JPH09161143A - 商品収納投出装置 - Google Patents
商品収納投出装置Info
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Abstract
を退避させた状態であっても、商品収納部10内の商品T
が倒れるのを防止し、商品補充作業などを容易にする。 【解決手段】 商品Tを集積状態で収納する商品収納部
10の前面の略全域に商品収納口24を設ける。商品収納部
10の商品収納口24に、退避可能に支え部材17を配置す
る。商品収納口24の一側から商品収納口24内に突起部27
を突設する。突起部27の突出位置における商品収納口24
の開口幅を、商品収納口24に臨む商品Tの幅方向寸法よ
り小さい寸法とする。商品収納部10内の商品Tの前面を
突起部27で支える。
Description
機などに内蔵され、商品収納部に商品を集積状態に収納
するとともに商品収納部の下方に配置される商品投出部
によって最下位商品から順に投出する商品収納投出装置
に関する。
売機においては、商品収納部およびこの商品収納部の下
方に配置された商品投出部を有する複数の商品収納投出
装置が並設され、各商品収納部(コラム)に商品を集積
収納し、商品投出部によって商品収納部内の最下位商品
から順にスライドさせて投出するようにしている。
され、この商品収納口を通じて商品が補充される。商品
収納部の商品収納口には、商品の倒れを防止する支え部
材が取り付けられており、この支え部材は各商品収納部
毎あるいは複数の商品収納部について一体に商品収納口
から退避可能とされる。
を商品収納部の商品収納口の前方域から退避させ、商品
を商品収納部内に挿入・集積し、その後、支え部材を元
の位置に戻すようにしている。
技術では、収納量が多い商品収納部に商品を補充する場
合、商品を一度に挿入することはできないので、所定量
(タバコの場合は5、6個)ずつ掴んで商品収納部内に
挿入・集積する動作を繰り返す必要がある。このとき、
先に商品収納部内に集積された商品が不安定となって前
方に倒れて商品が散乱したり破損したりすることがあ
る。これを防ぐために商品収納部内の商品を片手で押さ
えながら商品を挿入をする方法が考えられるが、これで
は片手による作業となり作業性が悪い問題がある。
止する部材を設けると、商品を挿入する邪魔になるの
で、好ましくない。
状態であっても、商品収納部内の商品が倒れるのを防止
し、商品補充作業などを容易に行なえる商品収納投出装
置を提供することを目的とする。
投出装置は、側面周囲に位置する壁部材によって商品を
集積状態で収納する収納空間が形成されるとともに、こ
の収納空間の一側面の略全域に商品収納口が形成された
商品収納部と、この商品収納部の下方に配置され、商品
収納部内の最下位商品から順に投出する商品投出部と、
前記商品収納部の商品収納口に退避可能に配置される支
え部材と、前記商品収納口の少なくとも一側から商品収
納口内に突出され、その突出位置における商品収納口の
開口幅を商品収納口に臨む商品の幅方向寸法より小さい
寸法に形成する突起部とを備えることを特徴とする。そ
して、商品補充時には、支え部材を商品収納部の商品収
納口から退避させた状態で、突起部が無い部分を通じて
商品収納部内に商品が挿入される。このとき、商品収納
部に挿入された商品あるいは補充前から商品収納部内に
残っていた商品が商品収納口側に倒れようとしても、商
品が突起部に支持されて倒れない。
項1記載の商品収納投出装置において、複数個の突起部
が上下方向に間隔をあけて設けられることを特徴とす
る。そして、収納量の多い商品収納部で、たくさんの商
品が集積された場合であっても、複数の突起部によって
集積された商品の複数箇所を支持して倒れるのを防ぐ。
面を参照して説明する。
示す。図3は自動販売機の開扉状態の概略平面図、図4
は自動販売機の閉扉状態の概略側面図である。
の本体1の前面に、扉体2が一側の回動軸3を支点とし
て開閉可能に取り付けられている。
Tを前後2列に集積収納する商品収納部4、この商品収
納部4の下方に設けられて最下位商品Tから順に前方へ
投出する商品投出部5を有する商品収納投出装置6が、
複数列・複数段(この例では13列・3段)に配置され
ている。
を有する商品見本展示部7、貨幣投入口や返却レバーを
備える操作部、広告部8が配置される。さらに、商品見
本展示部7と広告部8との間の中段位置に、機内から投
出された商品Tを受け入れて利用者により前方から取出
可能とする商品取出口9が配置されている。
部分には、商品Tを前後1列に集積収納する商品収納部
10、各商品収納部10の下方に設けられ最下位商品から順
に後方(本体側)へ投出する商品投出部11を有する商品
収納投出装置12が複数列・複数段(この例では8列・2
段)に配置されている。
体2の回動軸3に近い一側の回動軸13を支点として開閉
可能な中扉体14が取り付けられる。この中扉体14は、平
板状の基板部15を有し、この基板部15の一面(本体1
側)には上側2段の各商品収納投出装置6,12から投出
された商品Tを受け入れて商品取出口9に案内する商品
シュート16が形成され、他面(扉体2側)には各商品収
納投出装置12の商品収納部10内に集積された商品の倒れ
を防止する複数の支え部材17が形成されている。
体14の商品シュート16の受入口16aが本体1の商品収納
投出装置6の投出位置に対向するとともに商品シュート
16内に臨んで基板部15に形成された後述する通過孔15a
が扉体2の商品収納投出装置12の投出位置に対向し、中
扉体14の各支え部材17が扉体2側の各商品収納投出装置
12に近接して商品収納部10の前面を形成する。また、本
体1に対して扉体2を開放させると、中扉体14は扉体2
に付いたまま回動し、本体1側の商品収納投出装置6の
前面(扉体2に対向する側)が開放される。さらに、中
扉体14を扉体2から回動させると、扉体2側の商品収納
投出装置12の前面(本体1に対向する側)が開放され
る。
揚送機構18が配置されている。この商品揚送機構18は、
商品取出口9より低い位置に投出された商品Tをバケッ
ト19に受け入れ、商品取出口9まで搬送する。バケット
19は本体1側の最下段の商品収納投出装置6の投出位置
より低い位置を待機位置とし、商品取出口9の後方を上
限位置とする範囲が移動可能となっている。
1および図2に示す。図1は商品収納投出装置12の一部
の正面図、図2は商品収納投出装置12の一部の断面図で
ある。
材としての左右の側板部材21および後方(扉体2側)の
後面部材22を有し、これら左右の側板部材21および後面
部材22によって囲まれて商品Tを横長の向きで集積収納
する収納空間23が形成され、この収納空間23の前面(本
体1に対向する側)の全域にわたって商品収納口24が形
成されている。商品収納部10の前方(本体1に対向する
側)下部には列設される商品収納部10に共通な厚み規制
部材25が横設され、この厚み規制部材25と商品投出部11
の上面との間に上下方向に1つの商品Tが通過可能とす
る間隙の商品投出口26が形成されている。
内に向けて突起部27が複数個形成される。各突起部27
は、側板部材21の一部が折り曲げられて形成されるもの
で、その先端と反対側の側板部材21との間隔L1 が商品
Tの幅寸法L2 より短くなる長さを有している。突起部
27の縦の長さは、商品Tの厚み程度になっている(な
お、商品Tの前面を押さえられれば細くても構わない。
一方、大きすぎると補充動作の障害となる。)。さら
に、最下位の突起部27は厚み規制部材25の上辺から商品
Tの5、6個分の間隔C1 をあけた位置に形成される。
この最下位の突起部27から所定の間隔C2 をあけた位置
に次の突起部27が形成される。なお、各突起部27の間隔
(最下位の突起部27と厚み規制部材25との間隔を含む)
は、商品Tを積み上げた時に崩れ易くなる高さより短い
値に設定されているが、必ずしも一定(C1 =C2 …)
である必要はない。しかも、この突起部27は、きわめて
単純な構造であるので、コストの上昇を招くことが無い
上に、故障等を起こす可能性も殆ど無い。
ース28の上面が商品収納部10の底面を構成する。ケース
28内には、前側(本体1側)に一対の投出カム29、後側
(扉体2側)に1個の投出カム30が軸支され、図示しな
いモータの駆動によって連動して回転される。そして、
投出カム29,30の回転によって、まず、後側の投出カム
30の先端部がケース28の上方に進出して最下位商品Tを
商品投出口26へ向けて押し出し、続いて前側の投出カム
29がケース28の上方に進出して後側の投出カム30で押し
出された最下位商品Tを商品投出口26へ向けてさらに押
し出して投出する。
前方域(本体1側)は閉鎖状態の中扉体14によって覆わ
れるようになっている。なお、図2には、開閉途中位置
の中扉体14が示されており、閉鎖時には商品収納部11側
(図中、左側)に移動する。中扉体14の基板部15の扉体
2側には支え部材17が突設されており、この支え部材17
で商品収納部10の前面が構成される。商品投出部11によ
る投出位置に対向する基板部15には通過孔15a が形成さ
れ、投出された商品Tはこの通過孔15a を通じて商品シ
ュート16に受け入れられる。
図示しないが、扉体2側の商品収納部10と同様の構成で
あり、前面に商品収納口が開放され、商品Tを前後方向
に縦長の向きで前後2列に集積収納する形状を有し、最
下位商品Tのみの通過を許容して次位商品Tの連れ出し
を規制する厚み規制部材が取り付けられているととも
に、集積された商品Tの前面を支える定位置とこの定位
置から退避する退避位置との間を移動可能な支え部材が
取り付けられる。また、商品投出部5は、後列最下位商
品Tを前列最下位に押し出して前列最下位商品Tを前方
へ投出するとともに前列最下位商品Tを前方へ押し出し
て投出する前々投出タイプの投出機構が採られている。
商品収納口内に向けて突起部が複数個形成される。各突
起部は、側板部材の一部が折り曲げられて形成されるも
ので、その先端と反対側の側板部材との間隔が商品Tの
幅サイズ(縦長姿勢で集積した状態における幅サイズで
あり、扉体2側の商品収納投出装置12における幅サイズ
L2 とは異なる。)より短くなる長さを有する。各突起
部の間隔(最下位の突起部と厚み規制部材との間隔を含
む)は、扉体2側の商品収納投出装置12の設定と同様で
ある。
放回動すると、扉体2側の商品収納投出装置12の前面
(本体1側)が開放され、扉体2側の商品収納投出装置
12への商品Tの補充作業が可能となる。通常、係員が数
個(4〜6個程度)の商品Tを持って詰めるという動作
を繰り返す方法が採られる。このとき、商品Tは、商品
収納部10の商品収納口24のうち、突起部が無い部分を通
じて商品収納部10の収納空間23に挿入される(図5(a)
に示す状態)。突起部27が商品収納部10の前面の一部分
にしか設けられておらず、大部分が開放されたままなの
で、挿入動作の邪魔にならない。商品収納部10内の商品
Tを把持した状態で降下させる場合は、係員の指が突起
部27の先端部とこの先端部に対向する側板部材21との間
の商品収納口24を通過するようにすればよい(図5(b)
に示す状態)。
されている商品Tは不安定になって後面部材22や側板部
材21に支えられていない前方(本体1側)へ倒れようと
する。ところが、その前面側は突起部27によって所定の
間隔(突起部27の設置間隔)で支えられるので、前方に
崩れることはない。したがって、補充作業を両手を使っ
て容易に行うことができる。
の補充後、中扉体14を閉じれば、その商品収納投出装置
12への商品補充動作が完了する。中扉体14を閉じると、
中扉体14の基板部15に取り付けられた支え部材17が商品
収納部10内の商品Tの前面を支える。このとき、支え部
材17の表面は突起部27の内面と略面一あるいは内方へや
や突出するので、商品収納部10内に集積された商品Tが
突起部27の上端に引っ掛かることはない。また、通過孔
15a が商品収納投出装置12の投出位置に対向し、商品収
納投出装置12から投出される商品Tを商品シュート16に
受け入れ可能となる。
品Tを補充する場合には、扉体2の開放後、支え部材を
退避位置に回動して商品収納部4の前方を開放し、補充
作業を行う。なお、支え部材を開閉する点と商品Tを前
後2列に集積する点以外は、扉体2側の商品収納投出装
置12への補充作業と同様である。
の挿入後、扉体2を閉じると、中扉体14の各商品シュー
ト16の受入口16a が商品収納投出装置6の投出位置に対
向し、投出された商品Tを商品シュート16内に受け入れ
可能となる。
る。
ボタンが押下されると、該当する商品収納投出部6,12
の商品投出部5,11が駆動され、商品収納部4,10の最
下位商品Tが投出される。
が投出される場合には、商品投出部11の投出カム29,30
の回転によって最下位商品Tが前方(本体1側)へ押し
出されるとともに、厚み規制部材25により押し出される
商品Tが1個に規制される。押し出される商品Tは、中
扉体14の基板部15の通過孔15a を通じて商品シュート16
内に受け入れられ、商品シュート16を通して商品取出口
9に送り込まれる。
装置6から商品Tが投出される場合には、商品投出部5
によって前列最下位商品Tが前方へ押し出されるととも
に、厚み規制部材により押し出される商品Tが1個に規
制される。押し出される商品Tは、受入口16a から商品
シュート16内に受け入れられ、商品シュート16を通して
商品取出口9に送り込まれる。
商品Tが投出される場合には、商品投出部5によって前
列最下位商品Tが前方へ押し出されるとともに、厚み規
制部材により押し出される商品Tが1個に規制される。
押し出される商品Tは、待機位置にあるバケット19に商
品シュート16を通じて受け入れられる。商品揚送機構18
の駆動モータが駆動されてバケット19が上限位置に移動
し、バケット19内から商品Tが商品取出口9に排出され
る。その後、バケット19は下方の待機位置に戻され、次
の投出に待機する。
成して側板部材21に取り付けるようにしてもよい。ま
た、商品収納部10の一側の側板部材21の近傍に上下方向
に沿って支持部材を設け、この支持部材に突起部27を設
けるようにしてもよい。
ば、商品収納部の商品収納口から支え部材を退避させた
状態であっても、商品収納部内の商品が商品収納口内に
突出する突起部によって支えられるので商品が倒れるこ
とがなく、補充作業等を容易に行うことができる。
ば、請求項1記載の商品収納投出装置の効果に加えて、
収納量の多い商品収納部で、たくさんの商品が集積され
た場合であっても、複数の突起部によって集積された商
品の複数箇所を支持するので、商品が倒れるのを防ぐこ
とができる。
の一部の正面図である。
面図である。
自動販売機の開扉状態の概略平面図である。
側面図である。
充作業の状態を模式的に示す平面図であり、(a) は商品
挿入過程を示し、(b) は商品挿入状態を示す。
Claims (2)
- 【請求項1】 側面周囲に位置する壁部材によって商品
を集積状態で収納する収納空間が形成されるとともに、
この収納空間の一側面の略全域に商品収納口が形成され
た商品収納部と、 この商品収納部の下方に配置され、商品収納部内の最下
位商品から順に投出する商品投出部と、 前記商品収納部の商品収納口に退避可能に配置される支
え部材と、 前記商品収納口の少なくとも一側から商品収納口内に突
出され、その突出位置における商品収納口の開口幅を商
品収納口に臨む商品の幅方向寸法より小さい寸法に形成
する突起部とを備えることを特徴とする商品収納投出装
置。 - 【請求項2】 複数個の突起部が上下方向に間隔をあけ
て設けられることを特徴とする請求項1記載の商品収納
投出装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP32428995A JP3771612B2 (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | 商品収納投出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32428995A JP3771612B2 (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | 商品収納投出装置 |
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JPH09161143A true JPH09161143A (ja) | 1997-06-20 |
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Family
ID=18164153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32428995A Expired - Fee Related JP3771612B2 (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | 商品収納投出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3771612B2 (ja) |
-
1995
- 1995-12-13 JP JP32428995A patent/JP3771612B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP3771612B2 (ja) | 2006-04-26 |
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