JPH11144140A - 商品収納投出装置 - Google Patents

商品収納投出装置

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JPH11144140A
JPH11144140A JP30877697A JP30877697A JPH11144140A JP H11144140 A JPH11144140 A JP H11144140A JP 30877697 A JP30877697 A JP 30877697A JP 30877697 A JP30877697 A JP 30877697A JP H11144140 A JPH11144140 A JP H11144140A
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JP
Japan
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product
storage space
products
pack
space
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JP30877697A
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English (en)
Inventor
Hideki Takada
英記 高田
Yohei Maruoka
洋平 丸岡
Norisuke Takara
憲祐 寳
Tatsuya Nishida
達也 西田
Atsushi Kato
淳 加藤
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Glory Ltd
Glory Kiki Co Ltd
Original Assignee
Glory Ltd
Glory Kiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大型のパック商品Tの集積崩れを起こすこと
なく確実に投出し、しかも、デッドスペースが生じず、
パック商品Tを数多く収納し、売り切れを起こりにくく
する。 【解決手段】 パック商品Tを投出方向前後2列に集積
収納する収納空間34を設ける。収納空間34の各列の最下
位のパック商品Tを同一投出方向に投出する投出機構14
を設ける。収納空間34の前面に、最下位のパック商品T
上に重なるパック商品Tの前面を支える前支え部材35を
設ける。収納空間34の前後方向略中間位置に上端側を支
点として回動可能に仕切部材38を支持する。仕切部材38
は、収納空間34内に垂下する垂下位置と収納空間34の天
井部分に沿う退避位置との間で回動するとともに各回動
位置において保持する。垂下位置の仕切部材38の下端と
収納空間34の底面との間にはパック商品Tが1つずつ通
過可能な間隔を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品を前後2列に
集積収納する収納空間と、前記収納空間の下方に位置し
各列の最下位商品を前方に投出する投出機構を有する商
品収納投出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たばこなどの自動販売機では、例
えば、特開平5−189653号公報に記載されている
ように、前々投出タイプの商品収納投出装置を備えた構
成が知られている。
【0003】この商品収納投出装置では、図5(a) に示
すように、たばこなどの商品tを前後2列に集積収納す
る収納空間1を有し、この収納空間1の下方に各列の最
下位の商品tを前方へ順次投出する投出機構2を配設し
ている。
【0004】このような商品収納投出装置によって多数
の商品tを購入しようとした場合には、『まとめ買い』
を指示して投出機構2を複数回駆動させることになる。
ところが、利用者は複数個の商品tをバラバラで受け取
ると、袋等が無い場合は持ち帰るのに不便である。
【0005】そこで、図5(b) に示すように、複数個の
商品tを予めまとめた商品すなわちパック商品Tを収
納、販売する方法が考えられた。
【0006】このようなパック商品Tを上述の商品収納
投出装置で販売するのに、通常の商品tと同じように単
純に前後2列に集積すると、パック商品Tの厚みが大き
いため、下側のパック商品Tが投出されたときに、図5
(b) に矢印3で示すように(仕切板4がない場合)、上
側のパック商品Tが後方へ転動して落下することがあ
る。パック商品Tが後方へ転動してしまうと、次の投出
動作時に詰まりを起こしてしまい、投出が不可能になっ
てしまう。
【0007】そこで、商品収納投出装置の後ろ側のコラ
ム板を前方に寄せて仕切板4とし、パック商品Tを前側
の1列に集積する方法がとられていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、後ろ側のコラム板を前方に寄せてパ
ック商品Tを前側の1列に収納しているので、後ろ側の
コラム板の後方にデッドスペースが生じていた。そのた
め、収納数が少なく(図4では最大2個)、すぐに売り
切れになる問題がある。
【0009】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、前後2列に集積収納した商品を同一方向に投出す
る前々投出タイプの商品収納投出装置において、大型の
商品の場合でも商品の集積崩れを起こすことなく確実に
投出でき、しかも、デッドスペースを生じることなく、
商品を数多く収納することができ、売り切れを起こりに
くくすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の商品収納
投出装置は、商品を投出方向前後2列に集積収納する収
納空間と、この収納空間の各列の最下位の商品を同一投
出方向に投出する投出機構とを有する商品収納投出装置
において、前記収納空間の前面に配置され、最下位の商
品上に重なる商品の前面を支える前支え部材と、前記収
納空間の前後方向略中間位置に上端側を支点として回動
可能に支持され、収納空間内に垂下されてその下端と収
納空間の底面との間に商品が1つずつ通過可能な間隔が
形成される垂下位置と収納空間の天井部分に沿わされる
退避位置との間で回動されるとともに各回動位置におい
て保持される仕切部材とを具備しているものである。
【0011】前支え部材を収納空間の前面から退避さ
せ、さらに仕切部材を退避位置に移動させて収納空間の
全体を開放し、商品を収納空間の奥側に集積する。仕切
部材を垂下位置に戻し、収納空間の手前側に商品を集積
する。前支え部材を収納空間の前面に戻し、補充作業を
終了する。
【0012】販売待機状態となり、投出機構が駆動され
ると、後列最下位の商品が仕切部材の下側を通じて前列
に押し出され、前列最下位の商品が投出される。後列次
位の商品は仕切部材と収納空間の後面とに挟まれながら
落下し、前列次位の商品は仕切部材と前支え部材とに挟
まれながら落下するので、前後方向の崩れを起こすこと
はない。
【0013】請求項2記載の商品収納投出装置は、請求
項1記載の商品収納投出装置において、商品は複数個の
矩形状の単品商品を重ねてまとめたパック商品であり、
収納空間は単品商品の重ね方向が横を向く姿勢でパック
商品を前後2列に集積収納するものである。
【0014】商品として複数個の矩形状の単品商品を重
ねてまとめたパック体を取り扱い、商品の重ね方向が横
を向く姿勢で収納空間に収納する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0016】図4は自動販売機の内部構成を示す。
【0017】前面が開口される箱型の本体11に、一側を
軸として開閉可能な扉体12を取り付けたものであり、図
4(a) は扉体12を開放した状態の正面図、図4(b) は内
部機構を示す側面図を示している。
【0018】本体11内には、たばこなどの矩形状の商品
を前後2列に集積状態で収納する収納部13とこの商品を
下方から順に前方へ投出する投出機構14とを有する商品
コラム15,16,17が複数列・複数段に配置されている。
商品コラム15は通常商品(単品商品)t、商品コラム16
は通常商品tより若干大きい景品付き商品、商品コラム
17は5個の通常商品tを重ねてパックしたパック商品T
にそれぞれ対応して設けられている。特に、パック商品
用の商品コラム17は最下段に配置されている。
【0019】なお、景品付き商品とは、通常商品tの側
面にライター等の景品を付けたものであり、厚み等は通
常と同じであるが、幅が景品分だけ広い。
【0020】通常商品用の商品コラム15および景品付き
商品用の商品コラム16は、公知のものであり、商品を前
後2列に集積状態で収納可能な形状を有する収納部13の
下方に投出機構14を配置したものである。収納部13の前
面は開放され、前支え部材が開閉可能に取り付けられて
いる。投出機構14についても、後述するパック商品用の
商品コラム17の投出機構14と同様に構成されている。
【0021】本体11の下方位置には、各商品コラム15,
16,17から投出される商品を受け取る搬送ベルト18が張
設されている。この搬送ベルト18は、各商品を載置でき
る幅を有し、前後(搬送ベルト18の幅方向)をガイド板
19によって挟まれている。この搬送ベルト18は駆動モー
タ20によって駆動されるようになっており、載置した商
品を側方(図4(a) では右方向)へ搬送し、末端に形成
される商品取出空間21に送り込むことができる。さら
に、搬送ベルト18の直上には、張設方向に沿って有無検
知センサ22が配置され、搬送ベルト18上に商品が載置さ
れているか否かが検知される。
【0022】また、扉体12の前面には、選択ボタンを有
する見本展示部、操作部(硬貨投入口・紙幣投入口・返
却レバー・表示部等)、商品取出口23、広告部等が形成
される(商品取出口23以外は図示されていないが、公知
事項)。商品取出口23は、扉体12の閉鎖状態において本
体11側の商品取出空間21の前方に位置される(正面から
見て右下)。
【0023】扉体12の裏面には、硬貨処理部、紙幣処理
部等が配置される(図示されていないが、公知事項)。
また、扉体12の裏面は開閉可能な中扉24によって覆われ
ている。中扉24にはシュート25が形成されており、閉鎖
状態において本体11側の各商品コラム15,16から投出さ
れる商品を各受入口26から受け入れ、下方の放出口27か
ら放出する。このシュート25の放出口27は、扉体12の閉
鎖時において本体11側の搬送ベルト18および商品取出空
間21の上方に位置される。
【0024】次に、図1ないし図3にパック商品用の商
品コラム17の構成を示す。
【0025】収納部13は、投出機構14上に立設される左
右の2枚のコラム板31、後方に配設される後面板32、上
方に配設される天井板33を有し、これらに囲まれて前面
に開口する収納空間34が形成されている。コラム板31お
よび後面板32は収納しようとする商品のサイズにあわせ
て調節可能となっている。図1に示す2枚のコラム板31
の間隔は、5個の通常商品tを重ねてパックしたパック
商品Tが通常商品tの重ね方向が横を向く姿勢で収納可
能に、通常商品tの厚みの5倍程度に設定されている。
【0026】収納空間34の前面の天井板33には前支え部
材35が上端の支軸36を支点として軸支されている。この
前支え部材35は、収納空間34の前面に垂下されてパック
商品Tの前面を支える垂下位置と、手前側に約90度引
き上げられて収納空間34の前面を開放する開放位置との
間を回動されるとともに各位置で保持されるように構成
されている。
【0027】垂下位置をとる前支え部材35の下端と収納
空間34の底面との間には、パック商品Tが1個だけ通過
可能な間隔が形成されている。前支え部材35の先端に
は、図示しない先端部材を取り付け可能なネジ孔37が形
成されている。この先端部材は、通常商品tを収納投出
する場合に取り付けられ、先端部材の先端と収納空間34
の底面との間隔を、通常商品tの厚みにあわせて調節す
ることができるようになっている。但し、パック商品T
を収納投出する場合は、大きな間隔が必要となる上、細
かい調整は必要としないので、取り外されている。
【0028】収納空間34の天井板33の前後方向略中央近
傍には、仕切部材38が取り付けられている。この仕切部
材38は、垂下されて収納空間34内を前後に仕切る垂下位
置と、上端を軸として手前側に約90度引き上げられる
とともに天井板33に沿わされて収納空間34の後部を開放
する退避位置との間を回動可能とされる。仕切部材38の
両側上端部には支持片部39が側方に突出形成され、この
各支持片部39が両側のコラム板31に開口される取付孔40
にそれぞれ係合されている。取付孔40には、下方に延び
る下方切欠部41、および前方に延びる前方切欠部42が形
成され、これら下方切欠部41と前方切欠部42との交差部
分に支持片部39の回動を許容する回動空間43が形成され
ている。そして、仕切部材38は、支持片部39が下方切欠
部41に挿入されると垂下位置で保持され、前方に延びる
前方切欠部42に挿入されると退避位置に保持される。垂
下位置をとる仕切部材38の下端と収納空間34の底面との
間には、パック商品Tが1個だけ通過可能な間隔が形成
される。
【0029】また、投出機構14は、ケース45を有し、こ
のケース45の上面が収納空間34の底面として形成されて
おり、ケース45の上面には前後方向の中央近傍に段差46
が形成されて前側が若干高く形成されている。
【0030】投出機構14では、図示しない駆動モータに
よって回動される図示しない投出ベルトの周面に立設さ
れた投出部材47が、ケース45の上面に突出しながら前方
に移動するものである。投出部材47は収納空間34の前後
方向の略全域にわたって移動可能であり、通常商品tの
長手方向長さの約2倍程度のストロークを有し、収納空
間34の後面板32よりやや後方に第1の待機位置が設定さ
れ、中間近傍に第2の待機位置が設定されている。そし
て、投出動作毎に、投出部材47が、第1の待機位置から
第2の待機位置に移動され、さらに前方および下方を回
って第1の待機位置に戻るように移動される。
【0031】また、ケース45の前面には、投出されるパ
ック商品Tをガイドするガイド部材48が取り付けられて
いる。ケース45の上面には、収納空間34の前寄り位置に
有無検知機構(公知技術:検知レバー+マイクロスイッ
チ等)が配置されている。
【0032】なお、投出機構14の構造そのものは、通常
商品用、景品付き商品用およびパック商品用のいずれも
共用である。パック商品用の商品コラム17については、
投出機構14と側壁部分との間に図示しないスペーサが取
り付けられ、投出機構14の前面にガイド部材48が取り付
けられている。いずれの商品コラム15,16,17において
も、通常商品tの長手方向が前後方向に沿う向きで収納
されるので、投出時における移動量は一定となり、投出
機構14の共用が可能となる。また、いずれの商品コラム
15,16,17の前後方向長さ(奥行き)も同じになるの
で、全ての商品コラム15,16,17を箱状の本体11に配置
した場合に、無駄なスペースが生じない。すなわち、本
体11内に、奥行きが異なる商品コラムを、その前面を揃
えて配置すると、奥行きが短い商品コラムの後方に無駄
なスペースが生じることになる。
【0033】次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0034】まず、商品補充作業について説明する。
【0035】扉体12を開き、本体11の前面を開放する。
【0036】通常商品用の商品コラム15および景品付け
商品用の商品コラム16については、前支え部材を開放
し、収納部13内に商品を前後2列に集積する。商品は長
辺が前後方向に沿う向きで集積する。集積後、前支え部
材を収納部13の前方に戻す。
【0037】パック商品用の商品コラム17については、
前支え部材35を開放し、さらに仕切部材38を手前に引き
上げて退避位置に移動させる。収納空間34の後ろ側にパ
ック商品Tを集積し、仕切部材38を垂下位置に戻した
後、収納空間34の前側にパック商品Tを集積する。集積
後、前支え部材35を収納空間34の前方に戻す。パック商
品Tは、個々の通常商品tの集積方向が商品コラム17の
幅方向に沿い、個々の通常商品tの長辺が前後方向に沿
う向きに集積される。
【0038】扉体12を閉じれば、補充作業が完了し、販
売待機状態となる。
【0039】次に、販売動作について説明する。
【0040】貨幣が投入されると、投入金額内の商品の
選択ボタンが有効となる。有効となった選択ボタンのい
ずれかが押下されると、該当する商品コラム15,16,17
の投出機構14の駆動モータが駆動され、投出部材47が第
1の待機位置から第2の待機位置へ、あるいは第2の待
機位置から前方および下方を回って第1の待機位置へ移
動することにより、前列最下位の商品を前方へ押し出
す。
【0041】通常商品あるいは景品付き商品が選択され
た場合、押し出された商品はシュート25の受入口26から
シュート25内に受け入れられ下方に案内される。シュー
ト25の放出口27から排出されると、本体11の前方下部に
張設される搬送ベルト18上に載置される。このとき、前
後両面をガイド板19によってガイドされるので、商品は
確実に搬送ベルト18上に載置される。
【0042】パック商品Tが選択された場合、押し出さ
れたパック商品Tは直接搬送ベルト18上に載置される。
【0043】選択ボタンの押下後、搬送ベルト18が図4
(a) 中の時計回り方向に駆動されており、商品は右側方
に搬送されて商品取出空間21に送り込まれる。但し、商
品取出空間21の真上に位置する商品コラム15,17から投
出された商品は、搬送ベルト18上に載置されずに商品取
出空間21に直接送り込まれる。利用客が、商品取出空間
21内の商品を、商品取出口23を通じて取り出せば、販売
動作が完了する。
【0044】搬送ベルト18上の商品が商品取出空間21に
送り込まれた後や、商品が商品取出空間21に直接送り込
まれた場合等には、搬送ベルト18上の有無検知センサが
何も検知しない状態が所定時間以上継続したことを条件
に搬送ベルト18の駆動が停止される。
【0045】また、搬送ベルト18上の有無検知センサが
遮光された状態が所定時間以上継続すると、詰まり等が
発生したものと判断される。そして、搬送ベルト18を逆
回転させて詰まり等の解除を図った後、再び正回転させ
て商品を商品取出空間21に送り込む。
【0046】逆回転と正回転を所定回数繰り返しても詰
まりが解除されない場合は、販売を停止し、係員による
詰まり解除を待つ。
【0047】次に、パック商品Tの投出動作について説
明する。
【0048】パック商品Tの投出動作を、図1に示され
た状態を初期状態として説明する。収納空間34には前後
2個ずつ(合計4個)のパック商品Tが収納されてお
り、投出部材47は後面板32より後方の第1の待機位置に
ある。各パック商品TをT1 〜T4 とする。
【0049】最初の1回目の投出指示があると、投出機
構14内の駆動モータが駆動され、投出部材47が前方に移
動し、第2の待機位置に達すると停止する。投出部材47
は後列最下位のパック商品T4 を前方へ押動し、このパ
ック商品T4 によって前列最下位のパック商品T2 を前
方へ押動して投出する。
【0050】パック商品T4 が前方に移動することによ
り、このパック商品T4 上に載置されていたパック商品
T3 が落下するが、このとき前後を仕切部材38と後面板
32に挟まれているので、転動することなく投出機構14の
ケース45の上面に載置される。また、パック商品T2 が
前方に移動することにより、パック商品T2 上に載置さ
れていたパック商品T1 も前方に移動しようとするが、
前支え部材35によって規制され、そのままパック商品T
4 上に載置される。
【0051】次の2回目の投出指示があると、投出機構
14内の駆動モータが駆動され、第2の待機位置の投出部
材47が前方へ移動し、最前部から下方にまわり、後方の
第1の待機位置に達すると停止する。投出部材47により
パック商品T4 が前方へ押動され、投出される。パック
商品T4 上に載置されていたパック商品T1 は連れ出し
を前支え部材35によって規制されるとともに、前後を前
支え部材35と仕切部材38とによって挟まれるので、転動
することなく真下に落下し、投出機構14のケース45の上
面に載置される。
【0052】次の3回目の投出指示があると、投出機構
14内の躯動モータが駆動され、第1の待機位置の投出部
材47が前方に移動し、第2の待機位置に達すると停止す
る。投出部材47がパック商品T3 を前方へ押動し、その
前側にあるパック商品T1 が投出される。
【0053】次の4回目の投出指示があると、投出機構
14内の駆動モータが躯動され、第2の待機位置の投出部
材47が前方へ移動し、最前部から下方にまわり、後方の
第1の待機位置に達すると停止する。投出部材47により
パック商品T3 が前方へ押動され、投出される。
【0054】全てのパック商品Tが投出されると、投出
機構14の有無検知センサが『商品無し』を検出し、この
商品コラム17からの商品投出動作を禁止する。なお、同
じ種類のパック商品Tを販売している商品コラム17が他
にある場合はそちらに切り換える。無い場合は、選択ボ
タンに『売り切れ』を表示し無効化する。
【0055】以上のように、前後2列に集積収納したパ
ック商品Tを同一方向に投出する前々投出タイプの商品
収納投出装置において、収納空間34内に垂下されてその
下端と収納空間34の底面との間にパック商品Tが1つず
つ通過可能な間隔が形成される垂下位置と収納空間34の
天井部分に沿わされる退避位置との間で回動されるとと
もに各回動位置において保持される仕切部材38を設けた
ので、大型のパック商品Tを収納しても集積崩れを起こ
すことなく確実に投出でき、しかも、デッドスペースを
生じることなく、パック商品Tを数多く収納することが
でき、売り切れを起こりにくくできる。
【0056】また、複数個の矩形状の通常商品tを重ね
てまとめたパック商品Tを、通常商品tの重ね方向が横
を向く姿勢で収納空間34に前後2列に集積収納すること
により、通常商品tを収納投出する投出機構14を利用し
て、パック商品Tを収納投出できる。
【0057】
【発明の効果】請求項1記載の商品収納投出装置によれ
ば、前後2列に集積収納した商品を同一方向に投出する
前々投出タイプの商品収納投出装置において、収納空間
内に垂下されてその下端と収納空間の底面との間に商品
が1つずつ通過可能な間隔が形成される垂下位置と収納
空間の天井部分に沿わされる退避位置との間で回動され
るとともに各回動位置において保持される仕切部材を設
けたので、例えば大型の商品を収納しても集積崩れを起
こすことなく確実に投出でき、しかも、デッドスペース
を生じることなく、商品を数多く収納することができ、
売り切れを起こりにくくできる。
【0058】請求項2記載の商品収納投出装置によれ
ば、請求項1記載の商品収納投出装置の効果に加えて、
複数個の矩形状の単品商品を重ねてまとめたパック商品
とし、このパック商品を単品商品の重ね方向が横を向く
姿勢で収納空間に前後2列に集積収納することにより、
通常の矩形状の単品商品を収納投出する機構を利用し
て、パック商品を収納投出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す商品収納投出装置
の内部機構を示す側面図である。
【図2】同上商品収納投出装置の正面図である。
【図3】同上商品収納投出装置の仕切部材の支点構造を
示す断面図である。
【図4】同上商品収納投出装置が搭載される自動販売機
の構成を示し、(a) は扉体を開放した状態の正面図、
(b) は内部機構を示す側面図である。
【図5】従来の商品収納投出装置の構成を示し、(a) は
通常商品を投出する場合の内部機構を示す側面図、(b)
はパック商品を投出する場合の内部機構を示す側面図で
ある。
【符号の説明】
14 投出機構 34 収納空間 35 前支え部材 38 仕切部材 T パック商品 t 単品商品としての通常商品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寳 憲祐 兵庫県姫路市御国野町国分寺67番地 グロ ーリー機器株式会社内 (72)発明者 西田 達也 兵庫県姫路市御国野町国分寺67番地 グロ ーリー機器株式会社内 (72)発明者 加藤 淳 兵庫県姫路市御国野町国分寺67番地 グロ ーリー機器株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品を投出方向前後2列に集積収納する
    収納空間と、この収納空間の各列の最下位の商品を同一
    投出方向に投出する投出機構とを有する商品収納投出装
    置において、 前記収納空間の前面に配置され、最下位の商品上に重な
    る商品の前面を支える前支え部材と、 前記収納空間の前後方向略中間位置に上端側を支点とし
    て回動可能に支持され、収納空間内に垂下されてその下
    端と収納空間の底面との間に商品が1つずつ通過可能な
    間隔が形成される垂下位置と収納空間の天井部分に沿わ
    される退避位置との間で回動されるとともに各回動位置
    において保持される仕切部材とを具備していることを特
    徴とする商品収納投出装置。
  2. 【請求項2】 商品は複数個の矩形状の単品商品を重ね
    てまとめたパック商品であり、 収納空間は単品商品の重ね方向が横を向く姿勢でパック
    商品を前後2列に集積収納することを特徴とする請求項
    1記載の商品収納投出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102117517A (zh) * 2010-12-15 2011-07-06 李万红 一种大包装商品自动售货机的搬送机构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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