個の磁気ヘッドに分割することができる。
【００１７】さらに、上述の例では、磁気ヘッド装置を
自動改札機に適用した例を示したが、自動精算機等の他
の情報記録媒体処理装置に適用することもできる。
自動改札機に適用した例を示したが、自動精算機等の他
の情報記録媒体処理装置に適用することもできる。
【００１８】
【発明の効果】本発明に係る磁気ヘッド装置は、磁気ヘ
ッドが情報記録媒体の搬送される方向と直交する方向に
沿って複数に分割されているとともに、その分割された
各磁気ヘッドは、その搬送方向に沿って互いに所定の間
隔を保って配置されているので、小型券のみ接する磁気
ヘッドを交換しても、大型券のみが接する磁気ヘッドと
離れているために、両ヘッドの高さを一致させる作業を
省略することができる。もちろん、この両ヘッドの高さ
調整作業の省略は、大型券の接する磁気ヘッドを交換し
たときも同様である。
ッドが情報記録媒体の搬送される方向と直交する方向に
沿って複数に分割されているとともに、その分割された
各磁気ヘッドは、その搬送方向に沿って互いに所定の間
隔を保って配置されているので、小型券のみ接する磁気
ヘッドを交換しても、大型券のみが接する磁気ヘッドと
離れているために、両ヘッドの高さを一致させる作業を
省略することができる。もちろん、この両ヘッドの高さ
調整作業の省略は、大型券の接する磁気ヘッドを交換し
たときも同様である。
【図１】（ａ）は、本発明の一実施の形態に係る磁気ヘ
ッド装置の正面図、（ｂ）は（ａ）の平面図である。
ッド装置の正面図、（ｂ）は（ａ）の平面図である。
【図２】（ａ）は、従来の磁気ヘッド装置の搬送方向側
から見た正面図、（ｂ）は従来の磁気ヘッド装置の磁気
ヘッドを分割したときの搬送方向側から見た正面図、
（ｂ′）は（ｂ）の平面図である。
から見た正面図、（ｂ）は従来の磁気ヘッド装置の磁気
ヘッドを分割したときの搬送方向側から見た正面図、
（ｂ′）は（ｂ）の平面図である。
Ｈ1 ，Ｈ2 磁気ヘッド Ｌ 搬送路 Ｃ1 小型の情報記録媒体（小型券） Ｃ2 大型の情報記録媒体（大型券） Ｐ 基板
Claims (1)
- 【請求項１】 大きさの異なる複数種類の情報記録媒体
が搬送される途中に、磁気ヘッドを配置して構成される
磁気ヘッド装置において、 前記磁気ヘッドは、前記情報記録媒体の搬送される方向
と直交する方向に沿って複数に分割されているととも
に、その分割された各磁気ヘッドは、その搬送方向に沿
って互いに所定の間隔を保って配置されていることを特
徴とする磁気ヘッド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31187397A JPH11144209A (ja) | 1997-11-13 | 1997-11-13 | 磁気ヘッド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31187397A JPH11144209A (ja) | 1997-11-13 | 1997-11-13 | 磁気ヘッド装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11144209A true JPH11144209A (ja) | 1999-05-28 |
Family
ID=18022447
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31187397A Pending JPH11144209A (ja) | 1997-11-13 | 1997-11-13 | 磁気ヘッド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11144209A (ja) |
-
1997
- 1997-11-13 JP JP31187397A patent/JPH11144209A/ja active Pending
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